JPWO2006075528A1 - 3次元オブジェクト計測装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このように、教育分野においてハードウェア資源やネットワーク環境が整備されつつある中、手軽に利用できる魅力のある教育用コンテンツの充実の重要性が指摘されている。代表的な教育用コンテンツの一つとして昆虫や動物の電子図鑑が挙げられる。現在でも昆虫や動物の情報をデジタル化した電子図鑑が存在し、インターネットを介して閲覧可能となっているが、現行の電子図鑑の中には、既存の図鑑本に掲載されている2次元平面写真等をデジタルデータとして取り込んでデータベース化し、検索・閲覧可能としただけの電子図鑑も多いため、特に、今後は、昆虫や動物の立体的な構造や動きを見ることができる3次元電子図鑑など多様な電子図鑑の開発が望まれている。
前者のアクティブ計測法には、レーザや超音波を用いた直接計測法や、プロジェクタなどによりパターンを投影し、そのパターンの歪みにより表面の形状を計測するパターン投影法などがある。後者のパッシブ計測法には2台以上のカメラを使ってステレオ計測するステレオ計測法がある。なお、鏡を利用して1台のカメラによってステレオ計測する手法も提案されている。
なお、装置規模を小さくするためカメラの台数を減らす工夫として、平面鏡を利用した装置があるが、この装置によればパッシブ計測法の第1の問題点はある程度緩和されるが、3次元オブジェクトの上下左右の全周をカバーする画像を得るためには、なお、複数のカメラが必要である。さらに、この装置ではパッシブ計測法の第2の問題点は緩和できない問題として残る。
この反射屈折ステレオ視系は、1台のカメラで視差のある画像が得られるため、カメラパラメータの補正処理が不要となり、かつ、各視点の像が同期して撮影される利点を有する。また、エピポーラ線が走査線上と同一になるようにカメラや鏡を配置することで、複数のカメラを用いたステレオ視系と同様に、対応点の存在する範囲を限定することが可能となる。
しかし、反射屈折ステレオ視系に基づく物体の全周形状計測手法は、鏡による不規則な写り込みの発生や対応点探索範囲の拡大により、正しい全周形状を得ることが困難である問題がある。
上記構成によれば、魚眼レンズによりレンズ光軸を中心として放射状に全視野角の映像が撮影でき、魚眼レンズに対向する台座に載せられた3次元オブジェクトを直接撮影した直接画像と、鏡面円筒体の側面内壁の鏡面に映り込んでいる3次元オブジェクトの反射画像とを併せて一度に撮影することができる。円筒鏡面の性質上、この反射画像は3次元オブジェクトの周囲をぐるりと囲む全方向の視点から見える正面画像が映り込んだものとなっており、当該反射画像の撮影により、全方向の視点からの正面画像を一度に得ることができる。
なお、撮影対象となる3次元オブジェクトを台座に載せる以外に、3次元オブジェクトを固定支持する手段、例えば、針金などで刺して固定支持してもよい。また、卓上を台座として活用してもよい。
なお、上記は静止画像の説明であるが、時系列に連続した静止画像を得ればそれらを動画像として扱うことができ、対象物体の動きに関する3次元動画像データも得ることが可能となる。
上記構成により、ステレオ計測処理において直接画像と反射画像の間で特徴点とその特徴点に対応する対応特徴点とを簡便にマッチングすることができる。つまり、本発明の3次元オブジェクト計測装置では、反射画像は台座の中心(円筒中心)から放射線状に展開された画像となっており、特徴点と対応する対応特徴点とが必ず同じ直線上にあるため対応点探索が簡単となる利点がある。
上記構成により、鏡面円筒体のいわゆる上面と下面の2方向から魚眼レンズで撮影することにより、3次元オブジェクトの上部画像と下部画像を同時に撮影することが可能となる。
鏡面円筒体の側面内壁の鏡面において3次元オブジェクトの反射画像が映り込む位置は計測する3次元オブジェクトの大きさ(高さ、厚み)や形状により異なる。直接画像および反射画像を適切に撮影するため魚眼レンズの位置(台座と魚眼レンズとの距離)が調整できることが好ましい。そこで、台座と魚眼レンズとの距離を可変としたものである。
