JPS6396857A - イオン注入装置 - Google Patents
イオン注入装置Info
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- JPS6396857A JPS6396857A JP61240875A JP24087586A JPS6396857A JP S6396857 A JPS6396857 A JP S6396857A JP 61240875 A JP61240875 A JP 61240875A JP 24087586 A JP24087586 A JP 24087586A JP S6396857 A JPS6396857 A JP S6396857A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はイオンと一ムを静電走査して半導体ウェハに
イオン注入を行うイオン注入装置に関するもので、特に
エンドステーションが2個あって共通のビームラインか
ら分岐した2本の分岐ビームラインを通るイオンビーム
で2個のエンドステーション内のウェハにイオン注入を
行うイオン注入装置に係る。
イオン注入を行うイオン注入装置に関するもので、特に
エンドステーションが2個あって共通のビームラインか
ら分岐した2本の分岐ビームラインを通るイオンビーム
で2個のエンドステーション内のウェハにイオン注入を
行うイオン注入装置に係る。
従来のこの種のイオン注入装置は、第3図に示すように
、2個のエンドステーション1.2を有し、共通のビー
ムラインA1から分岐した2本の分岐ビームラインA2
.A3を通るイオンビームを2個のエンドステーション
1.2に対して交互にスキャン照射を行うようになって
おり、例えばエンドステーションlでのウェハへのスキ
ャン照射によるイオン注入中において、エンドステーシ
ョン2でのウェハの交換(搬出搬入)を行い、エンドス
テーション1でのウェハへのイオン注入が完了すると、
今度はエンドステーション2でのウェハへのイオン注入
を行い、このときにエンドステーション1でのウェハの
交換を行い、以降この動作を繰返すことになる。
、2個のエンドステーション1.2を有し、共通のビー
ムラインA1から分岐した2本の分岐ビームラインA2
.A3を通るイオンビームを2個のエンドステーション
1.2に対して交互にスキャン照射を行うようになって
おり、例えばエンドステーションlでのウェハへのスキ
ャン照射によるイオン注入中において、エンドステーシ
ョン2でのウェハの交換(搬出搬入)を行い、エンドス
テーション1でのウェハへのイオン注入が完了すると、
今度はエンドステーション2でのウェハへのイオン注入
を行い、このときにエンドステーション1でのウェハの
交換を行い、以降この動作を繰返すことになる。
以下、より詳しく説明する。
シーケンス部3は、CPUを含んで構成されるウェハ搬
送制御装置4ヘエンドステーシヲン1に対する搬送指令
を与える。この結果、ウェハ搬送制御装置4が例えばエ
ンドステーション1へ搬送制御信号を送り、エンドステ
ーションlではウェハの搬出搬入が行われる。
送制御装置4ヘエンドステーシヲン1に対する搬送指令
を与える。この結果、ウェハ搬送制御装置4が例えばエ
ンドステーション1へ搬送制御信号を送り、エンドステ
ーションlではウェハの搬出搬入が行われる。
エンドステーション1におけるウェハの搬出搬入が完了
すると、ウェハ搬送制御装置4が搬入完了信号をシーケ
ンス部3へ送ることになる。
すると、ウェハ搬送制御装置4が搬入完了信号をシーケ
ンス部3へ送ることになる。
搬入完了信号を受は取ると、シーケンス部3は、走査電
源5に対し出力切替指令を与えるとともに切替スイッチ
6に切替指令を与える。この結果、走査電源5は、エン
ドステージジンlの方へイオンビームをスキャン照射さ
せるための電圧を走査電極7に印加し、これによってイ
オンビームがエンドステーション1側でスキャン走査さ
れ、ウェハにイオン注入が行われることになる。一方、
切替スイッチ6の方は、a側に切替わり、ビーム電流変
換器8は、イオン注入中、エンドステーションl内のウ
ェハへ照射されるイオンビームのビーム電流を検出し、
それをビーム電流積算器9へ送る。
源5に対し出力切替指令を与えるとともに切替スイッチ
6に切替指令を与える。この結果、走査電源5は、エン
ドステージジンlの方へイオンビームをスキャン照射さ
せるための電圧を走査電極7に印加し、これによってイ
オンビームがエンドステーション1側でスキャン走査さ
れ、ウェハにイオン注入が行われることになる。一方、
切替スイッチ6の方は、a側に切替わり、ビーム電流変
換器8は、イオン注入中、エンドステーションl内のウ
ェハへ照射されるイオンビームのビーム電流を検出し、
それをビーム電流積算器9へ送る。
ビーム電流積算器9は、注入条件(ウェハサイズ、ドー
ズ量等)に対応した値が予め設定されてあり、ビーム電
流積算値が上記の設定値に達したときに、エンドステー
ションl内のウェハへのイオン注入が完了したものとし
て、注入完了信号をシーケンス部3へ送り、ビーム電流
積算器9をリセットする。
ズ量等)に対応した値が予め設定されてあり、ビーム電
流積算値が上記の設定値に達したときに、エンドステー
ションl内のウェハへのイオン注入が完了したものとし
て、注入完了信号をシーケンス部3へ送り、ビーム電流
積算器9をリセットする。
なお、ウェハ搬送制御装置4は、エンドステーション1
のウェハへのイオン注入が始まると、もう一方のエンド
ステーション2に対して搬送制御信号を与え、これによ
ってエンドステーション2でのウェハの搬出搬入が行わ
れる。ウェハの搬出搬入が完了すると、ウェハ搬送制御
装置4はシーケンス部3へ搬入完了信号を送ることにな
る。この搬出搬入動作は隣りのエンドステーション1で
のイオン注入期間内に完了する。
のウェハへのイオン注入が始まると、もう一方のエンド
ステーション2に対して搬送制御信号を与え、これによ
ってエンドステーション2でのウェハの搬出搬入が行わ
れる。ウェハの搬出搬入が完了すると、ウェハ搬送制御
装置4はシーケンス部3へ搬入完了信号を送ることにな
る。この搬出搬入動作は隣りのエンドステーション1で
