JPS644795Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS644795Y2 JPS644795Y2 JP4692384U JP4692384U JPS644795Y2 JP S644795 Y2 JPS644795 Y2 JP S644795Y2 JP 4692384 U JP4692384 U JP 4692384U JP 4692384 U JP4692384 U JP 4692384U JP S644795 Y2 JPS644795 Y2 JP S644795Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boom
- control device
- control
- control valve
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Jib Cranes (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は特装車の制御装置に関する。
一般に車体上に架装体を搭載し、前記架装体を
適宜の油圧アクチユエータを介して作動させる、
いわゆる特装車が知られている。
適宜の油圧アクチユエータを介して作動させる、
いわゆる特装車が知られている。
そして、これらの油圧アクチユエータは、車両
エンジンから動力取出装置を介して駆動される油
圧ポンプよりの圧油を油圧制御弁を介して供給す
ることで作動するようになつている。
エンジンから動力取出装置を介して駆動される油
圧ポンプよりの圧油を油圧制御弁を介して供給す
ることで作動するようになつている。
ところで、前記油圧ポンプと油圧アクチユエー
タとを接続する回路に電磁弁(ソレノイドバル
ブ)を配設し、制御装置を介して前記電磁弁を切
換制御する場合があるが、制御装置への通電は、
電源と制御装置との間に配設されたメインスイツ
チの断接により、あるいは動力取出装置の接動作
に連動するスイツチにより通常行なわれている。
タとを接続する回路に電磁弁(ソレノイドバル
ブ)を配設し、制御装置を介して前記電磁弁を切
換制御する場合があるが、制御装置への通電は、
電源と制御装置との間に配設されたメインスイツ
チの断接により、あるいは動力取出装置の接動作
に連動するスイツチにより通常行なわれている。
したがつて、このようなスイツチが投入された
際には常に制御装置に起電圧が作用することにな
るため、車両電源が消耗され、いわゆる“上る”
恐れがある。
際には常に制御装置に起電圧が作用することにな
るため、車両電源が消耗され、いわゆる“上る”
恐れがある。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、油
圧ポンプよりの圧油が一定以上に上昇しないと、
制御装置への通電がなされないように構成したも
のである。
圧ポンプよりの圧油が一定以上に上昇しないと、
制御装置への通電がなされないように構成したも
のである。
以下、本考案における特装車として高所作業車
を実施例に図面に基づいて説明する。
を実施例に図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、高所作業車1の車体2上
には旋回台3が旋回モータ(図示せず)によつて
旋回制御可能に搭載されており、旋回台3の上端
にブーム4の基端が起伏自在に枢着されている。
には旋回台3が旋回モータ(図示せず)によつて
旋回制御可能に搭載されており、旋回台3の上端
にブーム4の基端が起伏自在に枢着されている。
ブーム4は旋回台3との間に配設された起伏シ
リンダ5により起伏角度が制御されるとともに、
伸縮シリンダ(図示せず)が内蔵されてその長さ
が可変な多段伸縮式に設けられ、その先端ブーム
4aの先端に作業台6が装着されている。
リンダ5により起伏角度が制御されるとともに、
伸縮シリンダ(図示せず)が内蔵されてその長さ
が可変な多段伸縮式に設けられ、その先端ブーム
4aの先端に作業台6が装着されている。
作業台6は、その連結部材6aがブーム4先端
に回動自在に枢着されて支持されるとともに、前
記ブーム4の起伏動作に対応して作業台6が常に
水平状態を維持するように構成されている。
に回動自在に枢着されて支持されるとともに、前
記ブーム4の起伏動作に対応して作業台6が常に
水平状態を維持するように構成されている。
そして、前記作業台6は連結部材6a回りに旋
回作動させる図示しない首振シリンダによつて選
択的に旋回される。
回作動させる図示しない首振シリンダによつて選
択的に旋回される。
また、車体2の前後両側4箇所には安定脚7が
配設され、この安定脚7は作業時に車体2を支持
するものである。
配設され、この安定脚7は作業時に車体2を支持
するものである。
上記高所作業車1には、第2図の油圧系統図に
示すような油圧機器が配設されている。まず、圧
油が供給されて各種作動を行うアクチユエータと
しては、ブーム4を介して車体2側に、安定脚7
を側方へ張出すアウトリガシリンダ8と上下伸縮
させるジヤツキシリンダ9とからなる安定脚用ア
クチユエータAと、ブーム4を起伏する起伏シリ
ンダ5と旋回台3を旋回する旋回モータ10とブ
ーム4を伸縮する伸縮シリンダ11とからなるブ
ーム関連作動用アクチユエータBが設けられ、ま
た、作業台6側には、首振シリンダ12と圧着器