上記構成により、3次元オブジェクトが切り立った側面形状を持っている場合や、3次元オブジェクトが凹形状を持っている場合であっても、当該部分についてステレオ計測に必要な画像を得ることができる。例えば3次元オブジェクトが切り立った側面形状を持っている場合は、鏡面円筒体と台座を固定したままでは魚眼レンズによっては直接画像をうまく得ることができない。また、3次元オブジェクトが上面に少し深い凹形状を持っている場合は、鏡面円筒体とカメラを固定したままで直接画像を得ることはできるものの、反射画像としては凹形状の部分は周縁の壁面の陰になって得ることはできない。そこで、台座を固定した状態で、台座の中心を回転運動の中心として3次元空間内での鏡面円筒体およびカメラを一体とした自由な回転移動を可能としたものであり、上記前者の側面形状の場合や上記後者の凹形状の場合であっても、それら部分の直接画像および反射画像が撮影できる別アングルの角度となるように鏡面円筒体およびカメラの配置を調整せしめることを可能としたものである。
また、3次元オブジェクトの計測の際に、3次元オブジェクトを支持する手段は、オブジェクトを支えることができるものであれば良く、例えば、台座、吊るし糸、針金、針などが挙げられる。ここで台座は装置筐体に組み込まれる小さな板状のものに限定されず、机や置き台のような大きなものも含む。机を支持手段とする場合は後述する鏡面円筒体を、支持手段である台座としての机の上に立てて据え置くこととなる。
以下に説明する実施例では3次元オブジェクトの支持手段を小さな円盤状の板である台座として説明する。
図1は実施例1に係る3次元オブジェクト計測装置100の基本構成を模式的に示した図である。
鏡面円筒体20の内径はその中に台座10を収める大きさを持っており、この例では台座10は鏡面円筒体20の底面部分に収められている。
鏡面円筒体20の高さは、撮影対象となる3次元オブジェクトの高さをLとすると、基底となっている台座10からL以上あれば良いが、例えば、台座10から2L〜10L程度の高さとすることができる。
魚眼レンズ31は、台座10に対向し、レンズ光軸が鏡面円筒体20の円筒中心軸と一致するように配置されている。この例では魚眼レンズ31は鏡面円筒体20の上面に配置され、台座10に対向するように下向きに据え付けられている。魚眼レンズ31の中心軸(レンズ光軸)は円筒鏡面体20の中心軸(円筒中心軸)に一致するように配置されている。
撮影記録手段32は魚眼レンズ31を介して得られた画像を記録できるものであれば特に限定されず、アナログフィルムに露光記録するいわゆるアナログ画像記録手段でもよく、CCD(Charge Coupled Device)などの受光素子で受光してデジタルデータとして記録するいわゆるデジタル記録手段でも良い。一例としてここでは撮影記録手段32はデジタル画像記録手段とする。
ステレオ計測法に基づいて2次元画像データから3次元画像データを得るためには、手順1として、対象となる3次元オブジェクトを複数の視点(それぞれ異なる角度)から撮影した2次元画像を取得する手順、手順2として、取得した複数の2次元画像間の特徴点間でマッチング処理を行なって3次元オブジェクトの要素ごとに対応付けを行なう手順、手順3として、ステレオ計測処理に基づく差分計算や推論計算により3次元画像データとしておこす手順を踏む必要がある。
なお、三回以上反射する光路もあるが、図2では二回反射の光路A2までを示し、それ以上のものは図示を省略している。また、図2は点Aのみに着目した光路を示したが、オブジェクト1の表面のすべての点から出射した光が図2と同様の原理により魚眼レンズ31に入射する。
なお、図3では三回反射以上の反射画像(反射画像R3など)は図示を省略した。
本発明の3次元オブジェクト計測装置100では、このように一度の撮影により直接画像と反射画像の複数の画像を得る。
魚眼レンズは、魚眼レンズに入射する光線が光軸と成す角φと、光線が射影された
画像平面における画像中心からの距離dの関係を下記数式1で表せる。
魚眼レンズの射影特性をデータベースとして持っておくことで、撮影画像における注目点の画像中心からの距離によって、カメラに入射する光線の角度を決定できるのである。
手順2では、取得した複数の2次元画像間でステレオ計測処理を行ない3次元オブジェクトの要素ごとに対応付けを行なうが、ステレオ計測処理をすべての画素について行なうことは計算コストが膨大となるので、通常は、画像データをDCT変換やフーリエ変換などにより周波数領域に変換し、画像中の特異点やエッジを抽出し、それらの代表的なものを特徴点として選定し、画像中の特徴点同士を探索してマッチングして行く。ここではある画像中の特徴点に対応する他の画像中の特徴点を対応特徴点と呼ぶ。