のイオン注入期間内に完了する。
前記した注入完了信号がシーケンス部3に入力されると
、シーケンス部3は、エンドステーション2へのウェハ
の搬入を完了したことを示す搬入完了信号が入力されて
いることを確認した上で走査型?fM5に対し出力切替
指令を与えるとともに切替スイッチ6に対し切替指令を
与える。この結果、走査電源5および切替スイッチ6等
が上記と逆に動作し、エンドステーション2の方でイオ
ン注入が行われ、エンドステーション1の方でウェハの
IH出搬入が行われることになり、以降上記した一連の
動作を繰返すことになる。
、シーケンス部3は、エンドステーション2へのウェハ
の搬入を完了したことを示す搬入完了信号が入力されて
いることを確認した上で走査型?fM5に対し出力切替
指令を与えるとともに切替スイッチ6に対し切替指令を
与える。この結果、走査電源5および切替スイッチ6等
が上記と逆に動作し、エンドステーション2の方でイオ
ン注入が行われ、エンドステーション1の方でウェハの
IH出搬入が行われることになり、以降上記した一連の
動作を繰返すことになる。
このような従来のイオン注入装置は、2個のエンドステ
ーシロン1.2に対し、ビーム電流変換器8およびビー
ム電流積算器9が各々1個しか備えられていないため、
2個のエンドステーション1、 2があるにもかかわら
ず、両エンドステーション1.2のウェハに対して同一
の注入条件でしかイオン注入を行うことができなかった
。
ーシロン1.2に対し、ビーム電流変換器8およびビー
ム電流積算器9が各々1個しか備えられていないため、
2個のエンドステーション1、 2があるにもかかわら
ず、両エンドステーション1.2のウェハに対して同一
の注入条件でしかイオン注入を行うことができなかった
。
また、このイオン注入装置は、一方のエンドステーシロ
ン1内のウェハへのイオン注入が完了し、かつ他方のエ
ンドステーション2のウェハの搬出搬入が完了して初め
て走査電源5および切替スイッチ6に指令を与えてもう
一方のエンドステーション2内のウェハへのイオン注入
を開始するというシーケンスで動作させていたため、例
えばエンドステーション1が何らかの原因で故障し、イ
オン注入が不能となった場合、他方のエンドステーショ
ン2でのイオン注入に切替らず、両方のエンドステーシ
ョン1.2でのイオン注入を停止せざるを得なかった。
ン1内のウェハへのイオン注入が完了し、かつ他方のエ
ンドステーション2のウェハの搬出搬入が完了して初め
て走査電源5および切替スイッチ6に指令を与えてもう
一方のエンドステーション2内のウェハへのイオン注入
を開始するというシーケンスで動作させていたため、例
えばエンドステーション1が何らかの原因で故障し、イ
オン注入が不能となった場合、他方のエンドステーショ
ン2でのイオン注入に切替らず、両方のエンドステーシ
ョン1.2でのイオン注入を停止せざるを得なかった。
したがって、エンドステーション1,2のいずれか一方
が故障すると、それが回復するまで全くイオン注入を行
うことができなかった。
が故障すると、それが回復するまで全くイオン注入を行
うことができなかった。
なお、正常な方のエンドステーション2でイオン注入を
行うには、イオン注入装置をリセットすればよいが、イ
オン注入動作実行中のエンドステーション1が故障して
イオン注入が中断した場合に、もう一方のエンドステー
ション2でイオン注入を実行するには、ビーム電流積算
器9をリセットしなければならず、この結果中断した方
のウェハを廃棄しなければならず、ウェハが無駄になる
という問題がある。
行うには、イオン注入装置をリセットすればよいが、イ
オン注入動作実行中のエンドステーション1が故障して
イオン注入が中断した場合に、もう一方のエンドステー
ション2でイオン注入を実行するには、ビーム電流積算
器9をリセットしなければならず、この結果中断した方
のウェハを廃棄しなければならず、ウェハが無駄になる
という問題がある。
この発明の目的は、2個のエンドステーションで各々異
なった注入条件でイオン注入を行うことができ、また2
個のエンドステーションのうちいずれか一方が故障した
ときに正常な方のエンドステーシロンのみの単独運転を
行うことができ、かつそのためにウェハが無駄になるよ
うな支障が生じることがないイオン注入装置を提供する
ことである。
なった注入条件でイオン注入を行うことができ、また2
個のエンドステーションのうちいずれか一方が故障した
ときに正常な方のエンドステーシロンのみの単独運転を
行うことができ、かつそのためにウェハが無駄になるよ
うな支障が生じることがないイオン注入装置を提供する
ことである。
この発明のイオン注入装置は、共通のビームラインから
分岐した第1および第2の分岐ビームラインにそれぞれ
対向するように設置された第1および第2のエンドステ
ーションと、 前記第1および第2のエンドステーシロン内にそれぞれ
照射されるイオンビームのビーム電流を検出する第1お
よび第2のビーム電流変換器と、前記第1および第2の
ビーム電流変換器の出力をそれぞれ積算し各々その積算
値が注入条件に合わせて設定された第1および第2の設
定値にそれぞれ達したときに注入完了信号をそれぞれ出
力する第1および第2のビーム電流積算器と、前記第1
および第2のエンドステーションで交互にイオン注入を
行う交互注入モードと前記第1および第2のエンドステ
ーションでそれぞれ単独にイオン注入を行う単独注入モ
ードとのいずれかの注入モードを選択するモード選択ス
イッチと、前記交互注入モード時に前記第1および第2
のビーム電流積算器の出力を交互に選択し、前記単独注
入モード時に前記第1および第2のビーム電流積算器の
出力のいずれか一方のみを選択する切替スイッチと、 前記交互注入モード時に前記第1および第2のエンドス
テーションのいずれか一方でのイオン注入中に前記第1
および第2のエンドステーションのいずれか他方でのウ
ェハの搬出搬入を行い搬入搬出完了後に搬入完了信号を
出力し、前記単独注入モード時に前記第1および第2の
エンドステージョンのいずれか一方での注入完了後にそ
のエンドステーションでのウェハの搬出搬入を行い搬出
