JPWO2006001051A1 - マルチプロセッサ装置及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
マルチプロセッサ装置は、バスを介して複数のプロセッサ、ブートプログラムを格納した共有記憶領域、及び読出要求に対し実時間情報を通知する実時間通知部を接続する。実時間取得部は、各プロセッサに設けられ、パワーオンによる起動直後に動作して時間通知制御部から実時間情報を取得して共有記憶領域上のプロセッサテーブルに登録する。起動制御部は、各プロセッサに設けられ、自己の実時間情報を登録した後にプロセッサテーブルに登録している他プロセッサの実時間情報を参照し、自己の実時間が最も早い場合に優先処理権を取得し、ブートプログラムを読み出してブート処理を実行させ、ブート処理を終了した時点で前記プロセッサテーブルから自己の実時間情報を削除する。
Description
本発明は、システムのパワーオン時にバス接続している共通記憶領域から複数のプロセッサがブートプログラムを取得して同時に起動するマルチプロセッサ装置及びその制御方法に関し、特に、共通記憶領域からのブートプログラムを取得して実行する起動処理の優先順位をタイムスタンプを利用して決定するマルチプロセッサ装置及びその制御方法に関する。
従来、複数のプロセッサ及び共通記憶領域をバスに接続したマルチプロセッサ装置にあっては、外部の管理サーバからの指示によりシステムをパワーオンした場合、共通記憶領域に格納されているブートプログラムを各プロセッサが取得して起動するようにしている。
このためシステムのパワーオンにより複数のプロセッサからの共通記憶領域への同時ライトが発生し、不安定アクセスが発生する。そこで何れか1つのプロセッサをイニシエータとして動作させる必要があり、従来はセマフォ制御等を用いて競合を回避し、複数のプロセッサを順番に起動している。
特開平4−284550号公報
特開平2−156366号公報
ところで、近年にあっては、複数のプロセッサと共通記憶領域をバス接続したマルチプロセッサ装置でサーバ装置を構築し、このようなサーバ装置を物理的に離れた複数地点に設置し、異なる地点のサーバ装置の間には地点間共通記憶領域を設けて相互に必要な資源のやり取りを可能としたシステムが構築されている。
このような複数地点にサーバ装置を分散配置したシステムにあっては、管理サーバ等による外部からの指示でシステムにパワーオンを指示し、各サーバ装置に設けている複数のプロセッサを同時に又は異なる時刻に起動するようにしている。
しかしながら、従来のセマフォ制御等による共有記憶領域のアクセス競合の回避は、限られた範囲のプロセッサ、例えばボードに搭載されたプロセッサのみしか指定することができず、バス接続しているプロセッサや他地点に設置しているサーバ装置によるプロセッサ群で共通記憶領域のブートプログラムを使用して起動する場合には、イニシエータを決定することができない問題があった。
本発明は、バス接続されたプロセッサ群、更には他地点に分散配置されたプロセッサ群のうちの1つをイニシエータとして決定して複数のプロセッサを優先順位に従って順次起動可能なマルチプロセッサ装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、マルチプロセッサ装置を提供する。本発明のマルチプロセッサ装置は、バスを介して接続された複数のプロセッサと、バスに接続され、各プロセッサで使用されるブートプログラムを格納した共有記憶領域と、読出要求に対し実時間情報を通知する実時間通知部と、各プロセッサに設けられ、パワーオンによる起動直後に動作して時間通知制御部から実時間情報を取得して共通記憶領域上のプロセッサテーブルに登録する実時間取得部と、各プロセッサに設けられ、自己の実時間情報を登録した後にプロセッサテーブルに登録している他プロセッサの実時間情報を参照し、自己の実時間が最も早い場合に優先処理権を取得し、ブートプログラムを読み出してブート処理を実行させ、ブート処理を終了した時点でプロセッサテーブルから自己の実時間情報を削除する起動制御部とを備えたことを特徴とする。
ここで実時間通知部は、外部から受信した世界標準時間情報(グローバル時間情報)に基づいて実時間情報を生成する。また実時間通知部は、実時間情報としてタイムスタンプを生成し、実時間取得部は、プロセッサテーブルに取得したタイムスタンプを登録すると共に自プロセッサのステータスとしてイネーブルを登録し、起動制御部は、プロセッサテーブルから他のプロセッサのタイムスタンプとステータスを取得し、他プロセッサのステータスがディセーブルの場合は、タイムスタンプを比較することなく自己のタイムスタンプが早いと判断し、他プロセッサのステータスがイネーブルの場合はタイムスタンプを比較して早いか否か判断する。
実時間取得部は、実時間通知部から実時間情報をバス上に読み出すフェッチ動作に続いてプロセッサテーブルにバス上の時間情報を書き込むライト動作を連続して実行するハードウェア回路である。
実時間通知部は、記実時間取得部によるフェッチ動作とライト動作の連続実行時間以下の周期のクロックを計数してタイムスタンプを生成するカウンタを備える。この実時間取得部によるフェッチ動作とライト動作の連続実行時間は、バスの最短リードアクセス時間である。
