JPWO2009019781A1 - 巻回装置用変位補正装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成で、作業効率を向上するとともに電池素子材料の巻回品質を向上することが可能な巻回装置用変位補正装置を提供する。【解決手段】巻回装置用変位補正装置100は、電池素子材料1を搬送するための駆動ローラ2および押えローラ3を備える。駆動ローラ2および押えローラ3よりも上流側には、一対のセンサ16,17が設けられている。センサ16,17は、電池素子材料1の変位(搬送位置)を検出し、検出結果を制御部50に与える。制御部50は、与えられた検出結果に基づいてロボシリンダ用モータ10を回転させる。これにより、移動ブラケット8を介して駆動ローラ2および押えローラ3がX方向に移動する。それにより、駆動ローラ2と押えローラ3とに挟み込まれた電池素子材料1もX方向に移動し、その変位が補正される。【選択図】図1
Description
本発明は、帯状物を巻回する巻回装置に用いられる巻回装置用変位補正装置に関する。
二次電池の正極集電体、負極集電体およびセパレータ等の帯状物は巻回装置により巻回される。具体的には、それぞれロール状に捲かれた正極集電体、負極集電体およびセパレータを、巻回装置の巻軸まで間欠的または断続的に送り出し、当該巻軸によって巻回する。そして、巻回したものを所定の長さに切断して電池素子を製造する。
通常、正極集電体、負極集電体およびセパレータの送り出しの開始点から上記巻軸までの距離(搬送距離)が長く設定されていると、上記のような製造方法では、搬送中に帯状物が蛇行することが多い。その結果、帯状物の巻回品質が低下する。
また、上記巻回品質が低下する他の要因として、ロール状に捲かれた正極集電体、負極集電体およびセパレータの巻き状態の偏りが挙げられる。上記巻回品質が低下するさらに他の要因として、帯状物の巻き状態が比較的良好なものを用いた場合であっても、巻軸による巻き始め時および巻き終わり時においては、上記帯状物が蛇行し易くなる。
そこで、正極集電体、負極集電体またはセパレータの蛇行を検出する位置センサを設け、当該位置センサの出力に基づいて駆動ローラと押えローラとによって蛇行補正を行う蛇行補正装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−79079号公報
しかしながら、従来においては、巻軸と蛇行補正装置との間に、帯状物の当該巻軸への挿入機構や測長ローラが設けられているため、巻軸と蛇行補正装置との距離が長い。そのため、蛇行補正装置により補正された帯状物が巻軸に到達するまでに蛇行が再発生してしまう場合がある。その結果、帯状物の巻回品質が低下する。
本発明の目的は、簡単な構成で、作業効率を向上するとともに帯状物の巻回品質を向上することが可能な巻回装置用変位補正装置を提供することである。
本発明の巻回装置用変位補正装置は、帯状物を巻回装置へ搬送するとともに、当該帯状物の変位を補正する巻回装置用変位補正装置であって、
前記巻回装置の近傍に配され、前記帯状物を搬送する駆動ローラおよび押えローラと、
前記帯状物の幅方向の変位を検出するセンサと、
前記帯状物の幅方向に前記駆動ローラと前記押えローラとを移動させることにより当該帯状物の幅方向の変位を補正する補正部と、
前記センサによる検出結果に基づいて前記補正部を制御する制御部とを備え、
前記帯状物の始端は前記駆動ローラと前記押えローラとに挟み込まれながら搬送され、当該帯状物の搬送中に前記変位の補正が行われるものである。
前記巻回装置の近傍に配され、前記帯状物を搬送する駆動ローラおよび押えローラと、
前記帯状物の幅方向の変位を検出するセンサと、
前記帯状物の幅方向に前記駆動ローラと前記押えローラとを移動させることにより当該帯状物の幅方向の変位を補正する補正部と、
前記センサによる検出結果に基づいて前記補正部を制御する制御部とを備え、
前記帯状物の始端は前記駆動ローラと前記押えローラとに挟み込まれながら搬送され、当該帯状物の搬送中に前記変位の補正が行われるものである。
