[go: up one dir, main page]

JPWO2011067845A1 - 電子機器 - Google Patents

電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2011067845A1
JPWO2011067845A1 JP2011544152A JP2011544152A JPWO2011067845A1 JP WO2011067845 A1 JPWO2011067845 A1 JP WO2011067845A1 JP 2011544152 A JP2011544152 A JP 2011544152A JP 2011544152 A JP2011544152 A JP 2011544152A JP WO2011067845 A1 JPWO2011067845 A1 JP WO2011067845A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
housing
display screen
hdd
touch pad
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011544152A
Other languages
English (en)
Inventor
裕介 水野
裕介 水野
直樹 宮腰
直樹 宮腰
真也 松下
真也 松下
山岸 大介
大介 山岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JPWO2011067845A1 publication Critical patent/JPWO2011067845A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/1613Constructional details or arrangements for portable computers
    • G06F1/1633Constructional details or arrangements of portable computers not specific to the type of enclosures covered by groups G06F1/1615 - G06F1/1626
    • G06F1/1684Constructional details or arrangements related to integrated I/O peripherals not covered by groups G06F1/1635 - G06F1/1675
    • G06F1/169Constructional details or arrangements related to integrated I/O peripherals not covered by groups G06F1/1635 - G06F1/1675 the I/O peripheral being an integrated pointing device, e.g. trackball in the palm rest area, mini-joystick integrated between keyboard keys, touch pads or touch stripes
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0484Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range
    • G06F3/0485Scrolling or panning

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

画像を表示する表示画面を有する電子機器に関し、表示画面上に表示された画像をスクロールするための操作性の良い操作子を提供することを目的とし、表面に、円形であって該円形の中央側ほど大きく窪んだ曲面で形成された窪み部を有する筐体と、該筐体内部の窪み部の裏側に配置され、その窪み部を円形軌跡を描いてなぞる操作を検出する第1センサと、画像を表示する表示画面と、第1センサによる検出結果に基づいて表示画面上の画像をスクロールする制御部とを有する。

