JPS639954B2 - - Google Patents
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- JPS639954B2 JPS639954B2 JP58161831A JP16183183A JPS639954B2 JP S639954 B2 JPS639954 B2 JP S639954B2 JP 58161831 A JP58161831 A JP 58161831A JP 16183183 A JP16183183 A JP 16183183A JP S639954 B2 JPS639954 B2 JP S639954B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chuck
- workpiece
- motor
- signal
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Manipulator (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明はモータを駆動源としたロボツトハンド
に係り、特に、ワークハンドリング過程でのワー
ク落下の監視を可能としたロボツトハンドに関す
る。
に係り、特に、ワークハンドリング過程でのワー
ク落下の監視を可能としたロボツトハンドに関す
る。
ロボツトハンドの駆動源にパルスモータ、ある
いはサーボモータを用い把持ストロークを外部か
ら選択可能にしたハンドは公知である。また、チ
ヤツクにかかつている反力をセンサで検出して、
チヤツクが物体を保持しているか否かを検知する
ようにしたものも特開昭58−132484号公報に開示
されている。しかし従来提案されたこの種センサ
を用いたものでは、センサがチヤツクが保持しよ
うとしている物体を保持したために信号を出して
いるのか、あるいはチヤツクが常に障害物に触れ
た為に信号を出しているのかの区別ができなかつ
た。
いはサーボモータを用い把持ストロークを外部か
ら選択可能にしたハンドは公知である。また、チ
ヤツクにかかつている反力をセンサで検出して、
チヤツクが物体を保持しているか否かを検知する
ようにしたものも特開昭58−132484号公報に開示
されている。しかし従来提案されたこの種センサ
を用いたものでは、センサがチヤツクが保持しよ
うとしている物体を保持したために信号を出して
いるのか、あるいはチヤツクが常に障害物に触れ
た為に信号を出しているのかの区別ができなかつ
た。
本発明はチヤツクが保持しようとしている物体
を保障しているのか、あるいは単に障害物に触れ
ているのかを判別できる把持センサ付ロボツトハ
ンドを提供することを目的とする。
を保障しているのか、あるいは単に障害物に触れ
ているのかを判別できる把持センサ付ロボツトハ
ンドを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の特徴とす
るところは、回転角の制御が可能なモータと、前
記モータによつて駆動される送りネジと、前記送
りネジ上を移動する移動コマと、前記移動コマ上
にあり予圧を持たせるスプリングを介して支持さ
れたチヤツクと、前記チヤツクの一部に取付けら
れた移動センサと、前記移動コマの一部に取付け
られた移動ドツクと、前記チヤツクをして予定し
た物体を完全に把握できる位置まで前記モータを
回転させた位置で駆動終了信号を出力する駆動終
了信号発明手段と、該駆動終了信号発生手段の信
号と前記移動センサが前記ドツグによつて操作さ
れているときに出す信号とを論理演算する論理回
路とを設けたところにある。
るところは、回転角の制御が可能なモータと、前
記モータによつて駆動される送りネジと、前記送
りネジ上を移動する移動コマと、前記移動コマ上
にあり予圧を持たせるスプリングを介して支持さ
れたチヤツクと、前記チヤツクの一部に取付けら
れた移動センサと、前記移動コマの一部に取付け
られた移動ドツクと、前記チヤツクをして予定し
た物体を完全に把握できる位置まで前記モータを
回転させた位置で駆動終了信号を出力する駆動終
了信号発明手段と、該駆動終了信号発生手段の信
号と前記移動センサが前記ドツグによつて操作さ
れているときに出す信号とを論理演算する論理回
路とを設けたところにある。