巻回装置用変位補正装置は、前記帯状物の搬送方向において前記駆動ローラおよび前記押えローラの下流側に当該帯状物を切断するカッターと、
前記搬送方向において前記駆動ローラおよび前記押えローラの上流側に、前記カッターにより前記帯状物が切断される際に当該帯状物を挟み込むバック止め用ローラおよびクランプ板とをさらに備えてもよい。
前記搬送方向において前記駆動ローラおよび前記押えローラの上流側に、前記カッターにより前記帯状物が切断される際に当該帯状物を挟み込むバック止め用ローラおよびクランプ板とをさらに備えてもよい。
前記カッターにより前記帯状物が切断される際に、前記駆動ローラと前記押えローラとは互いに離隔されてもよい。
前記補正部により前記帯状物の変位補正が行われた場合で、前記駆動ローラと前記押えローラとが互いに離隔された後、当該駆動ローラおよび押えローラは初期位置に戻されてもよい。
本発明の巻回装置用変位補正装置によれば、帯状物を搬送する手段と当該帯状物の変位を補正する手段とを、同一の部材(駆動ローラおよび押えローラ)で構成することによって、部品点数の削減およびコンパクト化を実現することが可能となる。これにより、巻回装置用変位補正装置の低コスト化を図ることができる。
また、上述のように、搬送の手段と変位補正の手段とを共通化することによって、帯状物の変位補正を行いつつ当該帯状物の搬送を行うことが可能となる。これにより、帯状物の変位補正を行った後、当該帯状物の搬送を行う場合に必要な工程時間を削減することが可能となる。それにより、作業効率を著しく向上することができる。
さらに、駆動ローラおよび押えローラを巻回装置の近傍に配することによって、変位補正された帯状物が巻回装置により巻回されるまでの間に再び変位することを防止または抑制することが可能となる。これにより、帯状物の巻回品質を向上することができる。
以上により、本発明の巻回装置用変位補正装置によれば、コストをかけることなく簡単な構成で、作業効率を向上するとともに帯状物の巻回品質を向上することが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態に係る巻回装置用変位補正装置について図面を参照しながら説明する。なお、以下では、本実施の形態に係る巻回装置用変位補正装置が二次電池の各種材料を巻回する巻回装置に用いられる場合について説明するが、これに限定されるものではなく、コンデンサ等を構成する各種材料を巻回する巻回装置に用いる場合にも、同様に適用することが可能である。
図1は、本実施の形態に係る巻回装置用変位補正装置100の全体構成を示す模式的斜視図である。図1に示すように、本実施の形態に係る巻回装置用変位補正装置100は、正極集電体、負極集電体およびセパレータのいずれかから成る帯状物1を搬送するための駆動ローラ2および押えローラ3を備える。駆動ローラ2と押えローラ3とは、互いに逆方向に回転することにより帯状物1を矢印Uの方向に搬送する。なお、図1では、駆動ローラ2は時計回りに回転し、押えローラ3は反時計回りに回転する。また、図1では軸受け等の図示を省略し、以下ではその説明を省略する。
駆動ローラ2には、軸継手2aを介してロータリーエンコーダ2bが取り付けられている。ロータリーエンコーダ2bは、駆動ローラ2の回転数を検出し、当該検出結果を制御部50に与える。そして、制御部50は与えられた検出結果に基づいて後述のモータ5の回転数を制御する。なお、制御部50は後述の各構成部の動作を制御するが、図1ではモータ5を制御することを示す矢印のみを図示し、他の構成部の制御を示す矢印については省略している。
駆動ローラ2には、回転軸4の一端が挿通されている。一方、回転軸4の他端はモータ取り付け板5aを介してモータ5に接続されている。また、回転軸4の一部には回転用軸受け6が取り付けられている。回転用軸受け6の一端をブラケット7が支持しており、その他端を側面視で凹状に形成された移動ブラケット8が支持している。