などの作業装置13とからなる作業台関連作動用
アクチユエータCが設けられている。
示すような油圧機器が配設されている。まず、圧
油が供給されて各種作動を行うアクチユエータと
しては、ブーム4を介して車体2側に、安定脚7
を側方へ張出すアウトリガシリンダ8と上下伸縮
させるジヤツキシリンダ9とからなる安定脚用ア
クチユエータAと、ブーム4を起伏する起伏シリ
ンダ5と旋回台3を旋回する旋回モータ10とブ
ーム4を伸縮する伸縮シリンダ11とからなるブ
ーム関連作動用アクチユエータBが設けられ、ま
た、作業台6側には、首振シリンダ12と圧着器
などの作業装置13とからなる作業台関連作動用
アクチユエータCが設けられている。
また、上記各アクチユエータの作動を制御する
制御弁として、車体2側には安定脚用アクチユエ
ータAに対する安定脚用制御弁V1と、ブーム関
連作動用アクチユエータBに対する起伏制御弁V
2、旋回制御弁V3、伸縮制御弁V4からなるブ
ーム関連作動用制御弁Dが配設される一方、作業
台6側には作業台関連作動用アクチユエータCに
対する首振制御弁V5、作業制御弁V6ととも
に、ブーム関連作動用アクチユエータBに対する
起伏制御弁V7、旋回制御弁V8、伸縮制御弁V
9よりなる作業台関連作動用制御弁Eが配設され
ている。
制御弁として、車体2側には安定脚用アクチユエ
ータAに対する安定脚用制御弁V1と、ブーム関
連作動用アクチユエータBに対する起伏制御弁V
2、旋回制御弁V3、伸縮制御弁V4からなるブ
ーム関連作動用制御弁Dが配設される一方、作業
台6側には作業台関連作動用アクチユエータCに
対する首振制御弁V5、作業制御弁V6ととも
に、ブーム関連作動用アクチユエータBに対する
起伏制御弁V7、旋回制御弁V8、伸縮制御弁V
9よりなる作業台関連作動用制御弁Eが配設され
ている。
上記各アクチユエータと制御弁に対する油圧系
統は、圧油源として、エンジンの動力により動力
取出装置14を介して駆動される第1ポンプP1
を備えるとともに、電動モータ15により駆動さ
れる第2ポンプP2(非常ポンプ)を有してな
り、第1ポンプP1は第2ポンプP2とともに、
メインソレノイドバルブ16を介して安定脚用制
御弁V1に接続され、該安定脚用制御弁V1がア
ウトリガシリンダ8およびジヤツキシリンダ9に
接続される一方、ブーム関連作動用制御弁Dを経
て作業台関連作動用制御弁Eに接続されている。
統は、圧油源として、エンジンの動力により動力
取出装置14を介して駆動される第1ポンプP1
を備えるとともに、電動モータ15により駆動さ
れる第2ポンプP2(非常ポンプ)を有してな
り、第1ポンプP1は第2ポンプP2とともに、
メインソレノイドバルブ16を介して安定脚用制
御弁V1に接続され、該安定脚用制御弁V1がア
ウトリガシリンダ8およびジヤツキシリンダ9に
接続される一方、ブーム関連作動用制御弁Dを経
て作業台関連作動用制御弁Eに接続されている。
さらに、ブーム関連作動用制御弁Dすなわち起
伏制御弁V2、旋回制御弁V3、伸縮制御弁V4
はそれぞれ制御部17,18,19(電磁弁)を
備え、該制御部17〜19を介して起伏シリンダ
5、旋回モータ6、伸縮シリンダ8に接続され、
一方、作業台関連作動用制御弁Eすなわち首振制
御弁V5および作業制御弁V6はそれぞれ対応す
る首振シリンダ12、作業装置13に接続され、
更に起伏制御弁V7、旋回制御弁V8、伸縮制御
弁V9は前述のように制御部17〜19を介して
各ブーム関連作動用アクチユエータ5,10,1
1へ接続されている。
伏制御弁V2、旋回制御弁V3、伸縮制御弁V4
はそれぞれ制御部17,18,19(電磁弁)を
備え、該制御部17〜19を介して起伏シリンダ
5、旋回モータ6、伸縮シリンダ8に接続され、
一方、作業台関連作動用制御弁Eすなわち首振制
御弁V5および作業制御弁V6はそれぞれ対応す
る首振シリンダ12、作業装置13に接続され、
更に起伏制御弁V7、旋回制御弁V8、伸縮制御
弁V9は前述のように制御部17〜19を介して
各ブーム関連作動用アクチユエータ5,10,1
1へ接続されている。
上記各制御弁の操作によりブーム4の旋回、起
伏および伸縮(ブーム関連作動)が行われるとと
もに、首振りおよび圧着作業(作業台関連作動)
が行われるものである。
伏および伸縮(ブーム関連作動)が行われるとと
もに、首振りおよび圧着作業(作業台関連作動)
が行われるものである。
また、上記油圧系統に対しブーム4の操作範囲
すなわち作業台6の作業範囲を規制する作業範囲
制御装置20が設けられ、該作業範囲制御装置2
0は、前述の制御部17〜19に制御信号を出力
する一方、メインソレノイドバルブ16の作動を
制御するものである。また、この作業範囲制御装
置20には旋回台3の旋回状態を検出する旋回検
出手段21、安定脚7のアウトリガシリンダ8の
張出状態を検出するアウトリガ検出手段22およ
びジヤツキシリンダ9の伸長状態を検出するジヤ
ツキ検出手段23からの各検出信号が入力され、
該作業範囲制御装置20はこれらの検出信号に対
応して作業範囲の安全限界を越える方向のブーム
関連作動を規制するように構成されている。
すなわち作業台6の作業範囲を規制する作業範囲
制御装置20が設けられ、該作業範囲制御装置2
0は、前述の制御部17〜19に制御信号を出力
する一方、メインソレノイドバルブ16の作動を
制御するものである。また、この作業範囲制御装
置20には旋回台3の旋回状態を検出する旋回検
