JPS644049B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS644049B2 JPS644049B2 JP1039182A JP1039182A JPS644049B2 JP S644049 B2 JPS644049 B2 JP S644049B2 JP 1039182 A JP1039182 A JP 1039182A JP 1039182 A JP1039182 A JP 1039182A JP S644049 B2 JPS644049 B2 JP S644049B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spool valve
- cam
- valve
- side cam
- transmission case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L5/00—Slide valve-gear or valve-arrangements
- F01L5/04—Slide valve-gear or valve-arrangements with cylindrical, sleeve, or part-annularly shaped valves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスプールバルブにより燃焼室の密封、
排気及び吸気を行うエンジンに関し、その目的
は、クランク軸からスプールバルブへの動力伝達
機構を簡単かつコンパクト化すると共に、加工容
易化することを目的としている。以下図面に基づ
いて本発明を説明する。
排気及び吸気を行うエンジンに関し、その目的
は、クランク軸からスプールバルブへの動力伝達
機構を簡単かつコンパクト化すると共に、加工容
易化することを目的としている。以下図面に基づ
いて本発明を説明する。
第１図は本発明による４サイクルデイーゼルエ
ンジンの縦断面図であり、この第１図におい、１
はエンジン本体であつて、シリンダやクランクケ
ース等からなつており、本体１のクランク室２に
はクランク軸３が回転自在に支承されている。４
はシリンダライナ、５はピストン、６はコネクテ
イングロツドであり、また７はフライホイルであ
る。
ンジンの縦断面図であり、この第１図におい、１
はエンジン本体であつて、シリンダやクランクケ
ース等からなつており、本体１のクランク室２に
はクランク軸３が回転自在に支承されている。４
はシリンダライナ、５はピストン、６はコネクテ
イングロツドであり、また７はフライホイルであ
る。
本体１側の上側にはシリンダヘツド８が固着さ
れ、本体１の反フライホイル側には伝動ケース１
０が固着されている。上記シリンダヘツド８には
スプールバルブ１１が配置され、伝動ケース１０
内にはバルブ駆動用サイドカム１２やタイミング
ベルト１３が配置され、伝動ケース１０の側壁に
は燃料噴射ポンプ１５が固着されている。
れ、本体１の反フライホイル側には伝動ケース１
０が固着されている。上記シリンダヘツド８には
スプールバルブ１１が配置され、伝動ケース１０
内にはバルブ駆動用サイドカム１２やタイミング
ベルト１３が配置され、伝動ケース１０の側壁に
は燃料噴射ポンプ１５が固着されている。
スプールバルブ１１はクランク軸３と平行な弁
孔１６に摺動自在に嵌合しており、スプールバル
ブ１１の伝動室１７寄り部分には環状の気体通路
１８が形成されている。またスプールバルブ１１
には伝動室１７内に突出するつば付ロツド１９が
形成されており、ロツド１９のつば部とシリンダ
ヘツド８の側壁との間には、ばね座２０を介して
弁ばね２１が縮設され、この弁ばね２１によつて
スプールバルブ１１を反矢印Ｆ側へ付勢してい
る。燃焼室２２に開口する吸気孔２３と排気孔２
４は、スプールバルブ長さ方向の間隔を隔てて弁
孔１６に開口しており、図示のものでは吸気孔２
３が伝動室１７側に配置されている。吸気孔２３
の直上には弁孔１６に上側から開口する吸気通路
２５が形成されており、吸気通路２５は吸気管等
を介して例えばエアクリーナに接続される。弁孔
１６の矢印Ｆ側の約半分は排気通路として利用さ
れており、弁孔１６の矢印Ｆ側開口端部には排気
管が接続される。２６は燃料噴射ノズルであつ
て、高圧燃料管２８を介して燃料噴射ポンプ１５
に接続されている。
孔１６に摺動自在に嵌合しており、スプールバル
ブ１１の伝動室１７寄り部分には環状の気体通路
１８が形成されている。またスプールバルブ１１
には伝動室１７内に突出するつば付ロツド１９が
形成されており、ロツド１９のつば部とシリンダ
ヘツド８の側壁との間には、ばね座２０を介して
弁ばね２１が縮設され、この弁ばね２１によつて