移動ブラケット8は、ガイド付ボールねじからなるシリンダ9に移動可能に取り付けられている。シリンダ9にはシリンダ用モータ10が接続されている。なお、シリンダ9およびシリンダ用モータ10が補正部を構成する。このような構成において、シリンダ用モータ10が回転することによって、移動ブラケット8は上記回転軸4の軸方向と同じX方向に往復動することが可能となる。なお、シリンダ9は、シリンダ用ブラケット11上に固定されている。
上記のブラケット7には、凸部12aを有するレバー12が、レバー軸12bを支点として回動可能に取り付けられている。当該レバー12には、上述の押えローラ3が回転可能に取り付けられている。
ここで、レバー12の凸部12aには、エアシリンダ13が取り付けられている。当該エアシリンダ13の動作により、レバー12はレバー軸12bを支点として回動することができる。これにより、レバー12に取り付けられた押えローラ3も回動することが可能となる。このような構成によって、駆動ローラ2と押えローラ3とによる帯状物1の挟み込みおよび非挟み込みを制御することが可能となる。
駆動ローラ2および押えローラ3の近傍で、帯状物1の搬送の下流側には、搬送されてくる帯状物1を切断するための一対のカッター14,15が設けられている。カッター14は、上記矢印Uの方向に鉛直な矢印Vの方向に上下動可能な構成となっており、カッター15は固定されている。カッター14,15の取り付け構成の詳細については後述する。なお、当該カッター14,15のさらに下流側に、別装置である巻回装置(図示せず)が設けられており、当該巻回装置によって帯状物1が巻回される。
帯状物1の搬送方向において、駆動ローラ2および押えローラ3よりも上流側には、一対のセンサ16,17が設けられている。一対のセンサ16,17は、例えば投光部および受光部を備える光電センサ等から構成され、図示しないブラケットに取り付けられている。一対のセンサ16,17は帯状物1の変位(搬送位置)を検出し、検出結果を制御部50に与える。この場合、センサ16,17は、投光部からの帰還光を受光部で受けた場合に、帯状物1が変位していることを示す信号(例えば、ハイレベル信号)を制御部50に与え、逆に、上記帰還光を受光部で受けていない場合に、帯状物1は変位していないことを示す信号(例えば、ローレベル信号)を制御部50に与えている。
また、図1において帯状物1の搬送方向の最上流側には、当該帯状物1を挟み込むバック止め用ローラ18およびクランプ板19が設けられている。バック止め用ローラ18は、金具20を介してローラ軸18aに回転可能に支持されている。また、金具20上には、クランプ板19を上記矢印Vの方向に上下動させるエアシリンダ21が設けられている。
このような構成において、帯状物1が駆動ローラ2および押えローラ3により搬送される場合には、上記エアシリンダ21はクランプ板19を下方に移動させる。これに対して、上述のカッター14,15により帯状物1を切断する場合には、エアシリンダ21はクランプ板19を上方に移動させる。これにより、帯状物1はバック止め用ローラ18とクランプ板19とに挟み込まれる。
ここで、クランプ板19と対になって帯状物1を挟み込む部材を、ローラ部材であるバック止め用ローラ18としたことによって、上流側から送られてくる帯状物1の搬送の傾き(角度)の影響を受けることなく、当該帯状物1の挟み込みを柔軟に行うことが可能となる。
図2は、図1のカッター14を上下動させる構成を示す模式的斜視図である。図2に示すように、カッター15はL字型のカッター取付台22に固定されている。また、カッター14はカッター取付台23に固定されている。カッター取付台23は、複数のガイド棒24およびブラケット25を介してエアシリンダ26に接続されている。このような構成において、エアシリンダ26によりカッター14が矢印Vの方向に上下動される。それにより、帯状物1はカッター14,15により所定の長さに切断される。
次に、図1の巻回装置用変位補正装置100の動作についてフローチャートを参照しながら説明する。図3は、本実施の形態に係る巻回装置用変位補正装置100の動作の工程を示すフローチャートである。なお、以下では、駆動ローラ2および押えローラ3により帯状物1が搬送される工程以降の工程について説明する。
