JPS641624B2 - - Google Patents
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- JPS641624B2 JPS641624B2 JP7093483A JP7093483A JPS641624B2 JP S641624 B2 JPS641624 B2 JP S641624B2 JP 7093483 A JP7093483 A JP 7093483A JP 7093483 A JP7093483 A JP 7093483A JP S641624 B2 JPS641624 B2 JP S641624B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sprocket
- pallet
- fixed
- rope
- pulley
- Prior art date
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Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 3
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 2
- 238000004873 anchoring Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は立体駐車装置における車両積載用パレ
ツトの昇降装置の改良に関するものである。
ツトの昇降装置の改良に関するものである。
普通パレツトの昇降は減速装置付モータを駆動
源とするリフターによつて行なわれ、ガイドホイ
ールを介してチエーン又はロープで直接パレツト
を吊り下げ吊り降す機構が用いられている。しか
しこの機構では、モータの減速比を大きくしなけ
ればならず、大型の減速装置を必要とするばかり
でなく、減速の機械効率不良による動力の損失が
多い。又この大きい減速比の減速装置と減速機械
効率の不良のため、ロープに加わる張力は相当大
きいので太いロープを用いなければならず、また
捲き取りドラム、ガイドホイール等にかなりの強
度が要求され、その外径寸法が大となつて大きな
スペースを占める難点がある。
源とするリフターによつて行なわれ、ガイドホイ
ールを介してチエーン又はロープで直接パレツト
を吊り下げ吊り降す機構が用いられている。しか
しこの機構では、モータの減速比を大きくしなけ
ればならず、大型の減速装置を必要とするばかり
でなく、減速の機械効率不良による動力の損失が
多い。又この大きい減速比の減速装置と減速機械
効率の不良のため、ロープに加わる張力は相当大
きいので太いロープを用いなければならず、また
捲き取りドラム、ガイドホイール等にかなりの強
度が要求され、その外径寸法が大となつて大きな
スペースを占める難点がある。
このため、第1図に示すようにパレツトを昇降
させるロープを、定滑車と動滑車の働きをもつ各
滑車に相互に捲き掛けて、滑車部分で1/3以下に
減速させることにより駆動源に取付けた減速装置
の減速比を下げ、減速装置および伝達装置の小型
化と機械効率の向上をはかることが最近提案され
ている。
させるロープを、定滑車と動滑車の働きをもつ各
滑車に相互に捲き掛けて、滑車部分で1/3以下に
減速させることにより駆動源に取付けた減速装置
の減速比を下げ、減速装置および伝達装置の小型
化と機械効率の向上をはかることが最近提案され
ている。
以下、この従来装置の構成及び動作について図
面を用いて簡単に説明する。図中5は支柱1,2
間に設けられた駆動軸8の両端捲取りドラム9,
9a,10,10aに捲付けられたロープを介し
て四隅部分を吊り下げられているパレツト、11
は減速装置付きの駆動源、12は一端が捲取りド
ラム9に捲付けられ、他端が支柱1下部に取付ら
れた案内滑車14、支柱1上部枠に固定された定
滑車15と、パレツト5に取付けられてパレツト
5と共に動く動滑車16、支柱1上部枠に固定さ
れた定滑車17を経て、パレツト5の支柱1側隅
部の固着点18に固定されているロープ、12a
は同じように一端が捲取りドラム9aに捲付けら
れ、他端が支柱1及び3下部に取付けられた案内
滑車14a及び14b、支柱3上部枠に固定され