以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。第1図a,bはパルスモータの回転軸とチヤ
ツクのガイドロツドとが平行に配設されたハンド
の例、第2図a,b,cはパルスモータの回転軸
と前記のガイドロツドが直交に配設されたハンド
の例である。
る。第1図a,bはパルスモータの回転軸とチヤ
ツクのガイドロツドとが平行に配設されたハンド
の例、第2図a,b,cはパルスモータの回転軸
と前記のガイドロツドが直交に配設されたハンド
の例である。
第1図においてはハンドのハウジング、2は前
記ハウジング1内に固定して取付けられたモータ
で例えばパルスモータ、3はパルスモータ2のシ
ヤフト4に取付けられ歯切りされた主動側プーリ
で張設されたタイミングベルト5を介して従動側
プーリ6を回転せしめる。7は前記従動側プーリ
6と一体となつて回転する送りネジで、従動側プ
ーリ6をはさみ逆ネジが施されている。8A,8
Bは前記逆ネジにナツト状にネジ込まれた2組の
移動コマでガイドロツド9に沿つて移動し、送り
ネジ7によつて移動コス8A,8Bが移動する時
に前記移動コマ8A,8Bが回されないようにし
ている。10A,10Bはスプリング、11は物
を把むためのチヤツクで移動コマ8A,8Bのス
プリング10A,10Bに抗してスナツプリング
12A,12B間に取付けられ、他端はガイドロ
ツド9に摺動自在に嵌められている。また、13
は移動コマ8A,8Bに固定された移動ドツグで
後述の移動センサ(光電スイツチ)14が前記ス
プリング10A,10Bに抗して移動することに
より動作する。14はチヤツク11Bの一部に取
付けられた移動センサ、15aはハウジング1に
取付けられた固定センサでハンドの開端等の出力
信号を発生し、15bはハウジング1に取付けら
れた固定センサでハンドの閉端等の出力信号を発
生する。第4図はハンドの特性を示すための図
で、第1象現はチヤツク11がワークを把んだ時
に、スプリング10A,10Bに抗して移動コマ
8A,8Bが送りネジ7の中央に寄せられた場合
のスプリング押込量とハンドの把握力(スプリン
グ反力)との関係図、第2象現はハンドの把握力
と所要モータトルクとの関係図を示したもので、
チヤツク11の閉端をCL、開端をOLとした場
合、前記チヤツク11がワークに接触した点をワ
ークタツチ点OTとし、最閉端CLを従動側プーリ
6側とした場合に開端OLは移動コマ8A,8B
が最も外側に移動した状態で第4図の特性図は片
方のチヤツク11の移動状況を図示している。
記ハウジング1内に固定して取付けられたモータ
で例えばパルスモータ、3はパルスモータ2のシ
ヤフト4に取付けられ歯切りされた主動側プーリ
で張設されたタイミングベルト5を介して従動側
プーリ6を回転せしめる。7は前記従動側プーリ
6と一体となつて回転する送りネジで、従動側プ
ーリ6をはさみ逆ネジが施されている。8A,8
Bは前記逆ネジにナツト状にネジ込まれた2組の
移動コマでガイドロツド9に沿つて移動し、送り
ネジ7によつて移動コス8A,8Bが移動する時
に前記移動コマ8A,8Bが回されないようにし
ている。10A,10Bはスプリング、11は物
を把むためのチヤツクで移動コマ8A,8Bのス
プリング10A,10Bに抗してスナツプリング
12A,12B間に取付けられ、他端はガイドロ
ツド9に摺動自在に嵌められている。また、13
は移動コマ8A,8Bに固定された移動ドツグで
後述の移動センサ(光電スイツチ)14が前記ス
プリング10A,10Bに抗して移動することに
より動作する。14はチヤツク11Bの一部に取
付けられた移動センサ、15aはハウジング1に
取付けられた固定センサでハンドの開端等の出力
信号を発生し、15bはハウジング1に取付けら
れた固定センサでハンドの閉端等の出力信号を発
生する。第4図はハンドの特性を示すための図
で、第1象現はチヤツク11がワークを把んだ時
に、スプリング10A,10Bに抗して移動コマ
8A,8Bが送りネジ7の中央に寄せられた場合
のスプリング押込量とハンドの把握力(スプリン
グ反力)との関係図、第2象現はハンドの把握力
と所要モータトルクとの関係図を示したもので、
チヤツク11の閉端をCL、開端をOLとした場
合、前記チヤツク11がワークに接触した点をワ
