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JPWO2016140275A1 - 移動通信方法、ネットワーク装置及び基地局 - Google Patents

移動通信方法、ネットワーク装置及び基地局

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JPWO2016140275A1
JPWO2016140275A1 JP2017503692A JP2017503692A JPWO2016140275A1 JP WO2016140275 A1 JPWO2016140275 A1 JP WO2016140275A1 JP 2017503692 A JP2017503692 A JP 2017503692A JP 2017503692 A JP2017503692 A JP 2017503692A JP WO2016140275 A1 JPWO2016140275 A1 JP WO2016140275A1
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真人 藤代
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ヘンリー チャン
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空悟 守田
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Abstract

ネットワーク装置は、所定のユーザ端末が在圏しているセル又は基地局に関する情報を基地局から受信する受信部と、前記情報を記憶する記憶部と、前記情報に基づいて、ページングメッセージを送信する対象である基地局を決定する制御部と、を備える。

Description

本発明は、移動通信システムにおいて用いられる移動通信方法、ネットワーク装置及び基地局に関する。
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)において、無線端末の消費電力を削減するための間欠受信技術として、非連続受信(DRX)が規定されている。ユーザ端末は、アイドル状態(例えば、通信中ではない状態)において、上記DRXを使用して、MMEから送信されるページングメッセージ(着信を知らせるメッセージ)を受信する。
ここで、MMEは、各ユーザ端末の位置を、1又は複数の基地局(eNB)が管理するセルを含むトラッキングエリア(TA)単位で管理する。
そのため、MMEは、あるユーザ端末に対するページングメッセージを送信する際に、当該ユーザ端末の位置するトラッキングエリア(TA)内の全ての基地局に対してページングメッセージを送信し、当該ページングメッセージを受信した全ての基地局がページングメッセージを送信する。
ところで、近年、移動通信システムにおいて人が介在することなく無線端末が通信を行うマシンタイプコミュニケーション(MTC)が注目されている。このような背景から、既存のDRXサイクルよりも長い拡張DRX(extended DRX、eDRX)サイクルを新たに導入し、更なる消費電力の削減を図ることが検討されている(例えば、非特許文献1参照)。拡張DRXサイクルを使用するDRXは拡張DRXと称される。
3GPP寄書「RP−141994」
第1の特徴に係る移動通信方法は、ネットワーク装置が、所定のユーザ端末の識別子と、当該所定のユーザ端末が在圏するセル及び/又は当該セルを管理する基地局の識別子とを対応付けて記憶し、前記ネットワーク装置が、前記所定のユーザ端末宛てのページングメッセージを基地局に対して送信する場合、前記所定のユーザ端末の識別子に対応付けられた前記セルの識別子又は前記基地局の識別子に対応する基地局へページングメッセージを送信する。
第2の特徴に係る移動通信方法は、基地局が、自基地局が管理するセルに在圏する所定のユーザ端末の識別子を記憶し、前記基地局が、ネットワーク装置からページングメッセージを受信した場合、当該ページングメッセージに含まれるユーザ端末の識別子が、前記記憶している前記所定のユーザ端末の識別子と一致する場合、前記ページングメッセージを送信する。
第3の特徴に係るネットワーク装置は、所定のユーザ端末の識別子と、当該所定のユ一ザ応付けて記憶し、前記所定のユーザ端末宛てのページングメッセージを基地局に対して送信する場合、前記所定のユーザ端末の識別子に対応付けられた前記セルの識別子又は前記基地局の識別子に対応する基地局へページングメッセージを送信する。
第4の特徴に係る基地局は、ネットワーク装置からページングメッセージを受信した場合、当該ページングメッセージに含まれるユーザ端末の識別子に基づいて、当該ユーザ端末が、自基地局が管理するセルに在圏しないと判断した場合、当該ページングメッセージの送信を拒否する。
第5の特徴に係るネットワーク装置は、所定のユーザ端末が在圏しているセル又は基地局に関する情報を基地局から受信する受信部と、前記情報を記憶する記憶部と、前記情報に基づいて、ページングメッセージを送信する対象である基地局を決定する制御部と、を備える。
本実施形態に係るLTEシステムの構成図である。 本実施形態に係るUEのブロック図である。 本実施形態に係るeNBのブロック図である。 本実施形態に係るMMEのブロック図である。 本実施形態に係るブ。ロトコルスタック図である。 本実施形態に係る無線フレームの構成図である。 本実施形態に係る動作を説明するための図である。 本実施形態の第1実施形態に係る動作を説明するためのシーケンスを示す図である。 本実施形態の第1実施形態の追加動作例1に係る動作シーケンスを示す図である。 本実施形態の第1実施形態の追加動作例2に係る動作シーケンスを示す図である。 本実施形態の第1実施形態の追加動作例3に係る動作シーケンスを示す図である。 本実施形態の第2実施形態に係る動作シーケンスを示す図である。 本実施形態の第2実施形態の追加動作例に係る動作シーケンスを示す図である。
[実施形態の概要]
背景技術における記載から、今後、アイドル状態においては拡張DRXが設定されるようなマシンタイプコミュニケーション(MTC)に対応する端末(例えば、車載通信モジュール等のM2M端末)が増加すると、ページングメッセージの送信及び当該送信に用いられるリソースが増大することが懸念される。
そこで、実施形態は、ページングメッセージの送信及び当該送信に用いられるリソースの増大を低減することを可能にする移動通信方法、ネットワーク装置及び基地局を提供する。
実施形態に係る移動通信方法は、ネットワーク装置が、所定のユーザ端末の識別子と、当該所定のユーザ端末が在圏するセル及び/又は当該セルを管理する基地局の識別子とを対応付けて記憶し、前記ネットワーク装置が、前記所定のユーザ端末宛てのページングメッセージを基地局に対して送信する場合、前記所定のユーザ端末の識別子に対応付けられた前記セルの識別子又は前記基地局の識別子に対応する基地局へページングメッセージを送信する。
実施形態において、前記所定のユーザ端末は、拡張DRXを設定しているユーザ端末である。
実施形態において、前記所定のユーザ端末が、前記基地局から送信されるRRC接続解放メッセージに含まれる拡張DRXの設定情報に基づいて、前記拡張DRXを設定する。
実施形態において、前記所定のユーザ端末が、セル再選択を行った場合に、当該セル再選択によって選択したセル及び/又は当該セルを管理する基地局の識別子を、前記ネットワーク装置へ送信する。
実施形態において、前記基地局が、自基地局が管理するセルに在圏する前記所定のユーザ端末の識別子を、前記ネットワーク装置へ送信する。
実施形態において、前記所定のユーザ端末が、自ユーザ端末の識別子を、前記基地局へ送信する。
