JPS6385103A - 紡糸口金 - Google Patents
紡糸口金Info
- Publication number
- JPS6385103A JPS6385103A JP22703686A JP22703686A JPS6385103A JP S6385103 A JPS6385103 A JP S6385103A JP 22703686 A JP22703686 A JP 22703686A JP 22703686 A JP22703686 A JP 22703686A JP S6385103 A JPS6385103 A JP S6385103A
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- Japan
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- spinneret
- holes
- holder
- alloy
- spinning
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- Pending
Links
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Landscapes
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、主として湿式紡糸法に於いて用いる紡糸口金
の改良に関する。
の改良に関する。
(従来の技術)
従来より湿式紡糸法に用いられている一般的な紡糸口金
は、第3図に示す如く、外周縁にフランジ1を有する縦
断面皿形形状をなしていて、この紡糸口金2は外形12
0mにつき直径0.06鶴の吐出孔3が0.5■lピツ
チで約3万個穿設されている。
は、第3図に示す如く、外周縁にフランジ1を有する縦
断面皿形形状をなしていて、この紡糸口金2は外形12
0mにつき直径0.06鶴の吐出孔3が0.5■lピツ
チで約3万個穿設されている。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、湿式紡糸法の場合、紡糸圧力は通常10kg
/cj前後であるが、高い時には100〜200 kg
/dにも達し、前記紡糸口金2、は第4図に示す如く、
吐出面4が球面状に下方に膨出するので、紡糸口金2の
中央部と外周部での凝固条件が異なったり、又特に外周
部付近では糸同士のくっつきが生じるなどの欠点がある
。この為、紡糸口金2の板厚を厚くすることが考えられ
るが、紡糸圧力が200 kg /−に達する場合を想
定すると、紡糸口金2の直径が120flの場合には前
記の如く吐出面4を湾曲させない為に、板厚は少なくと
も20mm程度必要とする。
/cj前後であるが、高い時には100〜200 kg
/dにも達し、前記紡糸口金2、は第4図に示す如く、
吐出面4が球面状に下方に膨出するので、紡糸口金2の
中央部と外周部での凝固条件が異なったり、又特に外周
部付近では糸同士のくっつきが生じるなどの欠点がある
。この為、紡糸口金2の板厚を厚くすることが考えられ
るが、紡糸圧力が200 kg /−に達する場合を想
定すると、紡糸口金2の直径が120flの場合には前
記の如く吐出面4を湾曲させない為に、板厚は少なくと
も20mm程度必要とする。
然し乍ら、板厚20龍程度の紡糸口金に数万個の吐出孔
を穿設することは、技術的に非常に困難である。なぜな
らば、例えば外径120mの紡糸口金に2万個の紡糸孔
を穿設することを想定すると、孔径約0.5鶴、深さ1
9龍、紡糸孔間隔0.71mの盲状の原液導入孔を穿設
し、次いでその先端部に吐出孔を貫通穿設することにな
るので、寸法精度が出にくり、加工技術上大変難しいも
めである=。また、紡糸口金は一般にAu−Pt合金、
Au−Pt−Rh合金又はTaを用いているので、材料
費が高く、紡糸孔以外の部分に高価な材料が使用されて
、無駄が多い。
を穿設することは、技術的に非常に困難である。なぜな
らば、例えば外径120mの紡糸口金に2万個の紡糸孔
を穿設することを想定すると、孔径約0.5鶴、深さ1
9龍、紡糸孔間隔0.71mの盲状の原液導入孔を穿設
し、次いでその先端部に吐出孔を貫通穿設することにな
るので、寸法精度が出にくり、加工技術上大変難しいも
めである=。また、紡糸口金は一般にAu−Pt合金、
Au−Pt−Rh合金又はTaを用いているので、材料
費が高く、紡糸孔以外の部分に高価な材料が使用されて
、無駄が多い。
(発明の目的)
本発明は、上記問題点を解決すべくなされたものであり
、湿式紡糸法で紡糸圧力が200 kg / calに
達する場合に於いても、紡糸口金が湾曲せず、安定した
糸を得ることのできる安価な紡糸口金を提供することを
目的とするものである。
、湿式紡糸法で紡糸圧力が200 kg / calに
達する場合に於いても、紡糸口金が湾曲せず、安定した
糸を得ることのできる安価な紡糸口金を提供することを
目的とするものである。
(問題点を解決するたその手段)
上記問題点を解決するための本発明の紡糸口金は、紡糸
口金板が口金ホルダーに結合されて成る紡糸口金に於い
