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JPWO2008114754A1 - 電磁ブレーキ - Google Patents

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JPWO2008114754A1
JPWO2008114754A1 JP2009505208A JP2009505208A JPWO2008114754A1 JP WO2008114754 A1 JPWO2008114754 A1 JP WO2008114754A1 JP 2009505208 A JP2009505208 A JP 2009505208A JP 2009505208 A JP2009505208 A JP 2009505208A JP WO2008114754 A1 JPWO2008114754 A1 JP WO2008114754A1
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yoke
disk
plate
electromagnetic brake
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悟 広
悟 広
田村 英樹
英樹 田村
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Sinfonia Technology Co Ltd
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Abstract

アーマチュアの吸引時及び解放時における打撃音を軽減した電磁ブレーキを提供する。アーマチュアと、このアーマチュアを吸引する励磁コイル16と、ディスクと、励磁コイル16により磁化されるヨーク15とを備え、アーマチュアとディスクの摩擦力を利用して、ブレーキ動作を行う電磁ブレーキ10において、ヨーク15及びアーマチュア間に、緩衝部材12を設けるように構成した。

Description

本発明は、ディスクを用いたブレーキに係り、特に、アーマチュアの吸引時及び解放時における打撃音を軽減した電磁ブレーキに関する。
アーマチュアとディスクとの摩擦力を利用したブレーキが、特許文献1に開示されている。
このディスクを用いたブレーキの一例として、乾式複板無励磁作動形ブレーキについて、図6を用いて説明する。
図6は、関連技術の乾式複板無励磁作動形ブレーキの構成を示す縦断側面図である。
図6に示すように、乾式複板無励磁作動形ブレーキ100の主要構成は、アーマチュア110、プレート120、回転軸130、ハブ140、ヨーク150、励磁コイル152、ディスク160、バネ170である。
乾式複板無励磁作動形ブレーキ100では、励磁コイル152に電流を流さない状況では、アーマチュア110はバネ170によりプレート120側に付勢され、ディスク160がアーマチュア110及びプレート120の両面側で摩擦しあうことにより、ブレーキ動作を行う。
一方、励磁コイル152に電流を流した状態では、ヨーク150が磁化され、アーマチュア110がバネ170の付勢力に抗してヨーク150側に吸着され、ブレーキ動作が解除されることになる。
即ち、非通電時にブレーキがかかり、通電時にブレーキが解除される機能を備えている。
特開2003−090364
次に、関連技術の電磁ブレーキ100の問題点に付き、図6乃至図8を用いて説明する。
図7及び図8は、関連技術の電磁ブレーキの課題を説明するための、一部構成の側面図である。
関連技術の電磁ブレーキ100では、ディスク160の構造は、図7に示すように、芯板164に両側から摩擦材162を接着する構造であった。
この関連技術のディスク160を使用すると、図6の矢印でその方向を示すように、アーマチュア110をヨーク150に吸引する際に打撃音が発生したり、或いは、図8に示すように、アーマチュア110を解放するときに、アーマチュア110にディスク160がプレート120方向に押し出され、アーマチュア110、ディスク160、プレート120間で打撃音が発生するという問題を備えていた。