スプールバルブ１１を反矢印Ｆ側へ付勢してい
る。燃焼室２２に開口する吸気孔２３と排気孔２
４は、スプールバルブ長さ方向の間隔を隔てて弁
孔１６に開口しており、図示のものでは吸気孔２
３が伝動室１７側に配置されている。吸気孔２３
の直上には弁孔１６に上側から開口する吸気通路
２５が形成されており、吸気通路２５は吸気管等
を介して例えばエアクリーナに接続される。弁孔
１６の矢印Ｆ側の約半分は排気通路として利用さ
れており、弁孔１６の矢印Ｆ側開口端部には排気
管が接続される。２６は燃料噴射ノズルであつ
て、高圧燃料管２８を介して燃料噴射ポンプ１５
に接続されている。
サイドカム１２はクランク軸３と平行なカム軸
２９に固着されており、カム軸２９は伝動ケース
１０及び本体１の上端部側壁に軸受を介して回転
自在に支承されている。サイドカム１２の本体側
（第１図左側）には、前記ロツド１９に当接する
バルブ作動用カム面３５が形成されており、作動
用カム面３５は、吸気行程用の山部３５ａと、排
気行程用の谷部３５ｂとを備えており、サイドカ
ム１２の１回転によりスプールバルブ１１を１往
復摺動させるようになつている。バルブ作動用カ
ム面３５と反対側には、噴射ポンプ駆動用カム面
３６が形成されており、駆動用カム面３６は噴射
行程用山部３６ａを備えている。一方噴射ポンプ
１５の作動ロツド１５ａは駆動用カム面３６側へ
向い伝動ケース１０内に突出している。即ちサイ
ドカム１２が１回転する間に１度だけ山部３６ａ
によつて、作動ロツド１５ａを押し動かし、燃料
噴射を行うようになつている。
２９に固着されており、カム軸２９は伝動ケース
１０及び本体１の上端部側壁に軸受を介して回転
自在に支承されている。サイドカム１２の本体側
（第１図左側）には、前記ロツド１９に当接する
バルブ作動用カム面３５が形成されており、作動
用カム面３５は、吸気行程用の山部３５ａと、排
気行程用の谷部３５ｂとを備えており、サイドカ
ム１２の１回転によりスプールバルブ１１を１往
復摺動させるようになつている。バルブ作動用カ
ム面３５と反対側には、噴射ポンプ駆動用カム面
３６が形成されており、駆動用カム面３６は噴射
行程用山部３６ａを備えている。一方噴射ポンプ
１５の作動ロツド１５ａは駆動用カム面３６側へ
向い伝動ケース１０内に突出している。即ちサイ
ドカム１２が１回転する間に１度だけ山部３６ａ
によつて、作動ロツド１５ａを押し動かし、燃料
噴射を行うようになつている。
クランク軸３の伝動室１７内部分にはプーリ３
０が固着されており、プーリ３０とサイドカム１
２に前記タイミングベルト１３が掛けわたされて
いる。プーリ３０のタイミングベルト１３を掛け
ている部分の直径と、サイドカム１２のタイミン
グベルト１３を掛けている部分の直径の比は１：
２になつている。即ちサイドカム１２の回転数が
クランク軸３の回転数の1/2になるように減速し
ている。
０が固着されており、プーリ３０とサイドカム１
２に前記タイミングベルト１３が掛けわたされて
いる。プーリ３０のタイミングベルト１３を掛け
ている部分の直径と、サイドカム１２のタイミン
グベルト１３を掛けている部分の直径の比は１：
２になつている。即ちサイドカム１２の回転数が
クランク軸３の回転数の1/2になるように減速し
ている。
次に作動について第１〜第４図に基づいて説明
する。第１図は噴射、着火行程、第２図は爆発、
圧縮行程、第３図は吸気工程、第４図は排気行程
を示す。第１図の噴射、着火行程では、吸、排気
孔２３，２４は共にスプールバルブ１１によつて
密封されており、噴射ポンプ１５の作動ロツド１
５ａは駆動用カム面３６の山部３６ａによつて押
し込まれている。第１図の状態から第１図Ａ矢視
時計回りに一定角度サイドカム１２が回転する
と、第２図に示すように作動ロツド１５ａから駆
動用カム面３６の山部３６ａが外れ、燃焼室２２
内で圧縮が行なわれる。このときは勿論吸、排気
孔２３，２４は密封されている。第２図の状態か
ら続いてサイドカム１２が回転すると、作動用カ
ム面３５の山部３５ａによりスプールバルブ１１
は矢印Ｆ側へ押され、第３図に示すように気体通
路１８を介して吸気通路２５と吸気孔２３が連通
し、吸気が行なわれる。第３図の状態からさらに
サイドカム１２が回転すると、ロツド１９は山部
３５ａとの係合から第４図に示すように谷部３５
ｂとの係合に移り、それに伴つてスプールバルブ
１１は第３図の位置から矢印Ｒ側へ移動して第４
図の状態になり、吸気孔２３を閉鎖すると共に排
気孔２４を開き、排気を行う。第４図の状態から
さらにサイドカム１２が回転すると、第１図の状
態に戻る。
する。第１図は噴射、着火行程、第２図は爆発、
圧縮行程、第３図は吸気工程、第４図は排気行程
を示す。第１図の噴射、着火行程では、吸、排気
