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JPWO2003040925A1 - 情報管理システム、情報管理システム用サーバ及び情報管理システム用情報端末 - Google Patents

情報管理システム、情報管理システム用サーバ及び情報管理システム用情報端末 Download PDF

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JPWO2003040925A1
JPWO2003040925A1 JP2003542483A JP2003542483A JPWO2003040925A1 JP WO2003040925 A1 JPWO2003040925 A1 JP WO2003040925A1 JP 2003542483 A JP2003542483 A JP 2003542483A JP 2003542483 A JP2003542483 A JP 2003542483A JP WO2003040925 A1 JPWO2003040925 A1 JP WO2003040925A1
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Abstract

情報を入力する入力装置、前記情報を格納する記憶装置及び送受信装置を備える情報端末と、前記情報を格納する記憶装置及び送受信装置を備え、前記情報端末と情報の同期を行うサーバとを有し、前記情報端末の記憶装置に格納された前記情報は、前記サーバの記憶装置に格納されている前記情報について削除フラグ(32)が立てられた後、削除される情報管理システムである。格納されている情報を削除する場合であっても、情報端末に格納された情報と情報管理サーバに格納された情報との整合性を維持することができる。

Description

技術分野
本発明は、情報管理システム、情報管理システム用サーバ及び情報管理システム用情報端末に関するものである。
背景技術
従来、自動車等の車両に配設されるナビゲーション装置においては、道路地図データに基づいて、設定された出発地から目的地までの最適な経路を探索して、表示手段に表示するようになっている。この場合、前記出発地から目的地までの距離が最短となるように経路を設定したり、所要時間が最短となるように経路を設定するようになっている。
また、道路の渋滞情報を受信して渋滞区間を避けた経路を探索して設定することができるように、道路交通情報をナビゲーション装置に送信するシステムも提供されている。例えば、VICS(R)と称される道路交通情報通信システムにおいては、警察、日本道路公団等の交通管制システムの情報を収集して、道路の渋滞等に関する道路交通情報を作成し、これを通信手段によって、ナビゲーション装置に送信するようになっている。そして、前記道路交通情報を受信したナビゲーション装置は、前記道路交通情報に基づいて、渋滞区間を避けた経路を探索して設定するようになっている。
さらに、ナビゲーション装置が情報管理サーバと通信して、車両の運転者等の操作者が自己のスケジュール、メモ等の情報を前記情報管理サーバに格納することができる情報管理システムが提供されている。
この場合、前記操作者は、例えば、乗用車、トラック、バス、オートバイ等の車両に搭載されるナビゲーション装置、据置電話機、携帯電話機、PHS(Personal Handy−Phone System)電話機、携帯情報端末、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ、ゲーム機、デジタルテレビ等の情報端末をあらかじめ前記情報管理サーバに登録しておくようになっている。これにより、前記操作者は、あらかじめ登録した自己の複数の情報端末から前記情報管理サーバにアクセスすることができる。そして、前記操作者は、前記情報端末を使用して作成したスケジュールを前記情報管理サーバに格納しておき、後日になって前記情報端末から前記情報管理サーバにアクセスして、前記スケジュールを取得して確認することができるようになっている。
第1図は従来の情報管理システムの動作を示す第1の図である。
図において101は、演算手段、記憶手段、通信手段等を備えるサーバとしての情報管理サーバであり、また、102aは、入力手段、演算手段、記憶手段、通信手段、表示手段等を備えるナビゲーション装置、据置電話機、携帯電話機、PHS電話機、携帯情報端末、PDA、パーソナルコンピュータ、ゲーム機、デジタルテレビ等の情報端末Aである。ここで、該情報端末A102aは、同一の操作者によって使用されるものであり、あらかじめ前記情報管理サーバ101に登録されており、ネットワーク103を介して前記情報管理サーバ101にアクセスし、スケジュール等の情報を前記情報管理サーバ101に格納したり、取得したりすることができる。
なお、該情報管理サーバ101と情報端末A102aとは、時々、情報のシンクロナイズ、すなわち、同期を行い、相互に格納されている情報の内容を一致させ、整合性を維持するようになっている。この場合、前記情報管理サーバ101に格納されている情報を原本として取り扱うようになっている。例えば、操作者が情報端末A102aに格納されている情報を情報端末A102aを操作して更新した場合、該情報端末A102aから情報管理サーバ101にアクセスして情報の同期を行い、該情報管理サーバ101に格納されている原本としての情報を更新する。なお、情報の同期は、定期的に自動的に行われてもよいし、操作者の操作によって行われるようにしてもよい。
これにより、第1図に示されるように、前記情報端末A102aに格納された情報B104と、前記情報管理サーバ101に格納された情報B104とは、常に整合性が維持される。