時間通知部は、予め設定された起動時刻に達した際に一定時間幅の時間窓を生成し、実時間取得部及び起動制御部は前記時間窓の時間帯にのみ動作して特定のプロセッサに優先処理権を取得させて順次起動させる。
時間通知部は、バスの最短リードアクセス時間以下の周期をもつクロックを計数してタイムスタンプを生成するカウンタを有し、時間窓の開始時刻でカウンタをリセットして有効なタイムスタンプの計数を開始させる。
本発明のマルチプロセッサ装置は、複数のプロセッサ、共通記憶領域、時間通知部および起動制御部を別の場所に設置された少なくとも2台のコンピュータ装置の各々に設けており、各コンピュータ装置は、リモート操作で設定された異なる起動時刻に到達する毎に一定時間幅の時間窓を各々生成し、時間窓の時間帯に各コンピュータ装置の実時間取得部及び起動制御部を動作して特定のプロセッサに優先処理権を取得させて順次起動させることにより、各コンピュータ装置を起動時刻順に起動させることを特徴とする。
ここで、早い起動時刻が設定されたコンピュータ装置の最初に処理優先権を取得したプロセッサの起動制御部は、ブート処理が終了した時点で遅い起動時刻が設定されたコンピュータ装置の共通記憶領域を初期化して自己が使用したブートプログラムをリモートコピーする。
本発明は、マルチプロセッサ装置の制御方法を提供する。即ち、本発明は、バスを介して接続された共通記憶領域に格納されているブートプログラムを使用して複数のプロセッサを順次起動させるマルチプロセッサ装置の制御方法に於いて、
各プロセッサからの読出要求に対し実時間情報を通知する実時間通知ステップと、
パワーオンによる起動直後に動作し、各プロセッサが実時間通知部から取得した実時間情報を共通記憶領域上のプロセッサテーブルに登録する実時間取得ステップと、
あるプロセッサが自己の実時間情報を登録した後にプロセッサテーブルに登録している他プロセッサの実時間情報を参照し、自己の実時間が最も早い場合に優先処理権を取得し、ブートプログラムを読み出してブート処理を実行させ、ブート処理を終了した時点でプロセッサテーブルから自己の実時間情報を削除する起動制御ステップと、
を備えたことを特徴とする。
各プロセッサからの読出要求に対し実時間情報を通知する実時間通知ステップと、
パワーオンによる起動直後に動作し、各プロセッサが実時間通知部から取得した実時間情報を共通記憶領域上のプロセッサテーブルに登録する実時間取得ステップと、
あるプロセッサが自己の実時間情報を登録した後にプロセッサテーブルに登録している他プロセッサの実時間情報を参照し、自己の実時間が最も早い場合に優先処理権を取得し、ブートプログラムを読み出してブート処理を実行させ、ブート処理を終了した時点でプロセッサテーブルから自己の実時間情報を削除する起動制御ステップと、
を備えたことを特徴とする。
なお、本発明によるマルチプロセッサ装置の制御方法の詳細は、マルチプロセッサ装置の場合と基本的に同じになる。
本発明によれば、システムのパワーオンにより複数のプロセッサの起動直後に実時間情報としてのタイムスタンプを取得し、最も早いタイムスタンプを取得したプロセッサに最優先処理権を設定してイニシエータとして決定し、イニシエータとなったプロセッサが最初に共有記憶領域からブートプログラムを取得し、ブート処理の実行で起動するようになり、イニシエータの決定がタイムスタンプを利用することで単純にできる。
またプロセッサによる実時間通知部からのタイムスタンプの取得(フエッチ)と共有記憶領域のプロセッサテーブルへの登録(ライト)を連続動作として例えばハードウェア回路の実時間フェッチ・アンド・ライト動作として実行し、実時間フェッチ・アンド・ライト動作の実行時間をタイムスタンプを計数するカウンタの周期以下のクロック(最短バススロック周期以下のクロック)で実行することで、同じタイムスタンプの値を複数のプロセッサが取得してしまうことを防止し、タイムスタンプの比較により1台のプロセッサのみに最優先処理権を設定できる。
また他地点に設置されるサーバ装置の各々に設けた複数のプロセッサによりプロセッサグループ(プロセッサ群)を構成した場合、各プロセッサグルーブに異なる時間窓を設定し、時間窓の時間帯においてのみタイムスタンプを有効して最優先処理権の設定による起動処理を実行させることで、複数箇所のプロセッサグループによってプロセッサがどんなに増えても、システムをパワーオンした最にイニシエータとなるプロセッサを1台決定して起動処理を実行できる。また時間窓の開始時刻を異ならせておくことで、他地点に分かれたプロセッサグループに対して順位を付けた起動処理ができる。
図1は、本発明によるマルチプロセッサ装置のシステム構成を機能構成と共に示したブロック図である。図1において、本発明のマルチプロセッサ装置は、この実施形態にあってはサーバ10とサーバ12を設置しており、サーバ10の設置地点に対し、サーバ12は異なった設置地点に設けている。サーバ10にはn台のプロセッサ14−1,14−2,14−nが設けられる。
プロセッサ14−1〜14−nに対しては、バス20を介して共有記憶領域として機能する共有メモリ16を接続し、更に実時間通知部18を設けている。一方、サーバ12にあっては、n台のプロセッサ24−1,24−2,・・・24−nを有し、プロセッサ24−1〜24−nに対し、バス30を介して共有メモリ26及び実時間通知部28を接続している。