しかし、本発明の3次元オブジェクト計測装置100を用いる場合は、直接画像と反射画像間の幾何学的関係を用いて特徴点同士のマッチング処理を実行することができるので、計算コストを大幅に低減することができる。その原理は以下のように説明できる。上記の図3および図4を用いて説明したように、カメラ30により撮影された画像には直接画像D0と反射画像(ここでは一回反射画像R1と二回反射画像R2の2つとする)が写されているが、この直接画像D0と反射画像(一回反射画像R1と二回反射画像R2)の間には、重要な幾何学的関係が存在する。ここで言う幾何学的関係とは、対応し合う特徴点同士は、画像の中心を通るように引いた同じ直線上に存在するという関係である。
以上の手順により、特徴点同士の幾何学的関係を用いて効率よく特徴点と対応する対応特徴点を探索する。
図5は、台座の中心にピラミッド形状のオブジェクトを据え置き、その直接画像および鏡面円筒体の内壁鏡面に映り込んだ反射画像を併せて撮影した画像を示している。なお、画像中に引いてある放射線は直接画像と反射画像との対応を目視しやすいように、後処理により画像中に追加した線であり、このような放射線が当初から写り込んでいるわけではない。
撮影画像の中心にカメラから直接見える像、その周囲に円筒鏡に反射した像が存在する画像が得られる。また反射像は、画像中心から反射回数の少ない順に、同心円状に並ぶことになる。
ここで、図8(a)のオブジェクトが円錐の形状を有する場合、オブジェクト表面上のA点からカメラに入射する光線は、画像中心と点Aを結ぶ破線上だけを移動することになる。このため、撮影画像中に存在する対応点の組の探索範囲を、画像中心を通る直線上に限定できることとなり、計算量の削減や、対応点の誤検出の削減ができるのである。
また、同様に、図8(b)のオブジェクトが四角錐の形状を有する場合、オブジェクト表面上のB点からカメラに入射する光線は、画像中心と点Bを結ぶ破線上だけを移動することになる。
また、図8(c)のオブジェクトが円錐の形状を有し、かつ、位置が中心からずれて置かれて撮影された場合でも、オブジェクト表面上のC点からカメラに入射する光線は、画像中心と点Cを結ぶ破線上だけを移動することになる。
手順3では、手順2により得られた特徴点と対応特徴点との対応関係を基に直接画像と反射画像とのステレオ計測処理を行ない、直接画像と反射画像から3次元オブジェクトの3次元画像データを生成する。例えば、直接画像データと反射画像データ間の差分計算や推論計算により3次元画像データとしておこして行く。本発明の3次元オブジェクト計測装置100では、この手順3は特に限定されず、ステレオ計測処理を行なうアルゴリズムであれば広く適用することができる。
先ず、対応特徴点探索手段42のアルゴリズムでは、処理の簡単化のために撮影画像を極座標展開し、次に極座標展開された撮影画像から、ある一点を中心とする小領域を探索元領域として切り出して、探索元領域に最も類似していると考えられる領域を探索する処理を行う。
本実施例では、2つの領域の間でSSD(Sum of Squared Difference:差の二乗和)を計算し、SSDの値が小さいほど互いの領域が類似しているものと判断している。但し、円筒鏡面で反射してカメラに入射した像は、半径方向に歪みを含んでいるため、領域間の類似性を求める際には、反射像の歪みを補正すべきである。しかし、反射像の歪みの大きさは、未知のパラメータである物体面の法線方向に依存するため、歪みを解析的に補正することが不可能である。そこで本実施例では、探索領域の移動に加えて、類似性を調べる反射像を半径方向について動的に拡大縮小させながら、SSDの値を計算することにより、最も類似している領域の中心点の組を対応点の組とすることとした。
以下では、対応特徴点探索手段42のアルゴリズムについて、(1)撮影画像の極座標展開処理、(2)探索対象領域のサイズの正規化処理、(3)探索対象領域の限定処理、(4)SSD値の算出処理に分けて説明する。
SSDの計算を単純化するための前処理として、撮影画像の極座標展開処理を行う。図10(a)には、極座標展開した結果の画像例を示す。上述したように、本発明の3次元オブジェクト計測装置で撮影された画像において、対応点の組は画像中心を通る同一直線上に必ず存在する。よって、撮影された画像を、縦軸を画像中心からの距離、横軸を角度とする極座標画像に展開することで、画像中のある一点に対応する点を探索する際の範囲は、図10(b)に示す破線の領域内に限定されることになる。