しかしながら、前記従来の情報管理システムにおいては、操作者が複数の情報端末を使用し、該複数の情報端末と情報管理サーバとが情報の同期を行う場合、入力され格納された情報を削除する際に、整合性を維持することができなくなってしまう。
第2図は従来の情報管理システムの動作を示す第2の図、第3図は従来の情報管理システムの動作を示す第3の図、第4図は従来の情報管理システムの動作を示す第4の図、第5図は従来の情報管理システムの動作を示す第5の図である。
ここで、操作者は、情報端末A102a及び情報端末B102bを使用する場合について説明する。そして、情報管理サーバ101に原本として格納されている情報B104を削除する場合、第2図(a)に示されるように、情報端末A102aを操作して、該情報端末A102aに格納されていた情報B104を削除し、前記情報端末A102aから情報管理サーバ101にアクセスして情報の同期を行う。これにより、第2図(b)に示されるように、情報管理サーバ101に原本として格納されている情報B104は削除される。そのため、第2図(c)に示されるように、情報端末B102bには情報B104が格納され続ける。この場合、前記情報端末B102bに格納されている情報B104が以前から格納され続けている情報なのか、又は、新規に入力されて格納された情報なのかを識別することができなくなってしまう。
また、操作者が図示されない他の情報端末から情報管理サーバ101に直接アクセスして情報の入力や更新を行う場合がある。この場合、操作者が前記他の情報端末を操作して情報を入力したり更新すると、前記他の情報端末から情報管理サーバ101にアクセスして、該情報管理サーバ101に情報を格納したり、該情報管理サーバ101に格納されている情報を更新したりするようになっている。そして、操作者が前記他の情報端末を操作して情報を削除すると、第3図(a)に示されるように、情報管理サーバ101に格納されている情報が削除された状態となる。
このような状態において、第3図(a)に示されるように、情報端末A102aから情報管理サーバ101にアクセスして情報の同期を行うと、第3図(b)に示されるように、情報端末A102a格納されている情報B104は削除される。この場合も、第3図(c)に示されるように、情報端末B102bには情報B104が格納され続けるので、前記情報端末B102bに格納されている情報B104が以前から格納され続けている情報なのか、又は、新規に入力されて格納された情報なのかを識別することができなくなってしまう。
そして、第2図(c)又は第3図(c)に示されるように、情報端末B102bに格納されている情報B104が以前から格納され続けている情報なのか、又は、新規に入力されて格納された情報なのかを識別することができない状態において、第4図(a)に示されるように、情報管理サーバ101から情報端末B102bにアクセスして情報の同期を行うと、第4図(b)に示されるように、前記情報管理サーバ101に情報B104がコピーされて追加されてしまう。さらに、情報端末A102aから情報管理サーバ101にアクセスして情報の同期を行うと、第4図(c)に示されるように、前記情報端末A102aに情報B104がコピーされて追加されてしまう。そのため、削除した情報B104が復活することになってしまう。
ここで、情報の同期が行われる際に一方に存在する情報が他方に存在しないようにすると、前述されたような場合であっても、情報B104を削除することができるようになる。この場合、第5図(a)に示されるように、情報端末B102bから、情報B104が削除された情報管理サーバ101にアクセスして情報の同期を行うと、第5図(b)に示されるように、前記情報端末B102bに格納されている情報B104が削除される。
しかし、一方に存在する情報が他方に存在しない場合には、該情報を削除するようにすると、新たな情報を情報管理サーバ101に格納することができなくなってしまう。
本発明は、前記従来の問題点を解決して、格納されている情報を削除する場合であっても、情報端末に格納された情報と情報管理サーバに格納された情報との整合性を維持することができる情報管理システム、情報管理システム用サーバ及び情報管理システム用情報端末を提供することを目的とする。
発明の開示
そのために、本発明の情報管理システムにおいては、情報を入力する入力装置、前記情報を格納する記憶装置及び送受信装置を備える情報端末と、前記情報を格納する記憶装置及び送受信装置を備え、前記情報端末と情報の同期を行うサーバとを有し、前記情報端末の記憶装置に格納された前記情報は、前記サーバの記憶装置に格納されている前記情報について削除フラグが立てられた後、削除される。
この場合、格納されている情報を削除する場合であっても、情報端末に格納された情報とサーバに格納された情報との整合性を維持することができる。
本発明の他の情報管理システムにおいては、さらに、前記サーバの記憶装置に格納された前記情報は、前記削除フラグが立てられても格納され続ける。
本発明の更に他の情報管理システムにおいては、さらに、前記情報端末は複数であり、一つの情報端末の記憶装置に格納された前記情報が削除されると、他の情報端末の記憶装置に格納された前記情報も削除される。
本発明の更に他の情報管理システムにおいては、情報を入力する入力装置及び送受信装置を備える情報端末と、前記情報を格納する記憶装置及び送受信装置を備え、前記情報端末と通信するサーバとを有し、前記情報端末に前記情報の削除命令が入力されると、前記サーバの記憶装置に格納されている前記情報について削除フラグが立てられる。
本発明の情報管理システム用サーバにおいては、情報端末と通信する送受信装置と、前記情報端末に格納された情報を格納する記憶装置とを有し、前記情報端末と情報の同期を行い、前記情報端末に格納された前記情報が削除されると、前記記憶装置に格納されている前記情報について削除フラグが立てられる。