本発明は、上記課題(問題点)を解決し、アーマチュアの吸引時及び解放時における打撃音を軽減した電磁ブレーキを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様によると、電磁ブレーキであって、アーマチュアと、前記アーマチュアの一側に配置されるヨークと、前記ヨークに設けられる励磁コイルと、前記アーマチュアの他側に配置されるディスクと、前記ヨークと前記アーマチュアとの間に設けられる緩衝部材と、を具備してなり、前記励磁コイルに電流が流れているとき、前記ヨークが磁化され、前記アーマチュアが前記ヨーク側に吸着され、前記励磁コイルに電流が流れないとき、前記アーマチュアが前記ディスク側に付勢され、前記アーマチュアと前記ディスクの摩擦力を利用して、ブレーキ動作が行われるものが提供される。

前記緩衝部材は、環状の形状を有し、前記ヨークの面から突出するように設けられてもよい。前記電磁ブレーキは、前記ヨークに取り付けられ、前記アーマチュアを前記ディスク側に付勢するように構成される付勢部材をさらに有し、前記緩衝材は、前記付勢部材と前記ヨークとの間に設けられてもよい。
前記緩衝部材は、前記ヨークと、前記アーマチュアとの少なくとも何れか一方に形成される緩衝膜を含んでもよい。
上記目的を達成するため、本発明の第2の態様によると、電磁ブレーキであって、アーマチュアと、前記アーマチュアの一側に配置されるヨークと、前記ヨークに設けられる励磁コイルと、前記アーマチュアの他側に配置され、芯板と、該芯板の両側に接着される摩擦材を含んでなるディスクと、を具備してなり、前記励磁コイルに電流が流れているとき、前記ヨークが磁化され、前記アーマチュアが前記ヨーク側に吸着され、前記励磁コイルに電流が流れないとき、前記アーマチュアが前記ディスク側に付勢され、前記アーマチュアと前記ディスクの摩擦力を利用して、ブレーキ動作が行なわれ、前記芯板と前記摩擦材とは、弾力性のある接着剤によって接着されるものが提供される。
前記接着剤は、エポキシ変性シリコーン樹脂、およびアクリル変性シリコーン樹脂の何れか一方を含んでもよい。前記接着剤の層厚さは、5μm以上であってもよい。

上記目的を達成するため、本発明の第3の態様によると、電磁ブレーキであって、アーマチュアと、前記アーマチュアの一側に配置されるヨークと、前記ヨークに設けられる励磁コイルと、前記アーマチュアの他側に配置されるプレートと、前記アーマチュアと前記プレートとの間に介在するディスクと、を具備してなり、前記励磁コイルに電流が流れているとき、前記ヨークが磁化され、前記アーマチュアが前記ヨーク側に吸着され、前記励磁コイルに電流が流れないとき、前記アーマチュアが前記ディスク側に付勢され、前記アーマチュアと前記ディスクの間、および前記プレートと前記ディスクの間の摩擦力を利用して、ブレーキ動作が行われ、前記プレートは、第1のプレート部材、第2のプレート部材、および該第1のプレート部材と該第2のプレート部材との間に介在する緩衝層を含んでなるものが提供される。前記緩衝層は、前記第1のプレート部材と前記第2のプレート部材とを互いに接着し、弾性力を有する接着剤を含んでもよい。
上記目的を達成するため、本発明の第4の態様によると、電磁ブレーキであって、アーマチュアと、前記アーマチュアの一側に配置されるヨークと、前記ヨークに設けられる励磁コイルと、前記アーマチュアの他側に配置されるプレートと、前記アーマチュアと前記プレートとの間に介在するディスクと、を具備してなり、前記励磁コイルに電流が流れているとき、前記ヨークが磁化され、前記アーマチュアが前記ヨーク側に吸着され、前記励磁コイルに電流が流れないとき、前記アーマチュアが前記ディスク側に付勢され、前記アーマチュアと前記ディスクの間、および前記プレートと前記ディスクの間の摩擦力を利用して、ブレーキ動作が行われ、前記プレートは、鋳鉄を含んでなるものが提供される。
本発明の電磁ブレーキは、上記のように構成したために、以下のような優れた効果を有する。
(1)本発明の第1の態様によると、ヨークがアーマチュアを吸着する際に、アーマチュアがヨークに衝突する衝撃を緩衝部材が吸収するので、ヨークがアーマチュアを吸着する際の打撃音を大幅に軽減することができる。
(2)ヨークがアーマチュアを吸着する際に、アーマチュアがヨークに衝突する衝撃を付勢部材の他に、緩衝部材も吸収することで、ヨークがアーマチュアを吸着する際の打撃音を大幅に軽減することができる。
(3)ヨークがアーマチュアを吸着する際に、アーマチュアがヨークに衝突する衝撃を緩衝膜が吸収するようことで、ヨークがアーマチュアを吸着する際の打撃音を大幅に軽減することができる。
