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JPS646334Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS646334Y2
JPS646334Y2 JP1982146196U JP14619682U JPS646334Y2 JP S646334 Y2 JPS646334 Y2 JP S646334Y2 JP 1982146196 U JP1982146196 U JP 1982146196U JP 14619682 U JP14619682 U JP 14619682U JP S646334 Y2 JPS646334 Y2 JP S646334Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
fuel
conduit
pipe
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982146196U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5950826U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14619682U priority Critical patent/JPS5950826U/ja
Publication of JPS5950826U publication Critical patent/JPS5950826U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS646334Y2 publication Critical patent/JPS646334Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車の転倒による燃料洩れを防止す
る自動車用燃料タンク装置に関するものである。
[従来の技術] 第1図に示すように、従来の燃料タンク装置は
主タンク2と副タンク12とが導管21により連
通され、ポンプ22により副タンク12の燃料が
主タンク2へ移され、主タンク2の燃料が供給管
3からエンジンへ供給され、余分の燃料が戻り管
4から主タンク2へ戻される。ポンプ22の駆動
制御回路については、例えば実開昭57−141119号
公報に開示されている。
各タンク2,12にフロート弁5,15がそれ
ぞれ設けられ、タンク2,12の気化燃料がフロ
ート弁5,15、導管9、導管13を経てエンジ
ンのクランク室に配設した公知のキヤニスタ11
へ排出される。導管9の両端は二方向弁6,16
を経て、各タンク2,12の燃料注入管7,17
の上端部へ連通可能とされる。燃料注入管7,1
7の開口端部はキヤツプ10,20により密閉さ
れる。燃料注入管7,17の上端部と各タンク
2,12の上内空部にそれぞれブリーザ管8,1
8が接続される。
上述の燃料タンク装置では、各タンク2,12
の気化燃料をキヤニスタ11へ排出するために、
各タンク2,12にフロート弁5,15と二方向
弁6,16を備えなければならず、コストが高く
なる。
実開昭50−156822号公報に開示される自動車用
燃料タンク装置では、主タンクと副タンクが連通
管により連通され、副タンクが二方向弁を経てキ
ヤニスタへ連通されるが、副タンクの気化燃料は
二方向弁を通らなければキヤニスタへ流れ得ず、
副タンクの蒸気圧が二方向弁の開弁圧以下では、
気化燃料が抜けないという問題がある。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案の目的は、構成が簡単であり、主タンク
と副タンクの気化燃料が効果的にキヤニスタへ排
出され、転倒時燃料洩れが防止される、経済的な
自動車用燃料タンク装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の構成は主
タンクの上内空部と副タンクの上内空部を連結管
により互いに連通し、副タンクの燃料注入管の上
端部を二方向弁を経て導管によりエンジンのキヤ
ニスタへ接続し、前記導管のキヤニスタと二方向
弁との中間部に、副タンクに設けた常開型のフロ
ート弁の出口を接続したものである。
[作用] 主タンク2の気化燃料は連通管19を経て副タ
ンク12へ入り、副タンク12の気化燃料と一緒
にフロート弁15、導管31を経てキヤニスタ1
1へ送られる。
自動車の転倒時、主タンク2の燃料が副タンク
12へ移動しても、副タンク12のフロート弁1
5が閉じ、二方向弁16も閉じるので、外部への
燃料洩れが回避される。
[考案の実施例] 第2図に示すように、主タンク2に上方へ延び
る燃料注入管7が設けられ、この開口端部はキヤ
ツプ10により閉鎖される。主タンク2に燃料を
エンジンへ供給する燃料供給管3と、エンジンか
ら余分の燃料を戻す戻し管4が接続される。同様
に、副タンク12にもキヤツプ20により開口端
部が閉鎖される燃料注入管17が設けられる。主
タンク2と副タンク12とが、導管21により連
通され、ポンプ22により副タンク12の燃料が
主タンク2へ移される。
本考案によれば、主タンク2の上内空部と燃料
注入管7の上端部がブリーザ管8により連通さ
れ、同様に副タンク12の上内空部と燃料注入管
17の上端部がブリーザ管18により連通され
る。ブリーザ管8の中間部とブリーザ管18の中
間部が連通管19により連通される。
副タンク12の上壁部に配設したフロート弁1
5の出口が導管31の中間部に連通される。導管
31の一端は二方向弁16を経て燃料注入管17
の上端部に連通可能とされる。導管31の他端側
は車体の外板を貫通し、エンジンのクランク室の
内部に配設したキヤニスタ11に連通される。導
管31が外板を貫通する部分は公知の固定金具3
2により支持される。
第3図に示すように、二方向弁16は出口34
を有するカツプ状のハウジング35と、燃料注入
管側に連通する入口39を有するカツプ状のハウ
ジング38とを互いに結合し、この内部に弁体4
3と弁体45を収容してなる。弁体43の上側に
設けたゴムなどの弾性リツプ36が、ハウジング
35に形成した弁座44と弁体45とに、ばね4
2により押し付けられる。
弁体43の下面にハウジング38の端壁に対向
する複数個の脚37が設けられ、軸線方向の作動
量が規制される。弁体45のステム40は弁体4
3の中心に設けた通路に挿通され、かつステム4
0の端部と弁体43の下面との間に介装した円錐
形に巻かれたばね41により、リツプ36へ押し