サーバ10のバス20とサーバ12のバス30の間にはシステム共有メモリ22が接続され、システム共有メモリ22を経由してサーバ10とサーバ12の間で情報をやり取りできるようにしている。サーバ10の実時間通知部18はグローバル時間送信局32からのグローバル時間情報を受信し、プロセッサ14−1〜14−nからの読出し要求に対し、実時間としてのタイムスタンプ情報を通知する。
共有メモリ16には、プロセッサ14−1〜14−nの起動制御、即ちブート処理に使用されるブートプログラム44が格納されている。また共有メモリ16には、実時間通知部18からプロセッサ14−1〜14−nがそれぞれ取得したタイムスタンプを登録するプロセッサテーブル46が設けられている。プロセッサ14−1〜14−nのそれぞれには、実時間取得部40−1,40−2,・・・40−n及び起動制御部42−1,42−2,・・・42−nの機能が設けられている。
実時間取得部40−1〜40−nは、管理サーバ34によるネットワーク36を経由したリモート操作によるシステムのパワーオン指示を受けて起動した直後、又はリモート設定した起動時刻到達時の時間窓生成時に動作し、実時間通知部18から実時間情報としてタイムスタンプを取得し、共有メモリ16上のプロセッサテーブル46に登録する。
なおプロセッサテーブル46にはプロセッサ14−1〜14−nのステータスとして、起動状態にあれば「イネーブル」が同時に登録され、起動していなければ「ディセーブル」が登録されることになる。起動制御部42−1〜42−nは、実時間通知部18から取得した自己の実時間情報としてのタイムスタンプをプロセッサテーブル46に登録した後に、プロセッサテーブル46に登録している他のプロセッサのタイムスタンプを参照し、自己のタイムスタンプが最も早い場合に優先処理権を取得し、優先処理権の取得に基づき共有メモリ16のブートプログラム44を読み出してブート処理を実行することで起動し、ブート処理を終了した時点でプロセッサテーブル46から自己のタイムスタンプを削除すると共にステータスをディセーブルとする処理を実行する。
このようなサーバ10における実時間通知部18、プロセッサ14−1〜14−nに設けている実時間取得部40−1〜40−n及び起動制御部42−1〜42−nの機能は、別地点に設置されているサーバ12の実時間通知部28、プロセッサ24−1〜24−nに設けている実時間取得部50−1〜50−n及び起動制御部52−1〜52−nについても同じである。
サーバ10及びサーバ12に設けている実時間通知部18,28による実時間情報としてのタイムスタンプは、管理サーバ34によるリモート操作で設定された起動開始時刻から一定時間に亘る時間窓の時間帯においてのみ有効となる。この実施形態にあっては、管理サーバ34はリモート操作によりサーバ10、12の実時間通知部18、28に対し異なる起動時刻t1,t2から例えば1時間に亘る時間枠を設定しているものとする。
このようなサーバ10,12のそれぞれ対し異なる起動時刻t1,t2を設定していた場合には、管理サーバ34からのリモート操作によるサーバ10及びサーバ12に対するパワーオン指示によりシステムが動作した状態で、実時間通知部18,28はそれぞれ設定された起動時刻t1,t2に到達するまで、グローバル時間送信局32からのグローバル時間の受信に基づくタイムスタンプの値を無効化しており、サーバ10,12はシステムとしてはパワーオン状態にあっても、実時間通知部18からのタイムスタンプの取得に基づくブートプログラム44の実行によるブート処理が行われないことから起動待ちの状態となっている。
そして実時間通知部18において起動時刻t1への到達が判別されると、起動時刻t1から例えば1時間の間、グローバル時間送信局32からのグローバル時間の受信に基づくタイムスタンプのカウント動作が有効となり、このときプロセッサ14−1〜14−nの読出し要求に対し有効に実時間情報としてのタイムスタンプが取得されてプロセッサテーブル46に登録され、プロセッサテーブル46において最も早い時間となるタイムスタンプを持ったプロセッサに優先処理権が設定されて、ブートプログラム44の取得によるブート処理で最初に優先処理権を取得したプロセッサがイニシエータとして起動することになる。
サーバ10において、最初に優先処理権を取得したプロセッサが例えばプロセッサ14−1であったとすると、プロセッサ14−1は共有メモリ16からブートプログラム44を読み取ってブート処理を実行することで起動した後に、遅い起動時刻t2が設定されているサーバ12の共有メモリ26におけるブートプログラムの格納領域を初期化した後に、プロセッサ14−1で実行したブートプログラム44のコピーをリモートコピーによりサーバ12の共有メモリ26にブートプログラム54として格納する。
このリモートコピーによるサーバ12のブートプログラム54の格納によりサーバ10の起動時刻t1後の起動時刻t2に時間窓を生成して動作するサーバ12にあっては、先に動作したサーバ10のイニシエータとしてのプロセッサ14−1による制御のもとで実質的に起動制御を行うことになる。