本発明の他の情報管理システム用サーバにおいては、さらに、前記記憶装置に格納された前記情報は、前記削除フラグが立てられても格納され続ける。
本発明の情報管理システム用情報端末においては、サーバと通信する送受信装置と、前記サーバに格納された情報を格納する記憶装置とを有し、前記サーバと情報の同期を行い、前記サーバに格納された前記情報について削除フラグが立てられると、前記記憶装置に格納されている前記情報を削除する。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
第6図は本発明の第1の実施の形態における情報管理システムの構成を示す概念図である。
図において、11はサーバとしての情報管理サーバであり、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク等の記憶手段、通信インターフェイス等を備えるコンピュータの中に構成される。なお、該コンピュータは単一のコンピュータではなく、複数のコンピュータが有機的に結合された、いわゆる、分散型サーバであってもよい。この場合、情報管理サーバ11は、例えば、後述されるネットワーク27を介してHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)で通信を行うためのWeb(ウェブ)サーバ、情報管理サーバ11の主要な機能を備える主サーバ、該主サーバとほぼ同等の機能を備えるミラーサーバ、情報管理サーバ11にあらかじめ登録された操作者の属性情報等を管理するユーザ管理サーバ、サーバ相互の通信に使用されるCORBA(Common Object Request Broker Architecture)のプロトコールとHTTPとを変換するための変換サーバ等から成る。また、前記コンピュータの中に他のシステムが構築されていてもよい。さらに、前記情報管理サーバ11は、他のコンピュータの中に構築されたシステムの一つであってもよい。
そして、12a及び12bは、操作者によって操作される情報端末としての情報端末A及び情報端末Bである。なお、操作者によって操作される情報端末は、実際には多数であるが、本実施の形態においては、説明の都合上、情報端末A12a及び情報端末B12bで代表する。また、前記操作者は、例えば、乗用車、トラック、バス、オートバイ等の車両の運転者、同乗者等であるが、歩行者であっても、公共交通機関の利用者であっても、いかなる者であってもよい。ここで、前記操作者は、あらかじめ情報管理サーバ11に登録され、登録IDを所有する。また、前記情報端末A12a及び情報端末B12bもあらかじめ情報管理サーバ11に登録され、それぞれに対してIDが割り当てられている。
なお、前記情報端末A12a及び情報端末B12bは、CPU、MPU等の演算装置、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク等の記憶装置、液晶ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ、CRT等の表示装置、キーボード、ジョイスティック、十字キー、押しボタン、リモートコントローラ、タッチパネル等の入力装置、前記表示装置を制御する表示制御装置、及び、通信インターフェイス等の送受信装置を備える。そして、前記情報端末A12a及び情報端末B12bは、例えば、乗用車、トラック、バス、オートバイ等の車両に搭載されるナビゲーション装置であるが、据置電話機、携帯電話機、PHS電話機、携帯情報端末、PDA、パーソナルコンピュータ、ゲーム機、デジタルテレビ等いかなるものであってもよい。
さらに、前記情報端末A12a及び情報端末B12bは、図示されない現在位置検出装置を有するものであってもよい。該現在位置検出装置は、前記情報端末A12a及び情報端末B12bが、例えば、ナビゲーション装置である場合、一般的には、GPS(Global Positioning System)、地磁気センサ、距離センサ、ステアリングセンサ、ビーコンセンサ、ジャイロセンサ等によって現在位置を検出する。また、例えば、携帯電話機、携帯情報端末等である場合、一般的には、該携帯電話機、携帯情報端末等が在圏する基地局との通信に基づいて、該基地局の位置を現在位置として検出する。
ここで、前記情報管理サーバ11並びに情報端末A12a及び情報端末B12bはネットワーク27を介して互いに通信可能に接続される。なお、該ネットワーク27は、有線又は無線の公衆通信回線網、専用通信回線網、携帯電話回線網、インターネット、イントラネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、衛星通信回線網等いかなる通信回線であってもよく、これらを適宜組み合わせたものであってもよい。また、放送衛星によるCS放送やBS放送を利用して通信してもよく、地上波デジタルテレビ放送を利用して通信してもよく、FM多重放送を利用して通信してもよく、また、道路脇に設置されている光ビーコンや電波ビーコンを利用して通信してもよい。
そして、本実施の形態における情報管理システムは前記情報管理サーバ11並びに情報端末A12a及び情報端末B12bによって構成される。
なお、前記情報管理サーバ11は、前記情報端末A12a及び情報端末B12bから送信された出発地情報及び目的地情報に基づいて目的地までの経路等の情報を前記情報端末A12a及び情報端末B12bに提供するための情報提供部13、前記情報端末A12a及び情報端末B12bと情報のやり取りをする送受信装置としての送受信部14、前記情報を逐次、前記情報端末A12a及び情報端末B12b毎に格納する端末情報格納部15、前記情報端末A12a及び情報端末B12bをID等に基づいて特定するための端末特定部16、及び、あらかじめ登録された前記操作者の一人一人についての住所、氏名、性別、年齢、職業等の属性情報等を格納するユーザデータベース28を有する。ここで、該ユーザデータベース28は、操作者の一人一人についての消費動向、商品等の販売データ等を収集するためのデータベースとして、利用することができる。