実施形態において、前記所定のユーザ端末が、セル再選択を行った場合に、当該セル再選択によって選択したセルを管理する基地局へ、自ユーザ端末の識別子を送信する。
実施形態に係る移動通信方法は、基地局が、自基地局が管理するセルに在圏する所定のユーザ端末の識別子を記憶し、前記基地局が、ネットワーク装置からページングメッセージを受信した場合、当該ページングメッセージに含まれるユーザ端末の識別子が、前記記憶している前記所定のユーザ端末の識別子と一致する場合、前記ページングメッセージを送信する。
実施形態において、前記所定のユーザ端末は、拡張DRXを設定しているユーザ端末である。
実施形態において、前記基地局が、前記ネットワーク装置からページングメッセージを受信した場合、当該ページングメッセージに含まれるユーザ端末の識別子に基づいて、当該ユーザ端末が、自基地局が管理するセルに在圏しないと判断した場合、当該ページングメッセージの送信を拒否する。
実施形態において、前記基地局は、前記ネットワーク装置からページングメッセージを受信した場合、当該ページングメッセージに含まれるユーザ端末の識別子が、前記記憶している前記所定のユーザ端末の識別子と一致しない場合、当該ユーザ端末が、自基地局が管理するセルに在圏しないと判断する。
実施形態において、前記基地局が、隣接基地局から、当該隣接基地局が管理するセルに在圏する所定のユーザ端末の識別子を受信し、前記基地局は、当該隣接基地局から受信した所定のユーザ端末の識別子と、前記ページングメッセージに含まれるユーザ端末の識別子とが互いに一致する場合、当該ユーザ端末が、自基地局が管理するセルに在圏しないと判断する。
実施形態において、ユーザ端末が、セル再選択を行った場合に、当該セル再選択によって選択したセルを管理する前記隣接基地局へ自ユーザ端末の識別子を送信する。
実施形態に係るネットワーク装置は、所定のユーザ端末の識別子と、当該所定のユーザ端末が在圏するセル及び/又は当該セルを管理する基地局の識別子とを対応付けて記憶し、前記所定のユーザ端末宛てのページングメッセージを基地局に対して送信する場合、前記所定のユーザ端末の識別子に対応付けられた前記セルの識別子又は前記基地局の識別子に対応する基地局へページングメッセージを送信する。
実施形態に係る基地局は、ネットワーク装置からページングメッセージを受信した場合、当該ページングメツセ一ジに含まれるユーザ端末が、自基地局が管理するセルに在圏しないと判断した場合、当該ページングメッセージの送信を拒否する。
実施形態において、前記所定のユーザ端末は、停止中のユーザ端末である。
[実施形態]
以下において、本発明をLTEシステムに適用する場合の実施形態を説明する。
(システム構成)
図1は、実施形態に係るLTEシステムの構成図である。図1に示すように、実施形態に係るLTEシステムは、UE(User Equipment)100、E−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)10及びEPC(Evolved Packet Core)20を備える。
UE100は、ユーザ端末に相当する。UE100は、移動型の通信装置であり、接続先のセル(サービングセル)との無線通信を行う。UE100の構成については後述する。
E−UTRAN10は、無線アクセスネットワークに相当する。E−UTRAN10は、eNB200(evolved Node−B)を含む。eNB200は、基地局に相当する。eNB200は、X2インターフェイスを介して相互に接続される。eNB200の構成については後述する。
eNB200は、1又は複数のセルを管理しており、自セルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。eNB200は、無線リソース管理(RRM)機能、ユーザデータのルーティング機能、モピリティ制御・スケジューリングのための測定制御機能などを有する。「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として使用される他に、UE100との無線通信を行う機能を示す用語としても使用される。
EPC20は、コアネットワークに相当する。E−UTRAN10及びEPC20によりLTEシステムのネットワーク(LTEネットワーク)が構成される。EPC20は、MME(MobilityManagement Entity)/S−GW(Serving−Gateway)300と、OAM(Operation and Maintenance)400とを含む。MME(ネットワーク装置)は、UE100に対する各種モビリティ制御などを行う。S−GWは、ユーザデータの転送制御を行う。MME/S−GW300は、S1インターフェイスを介してeNB200と接続される。
OAM400は、オペレータによって管理されるサーバ装置であり、E−UTRAN10の保守及び監視を行う。
図2は、UE100のブロック図である。図2に示すように、UE100は、アンテナ101、無線送受信機110、ユーザインターフェイス120、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機130、バッテリ140、メモリ150、及びプロセッサ160を備える。メモリ150は記憶部に相当し、プロセッサ160は制御部に相当する。UE100は、GNSS受信機130を有していなくてもよい。また、メモリ150をプロセッサ160と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)をプロセッサ160’としてもよい。
アンテナ101及び無線送受信機110は、無線信号の送受信に用いられる。無線送受信機110は、プロセッサ160が出力するベースパンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナ101から送信する。また、無線送受信機110は、アンテナ101が受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換してブロセッサ160に出力する。
ユーザインターフェイス120は、UE100を所持するユーザとのインターフェイスであり、例えば、ディスプレイ、マイク、スピーカ、及び各種ボタンなどを含む。ユーザインターフェイス120はユーザからの操作を受け付けて該操作の内容を示す信号をプロセッサ160に出力する。GNSS受信機130は、UE100の地理的な位置を示す位置情報を得るために、GNSS信号を受信して、受信した信号をプロセッサ160に出力する。バッテリ140は、UE100の各ブロックに供給すべき電力を蓄える。
メモリ150は、プロセッサ160により実行されるプログラム、及びプロセッサ160による処理に使用される情報を記憶する。プロセッサ160は、ベースパンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースパンドプロセッサと、メモリ150に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサ160は、さらに、音声・映像信号の符号化・復号を行うコーデックを含んでもよい。プロセッサ160は、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
また、UE100は、傾斜センサ、加速度センサ及びジャイロセンサ等の自UEが移動中か又は停止中か否かを判定可能な各種センサを備えていてもよい。