た定滑車15a、パレツト5に取付けられてパレ
ツト5と共に動く動滑車16a、支柱3上部枠に
固定された定滑車17aを経てパレツト5の支柱
3側の隅部固着点18aに固定されているロー
プ、13,13aは前述と同様に案内滑車、定滑
車、動滑車、定滑車を経ておのおのパレツト5の
支柱2,4側隅部に固定されているロープであ
る。このような構成のため、駆動源11が今矢印
方向に回転すると、各ロープはそれぞれ矢印の方
向へ移動してパレツト5を上昇させ、駆動源11
が矢印反対方向に回転するとパレツト5を下降さ
せる。この場合、定滑車と動滑車の組合せによつ
て、パレツト5の上昇、下降速度は捲取りドラム
におけるロープ速度の1/3に減速され、かつロー
プの張力も直接吊り上げる場合の1/3となる。即
ち、第2図動作説明図において、捲取りドラム9
部分のロープ速度をv、パレツト5の速度をxと
すると、案内滑車14と定滑車15間及び定滑車
15と動滑車16間のロープ速度はvとなり、動
滑車16と定滑車17間のロープ速度は(v−
x)、定滑車17とパレツト固着点18間のロー
プ速度は〔(v−x)−x〕となり、これはパレツ
ト速度と等しくなる。ゆえにv−2x=x、x=
v/3となる。ロープは2個の定滑車と1個の動
滑車に掛つているのでその張力は1/3となる。動
滑車と定滑車をさらに1個づつ増すとx=v/5
となり、パレツトの速度は捲取りドラム部のロー
プ速度の1/5に減速され、その張力は直接吊り下
げの場合の1/5となる。したがつて直接パレツト
を吊り下げた場合に比し、動滑車より捲取りドラ
ムまでのロープ速度は3倍、5倍となり、ロープ
張力は1/3、1/5となる。したがつてこの部分に用
いる捲取りドラム、案内滑車等はその構造強度を
小さくしてもよく、ロープも径を細くすることが
でき、駆動装置全体の小型化が可能である。又、
駆動源減速装置の減速比を小さくして、これを1/
3、1/5に下げることができるので、直接吊り下げ
の場合よりも減速比の小さい安価な減速装置でよ
く、かつ減速装置の機械効率が向上し、駆動源入
力を節約することができる。
面を用いて簡単に説明する。図中5は支柱1,2
間に設けられた駆動軸8の両端捲取りドラム9,
9a,10,10aに捲付けられたロープを介し
て四隅部分を吊り下げられているパレツト、11
は減速装置付きの駆動源、12は一端が捲取りド
ラム9に捲付けられ、他端が支柱1下部に取付ら
れた案内滑車14、支柱1上部枠に固定された定
滑車15と、パレツト5に取付けられてパレツト
5と共に動く動滑車16、支柱1上部枠に固定さ
れた定滑車17を経て、パレツト5の支柱1側隅
部の固着点18に固定されているロープ、12a
は同じように一端が捲取りドラム9aに捲付けら
れ、他端が支柱1及び3下部に取付けられた案内
滑車14a及び14b、支柱3上部枠に固定され
た定滑車15a、パレツト5に取付けられてパレ
ツト5と共に動く動滑車16a、支柱3上部枠に
固定された定滑車17aを経てパレツト5の支柱
3側の隅部固着点18aに固定されているロー
プ、13,13aは前述と同様に案内滑車、定滑
車、動滑車、定滑車を経ておのおのパレツト5の
支柱2,4側隅部に固定されているロープであ
る。このような構成のため、駆動源11が今矢印
方向に回転すると、各ロープはそれぞれ矢印の方
向へ移動してパレツト5を上昇させ、駆動源11
が矢印反対方向に回転するとパレツト5を下降さ
せる。この場合、定滑車と動滑車の組合せによつ
て、パレツト5の上昇、下降速度は捲取りドラム
におけるロープ速度の1/3に減速され、かつロー
プの張力も直接吊り上げる場合の1/3となる。即
ち、第2図動作説明図において、捲取りドラム9
部分のロープ速度をv、パレツト5の速度をxと
すると、案内滑車14と定滑車15間及び定滑車
15と動滑車16間のロープ速度はvとなり、動
滑車16と定滑車17間のロープ速度は(v−
x)、定滑車17とパレツト固着点18間のロー
プ速度は〔(v−x)−x〕となり、これはパレツ
ト速度と等しくなる。ゆえにv−2x=x、x=
v/3となる。ロープは2個の定滑車と1個の動
滑車に掛つているのでその張力は1/3となる。動
滑車と定滑車をさらに1個づつ増すとx=v/5
となり、パレツトの速度は捲取りドラム部のロー