搬入完了後に搬入完了信号を出力するウェハ搬送制御装
置と、 前記交互注入モード時に前記第1および第2のエンドス
テーションへ交互にイオンビームを照射させるように走
査電極に電圧印加し、前記単独注入モード時に前記第1
および第2のエンドステーションのいずれか一方にイオ
ンビームを照射させるように前記走査電極へ電圧印加す
る走査電源と、前記モード選択スイッチの状態と注入完
了信号および搬入完了信号とに基づき、前記交互注入モ
ード時に前記第1および第2のエンドステーシコン内で
交互にイオン注入を行うとともに前記第1および第2の
エンドステーションのいずれか一方での注入中に前記第
1および第2のエンドステーションのいずれか他方での
ウェハの搬出搬入を行うように前記切替スイッチ、前記
ウェハ搬送制御装置および前記走査電源をシーケンス制
御し、前記単独注入モード時に前記第1および第2のエ
ンドステージ7ツンのいずれか一方でのイオン注入とウ
ェハの搬出搬入とを交互に行うように前記切替スイッチ
、前記ウェハ搬送制御装置および前記走査電源をシーケ
ンス制御するシーケンス制御部とを備えている。
分岐した第1および第2の分岐ビームラインにそれぞれ
対向するように設置された第1および第2のエンドステ
ーションと、 前記第1および第2のエンドステーシロン内にそれぞれ
照射されるイオンビームのビーム電流を検出する第1お
よび第2のビーム電流変換器と、前記第1および第2の
ビーム電流変換器の出力をそれぞれ積算し各々その積算
値が注入条件に合わせて設定された第1および第2の設
定値にそれぞれ達したときに注入完了信号をそれぞれ出
力する第1および第2のビーム電流積算器と、前記第1
および第2のエンドステーションで交互にイオン注入を
行う交互注入モードと前記第1および第2のエンドステ
ーションでそれぞれ単独にイオン注入を行う単独注入モ
ードとのいずれかの注入モードを選択するモード選択ス
イッチと、前記交互注入モード時に前記第1および第2
のビーム電流積算器の出力を交互に選択し、前記単独注
入モード時に前記第1および第2のビーム電流積算器の
出力のいずれか一方のみを選択する切替スイッチと、 前記交互注入モード時に前記第1および第2のエンドス
テーションのいずれか一方でのイオン注入中に前記第1
および第2のエンドステーションのいずれか他方でのウ
ェハの搬出搬入を行い搬入搬出完了後に搬入完了信号を
出力し、前記単独注入モード時に前記第1および第2の
エンドステージョンのいずれか一方での注入完了後にそ
のエンドステーションでのウェハの搬出搬入を行い搬出
搬入完了後に搬入完了信号を出力するウェハ搬送制御装
置と、 前記交互注入モード時に前記第1および第2のエンドス
テーションへ交互にイオンビームを照射させるように走
査電極に電圧印加し、前記単独注入モード時に前記第1
および第2のエンドステーションのいずれか一方にイオ
ンビームを照射させるように前記走査電極へ電圧印加す
る走査電源と、前記モード選択スイッチの状態と注入完
了信号および搬入完了信号とに基づき、前記交互注入モ
ード時に前記第1および第2のエンドステーシコン内で
交互にイオン注入を行うとともに前記第1および第2の
エンドステーションのいずれか一方での注入中に前記第
1および第2のエンドステーションのいずれか他方での
ウェハの搬出搬入を行うように前記切替スイッチ、前記
ウェハ搬送制御装置および前記走査電源をシーケンス制
御し、前記単独注入モード時に前記第1および第2のエ
ンドステージ7ツンのいずれか一方でのイオン注入とウ
ェハの搬出搬入とを交互に行うように前記切替スイッチ
、前記ウェハ搬送制御装置および前記走査電源をシーケ
ンス制御するシーケンス制御部とを備えている。
この発明の構成によれば、第1および第2のエンドステ
ーションに対し、第1および第2のビーム電流変換器と
第1および第2のビーム電流積算器とをそれぞれ独立に
設けているため、第1および第2のエンドステーション
で各々異なりた注入条件でイオン注入を行うことができ
る。
ーションに対し、第1および第2のビーム電流変換器と
第1および第2のビーム電流積算器とをそれぞれ独立に
設けているため、第1および第2のエンドステーション
で各々異なりた注入条件でイオン注入を行うことができ
る。
また、モード選択スイッチによってシーケンス部のシー
ケンス制御動作を選択する構成であるため、第1および
第2のエンドステーションのいずれか一方が故障して運
転不能となったときに、正常な方の単独運転に切替える
ことができる。しかも、ビーム電流変換器とビーム電流
積算器が2系統あるため、故障した方のエンドステーシ
ョンに対応するビーム電流積算器はリセツトする必要が
ないため、注入量のデータを保存することができ、した
がって故障した方のエンドステーションで故障復旧後注
入動作を再開して注入を完了させることができ、ウェハ
が無駄になることはない。
ケンス制御動作を選択する構成であるため、第1および
第2のエンドステーションのいずれか一方が故障して運
転不能となったときに、正常な方の単独運転に切替える
ことができる。しかも、ビーム電流変換器とビーム電流
積算器が2系統あるため、故障した方のエンドステーシ
ョンに対応するビーム電流積算器はリセツトする必要が
ないため、注入量のデータを保存することができ、した
がって故障した方のエンドステーションで故障復旧後注
入動作を再開して注入を完了させることができ、ウェハ
が無駄になることはない。
この発明の一実施例を第1図および第2図に基づいて説
明する。このイオン注入装置は、第1および第2のエン
ドステーション1.2と、第1および第2のビーム電流
変換器11.12と、第1および第2のビーム電流積算
器15.16と、モード選択スイッチ14と、切替スイ
ッチ17と、ウェハ搬送制御装置4と、走査電源5と、
シーケンス部10とを主要構成要素としている。
明する。このイオン注入装置は、第1および第2のエン
ドステーション1.2と、第1および第2のビーム電流
変換器11.12と、第1および第2のビーム電流積算
器15.16と、モード選択スイッチ14と、切替スイ
ッチ17と、ウェハ搬送制御装置4と、走査電源5と、
シーケンス部10とを主要構成要素としている。
