JPS643535B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS643535B2 JPS643535B2 JP9637181A JP9637181A JPS643535B2 JP S643535 B2 JPS643535 B2 JP S643535B2 JP 9637181 A JP9637181 A JP 9637181A JP 9637181 A JP9637181 A JP 9637181A JP S643535 B2 JPS643535 B2 JP S643535B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- whitening
- discharge
- trochanter
- chamber
- vertical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002087 whitening effect Effects 0.000 claims description 40
- 238000005086 pumping Methods 0.000 claims 1
- 235000013339 cereals Nutrition 0.000 description 49
- 238000003801 milling Methods 0.000 description 38
- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 29
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 29
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 29
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 16
- 238000000227 grinding Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000007670 refining Methods 0.000 description 3
- 235000021329 brown rice Nutrition 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 229910003460 diamond Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010432 diamond Substances 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
- 235000011845 white flour Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、竪型搗精装置の排出装置に係るもの
である。
である。
(従来技術)
本出願は、特願昭56−88357(特公昭62−47066)
の分割出願である。
の分割出願である。
第1図に示した装置は、公知の横型精穀装置で
あり、横軸Aに送穀螺旋Bと精白転子Cを取付
け、これを精白筒D及び送穀筒D′で包囲して精
白室と送穀室を形成し、供給口Eより玄米を供給
し、排出口Fには抵抗蓋Gを取付け、横軸Aを回
転させて精米するものである。
あり、横軸Aに送穀螺旋Bと精白転子Cを取付
け、これを精白筒D及び送穀筒D′で包囲して精
白室と送穀室を形成し、供給口Eより玄米を供給
し、排出口Fには抵抗蓋Gを取付け、横軸Aを回
転させて精米するものである。
第2図に示した例は、酒造工場で多く用いられ
ている公知の竪型精穀装置であつて、図中Hは竪
軸、Iは竪軸Hの上部に取付けられている研削転
子であり、竪軸Hの上端は供給口Jより低く形成
し、下方にのみ突出していて、プーリー等は、研
削転子Iの下方に固定され、研削転子Iの下側で
駆動する。
ている公知の竪型精穀装置であつて、図中Hは竪
軸、Iは竪軸Hの上部に取付けられている研削転
子であり、竪軸Hの上端は供給口Jより低く形成
し、下方にのみ突出していて、プーリー等は、研
削転子Iの下方に固定され、研削転子Iの下側で
駆動する。
第3図に示した竪型精穀装置は、竪軸Hは、研
削転子Iの下方には突出させず、上方にのみ突出
していて、そこにプーリーNを取付け、上部駆動
の構造としている。
削転子Iの下方には突出させず、上方にのみ突出
していて、そこにプーリーNを取付け、上部駆動
の構造としている。
(発明が解決しようとする課題)