て、前記口金ホルダーが耐食性鋼材から成り、該口金ホ
ルダーに多数のフランジ付貫通孔を有し、この貫通孔に
多数の紡糸孔を有するAu−Pt系合金又はTaから成
る紡糸口金板が嵌入されてその外周部フランジにろう付
又は溶接されていることを特徴とするものである。
口金板が口金ホルダーに結合されて成る紡糸口金に於い
て、前記口金ホルダーが耐食性鋼材から成り、該口金ホ
ルダーに多数のフランジ付貫通孔を有し、この貫通孔に
多数の紡糸孔を有するAu−Pt系合金又はTaから成
る紡糸口金板が嵌入されてその外周部フランジにろう付
又は溶接されていることを特徴とするものである。
(作用)
本発明の紡糸口金は上記の如く口金ホルダーが耐食性鋼
材から成り、紡糸口金板がAu−Pt系合金又はTaか
ら成るので、厚みが薄くとも高い紡糸圧力に耐えること
ができ、球面状に下方に膨出変形することがないので安
定した紡糸ができる。
材から成り、紡糸口金板がAu−Pt系合金又はTaか
ら成るので、厚みが薄くとも高い紡糸圧力に耐えること
ができ、球面状に下方に膨出変形することがないので安
定した紡糸ができる。
(実施例)
本発明による紡糸口金の実施例を第1図によって説明す
ると、11はステンレス鋼等の耐食性鋼材、例えばハス
テロイCより成る上部径130鶴、吐出面側径120鶴
、厚さ101諺の断面皿形の口金ホルダーで、この口金
ホルダー11に、内側に幅1鶴のフランジ12を有する
直径1011の貫通孔13が136個設けられている。
ると、11はステンレス鋼等の耐食性鋼材、例えばハス
テロイCより成る上部径130鶴、吐出面側径120鶴
、厚さ101諺の断面皿形の口金ホルダーで、この口金
ホルダー11に、内側に幅1鶴のフランジ12を有する
直径1011の貫通孔13が136個設けられている。
各貫通孔13には、孔径0.5nの原液導入孔14及び
これに連なる孔径0.06mの吐出孔15より成る紡糸
孔16が0.6n間隔に150個穿設された直径12鰭
、厚さ0.7m1mの円盤状のAu−Pt40w t%
合金板の紡糸口金板17が嵌入されてその外周がフラン
ジ12にろう付されている。
これに連なる孔径0.06mの吐出孔15より成る紡糸
孔16が0.6n間隔に150個穿設された直径12鰭
、厚さ0.7m1mの円盤状のAu−Pt40w t%
合金板の紡糸口金板17が嵌入されてその外周がフラン
ジ12にろう付されている。
このように構成された実施例の紡糸口金18は、口金ホ
ルダー11がハステロイCより成り、紡糸口金板17だ
けが高価なAu−Pt40wt%合金より成るので、厚
みが薄くとも高い紡糸圧力に耐えることができ、吐出孔
面が球面状に下方に膨出変形することがなく、安定した
紡糸ができる。
ルダー11がハステロイCより成り、紡糸口金板17だ
けが高価なAu−Pt40wt%合金より成るので、厚
みが薄くとも高い紡糸圧力に耐えることができ、吐出孔
面が球面状に下方に膨出変形することがなく、安定した
紡糸ができる。
上記実施例の紡糸口金18は、紡糸口金板17の吐出面
17aが断面皿形の口金ホルダー11の下面と面一に配
されているが、他の実施例としては、第2図に示す如く
円盤状の口金ホルダー11′にフランジ12を有する貫
通孔13を穿設し、その貫通孔13の上部に紡糸口金板
17を嵌入してその外周をフランジ12に溶接し、貫通
孔13の下方に拡開したものがある。
17aが断面皿形の口金ホルダー11の下面と面一に配
されているが、他の実施例としては、第2図に示す如く
円盤状の口金ホルダー11′にフランジ12を有する貫
通孔13を穿設し、その貫通孔13の上部に紡糸口金板
17を嵌入してその外周をフランジ12に溶接し、貫通
孔13の下方に拡開したものがある。
尚、上記実施例では口金ホルダー11がハステロイCよ
り成るが、耐食性鋼材ならば、いかなるものでも良い。
り成るが、耐食性鋼材ならば、いかなるものでも良い。
また紡糸口金板17がA u −P t40wt%合金
より成るが、これに限るものはな(、Au−pt系合金
ならいかなるものでも良く、或いはTaでも良いもので
ある。さらに紡糸口金板17は貫通孔13のフランジ1
2にろう付しているが、溶接しても良いものである。
より成るが、これに限るものはな(、Au−pt系合金
ならいかなるものでも良く、或いはTaでも良いもので
ある。さらに紡糸口金板17は貫通孔13のフランジ1
2にろう付しているが、溶接しても良いものである。
(発明の効果)
以上の説明で判るように、本発明の紡糸口金は、口金ホ
ルダーが耐食性鋼材より成り、紡糸口金板のみAu−P
t系合金又はTaより成るので、厚みが薄くても湿式紡
糸時の高い紡糸圧力に耐えることができて吐出面が球面
状に下方に膨出変形することがなく、安定した紡糸がで
きる。また本発明の紡糸口金は、口金ホルダーのフラン
ジ付貫通孔に紡糸口金を嵌入し、その外周をフランジに
ろう付又は溶接するだけで作られるので、極めて容易に
且つ安価に製作できる等の優れた効果がある。
ルダーが耐食性鋼材より成り、紡糸口金板のみAu−P
t系合金又はTaより成るので、厚みが薄くても湿式紡
糸時の高い紡糸圧力に耐えることができて吐出面が球面