第1#よび第2のエンドステーションl、2は、共通の
ビームラインA、から分岐した第1および第2の分岐ビ
ームラインA2.A3にそれぞれ対向するように設置さ
れている。
ビームラインA、から分岐した第1および第2の分岐ビ
ームラインA2.A3にそれぞれ対向するように設置さ
れている。
第1および第2のビーム電流変換器11.i2は、前記
第1および第2のエンドステーション1゜2内にそれぞ
れ照射されるイオンビームのビーム電流を検出する。
第1および第2のエンドステーション1゜2内にそれぞ
れ照射されるイオンビームのビーム電流を検出する。
第1および第2のビーム電流積算器15.16は、前記
第1および第2のビーム電流変換器11゜12の出力を
それぞれ積算し各々その積算値が注入条件に合わせて設
定された第1および第2の設定値にそれぞれ達したとき
に注入完了信号をそれぞれ出力する。
第1および第2のビーム電流変換器11゜12の出力を
それぞれ積算し各々その積算値が注入条件に合わせて設
定された第1および第2の設定値にそれぞれ達したとき
に注入完了信号をそれぞれ出力する。
モード選択スイッチ14は、前記第1および第2のエン
ドステーションL、 2で交互にイオン注入を行う交
互注入モードと前記第1および第2のエンドステーショ
ン1,2でそれぞれ単独にイオン注入を行う単独注入モ
ードとのいずれかの注入モードを選択する。
ドステーションL、 2で交互にイオン注入を行う交
互注入モードと前記第1および第2のエンドステーショ
ン1,2でそれぞれ単独にイオン注入を行う単独注入モ
ードとのいずれかの注入モードを選択する。
切替スイッチ14は、前記交互注入モード時に前記第1
および第2のビーム電流積算器15.16の出力を交互
に選択し、前記単独注入モード時に前記第1および第2
のビーム電流積算器15.18の出力のいずれか一方を
選択する。
および第2のビーム電流積算器15.16の出力を交互
に選択し、前記単独注入モード時に前記第1および第2
のビーム電流積算器15.18の出力のいずれか一方を
選択する。
ウェハ搬送制御装置4は、CPUを含んで構成され、前
記交互注入モード時に前記第1および第2のエンドステ
ーション1.2のいずれか一方でのイオン注入中に前記
第1および第2のエンドステーション1,2のいずれか
他方でのウェハの搬出搬入を行い搬入搬出完了後に搬入
完了信号を出力し、前記単独注入モード時に前記第1お
よび第2のエンドステーションl、 2のいずれか一
方での注入完了後にそのエンドステーション1.2での
ウェハの搬出搬入を行い搬出搬入完了後に搬入完了信号
を出力する。
記交互注入モード時に前記第1および第2のエンドステ
ーション1.2のいずれか一方でのイオン注入中に前記
第1および第2のエンドステーション1,2のいずれか
他方でのウェハの搬出搬入を行い搬入搬出完了後に搬入
完了信号を出力し、前記単独注入モード時に前記第1お
よび第2のエンドステーションl、 2のいずれか一
方での注入完了後にそのエンドステーション1.2での
ウェハの搬出搬入を行い搬出搬入完了後に搬入完了信号
を出力する。
走査電源5は、前記交互注入モード時に前記第1および
第2のエンドステーション1. 2へ交互にイオンビー
ムを照射させるように走査電極7に電圧印加し、前記単
独注入モード時に前記第1および第2のエンドステーシ
ョン1.2のいずれか一方にイオンビームを照射させる
ように前記走査電極7へ電圧印加する。
第2のエンドステーション1. 2へ交互にイオンビー
ムを照射させるように走査電極7に電圧印加し、前記単
独注入モード時に前記第1および第2のエンドステーシ
ョン1.2のいずれか一方にイオンビームを照射させる
ように前記走査電極7へ電圧印加する。
シーケンス部10は、前記モード選択スイッチ14の状
態と注入完了信号および搬入完了信号とに基づき、前記
交互注入モード時に前記第1および第2のエンドステー
ション1.2内で交互にイオン注入を行うとともに前記
第1および第2のエンドステーション1.2のいずれか
一方での注入中に前記第1および第2のエンドステーシ
ョン1゜2のいずれか他方でのウェハの搬出搬入を行う
ように前記切替スイッチ17.前記ウェハ搬送制御袋W
t4および前記走査型#5をシーケンス制御し。
態と注入完了信号および搬入完了信号とに基づき、前記
交互注入モード時に前記第1および第2のエンドステー
ション1.2内で交互にイオン注入を行うとともに前記
第1および第2のエンドステーション1.2のいずれか
一方での注入中に前記第1および第2のエンドステーシ
ョン1゜2のいずれか他方でのウェハの搬出搬入を行う
ように前記切替スイッチ17.前記ウェハ搬送制御袋W
t4および前記走査型#5をシーケンス制御し。
前記単独注入モード時に前記第1および第2のエンドス
テーション1,2のいずれか一方でのイオン注入とウェ
ハの搬出搬入とを交互に行うように前記切替スイッチ1
7.前記ウェハ搬送制御装置4および前記走査電源5を
シーケンス制御する。
テーション1,2のいずれか一方でのイオン注入とウェ
ハの搬出搬入とを交互に行うように前記切替スイッチ1
7.前記ウェハ搬送制御装置4および前記走査電源5を
シーケンス制御する。
このイオン注入装置は、イオンビームを第1および第2
のエンドステーション1,2に交互にスキャン照射を行
ったり、あるいはエンドステージ5ン1.2のいずれか
一方についてのみスキャン照射を行うことができるよう
になっている。この動作モード(交互注入モード、単独
注入モード)の選択は手動のモード選択スイッチ14を
切替えることにより任!に選択できる。
のエンドステーション1,2に交互にスキャン照射を行
ったり、あるいはエンドステージ5ン1.2のいずれか
一方についてのみスキャン照射を行うことができるよう
になっている。この動作モード(交互注入モード、単独
注入モード)の選択は手動のモード選択スイッチ14を
切替えることにより任!に選択できる。
交互注入モードのときは、エンドステーション1.2の
一方でのウェハへのスキャン照射によるイオン注入中に
おいて、エンドステーションl。
一方でのウェハへのスキャン照射によるイオン注入中に
おいて、エンドステーションl。