ークタツチ点OTとし、最閉端CLを従動側プーリ
6側とした場合に開端OLは移動コマ8A,8B
が最も外側に移動した状態で第4図の特性図は片
方のチヤツク11の移動状況を図示している。
今、ハンドが開いている場合のチヤツク11の
定位置は必ず開端OLとワークタツチ点OTの間
にある。ワークWを把持しようとするにはチヤツ
ク11は、先ず開端OL側から内側、つまりワー
クタツチ点OT側に向つて移動する。チヤツク1
1の移動機構は左右逆ネジを施した送りネジ7に
移動コマ8A,8Bをネジ込み、前記送りネジ7
の中央部に固定した従動側プーリ6をタイミング
ベルト5を介してパルスモータ2の主動側プーリ
3を回転駆動することによつて行なう。かくし
て、チヤツク11がワークタツチ点OTにてワー
ク側面に接触する。そして更にチヤツク11を閉
じると前記チヤツク11に対してスプリング10
A,10Bの押圧力が反作用として加わり、その
スプリング押込量PLが例えば、第4図の如く1
〔mm〕とした場合にはワークWに対しての把握力
GLは約6〔Kg〕強、モータトルクでは約3.5〔Kg−
cm〕となる。すなわち、チヤツク11がワークW
に接した状態で更に把持力が加わるとチヤツク1
1の位置はワークWの寸法によつて固定されるが
移動コマ8A,8Bは送りネジ7が回転状態にあ
れば移動するのでスプリング10A,10Bは圧
縮され、そのスプリング押込量PLを選ぶことに
よつて把握力が選択できる。また、チヤツク11
の移動方向の支持は第1図に示した様に2点支持
機構をとつている。1点は移動コマ8A,8B上
をスプリング10A,10Bに抗して摺動するも
のでチヤツク11の背部がスナツプリング12
A,12Bによつて抜け止めされた時点において
前記チヤツク11にはすでにスプリング反力GL
が、例えば第4図に例示の如く5〔Kg〕弱かかつ
ていることになる。また、2点目は前記チヤツク
11の他端がガイドロツド9に摺動可能に挿入さ
れていることでチヤツク11の平行移動を助け機
械的強度を向上させている。移動センサ14は前
記ガイドローラ9上のチヤツク摺動部に固定して
取付けられており、その移動センサ14を作動さ
せるための移動ドツグ13は移動コマ8A,8B
の一端に固定して取付けられているので、チヤツ
ク11がワークWを把持した状態で、かつ移動コ
マ8A,8Bが移動を続けると前記移動センサ1
4と移動ドツグ13は徐々に接近することにな
り、ある時点において移動ドツグ13は移動セン
サ14を作動させ、ワークWを所定の把持力で把
んでいることの把持確認信号、つまりワークの増
締信号を出力する。この増締信号はスプリング押
込量PLが一定値に達した時に発生する。そして
ワークの重量や材質によつて当然把握力は選択す
る必要があるのでパルスモータのパルス発生数を
ワークの重量、材質に適した最も理想的な把持力
に対比させて選択してやることにより行う。
定位置は必ず開端OLとワークタツチ点OTの間
にある。ワークWを把持しようとするにはチヤツ
ク11は、先ず開端OL側から内側、つまりワー
クタツチ点OT側に向つて移動する。チヤツク1
1の移動機構は左右逆ネジを施した送りネジ7に
移動コマ8A,8Bをネジ込み、前記送りネジ7
の中央部に固定した従動側プーリ6をタイミング
ベルト5を介してパルスモータ2の主動側プーリ
3を回転駆動することによつて行なう。かくし
て、チヤツク11がワークタツチ点OTにてワー
ク側面に接触する。そして更にチヤツク11を閉
じると前記チヤツク11に対してスプリング10
A,10Bの押圧力が反作用として加わり、その
スプリング押込量PLが例えば、第4図の如く1
〔mm〕とした場合にはワークWに対しての把握力
GLは約6〔Kg〕強、モータトルクでは約3.5〔Kg−
cm〕となる。すなわち、チヤツク11がワークW
に接した状態で更に把持力が加わるとチヤツク1
1の位置はワークWの寸法によつて固定されるが
移動コマ8A,8Bは送りネジ7が回転状態にあ
れば移動するのでスプリング10A,10Bは圧
縮され、そのスプリング押込量PLを選ぶことに
よつて把握力が選択できる。また、チヤツク11
の移動方向の支持は第1図に示した様に2点支持
機構をとつている。1点は移動コマ8A,8B上
をスプリング10A,10Bに抗して摺動するも
のでチヤツク11の背部がスナツプリング12
A,12Bによつて抜け止めされた時点において