孔２３，２４は共にスプールバルブ１１によつて
密封されており、噴射ポンプ１５の作動ロツド１
５ａは駆動用カム面３６の山部３６ａによつて押
し込まれている。第１図の状態から第１図Ａ矢視
時計回りに一定角度サイドカム１２が回転する
と、第２図に示すように作動ロツド１５ａから駆
動用カム面３６の山部３６ａが外れ、燃焼室２２
内で圧縮が行なわれる。このときは勿論吸、排気
孔２３，２４は密封されている。第２図の状態か
ら続いてサイドカム１２が回転すると、作動用カ
ム面３５の山部３５ａによりスプールバルブ１１
は矢印Ｆ側へ押され、第３図に示すように気体通
路１８を介して吸気通路２５と吸気孔２３が連通
し、吸気が行なわれる。第３図の状態からさらに
サイドカム１２が回転すると、ロツド１９は山部
３５ａとの係合から第４図に示すように谷部３５
ｂとの係合に移り、それに伴つてスプールバルブ
１１は第３図の位置から矢印Ｒ側へ移動して第４
図の状態になり、吸気孔２３を閉鎖すると共に排
気孔２４を開き、排気を行う。第４図の状態から
さらにサイドカム１２が回転すると、第１図の状
態に戻る。
第５図はスプールバルブ１１の変形例を示して
おり、３つの密封リング４０を嵌着することによ
り、スプールバルブ１１の密封性能を向上させて
いる。密封リング４０を配置する箇所は、排気孔
密封用周壁部１１ａと吸気孔密封用周壁部１１ｂ
の間と、吸気孔密封用周壁部１１ｂと気体通路１
８の間と、スプールバルブ１１の第５図左端部で
ある。
おり、３つの密封リング４０を嵌着することによ
り、スプールバルブ１１の密封性能を向上させて
いる。密封リング４０を配置する箇所は、排気孔
密封用周壁部１１ａと吸気孔密封用周壁部１１ｂ
の間と、吸気孔密封用周壁部１１ｂと気体通路１
８の間と、スプールバルブ１１の第５図左端部で
ある。
以上説明したように本発明によると、スプール
バルブ１１の駆動にサイドカム１２を利用し、サ
イドカム１２を適宜の伝動機構、例えばタイミン
グベルト１３を介してクランク軸３に連動連結し
ているので、複雑な作動用カム面３５ａの形成加
工でも、円周カムに比べて簡単かつ正確に行うこ
とができる。即ち図示のような複雑な摺動運動を
するスプールバルブ１１を備えたエンジンにとつ
て、サイドカム１２を利用すると極めて好都合な
のである。
バルブ１１の駆動にサイドカム１２を利用し、サ
イドカム１２を適宜の伝動機構、例えばタイミン
グベルト１３を介してクランク軸３に連動連結し
ているので、複雑な作動用カム面３５ａの形成加
工でも、円周カムに比べて簡単かつ正確に行うこ
とができる。即ち図示のような複雑な摺動運動を
するスプールバルブ１１を備えたエンジンにとつ
て、サイドカム１２を利用すると極めて好都合な
のである。
また仮に円周カムを利用するとすると、軸２９
にタイミングベルト用のプーリを必要とするが、
本発明のようなサイドカム１２では、サイドカム
１２自体をタイミングベルト用プーリとして利用
することができるので、特別なタイミングベルト
用プーリを軸２９に備える必要がなくなり、重量
軽減及びコンパクト化が達成できる。
にタイミングベルト用のプーリを必要とするが、
本発明のようなサイドカム１２では、サイドカム
１２自体をタイミングベルト用プーリとして利用
することができるので、特別なタイミングベルト
用プーリを軸２９に備える必要がなくなり、重量
軽減及びコンパクト化が達成できる。
燃料噴射ポンプ１５へ伝動ケース１０に取付
け、伝動ケース１０内の１つのサイドカム１２の
片面をスプールバルブ作動用カム面３５として利
用し、他面を燃料噴射ポンプ駆動用カム面３６と
して利用しているので、燃料噴射ポンプ１５及び
バルブ１１の駆動機構の部品点数の削減およびコ
ンパクト化が達成できる。
け、伝動ケース１０内の１つのサイドカム１２の
片面をスプールバルブ作動用カム面３５として利
用し、他面を燃料噴射ポンプ駆動用カム面３６と
して利用しているので、燃料噴射ポンプ１５及び
バルブ１１の駆動機構の部品点数の削減およびコ
ンパクト化が達成できる。
しかも１つのサイドカム１２を利用して、吸、
排気及び燃料噴射を行なうので、吸、排気と燃料
噴射のタイミングの調整が容易にかつ正確に行え
る。
排気及び燃料噴射を行なうので、吸、排気と燃料
噴射のタイミングの調整が容易にかつ正確に行え
る。
なお伝動機構としては、チエーン等を利用する
こともでき、またギヤを利用することもできる。
こともでき、またギヤを利用することもできる。
ただし図示のような巻掛伝動機構を利用する
と、ポペツト弁形式の伝動機構として用いられて
いるような多数の減速伝達用ギヤ群を備える必要
はなく、重量を大幅に軽減できる。
と、ポペツト弁形式の伝動機構として用いられて