2の他方でのウェハの交換(搬出搬入)を行い、一方で
のウェハへのイオン注入が終了すると、今度は他方での
ウェハへのイオン注入を行い、このときに一方でウェハ
の交換を行い、以降このシーケンス動作を繰返すことに
なる。
のウェハへのイオン注入が終了すると、今度は他方での
ウェハへのイオン注入を行い、このときに一方でウェハ
の交換を行い、以降このシーケンス動作を繰返すことに
なる。
また、単独注入モードのときは、例えばエンドステーシ
ョン1のウェハへのイオン注入を完了した後、そのエン
ドステーション1におけるウェハの搬出搬入を行い、こ
れが完了した後再度イオン注入を行うというシーケンス
動作を繰返すことになる。
ョン1のウェハへのイオン注入を完了した後、そのエン
ドステーション1におけるウェハの搬出搬入を行い、こ
れが完了した後再度イオン注入を行うというシーケンス
動作を繰返すことになる。
なお、18.19は光/電気信号変換器であり、光/電
気信号変換器18は、ビーム電流変換器11゜12から
送られる光信号を電気信号に変換してビーム電流積算器
15.16へ渡す、光/電気信号変換器19はビーム電
流積算器15.16の出力(?!i気信号)を切替スイ
ッチ17を介して光信号に変換してシーケンス部10へ
送る。20は切替制御回路であり、モード選択スイッチ
!4の状態を検出して、シーケンス部lOへ送るととも
にシーケンス部10からの信号に基づいて、切替スイッ
チ17の状態を制御する。13は、ビーム電流積算器1
5.16.モード選択スイッチ14.切替スイッチ1フ
、切替制御回路20.光/電気信号変換器18.19を
含んで構成される電流積算・切替部である。
気信号変換器18は、ビーム電流変換器11゜12から
送られる光信号を電気信号に変換してビーム電流積算器
15.16へ渡す、光/電気信号変換器19はビーム電
流積算器15.16の出力(?!i気信号)を切替スイ
ッチ17を介して光信号に変換してシーケンス部10へ
送る。20は切替制御回路であり、モード選択スイッチ
!4の状態を検出して、シーケンス部lOへ送るととも
にシーケンス部10からの信号に基づいて、切替スイッ
チ17の状態を制御する。13は、ビーム電流積算器1
5.16.モード選択スイッチ14.切替スイッチ1フ
、切替制御回路20.光/電気信号変換器18.19を
含んで構成される電流積算・切替部である。
以下、より詳しく説明する。
モード選択スイッチ14をbの位置に切替えて交互注入
モードにしている場合、このイオン注入装置においては
、シーケンス部lOはCPUを含んで構成されるウェハ
搬送wI御装置4ヘエンドステーシッン1に対する搬送
指令を与える。この結果、ウェハ搬送制御装置4が例え
ばエンドステーション1へ搬送制御信号を送り、エンド
ステーション1ではウェハの搬出搬入が行われる。
モードにしている場合、このイオン注入装置においては
、シーケンス部lOはCPUを含んで構成されるウェハ
搬送wI御装置4ヘエンドステーシッン1に対する搬送
指令を与える。この結果、ウェハ搬送制御装置4が例え
ばエンドステーション1へ搬送制御信号を送り、エンド
ステーション1ではウェハの搬出搬入が行われる。
エンドステーシロン1におけるウェハの搬出搬入が完了
すると、ウェハ搬送制御装置4が搬入完了信号をシーケ
ンス部10へ送ることになる。
すると、ウェハ搬送制御装置4が搬入完了信号をシーケ
ンス部10へ送ることになる。
搬入完了信号を受は取ると、シーケンスi?fS10は
、走査電#5に対し出力切替指令を与えるとともに切替
スイッチ17に切替指令を与える。この結果、走査電源
5は、エンドステーション1の方へイオンビームをスキ
ャン照射させるための電圧を走査電極7に印加し、これ
によってイオンビームがエンドステーションl側でスキ
ャン走査され、ウェハにイオン注入が行われることにな
る。一方、切替スイッチ17の方はa側に切替わり、ビ
ーム電流積算器11がシーケンス部10に接続されるこ
とになる。この状態では、イオン注入中のエンドステー
ション1のウェハへ照射されるイオンビームのビーム電
流をビーム電流変換器11が検出し、それをビーム電流
積算器15へ送る。
、走査電#5に対し出力切替指令を与えるとともに切替
スイッチ17に切替指令を与える。この結果、走査電源
5は、エンドステーション1の方へイオンビームをスキ
ャン照射させるための電圧を走査電極7に印加し、これ
によってイオンビームがエンドステーションl側でスキ
ャン走査され、ウェハにイオン注入が行われることにな
る。一方、切替スイッチ17の方はa側に切替わり、ビ
ーム電流積算器11がシーケンス部10に接続されるこ
とになる。この状態では、イオン注入中のエンドステー
ション1のウェハへ照射されるイオンビームのビーム電
流をビーム電流変換器11が検出し、それをビーム電流
積算器15へ送る。
ビーム電流積算器15は、注入条件(ウェハサイズ、ド
ーズ量等)に対応した値が予め設定されてあり、ビーム
電流積算値が上記の設定値に達したときにエンドステー
ション1内のウェハへのイオン注入が完了したものとし
て、注入完了信号をシーケンス部10へ送り、ビーム電
流積算器15をリセットする。
ーズ量等)に対応した値が予め設定されてあり、ビーム
電流積算値が上記の設定値に達したときにエンドステー
ション1内のウェハへのイオン注入が完了したものとし
て、注入完了信号をシーケンス部10へ送り、ビーム電
流積算器15をリセットする。
なお、ウェハ搬送制御装置4は、エンドステーション1
のウェハへのイオン注入が始まると、もう一方のエンド
ステーション2に対して搬送制御信号を与え、これによ
ってエンドステーション2でウェハの搬出搬入が行われ
る。ウェハの搬出1般入が完了すると、ウェハ搬送制御
装置4はシーケンス部10へ搬入完了信号を送ることに
なる。この搬出搬入動作は隣りのエンドステーション1
でのイオン注入期間内に完了する。
のウェハへのイオン注入が始まると、もう一方のエンド
ステーション2に対して搬送制御信号を与え、これによ
ってエンドステーション2でウェハの搬出搬入が行われ
る。ウェハの搬出1般入が完了すると、ウェハ搬送制御
装置4はシーケンス部10へ搬入完了信号を送ることに