プ速度の1/5に減速され、その張力は直接吊り下
げの場合の1/5となる。したがつて直接パレツト
を吊り下げた場合に比し、動滑車より捲取りドラ
ムまでのロープ速度は3倍、5倍となり、ロープ
張力は1/3、1/5となる。したがつてこの部分に用
いる捲取りドラム、案内滑車等はその構造強度を
小さくしてもよく、ロープも径を細くすることが
でき、駆動装置全体の小型化が可能である。又、
駆動源減速装置の減速比を小さくして、これを1/
3、1/5に下げることができるので、直接吊り下げ
の場合よりも減速比の小さい安価な減速装置でよ
く、かつ減速装置の機械効率が向上し、駆動源入
力を節約することができる。
しかし、このような従来装置には次のような欠
点がある。
点がある。
(1) 駆動軸8及び捲取りドラム9,9a,10,
10aがパレツト5の片側側辺上部に設置され
ているため、パレツト5の片側は容易に吊り上
げることができるが、反対側のパレツト5の側
辺を吊り上げるには、ロープを捲取りドラムよ
り一旦路上まで下ろし、路上を這わせてパレツ
ト5の反対側側辺に立ち上げ、さらに路上まで
下ろすような複雑なロープの掛け方が必要であ
る。
10aがパレツト5の片側側辺上部に設置され
ているため、パレツト5の片側は容易に吊り上
げることができるが、反対側のパレツト5の側
辺を吊り上げるには、ロープを捲取りドラムよ
り一旦路上まで下ろし、路上を這わせてパレツ
ト5の反対側側辺に立ち上げ、さらに路上まで
下ろすような複雑なロープの掛け方が必要であ
る。
(2) ロープをパレツト5の下の路上に這わせるた
め、ロープが昇降するパレツト5に引つかけら
れたりする恐れがある。このため、ロープにカ
バー等を被せて保護しなければならない。
め、ロープが昇降するパレツト5に引つかけら
れたりする恐れがある。このため、ロープにカ
バー等を被せて保護しなければならない。
(3) 一般に柔軟な、従つて伸びの大きいロープを
使用する必要があるため、長さの違うロープの
伸びの変化によりパレツトに傾きを生じる。
使用する必要があるため、長さの違うロープの
伸びの変化によりパレツトに傾きを生じる。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、簡単
な構造で、かつ安全性及び信頼性の高い立体駐車
装置の昇降装置を提供することを目的とする。
な構造で、かつ安全性及び信頼性の高い立体駐車
装置の昇降装置を提供することを目的とする。
以下、図面により本発明装置の一実施例につい
て説明する。
て説明する。
第3図は本発明による昇降装置の一実施例を示
す平面図、第4図は第3図における−線断面
図、第5図は本発明装置の動作説明図であり、図
中21,21′,22,22′は自動車33を載置
するパレツト20の四隅側に1本づつ配置し下端
をベース23に固定した垂直方向に延びるL字形
支柱で、支柱21と22及び支柱21′と22′の
頂部それぞれがコ字形ビーム24,24′により
連結されている。そして、ビーム24の支柱21
側にはスプロケツト25が、支柱22側にはスプ
ロケツト26と27が同軸状態で回動自在にそれ
ぞれ取付けられており、又ビーム24′の支柱2
1′側にはスプロケツト25′が、支柱22′側に
はスプロケツト26′と27′並びにスプロケツト
28′と29′とが同軸状態で回動自在にそれぞれ
取付けられている。30は支柱22の上方に駆動
源31と歯車減速機32とを載置するために横に
張り出した状態で設けられた支持台、歯車減速機
32は傘歯車32aとスプロケツト28,29と
で構成され同軸状態に結合されており、駆動源3
1の駆動軸端に設けられて傘歯車31aによつて
駆動される。41はパレツト20の後端に回動自
在に設けられた連動軸で、該軸の両端には夫々ス
プロケツト42,43並びに42′,43′が固定
されている。44は一端がパレツト20の前方側
部の固着点20aに係止され、途中ビーム24の
両端に設けられたスプロケツト25,26、パレ
ツト20の後端に設けられたスプロケツト42、
支持台30に設けられたスプロケツト28に、ス
プロケツト25,26,28は定滑車として、ス
プロケツト42は動滑車として働くように捲掛け
られて、他端が支持台30の下面部固着点30a
に係止されている吊上げチエン、45は一端がパ