前記チヤツク11にはすでにスプリング反力GL
が、例えば第4図に例示の如く5〔Kg〕弱かかつ
ていることになる。また、2点目は前記チヤツク
11の他端がガイドロツド9に摺動可能に挿入さ
れていることでチヤツク11の平行移動を助け機
械的強度を向上させている。移動センサ14は前
記ガイドローラ9上のチヤツク摺動部に固定して
取付けられており、その移動センサ14を作動さ
せるための移動ドツグ13は移動コマ8A,8B
の一端に固定して取付けられているので、チヤツ
ク11がワークWを把持した状態で、かつ移動コ
マ8A,8Bが移動を続けると前記移動センサ1
4と移動ドツグ13は徐々に接近することにな
り、ある時点において移動ドツグ13は移動セン
サ14を作動させ、ワークWを所定の把持力で把
んでいることの把持確認信号、つまりワークの増
締信号を出力する。この増締信号はスプリング押
込量PLが一定値に達した時に発生する。そして
ワークの重量や材質によつて当然把握力は選択す
る必要があるのでパルスモータのパルス発生数を
ワークの重量、材質に適した最も理想的な把持力
に対比させて選択してやることにより行う。
本実施例のロボツトハンドの場合、ワークの把
持完了信号は1つは移動センサ14からの把持確
認信号、他の1つはパルス発信器21が内蔵して
いる駆動終了信号発生手段が出す駆動終了信号の
2つの信号のアンド条件をもつてよしとする。ア
ンド条件はPC20が論理回路を内蔵しており、こ
れに依つて演算を行う。従つて、ワークハンドリ
ング途中において把持確認信号が出ても駆動終了
信号が出てないとときには、アンド条件が不成立
になり、チヤツク11は未だワークを保持してな
いと判断し、チヤツクがワーク以外のものに接触
したものと判断し、ロボツトに対し停止信号が自
動的に伝送される。
持完了信号は1つは移動センサ14からの把持確
認信号、他の1つはパルス発信器21が内蔵して
いる駆動終了信号発生手段が出す駆動終了信号の
2つの信号のアンド条件をもつてよしとする。ア
ンド条件はPC20が論理回路を内蔵しており、こ
れに依つて演算を行う。従つて、ワークハンドリ
ング途中において把持確認信号が出ても駆動終了
信号が出てないとときには、アンド条件が不成立
になり、チヤツク11は未だワークを保持してな
いと判断し、チヤツクがワーク以外のものに接触
したものと判断し、ロボツトに対し停止信号が自
動的に伝送される。
また、第4図の第1象現の特性はスプリング1
0A,10Bの設計条件によつて異る物であり、
同様に第2象現の特性におけるモータトルクもモ
ータ特性によつて当然変化する。
0A,10Bの設計条件によつて異る物であり、
同様に第2象現の特性におけるモータトルクもモ
ータ特性によつて当然変化する。
また、第2図は本考案の他の実施例を図示した
もので図中、第1図と同一の部分は同一の符号を
もつて図示している。特に第1図と第2図は第4
図の特性面において異るところはないが、モータ
トルクの伝達機構において異る。すなわち第1図
はモータシヤフトとチヤツク11の送りネジ7が
平行に配設され、その間をタイミングベルトによ
つて回転トルクの伝達を行つているのに対し、第
2図はモータシヤフトに直結された送りネジ71
がチヤツク11を案内する2本のガイドロツド9
1,92と直交して配設されていることで、送り
ネジ71にネジ込まれた移動コマ81がモータの
回転によつて上下に移動する。ワークの増締機構
を第2図b,cに示した。16は移動コマ81に
ピン17によつて取付けられた移動桿、18はチ
ヤツク11のガイドロツド91,92の摺動部側
面にピン19によつて取付けた固定桿で、スプリ
ング10A(又は10B)が前記移動桿16と固
定桿18の間に圧設して取付けられている。チヤ
ツク11がワークを把持する場合には送りネジ7
1を回転させ移動コマ81を図示の場合、上方に
移動させる。チヤツク11がワークに接すると、
もはやそれ以上のチヤツク11の移動は不可能で
ある。しかし、モータ2の駆動は未だ続行されて
いるので移動コマ81は移動する。その移動コマ
81の移動量は前記スプリング10Aを固定桿1
8と移動桿16との間に圧縮することによつて行
なわれる。かくして、モータ2の駆動が停止する
とワークに対するチヤツク11の把持力は前記ス
プリングの圧縮力によつて与えられることにな