(4)本発明の第2の態様によると、ヨークがアーマチュアを解放する際に、アーマチュア、ディスク、プレートが衝突し合うことにより発生する衝撃を接着剤が吸収し、ヨークがアーマチュアを解放する際の打撃音を大幅に軽減することができる。
(5)本発明の第3の態様によると、ヨークがアーマチュアを解放する際に、アーマチュア、ディスク、プレートが衝突し合うことにより発生する衝撃を緩衝層が吸収し、ヨークがアーマチュアを解放する際の打撃音を大幅に軽減することができる。
(6)本発明の第4の態様によると、プレート自体が鋳鉄で構成されるため、打撃音が発生しにくくなる。
本発明の第1の実施の形態の電磁ブレーキの基本構成を説明するための一部縦断側面図である。 本発明の第2の実施の形態の電磁ブレーキの基本構成を説明するための一部縦断側面図である。 本発明の第3の実施の形態の電磁ブレーキの基本構成を説明するための一部縦断側面図である。 本発明の第4の実施の形態の電磁ブレーキの基本構成を説明するための一部縦断側面図である。 本発明の第5の実施の形態の電磁ブレーキの基本構成を説明するための一部縦断側面図である。 関連技術の乾式複板無励磁作動形ブレーキの構成を示す縦断側面図である。 関連技術の電磁ブレーキの課題を説明するための一部構成の側面図である。 関連技術の電磁ブレーキの課題を説明するための一部構成の側面図である。
符号の説明
10、20、30:電磁ブレーキ
12、22:緩衝材
15、25、35:ヨーク
16、36:励磁コイル
27:バネ
33、54:プレート
37、38、44、55:接着剤
41、51:ディスク
以下、本発明の電磁ブレーキの第1乃至第5の各実施の形態について、図1乃至図5を用い、図6を参照して説明する。
第1の実施の形態
先ず、本発明の電磁ブレーキの第1の実施の形態について、図1を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の電磁ブレーキ10の一部構成を説明するための一部縦断側面図である。
本実施の形態の電磁ブレーキ10は、図6に示す関連技術の乾式複板無励磁作動形ブレーキ100の主要構成と同様に、アーマチュア、プレート、ヨーク10、励磁コイル16、ディスクを備えた構成である。
また、本実施の形態の電磁ブレーキ10は、図6に示す関連技術の電磁ブレーキ100のアーマチュア110、プレート120、ディスク160に関しては、同様のものを用いる関係上、その図示及び説明は省略している。
一方、本実施の形態の電磁ブレーキ10の特徴は、図1に示すように、ヨーク15及びアーマチュア間、特に、ヨーク15の外極15A及び内極15Bの間に、アーマチュア吸着時におけるアーマチュアの衝撃を吸収する緩衝材12を取り付けるようにした点にある。
この際、緩衝材12の形状は、円環状とし、図1に示すように、ヨーク15の吸着面から厚さdだけ突出させるが、この厚さdは、ヨーク15の吸引力に影響を与えない程度とする。
また、その緩衝材12の材質には、例えば、柔軟性のある摩擦材料、プラスチック、ゴムなどを用いるようにすると良い。
このように構成すると、ヨーク15がアーマチュアを吸着する際に、アーマチュアがヨーク15に衝突する衝撃を緩衝材12が吸収するので、ヨーク15がアーマチュアを吸着する際の打撃音を大幅に軽減することができる。
第2の実施の形態
次に、本発明の電磁ブレーキの第2の実施の形態について、図2を用いて説明する。
図2は、本発明の第2の実施の形態の電磁ブレーキ20のヨーク25の一部拡大縦断側面図である。
本実施の形態の電磁ブレーキ20は、図6に示す関連技術の乾式複板無励磁作動形ブレーキ100の主要構成と同様に、アーマチュア、プレート、ヨーク25、励磁コイル、ディスク、バネ27を備えた構成である。
また、本実施の形態の電磁ブレーキ20は、図6に示す関連技術の電磁ブレーキ100のアーマチュア110、プレート120、励磁コイル152、ディスク160に関しては、同様のものを用いる関係上、その図示及び説明は省略している。
一方、本実施の形態の電磁ブレーキ20の特徴は、図2に、ヨーク25の一部を拡大して示すように、アーマチュア解放用のバネ27のヨーク25の取り付け側に、緩衝材22を設けるようにした点である。
この緩衝材22の材質には、例えば、プラスチック、ゴムなどを用いるようにすると良い。
このように構成すると、ヨーク25がアーマチュアを吸着する際に、アーマチュアがヨーク25に衝突する衝撃をバネ27の他に、緩衝材22も吸収するようになるので、ヨーク25がアーマチュアを吸着する際の打撃音を大幅に軽減することができる。
