JPWO2011161850A1 - 乗客コンベアの制御装置 - Google Patents
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Abstract
乗客コンベア(1)で急停止を行うときに、安全スイッチ(14)の作動内容や乗客コンベア(1)の運転状態に応じて、乗客コンベア(1)に大きな加加速度を発生させず、かつ停止距離を大幅に延長しないようにして、踏板(8)上の乗客の転倒を抑制するため、乗客コンベア(1)のモータ(3)速度を可変に速度変換装置(13)と、安全スイッチ(14)の作動内容や乗客コンベア(1)の運転状態に応じた減速パターンを持つ蓄積部(16)と、選択した減速パターンに従い乗客コンベア(1)の速度を制御する制御部(12)とを備えた乗客コンベアの制御装置とする。
Description
この発明は、乗客コンベアの制御装置に関するものである。
先行技術の速度切換え式乗客コンベアでは、乗客コンベアの運転速度を多段階に変更できる構成において、運転速度を切り替えるときの減速度を停止時の減速度よりも小さく設定してスムーズな速度変動を行うことにより、乗客への不快感や乗客の転倒を招かずに速度変動を行うことができ、また急停止を行うときは、はじめの減速度を小さく設定して、一定時間後に大きな減速度に切り替えることにより、乗客に作用する衝撃を緩和している。
先行技術の速度切換え式乗客コンベアでは、急停止を行うときに減速度を多段階に変化させているため、減速度が変化したときに大きな加加速度が変化し、踏板上の乗客に不快感や衝撃を発生させる。また、初めの減速度で姿勢(重心位置)が変動した乗客に対して、次の大きな減速度で更に大きな力が乗客に作用するため、乗客の姿勢(重心位置)がより大きく変動し、転倒による二次災害を招く可能性が高い。さらに、減速開始時の減速度を小さくして踏板上の乗客の転倒を回避することは、乗客コンベアの停止距離が大幅に増加するため、急停止の要因である、例えば可動部と固定部に挟まれた乗客の受傷リスクが大きくなる問題がある。
本発明では、上記のような問題を解決するために、大きな加加速度を発生させず、かつ停止距離を大幅に延長しない減速パターンを設定することを目的としている。
本発明の乗客コンベアの制御装置においては、乗客コンベアを停止させる複数の減速パターンを有した蓄積部と、乗客コンベアの異常を検出する安全スイッチの作動状態、非常停止スイッチの作動状態、乗客コンベアの運転状態に応じて、前記蓄積部に記憶された減速パターンから所望の減速パターンを選択し、選択された減速パターンに従い、乗客コンベアの速度を制御する制御部と、前記制御部の速度指令値に応じて乗客コンベアのモータ回転速度を可変にする速度変換装置と、を備えて、乗客コンベアの速度を制御する
構成とするものである。
構成とするものである。
この発明によれば、急停止における踏板上の乗客が転倒する二次災害を抑制することができ、かつ停止距離を大幅に延長することがない。
1 乗客コンベア、2 筐体、3 モータ、4 減速機、5 伝動チェーン、6 スプロケット、7 ステップチェーン、8 踏板、9 速度検出器、10 駆動機、11 手摺、12 制御部、13 速度変換装置、14 安全スイッチ、15 非常停止スイッチ、16 蓄積部、17 ブレーキ、18 ブレーキ制御装置、19 バッテリ、20、21 制御装置。
実施の形態1.