出手段21、安定脚7のアウトリガシリンダ8の
張出状態を検出するアウトリガ検出手段22およ
びジヤツキシリンダ9の伸長状態を検出するジヤ
ツキ検出手段23からの各検出信号が入力され、
該作業範囲制御装置20はこれらの検出信号に対
応して作業範囲の安全限界を越える方向のブーム
関連作動を規制するように構成されている。
そして、上記作業範囲制御装置20は安定脚7
の張出幅に連動して張出幅が小さいときには作業
範囲が狭くなるように制御する。
の張出幅に連動して張出幅が小さいときには作業
範囲が狭くなるように制御する。
ところで、前記制御装置20は、車両電源24
より圧力スイツチ25を介して通電されるように
なつており、該圧力スイツチ25は前記油圧ポン
プP1,P2が作業してその圧油が一定以上に上
昇した場合に閉成し、前記制御装置20に起電圧
を作用させる。
より圧力スイツチ25を介して通電されるように
なつており、該圧力スイツチ25は前記油圧ポン
プP1,P2が作業してその圧油が一定以上に上
昇した場合に閉成し、前記制御装置20に起電圧
を作用させる。
したがつて、制御装置20は、安定脚用アクチ
ユエータA、ブーム関連作動用アクチユエータB
もしくは作業台関連作動用アクチユエータCを作
動するために、各制御弁V1〜V9を切換制御
し、前述のアクチユエータA,BもしくはCが作
動した場合にのみ、通電される。
ユエータA、ブーム関連作動用アクチユエータB
もしくは作業台関連作動用アクチユエータCを作
動するために、各制御弁V1〜V9を切換制御
し、前述のアクチユエータA,BもしくはCが作
動した場合にのみ、通電される。
換言すれば、作業台6が安全作業範囲内で移動
した後、アクチユエータA,BもしくはCを使用
しない場合、制御装置20には、圧力スイツチ2
5の開放によつて通電されることはない。
した後、アクチユエータA,BもしくはCを使用
しない場合、制御装置20には、圧力スイツチ2
5の開放によつて通電されることはない。
以上のように本考案にあつては、架装体の作動
によつて油圧ポンプよりの圧油が一定以上に上昇
した場合にのみ制御装置に通電されるようにした
ので、制御装置への通電時間は最小必要限とな
り、電源の消耗を可及的に抑制することができ
る。
によつて油圧ポンプよりの圧油が一定以上に上昇
した場合にのみ制御装置に通電されるようにした
ので、制御装置への通電時間は最小必要限とな
り、電源の消耗を可及的に抑制することができ
る。
図面は本考案の実施態様を例示し、第1図は特
装車の一例として示す高所作業車の全体側面図、
第2図は電気−油圧系統図である。 1……高所作業車、4……ブーム、6……作業
台、20……制御装置、25……圧力スイツチ。
装車の一例として示す高所作業車の全体側面図、
第2図は電気−油圧系統図である。 1……高所作業車、4……ブーム、6……作業
台、20……制御装置、25……圧力スイツチ。
Claims (1)
- 車両エンジンから動力取出装置を介して駆動さ
れる油圧ポンプと、該油圧ポンプからの圧油を供
給されて作動する油圧アクチユエータとを設け、
該油圧アクチユエータによつて車体上に搭載され
た架装体を作動するようにした特装車において、
前記油圧アクチユエータと油圧ポンプを連結する
回路に電磁弁を配設するとともに、前記電磁弁を
切換制御する制御装置を装設し、前記制御装置に
は、油圧ポンプよりの圧油が一定以上に上昇した
ことを検出する圧力スイツチを介して電源電圧が
投入されるように構成したことを特徴とする特装
車の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4692384U JPS60159799U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 特装車の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4692384U JPS60159799U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 特装車の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60159799U JPS60159799U (ja) | 1985-10-24 |
JPS644795Y2 true JPS644795Y2 (ja) | 1989-02-07 |
Family
ID=30561770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4692384U Granted JPS60159799U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 特装車の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60159799U (ja) |
-
1984
- 1984-03-30 JP JP4692384U patent/JPS60159799U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60159799U (ja) | 1985-10-24 |
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