第1図の竪型精穀装置は、送穀螺旋Bによる強
力な送り作用を抵抗蓋Gで排出されないように押
えた状態で精白するから、たちまち精白米が得ら
れるという長所を有するが、前記したように、無
理な搗精であるから、砕米も多く発生するという
欠陥を有している。のみならず、横型のため、米
穀は自重で精白室内の下層に厚く分布し、精白室
内の上層は稀薄となるから斑搗きにもなる。然
し、精米能率は相当に高いことと、動力伝動機構
も簡単に形成できることから、現在の精米工場は
殆んど全べて横型精穀装置を用いていて、竪型精
穀装置を用いている精米工場は殆んどないという
のが実状である。
力な送り作用を抵抗蓋Gで排出されないように押
えた状態で精白するから、たちまち精白米が得ら
れるという長所を有するが、前記したように、無
理な搗精であるから、砕米も多く発生するという
欠陥を有している。のみならず、横型のため、米
穀は自重で精白室内の下層に厚く分布し、精白室
内の上層は稀薄となるから斑搗きにもなる。然
し、精米能率は相当に高いことと、動力伝動機構
も簡単に形成できることから、現在の精米工場は
殆んど全べて横型精穀装置を用いていて、竪型精
穀装置を用いている精米工場は殆んどないという
のが実状である。
第2図の竪型精穀装置は、米粒aを供給する
と、その米粒aは水平に回転する研削転子(金剛
砂の砥石)Iによりぐるぐる水平に撹拌されなが
ら搗精され、下方に形成した排出口Kより排出さ
れるのであるが、この竪型精穀装置の欠陥は、排
出口Kの位置が、精白室Mの中心下部ではなく、
精白室Mの側面(図では左側)に開設されている
点で、そのため、排出口Kの反対側の矢印Lの部
分に溜つた米粒は排出されにくいという点であ
る。
と、その米粒aは水平に回転する研削転子(金剛
砂の砥石)Iによりぐるぐる水平に撹拌されなが
ら搗精され、下方に形成した排出口Kより排出さ
れるのであるが、この竪型精穀装置の欠陥は、排
出口Kの位置が、精白室Mの中心下部ではなく、
精白室Mの側面(図では左側)に開設されている
点で、そのため、排出口Kの反対側の矢印Lの部
分に溜つた米粒は排出されにくいという点であ
る。
勿論、研削転子Iは毎分2000フイートという猛
烈な周速度で回転しているから、前記矢印Lの部
分の米粒も、研削転子によつて水平に撹拌されて
遠心力で排出口Kより排出するのであるが、然し
ながら、排出口Kに取付けてある抵抗蓋Gの抵抗
を少しでも強くし過ぎたりすると、忽ち詰まつて
しまつて、研削転子Iも全然回転しなくなる事故
を発生する。
烈な周速度で回転しているから、前記矢印Lの部
分の米粒も、研削転子によつて水平に撹拌されて
遠心力で排出口Kより排出するのであるが、然し
ながら、排出口Kに取付けてある抵抗蓋Gの抵抗
を少しでも強くし過ぎたりすると、忽ち詰まつて
しまつて、研削転子Iも全然回転しなくなる事故
を発生する。
即ち、抵抗蓋Gは見せ掛け程度の抵抗装置であ
つて、殆んど抵抗は掛けない無抵抗に近い状態で
使用するのである。だから、能率は極端に低い
が、米粒はまんべんなく研削されるから、いわゆ
る原形精白ができるので、25%〜40%も搗精する
酒造工場には向く精米機なので、酒造用精米機と
して普及している。
つて、殆んど抵抗は掛けない無抵抗に近い状態で
使用するのである。だから、能率は極端に低い
が、米粒はまんべんなく研削されるから、いわゆ
る原形精白ができるので、25%〜40%も搗精する
酒造工場には向く精米機なので、酒造用精米機と
して普及している。
第3図に示した竪型精穀装置は、第2図の竪型
精穀装置の矢印Lの部分に米粒が溜るという欠陥
を克服している。すなわち、排出口Kは研削転子
Iの中心真下に開口し得ることになり、精白室M
内の米粒を全周より斑なく排出して第2図の矢印
Lのような溜り米粒というものが発生しない特徴
がある。然し、供給口JにプーリーNが位置する
ことになつて、米粒の供給作業に支障を来たして
いる。第3図では、プーリーNを通して精白室内
に米粒が供給されるようになつているが、プーリ
ーNは相当に早い速度で回転しているから、円滑
な流入作用は期待できず、止むなく、精白室の片
側にずらした矢印イの部分を開口させて、そこか
ら供給するようにしているから、精白筒に対して
は、片寄り供給となつて、その点不合理である。
精穀装置の矢印Lの部分に米粒が溜るという欠陥
を克服している。すなわち、排出口Kは研削転子
Iの中心真下に開口し得ることになり、精白室M
内の米粒を全周より斑なく排出して第2図の矢印
Lのような溜り米粒というものが発生しない特徴
がある。然し、供給口JにプーリーNが位置する
ことになつて、米粒の供給作業に支障を来たして
いる。第3図では、プーリーNを通して精白室内