Description

本件は電子機器に関する。
従来より、デスクトップ型パーソナルコンピュータでは、表示画面上のカーソルを移動させるために一般的にマウスと呼ばれるポインティングデバイスが使用される。マウスによっては、表示画面上の画像をスクロールさせる機能も合わせ持っている。ノート型パーソナルコンピュータ(以下、「ノートPC」と略記する)でもマウスを取り付けて使用することが可能であるが、ノートPCの場合、マウスに代わる、タッチパッド等のポインティングデバイスが装備されていることが多い。ユーザが一見して、あるいは指で触れただけでタッチパッドの領域を認識できるように、このタッチパッドの領域をその周囲よりも一段窪ませることが行なわれている。このタッチパッドは、主には表示画面上のカーソルの移動を担うものであるが、そのタッチパッドの右縁を上下になぞることでスクロールの機能を実現しているものもある。しかし、タッチパッドにカーソルの移動だけでなくスクロールも担わせると、カーソルの移動に用いる領域を狭め、又、スクロール用に設定された領域に指が動くと不用意にスクロールしてしまう。また、スクロールのための指の操作範囲がタッチパッドの縦方向の寸法により制限を受け、大きくスクロールさせるには一回ごとに指を離しながら何度もなぞる必要があるなど、使い勝手が悪い。
また、スクロールに関しては、円形タッチパッド等の回転入力デバイス上で指を円形軌跡を描くように動かす動作を検出してスクロールを行なうことが提案されている。
特開平11−3162号公報 特開2000−47821号公報 特表2005−507112号公報
本件開示の電子機器の課題は、操作性の良いスクロール用の操作子を提案することにある。
本件開示の電子機器は、筐体と、第1センサと、表示画面と、制御部とを有する。
筐体は、その表面に、円形であってその円形の中央側ほど大きく窪んだ曲面で形成された窪み部を有する。
第1センサは、筐体内部の、窪み部の裏側に配置され、窪み部を円形軌跡を描いてなぞる操作を検出するセンサである。
表示画面は、画像を表示する。
制御部は、上記第1センサによる検出結果に基づいて表示画面上の画像をスクロールする。
本件開示の電子機器によれば、筐体表面に、円形であって、その円形の中央側ほど大きく窪んだ曲面で形成された窪み部を形成し、その窪み部を円形軌跡を描くようになぞらせることによりスクロールする構成としたことにより、周囲と同一面を成す平面の場合よりも、あるいは、周囲より一段下がった平面の場合よりも、操作性が向上する。
本件の電子機器の一例としてのノートPCの、開状態の斜視図である。 図1に示すノートPCの左側面を示す、開状態の斜視図である。 図1に示すノートPCの右側面を示す、開状態の斜視図である。 図1〜図3に開状態を示すノートPCの、閉状態の斜視図である。 図1〜図4に示すノートPCが閉状態にあるときの、本体ユニットの底面を示した斜視図である。 本体ユニット底面の分解斜視図である。 HDDが収容される収容部を塞ぐ蓋の内面を示した図である。 HDDを、本体ユニットの底面側を向く面を上にして示した斜視図である。 HDDの、本体ユニットの上面側を向く面を上にして示した斜視図である。 本体ユニットの収容部に収容された、コネクタ結合前の状態のHDDを示した図である。 HDDの最終の収納状態を示した図である。 HDDを収容する収容部を塞ぐ蓋と、さらに、メモリ基板収容部を塞ぐ蓋との双方を取り外した状態を示した図である。 HDDを収容する収容部を塞ぐ蓋と、さらに、メモリ基板収容部を塞ぐ蓋との双方を取り外した状態を示した図である。 図13に示す状態からさらにメモリ基板を抜き取った状態を示した図である。 本体ユニット筐体内に広がる基板を示した図である。 本体ユニット底面図である。 図16に示す矢印A−Aに沿う本体ユニットの断面図である。 図1等に示すノートPC10の本体ユニット上面の一部を示した拡大斜視図である。 本体ユニットの筐体を構成する上カバーの内面を示した斜視図である。 その上カバーの一部分の拡大斜視図である。 センサ基板のセンサ面を示した図である。
以下、ノートPCの一例を挙げて本件の実施形態を説明する。
図1は、本件の電子機器の一例としてのノートPCの、開状態の斜視図である。また図2,図3は、図1に示すノートPCの、それぞれ左側面および右側面を示す、開状態の斜視図である。さらに、図4は、図1〜図3に開状態を示すノートPCの、閉状態の斜視図である。
このノートPC10は、本体ユニット20と表示ユニット50とを有する。表示ユニット50は、本体ユニット20にヒンジ接続され、図1〜図3に示す開状態と図4に示す閉状態との間で開閉する。