図3は、eNB200のブロック図である。図3に示すように、eNB200は、アンテナ201、無線送受信機210、ネットワークインターフェイス220、メモリ230、及びプロセッサ240を備える。なお、メモリ230をプロセッサ240と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)をプロセッサ240’としてもよい。アンテナ201及び無線送受信機210は、無線信号の送受信に用いられる。無線送受信機210は、プロセッサ240が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナ201から送信する。また、無線送受信機210は、アンテナ201が受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換してプロセッサ240に出力する。
ネットワークインターフェイス220はX2インターフェイスを介して隣接eNB200と接続され、Slインターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイス上で行う通信及びSlインターフェイス上で行う通信に用いられる。
メモリ230は、プロセッサ240により実行されるプログラム、及びプロセッサ240による処理に使用される情報を記憶する。プロセッサ240は、ベースパンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースパンドプロセッサと、メモリ230に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPUと、を含む。プロセッサ240は、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
また、メモリ230は、自eNB200が管理するセルに在圏し、なお且つ拡張DRXを設定しているUEの識別子を、UE−IDリストとして記憶してもよい。なお、UE−IDリストには、1又は複数のUEの識別子を含んでもよい。
図4は、MME300のブロック図である。図4に示すように、MME300は、ネットワークインターフェイス320、メモリ330、及びプロセッサ340を備える。なお、メモリ330をプロセッサ340と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)をプロセッサとしてもよい。
ネットワークインターフェイス320は、S1インターフェイスを介してeNB200と接続される。ネットワークインターフェイス320は、S1インターフェイス上で行う通信に用いられる。
メモリ330は、プロセッサ340により実行されるプログラム、及びプロセッサ340による処理に使用される情報を記憶する。プロセッサ340は、ベースパンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ330に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPUと、を含む。プロセッサ340は、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
また、メモリ330は、拡張DRXを設定しているUE100の識別子と、当該UE100が在圏するセルの識別子及び/又は当該セルを管理するeNB200の識別子とを対応付けたUE/セル(eNB)リストを記憶してもよい。
図5は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。図5に示すように、無線インターフェイスプロトコルは、OSI参照モデルの第1層乃至第3層に区分されており、第1層は物理(PHY)層である。第2層は、MAC(Medium Access Control)層、RLC(Radio Link Control)層、及びPDCP(Packet DataConvergence Protocol)層を含む。第3層は、RRC(Radio Resource Contro1)層を含む。
物理層は、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100の物理層とeNB200の物理層との間では、物理チャネルを介してユーザデータ及び制御信号が伝送される。
MAC層は、データの優先制御、及びハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理などを行う。UE100のMAC層とeNB200のMAC層との間では、トランスポートチャネルを介してユーザデータ及び制御信号が伝送される。eNB200のMAC層は、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式)、UE100への割当リソースブロックを決定(スケジューリング)するスケジューラを含む。
RLC層は、MAC層及び物理層の機能を利用してデータを受信側のRLC層に伝送する。UE100のRLC層とeNB200のRLC層との間では、論理チャネルを介してユーザデータ及び制御信号が伝送される。
PDCP層は、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
RRC層は、制御信号を取り扱う制御ブレーンでのみ定義される。UE100のRRC層とeNB200のRRC層との間では、各種設定のための制御信号(RRCメッセージ)が伝送される。RRC層は、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとeNB200のRRCとの間に接続(RRC接続)がある場合、UE100はRRCコネクティッドモード(コネクティッドモード)であり、そうでない場合、UE100はRRCアイドルモード(アイドルモード)である。
RRC層の上位に位置するNAS(Non−Access Stratum)層は、セッション管理及びモビリティ管理などを行う。なお、RRC層、PDCP層、RLC層、MAC層及びPHY層を合わせて、AS(Access Stratum)層という。
図6は、LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。LTEシステムは、下りリンク(DL)にはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、上りリンク(UL)にはSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)がそれぞれ適用される。
図6に示すように、無線フレームは、時間方向に並ぶ10個のサブフレームで構成される。各サブフレ一ムは、時間方向に並ぶ2個のスロットで構成される。各サブフレームの長さは1msであり、各スロットの長さは0.5msである。各サブフレームは、周波数方向に複数個のリソースブロック(RB)を含み、時間方向に複数個のシンボルを含む。各リソースブロックは、周波数方向に複数個のサブキャリアを含む。1つのサブキャリア及び1つのシンボルによりリソースエレメントが構成される。UE100に割り当てられる無線リソースのうち、周波数リソースはリソースブロックにより構成され、時間リソースはサブフレーム(又はスロット)により構成される。
(実施形態に係る動作)
本実施形態に係る動作について、図7を用いて説明する。
図7に示すように、UE100は、eNB200−1が管理するセルに在圏している。
eNB200−1、eNB200−2及びeNB200−3のそれぞれは、セルを管理し、各セルは、同一のトラッキングエリア(TA)に属する。各eNB200は、MME300とS1インターフェイスを介して接続される。
MME300は、UE100の位置登録により、UE100が位置するトラッキングエリアを把握している。例えば、その具体的な方法として、MME300は、UE100と当該UEl00が位置するトラッキングエリアを対応付けて、メモリ330に記憶する。