極座標展開前の画像における座標値を(u,v)、極座標展開後の座標値を(t、w)とすると、変換における画素値の対応関係は下記数式2,3で表される。ここで、t及びwは整数値である。また、Uは極座標展開前の画像におけるuおよびv軸方向の画素数、T,Wはそれぞれ極座標展開後の画像におけるt,w軸方向の画素数を表している。この極座標展開前の画像は、画像の中心に円筒の中心軸が存在するように撮影されている。
なお、極座標展開前の画像において、下記数式4の条件を満たさない座標値(u,v)については変換の対象としていない。
次に、探索対象領域のサイズの正規化処理について説明する。上述したように、撮影画像における反射像のw軸方向の大きさは、光線の入射角と物体面の法線方向に依存して変化する。例えば図10(a)や(b)では、物体像が鏡に2回反射してカメラに入射した像のw軸方向の大きさは、1回反射してカメラに入射した像よりも小さくなる。しかし、計測段階において物体面の法線方向は未知であるため、w軸方向への像の大きさの変化を解析的に補正することは不可能である。そこで本発明の3次元オブジェクト計測装置では、類似性を調べたい局所領域をw軸方向について動的に拡大縮小させながら、SSDの値を計算することとしている。ここで、SSD値を計算するには、探索の際に基準となる領域(Source)と評価対象の領域(Target)の大きさが同一でなければならない。
一般に、光線の入射角度や物体面の法線方向による像の大きさの変化は非線形であるが、局所領域内の微小な像の歪みは、線形な拡大縮小で近似しても誤差は小さいと考えられるため、本3次元オブジェクト計測装置では処理の簡単化のため、線形補間によって局所領域を拡大または縮小することにしている。
また、各画素の色はRGB表色系で表現されることとしている。正規化後の領域内の点(t,w)におけるR,GおよびBそれぞれの輝度値li(t,w) (i = r,g,b) は、正規化前の点の輝度値oi (i = r,g,b) と、Source を1.0としたときのTargetのスケールsを用いて、下記数式5から算出できる。ここで、trunc(x)はxの小数点以下を切り捨てる関数である。
次に、探索対象領域の限定処理について説明する。本発明の3次元オブジェクト計測装置で撮影した画像のn次反射像において、点(tS,wS)を中心とする領域 Sourceに対応する領域 Targetは、オクルージョンが発生しない場合、像の空間的な連続性は鏡に反射しても保たれることから、下記数式6を用いて求められる点(t,wn g)の近傍に存在すると仮定する。ここで、wn minとwn maxはそれぞれ、n回目の反射像が存在する上端値と下端値を示しており、また、wS minとwS maxは、Sourceが存在する上端値と下端値を示している。
そこで、点(tS,wS)を中心とする領域Sourceに対応する領域を探索する際、探索対象となるw軸方向の範囲を、wn gを中心とする一定の範囲内に限定することで、探索領域の削減を図っているのである。
中心を点(tS,wS)とする領域Sourceに対応するTargetをn次の反射像から探索するとき、探索の中心点とするwの範囲の上端wn gminおよび下端wn gmaxを下記数式7で表す。また、鏡に反射した像をSource領域とする際は、上端wn gminおよび下端wn gmaxを下記数式8で表す。ここで、aは探索範囲の広さを表す定数であり、値が大きいほど探索範囲は広くなる。
次に、SSD値の算出処理について説明する。Sourceと線形補間によって正規化されたTargetの類似度を評価するため、本3次元オブジェクト計測装置では評価量として、SourceとTarget領域間のSSD値を用いている。このSource領域SとTarget領域Tの間のSSD値dST は、下記数式9により求められる。下記数式において、lS iおよびlT i(t,w)(i=r,g,b)はそれぞれSourceとTargetにおける各画素の輝度である。また、lS iおよびlT i(t,w)(i=r,g,b)がとりうる値の範囲は、双方とも0以上255以下である。
