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JPS639991Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS639991Y2
JPS639991Y2 JP1981115197U JP11519781U JPS639991Y2 JP S639991 Y2 JPS639991 Y2 JP S639991Y2 JP 1981115197 U JP1981115197 U JP 1981115197U JP 11519781 U JP11519781 U JP 11519781U JP S639991 Y2 JPS639991 Y2 JP S639991Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
connector
coaxial cable
shield layer
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981115197U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5820480U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1981115197U priority Critical patent/JPS5820480U/ja
Publication of JPS5820480U publication Critical patent/JPS5820480U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS639991Y2 publication Critical patent/JPS639991Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は同軸ケーブル用コネクタに係り、特に
絶縁層と外被層との間に金属箔よりなるシールド
層を有してなる同軸ケーブル用コネクタに関す
る。
同軸ケーブルは基本的には芯線と、該芯線を覆
うように設けられたシールド層よりなる。シール
ド層は信号線となる芯線が周囲の雑音に影響され
ないように芯線を遮蔽するものであり、実際の使
用時にはアース接続される。このようなシールド
層は従来銅線を網目状にした編組シールドが主流
であつたが、近年製造コスト原料コストの面から
アルミ等の金属箔よりシールド層を形成した同軸
ケーブルが提案されている。
第1図にシールド層が金属箔より形成されてい
る同軸ケーブルの斜視図を示す。銅線よりなる芯
線1はその周囲がポリエチレンなどよりなる絶縁
層2によつて被覆されている。絶縁層2はアルミ
箔よりなるシールド層3を介して塩化ビニールな
どよりなる外被層4によつて全体が被覆されてい
る。シールド層3はテープ状のアルミ箔を絶縁層
2の表面全体に密接に巻き付けることによつて設
けられる。
このような同軸ケーブルを他の機器に電気的に
接続する場合、シールド層が箔構成のため種々の
問題的が生じる。第2図に従来の同軸ケーブル用
のコネクタを示す。コネクタ20は2つの分割体
20a,20bよりなる。各分割体は半円状の接
続部21a,21bおよび固定部22a,22b
よりなる。同軸ケーブル10に対するコネクタ2
0の取り付けは同軸ケーブル10の外被層4を剥
してシールド層3を露出せしめ、各分割体20
a,20bの接続部21a,21bの内面がシー
ルド層3に接触する如く接合し、固定部22a,
22bをもつてネジ締めしていた。そしてこのコ
ネクタを接続すべき機器のアースにリード線など
を用いて接続することによりシールド層をアース
接続していた。
このため以下に列挙する如き不都合を有する。
(1) 外被層4を剥離する際にアルミ箔3を損傷し
たり、アルミ箔3が外被層4とともに剥離して
しまう。
(2) アルミ箔の機械的強度が弱いために、使用途
中に振動などによりアルミ箔が切断する。
(3) アルミ箔は空気に触れるため、酸化膜が生じ
て接触不良を生じやすい。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであり
同軸ケーブルのコネクタへの接続の際に複雑な先
端処理を行うことなく、かつ信頼性の高いコネク
タを提供するものであり、同軸ケーブルコネクタ
を外被層と接触する円環状の本体と、外被層と金
属箔との間に挿入される第1の接続片と、外部端
子と電気的に接続する第2の接続片と、金属箔に
対する第1の接続片の接触圧を向上する締付部よ
り構成したことを特徴とする。
第3図は本考案による同軸ケーブル用コネクタ
を示し、aは側面図、bは正面図、cは上面図で
ある。コネクタ30は本体30a、第1の接続片
30b、第2の接続片30c、締付部30dより
なる。本体30aは円環状をしており、その内径
は同軸ケーブル10の外径よりやゝ大きく設定さ
れる。第1の接続片30bは本体の一端より本体
30aの内面に伸びている。その先端形状はトラ
イバー工具の先端と同じように細く、かつ薄く形
成される。第2の接続片30cも本体30aより
伸びている。締付部30dはメネジが形成され、
このメネジにオネジ40がネジ結合している。オ
ネジ40の先端は第1の接続片30bと対向して
おり、オネジ40を回転することによりその先端
は接続片30bと接触する。
同軸ケーブル10へのコネクタ30の取付は以
下のようにして行われる。先ず、同軸ケーブル1
0の先端より所定の距離だけ外被層4およびシー
ルド層3を剥離し、絶縁層2を露出する。そして
コネクタ30の第1の接続片30bを絶縁層2と
シールド層3との間に挿入する。この時、第1の
接続片30bの先端が薄く、かつ細くなつている
ので、絶縁層2および外被層4を変形しながら挿
入される。第1の接続片30bが絶縁層2とシー
ルド層3との間に所定距離挿入された時点でオネ
ジ40を回転することにより、その先端で外被層
4の外表面を押圧し、第1の接続片30bとシー
ルド層3の接触力を向上しつつ、コネクタ全体の
同軸ケーブルへの固定も行う。
コネクタ30により同軸ケーブル10の他の機
器に対する接続は、第2の接続片30cがアース
接続され、芯線1が信号用端子に接続することに
よつて行われる。
尚、本体30aも導電体なので、周囲との絶縁
を計る場合には熱収縮チユーブ等でコネクタ全体
を覆うなどの処理を行う。尚コネクタの材料とし
ては導電体であればよく、例えば銅合金の表面に
亜鉛メツキ、クロームメツキ処理を施すことが考
えられる。
以上説明したように本考案によれば、コネクタ
取付に際してシールド層を露出する必要性がない
ので処理作業に注意を払うことがなく作業効率が
向上する。またコネクタとの接続はその第1の接
続片が外被層に支持されたシールド層と接続する
ことによつて行われるので、シールド層の機械的
強度は被覆層にて補償されることとなり信頼性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の同軸ケーブルの斜視図、第2図
は従来の同軸ケーブル用コネクタ、第3図は考案
による同軸ケーブル用コネクタを示す。 図中、10は同軸ケーブル、1は芯線、2は絶
縁層、3はシールド層、4は外被層、30はコネ
クタ、30aは本体、30bは第1の接続片、3
0cは第2の接続片、30dは締付部、40はオ
ネジを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 芯線を被覆する絶縁層と外被層との間に金属よ
    りなるシールド層を有する同軸ケーブル用のコネ
    クタにおいて、該コネクタは前記外被層と接触す
    る円環状の本体と、該本体より伸びて前記絶縁層
    とシールド層との間に挿入される第1の接続片
    と、前記本体より伸びて外部端子と電気的に接続
    する第2の接続片と、前記シールド層に対する第
    1の接続片の接触圧を向上するための締付部とを
    備えたことを特徴とする同軸ケーブル用コネク
    タ。
JP1981115197U 1981-07-31 1981-07-31 同軸ケ−ブル用コネクタ Granted JPS5820480U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981115197U JPS5820480U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 同軸ケ−ブル用コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981115197U JPS5820480U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 同軸ケ−ブル用コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5820480U JPS5820480U (ja) 1983-02-08
JPS639991Y2 true JPS639991Y2 (ja) 1988-03-24

Family

ID=29909465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981115197U Granted JPS5820480U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 同軸ケ−ブル用コネクタ

Country Status (1)

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JP (1) JPS5820480U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0334864Y2 (ja) * 1987-05-19 1991-07-24
JPH0421823Y2 (ja) * 1987-08-25 1992-05-19
JP5966815B2 (ja) * 2012-09-25 2016-08-10 株式会社オートネットワーク技術研究所 端子圧着構造及び外導体端子

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5820480U (ja) 1983-02-08

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