に米粒が供給されるようになつているが、プーリ
ーNは相当に早い速度で回転しているから、円滑
な流入作用は期待できず、止むなく、精白室の片
側にずらした矢印イの部分を開口させて、そこか
ら供給するようにしているから、精白筒に対して
は、片寄り供給となつて、その点不合理である。
(課題を解決するための手段)
よつて本発明は、垂直の回転軸25に精白転子
24を固定し、該精白転子24の外周を竪筒状の
精白筒23により同心状に包囲して前記精白転子
24と前記精白筒23の間に精白室42を形成
し、該精白室42の中心真上に供給口14を形成
し、前記回転軸25の上端は前記供給口14より
低く形成し、前記回転軸25の下端は前記精白転
子24より下方に突き出させて下方突出部に駆動
機構を固定し、前記精白室42の下端には回転軸
25を中心とする環状の排出通路Xを形成し、該
排出通路Xの下部には該排出通路Xより上下に間
隔を置いて回転軸25と共に水平回転する円盤状
回転部材30を設けることにより前記排出通路X
と前記円盤状回転部材30の間に排出室を形成
し、その排出室の一側部に排出口36を形成した
竪型搗精装置の排出装置とするものである。
24を固定し、該精白転子24の外周を竪筒状の
精白筒23により同心状に包囲して前記精白転子
24と前記精白筒23の間に精白室42を形成
し、該精白室42の中心真上に供給口14を形成
し、前記回転軸25の上端は前記供給口14より
低く形成し、前記回転軸25の下端は前記精白転
子24より下方に突き出させて下方突出部に駆動
機構を固定し、前記精白室42の下端には回転軸
25を中心とする環状の排出通路Xを形成し、該
排出通路Xの下部には該排出通路Xより上下に間
隔を置いて回転軸25と共に水平回転する円盤状
回転部材30を設けることにより前記排出通路X
と前記円盤状回転部材30の間に排出室を形成
し、その排出室の一側部に排出口36を形成した
竪型搗精装置の排出装置とするものである。
(実施例)
本発明の一実施例を図面により説明すると、1
は下部フレームであり、該下部フレーム1の上方
には上部フレーム2を積載重合する。該上部フレ
ーム2は、その横断面の形状を、円又は角にした
竪筒状に形成する。該上部フレーム2の周側面に
には、複数個所に窓孔3を形成し、着脱自在の蓋
4により前記窓孔3を閉塞する、該上部フレーム
2の上端部(又は上壁部)には内方に向つて突出
する環状の鍔部5を取付ける。該鍔部5の上面に
は、供給ホツパー6の支持体7が係合載置する。
は下部フレームであり、該下部フレーム1の上方
には上部フレーム2を積載重合する。該上部フレ
ーム2は、その横断面の形状を、円又は角にした
竪筒状に形成する。該上部フレーム2の周側面に
には、複数個所に窓孔3を形成し、着脱自在の蓋
4により前記窓孔3を閉塞する、該上部フレーム
2の上端部(又は上壁部)には内方に向つて突出
する環状の鍔部5を取付ける。該鍔部5の上面に
は、供給ホツパー6の支持体7が係合載置する。
前記鍔部5には、前記供給ホツパー6の他に、
バネ受リング8を取付ける。該バネ受リング8
は、その外周縁9が前記鍔部5の内縁上部に係合
し、それ以外の部分は、前記上部フレーム2内の
空間部10に臨んでいて、下面にはバネ受突起1
1を取付けている。12は手動操作レバーで、前
記バネ受リング8に固定されており、該手動操作
レバー12を水平に動かすと、前記バネ受リング
8は回転する。13は前記手動操作レバー12を
所望の位置迄回動させたら、そこで固定するため
の係合部である。前記供給ホツパー6の下端の供
給口14は、前記上部フレーム2の前記空間部1
0の上方位置で開口し、供給口14の外側は水平
に拡大している水平拡大部15を形成する。16
は上下摺動筒である。該上下摺動筒16の上端1
7は、前記水平拡大部15を包囲し、且つ、上下
摺動筒16最大に下動しても前記水平拡大部15
よりは下がることがないように形成されている。
バネ受リング8を取付ける。該バネ受リング8
は、その外周縁9が前記鍔部5の内縁上部に係合
し、それ以外の部分は、前記上部フレーム2内の
空間部10に臨んでいて、下面にはバネ受突起1
1を取付けている。12は手動操作レバーで、前
記バネ受リング8に固定されており、該手動操作
レバー12を水平に動かすと、前記バネ受リング
8は回転する。13は前記手動操作レバー12を
所望の位置迄回動させたら、そこで固定するため
の係合部である。前記供給ホツパー6の下端の供
給口14は、前記上部フレーム2の前記空間部1
0の上方位置で開口し、供給口14の外側は水平
に拡大している水平拡大部15を形成する。16
は上下摺動筒である。該上下摺動筒16の上端1
7は、前記水平拡大部15を包囲し、且つ、上下