付けられる。
入口39の圧力が出口34の圧力よりも所定値
だけ高くなると、入口39の圧力が弁体43の通
路を経て弁体45の下側に作用し、弁体45をば
ね41の力に抗してリツプ36から離れさせ、入
口39から出口34への気化燃料の流れを許す。
逆に、出口34の圧力が入口39の圧力よりも所
定値だけ高くなると、ばね42の力に抗して弁体
45と43が押し下げられ、リツプ36が弁座4
4から離され、出口34から入口39への空気の
流れを許す。
第4図に示すように、フロート弁15は常開型
のものであり、上端側に導管31と連通される管
部51を有するカツプ状のハウジング52の内部
に、カツプ状の重い弁体58を緩く収容してな
る。弁体58の上端に形成した円錐突起57が、
ハウジング52の内部と管部51とを連通する通
路56を閉鎖可能とされる。
ハウジング52の下端部に嵌合支持したばね座
54と弁体58との間に弱いばね53が介装され
る。弁体58はその重みでばね53を押し縮め、
ばね座54に支持される。ハウジング52の下半
部周壁にスリツト55が設けられる。通常、副タ
ンク12の上内空部は、スリツト55、弁体58
とハウジング52との間の隙間、ハウジング52
の内部、通路56、管部51を経て導管31へ連
通される。
なお、連通管19の端部は主タンク2と副タン
ク12の上内空部へ直接連通させるか、燃料注入
管7,17に連通させてもよい。
次に、本考案装置の作動について説明する。通
常、主タンク2の気化燃料は燃料注入管7、ブリ
ーザ管8、連通管19、ブリーザ管18、燃料注
入管17を経て副タンク12へ流れる。副タンク
12の気化燃料はフロート弁15、導管31を経
てエンジンのクランク室に配設したキヤニスタ1
1へ流れる。
フロート弁15が故障により閉じたままの時
は、副タンク12の気化燃料は燃料注入管17、
二方向弁16を経て導管31へ流れる。
ポンプ22の誤差動により、副タンク12の燃
料が主タンク2へ満されても、燃料はブリーザ管
8、連通管19、ブリーザ管18を経て副タンク
12へ戻されるので、燃料の外部溢出が防止され
る。
自動車の転倒事故後、フロート弁15が傾斜す
ると、弁体58がその重みで移動し、通路56を
閉じるので、副タンク12の燃料の導管31への
流れが阻止される。また副タンク12の燃料の燃
料注入管17から導管31への流れが、二方向弁
16により阻止される。したがつて、各タンク
2,12が密閉状態とされ、外部への燃料洩れが
防止され、車両火災が防止される。
なお、副タンク12にフロート弁15を2個設
けたのは、通路56(第4図)の目づまりなどの
事故に備えるためである。
[考案の効果] 本考案は上述のように、主タンクの上内空部と
副タンクの上内空部を連結管により互いに連通
し、副タンクの燃料注入管の上端部を二方向弁を
経て導管によりエンジンのキヤニスタへ接続し、
前記導管のキヤニスタと二方向弁との中間部に、
副タンクに設けた常開型のフロート弁の出口を接
続したので、主タンクの気化燃料は連通管を経て
副タンクへ流れ、副タンクの気化燃料と一緒にフ
ロート弁を経てキヤニスタへ送られる。
主タンクにフロート弁を設けることも、主タン
クを導管によりキヤニスタへ連通することも不要
となり、構成が簡単になる。
自動車の転倒時、フロート弁と二方向弁が閉じ
るので、燃料の外部流出が阻止され、車両火災が
防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車用燃料タンク装置の側面
断面図、第2図は本考案に係る自動車用燃料タン
ク装置の側面断面図、第3図は二方向弁の側面断
面図、第4図はフロート弁の側面断面図である。 2:主タンク、5,15:フロート弁、7,1
7:燃料注入管、8,18:ブリーザ管、11:
キヤニスタ、12:副タンク、16:二方向弁、
19:連通管、31:導管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主タンクの上内空部と副タンクの上内空部を連
    結管により互いに連通し、副タンクの燃料注入管
    の上端部を二方向弁を経て導管によりエンジンの
    キヤニスタへ接続し、前記導管のキヤニスタと二
    方向弁との中間部に、副タンクに設けた常開型の
    フロート弁の出口を接続したことを特徴とする自
    動車用燃料タンク装置。
JP14619682U 1982-09-29 1982-09-29 自動車用燃料タンク装置 Granted JPS5950826U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14619682U JPS5950826U (ja) 1982-09-29 1982-09-29 自動車用燃料タンク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14619682U JPS5950826U (ja) 1982-09-29 1982-09-29 自動車用燃料タンク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5950826U JPS5950826U (ja) 1984-04-04
JPS646334Y2 true JPS646334Y2 (ja) 1989-02-17

Family

ID=30325486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14619682U Granted JPS5950826U (ja) 1982-09-29 1982-09-29 自動車用燃料タンク装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8622074B2 (en) * 2012-01-26 2014-01-07 Ti Automotive Technology Center Gmbh Fuel tank venting system

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50156822U (ja) * 1974-06-12 1975-12-25

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Publication number Publication date
JPS5950826U (ja) 1984-04-04

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