る。もちろん、図示していないが移動桿16の移
動量は増締信号としてセンサにより検出される。
もので図中、第1図と同一の部分は同一の符号を
もつて図示している。特に第1図と第2図は第4
図の特性面において異るところはないが、モータ
トルクの伝達機構において異る。すなわち第1図
はモータシヤフトとチヤツク11の送りネジ7が
平行に配設され、その間をタイミングベルトによ
つて回転トルクの伝達を行つているのに対し、第
2図はモータシヤフトに直結された送りネジ71
がチヤツク11を案内する2本のガイドロツド9
1,92と直交して配設されていることで、送り
ネジ71にネジ込まれた移動コマ81がモータの
回転によつて上下に移動する。ワークの増締機構
を第2図b,cに示した。16は移動コマ81に
ピン17によつて取付けられた移動桿、18はチ
ヤツク11のガイドロツド91,92の摺動部側
面にピン19によつて取付けた固定桿で、スプリ
ング10A(又は10B)が前記移動桿16と固
定桿18の間に圧設して取付けられている。チヤ
ツク11がワークを把持する場合には送りネジ7
1を回転させ移動コマ81を図示の場合、上方に
移動させる。チヤツク11がワークに接すると、
もはやそれ以上のチヤツク11の移動は不可能で
ある。しかし、モータ2の駆動は未だ続行されて
いるので移動コマ81は移動する。その移動コマ
81の移動量は前記スプリング10Aを固定桿1
8と移動桿16との間に圧縮することによつて行
なわれる。かくして、モータ2の駆動が停止する
とワークに対するチヤツク11の把持力は前記ス
プリングの圧縮力によつて与えられることにな
る。もちろん、図示していないが移動桿16の移
動量は増締信号としてセンサにより検出される。
また、第3図は本ロボツトハンドの制御システ
ム例を示したものである。まず、ワークWが与え
られると当然把持部の寸法、材質、ワーク重量に
伴う把持力が決まるのでプログラムコントローラ
20よりパルス発信器に対してBCD出力信号が
伝送される。そのBCD信号を受けたパルス発信
器はシリアルなパルス数に信号変換しドライバ2
2に伝達し、そのドライバ22からのドライブ信
号によつてパルスモータ2は駆動される。モータ
が駆動されチヤツク11がワークWを把持し、所
定の把持力が与えられると移動センサ14のセン
スアツプ信号がプログラムコントローラ20にフ
イードバツクされ、併せてパルス発信器21から
駆動終了信号がプログラムコントローラ20に同
様に与えられる。かくしてプログラムコントロー
ラ20はセンスアツプ信号とパルス終了信号のア
ンド条件をもつて把持完了とみなし次のステツプ
動作に移行する。ハンド開き完了信号はパルス終
了信号のみをもつて行い、プログラムコントロー
ラは次のステツプ動作に移行する。
ム例を示したものである。まず、ワークWが与え
られると当然把持部の寸法、材質、ワーク重量に
伴う把持力が決まるのでプログラムコントローラ
20よりパルス発信器に対してBCD出力信号が
伝送される。そのBCD信号を受けたパルス発信
器はシリアルなパルス数に信号変換しドライバ2
2に伝達し、そのドライバ22からのドライブ信
号によつてパルスモータ2は駆動される。モータ
が駆動されチヤツク11がワークWを把持し、所
定の把持力が与えられると移動センサ14のセン
スアツプ信号がプログラムコントローラ20にフ
イードバツクされ、併せてパルス発信器21から
駆動終了信号がプログラムコントローラ20に同
様に与えられる。かくしてプログラムコントロー
ラ20はセンスアツプ信号とパルス終了信号のア
ンド条件をもつて把持完了とみなし次のステツプ
動作に移行する。ハンド開き完了信号はパルス終
了信号のみをもつて行い、プログラムコントロー
ラは次のステツプ動作に移行する。
以上のように、本発明によれば外部から回転量
が制御可能なモータを駆動源としてチヤツクの開
閉を行い、そのチヤツクがワークにタツチしても
尚かつ前記モータを駆動させることによつてスプ
リングを圧縮させ、そのスプリングの圧縮力によ
つてハンドの把持力を与えると共に、スプリング
に圧縮力が発生した時点においてセンサを作動さ
せ増締信号としたので、チヤツクの開閉量をワー
クの寸法及びワーク塔載部の周囲条件にマツチさ
せ任意に、かつ高速に選択開閉できるので組立部
品の高密度実装動作が可能となる。また、ワーク