図2は、図1のサーバ10側に設けているプロセッサ14−1、共有メモリ16及び実時間通知部18を取り出して、その機能構成を示したブロック図である。図2において、プロセッサ14−1は、CPU60、RAM62、BIOS(Bacic Input/Output System)64、バスインターフェース66で構成されており、更に本発明における実時間取得部70として機能するハードウェア回路としてタイムフェッチ・ライト回路68を設けている。
またBIOS64には、本発明における起動制御部72としての機能が設けられている。バス20を介して接続した実時間通知部18は、実時間受信装置74、時間窓生成装置76及びステータスレジスタ78を備えている。実時間受信装置74は図1のグローバル時間送信局32からの信号を受信し、実時間情報をグローバル時間に同期して出力する。
時間窓生成装置76は、図1の管理サーバ34などのリモート操作により起動時刻t1が設定され、実時間受信部74で受信したグローバル時間が、設定された起動時刻t1に達すると、一定時間に亘る時間窓を生成し、この時間窓の生成時間に亘りプロセッサ14−1の実時間取得部70からのアクセスで取得可能な有効タイムスタンプを生成する。
ステータスレジスタ78には、図1の管理サーバ34によるシステムのパワーオン指示や起動開始時刻などの情報が保存される。
図3は、図2の共有メモリ16に格納されているプロセッサテーブル46の説明図である。図3において、プロセッサテーブル46は、共有メモリ16におけるボトムアドレスを起点としたアドレスβに管理サーバ34からのリモート操作で設定された起動時刻となる時間窓開始時刻80を記憶している。
続いてアドレスαからプロセッサ14−1〜14−nごとに登録タイムスタンプ情報82−1,82−2,・・・82−nを記憶している。登録タイムスタンプ情報82−1〜82−nは、登録スタンプ情報82−1について右側に取り出して示すように、ステータス84とタイムスタンプ値86で構成されている。
初期状態においてステータス84は「ディセーブル」であり、またタイムスタンプ値86は初期値「99:99:99:99」が格納されている。そしてサーバ12における時間窓開始時刻80から一定時間に亘る時間窓の生成で取得されたタイムスタンプの値がタイムスタンプ値86に格納され、同時にステータス84が「イネーブル」に書き換えられる。
図4は、図1の2台のサーバによる2つのプロセッサ群に対する時間窓の設定とタイムスタンプの有効カウント処理のタイムチャートである。図4(A)は1日24時間の時間軸であり、この例では時刻「00:00」に管理サーバ34からパワーオン88の指示が行われ、サーバ10に対し時間窓開始時刻t1が設定され、サーバ12には時間窓開始時刻t3が設定される。
ここでサーバ10の時間窓開始時刻t1は例えばt1=09:00であり、サーバ12の時間窓開始時刻t2はt2=01:00である。パワーオン88により動作状態となったサーバ10,12にあっては、グローバル時間による現在時刻が時間窓開始時刻t1またはt2に到達したか否かチェックしており、時間窓開始時刻t1に達するとタイムスタンプ有効90とする処理を開始し、一定時間T1に亘り時間窓92を生成する。この時間窓92にあっては、時間窓開始時刻t1において、図4(B)に示すタイムスタンプを計数するカウンタのタイムスタンプ値Xをリセットして0とし、図4(C)のクロックを用いたカウントにより有効タイムスタンプ98を生成する。
有効タイムスタンプ98を計数する図4(C)のクロック周期T3は、図2に示した例えばプロセッサ14−1のタイムフェッチ・ライト回路68が実時間通知部18にタイムスタンプのリード要求を行って取得した後に、共有メモリ16のプロセッサテーブル46にライトする1回のタイムフェッチ・アンド・ライト動作時間であり、いわゆるリードアクセスサイクル換算クロックとしてタイムスタンプの計数を行っている。
このリードアクセスサイクル換算クロックとなるクロック周期T3は、具体的にはバス20の最短リードアクセス時間以下のクロック周期とする。このようなクロック周期T3によりタイムスタンプ値の計数を行うことで、同時に複数のプロセッサから実時間通知部18に対しタイムスタンプのリードアクセスが行われたとしても、必ず1台のプロセッサのみが有効にタイムスタンプを取得してプロセッサテーブル46に登録することとなり、異なるプロセッサに同じタイムスタンプが登録されてしまうことを防いでいる。
時間窓92による一定時間T1が過ぎると、カウンタはクリアされ、いわゆるフリーラン状態となる。このためサーバ10のプロセッサ14−1〜14−nにあっては、時間窓92の時間帯T1においてのみタイムスタンプの取得に基づく優先処理権に基づく起動処理を行うことができる。
一方、サーバ14のプロセッサ24−1〜24−nについては、時間窓開始時刻t2=01:00に達したときに発生する一定時間T2の時間窓96の時間帯においてのみ、サーバ10の時間窓92の場合と同様、図4(B)のようにカウンタによるタイムスタンプ値が有効となり、プロセッサ24−1〜24−nによるタイムスタンプ値の取得に基づき、最も早いタイムスタンプ値を持つプロセッサをイニシエータとして処理優先権を設定し、サーバ10のイニシエータによるリモートコピーで共有メモリ26に格納されているブートプログラム54を読み出して実行することで、起動制御を順次行うことになる。