レツト20の後方側部の固着点20bに係止さ
れ、途中ビーム24に設けられたスプロケツト2
7、パレツト20の連動軸41に設けられたスプ
ロケツト43、支持台30に設けられたスプロケ
ツト29に、スプロケツト27,29は定滑車と
して、スプロケツト43は動滑車として働くよう
に捲掛けられ、他端が支持台30の下面部固着点
30bに係止されている吊り上げチエン、44′
は吊上げチエン44とは反対側に捲掛けられた吊
上げチエンで、一端がパレツト20の前方側部の
固着点20′aに係止され、途中ビーム24′の両
端に設けられたスプロケツト25′,26′、パレ
ツト20の連動軸41に設けられたスプロケツト
42′、ビーム24′に設けられたスプロケツト2
8′、重り46(吊上げチエン44′,45′に張
力をもたせるために設けられたもの)に設けられ
たスプロケツト47に、スプロケツト25′,2
6′,28′は定滑車として、スプロケツト42′,
47は動滑車として働くように捲掛けられ、他端
がビーム24′の下面部固着点24′aに係止され
ている。45′は同じく吊上げチエン45とは反
対側に捲掛けられた吊上げチエンで、一端がパレ
ツト20の後方側部の固着点20′bに係止され、
途中ビーム24′に設けられたスプロケツト2
7′、パレツト20の連動軸41に設けられたス
プロケツト43′、ビーム24′に設けられたスプ
ロケツト29′、重り46に設けられたスプロケ
ツト48に、スプロケツト27′,29′は定滑車
として、スプロケツト43′,48は動滑車とし
て働くように捲掛けられ、他端がビーム24′の
下面部固着点24′bに係止されている。
す平面図、第4図は第3図における−線断面
図、第5図は本発明装置の動作説明図であり、図
中21,21′,22,22′は自動車33を載置
するパレツト20の四隅側に1本づつ配置し下端
をベース23に固定した垂直方向に延びるL字形
支柱で、支柱21と22及び支柱21′と22′の
頂部それぞれがコ字形ビーム24,24′により
連結されている。そして、ビーム24の支柱21
側にはスプロケツト25が、支柱22側にはスプ
ロケツト26と27が同軸状態で回動自在にそれ
ぞれ取付けられており、又ビーム24′の支柱2
1′側にはスプロケツト25′が、支柱22′側に
はスプロケツト26′と27′並びにスプロケツト
28′と29′とが同軸状態で回動自在にそれぞれ
取付けられている。30は支柱22の上方に駆動
源31と歯車減速機32とを載置するために横に
張り出した状態で設けられた支持台、歯車減速機
32は傘歯車32aとスプロケツト28,29と
で構成され同軸状態に結合されており、駆動源3
1の駆動軸端に設けられて傘歯車31aによつて
駆動される。41はパレツト20の後端に回動自
在に設けられた連動軸で、該軸の両端には夫々ス
プロケツト42,43並びに42′,43′が固定
されている。44は一端がパレツト20の前方側
部の固着点20aに係止され、途中ビーム24の
両端に設けられたスプロケツト25,26、パレ
ツト20の後端に設けられたスプロケツト42、
支持台30に設けられたスプロケツト28に、ス
プロケツト25,26,28は定滑車として、ス
プロケツト42は動滑車として働くように捲掛け
られて、他端が支持台30の下面部固着点30a
に係止されている吊上げチエン、45は一端がパ
レツト20の後方側部の固着点20bに係止さ
れ、途中ビーム24に設けられたスプロケツト2
7、パレツト20の連動軸41に設けられたスプ
ロケツト43、支持台30に設けられたスプロケ
ツト29に、スプロケツト27,29は定滑車と
して、スプロケツト43は動滑車として働くよう
に捲掛けられ、他端が支持台30の下面部固着点
30bに係止されている吊り上げチエン、44′
は吊上げチエン44とは反対側に捲掛けられた吊
上げチエンで、一端がパレツト20の前方側部の
固着点20′aに係止され、途中ビーム24′の両
端に設けられたスプロケツト25′,26′、パレ
ツト20の連動軸41に設けられたスプロケツト
42′、ビーム24′に設けられたスプロケツト2
8′、重り46(吊上げチエン44′,45′に張
力をもたせるために設けられたもの)に設けられ
たスプロケツト47に、スプロケツト25′,2
6′,28′は定滑車として、スプロケツト42′,