ハンドリング中はスプリングの圧縮を検出するセ
ンサ信号が連続して出力されているので、途中で
ワークを落した様な場合には前記センサ信号が断
たれることをもつてロボツト動作を停止させるこ
ともできるのでフエイル・セーフ作動となる。更
にスプリング押込量をパルスモータのパルス数選
択機能により可変させうるので、ワークの重量、
材質に応じた任意の把持力でワークを確実に把む
ことができるなど大変すぐれた効果がある。
が制御可能なモータを駆動源としてチヤツクの開
閉を行い、そのチヤツクがワークにタツチしても
尚かつ前記モータを駆動させることによつてスプ
リングを圧縮させ、そのスプリングの圧縮力によ
つてハンドの把持力を与えると共に、スプリング
に圧縮力が発生した時点においてセンサを作動さ
せ増締信号としたので、チヤツクの開閉量をワー
クの寸法及びワーク塔載部の周囲条件にマツチさ
せ任意に、かつ高速に選択開閉できるので組立部
品の高密度実装動作が可能となる。また、ワーク
ハンドリング中はスプリングの圧縮を検出するセ
ンサ信号が連続して出力されているので、途中で
ワークを落した様な場合には前記センサ信号が断
たれることをもつてロボツト動作を停止させるこ
ともできるのでフエイル・セーフ作動となる。更
にスプリング押込量をパルスモータのパルス数選
択機能により可変させうるので、ワークの重量、
材質に応じた任意の把持力でワークを確実に把む
ことができるなど大変すぐれた効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示す機構図であ
り、第1図aは切断正面図、第1図bは第1図a
を1b−1b線に沿つて切断して示す切断側面
図、第2図は本発明の他の実施例を示す機構図で
あり、第2図aは全体正面図、第2図bおよび第
2図cは第2図aの増締機構部を抜き出して示し
た側面図および平面図、第3図はロボツトハンド
の制御系の一実施例を示す系統図、第4図は増締
機構の一例を示す特性図である。 1:ハウジング、2:パルスモータ、3:主動
側プーリ、5:タイミングベルト、6:従動側プ
ーリ、7:送りネジ、8A,8B:移動コマ、
9:ガイドロツド、10A,10B:スプリン
グ、11:チヤツク、13:移動ドツグ、14:
移動センサ、15:固定センサ、16:移動桿、
18:固定桿。
り、第1図aは切断正面図、第1図bは第1図a
を1b−1b線に沿つて切断して示す切断側面
図、第2図は本発明の他の実施例を示す機構図で
あり、第2図aは全体正面図、第2図bおよび第
2図cは第2図aの増締機構部を抜き出して示し
た側面図および平面図、第3図はロボツトハンド
の制御系の一実施例を示す系統図、第4図は増締
機構の一例を示す特性図である。 1:ハウジング、2:パルスモータ、3:主動
側プーリ、5:タイミングベルト、6:従動側プ
ーリ、7:送りネジ、8A,8B:移動コマ、
9:ガイドロツド、10A,10B:スプリン
グ、11:チヤツク、13:移動ドツグ、14:
移動センサ、15:固定センサ、16:移動桿、
18:固定桿。
Claims (1)
- 1 回転角の制御が可能なモータと、該モータに
よつて駆動される送りネジと、該送りネジ上を移
動する移動コマと、該移動コマ上にあり、予圧を
持たせるスプリングを介して支持されたチヤツク
と、該チヤツクの一部に取付けられた移動センサ
と、前記移動コマの一部に取付けられた移動ドツ
グと、前記チヤツクをして予定したワークを完全
に把持できる位置まで前記モータを回転させた位
置で駆動終了信号を出力する駆動終了信号発生手
段と、該駆動終了信号発生手段の信号と前記移動
センサが前記移動ドツグによつて操作されている
ときに出す信号とを論理演算する論理回路とを有
することを特徴とするロボツトハンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16183183A JPS6056887A (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | ロボツトハンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16183183A JPS6056887A (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | ロボツトハンド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6056887A JPS6056887A (ja) | 1985-04-02 |