そして、前記情報提供部13は、記憶装置としての地図情報格納部としての地図データベース17、POI(Point of Interest)データベース18、道路データベース19、交通情報格納部としての交通情報データベース20、個人的情報格納部としてのPIM(Personal Information Manage)データベース21等を有する。なお、前記地図データベース17、POIデータベース18、道路データベース19、又は、交通情報データベース20は適宜削除してもよい。
ここで、前記地図データベース17は、地図を描画するためのノード、リンク、座標、施設名称等の地図情報を格納する。また、前記POIデータベース18は、出発地、目的地、通過点等となる地点を検索するための施設データ、タウンページデータ、イベントデータ等を格納する。さらに、前記道路データベース19は、道路の探索コスト、道路の種別等の経路を探索するためのデータを格納する。
また、前記交通情報データベース20は、例えば、VICS(R)と称される道路交通情報通信システムにおいて、警察、日本道路公団等の交通管制システムの情報を収集して作成した道路の渋滞等に関する道路交通情報や交通規制情報を格納する。さらに、前記交通情報データベース20は、祭り、パレード、花火大会等のイベントの開催予定場所、予定日時等のイベント予定情報、例えば、駅周辺や大型商業施設周辺の道路には週末を除く毎日の特定時刻に渋滞が発生するとか、海水浴場周辺の道路には夏季休暇時期に渋滞が発生する等の統計的渋滞情報、気象庁が作成する天気予報等の気象情報等も格納することが望ましい。
そして、前記PIMデータベース21には、操作者の一人一人に対応する個人ファイルが作成され格納されており、該個人ファイルのそれぞれには各操作者のスケジュール、カレンダー、住所録、電話帳、登録地点表、メモ等の個人的情報が格納されている。ここで、前記個人ファイルの中には、スケジュール、カレンダー、住所録、電話帳、登録地点表、メモ等の個人的情報を、それぞれ、格納するためのスケジュールファイル、カレンダーファイル、住所録ファイル、電話帳ファイル、登録地点ファイル、メモファイル等の属性ファイルが、前記個人的情報の属性に対応して展開され、構築されている。なお、前記個人ファイルは、あらかじめ登録された操作者毎に作成されるが、情報端末毎に作成されるようにしてもよいし、前記操作者が複数の登録IDを所有する場合、登録ID毎に作成されるようにしてもよい。
なお、前記地図データベース17、POIデータベース18、道路データベース19、交通情報データベース20、PIMデータベース21、ユーザデータベース28等が格納される情報管理サーバ11の記憶手段は、前記情報管理サーバ11の内部記憶媒体であってもよいし、外部記憶媒体であってもよい。この場合、前記内部記憶媒体及び外部記憶媒体は、磁気テープ、磁気ディスク、磁気ドラム、CD−ROM、MD、DVD−ROM、光ディスク、MO、ICカード、光カード、メモリカード等いかなる種類のものであってもよい。
また、前記情報提供部13は、前記地図情報に基づいて地図を描画する地図作成部22、前記POIデータベース18に格納された情報に基づいて目的地のような所定の地点の座標情報、名称、住所等の地点情報を検索するPOI検索部23、及び、前記道路データベース19、交通情報データベース20等に格納された情報に基づいて現在位置から目的地までの経路を探索する経路探索部24を有する。なお、前記地図作成部22、POI検索部23、又は、経路探索部24は適宜削除してもよい。
さらに、前記情報提供部13は、前記情報端末A12a及び情報端末B12bから受信した情報に基づいて各操作者のスケジュール、カレンダー、住所録、電話帳、登録地点表、メモ等の作成や更新を行ったり、前記スケジュール、カレンダー、住所録、電話帳、登録地点表、メモ等に含まれる情報を抽出したりするPIM処理部25、及び、前記情報端末A12a及び情報端末B12bからの要求に対応して、該情報端末A12a及び情報端末B12bに送信するための情報を編集したり作成したりする送信情報作成部26を有する。
そして、前記情報提供部13は、図示されない目的地設定部、到着予測時刻算出部、比較部等を有するとともに、PIMプログラム、経路探索用プログラム等の各種プログラムを格納する。ここで、前記PIMプログラムは、携帯情報端末、PDA、パーソナルコンピュータ等において一般的に利用されている個人のスケジュール、カレンダー、住所録、電話帳、登録地点表、メモ等を管理するためのプログラムである。
この場合、目的地設定部は、目的地、通過地点、登録地点等の位置情報がスケジュール、カレンダー、登録地点表等に登録されている時に、前記位置情報に基づいて目的地設定を行う。また、到着予測時刻算出部は、経路探索部24によって探索された経路の情報、例えば、道路区間毎の所要時間データの和に基づいて、前記目的地に到着するであろう時刻、すなわち、到着予測時刻を算出する。なお、前記到着予測時刻算出部は、一定時間毎に到着予測時刻を更新するものであってもよい。この際、交通情報データベース20に格納された最新の渋滞情報、規制情報なども加味して、到着予測時刻を算出し直すようにしてもよい。そして、比較部は、前記到着予測時刻と到着希望時刻とを比較する。
一方、前記情報端末A12a及び情報端末B12bは、前記情報管理サーバ11と前記スケジュール、カレンダー、住所録、電話帳、登録地点表、メモ等に含まれる情報やその他の情報の送受信を行う送受信装置及び表示制御装置を有する。ここで、該表示制御装置は、表示装置に前記情報管理サーバ11から送信されたカレンダー及び地図を表示させ、該地図上に前記情報端末A12a及び情報端末B12bの現在位置、目的地、周辺施設等を表示させる。さらに、前記到着希望時刻、到着予測時刻、目的地の名称、住所等の情報も表示させることが望ましい。