摺動筒16最大に下動しても前記水平拡大部15
よりは下がることがないように形成されている。
実施例の上下摺動筒16は、終始同一内径の円
筒に形成され、その内部には送穀螺旋18が設け
られる。上下摺動筒16の外周部には、放射方向
の軸部19を3〜4本位取付け、これに傾斜ロツ
ド20の下端部を軸着する。前記ロツド20の上
端は、前記軸部19に対して円周方向にずれた位
置で且つ、上部フレーム2側に取付けられた軸部
21に軸着されている。前記ロツド20の下端部
とバネ受リング8のバネ受突起11との間には、
バネ22を介在させる。
筒に形成され、その内部には送穀螺旋18が設け
られる。上下摺動筒16の外周部には、放射方向
の軸部19を3〜4本位取付け、これに傾斜ロツ
ド20の下端部を軸着する。前記ロツド20の上
端は、前記軸部19に対して円周方向にずれた位
置で且つ、上部フレーム2側に取付けられた軸部
21に軸着されている。前記ロツド20の下端部
とバネ受リング8のバネ受突起11との間には、
バネ22を介在させる。
第4図の前記手動操作レバー12を水平方向に
回動させてバネ受リング8を回動させ、バネ22
を引き伸ばすと、バネ22の弾力が強力となり、
精白度が上るように調節できる。
回動させてバネ受リング8を回動させ、バネ22
を引き伸ばすと、バネ22の弾力が強力となり、
精白度が上るように調節できる。
前記上下摺動筒16の下端には精白筒23の上
端が結合される。実施例の精白筒23は、打抜多
孔板よりなる六角筒である。精白筒23の内部に
は、精白転子24が取付けられる。前記送穀螺旋
18および精白転子24は、垂直の回転軸25の
上端に固着されており、前記精白転子24の外周
には竪方向の突条26を形成する。該突条26は
精白転子24が回転すると精白室42内の米粒を
上方に浮上させる方向に傾斜させて設けることも
あり、又精白転子24は噴風転子とすることもあ
る。精白転子24は噴風転子とするときは、前記
回転軸25は中空パイプとして送風パイプを兼ね
させる。
端が結合される。実施例の精白筒23は、打抜多
孔板よりなる六角筒である。精白筒23の内部に
は、精白転子24が取付けられる。前記送穀螺旋
18および精白転子24は、垂直の回転軸25の
上端に固着されており、前記精白転子24の外周
には竪方向の突条26を形成する。該突条26は
精白転子24が回転すると精白室42内の米粒を
上方に浮上させる方向に傾斜させて設けることも
あり、又精白転子24は噴風転子とすることもあ
る。精白転子24は噴風転子とするときは、前記
回転軸25は中空パイプとして送風パイプを兼ね
させる。
実施例における精白転子24は、終始同一直径
に形成されているが、これを下方に至るに従い小
径となる逆円錐形状に形成することもある。精白
転子24の下端部27には、下方に至るに従い小
径となるテイーパー部28の上端が接続される。
該テイーパー部28の下端には、小径部29の上
端が接合する。
に形成されているが、これを下方に至るに従い小
径となる逆円錐形状に形成することもある。精白
転子24の下端部27には、下方に至るに従い小
径となるテイーパー部28の上端が接続される。
該テイーパー部28の下端には、小径部29の上
端が接合する。
小径部29は上下の方向に一定の高さを有し、
その下端には、円盤状回転部材30を取付ける。
前記回転軸25が回転すると、送穀螺旋18、精
白転子24、テイーパー部28、小径部29、円
盤状回転部材30、精白転子24は一緒に回転す
る。精白筒23の下端部には、抵抗体31の上端
が取付けられる。該抵抗体31は環状体に形成さ
れており、その上端は、前記精白筒23の下端部
の内径と等しく形成されているが、上下方向の中
間部に至る迄は、下方に至るに従い小径となるテ
イーパー抵抗面32に形成され、テイーパー抵抗
面32の下方に、下端に至るに従い次第に直径が
大きくなる拡大部33を形成している。テイーパ
ー部28とテイーパー抵抗面32との間に排出通
路Xを形成する。前記上下摺動筒16と精白筒2
3および抵抗体31は一体構造であり、全体一緒
に回動および上下動する。前記小径部29の外側
は誘導筒34により包囲する。誘導筒34の上端
は抵抗体31の下端の拡大部33を包囲し、下端
は円盤状回転部材30を包囲している。拡大部3
3は最大に上動しても、前記誘導筒34より外れ
ることはない。前記誘導筒34は数個の結合片3
5により、上部フレーム2に固着されている。前
記誘導筒34の一部に切欠かれて開口して排出口
36を形成し、該排出口の外側には排出樋37が
取付けられる。上部フレーム2内の前記空間部1
0は除糠筒である精白筒23より噴出した糠が落
下する落下室を兼ね、その糠を吸引排除するため