図5は、図4のサーバ10の時間窓92において最初に行われる例えばプロセッサ14−1の実時間取得部40−1によるタイムスタンプの取得登録処理のタイムチャートである。図5(A)はシステムクロック101であり、図5(E)に示すタイムスタンプを計数するカウンタのクロックであるリードアクセスサイクル換算クロック100の8分の1の周期を持ったクロックである。
図5(B)はバス20のアクセスサイクルであり、図2に示したタイムフェッチ・ライト回路68が時刻t1でアドレス102をバス20に出力し、続いて時刻t13から時刻t15のタイミングでCPU60のステータスを示すCPUイネーブル104をバス20に読み出し、更に時刻t15から時刻t19に亘り実時間取得部70よりタイムスタンプを読み出すタイムスタンプアクセス106が行われる。
この図5(B)のバスアクセスサイクルに対応して、図5(C)のメモリリードイネーブルが出力される。メモリリードイネーブルは、時刻t14〜t15のリードイネーブル108によるCPUイネーブル104の読出しと、時刻t16〜t17のリードイネーブル110による実時間通知部18からのタイムスタンプアクセス106の読出しとが、2回連続して行われる。
更に図5(D)は共有メモリ16のプロセッサテーブル46に対するメモリライトイネーブルであり、時刻t18からt19のタイミングでライトイネーブル112が出力され、このときバス20上に出力されているCPUイネーブル104及びタイムスタンプアクセス106のそれぞれの値が、図3に示したプロセッサテーブル46における登録タイムスタンプ情報82−1の中のステータス84とタイムスタンプ値86に書き込まれる。
この図5(A)〜(D)のタイムチャートのように、図2に示したプロセッサ14−1の実時間取得部70として動作するタイムフェッチ・ライト回路68にあっては、ハードウエアによりタイムスタンプに対するフェッチ・アンド・ライト動作を連続して実行することになる。
タイムスタンプのフェッチ・アンド・ライト動作の実行時間、即ち図5(E)のリードアクセスサイクル換算クロックは、図4に示したように時間窓92における図4(B)のタイムスタンプ値のカウントクロックとして使用しており、この結果、複数のプロセッサ14−1〜14−nによるタイムスタンプの同時取得が行われたとしても、1回のタイムスタンプのアクセスで必ず特定の1台のプロセッサに対してのみ、そのときのタイムスタンプの値を取得してプロセッサテーブル46に登録することができる。
このためイネーブル状態となった複数のプロセッサがタイムスタンプを取得してプロセッサテーブル46に登録した状態で、必ずあるプロセッサのタイムスタンプの値が最も早い値を示すこととなり、タイムスタンプの値が最も早いプロセッサに対し処理優先権を設定して、ブートプログラムのロードによるブート処理の実行でプロセッサの起動が実行できる。
図6及び図7は、2台のプロセッサ14−1,14−2を例に取った起動制御処理を、共有メモリ16及び実時間通知部18の処理と共に示したタイムチャートである。図6及び図7において、プロセッサ14−1,14−2、共有メモリ16及び実時間通知部18は、ステップS1,ステップS101、ステップS201及びステップS301のそれぞれに示すように、管理サーバ34からのリモート操作によりパワーオン指示を受けて、電源投入により例えばそれぞれがパワーオン後のセルフテストなどを経て、ハードウェアコンポーネントが初期化された状態となっている。
この状態でサーバ12が時間窓開始時刻に達すると、タイムスタンプの通知機能が有効状態となり、これを受けてプロセッサ14−1,14−2はパワーオンによる起動直後と同様にして、ステップS2,S102のそれぞれで実時間通知部18に対しタイムスタンプを要求する。
ここでプロセッサ14−1のステップS2によるタイムスタンプの要求が先に行われたとすると、実時間通知部18はステップS302でプロセッサ14−1に対しそのとき生成しているタイムスタンプの値「00:00:00:00:」を応答し、これを受けてプロセッサ14−1は、ステップS3で共有メモリ16のプロセッサテーブル46の自己の割当位置に取得したタイムスタンプの値を登録し、且つステータスを「イネーブル」とする。
このステップS2,S3の処理は連続処理として実行される。続いてプロセッサ14−1にあっては、ステップS4でハードウェアコンポーネントの初期化を行った後、ステップS5で起動制御部42−1を起動する。
一方、プロセッサ14−2にあっては、プロセッサ14−1に時間的に遅れてステップS102でタイムスタンプ要求を行い、実時間通知部18からステップS303でタイムスタンプの値「00:00:07:00」の応答を受けて、ステップS103でプロセッサテーブル46の該当位置にタイムスタンプの値及びステータスを登録し、ステップS104でハードウェアコンポーネント初期化を終了した後、ステップS105で起動制御部42−2の動作を開始する。
このようにプロセッサ14−1が先にタイムスタンプを取得し、その後にプロセッサ14−2がタイムスタンプを取得している状況にあっては、プロセッサ14−1がステップS6で共有メモリ16に対し登録タイムスタンプを要求して、ステップS202で登録タイムスタンプの応答を受けると、そのとき登録されている自分のタイムスタンプと別のプロセッサ14−2のタイムスタンプをステップS7で比較し、これによって自分のタイムスタンプが最新であることが判別され、プロセッサ14−1が優先処理権を取得する。