いるような多数の減速伝達用ギヤ群を備える必要
はなく、重量を大幅に軽減できる。
第１図は本発明によるサイドカム式スプールバ
ルブエンジンの縦断面略図、第２〜第４図はそれ
ぞれ圧縮時、吸気時及び排気時の状態を示すエン
ジンの縦断面部分図、第５図はスプールバルブの
変形例を示す正面図である。３……クランク軸、
８……シリンダヘツド、１１……スプールバル
ブ、１２……サイドカム、１３……タイミングベ
ルト（巻掛伝動機構の一例）、２２……燃焼室。
ルブエンジンの縦断面略図、第２〜第４図はそれ
ぞれ圧縮時、吸気時及び排気時の状態を示すエン
ジンの縦断面部分図、第５図はスプールバルブの
変形例を示す正面図である。３……クランク軸、
８……シリンダヘツド、１１……スプールバル
ブ、１２……サイドカム、１３……タイミングベ
ルト（巻掛伝動機構の一例）、２２……燃焼室。
Claims (1)
- １ 燃焼室２２の密封、排気及び吸気の切換えを
行うスプールバルブ１１をシリンダヘツド８に摺
動自在に配置し、エンジン本体１に設けられた伝
動ケース１０内に、クランク軸３に連動連結する
サイドカム１２を支承し、サイドカム１２の片面
に上記スプールバルブ１１の一端に係合するバル
ブ作動用カム面３５を形成し、伝動ケース１０に
燃料噴射ポンプ１５を取付け、サイドカム１２の
バルブ作動用カム面３５とは反対側に、燃料噴射
ポンプ１５の作動部に係合するポンプ駆動用カム
面３６を形成したことを特徴とするサイドカム式
スプールバルブエンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1039182A JPS58128407A (ja) | 1982-01-25 | 1982-01-25 | サイドカム式スプ−ルバルブエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1039182A JPS58128407A (ja) | 1982-01-25 | 1982-01-25 | サイドカム式スプ−ルバルブエンジン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58128407A JPS58128407A (ja) | 1983-08-01 |
| JPS644049B2 true JPS644049B2 (ja) | 1989-01-24 |
Family
ID=11748820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1039182A Granted JPS58128407A (ja) | 1982-01-25 | 1982-01-25 | サイドカム式スプ−ルバルブエンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58128407A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2419636A (en) * | 2004-10-29 | 2006-05-03 | Thiha Kyaw Thu Win | I.c. engine cylinder head with laterally sliding valves |
| US8528511B2 (en) | 2005-09-23 | 2013-09-10 | Jp Scope, Inc. | Variable travel valve apparatus for an internal combustion engine |
| KR101230069B1 (ko) | 2005-09-23 | 2013-02-05 | 제이피 스코우프 엘엘씨 | 내연 기관 엔진용 밸브 장치 |
| CN110088430A (zh) | 2016-09-09 | 2019-08-02 | Jp领域股份有限公司 | 用于内燃机的可变行程阀设备 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3120494A1 (de) * | 1980-05-23 | 1982-04-22 | Clark Newell 78734 Austin Tex. Fishel | Ventilanordnung fuer maschinen |
-
1982
- 1982-01-25 JP JP1039182A patent/JPS58128407A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58128407A (ja) | 1983-08-01 |
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