図3に示すように、最初に、駆動ローラ2および押えローラ3により帯状物1が矢印Uの方向に搬送される(ステップS1)。この場合、図4に示すように、制御部50は、エアシリンダ13を介して押えローラ3を点線の位置から実線の位置まで移動させる。それにより、帯状物1は駆動ローラ2と押えローラ3とに挟み込まれる(クランプされる)。この場合、駆動ローラ2および押えローラ3は回転しない。そして、制御部50は、モータ5を作動させることにより回転軸4を介して駆動ローラ2を時計回りに回転させる。それにより、押えローラ3が反時計回りに回転し、帯状物1が駆動ローラ2と押えローラ3とに挟み込まれながら矢印Uの方向に搬送される。
図3に戻り、制御部50は帯状物1が変位して搬送されているか否かを判別する(ステップS2)。この場合、制御部50は、センサ16,17により与えられる上述の検出結果から帯状物1の変位を得る。
ステップS2の処理において帯状物1が変位して搬送されている場合、制御部50は変位補正を行う(ステップS3)。この場合、制御部50は、シリンダ用モータ10を回転させることによりシリンダ9をX方向に移動させる。これにより、移動ブラケット8およびブラケット7を介して、駆動ローラ2および押えローラ3が共にX方向に移動する。したがって、駆動ローラ2と押えローラ3とに挟み込まれた帯状物1もX方向に移動し、その変位が補正される。
ステップS2の処理において帯状物1が変位して搬送されていない場合、および上記ステップS3の変位補正の処理が終了した場合、続いて、制御部50は、帯状物1が所定の長さ分搬送されたか否かを判別する(ステップS4)。この場合、制御部50はロータリーエンコーダ2bから与えられた上述の検出結果に基づいて帯状物1の搬送測長を行う。
ステップS4の処理において帯状物1が所定の長さ分搬送されていない場合、制御部50は、ステップS1の処理に戻り、当該電子素子材料1の搬送を継続する。一方、ステップS4の処理において帯状物1が所定の長さ分搬送された場合、制御部50は、エアシリンダ21を介してクランプ板19を上昇させる(ステップS5)。これにより、帯状物1は、バック止め用ローラ18とクランプ板19とにより挟み込まれる。
次いで、制御部50は、エアシリンダ13を介して駆動ローラ2と押えローラ3とを離隔させ、上述のステップS3の変位補正を行った場合には、さらにシリンダ用モータ10を介して駆動ローラ2および押えローラ3を所定の初期位置に戻す(ステップS6)。なお、初期位置とは、帯状物1が変位していない場合において駆動ローラ2と押えローラ3とが当該帯状物1を挟み込むX方向上の位置をいう。
次に、制御部50は、エアシリンダ26を介してカッター14を矢印Vの方向に下降させる(ステップS7)。これにより、帯状物1は所定の長さに切断される。
続いて、制御部50は、エアシリンダ13を介して駆動ローラ2と押えローラ3とを近接させる(ステップS8)。これにより、帯状物1は、駆動ローラ2と押えローラ3とにより挟み込まれる。
次いで、制御部50は、エアシリンダ21を介してクランプ板19を下降させる(ステップS9)。この後、ステップS1の処理に戻り、制御部50はステップS1〜S9の処理を繰り返す。
このように、本実施の形態に係る巻回装置用変位補正装置100においては、帯状物1を搬送する手段と当該帯状物1の変位を補正する手段とを、同一の部材(本実施の形態では、駆動ローラ2および押えローラ3)で構成することによって、部品点数の削減およびコンパクト化を実現することが可能となる。これにより、巻回装置用変位補正装置100の低コスト化を図ることができる。
また、上述のように、搬送の手段と変位補正の手段とを共通化することによって、帯状物1の変位補正を行いつつ当該帯状物1の搬送を行うことが可能となる。これにより、帯状物1の変位補正を行った後、当該帯状物1の搬送を行う場合に必要な工程時間を削減することが可能となる。それにより、作業効率を著しく向上することができる。
また、巻回装置の巻軸へ帯状物1を挿入する従来の挿入機構および測長ローラを設ける代わりに、駆動ローラ2と押えローラ3とにより帯状物1の始端を挟み込み(クランプし)つつ搬送し、ロータリーエンコーダ2bにより帯状物1の搬送測長を行うので、部品点数の削減およびコンパクト化をより実現することが可能となる。これにより、巻回装置用変位補正装置100の低コスト化をより図ることができる。