このため、ステップS8でプロセッサ14−1は共有メモリ16に対しブートプログラムのロードを要求し、ステップS204でブートプログラムの読出し応答が行われ、ステップS9でプロセッサ14−1のブート処理が最初に実行される。
そしてステップS9のブート処理が終了すると、ステップS10で共有メモリ16に対し登録タイムスタンプのクリアとステータスのディセーブルへの書き換えを指示する。一方、プロセッサ14−2にあっては、ステップS106で共有メモリ16に対しタイムスタンプを要求して、ステップS203から登録タイムスタンプの応答を受けた場合、ステップS107におけるタイムスタンプの比較で自分のタイムスタンプに対しプロセッサ14−1のタイムスタンプの方が早いため、優先処理権を取得することができず、一定サイクルで登録タイムスタンプの要求と比較判別を繰り返すことになる。
そしてステップS108で、プロセッサ104が自己のタイムスタンプのクリアを行った後のタイムスタンプ要求に対しステップS205の登録タイムスタンプの応答を受け、ステップS108でタイムスタンプを比較すると、自分のタイムスタンプが最新であることからプロセッサ14−2が優先処理権を取得し、ステップS110で共有メモリ16にブートプログラム要求を行い、ステップS206のブートプログラムの読出し応答、及びステップS111でブート処理を実行する。
そしてステップS12で、ブート処理の終了に伴い、共有メモリ16に対し自己の登録タイムスタンプのクリアとステータスのディセーブルへの書き換えを要求する。このようにしてプロセッサ14−1と14−2は、それぞれが実時間通知部18から取得したタイムスタンプの順番に従ってブート処理を実行して順次起動するようになる。
ここでプロセッサ14−1のステップS9におけるブート処理は、共有メモリ16の最初の物理セクタをマスタブートセクタとして読み取り、このマスタブートセクタのイメージをRAM62にロードする。その後、BIOS64はRAM62のマスタブートセクタのイメージに処理を渡す。RAM62に展開したマスタブートセクタレコードには、共有メモリ16におけるブートプログラム44のアドレス位置を示すテーブルと実行可能コードが含まれ、この実行可能コードは共有メモリ16を調べてブートプログラム44の格納位置を識別する。
これによりマスタブートレコードはブートプログラム44の開始位置を見つけ、その最初のセクタのイメージ即ちブートセクタをRAM62にロードする。その後、RAM62のマスタブートレコードはブートプログラム44の先頭位置のブートセクタイメージに処理を渡し、プロセッサ14−1で実行するOSをRAM62に展開し、更にアプリケーションプログラムを展開して起動処理を終了する。
図8は、本発明のプロセッサに設けている実時間通知部による処理動作を示したフローチャートである。図8において、ステップS1で管理サーバ34の指示に基づき時間窓開始時刻を設定し、ステップS2でグローバル時間の受信に基づき時間窓開始時刻に到達したか否かチェックしている。
ステップS2で時間窓開始時刻への到達が判別されると、ステップS3でタイムスタンプを計数するカウンタをリセットしてカウントを開始し、これによって時間窓の生成時間に亘りタイムスタンプの値が有効に生成される。続いてステップS4でタイムスタンプ取得要求があれば、ステップS5でタイムスタンプ値を応答する。
ステップS6で時間窓開始時刻から予め定めた一定時間を経過すると、ステップS7に進み、タイムスタンプのカウンタをリセットしてフリーラン状態とし、タイムスタンプを無効化する。
図9は、本発明のプロセッサに設けている起動制御部による起動制御処理のフローチャートである。図9において、時間窓開始時刻の到達に伴う起動制御部の動作直後に、ステップS1で実時間通知部にアクセスして、そのときのタイムスタンプを取得し、ステップS2で共有メモリ16のプロセッサテーブル46の自領域にタイムスタンプを取得し、ステータスをイネーブルにセットする。
続いてステップS3で、共有メモリ16のプロセッサテーブル46を参照して他のプロセッサの登録タイムスタンプ及びステータスを取得する。続いてステップS4で、比較するために取得した他のプロセッサのステータスはディセーブルか否かチェックする。
ディセーブルでなければ即ちイネーブルであれば、タイムスタンプは有効に登録されていることから、ステップS5に進み、自分のプロセッサと他のプロセッサのタイムスタンプを比較し、自プロセッサのタイムスタンプが最も早いか否かチェックする。自プロセッサのタイムスタンプが最も早ければ、ステップS6に進み、未取得のプロセッサがあれば再びステップS3に戻って、同様に他のプロセッサのタイムスタンプを取得して比較する。
なおステップS4で比較するプロセッサのステータスがディセーブルであった場合には、タイムスタンプの登録は有効に行われていないことから、ステップS5のタイムスタンプの比較をスキップする。
ステップS6で未取得のプロセッサがなくなれば、ステップS7に進み、自プロセッサが優先処理権を取得したものとし、ステップS8で共有メモリからブートプログラムを読み込んでブート処理を実行する。続いてステップS9で図1のサーバ10から見てリモートのサーバ12が存在するか否かチェックする。