このノートPC10の本体ユニット20の筐体21は、上面カバー211と底面カバー212とを有する。この本体ユニット20の上面には、電源ボタン22、複数のインジケータランプ23、キーボード24、タッチパッド25、左右2つの押ボタン26、複数のインジケータランプ27が配置されている。このタッチパッド25を指でなぞると、後述する表示ユニット50の表示画面上のカーソルが、タッチパッド25上の指の動きに応じた方向に移動する。左右2つの押ボタン26は、汎用的なポインティングデバイスであるマウスの左右の押ボタンに相当するものである。
また、この本体ユニット20の筐体21の上面カバー211の上面12には、タッチパッド25の右隣りに窪み部28が形成されている。この窪み部28は、上面側からの平面視において円形であってその円形の中央側ほど大きく底面側に窪んだ曲面、例えば典型的には球の一部を成す曲面で形成されている。この窪み部28に指を置いてその外形に沿って円形軌跡を描くように指でなぞると、表示画面上に表示されている画像が、そのなぞる方向に応じて、上又は下にスクロールする。
また、ノートPC10の本体ユニット20の前端面には、メモリカード挿入用のカードスロット29や、不図示のスピーカ放音口や、不図示のマイクロホン/ヘッドホンの差込ジャックが配置されている。
また、このノートPC10の本体ユニット20左側面には、図2に示すように、底面カバー212に、セキュリティロック穴31および吸気口32が形成され、さらに、底面カバー212に設けられた各開口内に、2つのUSBコネクタ33、ミニUSBコネクタ34が配置されている。
また、このノートPC10の本体ユニット20の右側面には、図3に示すように、USBコネクタ35、底面カバー212に設けられた排気口36、LANコネクタ37、CRT用コネクタ38、およびDC電源ジャック39が配置されている。
また、表示ユニット50は、筐体51を構成する枠状の前カバー511から、LCD(液晶表示装置)52の表示画面521があらわれている。そのLCD52の背面は、筐体51を構成する後カバー512(図4参照)で覆われている。なお、LCDは表示モジュールの一例であって、他種別のPDP(プラズマディスプレイユニット)などでもよく、その種別は問われるものではない。
また、本体ユニット20に設けられる、各種インジケータランプ、各種コネクタおよび開口の個数、種類、形状およびその設置位置は本実施形態に限られるものではなく、電子機器に対する仕様要求に応じて適宜変更される。
(HDD固定構造)
図5は、図1〜図4に示すノートPCが閉状態にあるときの、本体ユニットの底面を示した斜視図である。また図6は、本体ユニット底面の分解斜視図である。
図6に示すように、本体ユニット20内には、HDD60が収容される収容部41が設けられており、その本体ユニット20の筐体21を構成する底面カバー212には、その収容部41を底面側に開放する開口214が設けられている。図5には、本体ユニット20の底面に、その開口214を塞ぐ蓋213があらわれており、図6では、その蓋213とHDD60が分解された状態が示されている。
HDD60には、左右の両側面のうちの一方の側面に沿って延びる取付金具61が固定されている。HDD60は、この取付金具61を介して筐体21内に固定される。詳細は後述する。
また、本体ユニット20の底面カバー212には、メモリ基板収容部の開口が形成されており、図5,図6にはその開口を塞ぐ蓋215も示されている。
図7は、HDDが収容される収容部を塞ぐ蓋の内面を示した図である。
この蓋体213は、底面カバー212(図5,図6参照)とともに本体ユニット20の底面を形成する板状の本体213aと、その本体213aの内面に固定された金属板213bとを有する。この金属板213bは、本体ユニット20の内部の回路のシールドの一翼を担っている。また、この金属板213bの一部は、基板213aの内面から離れる方向に折り曲げられ、HDD60を押圧する弾性片213cが形成されている。
図8は、HDDを、本体ユニット20の底面側を向く面を上にして示した斜視図である。また図9は、HDDの、本体ユニット20の上面側を向く面を上にして示した斜視図である。
HDD60の、本体ユニット20の上面側を向く面(図9に示す面)には、このHDD60用の制御基板62が広がっている。その制御基板62には、丸穴621が設けられており、その丸穴621からモータの底面601が覗いている。このモータは、このHDD60に内蔵されている円盤状の記憶媒体であるハードディスク(HD)を回転させるモータである。このように、このHDD60は、機械的な可動部を有し、機械的な動作を伴って情報をアクセスする記憶装置である。
また、このHDD60には、図9に示すように、その前端に、このHDD60と外部との間でデータを送受信したり外部から電力の供給を受けるためのコネクタ63が設けられている。
また、図8に示すように、このHDD60には、その両側面のうちの一方の側面である第1側面のその長さ方向に沿って前後に延びる取付金具61が、そのHDD60の第1側面にネジ止めされている。この取付金具61には、HDD60の前端側の一箇所に、本体ユニット20の収容部41(図6参照)に収納された状態のHDD60を本体ユニット20にネジ止め固定するための固定穴611が1つ設けられている。HDD60は、この一箇所だけで本体ユニット20内にネジ止めされる。