図1、図2は実施の形態1による乗客コンベアの全体図、及び制御装置の構成図である。図において、乗客コンベア1の踏板8は、踏板チェーン7により連結されており、その踏板チェーン7は乗客コンベア1の筐体2の上部に設置されたモータ3と減速機4からなる駆動機10の動力が伝動チェーン5を介してスプロケット6に伝達することにより駆動される。駆動機10には速度検出器9が取り付けられており、踏板8の駆動速度を検出することができる。
図1、図2は実施の形態1による乗客コンベアの全体図、及び制御装置の構成図である。図において、乗客コンベア1の踏板8は、踏板チェーン7により連結されており、その踏板チェーン7は乗客コンベア1の筐体2の上部に設置されたモータ3と減速機4からなる駆動機10の動力が伝動チェーン5を介してスプロケット6に伝達することにより駆動される。駆動機10には速度検出器9が取り付けられており、踏板8の駆動速度を検出することができる。
また、乗客コンベア1には、例えば可動部と固定部の隙間に乗客が挟まれたことを検出できる安全スイッチ14や非常停止スイッチ15が設けられている。
駆動機10のモータ3は、制御部12で設定された指令値を速度変換装置13に入力することにより、任意の速度で駆動することが可能である。そして、制御部12は、安全スイッチ14や非常停止スイッチ15が作動したことを検出することができる。なお、速度変換装置には、一般的にインバータを用いるが、これとは別の速度変換機構を用いても良い。
一定速度v0で駆動している乗客コンベア1において、安全スイッチ14や非常停止スイッチ15が作動した場合、S字減速パターンに従い、制御部12で速度指令値を生成し、モータ3の速度を制御して乗客コンベア1を停止させる。このS字減速パターンは、図3に示すように、乗客コンベア1の速度v0、S字減速時間t、入口時間t1、出口時間t2、減速度aのパラメータにより決定され、これらのパラメータには式(1)と式(2)の関係が成り立ち、作動した安全スイッチ14の種類や非常停止15、乗客コンベア1の運転状態に応じて、S字減速時間t、入口時間t1、出口時間t2、減速度aの組み合わせを蓄積部16から選択できるように設定されている。
v0={t−(t1+t2)/2}/a ・・・式(1)
t≧t1+t2 ・・・式(2)
なお、上記の乗客コンベアの運転状態とは、乗客コンベアの運転速度、あるいはその変動のことをいい、例えば図3のv0がその一例である。
v0={t−(t1+t2)/2}/a ・・・式(1)
t≧t1+t2 ・・・式(2)
なお、上記の乗客コンベアの運転状態とは、乗客コンベアの運転速度、あるいはその変動のことをいい、例えば図3のv0がその一例である。
ここで、入口時間t1を出来るだけ短く、かつ出口時間t2を出来るだけ長く設定することにより、踏板上の乗客が姿勢を崩して転倒する主要因と考えられる力積(乗客コンベア1が停止した際に乗客へ作用する加速度から計算される力とその力が作用している時間の積分)を減速度が一定で停止させる従来の減速パターンよりも小さくすることができ、安全スイッチ14や非常停止スイッチ15の作動による急停止で踏板上の乗客が転倒する二次災害を抑制することができる。また、減速度aを小さくすることにより、踏板上の他の乗客が姿勢を崩して転倒する要因となる力積を小さくできることは言うまでもない。
このような構成によれば、安全スイッチ14や非常停止スイッチ15が作動して乗客コンベア1が急停止する場合、大幅に停止距離を延長せずに、かつ踏板上の乗客が姿勢を崩して転倒する二次災害を抑制することが可能となる。
ここで、乗客コンベアの停止距離Lは、図3に示す乗客コンベアの停止が開始された時間t1から停止が完了したt2までの積分(網掛け部分)で求められ、パターンAにおける停止距離をLA、パターンBにおける停止距離をLB、パターンCにおける停止距離をLCとすると、式(3)の関係が成り立つ。
LA<LB<LC ・・・式(3)
LA<LB<LC ・・・式(3)
例えば、乗客が乗客コンベア1の可動部と固定部の隙間に挟まり安全スイッチが作動し、所望の停止距離Lが式(4)に示す関係にあるとき、
LA<L<LB<LC ・・・式(4)
この場合、制御部12は蓄積部16から減速パターンAを選択して乗客コンベア1を停止させる。
LA<L<LB<LC ・・・式(4)
この場合、制御部12は蓄積部16から減速パターンAを選択して乗客コンベア1を停止させる。
逆に、過負荷によるモータ発熱による安全スイッチ作動し、所望の停止距離Lが式(5)に示す関係にあるとき、
LA<LB<LC<L ・・・式(5)
この場合、制御部12は蓄積部16から減速パターンCを選択して乗客コンベア1を停止させる。
LA<LB<LC<L ・・・式(5)
この場合、制御部12は蓄積部16から減速パターンCを選択して乗客コンベア1を停止させる。
このように作動した安全スイッチ14の種類や非常停止スイッチ15の作動状態、あるいは乗客コンベア1の運転状態に応じて、制御部12が蓄積部16から所望の減速パターンを選択して乗客コンベア1を停止させることが可能となる。
また、モータ3の速度制御は駆動機10に取り付けられた速度検出器9を制御部12にフィードバックすることにより行われているが、減速機4に取り付けられた踏板の速度検出器(図示せず)により検出された踏板の速度を制御部12に入力して、踏板の速度制御を行っても良い。
実施の形態2.