なる。この搬出搬入動作は隣りのエンドステーション1
でのイオン注入期間内に完了する。
また、イオン注入を行っていないエンドステーション2
に接続されたビーム電流変換器12およびビーム電流積
算器16は各々ビーム電流を検出し、積算する動作を行
うが、イオン注入を行っていないため、各々出力はゼロ
であり、また切替スイッチ17によって全く無視される
。
に接続されたビーム電流変換器12およびビーム電流積
算器16は各々ビーム電流を検出し、積算する動作を行
うが、イオン注入を行っていないため、各々出力はゼロ
であり、また切替スイッチ17によって全く無視される
。
前記した注入完了信号がシーケンス部10に入力される
と、シーケンス部10は、エンドステーション1へのウ
ェハの搬出搬入を完了したことを示す搬入完了信号が入
力されていることをli!認した上で走査電#5に対し
出力切替指令を与えるとともに切替スイッチ17に対し
切替指令を与える。
と、シーケンス部10は、エンドステーション1へのウ
ェハの搬出搬入を完了したことを示す搬入完了信号が入
力されていることをli!認した上で走査電#5に対し
出力切替指令を与えるとともに切替スイッチ17に対し
切替指令を与える。
この結果、走査電R5は、エンドステーション2の方へ
イオンビームをスキャン照射させるための電圧を走査電
極7に印加し、これによってイオンビームがエンドステ
ーション2側でスキャン走査され、ウェハにイオン注入
が行われることになる。
イオンビームをスキャン照射させるための電圧を走査電
極7に印加し、これによってイオンビームがエンドステ
ーション2側でスキャン走査され、ウェハにイオン注入
が行われることになる。
一方、切替スイッチ17の方は、b側に切替わり、ビー
ム電流積算器12がシーケンス部10に接続されること
になる。この状態では、イオン注入中のエンドステーシ
ョン2内のウェハへ照射されるイオンビームのビーム電
流をビーム電流変換器12が検出し、それをビーム電流
積算器16へ送る。
ム電流積算器12がシーケンス部10に接続されること
になる。この状態では、イオン注入中のエンドステーシ
ョン2内のウェハへ照射されるイオンビームのビーム電
流をビーム電流変換器12が検出し、それをビーム電流
積算器16へ送る。
ビーム電流積算器16は、注入条件(ウェハサイズ、ド
ーズ量等)に対応した値が予め設定されてあり、ビーム
電流積算値が上記の設定値に達したときに、エンドステ
ーション2内のウェハへのイオン注入が完了したものと
して、注入完了信号をシーケンス部10へ送り、ビーム
電流積算器16をリセットする。
ーズ量等)に対応した値が予め設定されてあり、ビーム
電流積算値が上記の設定値に達したときに、エンドステ
ーション2内のウェハへのイオン注入が完了したものと
して、注入完了信号をシーケンス部10へ送り、ビーム
電流積算器16をリセットする。
なお、ウェハ搬送制御装置4は、エンドステーション1
のウェハへのイオン注入が始まると、もう一方のエンド
ステージ5ン1に対して搬送制御信号を与え、これによ
ってエンドステーション1でウェハの搬出搬入が行われ
る。ウェハの搬出搬入が完了すると、ウェハ搬送制御装
置4はシーケンス部10へ搬入完了信号を送ることにな
る。この搬出搬入動作は隣りのエンドステーション2で
のイオン注入期間内に完了する。
のウェハへのイオン注入が始まると、もう一方のエンド
ステージ5ン1に対して搬送制御信号を与え、これによ
ってエンドステーション1でウェハの搬出搬入が行われ
る。ウェハの搬出搬入が完了すると、ウェハ搬送制御装
置4はシーケンス部10へ搬入完了信号を送ることにな
る。この搬出搬入動作は隣りのエンドステーション2で
のイオン注入期間内に完了する。
また、イオン注入を行っていないエンドステーシロンl
に接続されたビーム電流変換器11.ビーム電流積算器
15については前記と同様に無視される。
に接続されたビーム電流変換器11.ビーム電流積算器
15については前記と同様に無視される。
前記した注入完了信号がシーケンス部10に入力される
と、前記と同様の動作を繰返すことになり、エンドステ
ーション1,2内のウェハが順次交互にイオン注入され
、また順次交互に搬出搬入されることになる。
と、前記と同様の動作を繰返すことになり、エンドステ
ーション1,2内のウェハが順次交互にイオン注入され
、また順次交互に搬出搬入されることになる。
つぎに、モード選択スイッチ14をa側に切替えて例え
ばエンドステーション1による単独注入モードにしてい
る場合、シーケンス部10は、ウェハ搬送装置4に対し
てエンドステーションlへの搬送指令を与える。この結
果、ウェハ搬送制御装置4は、エンドステーション1へ
搬送制御信号を送り、エンドステーション1ではウェハ
の搬出願人が行われる。
ばエンドステーション1による単独注入モードにしてい
る場合、シーケンス部10は、ウェハ搬送装置4に対し
てエンドステーションlへの搬送指令を与える。この結
果、ウェハ搬送制御装置4は、エンドステーション1へ
搬送制御信号を送り、エンドステーション1ではウェハ
の搬出願人が行われる。
エンドステーション1におけるウェハのtlll搬出が
完了すると、ウェハ搬送制御装置4が搬入完了信号をシ
ーケンス部10へ送ることになる。
完了すると、ウェハ搬送制御装置4が搬入完了信号をシ
ーケンス部10へ送ることになる。
搬入完了信号を受は取ると、シーケンス部10は走査電
源5に対し出力切替指令を与えるとともに、切替スイッ
チ17に切替指令を与える。この結果、走査電源5はエ
ンドステーション1の方へイオンビームをスキャン照射
させるための電圧を走査電極5に印加し、これによって
イオンビームがエンドステーション1側でスキャン走査
され、ウェハにイオン注入が行われることになる。一方
、切替スイッチ17の方は、a側に切替わり、ビーム電
流積算器11がシーケンス部10に接続されることにな
る。この状態では、イオン注入中のエンドステーション
1内のウェハへ照射されるイオンビームのビーム電流を
ビーム電流変換器11が検出し、それをビーム電流積算
器15へ送る。
源5に対し出力切替指令を与えるとともに、切替スイッ
チ17に切替指令を与える。この結果、走査電源5はエ