リモートサーバが存在すればステップS10に進み、リモートサーバの共有メモリを初期化して自己のブートプログラムをコピーする。例えばサーバ10の場合には、サーバ12の共有メモリ26のブートプログラム格納領域を初期化した後に、例えば最初に処理優先権を取得してブート処理を実行した例えばプロセッサ14−1のRAMにロードしているブートプログラムを共有メモリ26にリモートコピーする。
ステップS9でリモートサーバがなければ、ステップS10はスキップする。最終的にステップS11でプロセッサテーブル46の自領域のタイムスタンプを初期化した後、ステータスをディセーブル状態にリセットする。
なお上記の実施形態は、図1のように2地点に分けて複数のプロセッサを有する2台のサーバを設けた場合を例に取るものであったが、サーバ10のみのシステム構成でもよく、更に2台以上の3台、4台というサーバを他地点に設けた場合についてもそのまま適用できる。
また上記の実施形態にあっては、プロセッサが実時間通知部から取得したタイムスタンプ及び自己のステータスを登録するプロセッサテーブル46を共有メモリに設けているが、プロセッサテーブルを設ける位置は共有メモリに限定されず、レジスタ、テーブルなど適宜の共有記憶領域を利用することができる。
また上記の実施形態にあっては、実時間取得部として機能するハードウエアとしてタイムフェッチ・ライト回路68をプロセッサに設けた場合を例に取るものであるが、実時間のタイムフェッチ・アンド・ライト命令を実行するプログラムによるソフトウェア処理であってもよいことはもちろんである。
また本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
Claims (20)
- バスを介して接続された複数のプロセッサと、
前記バスに接続され、前記各プロセッサで使用されるブートプログラムを格納した共有記憶領域と、
読出要求に対し実時間情報を通知する実時間通知部と、
前記各プロセッサに設けられ、パワーオンによる起動直後に動作して前記時間通知制御部から実時間情報を取得して前記共有記憶領域上のプロセッサテーブルに登録する実時間取得部と、
前記各プロセッサに設けられ、自己の実時間情報を登録した後に前記プロセッサテーブルに登録している他プロセッサの実時間情報を参照し、自己の実時間が最も早い場合に優先処理権を取得し、前記ブートプログラムを読み出してブート処理を実行させ、ブート処理を終了した時点で前記プロセッサテーブルから自己の実時間情報を削除する起動制御部と、
を備えたことを特徴とするマルチプロセッサ装置。
- 請求の範囲1のマルチプロセッサ装置に於いて、
前記実時間通知部は、外部から受信した世界標準時間情報(グローバル時間情報)に基づいて実時間情報を生成することを特徴とするマルチプロセッサ装置。
- 請求の範囲1のマルチプロセッサ装置に於いて、
前記実時間通知部は、実時間情報としてタイムスタンプを生成し、
前記実時間取得部は、前記プロセッサテーブルに取得したタイムスタンプを登録すると共に自プロセッサのステータスとしてイネーブルを登録し、
前記起動制御部は、前記プロセッサテーブルから他のプロセッサのタイムスタンプとステータスを取得し、他プロセッサのステータスがディセーブルの場合は、タイムスタンプを比較することなく自己のタイムスタンプが早いと判断し、他プロセッサのステータスがイネーブルの場合はタイムスタンプを比較して早いか否か判断することを特徴とするマルチプロセッサ装置。
- 請求の範囲1のマルチプロセッサ装置に於いて、前記実時間取得部は、前記実時間通知部から実時間情報を前記バス上に読み出すフェッチ動作に続いて前記プロセッサテーブルに前記バス上の時間情報を書き込むライト動作を連続して実行するハードウェア回路であることを特徴とするマルチプロセッサ装置。
- 請求の範囲4のマルチプロセッサ装置に於いて、前記実時間通知部は、前記実時間取得部によるフェッチ動作とライト動作の連続実行時間以下の周期のクロックを計数してタイムスタンプを生成するカウンタを備えたことを特徴とするマルチプロセッサ装置。
- 請求の範囲5のマルチプロセッサ装置に於いて、前記実時間取得部によるフェッチ動作とライト動作の連続実行時間は、前記バスの最短リードアクセス時間であることを特徴とするマルチプロセッサ装置。
- 請求の範囲1のマルチプロセッサ装置に於いて、前記時間通知部は、予め設定された起動時刻に達した際に一定時間幅の時間窓を生成し、前記実時間取得部及び前記起動制御部は前記時間窓の時間帯にのみ動作して特定のプロセッサに優先処理権を取得させて順次起動させることを特徴とするマルチプロセッサ装置。
- 請求の範囲7のマルチプロセッサ装置に於いて、前記時間通知部は、前記バスの最短リードアクセス時間以下の周期をもつクロックを計数してタイムスタンプを生成するカウンタを有し、前記時間窓の開始時刻で前記カウンタをリセットして有効なタイムスタンプの計数を開始させることを特徴とするマルチプロセッサ装置。
- 請求の範囲1のマルチプロセッサ装置に於いて、
前記複数のプロセッサ、共有記憶領域、前記時間通知部および起動制御部は、別の場所に設置された少なくとも2台のコンピュータ装置の各々に設けられており、