JPS639954B2 true JPS639954B2 (ja) | 1988-03-03 |
Family
ID=15742744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16183183A Granted JPS6056887A (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | ロボツトハンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6056887A (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61231800A (ja) * | 1985-04-05 | 1986-10-16 | 松下電器産業株式会社 | 可変ストロ−クハンド装置 |
JPS6386308U (ja) * | 1986-11-24 | 1988-06-06 | ||
JP2662239B2 (ja) * | 1988-03-18 | 1997-10-08 | 株式会社日立製作所 | ハンド制御装置 |
JP2710836B2 (ja) * | 1988-08-23 | 1998-02-10 | キヤノン株式会社 | 部品把持用ハンド装置 |
JP2006035329A (ja) * | 2004-07-22 | 2006-02-09 | Toyota Motor Corp | 物体把持装置 |
JP5234620B2 (ja) * | 2008-11-04 | 2013-07-10 | 株式会社スター精機 | 成形品取出し機の電動成形品把持装置 |
JP5492168B2 (ja) * | 2011-09-28 | 2014-05-14 | 株式会社東芝 | 把持機構 |
TW201634203A (zh) * | 2015-03-25 | 2016-10-01 | Hiwin Tech Corp | 機械夾爪驅動裝置 |
JP2018052682A (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | ナビック株式会社 | 移載装置 |
FR3062081B1 (fr) | 2017-01-23 | 2020-02-14 | Interscience | Dispositif de prehension a actionnement lineaire |
JP7124689B2 (ja) * | 2018-12-26 | 2022-08-24 | 株式会社デンソーウェーブ | 電動グリッパ装置、及び電動グリッパ装置の制御プログラム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56134192A (en) * | 1980-03-18 | 1981-10-20 | Shinko Electric Co Ltd | Centripetal gripper |
JPS58132484A (ja) * | 1982-01-27 | 1983-08-06 | 株式会社東芝 | マニプレ−タ |
-
1983
- 1983-09-05 JP JP16183183A patent/JPS6056887A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56134192A (en) * | 1980-03-18 | 1981-10-20 | Shinko Electric Co Ltd | Centripetal gripper |
JPS58132484A (ja) * | 1982-01-27 | 1983-08-06 | 株式会社東芝 | マニプレ−タ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6056887A (ja) | 1985-04-02 |
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