に前記円盤状回転部材30の下方位置に吸引翼3
8を設ける。
その下端には、円盤状回転部材30を取付ける。
前記回転軸25が回転すると、送穀螺旋18、精
白転子24、テイーパー部28、小径部29、円
盤状回転部材30、精白転子24は一緒に回転す
る。精白筒23の下端部には、抵抗体31の上端
が取付けられる。該抵抗体31は環状体に形成さ
れており、その上端は、前記精白筒23の下端部
の内径と等しく形成されているが、上下方向の中
間部に至る迄は、下方に至るに従い小径となるテ
イーパー抵抗面32に形成され、テイーパー抵抗
面32の下方に、下端に至るに従い次第に直径が
大きくなる拡大部33を形成している。テイーパ
ー部28とテイーパー抵抗面32との間に排出通
路Xを形成する。前記上下摺動筒16と精白筒2
3および抵抗体31は一体構造であり、全体一緒
に回動および上下動する。前記小径部29の外側
は誘導筒34により包囲する。誘導筒34の上端
は抵抗体31の下端の拡大部33を包囲し、下端
は円盤状回転部材30を包囲している。拡大部3
3は最大に上動しても、前記誘導筒34より外れ
ることはない。前記誘導筒34は数個の結合片3
5により、上部フレーム2に固着されている。前
記誘導筒34の一部に切欠かれて開口して排出口
36を形成し、該排出口の外側には排出樋37が
取付けられる。上部フレーム2内の前記空間部1
0は除糠筒である精白筒23より噴出した糠が落
下する落下室を兼ね、その糠を吸引排除するため
に前記円盤状回転部材30の下方位置に吸引翼3
8を設ける。
第7図の実施例は、上下摺動筒16が単に上下
動のみ行なうようにしたものである。即ち、上下
摺動筒16の外周には、数個の突起39を取付
け、上部フレーム2の上壁40にはネジ棒41を
上下調節自在に取付け、突起39とネジ棒41の
間にバネ22を取付けたものである。
動のみ行なうようにしたものである。即ち、上下
摺動筒16の外周には、数個の突起39を取付
け、上部フレーム2の上壁40にはネジ棒41を
上下調節自在に取付け、突起39とネジ棒41の
間にバネ22を取付けたものである。
(作用)
次に作用を述べる。
供給ホツパー6に原料の玄米を投入すると、供
給ホツパー6の下端のホツパーの供給口14より
流下して、送穀螺旋18の下方送り作用を受け、
精白転子24の外面と精白筒23の内面との間で
形成されている精白室42内に流入する。然し
て、搗精開始直後上下摺動筒16並びに精白筒2
3及び抵抗体31はバネ22の弾力により最大に
上動しており、抵抗体31は、第12図に示した
ように、そのテイーパー抵抗面32とテイーパー
部28とによつて形成される排出通路Xを最小に
狭くしているため、米粒は次第に精白室42内に
貯留される。従つて、精白室42内には、通常の
竪型精穀装置以上の米粒が詰まることになり、能
率よく精白されることになるが、一方精白室42
内に多量の米粒が詰つても、排出通路Xが精白室
42の真下に環状に開始しているから、完全に詰
つてしまうことはなく継続して精白作業は進めら
れ。そして、遂には、精白室42内の米粒は破砕
寸前に迄詰まることになるが、そのときは、精白
筒23が上下摺動筒16と共にバネ22の弾力に
抗して円周方向に回動して圧力をやわらげ、且
つ、バネ22の作用によつて上下摺動筒16並び
に精白筒23および抵抗体31を一緒に下動させ
て第13図のように排出部を大きく開き、もつ
て、抵抗をやわらげて米粒の破砕を防止するもの
である。
給ホツパー6の下端のホツパーの供給口14より
流下して、送穀螺旋18の下方送り作用を受け、
精白転子24の外面と精白筒23の内面との間で
形成されている精白室42内に流入する。然し
て、搗精開始直後上下摺動筒16並びに精白筒2
3及び抵抗体31はバネ22の弾力により最大に
上動しており、抵抗体31は、第12図に示した
ように、そのテイーパー抵抗面32とテイーパー
部28とによつて形成される排出通路Xを最小に
狭くしているため、米粒は次第に精白室42内に
貯留される。従つて、精白室42内には、通常の
竪型精穀装置以上の米粒が詰まることになり、能
率よく精白されることになるが、一方精白室42
内に多量の米粒が詰つても、排出通路Xが精白室
42の真下に環状に開始しているから、完全に詰
つてしまうことはなく継続して精白作業は進めら
れ。そして、遂には、精白室42内の米粒は破砕
寸前に迄詰まることになるが、そのときは、精白
筒23が上下摺動筒16と共にバネ22の弾力に
抗して円周方向に回動して圧力をやわらげ、且
つ、バネ22の作用によつて上下摺動筒16並び
に精白筒23および抵抗体31を一緒に下動させ
て第13図のように排出部を大きく開き、もつ
て、抵抗をやわらげて米粒の破砕を防止するもの