図1、図5は実施の形態2による乗客コンベアの全体図、及び制御装置の構成図である。図において、駆動機10のモータ3は、制御部12で設定された指令値を速度変換装置13に入力することにより、任意の速度で駆動することが可能である。そして、制御部12は、安全スイッチ14や非常停止スイッチ15が作動したことを検出することができる。なお、速度変換装置13には、一般的にインバータを用いるが速度変換機構を用いても良い。
図1、図5は実施の形態2による乗客コンベアの全体図、及び制御装置の構成図である。図において、駆動機10のモータ3は、制御部12で設定された指令値を速度変換装置13に入力することにより、任意の速度で駆動することが可能である。そして、制御部12は、安全スイッチ14や非常停止スイッチ15が作動したことを検出することができる。なお、速度変換装置13には、一般的にインバータを用いるが速度変換機構を用いても良い。
一定速度v0で駆動している乗客コンベア1において、安全スイッチ14や非常停止スイッチ15が作動した場合、S字減速パターンに従い、制御部12で速度指令値を生成し、その速度指令値に応じたブレーキ作動力をブレーキ制御装置18によりブレーキ17に作用させる。このS字減速パターンは、図3に示すように、乗客コンベア1の速度v0、S字減速時間t、入口時間t1、出口時間t2、減速度aのパラメータにより決定され、これらのパラメータには、前記の式(1)と式(2)の関係が成り立ち、作動した安全スイッチ14の種類や非常停止15、乗客コンベア1の運転状態に応じて、S字減速時間t、入口時間t1、出口時間t2、減速度aの組み合わせを蓄積部16から選択できるように設定されている。
なお、制御部12で生成した速度指令値に追従させる方法として、ブレーキ制御装置のみによるブレーキ作動力のみで制御する場合は、乗客コンベアの制御装置の構成としてインバータ13は必ずしも必要ではない。さらに、制御部12で生成した速度指令値に追従させる方法として、速度変換装置13を使用して踏板8の速度を制御するが、所望の減速パターンよりも減速度が小さくなるような場合、速度変換装置13だけでなく、ブレーキ制御装置18を併用して実施してもかまわない。
また、制御部12には、バッテリ19が取り付けされており、乗客コンベア1の電源系統が遮断されるような安全スイッチ14が作動した場合でも、バッテリ19の電力を用いて、所望の減速パターンで乗客コンベア1を停止させることができる。
ここで、入口時間t1を出来るだけ短く、かつ出口時間t2を出来るだけ長く設定することにより、踏板上の乗客が姿勢を崩して転倒する主要因と考えられる力積(乗客コンベア1が停止した際に乗客へ作用する加速度から計算される力とその力が作用している時間の積分)を減速度が一定で停止させる従来の減速パターンよりも小さくすることができ、安全スイッチ14や非常停止スイッチ15の作動による急停止で踏板上の乗客が転倒する二次災害を抑制することができる。また、減速度aを小さくすることにより、踏板上の他の乗客が姿勢を崩して転倒する要因となる力積を小さくできることは言うまでもない。
このような構成によれば、安全スイッチ14や非常停止スイッチ15が作動して乗客コンベア1が急停止する場合、大幅に停止距離を延長せずに、かつ踏板上の乗客が姿勢を崩して転倒する二次災害を抑制することが可能となる。また、作動した安全スイッチ14の種類や非常停止15、乗客コンベア1の運転状態に応じて、例えば乗客コンベア1の可動部と固定部の隙間に挟まるような乗客の受傷リスクが停止距離に応じて増大する場合は、図4に示す複数の減速パターンの中から停止時間が短いパターンAを選択し、過負荷によるモータ発熱のような乗客の受傷リスクが停止距離に応じて増大しない場合は、パターンCを選択することにより、踏板上の乗客が姿勢を崩して転倒する二次災害をより抑制することが可能となる。
また、モータ3の速度制御、あるいはブレーキ制御装置18の制御は駆動機10に取り付けられた速度検出器9を制御部12にフィードバックすることにより行われているが、減速機4に取り付けられた踏板の速度検出器(図示せず)により検出された踏板の速度を制御部12に入力して、ブレーキ制御装置18による踏板の速度制御を行っても良い。
実施の形態3.