さらに、上述のように、変位補正手段である駆動ローラ2および押えローラ3を巻回装置(図示せず)の近傍に配することによって、変位補正された帯状物1が巻回装置により巻回されるまでの間に再び変位することを防止または抑制することが可能となる。これにより、帯状物1の巻回品質を向上することができる。
以上により、本実施の形態に係る巻回装置用変位補正装置100によれば、コストをかけることなく簡単な構成で、作業効率を向上するとともに帯状物1の巻回品質を向上することが可能となる。
以上、本実施の形態に係る巻回装置用変位補正装置100について説明したが、これに限定されるものではなく、本発明は以下に示す他の実施形態でも実施することが可能である。
上記実施形態では、図示しない巻回装置に対して1つの巻回装置用変位補正装置100を用いることとしたが、当該巻回装置に対して複数(例えば2つ)の巻回装置用変位補正装置100を用いてもよい。それにより、帯状物1の巻回品質をより向上することが可能となる。
本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内で、当業者の知識に基づいて種々の改良、修正、変形を加えた態様で実施し得るものである。また、同一の作用又は効果が生じる範囲内でいずれかの発明特定事項を他の技術に置換した形態で実施してもよく、また、一体に構成されている発明特定事項を複数の部材から構成したり、複数の部材から構成されている発明特定事項を一体に構成した形態で実施してもよい。
1 帯状物
2 駆動ローラ
3 押えローラ
4 回転軸
5 モータ
7 ブラケット
8 移動ブラケット
9 シリンダ
10 シリンダ用モータ
12 レバー
13 エアシリンダ
14,15 カッター
16,17 センサ
18 バック止め用ローラ
19 クランプ板
50 制御部
100 巻回装置用変位補正装置
2 駆動ローラ
3 押えローラ
4 回転軸
5 モータ
7 ブラケット
8 移動ブラケット
9 シリンダ
10 シリンダ用モータ
12 レバー
13 エアシリンダ
14,15 カッター
16,17 センサ
18 バック止め用ローラ
19 クランプ板
50 制御部
100 巻回装置用変位補正装置
Claims (4)
- 帯状物を巻回装置へ搬送するとともに、当該帯状物の変位を補正する巻回装置用変位補正装置であって、
前記巻回装置の近傍に配され、前記帯状物を搬送する駆動ローラおよび押えローラと、
前記帯状物の幅方向の変位を検出するセンサと、
前記帯状物の幅方向に前記駆動ローラと前記押えローラとを移動させることにより当該帯状物の幅方向の変位を補正する補正部と、
前記センサによる検出結果に基づいて前記補正部を制御する制御部とを備え、
前記帯状物の始端は前記駆動ローラと前記押えローラとに挟み込まれながら搬送され、当該帯状物の搬送中に前記変位の補正が行われる、巻回装置用変位補正装置。 - 前記帯状物の搬送方向において前記駆動ローラおよび前記押えローラの下流側に当該帯状物を切断するカッターと、
前記搬送方向において前記駆動ローラおよび前記押えローラの上流側に、前記カッターにより前記帯状物が切断される際に当該帯状物を挟み込むバック止め用ローラおよびクランプ板とをさらに備える、請求項1に記載の巻回装置用変位補正装置。 - 前記カッターにより前記帯状物が切断される際に、前記駆動ローラと前記押えローラとは互いに離隔される、請求項2に記載の巻回装置用変位補正装置。
- 前記補正部により前記帯状物の変位補正が行われた場合で、前記駆動ローラと前記押えローラとが互いに離隔された後、当該駆動ローラおよび押えローラは初期位置に戻される、請求項3に記載の巻回装置用変位補正装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (2)
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