ここで、本実施の形態においては、情報管理サーバ11が、地図データベース17、PIMデータベース21等のデータベース及び経路探索部24、PIM処理部25等の手段を有し、情報端末A12a及び情報端末B12bからの要求に応じて経路探索や、スケジュール、カレンダー、住所録、電話帳、登録地点表、メモ等の作成、更新、編集等を行い、その結果を前記情報端末A12a及び情報端末B12bに送信するようになっているので、該情報端末A12a及び情報端末B12bの構成を簡素化することができる。そのため、前記情報端末A12a及び情報端末B12bを小型軽量化することが可能となり、製造コストを低くすることができる。
なお、前記情報端末A12a及び情報端末B12bが前記地図データベース17等のデータベース及び経路探索部24等の手段を有し経路探索等を行うようにすることもできる。この場合、前記情報管理サーバ11の構成を簡素化することができ、運営コストを低くすることができる。
さらに、POIデータベース18、道路データベース19、交通情報データベース20、PIMデータベース21、POI検索部23、PIM処理部25、目的地設定部、到着予測時刻算出部、比較部等も、情報管理サーバ11ではなく、情報端末A12a及び情報端末B12bが有するようにすることもできる。
次に、前記構成の情報管理システムの動作について説明する。
ここでは、情報管理サーバ11が、地図データベース17、PIMデータベース21等のデータベース及び経路探索部24、PIM処理部25等の手段を有し、情報端末A12aからの要求に応じて経路探索や、スケジュール、カレンダー、住所録、電話帳、登録地点表、メモ等の作成、更新、編集等を行い、その結果を情報端末B12bに送信するようになっている場合について説明する。この場合、前記情報端末A12aは携帯電話機又はPHS電話機であり、前記情報端末B12bは車両に搭載されるナビゲーション装置であると想定する。また、同一の操作者が前記情報端末A12a及び情報端末B12bを操作するものとする。
まず、操作者は情報端末A12aを操作して個人的情報を新規に入力する、すなわち、追加する場合について説明する。該個人的情報は、スケジュール、カレンダー、住所録、電話帳、登録地点表、メモ等である。ここでは、個人的情報としてスケジュールを追加する場合について説明する。
第7図は本発明の第1の実施の形態における情報管理システムの情報を追加する動作を示す第1の図、第8図は本発明の第1の実施の形態における情報管理システムの情報を追加する動作を示す第2の図である。
この場合、前記操作者は前記情報端末A12aに格納されているPIMプログラムを起動させ、個人的情報入力画面を前記情報端末A12aの表示装置に表示させる。なお、前記PIMプログラムが前記情報端末A12aに格納されていない場合、前記操作者は、前記情報端末A12aからネットワーク27を介して情報管理サーバ11にアクセスし、該情報管理サーバ11に格納されているPIMプログラムを起動させ、個人的情報入力画面を取得して、前記情報端末A12aの表示装置に表示させる。
そして、前記操作者は、前記個人的情報入力画面に、スケジュールとしての情報A31を追加する。この場合、前記個人的情報入力画面に、情報A31の内容である日時、地点及びメモのそれぞれに対応した入力欄が表示され、前記操作者は該入力欄にそれぞれの事項を入力するようになっていてもよい。この場合、前記入力欄を選択すると50音入力パレットが表示され、音を一つずつ選択することによって、日時、地点及びメモを入力するようになっていることが望ましい。そして、電話番号や住所等を入力する時は数字入力パレットが表示され、数字を一つずつ選択することによって、電話番号や住所等を入力するようになっていてもよい。なお、前記個人的情報入力画面に単一の入力欄が表示されるようにしてもよい。この場合、前記操作者は、前記入力欄に前記情報A31を入力する。すると、第7図(a)に示されるように、該情報A31は、前記情報端末A12aの記憶装置内のファイルに追加される。
続いて、前記操作者は情報端末A12aを操作して、該情報端末A12aと情報管理サーバ11との情報のシンクロナイズ、すなわち、情報の同期を行わせる。なお、情報の同期は自動的に行われるようになっていてもよい。例えば、前記情報端末A12aの電源スイッチがオンされる度に自動的に行われてもよく、情報が新規に入力されたり、更新されたりする度に自動的に行われてもよく、1時間経過する度あるいは一日経過する度のように一定時間毎に自動的に行われてもよい。
これにより、前記情報端末A12aの記憶装置内のファイルに格納されている情報を、それぞれ、識別する情報識別ID、前記情報の更新日時等が、送信情報として、ネットワーク27を介して情報管理サーバ11に送信される。そして、送受信部14が前記情報端末A12aからの送信情報を受信する。この時、端末特定部16は、前記送信情報に含まれるIDキーを抽出し、前記情報端末A12aに対応するPIMデータベース21に格納されている個人ファイルを特定する。ここでは、個人ファイルは、前記操作者に対応して作成されているものとし、前記IDキーに含まれる操作者の登録IDに基づいて特定される。
そして、前記PIM処理部25は、PIMデータベース21に格納されている個人ファイルの中から、前記端末特定部16において特定された個人ファイルを選択してアクセスする。この場合、前記PIM処理部25は、前記個人ファイルに既に格納されている情報、すなわち、既格納情報の情報識別ID及び更新日時を抽出する。そして、前記PIM処理部25は、前記情報端末A12aに格納されている情報の情報識別IDと同一の情報識別IDを有する既格納情報を抽出して、更新日時を互いに比較する。