実施例2の3次元オブジェクト計測装置100aは、実施例1の3次元オブジェクト計測装置100に対して、台座10を透明素材で形成し、図13のように、カメラ30として第1のカメラ30aと第2のカメラ30bの2つのカメラを備え、第1のカメラ30aの魚眼レンズ31aと第2のカメラ30bの魚眼レンズ31bが台座10を挟んで対向し合うように配置したものである。
これは、オブジェクト1の上部画像のみならず下部画像についても同時に異なった視点からの複数の画像を一度に撮影することを狙ったものである。
下方のカメラ30bを用いたオブジェクト1の下面の直接画像D0と反射画像Rnの撮影原理およびステレオ計測処理の原理は実施例1と同様であるので、ここでの説明は省略する。
実施例3の3次元オブジェクト計測装置100bは、実施例1の3次元オブジェクト計測装置100に対して、鏡面円筒体20に対してカメラ30を可動としたものであり、図14に示すように、カメラ30が鏡面円筒体20の中心軸に沿って上下に移動することができ、台座10と魚眼レンズ31の距離を可変としたものである。
なお、カメラ30の移動は、利用者が手でカメラ30の筐体を移動させても良いが、カメラ筐体とステッピングモーター機構と組み合わせ、利用者の操作入力に応じてカメラ筐体の移動が制御できる構成とすれば、魚眼レンズ31と台座10上のオブジェクトとの距離を正確に調整することができる。
台座10と魚眼レンズ31との距離が小さい場合(オブジェクト1とカメラ30の距離が近い場合)にもメリットとデメリットがあり、逆に、台座10と魚眼レンズ31との距離が大きい場合(オブジェクト1とカメラ30の距離が遠い場合)にもメリットとデメリットがあり、両者を兼ね合わせて台座10と魚眼レンズ31との距離を調節する必要がある。
台座10と魚眼レンズ31との距離が小さくなると、カメラ30によりオブジェクトを大きく写すことができることとなり、オブジェクト表面の詳細な直接画像D0を得ることができる。つまり直接画像の解像度が上がる。これはメリットと言える。
台座10と魚眼レンズ31との距離が大きくなると、図15の場合に比べ、カメラ30によりオブジェクトを接写することができず、オブジェクト表面の直接画像D0の解像度が低くなる。これはデメリットと言える。
そこで、本実施例3の3次元オブジェクト計測装置100bは、鏡面円筒体20に対してカメラ30を上下に可動としたものであり、カメラ30が鏡面円筒体20の中心軸に沿って上下に移動することができ、台座10と魚眼レンズ31の距離を可変としたものである。
しかし、上記説明は、カメラ30として光学的ズーム機構を搭載したものを排除する意図ではなく、本発明の3次元オブジェクト計測装置100のカメラ30として、光学的ズーム機構やデジタルズーム機構を備えたものを採用し、周辺画像である反射画像を撮影が像中に捉えることのできる範囲でズーム撮影を行なわしめることは当然可能である。
実施例4の3次元オブジェクト計測装置100cは、実施例1の3次元オブジェクト計測装置100に対して、鏡面円筒体20およびカメラ30の台座10に対する相対運動を可能としたものであり、図17に示すように、台座10を固定した状態で、台座10の中心を回転運動の中心として、3次元空間内で鏡面円筒体20およびカメラ30を一体として自由な回転移動を可能としたものである。
鏡面円筒体20の回転移動は、利用者が手で鏡面円筒体20を回転移動させても良いが、鏡面円筒体20とステッピングモーター機構と組み合わせ、利用者の操作入力に応じて鏡面円筒体20の移動が制御できる構成とすれば、基本姿勢において撮影できなかった部位の撮影を可能とするアングルとなるようにカメラ30の撮影視点の方向を正確に調整することができる。
これらオブジェクト1の形状や方向によって死角となり直接画像D0または反射画像Rnが得られない部位が生じる場合でも、本実施例4の3次元オブジェクト計測装置100cは、鏡面円筒体20とカメラ30を一体として台座10に対して角度を変えて、当該部位ついて必要な直接画像D0または反射画像Rnを得るための別アングルの画像の撮影を行なうものである。