47は動滑車として働くように捲掛けられ、他端
がビーム24′の下面部固着点24′aに係止され
ている。45′は同じく吊上げチエン45とは反
対側に捲掛けられた吊上げチエンで、一端がパレ
ツト20の後方側部の固着点20′bに係止され、
途中ビーム24′に設けられたスプロケツト2
7′、パレツト20の連動軸41に設けられたス
プロケツト43′、ビーム24′に設けられたスプ
ロケツト29′、重り46に設けられたスプロケ
ツト48に、スプロケツト27′,29′は定滑車
として、スプロケツト43′,48は動滑車とし
て働くように捲掛けられ、他端がビーム24′の
下面部固着点24′bに係止されている。
このような構成のため、駆動源31が今第5図
矢印方向に回転すると、各吊上げチエンはそれぞ
れ矢印の方向へ移動してパレツト20を上昇さ
せ、駆動源31が第5図矢印反対方向に回転する
とパレツト20は下降させる。この場合、各スプ
ロケツトの組合せによつて、第1図、第2図で示
す従来装置と同様、パレツト20の上昇、下降速
度はスプロケツト28,29におけるチエン速度
の1/3に減速され、かつチエンの張力も直接吊り
上げる場合の1/3となる。即ち、本発明の一実施
例においても、前述の第2図動作説明図における
説明と全く同様のことが言える。しかし、本発明
の場合はパレツトの後端に、両側にスプロケツト
を少なくともそれぞれ1つずつ備えた連動軸を設
けて、パレツトの左右を同一速度で昇降できるよ
うな簡潔な構成にするとともに、伸びの少ない吊
上げチエンを利用しているため、パレツトに傾き
を生じることなく又、吊上げチエンをパレツトの
昇降の障害にならないように設けることができる
ので、極めて安全である。
矢印方向に回転すると、各吊上げチエンはそれぞ
れ矢印の方向へ移動してパレツト20を上昇さ
せ、駆動源31が第5図矢印反対方向に回転する
とパレツト20は下降させる。この場合、各スプ
ロケツトの組合せによつて、第1図、第2図で示
す従来装置と同様、パレツト20の上昇、下降速
度はスプロケツト28,29におけるチエン速度
の1/3に減速され、かつチエンの張力も直接吊り
上げる場合の1/3となる。即ち、本発明の一実施
例においても、前述の第2図動作説明図における
説明と全く同様のことが言える。しかし、本発明
の場合はパレツトの後端に、両側にスプロケツト
を少なくともそれぞれ1つずつ備えた連動軸を設
けて、パレツトの左右を同一速度で昇降できるよ
うな簡潔な構成にするとともに、伸びの少ない吊
上げチエンを利用しているため、パレツトに傾き
を生じることなく又、吊上げチエンをパレツトの
昇降の障害にならないように設けることができる
ので、極めて安全である。
尚、実施例ではパレツトの四隅をそれぞれ別々
の吊上げチエンで吊り下げて駆動する場合を例に
挙げて説明したが、オーバーハング構造のものを
水平に支持できる別の機構を追加すれば、パレツ
トの左右後端のみを吊上げチエンで吊り下げるだ
けでもよく、必ずしもパレツトの四隅を吊上げチ
エンで吊り下げる必要はない。
の吊上げチエンで吊り下げて駆動する場合を例に
挙げて説明したが、オーバーハング構造のものを
水平に支持できる別の機構を追加すれば、パレツ
トの左右後端のみを吊上げチエンで吊り下げるだ
けでもよく、必ずしもパレツトの四隅を吊上げチ
エンで吊り下げる必要はない。
第1図は従来のパレツト昇降装置の斜視図、第
2図は第1図における昇降装置の動作説明図、第
3図は本発明による昇降装置の一実施例を示す平
面図、第4図は第3図における−線断面図、
第5図は本発明による昇降装置の動作説明図であ
る。 1〜4,21,21′,22,22′……支柱、
5,20……パレツト、24,24′……ビーム、
25,25′,26,26′,27,27′,28,
28′,29,29′,47,48……スプロケツ
ト、41……連動軸、44,44′,45,4
5′……吊上げチエン。
2図は第1図における昇降装置の動作説明図、第
3図は本発明による昇降装置の一実施例を示す平
面図、第4図は第3図における−線断面図、
第5図は本発明による昇降装置の動作説明図であ
る。 1〜4,21,21′,22,22′……支柱、
5,20……パレツト、24,24′……ビーム、
25,25′,26,26′,27,27′,28,