その結果、同一の情報識別IDを有する情報に関しては、更新日時の古いものが更新日時の新しいものに置き換えられる。例えば、既格納情報の更新日時が情報端末A12aに格納されている情報の更新日時より古い場合、該当する情報識別IDを有する情報が情報端末A12aから送信され、前記個人ファイル内の該当する情報識別IDを有する既格納情報と置き換えられる。また、既格納情報の更新日時が情報端末A12aに格納されている情報の更新日時より新しい場合、該当する情報識別IDを有する既格納情報が情報端末A12aに送信され、該情報端末A12aに格納されている該当する情報識別IDを有する情報と置き換えられる。
また、同一の情報識別IDを有する情報を抽出することができない場合、すなわち、一方に存在する情報が他方に存在しない場合には、該情報が他方にコピーして追加される。例えば、前記操作者が情報端末A12aに入力した情報A31は、新規に作成したスケジュールなので、前記情報A31の情報識別ID(ID=1)と同一の情報識別IDを有する既格納情報は存在しない。そのため、前記情報A31は、第7図(b)に示されるように、コピーされ、情報端末A12aから送信され、情報管理サーバ11の個人ファイル内に追加される。
そして、第8図(a)に示されるように、情報端末B12bと情報管理サーバ11との情報の同期も同様に行われ、前記情報A31が情報端末B12bに追加される。これにより、第8図(b)に示されるように、前記情報A31は、情報管理サーバ11並びに情報端末A12a及び情報端末B12bに、それぞれ、格納される。そのため、前記操作者は、情報端末A12a及び情報端末B12bのいずれを操作しても、前記情報A31を表示装置に表示させて、スケジュールとしての情報A31の内容を確認することができる。また、情報管理サーバ11に格納された情報A31は、原本として取り扱われる。
なお、操作者が情報端末A12a、情報端末B12b又は図示されないその他の情報端末から情報管理サーバ11に直接アクセスして情報A31の入力を行うようにしてもよい。この場合、操作者が前記情報端末A12a、情報端末B12b又はその他の情報端末を操作して情報A31を入力すると、前記情報端末A12a、情報端末B12b又はその他の情報端末から情報管理サーバ11にアクセスして、該情報管理サーバ11に情報A31を格納する。
次に、操作者が情報端末A12aを操作して、既に格納されている情報A31を新しいものにする、すなわち、更新する場合について説明する。
第9図は本発明の第1の実施の形態における情報管理システムの情報を更新する動作を示す第1の図、第10図は本発明の第1の実施の形態における情報管理システムの情報を更新する動作を示す第2の図である。
予定されていたスケジュールが変更されたような場合、操作者は情報端末A12aを操作して、該情報端末A12aの記憶装置内のファイルに格納されている情報A31を個人的情報入力画面に表示させる。そして、前記情報A31の内容の所望の部分、例えば、日時や地点を変更して、前記情報A31を更新する。これにより、前記情報端末A12aの記憶装置内のファイルに格納されている情報A31は、更新情報としての情報A’31aに更新される。
そして、第9図(a)に示されるように、情報端末A12aと情報管理サーバ11との情報の同期が行われる。この場合、PIM処理部25は、前述されたように、PIMデータベース21に格納されている個人ファイルの中から、前記端末特定部16において特定された個人ファイルを選択してアクセスし、既格納情報の情報識別ID及び更新日時を抽出する。そして、前記PIM処理部25は、前記情報端末A12aに格納されている情報の情報識別IDと同一の情報識別IDを有する既格納情報を抽出して、更新日時を互いに比較する。この場合、更新された前記情報A’31aと同一の情報識別ID(ID=1)を有する情報である情報A31は、更新日時が前記情報A’31aよりも古いので、第9図(b)に示されるように、前記情報A’31aに置き換えられ、更新される。
続いて、第10図(a)に示されるように、情報端末B12bと情報管理サーバ11との情報の同期も同様に行われる。これにより、第10図(b)に示されるように、前記情報端末B12bに格納されている情報A31が情報A’31aに置き換えられ、更新される。
なお、操作者が情報端末A12a、情報端末B12b又は図示されないその他の情報端末から情報管理サーバ11に直接アクセスして情報A31の更新を行うようにしてもよい。この場合、操作者が前記情報端末A12a、情報端末B12b又はその他の情報端末を操作して情報A31の更新を行うと、前記情報端末A12a、情報端末B12b又はその他の情報端末から情報管理サーバ11にアクセスして、該情報管理サーバ11に格納されている情報A31が情報A’31aに置き換えられ、更新される。
次に、操作者が情報端末A12aを操作して、既に格納されている情報A31を削除する場合について説明する。
第11図は本発明の第1の実施の形態における情報管理システムの情報を削除する動作を示す第1の図、第12図は本発明の第1の実施の形態における情報管理システムの情報を削除する動作を示す第2の図である。
ここで、第11図(a)に示されるように、情報端末A12a及び情報端末B12b並びに情報管理サーバ11に既に格納されている情報A31が不要となった場合、例えば、前記情報A31が過去のスケジュールとなり不要となったような場合、前記操作者は情報端末A12aを操作して、前記情報A31の削除命令を入力する。すると、前記情報A31について削除フラグ32が立てられる。