である。
第7図の実施例の場合は、単に上下摺動筒16
と精白筒23と抵抗体31を上下動させて排出通
路を大きく開き、送穀螺旋18で送り込まれる量
よりも排出される量の方を大きくして破砕を防止
する。
と精白筒23と抵抗体31を上下動させて排出通
路を大きく開き、送穀螺旋18で送り込まれる量
よりも排出される量の方を大きくして破砕を防止
する。
そして、前記排出通路Xより落下した米粒は、
円盤状回転部材30の上面に堆積するが、該円盤
状回転部材30は回転軸25に固定されていて、
水平に回転しているから、上面の米粒を水平に回
動させ、一側部を開口させた排出口36より排出
し、排出樋37を流下させる。
円盤状回転部材30の上面に堆積するが、該円盤
状回転部材30は回転軸25に固定されていて、
水平に回転しているから、上面の米粒を水平に回
動させ、一側部を開口させた排出口36より排出
し、排出樋37を流下させる。
(効果)
本発明は、垂直の回転軸25に精白転子24を
固定し、該精白転子24の外周を竪筒状の精白筒
23により同心状に包囲して前記精白転子24と
前記精白筒23の間に精白室42を形成し、該精
白室42の中心真上に供給口14を形成し、前記
回転軸25の上端は前記供給口14より低く形成
し、前記回転軸25の下端は前記精白転子24よ
り下方に突き出させて下方突出部に駆動機構を固
定し、前記精白室42の下端には回転軸25を中
心とする環状の排出通路Xを形成し、該排出通路
Xの下部には該排出通路Xより上下に間隔を置い
て回転軸25と共に水平回転する円盤状回転部材
30を設けることにより前記排出通路Xと前記円
盤状回転部材30間に排出室を形成し、その排出
室の一側に排出口36を形成した竪型搗精装置の
排出装置としたから、 (1) 精白室42中心真上に形成した供給口14に
は、回転軸25が臨んでいないので、第2図公
知例と同様に精白室42内に斑なく均等に供給
できる。
固定し、該精白転子24の外周を竪筒状の精白筒
23により同心状に包囲して前記精白転子24と
前記精白筒23の間に精白室42を形成し、該精
白室42の中心真上に供給口14を形成し、前記
回転軸25の上端は前記供給口14より低く形成
し、前記回転軸25の下端は前記精白転子24よ
り下方に突き出させて下方突出部に駆動機構を固
定し、前記精白室42の下端には回転軸25を中
心とする環状の排出通路Xを形成し、該排出通路
Xの下部には該排出通路Xより上下に間隔を置い
て回転軸25と共に水平回転する円盤状回転部材
30を設けることにより前記排出通路Xと前記円
盤状回転部材30間に排出室を形成し、その排出
室の一側に排出口36を形成した竪型搗精装置の
排出装置としたから、 (1) 精白室42中心真上に形成した供給口14に
は、回転軸25が臨んでいないので、第2図公
知例と同様に精白室42内に斑なく均等に供給
できる。
(2) 精白室42中心真下に環状の排出通路Xを形
成したので、第2図公知例の特徴を持ちなが、
第3図公知例のように精白室42より斑なく排
出させられる。
成したので、第2図公知例の特徴を持ちなが、
第3図公知例のように精白室42より斑なく排
出させられる。
(3) 精白室42の下端には回転軸25を中心とす
る環状の排出通路Xを形成し、該排出通路Xの
下部には該排出通路Xより上下に間隔を置いて
回転軸25と共に水平回転する円盤状回転部材
30を設けることにより前記排出通路Xと前記
円盤状回転部材30の間に排出室を形成し、そ
の排出室の一側部に排出口36を形成したの
で、本発明も排出口36は一側部に形成される
が、第2図の排出口と異なり、排出通路Xより
下方の排出口36であるため、圧力は零なの
で、詰まりはない。
る環状の排出通路Xを形成し、該排出通路Xの
下部には該排出通路Xより上下に間隔を置いて
回転軸25と共に水平回転する円盤状回転部材
30を設けることにより前記排出通路Xと前記
円盤状回転部材30の間に排出室を形成し、そ
の排出室の一側部に排出口36を形成したの
で、本発明も排出口36は一側部に形成される
が、第2図の排出口と異なり、排出通路Xより
下方の排出口36であるため、圧力は零なの
で、詰まりはない。
第1図は横型圧力系精穀装置の断面図、第2図
は竪型非圧力系精穀装置の断面図、第3図は同非
圧力系精穀装置の断面図、第4図は竪型圧力系精
穀装置の側面図、第5図は同要部縦断側面図、第
6図は同作用図、第7図は第二実施例図、第8図
はバネ受リングの断面図、第9図はホツパーの断
面図、第10図は上下摺動筒の断面図、第11図
は排出通路部の断面図、第12図と第13図は作
用図である。 符号の説明、1……下部フレーム、2……上部
フレーム、3……窓孔、4……蓋、5……鍔部、