図10は、本体ユニットの収容部に収容された、コネクタ結合前の状態のHDDを示した図である。また図11は、HDDの最終の収納状態を示した図である。
HDD60は、収容部41内に図10に示すように収容され、その後、HDD60の前端のコネクタ63がメイン基板上のコネクタ71と組み合うように前方(メイン基板上のコネクタ71の方向)にスライドされる。すると、双方のコネクタ63,71が組み合い、さらに取付金具61の固定穴611が、本体ユニット20の筐体21に固定された部材に設けられたボス72の中央に形成されたネジ穴721と重なる。その状態でそれらの固定穴611とネジ穴721を使って、取付金具61が、図11に示すようにネジ止め固定される。
図12,図13は、HDDを収容する収容部を塞ぐ蓋と、さらに、メモリ基板収容部を塞ぐ蓋との双方を取り外した状態を示した図である。ただし、図12はHDDが収容された状態、図13は、さらにHDDを取り外した状態を示している。
これらの図12,図13に示すように、メモリ基板収容部42の開口216を塞ぐ蓋215(図6,図10,図11参照)を取り外すと、メモリ基板73が収容されたメモリ基板収容部42があらわれる。このメモリ基板73にはメモリチップが搭載されており、必要に応じて記憶容量の異なるメモリチップが搭載されたメモリ基板に差し替えることができる。
また、図13に示すように、HDDを収容する収容部41には、HDDの図9に示す側の面を受けるゴム板411が配置されており、HDDへの振動の伝達を緩和している。
図14は、図13に示す状態からさらにメモリ基板を抜き取った状態を示した図である。さらに、図15は、本体ユニットの筐体内に広がる基板を示した図である。この図15は、図14に示す状態の本体ユニット筐体を裏返しにして元々の上面を上にし、本体ユニット筐体の上面カバーおよびキーボードを取り外してその奥にある基板を示したものである。
図13に示すメモリ基板73は、メイン基板70と重なるように配置されており、メモリ基板70を取り去ると、その裏にメイン基板の一部が見える。このメイン基板70は、図15に示すように、本体ユニット筐体内に広く広がっている。このメイン基板70は、CPU等、演算処理や表示画面521(図1参照)への画像表示の制御を行なう回路要素が搭載されている。このメイン基板70には、HDDを収容する収容部41に突き出すように配置されたコネクタ71が搭載されている。このコネクタ71は、図10等に示すようにHDD60のコネクタ63と組み合うコネクタである。
またメイン基板70には、2つのスイッチ79が搭載されている。これらの各スイッチ79は、図1等に示す2つの押ボタン26それぞれの押下操作を受けてオンとなるスイッチである。各スイッチ79により、各押ボタン26の押下操作が検出される。
図16は、本体ユニット底面図、図17は、図16に示す矢印A−Aに沿う本体ユニットの断面図である。
本体ユニット20に設けられた収容部41内にHDD60が収容され、その第1側面に沿う取付金具61が本体ユニット20内でネジ止めされる(図10,図11参照)。
また、底面カバー212に設けられた、その収容部41の開口214を着脱自在に塞ぐ蓋213の内面には、金属板213b(図7参照)が固定されており、その金属板213bの一部が内側に折り曲げられて弾性片213cが形成されている。HDD60は、その弾性片213cにより、そのHDD60の、開口214側を向けた面の、取付金具61を介してネジ止めされた第1側面から離れた側の第2側面の近傍が押圧される。これにより、HDD60の第2側面側は、収容部41に置かれたゴム板411と弾性片213cとに挟まれた状態となる。
このように、本実施形態では、HDD60の第1側面と第2側面とのうちの第1側面のみ取付金具61を介して固定されている。第2側面側は、取付金具は用いずに、蓋213の内面に本来的に設けられるシールドのための金属板213bを折り曲げて弾性片213cとし、その弾性片213cで押圧することによりHDD60を収容部41内に安定的に保持させている。取付金具61は第1側面側のみであるため、その分、収容部41を小さくでき、また、組立工数も削減でき、さらにノートPC10の全体の軽量化にも寄与する。
本実施形態において、取付金具51は、HDD60の第1側面の側面に沿って延びる構造であるが、第1側面の前端部および後端部にそれぞれ取り付けられHDD60の第1側面を固定する2つの部品構成としてもよい。この場合、各部品は、個別に本体ユニット20に固定される構成とすればよい。
本実施形態におけるゴム板411は、図14のように小片ではなく、HDD60の第2側面のその長さ方向に沿って前後に延びる第2側面と略一致する長さであってもよい。また、ゴム板411は、収容部41の全面を覆うシートに替えてもよい。