以下において、eNB200−3は、eNB200−2と同様の動作を実行するため、eNB200−3の説明は、省略する。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る動作について、以下に説明する。MME300は、拡張DRXを設定しているUE100と、当該UE100が在圏するセル及び/又は当該セルを管理するeNB200(200−1)を把握している。その具体的な方法として、例えば、MME300は、拡張DRXを設定しているUE100の識別子と、当該UE100が在圏するセルの識別子及び/又は当該セルを管理するeNB200(200−1)の識別子とを対応付けたUE/セル(eNB)リストをメモリ330に記憶している。なお、当該リストに含まれるUE100の識別子と、当該UE100が在圏するセルの識別子及び/又は当該セルを管理するeNB200の識別子の取得、UE/セル(eNB)リストの作成及び更新(削除等を含む)については、例えば、後述する追加動作例1〜3の少なくともいずれか一つによって実現してもよい。なお、UE100の識別子とは、例えば、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)、TMSI(Temporary Mobile Subscriber Identity)又はUEIDである。なお、UEIDは、UE S1AP ID(eNB UES1 AP ID又はMME UE S1 AP ID)であってもよい。また、セルの識別子とは、例えば、cellIDである。なお、cell IDは、ECGI(E−UTRAN Cell Global ID)又はECI(E−UTRAN Cell Identifier)であってもよい。なお、ECGIは、PLMN ID+ECIであり、ECIは、eNB ID+cell IDである。また、eNB200の識別子とは、例えば、eNBIDである。
次に、第1実施形態に係る動作について、図8を用いて説明する。図8は、第1実施形態に係る動作を説明するためのシーケンス図である。
図8に示すように、まず、MME300は、ステップS10において、ページング手順を開始するか否かを判断する(S10)。ここで、MME300は、ページング手順を開始しない場合(S10 NO)、ページング手順を開始するまで待機する。
次に、MME300は、ページング手順を開始する場合(S10 YES)、当該ページング手順によって送信するページングメッセージが、拡張DRXを設定しているUE100に対するページングメッセージ(UE100宛てのページングメッセージ)であるかどうかを判定する(S20)。具体的には、MME300は、送信するページングメッセージに含まれるUEの識別子が、前述のUE/セル(eNB)リスト内のUE100の識別子と一致するか否かによって、拡張DRXを設定しているUE100に対するページングメッセージか否かを判定する。なお、ページングメッセージとは、例えば、3GPPに規定される、S1インターフェイスを介して、MME300からeNB200を介してUE100へ送信されるページングメッセージである。
次に、MME300は、送信するページングメッセージが、拡張DRXを設定しているUE100に対するページングメッセージであると判定した場合(S20 YES)、セル単位ページングを実行すると判断する(S30)。ここで、セル単位ページングとは、MME300が、UE100の在圏するセルを管理するeNB200−1に対してのみページングメッセージを送信する手順である。言い換えれば、セル単位ページングとは、MME300が、UE100の位置するトラッキングエリア内であって、UE100の在圏するセルを管理するeNB200−1以外のeNB200(200−2及び200−3)にはページングメッセージを送信しない又は送信を禁止することである。
さらに、MME300は、S30においてセル単位ページングを実行すると判断すると、メモリ330に記憶されているUE/セル(eNB)リストから、UE100の識別子に対応付けられているセルの識別子が、eNB200−1の管理するセルであると判定し、若しくはUE100の識別子に対応付けられているeNB200の識別子がeNB200−1の識別子であると判定することで、ページングメッセージを送信する対象をeNB200−1に決定する。
一方で、MME300は、S20において、ページング手順によって送信するページングメッセージが、拡張DRXを設定しているUE100に対するものではないと判定した場合(S20 NO)、通常のページングを実行すると判断する。具体的には、MME300は、送信するページングメッセージに含まれるUEの識別子が、メモリ330に記憶されているUE/セル(eNB)リスト内のUE100の識別子と一致しない場合に、通常のページングを実行すると判断する。ここでいう、通常のページングとは、MME300が、従来通り、UEの位置するトラッキングエリア内の全てのeNB200(200−1〜3)に対してページングメッセージを送信する手順である。
次に、MME300は、S20において、ページングを送信する対象をeNB200−1であると決定した場合には、UE100の在圏するセルを管理するeNB200−1に対してのみページングメッセージを送信し(S40)、UE100の位置するトラッキングエリア内の他のeNB(200−2、200−3)へページングメッセージを送信しない。
次に、S40においてMME300から送信されたページングメッセージを受信したeNB200−1は、ページングメッセージを送信する(S50)。なお、S50におけるeNB200−1によるページングメッセージの送信は、従来からeNB200によるページングメッセージの送信に用いられている手法を採用する。
なお、ここで、eNB200−1は、自eNB200−1の管理するセルに在圏している、拡張DRXを設定しているUE100の識別子を、当該セルの識別子と対応付けてメモリ230に記憶していてもよい。その場合、eNB200−1は、MME300から送信されるページングメッセージにおいて、宛先のセルが特定されていない場合であっても、メモリ230内において、UE100に対応付けられているセルの識別子を特定して、当該セルのみへページングメッセージを送信しでもよい。
この第1実施形態によって、拡張DRXを設定しているUE100の位置するトラッキングエリア内であって、実際にUE100が在圏しないセルを管理するeNB200−2及び200−3は、UE100に対するページングメッセージを送信しなくなることで、リソースの節約及びeNBの処理負荷軽減を実現する。また、MME300も、eNB200−2及び200−3に対してページングメッセージを送信しなくなることで、同様にリソースの節約及びMMEの処理負荷軽減を実現する。
次に、第1実施形態の追加動作例1〜3を説明する。以下の追加動作例1〜3は、前述した通り、第1実施形態における、MME300のメモリに記憶しているUE/セル(eNB)リストの取得及び更新(削除等を含む)を実現する動作である。
(追加動作例1)
第1実施形態の追加動作例1について、図9を用いて説明する。図9は、第1実施形態の追加動作例1に係る動作シーケンスを示す図である。
まず、図7に示すようにUE100がeNB200−1の管理するセルに在圏する場合において、eNB200−1は、UE100とのRRC接続を解放する際に、拡張DRX設定情報を含むRRC接続解放メッセージ(RRC Connection Release)をUE100へ送信する(S110)。UE100は、eNB200−1から送信されたRRC Connection ReleaseをAS層において受信すると、RRCコネクティッド状態からRRCアイドル状態へ遷移する。また、UE100は、RRCアイドル状態に遷移すると共に、受信したRRC Connection Releaseに含まれる拡張DRX設定情報に基づいて、拡張DRXを設定する(S120)。拡張DRX設定情報には、例えば、UE100がページングメッセージを待ち受ける間隔(周期)に関する情報が含まれている。拡張DRXの設定を行ったUE100は、当該間隔(周期)で無線送受信機110を起動し、eNB200−1から送信されるページングメッセージを監視する。