6……供給ホツパー、7……支持体、8……バネ
受リング、9……外周縁、10……空間部、11
……バネ受突起、12……手動操作レバー、13
……係合部、14……ホツパーの供給口、15…
…水平拡大部、16……上下摺動筒、17……上
端、18……送穀螺旋、19……軸部、20……
ロツド、21……軸部、22……バネ、23……
精白筒、24……精白転子、25……回転軸、2
6……突条、27……下端部、28……テイーパ
ー部、29……小径部、30……鍔状部材、31
……抵抗体、32……テイーパー抵抗面、33…
…拡大部、34……誘導筒、35……結合片、3
6……排出口、37……排出樋、38……吸引
翼、39……突起、40……上壁、41……ネジ
棒、42……精白室。
は竪型非圧力系精穀装置の断面図、第3図は同非
圧力系精穀装置の断面図、第4図は竪型圧力系精
穀装置の側面図、第5図は同要部縦断側面図、第
6図は同作用図、第7図は第二実施例図、第8図
はバネ受リングの断面図、第9図はホツパーの断
面図、第10図は上下摺動筒の断面図、第11図
は排出通路部の断面図、第12図と第13図は作
用図である。 符号の説明、1……下部フレーム、2……上部
フレーム、3……窓孔、4……蓋、5……鍔部、
6……供給ホツパー、7……支持体、8……バネ
受リング、9……外周縁、10……空間部、11
……バネ受突起、12……手動操作レバー、13
……係合部、14……ホツパーの供給口、15…
…水平拡大部、16……上下摺動筒、17……上
端、18……送穀螺旋、19……軸部、20……
ロツド、21……軸部、22……バネ、23……
精白筒、24……精白転子、25……回転軸、2
6……突条、27……下端部、28……テイーパ
ー部、29……小径部、30……鍔状部材、31
……抵抗体、32……テイーパー抵抗面、33…
…拡大部、34……誘導筒、35……結合片、3
6……排出口、37……排出樋、38……吸引
翼、39……突起、40……上壁、41……ネジ
棒、42……精白室。
Claims (1)
- 1 垂直の回転軸25に精白転子24を固定し、
該精白転子24の外周を竪筒状の精白筒23によ
り同心状に包囲して前記精白転子24と前記精白
筒23の間に精白室42を形成し、該精白室42
の中心真上に供給口14を形成し、前記回転軸2
5の上端は前記供給口14より低く形成し、前記
回転軸25の下端は前記精白転子24より下方に
突き出させて下方突出部に駆動機構を固定し、前
記精白室42の下端には回転軸25を中心とする
環状の排出通路Xを形成し、該排出通路Xの下部
には該排出通路Xより上下に間隔を置いて回転軸
25と共に水平回転する円盤状回転部材30を設
けることにより前記排出通路Xと前記円盤状回転
部材30の間に排出室を形成し、その排出室の一
側部に排出口36を形成した竪型搗精装置の排出
装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9637181A JPS57204241A (en) | 1981-06-22 | 1981-06-22 | Discharge apparatus of shaft type grain cleaning apparatus |
US06/376,281 US4426922A (en) | 1981-06-09 | 1982-05-10 | Vertical frictionally abrasive roll rice polishing machine |
KR828202562A KR860000417B1 (ko) | 1981-06-09 | 1982-06-08 | 직립형 마찰식 정곡장치 |
GB08216602A GB2101467B (en) | 1981-06-10 | 1982-06-08 | Vertical frictionally abrasive roll rice polishing machine |
PH27406A PH18665A (en) | 1981-06-10 | 1982-06-09 | Vertical fritctionally abrasive roll rice polishing machine |
IN1322/CAL/82A IN157652B (ja) | 1981-06-10 | 1982-11-11 | |