前記各コンピュータ装置は、リモート操作で設定された異なる起動時刻に到達する毎に一定時間幅の時間窓を各々生成し、前記時間窓の時間帯に各コンピュータ装置の前記実時間取得部及び起動制御部を動作して特定のプロセッサに優先処理権を取得させて順次起動させることにより、各コンピュータ装置を前記起動時刻順に起動させることを特徴とするマルチプロセッサ装置。
- 請求の範囲9のマルチプロセッサ装置に於いて、早い起動時刻が設定されたコンピュータ装置の最初に処理優先権を取得したプロセッサの起動制御部は、ブート処理が終了した時点で遅い起動時刻が設定されたコンピュータ装置の共有記憶領域を初期化して自己が使用したブートプログラムをリモートコピーすることを特徴とするマルチプロセッサ装置。
- バスを介して接続された共有記憶領域に格納されているブートプログラムを使用して複数のプロセッサを順次起動させるマルチプロセッサ装置の制御方法に於いて、
前記各プロセッサからの読出要求に対し実時間情報を通知する実時間通知ステップと、
パワーオンによる起動直後に動作し、各プロセッサが実時間通知部から取得した実時間情報を前記共有記憶領域上のプロセッサテーブルに登録する実時間取得ステップと、
あるプロセッサが自己の実時間情報を登録した後に前記プロセッサテーブルに登録している他プロセッサの実時間情報を参照し、自己の実時間が最も早い場合に優先処理権を取得し、前記ブートプログラムを読み出してブート処理を実行させ、ブート処理を終了した時点で前記プロセッサテーブルから自己の実時間情報を削除する起動制御ステップと、
を備えたことを特徴とするマルチプロセッサ装置の制御方法。
- 請求の範囲11のマルチプロセッサ装置の制御方法に於いて、前記実時間通知ステップは、外部から受信した世界標準時間情報(グローバル時間情報)に基づいて実時間情報を生成することを特徴とするマルチプロセッサ装置の制御方法。
- 請求の範囲11のマルチプロセッサ装置の制御方法に於いて、
前記実時間取得ステップは、前記プロセッサテーブルに前記時間通知部から実時間情報として取得したタイムスタンプを登録すると共に自プロセッサのステータスとしてイネーブルを登録し、
前記起動制御ステップは、前記プロセッサテーブルから他のプロセッサのタイムスタンプとステータスを取得し、他プロセッサのステータスがディセーブルの場合は、タイムスタンプを比較することなく自己のタイムスタンプが早いと判断し、他プロセッサのステータスがイネーブルの場合はタイムスタンプを比較して早いか否か判断することを特徴とするマルチプロセッサ装置の制御方法。
- 請求の範囲11のマルチプロセッサ装置の制御方法に於いて、前記実時間取得ステップは、前記実時間通知部から実時間情報を前記バス上に読み出すフェッチ動作に続いて前記プロセッサテーブルに前記バス上の時間情報を書き込むライト動作を連続して実行することを特徴とするマルチプロセッサ装置の制御方法。
- 請求の範囲14のマルチプロセッサ装置の制御方法に於いて、前記実時間通知ステップは、前記実時間取得ステップによるフェッチ動作とライト動作の連続実行時間以下の周期のクロックを計数してタイムスタンプを生成するカウンタを備えたことを特徴とするマルチプロセッサ装置の制御方法。
- 請求の範囲15のマルチプロセッサ装置の制御方法に於いて、前記実時間取得ステップによるフェッチ動作とライト動作の連続実行時間は、前記バスの最短リードアクセス時間であることを特徴とするマルチプロセッサ装置の制御方法。
- 請求の範囲11のマルチプロセッサ装置の制御方法に於いて、前記時間通知ステップは、予め設定された起動時刻に達した際に一定時間幅の時間窓を生成し、前記実時間取得ステップ及び前記起動制御ステップは前記時間窓の時間帯に動作して特定のプロセッサに優先処理権を取得させて順次起動させることを特徴とするマルチプロセッサ装置の制御方法。
- 請求の範囲17のマルチプロセッサ装置の制御方法に於いて、前記時間通知ステップは、前記バスの最短リードアクセス時間以下の周期をもつクロックを計数してタイムスタンプを生成するカウンタを有し、前記時間窓の開始時刻で前記カウンタをリセットして有効なタイムスタンプの計数を開始させることを特徴とするマルチプロセッサ装置の制御方法。
- 請求の範囲11のマルチプロセッサ装置の制御方法に於いて、
前記複数のプロセッサ、共有記憶領域、前記時間通知部および起動制御部は、別の場所に設置された少なくとも2台のコンピュータ装置の各々に設けられており、
前記各コンピュータ装置は、リモート操作で設定された異なる起動時刻に到達する毎に一定時間幅の時間窓を各々生成し、前記時間窓の時間帯に各コンピュータ装置の前記実時間取得部ステップび起動制御ステップを実行して特定のプロセッサに優先処理権を取得させて順次起動させることにより、各コンピュータ装置を前記起動時刻順に起動させることを特徴とするマルチプロセッサ装置の制御方法。
- 請求の範囲19のマルチプロセッサ装置の制御方法に於いて、早い起動時刻が設定されたコンピュータ装置の最初に処理優先権を取得したプロセッサの起動制御部は、ブート処理が終了した時点で遅い起動時刻が設定されたコンピュータ装置の共有記憶領域を初期化して自己が使用したブートプログラムをリモートコピーすることを特徴とするマルチプロセッサ装置の制御方法。
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