次に、UE100は、S120にて拡張DRXの設定を行ったこと(又は拡張DRX設定情報が含まれるRRC Connection Releaseを受信したこと)を契機に、AS層において、セル単位ページング(Per−cell Paging)を適用する(S130)。
次に、UE100は、AS層において、セル単位ページングを適用した旨(Per−cell Paging applied)をNAS層(上位層)へ通知する(S140)。ここで、UE100は、AS層からNAS層へ通知する際には、Release Causeとしてセル単位ページングを適用する旨を通知してもよい。なお、UE100は、S130におけるセル単位ページングを適用しなくてもよく、その場合、S140におけるセル単位ページングを適用する旨のNAS層への通知に代えて、拡張DRX設定を行った旨若しくはセル単位TAU(Tracking Area Update)を適用すべき旨をNAS層へ通知してもよい。
次に、UE100は、S140におけるAS層からのセル単位ページングを適用する旨の通知(又は拡張DRX設定を行った旨の通知若しくはセル単位TAUを適用すべき旨の通知)を受けて、NAS層において、セル単位TAU手順を適用する(S150)。セル単位TAU手順とは、通常のTAU手順とは異なり、セル再選択等により新たなセルを選択したことを契機に実行するTAU手順であって、再選択した新たなセルの識別子及び/又は当該セルを管理するeNB200の識別子を、TAU(又はTAU Request)に含めてMME300へ送信することを含む。なお、UE100は、セル単位TAUを適用したとしても、通常通りのTA単位のTAUも適用している状態であってもよい。
次に、UE100が、現在のセル(eNB200−1が管理するセル)のエリアから他のセル(eNB200−2が管理するセル)のエリアへ移動した場合、AS層において、セル再選択を実行することによって、新たなセル(eNB200−2が管理するセル)を再選択する(S160)。
次に、UE100は、セル再選択を実行した旨(若しくは新たなセルを選択した旨)の通知をAS層(下位層)からNAS層(上位層)へ通知する(S170)。
次に、UE100は、Sl70においてAS層からの通知を受けると、NAS層において、セル単位TAU手順を実行する(S180)。具体的には、UE100は、NAS層において、セル単位TAUをMME300へ送信する。このセル単位TAUには、新たに選択したセルの識別子及び/又は当該セルを管理するeNB200−2の識別子が含まれる。さらに、このセル単位TAUには、自UE100の識別子が含まれていてもよい。なお、セル単位TAUは、従来のTAU(又はTAU Request)で、あってもよいし、他のメッセージ(例えば、Per Cell TAU又はPer Cell TAU Request)であってもよい。
次に、MME300は、S180においてUE100から送信されたセル単位TAUを受信すると、当該セル単位TAUに含まれるセルの識別子及び/又はeNB200−2の識別子を、UE100の識別子に対応付けて、メモリ330内のUE/セル(eNB)リストに新たに記憶する(S190)。ここで、MME300は、メモリ330内にUE/セル(eNB)リストが記憶されていない場合には、新たにUE/セル(eNB)リストを作成して記憶する。
従って、MME300は、拡張DRXが設定されたUE100が、同一のトラッキングエリア内における異なるセルへ移動(再選択)した場合であっても、UE100がTAU(セル単位TAU)を実行するため、UE100がどのセル(又はeNB200−2)に移動(再選択)したのかを把握できる。これによって、MME300は、UE100の移動後、UE100に対するページングメッセージを送信する際に、UE100が現在在圏するセルを管理するeNB200−2に対してのみページングメッセージを送信することができる。
なお、S110において、eNB200−1が、拡張DRX設定情報を含むRRC Connection ReleaseをUE100へ送信する場合において、MME300へ拡張DRX設定情報を送信してもよい。この拡張DRX設定情報は、既存のS1 UE CONTEXT RELEASE REQUEST若しくはUE CONTEXT RELEASE COMMANDに含めてもよい。また、この拡張DRX設定情報は、拡張DRXにおけるページング期間を含めてもよい。ここで、ページング期間とは、例えば、UE100の無線送受信機110が起動する間隔を意味する。ページング期間は、例えば、1〜3600分の間で設定される。
また、MME300は、拡張DRX設定情報を含む既存のS1 UE CONTEXT RELEASE REQUEST若しくはUE CONTEXT RELEASE COMMANDを受信した場合、以下の動作を実行してもよい。
(1)MME300は、ページング期間をページングメッセージの保持期間に設定する。なお、MME300は、当該保持期間を、UE100毎に、S−GW300に通知してもよい。また、S−GW300は、当該保持期間を過ぎても転送できないUE100の情報(拡張DRX設定情報)をメモリ(バッファ)から削除してもよい。なお、当該ページングメッセージの保持期間を満了したMME300は、ページングメッセージを破棄しでもよい。また、MME300は、ページングメッセージの破棄が発生した場合、UE100毎にS−GW31200へ通知してもよい。S−GW300は、当該通知を受信した場合、当該UEの情報(拡張DRX設定情報)をメモリ(バッファ)から削除してもよい。
(2)Mobile Reachable Timer(定期的にTAUを行わせて通信可否の状況を把握するためのタイマー)を当該ページング期間と同一又は当該ページング期間以上の値に設定する。
(追加動作例2)
次に、第1実施形態に係る追加動作例2について、図10を用いて説明する。図10は、第1実施形態の追加動作例2に係る動作シーケンスを示す図である。
まず、図7に示すようにUE100がeNB200−1の管理するセル内に位置する場合において、eNB200−1は、RRCコネクティッド状態のUE100とのRRC接続を解放するためにRRC接続解放メッセージ(RRC Connection Release)をUE100へ送信する前に、UE100の識別子を要求するメッセージ(例えば、UE−ID Inquiry)をUE100へ送信する(S210)。
次に、eNB200 1からUE100の識別子を要求するメッセージを受信したUE100は、自UE100の識別子をeNB200−1へ送信する(S220)。なお、UE100は、自UE100の識別子をeNB200−1へ送信すると共に、自UE100が在圏するセルの識別子をeNB200へ送信しでもよい。
ここで、eNB200−1は、UE100から受信したUE100の識別子を、拡張DRXを設定している(拡張DRXを設定する予定の)UEとして、メモリ230内のUE−IDリストへ追加して記憶する(S230)。なお、eNB200は、UE100から、UE100の識別子と併せてセルの識別子を受信した場合には、UE100の識別子と対応付けてセルの識別子を、UE−IDリストに追加して記憶してもよい。また、eNB200−1は、メモリ230にまだUE−IDリストが記憶(作成)されていない場合には、新たにUE−IDリストを作成して、当該UE−IDリストへ、UE100から受信したUE100の識別子を登録して記憶してもよい。また、eNB200−1は、UE100から受信したUE100の識別子とUE100に割り当てていたC−RNTIとを対応付けてメモリ230に記憶してもよい。