第3の実施の形態
次に、本発明の電磁ブレーキの第3の実施の形態について、図3を用いて説明する。
図3は、本発明の第3の実施の形態の電磁ブレーキ30の一部構成を示す縦断側面図である。
本実施の形態の電磁ブレーキ30は、図6に示す関連技術の乾式複板無励磁作動形ブレーキ100の主要構成と同様に、アーマチュア33、プレート、ヨーク35、励磁コイル36、ディスク、バネを備えた構成である。
また、本実施の形態の電磁ブレーキ30は、図6に示す関連技術の電磁ブレーキ100のプレート120、ディスク160、バネ170に関しては、同様のものを用いる関係上、その図示及び説明は省略している。
一方、本実施の形態の電磁ブレーキ30の特徴は、図3に示すように、ヨーク35が、アーマチュア33を吸引する接触面の両面、若しくは、ヨーク35、アーマチュア33のいずれか一方の面(図示のものでは両面)に緩衝膜37、38を形成するようにした点である。
この緩衝膜37、38としては、例えば、ゴムなどを用いるか、或いは、銅メッキなどの加工を行うようにすると良い。
このように構成すると、ヨーク25がアーマチュアを吸着する際に、アーマチュアがヨーク25に衝突する衝撃を緩衝膜37、38が吸収するようになるので、ヨーク25がアーマチュアを吸着する際の打撃音を大幅に軽減することができる。
第4の実施の形態
次に、本発明の電磁ブレーキの第4の実施の形態について、図4を用いて説明する。
図4は、本発明の第4の実施の形態の電磁ブレーキ40の一部構成を示す縦断側面図である。
本実施の形態の電磁ブレーキは、図6に示す関連技術の乾式複板無励磁作動形ブレーキ100の主要構成と同様に、アーマチュア、プレート、ヨーク、励磁コイル、ディスク41、バネを備えた構成である。
また、本実施の形態の電磁ブレーキは、図6に示す関連技術の電磁ブレーキ100のアーマチュア110、プレート120、ヨーク150、励磁コイル152、バネ170に関しては、同様のものを用いる関係上、その図示及び説明は省略している。
一方、本実施の形態の電磁ブレーキの特徴は、図4に示すように、ディスク41は、芯板43の両側に摩擦材42が接着されて構成されると共に、ディスク41の摩擦材42と芯板43の接着面に弾力性のある接着剤44を用いるようにした点である。
この接着剤44としては、たとえばエポキシ変性シリコーン樹脂、アクリル変性シリコーン樹脂などのいわゆる弾性接着剤を用いると良い。
この場合、接着剤44による接着層44の厚さは5μm以上とすることが望ましい。
このように構成すると、ヨーク25がアーマチュアを解放する際に、アーマチュア、ディスク41、プレートが衝突し合うことにより発生する衝撃を接着層(接着剤)44が吸収し、ヨークがアーマチュアを解放する際の打撃音を大幅に軽減することができる。
第5の実施の形態
次に、本発明の電磁ブレーキの第5の実施の形態について、図5を用いて説明する。
図5は、本発明の第5の実施の形態の電磁ブレーキの一部構成を示す縦断側面図である。
本実施の形態の電磁ブレーキは、図6に示す関連技術の乾式複板無励磁作動形ブレーキ100の主要構成と同様に、アーマチュア、プレート54、ヨーク、励磁コイル、ディスク51、バネを備えた構成である。
また、本実施の形態の電磁ブレーキは、図6に示す関連技術の電磁ブレーキ100のアーマチュア110、ヨーク150、励磁コイル152、バネ170に関しては、同様のものを用いる関係上、その図示及び説明は省略している。
一方、本実施の形態の電磁ブレーキの特徴は、図5に示すように、プレート54は2枚以上(図示のものは2枚)のプレート板で構成すると共に、各プレート板の接着には弾力性のある接着剤を用い、緩衝層55を形成するようにした点である。
このように構成すると、ヨークがアーマチュアを解放する際に、アーマチュア、ディスク、プレート54が衝突し合うことにより発生する衝撃を緩衝層55が吸収し、ヨークがアーマチュアを解放する際の打撃音を大幅に軽減することができる。
本発明の電磁ブレーキは、上述した実施の形態に限定されず、種々の変更が可能である。
例えば、上記実施の形態で示した緩衝材、接着剤については、例示した材質に限定されないのは勿論のことである。 また、上記各実施の形態では、ヨーク、プレート、アーマチュア、ディスク間の打撃音軽減には、主として、緩衝材や接着剤を用いてそれらの衝撃を吸収する例で説明したが、プレート自体を鋳鉄で構成して、打撃音が発生しにくくなるようにしても良い。