状に下方に膨出変形することがなく、安定した紡糸がで
きる。また本発明の紡糸口金は、口金ホルダーのフラン
ジ付貫通孔に紡糸口金を嵌入し、その外周をフランジに
ろう付又は溶接するだけで作られるので、極めて容易に
且つ安価に製作できる等の優れた効果がある。
第1図は本発明による紡糸口金の一実施例を示す一部縦
断面図、第2図は他の実施例を示す一部縦断面図、第3
図は従来の紡糸口金を示す一部縦断面図、第4図はその
紡糸口金の変形状態を示す一部縦断面図である。 第1図 第2図 11・・・口金ホルダー 12・・・フランジ 13・・・貫通了し 18・・・紡糸口金 第3図 第4図
断面図、第2図は他の実施例を示す一部縦断面図、第3
図は従来の紡糸口金を示す一部縦断面図、第4図はその
紡糸口金の変形状態を示す一部縦断面図である。 第1図 第2図 11・・・口金ホルダー 12・・・フランジ 13・・・貫通了し 18・・・紡糸口金 第3図 第4図
Claims (1)
- 紡糸口金板が口金ホルダーに結合保持されて成る紡糸口
金に於いて、前記口金ホルダーが耐食性鋼材から成り、
該口金ホルダーに多数のフランジ付貫通孔を有し、この
フランジ付貫通孔に多数の紡糸孔を有するAu−Pt系
合金又はTaから成る紡糸口金板が嵌入されてその外周
がフランジにろう付又は溶接されていることを特徴とす
る紡糸口金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22703686A JPS6385103A (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | 紡糸口金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22703686A JPS6385103A (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | 紡糸口金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6385103A true JPS6385103A (ja) | 1988-04-15 |
Family
ID=16854521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22703686A Pending JPS6385103A (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | 紡糸口金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6385103A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1994028210A1 (en) * | 1993-05-24 | 1994-12-08 | Courtaulds Fibres (Holdings) Limited | Spinnerette |
JP2009013533A (ja) * | 2007-07-05 | 2009-01-22 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 光ファイバの紡糸装置および光ファイバの製造方法 |
-
1986
- 1986-09-25 JP JP22703686A patent/JPS6385103A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1994028210A1 (en) * | 1993-05-24 | 1994-12-08 | Courtaulds Fibres (Holdings) Limited | Spinnerette |
EP0756025A2 (en) * | 1993-05-24 | 1997-01-29 | Courtaulds Fibres (Holdings) Limited | Spinnerette |
US5652001A (en) * | 1993-05-24 | 1997-07-29 | Courtaulds Fibres Limited | Spinnerette |
EP0756025A3 (en) * | 1993-05-24 | 1998-03-11 | Courtaulds Fibres (Holdings) Limited | Spinnerette |
AU689107B2 (en) * | 1993-05-24 | 1998-03-26 | Courtaulds Fibres (Holdings) Limited | Spinnerette |
JP2009013533A (ja) * | 2007-07-05 | 2009-01-22 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 光ファイバの紡糸装置および光ファイバの製造方法 |
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