MY1987540A MY8700540A (en) | 1981-06-10 | 1987-12-31 | Vertical frictionally abrasive roll rice polishing machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9637181A JPS57204241A (en) | 1981-06-22 | 1981-06-22 | Discharge apparatus of shaft type grain cleaning apparatus |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57204241A JPS57204241A (en) | 1982-12-14 |
JPS643535B2 true JPS643535B2 (ja) | 1989-01-23 |
Family
ID=14163105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9637181A Granted JPS57204241A (en) | 1981-06-09 | 1981-06-22 | Discharge apparatus of shaft type grain cleaning apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57204241A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10974249B2 (en) * | 2015-12-04 | 2021-04-13 | Bühler AG | Rotor, grinding machine, air extraction casing, and grinding element for a grinding machine |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA1164710A (en) * | 1978-05-09 | 1984-04-03 | Edward J. Reardon, Jr. | Phototropic photosensitive compositions containing fluoran colorformer |
-
1981
- 1981-06-22 JP JP9637181A patent/JPS57204241A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57204241A (en) | 1982-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU666282B2 (en) | Abrasive type vertical grain milling machine | |
US4426922A (en) | Vertical frictionally abrasive roll rice polishing machine | |
JPS631902B2 (ja) | ||
JPH0775741A (ja) | 研削式竪型精穀機の除糠用多孔性筒状体 | |
JPH06277532A (ja) | 研削式竪型精米機 | |
US3488008A (en) | Grinding mill | |
CN206911432U (zh) | 中药材磨碎机 | |
US293047A (en) | Milling apparatus | |
JPS643535B2 (ja) | ||
WO2020031848A1 (ja) | 研削式竪型精穀機 | |
US2727695A (en) | Air swept cereal grinding mill with separator for cracked and floured products | |
US1621409A (en) | Manufacture of cocoa, chocolate, and the like | |
JPS631899B2 (ja) | ||
JPS6247066B2 (ja) | ||
US3436868A (en) | Rounding and polishing apparatus for crystalline carbon bodies | |
JPS631900B2 (ja) | ||
JPS631903B2 (ja) | ||
JPS6248541B2 (ja) | ||
JPS6327983B2 (ja) | ||
JPS6247068B2 (ja) | ||
JPS6260947B2 (ja) | ||
JPS6247067B2 (ja) | ||
JPS6248540B2 (ja) | ||
JPH06106080A (ja) | 竪軸型精米装置 | |
US3476244A (en) | Sifter of the circulating air type |