図18は、図2と同様、直接画像と反射画像のカメラ30における受光を3次元オブジェクト計測装置100cの縦断面において模式的に表した図である。図18に示すように、オブジェクト1の側面部分の点Bについて、直接画像D0に相当する光路B0は、魚眼レンズ31に直接入射することはできない。つまり、直接画像D0において側面部分の点Bの画像は含まれていない、または、たとえ含まれていても撮影角度が極めて浅いため有効な情報が得られないものとなっている。一方、反射画像R1に相当する一回反射の光路B1は、魚眼レンズ31に入射しており、一回反射画像R1において側面部分の点Bの画像は含まれていることとなる。同様に、反射画像R2に相当する二回反射の光路B2は、魚眼レンズ31に入射しており、二回反射画像R2においても側面部分の点Bの画像は含まれていることとなる。このように、複数の反射画像R1とR2には点Bに関する画像情報が含まれているが、直接画像D0において点Bに関する情報が得られていない。
このように、図19の基本姿勢では直接画像D0において十分な画像情報が得られない側面部分の点Bについて、図19の姿勢では直接画像D0において十分な画像情報が得られることとなる。
本発明の3次元オブジェクト計測装置は、少ない撮影回数で3次元ステレオ計測に用いる複数の画像を得ることが目的であるところ、実施例4に係る3次元オブジェクト計測装置100cは基本姿勢の撮影画像に加え、アングルを変えてもう一回撮影を行なうものであるが、オブジェクトの形状や姿勢に影響され、もともと撮影が難しい部位について複数の画像を二回の撮影で得るものであり、少ない撮影回数で3次元ステレオ計測に用いる複数の画像を得る本発明の目的に沿ったものと言える。
以上、本発明の好ましい実施形態を図示して説明してきたが、本発明の技術的範囲を逸脱することなく種々の変更が可能であることは理解されるであろう。
本実施例5のオブジェクト計測環境を説明する。計測に用いたカメラは、Opteon社製DepictD1Eを用い、1392×1040(pixels)で撮影された画像から、1024×1024(pixels)の画像を切り出して使用した。また光源としてリングライトを用い、カメラの周囲から物体へ光を投射した。円筒鏡の内径は90(mm),高さは100(mm)である。但し、本実施例で用いたカメラはグレースケール画像のみ得られることから、前述の数式9におけるlS i(t,w)およびlT i(t,w)(i=r,g,b)については、下記数式10とする。ここで、lS gray(t,w)およびlT gray(t,w)はそれぞれ、SourceおよびTargetにおいて、カメラから得られた撮影画像の明度値である。また取り得る値の範囲は双方とも0以上255以下である。
図20に示される円錐形状のオブジェクトを本発明の3次元オブジェクト計測装置で撮影すると、図21に示す撮影画像が得られた。本実施例では、この画像から円錐のオブジェクトの形状計測を行った。
ここで、本実施例におけるSSDの窓サイズは5×5(pixels)とした。また、前述の数式5におけるスケールsを0.5から2.0まで0.1ずつ変化させて、カメラで直接観測された像と円筒鏡に1回反射した像を用いて、ステレオ視により形状を計測した。本発明の3次元オブジェクト計測装置による円錐の形状計測結果を図22に示す。
また、本発明の3次元オブジェクト計測装置により計測された円錐の形状について、横軸を画像中心からの距離,縦軸を高さとする散布図にしたものを図23に示す。
本発明の3次元オブジェクト計測装置は、装置構成や撮影プロセスの簡単さから、ユーザが個人的な所有物の形状を手軽に計測したり、多くの物体の全周形状を効率良く計測したりする用途に有用である。また、一枚の画像から物体の全周形状を計測できるため、連続的に画像を撮影すれば、動物の動きとともに全周形状を記録することも可能であり、静止画のみならず動画の記述の充実を図ることができる。
10 台座
20 鏡面円筒体
30,30a,30b カメラ
31 魚眼レンズ
32 撮影記録手段
40 画像データ処理装置
41 特徴点抽出手段
42 対応特徴点探索手段
43 3次元画像データ生成手段
100,100a,100b,100c 3次元オブジェクト計測装置
を固定支持する手段、例えば、針金などで刺して固定支持してもよい。また、卓上を台座として活用してもよい。
[0013]
ここで、鏡面円筒体の側面内壁の鏡面に映り込んでいる3次元オブジェクトの反射画像が複数ある場合がある。つまり、鏡面で一回反射して魚眼レンズに捉えられたいわゆる一回反射画像、鏡面で二回反射して魚眼レンズに捉えられたいわゆる二回反射画像など、鏡面でn(nは自然数)回反射して魚眼レンズに捉えられたいわゆるn回反射画像があり得る。