また、本実施形態は、固定対象となる電子部品としてHDDを例示したが、SSD(Solid State Drive)等の他種別の電子部品を対象にしてもよい。
(スクロールパッド構造)
図18は、図1等に示すノートPC10の本体ユニット上面の一部を示した拡大斜視図である。
図1等を参照しながら前述した通り、本体ユニット20の上面手前側には、タッチパッド25、左右2つの押ボタン26が設けられている。また、この本体ユニット20の筐体21を構成する上カバー211の上面には、タッチパッド25の右隣りに、上面側からの平面視において円形であって、その円形の中央側ほど大きく底面側に窪んだ、球の一部分の形状からなる窪み部28が形成されている。
この窪み部28は、表示画面521(図1参照)に表示された画像のスクロール用の操作子として使用される。
図19は、本体ユニットの筐体を構成する上カバーの内面を示した斜視図である。
また、図20は、その上カバーの一部分の拡大斜視図である。
上カバー212の内面には、キーボード24の支持と内部回路のシールドとを兼ねた金属板217が広がっている。また、この上カバー212の内面にはセンサ基板80が固定されている。このセンサ基板80は、タッチパッド25と窪み部28(図18参照)が設けられた領域に跨る広さを有し、タッチパッド25と窪み部28との双方の裏面に広がっている。
また、ここには、図18に示す左右2つの押ボタン26の内面もあらわれている。これら各押ボタン26の裏面には、突起261が設けられている。各押ボタン26が押下操作されると、それらの各突起261により、メイン基板70に搭載された各スイッチ79(図15参照)が押され、各押ボタン26が押下操作されたことが検出される。
図21は、センサ基板のセンサ面を示した図である。
このセンサ面は、センサ基板80の、図19,図20に示す面に対する裏面である。このセンサ面には多数の静電センサが配列されている。第1の領域801は、二次元的に配列された矩形の複数の静電センサを有する。また、第2の領域802は、円形に配列された複数の静電センサを有する。
このセンサ基板80は、図21のセンサ面を上(上カバー内面)に向けて、タッチパッド25の裏面に領域801、窪み部28の裏面に領域802が位置するように、上カバー211の内面に固定される。タッチパッド25あるいは窪み部28に指を接触又は接近させると、センサ基板80では、その接触又は接近による静電容量の変化が検出される。
センサ基板80では、領域801の静電センサにより、タッチパッド25を指で任意の方向になぞったときの、そのなぞった方向が検出される。さらに、このセンサ基板80では、領域802の静電センサにより、窪み部28を指で円形軌跡を描いてなぞったときの、そのなぞった方向を検出する。
センサ基板80は、フラットケーブル81(図19,20参照)を介してメイン基板70(図15参照)と接続される。センサ基板80での検出結果は、そのフラットケーブル80を経由してメイン基板70に伝達される。メイン基板70は、表示ユニット50の表示画面521への画像やカーソルの表示制御を担う制御部の役割りも担っている。メイン基板70では、センサ基板80での検出結果に基づき、表示画面521上の画像やカーソルを制御する。具体的には、このメイン基板70は、タッチパッド25がなぞられたときは表示画面521上のカーソルをタッチパッド25上の指の動きに応じた方向に移動させる。また、このメイン基板70は、窪み部28が円形軌跡を描くようになぞられたときは、表示画面521上の画像を、なぞった円形軌跡の方向に応じた方向にスクロールする。
上記の窪み部28は、上述した通り、球の一部にようになだらかに窪んだ形状を有するため、指で円形軌跡を描くように操作する際の操作性が向上する。また、デザイン上も優れた形状となっている。
本実施形態において、窪み部28はタッチパッド25の右隣りに形成されているが、タッチパッド25の左隣りや他の位置などキーボード操作の妨げにならない位置に形成するようにすればよい。
ここでは、ノートPCを例に挙げて説明したが、本件はノートPCに限らず、様々な電子機器に広く適用することができる。
10 ノートPC
20 本体ユニット
21,51 筐体
24 キーボード
25 タッチパッド
26 押ボタン
28 窪み部
36 排気口
41 収容部
50 表示ユニット
52 LCD(液晶表示装置)
60 HDD
61 取付金具
62 制御基板
63,71 コネクタ
70 メイン基板
72 ボス
73 メモリ基板
79 スイッチ
80 センサ基板
81 フラットケーブル
211 上カバー
212 底面カバー
213 蓋
213a 基板
213b 金属板
213c 弾性片
214 開口
261 突起
411 ゴム板
512 後カバー
521 表示画面
611 固定穴
721 ネジ穴