図6は実施の形態3による制御装置の構成図である。駆動機10のモータ3は、制御部12で設定された指令値を速度変換装置13に入力することにより、任意の速度で駆動することが可能である。そして、制御部12は、安全スイッチ14、あるいは非常停止スイッチ15が作動したこと、あるいは速度検出器9から乗客コンベアの運転状態を検出することができる。なお、速度変換装置13には、一般的にインバータを用いるが速度変換機構を用いても良い。
図6は実施の形態3による制御装置の構成図である。駆動機10のモータ3は、制御部12で設定された指令値を速度変換装置13に入力することにより、任意の速度で駆動することが可能である。そして、制御部12は、安全スイッチ14、あるいは非常停止スイッチ15が作動したこと、あるいは速度検出器9から乗客コンベアの運転状態を検出することができる。なお、速度変換装置13には、一般的にインバータを用いるが速度変換機構を用いても良い。
一定速度v0で駆動している乗客コンベア1において、安全スイッチ14、または非常停止スイッチ15が作動した場合、S字減速パターンに従い、制御部12で速度指令値を生成し、モータ3の速度を制御して乗客コンベア1を停止させる。このS字減速パターンは、図3に示すように、乗客コンベア1の速度v0、S字減速時間t、入口時間t1、出口時間t2、減速度aのパラメータにより決定され、これらのパラメータには、前記の式(1)と式(2)の関係が成り立ち、作動した安全スイッチ14の種類、または非常停止スイッチ15、または乗客コンベア1の運転状態、または安全スイッチ14の作動状態と非常停止スイッチ15の作動状態と乗客コンベア1の運転状態の組み合わせに応じて、S字減速時間t、入口時間t1、出口時間t2、減速度aの組み合わせを蓄積部16から選択できるように設定されている。
なお、制御部12で生成した速度指令値に追従させる方法として、一般的に速度変換装置13としてインバータを用いる方法だけでなく、ブレーキ制御装置18によるブレーキ作動力の制御で実施する方法、あるいは速度変換装置13を使用して踏板の速度を制御するが、所望の減速パターンよりも減速度が小さくなるような場合、速度変換装置13だけでなく、ブレーキ制御装置18を併用して実施してもかまわない。
また、制御部12には、バッテリ19が取り付けされており、乗客コンベア1の電源系統が遮断されるように安全スイッチ14が作動した場合でも、バッテリ19の電力を用いて、所望の減速パターンで乗客コンベア1を停止させることができる。
ここで、入口時間t1を出来るだけ短く、かつ出口時間t2を出来るだけ長く設定することにより、踏板上の乗客が姿勢を崩して転倒する主要因と考えられる力積(乗客コンベア1が停止した際に乗客へ作用する加速度から計算される力とその力が作用している時間の積分)を減速度が一定で停止させる従来の減速パターンよりも小さくすることができ、安全スイッチ14または非常停止スイッチ15の作動による急停止で踏板上の乗客が転倒する二次災害を抑制することができる。また、減速度aを小さくすることにより、踏板上の他の乗客が姿勢を崩して転倒する要因となる力積を小さくできることは言うまでもない。
このような構成によれば、安全スイッチ14または非常停止スイッチ15が作動して乗客コンベア1が急停止する場合、大幅に停止距離を延長せずに、かつ踏板上の乗客が姿勢を崩して転倒する二次災害を抑制することが可能となる。また、作動した安全スイッチ14の種類や非常停止スイッチ15、乗客コンベア1の運転状態に応じて、例えば乗客コンベア1の可動部と固定部の隙間に挟まるような乗客の受傷リスクが停止距離に応じて増大する場合は、図4に示す複数の減速パターンの中から停止時間が短いパターンAを選択し、過負荷によるモータ発熱のような乗客の受傷リスクが停止距離に応じて増大しない場合は、パターンCを選択することにより、踏板上の乗客が姿勢を崩して転倒する二次災害をさらに抑制することが可能となる。
また、モータ3の速度制御、あるいはブレーキ制御装置18の制御は駆動機10に取り付けられた速度検出器9を制御部12にフィードバックすることにより行われているが、減速機4に取り付けられた踏板の速度検出器(図示せず)により検出された踏板の速度を制御部12に入力して、踏板の速度制御を行っても良い。
Claims (5)
- 乗客コンベアの制御装置において、
乗客コンベアを停止させる複数の減速パターンを有した蓄積部と、
乗客コンベアの異常を検出する安全スイッチの作動状態、または非常停止スイッチの作動状態、または乗客コンベアの運転状態に応じて、前記蓄積部に記憶された減速パターンから所望の減速パターンを選択し、選択された減速パターンに従い、乗客コンベアの速度を制御する制御部と、
前記制御部の速度指令値に応じて乗客コンベアのモータの回転速度を可変にする速度変換装置と、
を備えて、乗客コンベアの速度を制御することを特徴とする乗客コンベアの制御装置。 - 上記速度変換装置は、上記乗客コンベアのモータの回転速度を可変にするインバータを含むものであることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの制御装置。
- 上記乗客コンベアのモータの回転速度を制動するブレーキを制御するブレーキ制御装置を有することを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの制御装置。
- 上記減速パターンをS字減速パターンとしたことを特徴する請求項1に記載の乗客コンベアの制御装置。
- 上記S字減速パターンの入口時間よりも出口時間を長くしたことを特徴とする請求項4に記載の乗客コンベアの制御装置。
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- 2011-03-07 JP JP2012521263A patent/JPWO2011161850A1/ja active Pending
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