次に、eNB200−1は、新たにUE100の識別子(及びUE100が在圏するセルの識別子)を追加したリストをMME300へ送信する(S240)。このとき、eNB200−1は、リストを送信することに加えて、自eNB200−1の識別子をMME300へ送信してもよい。また、eNB200−1は、リストを送信する代わりに、UE100から受信したUE100の識別子のみを送信してもよい。
次に、eNB200−1は、UE100とのRRC接続を解放すると共にUE100に拡張DRXを設定するために、拡張DRXの設定情報が含まれるRRC Connection Releaseを、UE100へ送信する(S250)。これによって、UE100は、eNB200−1とのRRC接続を解放する(RRCコネクティッド状態からRRCアイドル状態へ遷移する)と共に、受信した拡張DRX設定情報に基づいて拡張DRXを設定する(S250)。そして、UE100は、拡張DRX設定に基づいて、eNB200−1から定期的に送信されるページングメッセージを間欠的に監視する。
一方で、S240において、eNB200−1から送信されたリストを受信したMME300は、当該リストに基づいて、メモリ330内のリストを更新する。具体的には、eNB200から送信されたリストに含まれるUE100の識別子を、eNB200−1の識別子及び/又はUE100が在圏するセルと対応付けて、メモリ330に記憶されているリストに追加して記憶する(S260)。又は、MME300は、メモリ330に、拡張DRXを設定しているUEの識別子と、当該UEが在圏するセル及び/又は当該セルを管理するeNB200とを対応付けたリストを記憶していない場合、eNB200から送信されたリストに含まれるUEの識別子をeNB200−1の識別子と対応付けたリストを新たに作成して記憶しでもよい。その場合、MME300は、メモリ330内に上記リストを新たに作成したことを契機として、セル単位ページングが可能な状態に遷移しでもよい。
この状態となったことを契機として、第1実施形態におけるS20において、MME300は、拡張DRXを設定しているUE100に対するページングメッセージであるかどうかを判定することを開始してもよい。
追加動作例2によって、MME300は、拡張DRXを設定しているUE100の識別子と、当該UE100が在圏するセル及び/又は当該セルを管理するeNB200とを、よりUE100が拡張DRX設定をするタイミングで把握することができる。
なお、本追加動作例2におけるS240とS250は、実行する順番が逆でもよい。
(追加動作例3)
次に、第1実施形態に係る追加動作例3について、図11を用いて説明する。図11は、第1実施形態の追加動作例3に係る動作シーケンスを示す図である。追加動作例3は、例えば、先の追加動作例2を実施した後に、UE100が、eNB200−1の管理するセルのエリアからeNB200−2の管理するセルのエリアへ移動した場合の動作である。
まず、ステップS310において、UE100は、RRCアイドル状態において、拡張DRXを設定しており、eNB200−1から送信されるページングメッセージを間欠的に監視している状態である(S310)。
次に、UE100が、現在のセル(eNB200−1が管理するセル)のエリアから他のセル(eNB200−2が管理するセル)のエリアへ移動した場合、セル再選択を実行することによって新たなセル(eNB200−2が管理するセル)を再選択する(S320)。
これによって、UE100は、RRCアイドル状態において、eNB200−2が管理するセルから送信されるページングメッセージを間欠的に監視する状態(eNB200−2が管理するセルに待ち受ける状態)となる(S330)。ここで、UE100は、eNB200−2が管理するセルに待ち受けたことを契機に、eNB200−1が管理するセルから受信した拡張DRX設定情報に基づく拡張DRX設定を無効とする又は当該拡張DRX設定情報を破棄することとしてもよい。
次に、UE100は、eNB200−2との間で、RRC接続手順を実行する(RRC Connection Requestの送信等を行う)ことによって、eNB200−2とRRC接続を行う(RRCアイドル状態からRRCコネクティッド状態へ遷移する)。
次に、UE100は、RRC接続を行ったeNB200−2へ、自UE100の識別子(例えば、UE−ID)を、Cell Updateメッセージに含めて送信する(S340)。なお、UE100は、Cell Updateメッセージを送信する代わりに、その他のメッセージ(例えば、eNB Updateメッセージ)に、自UE100の識別子(例えば、UE−ID)を含めて送信してもよい。なお、UE100は、eNB200−2に待ち受けたことを契機とする代わりに、Cell Updateメッセージを送信する(又はeNB200−2とのRRC接続を行った)ことを契機に、eNB200−1が管理するセルから受信した拡張DRX設定情報に基づく拡張DRX設定を無効又は当該拡張DRX設定情報を破棄してもよい。
次に、eNB200−2は、UE100から受信したUE100の識別子を、MME300へCell Updateメッセージに含めて送信する(S350)。
Cell Updateメッセージを受信したMME300は、メモリ330に記憶されているリストを更新する。具体的には、MME300は、Cell Updateメッセージに含まれているUE100の識別子をリスト内から削除する。加えて、MME300は、UE100の識別子に対応付けて、リスト内に記憶されている、当該UE100が在圏するセルの識別子及び/又は当該セルを管理するeNB200の識別子も削除してもよい。
これによって、MME300は、より正確に、拡張DRX設定が設定されているUEを把握することができ、適切にセル単位ページングを実現することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る動作について、以下に説明する。
第2実施形態では、第1実施形態と同様に、MME300は、UE100の位置登録により、UE100が位置するトラッキングエリアを把握している。例えば、その具体的な方法として、MME300は、UE100と当該UE100が位置するトラッキングエリアを対応付けて、メモリ330に記憶する。
一方で、第2実施形態では、第1実施形態と異なり、MME300は、拡張DRXが設定されているUE100がどのセル(又はeNB200)に在圏しているかを把握していない。その代わりに、各eNB200(200−1〜200−3)が、自eNB200が管理するセルに在圏し、なお且つ拡張DRXを設定しているUE100を把握している。具体的には、各eNB200は、自eNB200が管理するセルに在圏し、拡張DRXが設定されているUE100の識別子(例えば、UE−ID)を、後述の方法等によって取得したものを、UE−IDリストとしてメモリ230に記憶している。これによって、MME300が従来通りのトラッキングエリア単位でのページング手順を実行し、ページングメッセージを受信した各eNB200が、メモリ230に記憶したUE100の識別子に応じて、セル単位でのページングを実現することができる。その詳細については、図12を用いて、以下に説明する。図12は、実施形態に係る動作シーケンスを示す図である。
図12におけるS410〜S440は図10におけるS210〜S230及びS250にそれぞれ相当する。
次に、MME300は、ステップS450において、ページング手順を開始すると判断する。この時のページング手順開始の契機は、従来から用いられているページング手順開始の契機としているイベント発生を用いてもよい。