ンドステーション1の方へイオンビームをスキャン照射
させるための電圧を走査電極5に印加し、これによって
イオンビームがエンドステーション1側でスキャン走査
され、ウェハにイオン注入が行われることになる。一方
、切替スイッチ17の方は、a側に切替わり、ビーム電
流積算器11がシーケンス部10に接続されることにな
る。この状態では、イオン注入中のエンドステーション
1内のウェハへ照射されるイオンビームのビーム電流を
ビーム電流変換器11が検出し、それをビーム電流積算
器15へ送る。
ビーム電流積算器15は、ビーム電流積算値が設定値に
達したときに、エンドステーションl内のウェハへのイ
オン注入が完了したものとして、注入完了信号をシーケ
ンス部lOへ送り、ビーム電流積算器15をリセットす
る。
達したときに、エンドステーションl内のウェハへのイ
オン注入が完了したものとして、注入完了信号をシーケ
ンス部lOへ送り、ビーム電流積算器15をリセットす
る。
注入完了信号をシーケンス部10が受は取ると、シーケ
ンス部10は、ウェハ搬送制御装置4ヘエンドステーシ
ツン1への搬送指令を与える。以降、上記の動作を繰返
す。
ンス部10は、ウェハ搬送制御装置4ヘエンドステーシ
ツン1への搬送指令を与える。以降、上記の動作を繰返
す。
エンドステーション2の単独注入モードのときも同様で
ある。
ある。
この実施例のイオン注入装置は、第1および第2のエン
ドステーション1.2に対し、第1および第2のビーム
電流変換器11.12と第1および第2のビーム電流積
算器15.16とをそれぞれ独立に設けているため、第
1および第2のエンドステーション1,2で各々異なっ
た注入条件でイオン注入を行うことができる。
ドステーション1.2に対し、第1および第2のビーム
電流変換器11.12と第1および第2のビーム電流積
算器15.16とをそれぞれ独立に設けているため、第
1および第2のエンドステーション1,2で各々異なっ
た注入条件でイオン注入を行うことができる。
また、モード選択スイッチ14によってシーケンス部1
0のシーケンス制御動作を選択する構成であるため、第
1および第2のエンドステーション1.2のいずれか一
方が故障して運転不能となったときに、正常な方の単独
運転に切替えることができる。しかも、ビーム電流変換
器11.12とビーム電流積算器15.16が2系統あ
るため、故障した方のエンドステーション1.2に対応
するビーム電流積算器1り、16はリセットする必要が
ないため、注入量のデータを保存することができ、した
がって故障した方のエンドステーション1.2で故障復
旧後注入動作を再開して注入を完了させることができ、
ウェハが無駄なることはない。
0のシーケンス制御動作を選択する構成であるため、第
1および第2のエンドステーション1.2のいずれか一
方が故障して運転不能となったときに、正常な方の単独
運転に切替えることができる。しかも、ビーム電流変換
器11.12とビーム電流積算器15.16が2系統あ
るため、故障した方のエンドステーション1.2に対応
するビーム電流積算器1り、16はリセットする必要が
ないため、注入量のデータを保存することができ、した
がって故障した方のエンドステーション1.2で故障復
旧後注入動作を再開して注入を完了させることができ、
ウェハが無駄なることはない。
この発明のイオン注入装置によれば、第1および第2の
エンドステーションに対し、第1および第2のビーム電
流変換器と第1および第2のビーム電流積算器とをそれ
ぞれ独立に設けているため、第1および第2のエンドス
テーションで各々異なった注入条件でイオン注入を行う
ことができる。
エンドステーションに対し、第1および第2のビーム電
流変換器と第1および第2のビーム電流積算器とをそれ
ぞれ独立に設けているため、第1および第2のエンドス
テーションで各々異なった注入条件でイオン注入を行う
ことができる。
また、モード選択スイッチによってシーケンス部のシー
ケンス制御動作を選択する構成であるため、第1および
第2のエンドステーションのいずれか一方が故障して運
転不能となったときに、正常な方の単独運転に切替える
ことができる。しかも、ビーム電流変換器とビーム電流
積算器が2系統あるため、故障した方のエンドステーシ
ョンに対応するビーム電流積算器はリセットする必要が
ないため、注入量のデータを保存することができ、した
がって故障した方のエンドステーションで故障復旧後注
入動作を再開して注入を完了させることができ、ウェハ
が無駄になることはない。
ケンス制御動作を選択する構成であるため、第1および
第2のエンドステーションのいずれか一方が故障して運
転不能となったときに、正常な方の単独運転に切替える
ことができる。しかも、ビーム電流変換器とビーム電流
積算器が2系統あるため、故障した方のエンドステーシ
ョンに対応するビーム電流積算器はリセットする必要が
ないため、注入量のデータを保存することができ、した
がって故障した方のエンドステーションで故障復旧後注
入動作を再開して注入を完了させることができ、ウェハ
が無駄になることはない。
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第2図は第1図の要部の具体的なブロック図、第3図は
従来のイオン注入装置の構成の一例を示すブロック図で
ある。 1.2・・・エンドステーション、4・・・ウェハ搬送
制御装置、5・・・走査電源、7・・・走査電極、10
・・・シーケンス部、11.12・・・ビーム電流変換
車、14・・・モード選択スイッチ、15.16・・・
ビーム電流積算器、17・・・切替スイッチ。 第1図 第2図 第3図
第2図は第1図の要部の具体的なブロック図、第3図は
従来のイオン注入装置の構成の一例を示すブロック図で
ある。 1.2・・・エンドステーション、4・・・ウェハ搬送
制御装置、5・・・走査電源、7・・・走査電極、10
・・・シーケンス部、11.12・・・ビーム電流変換
車、14・・・モード選択スイッチ、15.16・・・
ビーム電流積算器、17・・・切替スイッチ。 第1図 第2図 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 共通のビームラインから分岐した第1および第2の分岐