なお、上記は静止画像の説明であるが、時系列に連続した静止画像を得ればそれらを動画像として扱うことができ、対象物体の動きに関する3次元動両像データも得ることが可能となる。
[0014]
また、上述の目的を達成するため、本発明の3次元オブジェクト計測装置は、撮影対象となる3次元オブジェクトを載せる台座と、前記台座を筒の内壁面で取り囲み、前記筒の内壁面を鏡面とした鏡面円筒体と、前記台座に対向し、レンズ光軸が前記鏡面円筒体の円筒中心軸と一致するように配置された魚眼レンズと、前記魚眼レンズを介して得られた画像を記録する撮影記録手段とを備えたカメラを備え、前記カメラの撮影記録手段により、前記台座上の3次元オブジェクトを直接見た直接画像と、前記鏡面円筒体の内壁の鏡面に映り込んでいる前記台座上の3次元オブジェクトの反射画像とを併せて撮影する3次元オブジェクト計測装置であって、前記カメラの撮影記録手段により撮影した撮影画像上の特徴点を抽出して決定する特徴点抽出手段と、前記特徴点抽出手段によって抽出された前記直接画像上の特徴点に対応する前記反射画像上の対応特徴点を前記反射画像上において探索して決定する、または、前記特徴点抽出手段によって抽出された前記反射画像上の特徴点に対応する前記直接画像上の対応特徴点を前記直接画像上において探索して決定する手段であって、前記撮影画像において画像の中心と前記特徴点とを結ぶ延長線上を探索することにより前記対応特徴点の探索を行なう対応特徴点探索手段と、前記特徴点と前記対応特徴点との対応関係を基に前記直接画像と前記反射画像とのステレオ計測処理を行ない、前記直接画像と前記反射画像から前記3次元オブジェクトの3次元画像データを生成する3次元画像データ生成手段を備えたことを特徴とするものである。
上記構成により、ステレオ計測処理において直接画像と反射画像の間で特徴点とその特徴点に対応する対応特徴点とを簡便にマッチングすることができる。つまり、本発明の3次元オブジェクト計測装置では、反射画像は台座の中心(円筒中心)から放射線状に展開された画像となっており、特徴点と対応する対応特徴点とが必ず同じ直線上にあるため対応点探索が簡単となる利点がある。
すなわち、撮影対象のオブジェクト上のある点の画像は、正対する鏡面円筒体の内壁鏡面に映り込み、二回反射画像の場合は点対称となるが、中心点を挟んで折り返した位置となるので、結局、直接画像上のある特徴点に対応する反射画像上の特徴点は直接画像上の当該特徴点と画像の中心点を結ぶ直線の延長線上にあることとなるのである。この幾何学的関係を特徴点の探索のマッチングアルゴリズムに取り込むことにより、その計算コストを大幅に低減することが可能となる。
本発明は、鏡面円筒体とレンズ光軸が前記鏡面円筒体の円筒中心軸と一致するように配置された魚眼レンズとを組み合わせることにより、複雑な特徴点検出アルゴリズムを用いることがなく、特徴点同士の幾何学的関係を用いて効率よく特徴点と対応する対応特徴点を探索できるのである。
なお、上記した特徴点同士の幾何学的関係は、オブジェクトが台座の中心からずれた位置に載せ置かれていても変わることはない。オブジェクトが台座の中心からずれた位置に載せ置かれた場合でも特徴点同士の幾何学的関係が保たれる。オブジェクトが台座の中心からずれた位置に載せ置かれている場合、鏡面円筒体の内壁鏡面に映り込んだ反射画像は歪んでしまうが、特徴点同士は画像中心を通る直線上に存在する。これは、カメラの光軸と円筒鏡の中心軸が一致しているとき、ある光線がカメラに入射するためには、光線は円筒鏡の中心軸を通らなければならず、円筒の中心軸を挟んで向き合う円筒鏡の2点の接線は常に平行になり、円筒の中心を通る光線は常に、平行な接線をもつ鏡面に対して、真上から観察した場合に垂直に入射することとなるからである。
[0015]
次に、本発明の3次元オブジェクト計測装置において、前記台座を透明素材で形
成し、前記台座の下方向からも前記オブジェクトを可視とし、前記カメラとして第1のカメラと第2のカメラの2つのカメラを備え、前記第1のカメラの魚眼レンズと前記第2のカメラの魚眼レンズが前記台座を挟んで対向し合うように配置することが好ましい。
上記構成により、鏡面円筒体のいわゆる上面と下面の2方向から魚眼レンズで撮影することにより、3次元オブジェクトの上部画像と下部画像を同時に撮影することが可能となる。
[0016]