次に、MME300は、従来通り、UE100に対するページングメッセージ(UE100宛てのページングメッセージ)を、UE100が位置するトラッキングエリア内の全てのeNB200(200−1〜200−3)へ送信する(S460)。
次に、MME300からUE100に対するページングメッセージを受信したeNB200−1は、UE100がeNB200−1の管理するセルに在圏すると判断し(S470−1)、ページングメッセージを送信する。具体的には、eNB200−1は、メモリ230に記憶されているUEIDリストに含まれるUEの識別子と、ページングメッセージに含まれるUE100の識別子とが一致すると判定することにより、UE100がeNB200−1の管理するセルに在圏していると判断する。
一方で、eNB200−1と同様に、MME300からUE100に対するページングメッセージを受信したeNB200−2は、自eNB200−2が管理するセルにUE100が在圏しないと判断し(S470−2)、ページングメッセージを送信しない又はページングメッセージの送信を禁止(拒否)する(S480−2)。具体的には、eNB200−2は、UE100の識別子をUE100から受信していない等により、自メモリ内のUE−IDリスト(自eNB200が管理するセルに在圏し、なお且つ拡張DRXが設定されているUEの識別子を含むリスト)内にUE100の識別子が含まれないため、当該UE−IDリスト内のUEの識別子と、ページングメッセージに含まれるUE100の識別子とが一致しないと判定することにより、自eNB200−2が管理するセルにUE100が在圏しないと判断する。また、eNB200−3も、eNB200−2と同様に、自eNB200−3が管理するセルにUE100が在圏しないと判定し(S470−3)、MME300から受信したページングメッセージを送信しない又はページングメッセージの送信を禁止(拒否)する(S480−3)。
また、eNB200−1は、S420においてUE100から受信したUE100の識別子を、同一のトラッキングエリアに位置する(属する)他のeNB200(200−2及び200−3)へ送信してもよい。これによって、eNB200−2及び200−3は、拡張DRXの設定をしているUE100が、eNB200−1が管理するセルに在圏していることを認識できるため、自eNB200−2及び200−3が管理するセルに在圏しないことを把握できる。
従って、eNB200−2(200−3)は、S470−2(S470−3)において、自eNB200−2(200−3)がメモリに記憶しているUE−IDリストを用いることに代えて、eNB200−1から受信したUE100の識別子と、ページングメッセージに含まれるUE100の識別子とが一致すると判定することによって、UE100が、自eNB200−2(200−3)が管理するセルに在圏しないと判断してもよい。
また、eNB200−2(200−3)は、eNB200−1から受信したUE100の識別子と一致するUEの識別子が、自己のメモリに記憶しているUE−IDリスト内に含まれている場合、当該UE−IDリスト内から、UE100の識別子を削除してもよい。
これによって、eNB200−2(200−3)は、自eNB200−2(200−3)が管理するセルに在圏するUEをより正確に把握することができる。
(追加動作例)
第2実施形態の追加動作例について、図13を用いて説明する。図13は、第2実施形態の追加動作例に係る動作シーケンスを示す図である。
図13におけるS510〜540は、図11における第1実施形態の追加動作例3におけるS310〜340に相当する。
eNB200−2は、S540においてUE100からCell Updateメッセージを受信すると、Cell UpdateメッセージをeNB200−1へ送信する(S550)。S540及びS550におけるCell Updateメッセージには、eNB200−2に新たに在圏したUE100の識別子が含まれている。なお、S540におけるCell Updateメッセージと、S550におけるCel1 Updateメッセージは同一であっても一部異なっていてもよい。
次に、eNB200−1は、eNB200−2から受信したCell Updateメッセージに含まれるUE100の識別子を、自eNB200−1のメモリ230に記憶されているUE−IDリストから削除することによって、UEIDリストを更新する(S560)。これによって、eNB200は、UEがセル再選択した場合であっても、自eNB200が管理するセルに在圏し、なお且つ拡張DRXを設定しているUEを正確に把握することができ、ページングメッセージの送信の可否をより適切に判断することができる。
また、eNB200−1は、eNB200−2から受信したCell Updateメッセージに含まれるUE100の識別子をUEIDリストの更新に用いることなく別途記憶してもよい。これによって、eNB200−1は、当該別途記憶したUE100の識別子を、ページングメッセージに含まれるUEの識別子に一致するか否かを判定することにより、当該ページングメッセージの送信の可否を判定することに用いてもよい。
なお、UE100は、UE Assistance Informationに、自UE100が移動中又は停止中である旨を含めて、自UEが在圏するセル(及び/又は当該セルを管理するeNB200)へ通知してもよい。ここで、UE100は、自UE100が移動中又は停止中であるか否かを、自UE100が内蔵する各種センサによって判定してもよい。
ここで、eNB200は、UE100が移動中又は停止中である旨を含むUE Assistance InformationをUE100から受信した場合、移動中又は停止中であるか否かに応じて、当該UE100へ送信するRRC Connection Releaseに拡張DRX設定情報を含ませるか否かを判定する。例えば、eNB200は、UE100が停止中である旨を含むUE Assistance Informationを受信した場合には、当該UE100が固定UEであると判断し、当該UE100へ送信するRRC Connection Releaseに拡張DRX設定情報を含ませると判定してもよい。これによって、eNB200は、UE100の移動状態に応じたUEのDRX設定を実現することができる。
また、eNB200は、UE100から送信された、UE100が移動中又は停止中である旨を含むUE Assistance Informationに応じて、セル単位ページングを実施(設定)するか否かを判定してもよい。ここでの「セル単位ページングを実施(設定)する」とは、上述したように、eNB200がMME300から受信したページングメッセージを送信するか否かを判定することと同義であってもよい。
具体的には、eNB200は、自eNB200が管理するセルに在圏するUE100が移動中であると判定した場合には、セル単位ページングを実施(設定)せず、UE100が停止中であると判定した場合には、セル単位ページングPを実施(設定)するとしてもよい。つまり、eNB200は、自eNB200が管理するセルに在圏するUE100の移動状態に応じて、セル単位ページングの実施(設定)の可否を判断する。これによって、例えば、eNB200は、自eNB200が管理するセルに停止中のUEが在圏しないと判定した場合、セル単位ページングを実施(設定)せずに、通常のページングを実施することで、そもそも、UE−IDリストによるページングメッセージの送信の可否を判定する手間を省くことができる。なお、「通常のページングの実施」とは、MME300から送信されたページングメッセージを、eNB200が従来通り送信することである。