Claims (8)

  1. 電子機器において、
    表面に、円形であって該円形の中央側ほど大きく窪んだ曲面で形成された窪み部を有する筐体と、
    前記筐体内部の前記窪み部の裏側に配置され、該窪み部を円形軌跡を描いてなぞる操作を検出する第1センサと、
    画像を表示する表示画面と、
    前記第1センサによる検出結果に基づいて前記表示画面上の画像をスクロールする制御部とを有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記第1センサは、前記窪み部を円形軌跡を描いてなぞる操作の方向を検出するセンサであって、
    前記制御部は、前記第1センサで検出された操作の方向に応じてスクロールの方向を制御することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記第1センサは、前記窪み部への指の接触又は近接による静電容量の変化を検出する静電センサであることを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器。
  4. 前記窪み部は、前記筐体の上面に形成されていることを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項記載の電子機器。
  5. 前記筐体上面に搭載されたキーボードをさらに有することを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1項記載の電子機器。
  6. 前記窪み部に隣接した領域に、指で任意方向になぞる操作を受けるタッチパッドを有するとともに、該タッチパッド裏面に沿って配置された、該タッチパッド上をなぞる方向を検出する第2センサを有し、
    前記制御部は、前記第1センサによる検出結果に基づいて前記表示画面上の画像をスクロールするとともに、前記第2センサによる検出結果に基づいて、前記表示画面上のカーソルを、前記タッチパッド上の指の動きに応じた方向に移動させるものであることを特徴とする請求項1から5のうちのいずれか1項記載の電子機器。
  7. 前記第1センサと前記第2センサの双方が単一の基板に搭載されたものであることを特徴とする請求項6記載の電子機器。
  8. 前記表示画面は、前記筐体とは異なる、該筐体にヒンジ接続された第2筐体に搭載されたものであること特徴とする請求項1から7のうちのいずれか1項記載の電子機器。
JP2011544152A 2009-12-03 2009-12-03 電子機器 Pending JPWO2011067845A1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2009/070317 WO2011067845A1 (ja) 2009-12-03 2009-12-03 電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2011067845A1 true JPWO2011067845A1 (ja) 2013-04-18