また、上記実施の形態では、アーマチュア解放用のバネ27を用いているが、アーマチュアをディスク側に付勢する別の付勢部材を用いてもよい。

Claims (10)

  1. 電磁ブレーキであって、
    アーマチュアと、
    前記アーマチュアの一側に配置されるヨークと、
    前記ヨークに設けられる励磁コイルと、
    前記アーマチュアの他側に配置されるディスクと、
    前記ヨークと前記アーマチュアとの間に設けられる緩衝部材と、を具備してなり、
    前記励磁コイルに電流が流れているとき、前記ヨークが磁化され、前記アーマチュアが前記ヨーク側に吸着され、
    前記励磁コイルに電流が流れないとき、前記アーマチュアが前記ディスク側に付勢され、前記アーマチュアと前記ディスクの摩擦力を利用して、ブレーキ動作が行われる。
  2. 請求項1に記載の電磁ブレーキであって、前記緩衝部材は、環状の形状を有し、前記ヨークの面から突出するように設けられる。
  3. 請求項1に記載の電磁ブレーキであって、前記ヨークに取り付けられ、前記アーマチュアを前記ディスク側に付勢するように構成される付勢部材をさらに有し、
    前記緩衝材は、前記付勢部材と前記ヨークとの間に設けられる。
  4. 請求項1に記載の電磁ブレーキであって、前記緩衝部材は、前記ヨークと、前記アーマチュアとの少なくとも何れか一方に形成される緩衝膜を含む。
  5. 電磁ブレーキであって、
    アーマチュアと、
    前記アーマチュアの一側に配置されるヨークと、
    前記ヨークに設けられる励磁コイルと、
    前記アーマチュアの他側に配置され、芯板と、該芯板の両側に接着される摩擦材を含んでなるディスクと、を具備してなり、
    前記励磁コイルに電流が流れているとき、前記ヨークが磁化され、前記アーマチュアが前記ヨーク側に吸着され、
    前記励磁コイルに電流が流れないとき、前記アーマチュアが前記ディスク側に付勢され、前記アーマチュアと前記ディスクの摩擦力を利用して、ブレーキ動作が行なわれ、
    前記芯板と前記摩擦材とは、弾力性のある接着剤によって接着される。
  6. 請求項4に記載の電磁ブレーキであって、前記接着剤は、エポキシ変性シリコーン樹脂、およびアクリル変性シリコーン樹脂の何れか一方を含む。
  7. 請求項4に記載の電磁ブレーキであって、前記接着剤の層厚さは、5μm以上である。
  8. 電磁ブレーキであって、
    アーマチュアと、
    前記アーマチュアの一側に配置されるヨークと、
    前記ヨークに設けられる励磁コイルと、
    前記アーマチュアの他側に配置されるプレートと、
    前記アーマチュアと前記プレートとの間に介在するディスクと、を具備してなり、
    前記励磁コイルに電流が流れているとき、前記ヨークが磁化され、前記アーマチュアが前記ヨーク側に吸着され、
    前記励磁コイルに電流が流れないとき、前記アーマチュアが前記ディスク側に付勢され、前記アーマチュアと前記ディスクの間、および前記プレートと前記ディスクの間の摩擦力を利用して、ブレーキ動作が行われ、
    前記プレートは、第1のプレート部材、第2のプレート部材、および該第1のプレート部材と該第2のプレート部材との間に介在する緩衝層を含んでなる。
  9. 請求項8に記載の電磁ブレーキであって、
    前記緩衝層は、前記第1のプレート部材と前記第2のプレート部材とを互いに接着し、弾性力を有する接着剤を含む。
  10. 電磁ブレーキであって、
    アーマチュアと、
    前記アーマチュアの一側に配置されるヨークと、
    前記ヨークに設けられる励磁コイルと、
    前記アーマチュアの他側に配置されるプレートと、
    前記アーマチュアと前記プレートとの間に介在するディスクと、を具備してなり、
    前記励磁コイルに電流が流れているとき、前記ヨークが磁化され、前記アーマチュアが前記ヨーク側に吸着され、
    前記励磁コイルに電流が流れないとき、前記アーマチュアが前記ディスク側に付勢され、前記アーマチュアと前記ディスクの間、および前記プレートと前記ディスクの間の摩擦力を利用して、ブレーキ動作が行われ、
    前記プレートは、鋳鉄を含んでなる。
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