また、eNB200は、UE100から送信されたUE Assistance Informationに含まれるUE100の移動状態に関する情報をMME300へ送信してもよい。MME300は、当該情報に応じてセル単位ページングを実施するか否かを判定してもよい。具体的には、MME300は、UE100に対するページングメッセージの送信について、セル単位ページング又は通常のページングを実行するかを、UE100の移動状態(移動中又は停止中)に応じて判定してもよい。例えば、MME300は、UE100から送信されたUE Assistance InformationにUE100が停止中である旨の情報が含まれている場合には、セル単位ページングを実施せず、通常のページングを実施すると判定してもよい。なお、ここでいうセル単位ページングとは、第1実施形態におけるセル単位ページングである。
(第2実施形態の変更例)
上述の第2実施形態では、MME300は、トラッキングエリア単位で、各eNB200に対して、従来と同様のページングメッセージを送信していた。一方で、第2実施形態の変更例では、MME300は、拡張DRXを設定しているUE100に対するページングを各eNB200に対して要求する(拡張DRXを設定しているUE100に対するページングメッセージを送信する)場合には、「MTC PAGING MESSAGE」という、従来のページングメッセージとは異なるMTC UE専用のページングメッセージを送信しでもよい。なお、「MTC UE」とは、例えば、固定UE(停止中と判定されたUE)及び/又は拡張DRXが設定されたUEである。なお、「MTC PAGING MESSAGE」を受信したeNB200は、メモリ230内のUE−IDリストに、「MTC PAGING MESSAGE」に含まれるUEの識別子が含まれているか否かを判定する。そして、eNB200は、UE−IDリストに、「MTC PAGING MESSAGE」に含まれるUEの識別子が含まれていると判定した場合には、「MTC PAGING MESSAGE」を送信してもよい。また、eNB200は、当該UEの識別子にCell IDが対応付けられている場合には、当該Cell IDに対応するセルに「MTC PAGING MESSAGE」を、若しくはページングメッセージを送信させてもよい。
[その他の実施形態]
上述した実施形態では、拡張DRXが設定されたUE100を例に挙げて説明したが、これに限られない。通常のDRX設定が適用されたUE100へのページングメッセージである場合も、各eNB200及びMME300は、同様の動作を実行してもよい。
上述した変更例において、eNB200−1は、ページングメッセージをUE100が受信したことを検知した場合、MME300に対して解放メッセージを通知しでもよい。解放メッセージを受信したMME300は、実施形態と同様に、解放メッセージを他のeNB200に通知できる。
上述した実施形態では、セルラ通信システムの一例としてLTEシステムを説明したが、LTEシステムに限定されるものではなく、LTEシステム以外のシステムに本発明を適用しでもよい。
[相互参照]
米国仮出願第62/127410号(2015年3月3日)の全内容が参照により本願明細書に組み込まれている。
本発明は、通信分野において有用である。

Claims (17)

  1. 所定のユーザ端末が在圏しているセル又は基地局に関する情報を基地局から受信する受信部と、
    前記情報を記憶する記憶部と、
    前記情報に基づいて、ページングメッセージを送信する対象である基地局を決定する制御部と、を備えることを特徴とするネットワーク装置。
  2. ネットワーク装置が、所定のユーザ端末の識別子と、当該所定のユーザ端末が在圏するセルの識別子及び/又は当該セルを管理する基地局の識別子とを対応付けて記憶し、
    前記ネットワーク装置が、前記所定のユーザ端末宛てのページングメッセージを基地局に対して送信する場合、前記所定のユーザ端末の識別子に対応付けられた前記セルの識別子又は前記基地局の識別子に対応する基地局へページングメッセージを送信する移動通信方法。
  3. 前記所定のユーザ端末は、拡張DRXを設定しているユーザ端末である請求項2に記載の移動通信方法。
  4. 前記所定のユーザ端末が、前記基地局から送信されるRRC接続解放メッセージに含まれる拡張DRXの設定情報に基づいて、前記拡張DRXを設定する請求項3に記載の移動通信方法。
  5. 前記所定のユーザ端末が、セル再選択を行った場合に、当該セル再選択によって選択したセル及び/又は当該セルを管理する基地局の識別子を、前記ネットワーク装置へ送信する請求項2から4のいずれか一項に記載の移動通信方法。
  6. 前記基地局が、自基地局が管理するセルに在圏する前記所定のユーザ端末の識別子を、前記ネットワーク装置へ送信する請求項2から4のいずれか一項に記載の移動通信方法。
  7. 前記所定のユーザ端末が、自ユーザ端末の識別子を、前記基地局へ送信する請求項6に記載の移動通信方法。
  8. 前記所定のユーザ端末が、セル再選択を行った場合に、当該セル再選択によって選択したセルを管理する基地局へ、自ユーザ端末の識別子を送信する請求項7に記載の移動通信方法。
  9. 基地局が、自基地局が管理するセルに在圏する所定のユーザ端末の識別子を記憶し、
    前記基地局が、ネットワーク装置からページングメッセージを受信した場合、当該ページングメッセージに含まれるユーザ端末の識別子が、前記記憶している前記所定のユーザ端末の識別子と一致する場合、前記ページングメッセージを送信する移動通信方法。
  10. 前記所定のユーザ端末は、拡張DRXを設定しているユーザ端末である請求項9に記載の移動通信方法。
  11. 前記基地局が、前記ネットワーク装置からページングメッセージを受信した場合、当該ページングメッセージに含まれるユーザ端末の識別子に基づいて、当該ユーザ端末が、自基地局が管理するセルに在圏しないと判断した場合、当該ページングメッセージの送信を拒否する請求項9又は10に記載の移動通信方法。
  12. 前記基地局は、前記ネットワーク装置からページングメッセージを受信した場合、当該ページングメッセージに含まれるユーザ端末の識別子が、前記記憶している前記所定のユーザ端末の識別子と一致しない場合、当該ユーザ端末が、自基地局が管理するセルに在圏しないと判断する請求項11に記載の移動通信方法。
  13. 前記基地局が、隣接基地局から、当該隣接基地局が管理するセルに在圏する所定のユーザ端末の識別子を受信し、
    前記基地局は、当該隣接基地局から受信した所定のユーザ端末の識別子と、前記ページングメッセージに含まれるユーザ端末の識別子とが互いに一致する場合、当該ユーザ端末が、自基地局が管理するセルに在圏しないと判断する請求項11に記載の移動通信方法。
  14. ユーザ端末が、セル再選択を行った場合に、当該セル再選択によって選択したセルを管理する前記隣接基地局へ自ユーザ端末の識別子を送信する請求項13に記載の移動通信方法。
  15. 所定のユ一ザ端末の識別子と、当該所定のユーザ端末が在圏するセル及び/又は当該セルを管理する基地局の識別子とを対応付けて記憶し、
    前記所定のユーザ端末宛てのページングメッセージを基地局に対して送信する場合、前記所定のユーザ端末の識別子に対応付けられた前記セルの識別子又は前記基地局の識別子に対応する基地局へページングメッセージを送信するネットワーク装置。
  16. ネットワーク装置からページングメッセージを受信した場合、当該ページングメツセ一ジに含まれるユ一ザ端末の識別子に基づいて、当該ユーザ端末が、自基地局が管理するセルに在圏しないと判断した場合、当該ページングメツセ一ジの送信を拒否する基地局。
  17. 前記所定のユーザ端末は、停止中のユーザ端末である請求項2に記載の移動通信方法。
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