そして、前記情報端末A12aと情報管理サーバ11との情報の同期が行われると、前記情報A31の情報識別ID(ID=1)と削除フラグ32とが前記情報端末A12aから情報管理サーバ11に送信される。すると、該情報管理サーバ11のPIM処理部25は、前記情報A31の情報識別IDと同一の情報識別IDを有する既格納情報、すなわち、原本として格納されている情報31Aを抽出して、第11図(b)に示されるように、該情報31Aについて削除フラグ32を立てる。また、前記情報端末A12aにおいては、情報の同期が行われた後、前記情報31Aが削除される。なお、前記情報管理サーバ11に格納されている情報A31は、削除されずに、原本として格納され続ける。
その後、情報端末B12bと情報管理サーバ11との情報の同期が行われると、第12図(a)に示されるように、前記情報A31の情報識別ID(ID=1)と削除フラグ32とが前記情報端末B12bに送信される。これにより、該情報端末B12bに格納されていた情報A31は、第12図(b)に示されるように、削除される。
なお、操作者が情報端末A12a、情報端末B12b又は図示されないその他の情報端末から情報管理サーバ11に直接アクセスして情報A31の削除を行うようにしてもよい。この場合、操作者が前記情報端末A12a、情報端末B12b又はその他の情報端末を操作して、情報A31の削除命令が入力されると、前記情報端末A12a、情報端末B12b又はその他の情報端末から情報管理サーバ11にアクセスして、該情報管理サーバ11に格納されている情報A31に削除フラグが立てられる。
このように、本実施の形態においては、情報A31を削除する場合であっても、情報管理サーバ11に原本として格納されている情報A31は、該情報A31について削除フラグ32が立てられるが、削除されずに格納され続ける。そのため、操作者が情報端末A12aを操作して前記情報A31を削除した後に、情報端末B12bと情報管理サーバ11との情報の同期が行われても、未だ情報端末B12bに格納されている情報A31が情報管理サーバ11にコピーされてしまうことがない。また、情報端末B12bに格納されている情報A31は確実に削除される。
したがって、情報が削除される場合であっても、情報端末A12a及び情報端末B12bに格納された情報と情報管理サーバ11に格納された情報との整合性を維持することができる。
ところで、操作者によって削除された情報、すなわち、削除済み情報であっても原本として格納され続けるため、情報管理サーバ11のPIMデータベース21の中で削除済み情報によって占有される領域が増大するが、前記情報管理サーバ11の記憶装置は大容量であり、十分なメモリ資源を有するので、実際上の問題が発生することはない。なお、前記削除済み情報によって占有される領域が増大し過ぎて、他の情報を格納する領域が制限される等の問題が発生する場合には、削除された後一定の時間が経過した削除済み情報を情報管理サーバ11から削除するようにしたり、削除済み情報によって占有される領域が一定の範囲を越えた場合には、古い削除済み情報から順に削除するようにすることができる。この場合、情報管理サーバ11は、管理用ファイル、管理用データベース等を有し、前記削除済み情報についての削除フラグや情報識別IDが前記管理用ファイル、管理用データベース等に格納されるようにすることが望ましい。
さらに、削除済み情報は、操作者によって削除された時、前記情報管理サーバ11から即座に削除されるようにしてもよい。この場合も、情報管理サーバ11は、管理用ファイル、管理用データベース等を有し、前記削除済み情報についての削除フラグや情報識別IDが前記管理用ファイル、管理用データベース等に格納されるようにすることが望ましい。
また、本実施の形態においては、同期の際に削除フラグ32を送信するようにしたが、削除フラグ32の代わりに削除された旨の情報を送信することもできる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、前記第1の実施の形態と同じ構成を有するもの及び同じ動作については、その説明を省略する。
第13図は本発明の第2の実施の形態における情報管理システムの管理データの構成を示す図、第14図は本発明の第2の実施の形態における情報管理システムの情報を削除する動作を示す図である。
前記第1の実施の形態においては、情報端末A12aと情報端末B12bとの間で直接に情報の同期が行われる場合、入力され格納された情報を削除する際の整合性を維持することができない。そこで、本実施の形態において、情報端末A12a及び情報端末B12bは、格納されている情報を管理するために、第13図に示されるような管理データを備えている。なお、情報管理サーバ11も前記管理データを備えていることが望ましい。
第13図において、ID欄には情報端末A12a、情報端末B12b及び情報管理サーバ11のそれぞれに格納されている情報を識別する情報識別IDが記載され、削除フラグ欄には削除フラグ32が立てられているか否かが記載され、更新日時欄には更新された日時(年、月、日)が記載される。なお、前記削除フラグ欄における「1」は削除フラグ32が立てられていることを示し、削除フラグ32が立てられていない場合、前記削除フラグ欄は空欄となっている。
本実施の形態において、前記情報端末A12a、情報端末B12b及び情報管理サーバ11は、第14図に示されるように、それぞれ、情報A33a、情報B33b、情報C33c及び情報D33dを備え、相互に直接に情報の同期を行うことができるようになっている。ここで、情報端末A12a及び情報端末B12b並びに情報管理サーバ11に既に格納されている情報C33cが不要となった場合、前記操作者は情報端末A12aを操作して、前記情報C33cの削除命令を入力する。すると、前記情報端末A12aにおいては、第13図に示されるように、管理データにおいて情報C33cに対応する削除フラグ欄に削除フラグ32が立てられ、情報C33cが削除される。