次に、本発明の3次元オブジェクト計測装置において、前記カメラが前記鏡面円筒体に対して前記円筒中心軸に沿った移動が可能となっており、前記台座と前記魚眼レンズの距離を、撮影対象となる3次元オブジェクトの高さをLとして、基底となっている前記台座からL〜10Lの範囲で可変とすることが好ましい。
鏡面円筒体の側面内壁の鏡面において3次元オブジェクトの反射画像が映り込む位置は計測する3次元オブジェクトの大きさ(高さ、厚み)や形状により異なる。直接画像および反射画像を適切に撮影するため魚眼レンズの位置(台座と魚眼レンズとの距離)が調整できることが好ましい。そこで、台座と魚眼レンズとの距離を可変としたものである。
[0017]
次に、本発明の3次元オブジェクト計測装置において、前記台座と前記鏡面円筒体および前記カメラとの相対運動を可能とし、前記台座を固定した状態で、前記台座の中心を回転運動の中心として3次元空間内での前記鏡面円筒体および前記カメラを一体とした自由な回転移動を可能とすることが好ましい。
上記構成により、3次元オブジェクトが切り立った側面形状を持っている場合や、3次元オブジェクトが凹形状を持っている場合であっても、当該部分についてステレオ計測に必要な画像を得ることができる。例えば3次元オブジェクトが切り立った側面形状を持っている場合は、鏡面円筒体と台座を固定したままでは魚眼レンズによっては直接画像をうまく得ることができない。また、3次元オブジェクトが上面に少し深い凹形状を持っている場合は、鏡面円筒体とカメラを固定したままで直接画像を得ることはできるものの、反射画像としては凹形状の部分は周縁の壁面の陰になって得ることはできない。そこで、台座を固定した状態で、台座の中心を回転運動の中心として3次元空間内での鏡面円筒体およびカメラを一体とした自由な回転移動を可能としたものであり、上記前者の側面形状の場合や上記後者の凹形状の場合であっても、それ
Claims (5)
- 撮影対象となる3次元オブジェクトを載せる台座と、
前記台座を筒の内壁面で取り囲み、前記筒の内壁面を鏡面とした鏡面円筒体と、
前記台座に対向し、レンズ光軸が前記鏡面円筒体の円筒中心軸と一致するように配置された魚眼レンズと、前記魚眼レンズを介して得られた画像を記録する撮影記録手段とを備えたカメラを備え、
前記カメラの撮影記録手段により、前記台座上の3次元オブジェクトを直接見た直接画像と、前記鏡面円筒体の内壁の鏡面に映り込んでいる前記台座上の3次元オブジェクトの反射画像とを併せて撮影する3次元オブジェクト計測装置。 - 前記カメラの撮影記録手段により撮影した撮影画像上の特徴点を抽出して決定する特徴点抽出手段と、
前記特徴点抽出手段によって抽出された前記直接画像上の特徴点に対応する前記反射画像上の対応特徴点を前記反射画像上において探索して決定する、または、前記特徴点抽出手段によって抽出された前記反射画像上の特徴点に対応する前記直接画像上の対応特徴点を前記直接画像上において探索して決定する対応特徴点探索手段と、
前記特徴点と前記対応特徴点との対応関係を基に前記直接画像と前記反射画像とのステレオ計測処理を行ない、前記直接画像と前記反射画像から前記3次元オブジェクトの3次元画像データを生成する3次元画像データ生成手段を備え、
前記対応特徴点探索手段において、前記撮影画像において画像の中心と前記特徴点とを結ぶ延長線上を探索することにより前記対応特徴点の探索を行なうことを特徴とする請求項1に記載の3次元オブジェクト計測装置。 - 前記台座を透明素材で形成し、前記台座の下方向からも前記オブジェクトを可視とし、
前記カメラとして第1のカメラと第2のカメラの2つのカメラを備え、
前記第1のカメラの魚眼レンズと前記第2のカメラの魚眼レンズが前記台座を挟んで対向し合うように配置されている請求項1または2のいずれかに記載の3次元オブジェクト計測装置。 - 前記カメラが前記鏡面円筒体に対して前記円筒中心軸に沿った移動が可能となっており、前記台座と前記魚眼レンズの距離を可変とした請求項1から3のいずれかに記載の3次元オブジェクト計測装置。
- 前記台座と前記鏡面円筒体および前記カメラとの相対運動を可能とし、
前記台座を固定した状態で、前記台座の中心を回転運動の中心として3次元空間内での前記鏡面円筒体および前記カメラを一体とした自由な回転移動を可能とした請求項1から4のいずれかに記載の3次元オブジェクト計測装置。
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