ビームラインにそれぞれ対向するように設置された第1
および第2のエンドステーションと、 前記第1および第2のエンドステーション内にそれぞれ
照射されるイオンビームのビーム電流を検出する第1お
よび第2のビーム電流変換器と、前記第1および第2の
ビーム電流変換器の出力をそれぞれ積算し各々その積算
値が注入条件に合わせて設定された第1および第2の設
定値にそれぞれ達したときに注入完了信号をそれぞれ出
力する第1および第2のビーム電流積算器と、 前記第1および第2のエンドステーションで交互にイオ
ン注入を行う交互注入モードと前記第1および第2のエ
ンドステーションでそれぞれ単独にイオン注入を行う単
独注入モードとのいずれかの注入モードを選択するモー
ド選択スイッチと、前記交互注入モード時に前記第1お
よび第2のビーム電流積算器の出力を交互に選択し、前
記単独注入モード時に前記第1および第2のビーム電流
積算器の出力のいずれか一方のみを選択する切替スイッ
チと、 前記交互注入モード時に前記第1および第2のエンドス
テーションのいずれか一方でのイオン注入中に前記第1
および第2のエンドステーションのいずれか他方でのウ
ェハの搬出搬入を行い搬入搬出完了後に搬入完了信号を
出力し、前記単独注入モード時に前記第1および第2の
エンドステーションのいずれか一方での注入完了後にそ
のエンドステーションでのウェハの搬出搬入を行い搬出
搬入完了後に搬入完了信号を出力するウェハ搬送制御装
置と、 前記交互注入モード時に前記第1および第2のエンドス
テーションへ交互にイオンビームを照射させるように走
査電極に電圧印加し、前記単独注入モード時に前記第1
および第2のエンドステーションのいずれか一方にイオ
ンビームを照射させるように前記走査電極へ電圧印加す
る走査電源と、前記モード選択スイッチの状態と注入完
了信号および搬入完了信号とに基づき、前記交互注入モ
ード時に前記第1および第2のエンドステーション内で
交互にイオン注入を行うとともに前記第1および第2の
エンドステーションのいずれか一方での注入中に前記第
1および第2のエンドステーションのいずれか他方での
ウェハの搬出搬入を行うように前記切替スイッチ、前記
ウェハ搬送制御装置および前記走査電源をシーケンス制
御し、前記単独注入モード時に前記第1および第2のエ
ンドステーションのいずれか一方でのイオン注入とウェ
ハの搬出搬入とを交互に行うように前記切替スイッチ、
前記ウェハ搬送制御装置および前記走査電源をシーケン
ス制御するシーケンス部とを備えたイオン注入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61240875A JPS6396857A (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | イオン注入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61240875A JPS6396857A (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | イオン注入装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6396857A true JPS6396857A (ja) | 1988-04-27 |
Family
ID=17065994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61240875A Pending JPS6396857A (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | イオン注入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6396857A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0343714A (ja) * | 1989-07-12 | 1991-02-25 | Bridgestone Corp | 光の透過度が変化する窓 |
US5612803A (en) * | 1993-04-27 | 1997-03-18 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device with polymeric walls and a production method for the same |
-
1986
- 1986-10-09 JP JP61240875A patent/JPS6396857A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0343714A (ja) * | 1989-07-12 | 1991-02-25 | Bridgestone Corp | 光の透過度が変化する窓 |
US5612803A (en) * | 1993-04-27 | 1997-03-18 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device with polymeric walls and a production method for the same |
US5739889A (en) * | 1993-04-27 | 1998-04-14 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device and a production method for the same |
US5751382A (en) * | 1993-04-27 | 1998-05-12 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display input/output device |
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