そして、前記情報端末A12aと情報管理サーバ11との情報の同期が行われると、前記情報端末A12aの管理データを参照して前記情報C33cの情報識別ID(ID=C)と削除フラグ32とが前記情報端末A12aから情報管理サーバ11に送信される。すると、該情報管理サーバ11のPIM処理部25は、第13図に示されるように、管理データにおいて情報C33cに対応する削除フラグ欄に削除フラグ32を立てる。なお、前記情報管理サーバ11に格納されている情報C33cは、削除されずに、原本として格納され続ける。
その後、前記情報端末A12aと情報端末B12bとの情報の同期が直接に行われると、前記情報端末A12aの管理データを参照して前記情報C33cの情報識別ID(ID=C)と削除フラグ32とが前記情報端末A12aから情報端末B12bに送信される。すると、該情報端末B12bは、第13図に示されるように、管理データにおいて情報C33cに対応する削除フラグ欄に削除フラグ32を立てる。また、前記情報端末B12bにおいては、情報の同期が行われた後、前記情報C33cが削除される。
このように、本実施の形態においては、情報端末A12aと情報端末B12bとの間で直接に情報の同期が行われる場合であっても、入力され格納された情報を削除する際の整合性を維持することができる。
また、管理データのデータ量は、情報A33a〜情報D33dと比較して小さいので、メモリ資源の乏しい情報端末A12a、情報端末B12b等の記憶装置に格納しても問題はない。なお、管理データにおける更新日時欄は、省略することもできるが、管理データを削除する場合の基準として用いることもできる(例えば、更新日時から所定の時間経過した情報を削除する。)。
さらに、一方の情報端末(例えば、情報端末A12a)の管理データに含まれる情報が他方の情報端末(例えば、情報端末B12b)の管理データに含まれていない場合、前記情報に削除フラグ32が立てられていないのであれば、追加することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
産業上の利用可能性
この発明は、情報管理システム、情報管理システム用サーバ及び情報管理システム用情報端末に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の情報管理システムの動作を示す第1の図、第2図は従来の情報管理システムの動作を示す第2の図、第3図は従来の情報管理システムの動作を示す第3の図、第4図は従来の情報管理システムの動作を示す第4の図、第5図は従来の情報管理システムの動作を示す第5の図、第6図は本発明の第1の実施の形態における情報管理システムの構成を示す概念図、第7図は本発明の第1の実施の形態における情報管理システムの情報を追加する動作を示す第1の図、第8図は本発明の第1の実施の形態における情報管理システムの情報を追加する動作を示す第2の図、第9図は本発明の第1の実施の形態における情報管理システムの情報を更新する動作を示す第1の図、第10図は本発明の第1の実施の形態における情報管理システムの情報を更新する動作を示す第2の図、第11図は本発明の第1の実施の形態における情報管理システムの情報を削除する動作を示す第1の図、第12図は本発明の第1の実施の形態における情報管理システムの情報を削除する動作を示す第2の図、第13図は本発明の第2の実施の形態における情報管理システムの管理データの構成を示す図、第14図は本発明の第2の実施の形態における情報管理システムの情報を削除する動作を示す図である。

Claims (7)

  1. (a)情報を入力する入力装置、前記情報を格納する記憶装置及び送受信装置を備える情報端末と、
    (b)前記情報を格納する記憶装置及び送受信装置を備え、前記情報端末と情報の同期を行うサーバとを有し、
    (c)前記情報端末の記憶装置に格納された前記情報は、前記サーバの記憶装置に格納されている前記情報について削除フラグが立てられた後、削除されることを特徴とする情報管理システム。
  2. 前記サーバの記憶装置に格納された前記情報は、前記削除フラグが立てられても格納され続ける請求項1に記載の情報管理システム。
  3. 前記情報端末は複数であり、一つの情報端末の記憶装置に格納された前記情報が削除されると、他の情報端末の記憶装置に格納された前記情報も削除される請求項1又は2に記載の情報管理システム。
  4. (a)情報を入力する入力装置及び送受信装置を備える情報端末と、
    (b)前記情報を格納する記憶装置及び送受信装置を備え、前記情報端末と通信するサーバとを有し、
    (c)前記情報端末に前記情報の削除命令が入力されると、前記サーバの記憶装置に格納されている前記情報について削除フラグが立てられることを特徴とする情報管理システム。
  5. (a)情報端末と通信する送受信装置と、
    (b)前記情報端末に格納された情報を格納する記憶装置とを有し、
    (c)前記情報端末と情報の同期を行い、前記情報端末に格納された前記情報が削除されると、前記記憶装置に格納されている前記情報について削除フラグが立てられることを特徴とする情報管理システム用サーバ。
  6. 前記記憶装置に格納された前記情報は、前記削除フラグが立てられても格納され続ける請求項5に記載の情報管理システム用サーバ。
  7. (a)サーバと通信する送受信装置と、
    (b)前記サーバに格納された情報を格納する記憶装置とを有し、
    (c)前記サーバと情報の同期を行い、前記サーバに格納された前記情報について削除フラグが立てられると、前記記憶装置に格納されている前記情報を削除することを特徴とする情報管理システム用情報端末。
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