Family

ID=44114710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011544152A Pending JPWO2011067845A1 (ja) 2009-12-03 2009-12-03 電子機器

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPWO2011067845A1 (ja)
WO (1) WO2011067845A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7244231B2 (ja) 2018-07-27 2023-03-22 京セラ株式会社 電子機器、制御プログラム及び表示制御方法
CN113515200A (zh) * 2021-04-22 2021-10-19 深圳影巨人科技有限公司 书法绘画临摹一体机

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3085481U (ja) * 2000-01-19 2002-05-10 イマージョン コーポレイション タッチパッド及びその他のタッチコントロール用触感フィードバック
JP2006039910A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Wacom Co Ltd 位置検出装置、及び、入力システム
JP2006197119A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Olympus Imaging Corp 表示制御装置
JP2006260339A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Toshiba Corp 電子機器及び電子機器の制御方法
JP2006268665A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Sharp Corp カーソル移動装置、カーソルの移動方法、プログラムおよび記録媒体
JP2007503052A (ja) * 2003-08-18 2007-02-15 アップル・コンピューター・インコーポレーテッド 追加された機能を持つ移動可能なタッチパッド
JP2008123199A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Nec Saitama Ltd 携帯電話機
JP2008250374A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Toshiba Corp 筆跡判定装置、方法およびプログラム
WO2008136191A1 (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Panasonic Corporation 入力装置、携帯型情報端末、および入力方法
JP2008541222A (ja) * 2005-06-02 2008-11-20 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド ユーザ命令を3次元的に入力可能な電子装置
JP2009501389A (ja) * 2005-07-12 2009-01-15 サーク・コーポレーション 矩形タッチパッド・センサおよび円形スクロール領域としての機能性を提供する矩形センサ・グリッド
JP2010503919A (ja) * 2006-09-13 2010-02-04 サバント システムズ エルエルシー プログラマブル・マルチメディア・コントローラのリモート・コントロール・ユニット

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3085481U (ja) * 2000-01-19 2002-05-10 イマージョン コーポレイション タッチパッド及びその他のタッチコントロール用触感フィードバック
JP2007503052A (ja) * 2003-08-18 2007-02-15 アップル・コンピューター・インコーポレーテッド 追加された機能を持つ移動可能なタッチパッド
JP2006039910A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Wacom Co Ltd 位置検出装置、及び、入力システム
JP2006197119A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Olympus Imaging Corp 表示制御装置
JP2006260339A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Toshiba Corp 電子機器及び電子機器の制御方法
JP2006268665A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Sharp Corp カーソル移動装置、カーソルの移動方法、プログラムおよび記録媒体
JP2008541222A (ja) * 2005-06-02 2008-11-20 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド ユーザ命令を3次元的に入力可能な電子装置
JP2009501389A (ja) * 2005-07-12 2009-01-15 サーク・コーポレーション 矩形タッチパッド・センサおよび円形スクロール領域としての機能性を提供する矩形センサ・グリッド
JP2010503919A (ja) * 2006-09-13 2010-02-04 サバント システムズ エルエルシー プログラマブル・マルチメディア・コントローラのリモート・コントロール・ユニット
JP2008123199A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Nec Saitama Ltd 携帯電話機
JP2008250374A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Toshiba Corp 筆跡判定装置、方法およびプログラム
WO2008136191A1 (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Panasonic Corporation 入力装置、携帯型情報端末、および入力方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2011067845A1 (ja) 2011-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5724535B2 (ja) 電子装置
TWI512432B (zh) 電子裝置
CN100538614C (zh) 感触输入装置及应用该感触输入装置的电子装置
CN100394351C (zh) 电子装置
JP2014085941A (ja) 電子機器
US20120098777A1 (en) Electronic apparatus
TW201405368A (zh) 電子裝置之外接鍵盤與護套
JP5750127B2 (ja) ポインティング・デバイス、キーボード・アセンブリおよび携帯式コンピュータ。
CN101334540A (zh) 显示装置和电子设备
WO2011067844A1 (ja) 電子機器
JP5577919B2 (ja) 電子機器及びその製造方法
US9158385B2 (en) Input receiver and electronic device
WO2011067845A1 (ja) 電子機器
TWI410837B (zh) 可動式觸控模組及應用其的電子裝置
JP2014086341A (ja) 電子機器
KR20210049346A (ko) 마이크 모듈을 포함하는 전자 장치
CN114077317B (zh) 触控板模块及模块其电子计算机
JP6372219B2 (ja) 入力装置、及び電子機器
CN103853259B (zh) 电子装置
US20240103641A1 (en) Keyboard housings with flexible touch sensing components
JP2009134555A (ja) 電子機器
US12013994B1 (en) Touchpad module and computing device using same
US11640215B1 (en) Touchpad module that can be triggered by pressing down in all regions and computing device using the touchpad module
JP6028447B2 (ja) 電子装置
JP2011076489A (ja) 情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130507

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130704

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140128

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140701