28′,29,29′,47,48……スプロケツ
ト、41……連動軸、44,44′,45,4
5′……吊上げチエン。
Claims (1)
- 1 自動車を収納するパレツトが、該パレツトの
後端付近に立設された第1の支柱及び第2の支柱
に沿つて昇降駆動される立体駐車装置において、
前記パレツトの後端付近には、一端に第1のスプ
ロケツトと他端に第2のスプロケツトが固定され
た連動軸が回動自在に設けられ、前記第1の支柱
及び前記第2の支柱の上部にはそれぞれ第3のス
プロケツト及び第4のスプロケツトが回動自在に
設けられ、前記パレツトを駆動装置により駆動す
る第1のチエンは一端が前記立体駐車装置上方の
固定部に、他端が前記パレツトの前記第1のスプ
ロケツト側側方に固定されるとともに、途中は前
記駆動装置により駆動される第5のスプロケツト
と前記連動軸の前記第1のスプロケツトと前記第
3のスプロケツトに、前記第3のスプロケツトは
定滑車として、前記第1のスプロケツトは動滑車
として働くように捲き掛けられ、一端が前記立体
駐車装置上方の固定部に固定され、他端が前記パ
レツトの前記第2のスプロケツト側側方に固定さ
れる第2のチエンは、途中昇降自在及び回動自在
に設けられた第6のスプロケツトと前記立体駐車
装置上方の固定部に回動自在に設けられた第7の
スプロケツトと前記第2のスプロケツトと前記第
4のスプロケツトに、前記第4のスプロケツトと
前記第7のスプロケツトは定滑車として、前記第
2のスプロケツトと前記第6のスプロケツトは動
滑車として働くように捲き掛けられたことを特徴
とする立体駐車装置のパレツト昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7093483A JPS59195964A (ja) | 1983-04-21 | 1983-04-21 | 立体駐車装置のパレツト昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7093483A JPS59195964A (ja) | 1983-04-21 | 1983-04-21 | 立体駐車装置のパレツト昇降装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59195964A JPS59195964A (ja) | 1984-11-07 |
JPS641624B2 true JPS641624B2 (ja) | 1989-01-12 |
Family
ID=13445830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7093483A Granted JPS59195964A (ja) | 1983-04-21 | 1983-04-21 | 立体駐車装置のパレツト昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59195964A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02109527U (ja) * | 1989-02-15 | 1990-09-03 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0421977Y2 (ja) * | 1987-07-13 | 1992-05-19 | ||
JPH01173256U (ja) * | 1988-05-27 | 1989-12-08 | ||
JPH0249447U (ja) * | 1988-09-29 | 1990-04-05 |
-
1983
- 1983-04-21 JP JP7093483A patent/JPS59195964A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02109527U (ja) * | 1989-02-15 | 1990-09-03 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59195964A (ja) | 1984-11-07 |
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