JPS6384083A - 半導体素子 - Google Patents
半導体素子Info
- Publication number
- JPS6384083A JPS6384083A JP61229249A JP22924986A JPS6384083A JP S6384083 A JPS6384083 A JP S6384083A JP 61229249 A JP61229249 A JP 61229249A JP 22924986 A JP22924986 A JP 22924986A JP S6384083 A JPS6384083 A JP S6384083A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- forbidden band
- band width
- layer
- diode
- region
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Light Receiving Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の属する分野の説明〕
本発明は非単結晶質からなる半導体素子に関するもので
ある。
ある。
従来、禁制帯幅が傾斜した禁制帯構造を有するダイオー
ドは、周波数応答を速くすることや、フォトダイオード
の光応答性を速(するために提案されていたが、結晶半
導体、特にGaAS(A1)半導体でのみ行われていた
にすぎない。
ドは、周波数応答を速くすることや、フォトダイオード
の光応答性を速(するために提案されていたが、結晶半
導体、特にGaAS(A1)半導体でのみ行われていた
にすぎない。
(F、 CAPASSO,5URFACE 5cien
ce 142 (1984) 513−528)G a
A s (A I )半導体を用いる場合、ダイオー
ドは、基板上に分子線エピタキシー法で作られていた。
ce 142 (1984) 513−528)G a
A s (A I )半導体を用いる場合、ダイオー
ドは、基板上に分子線エピタキシー法で作られていた。
分子線エピタキシー法は、超高真空を必要とし、また、
半導体膜の堆積速度も遅い。
半導体膜の堆積速度も遅い。
さらに、大面積化には不向きであり、量産化が困難であ
った。加えてGaやA sは毒性も強く、工業的に取り
扱うには問題の多い材料である。
った。加えてGaやA sは毒性も強く、工業的に取り
扱うには問題の多い材料である。
一方、工業的には安価で半導体素子に多(使われている
Si、Geは、結晶では格子定数が異なるため、混合し
て欠陥のない単結晶を作ることが困難であった。ところ
が、S iGeの合金は、非晶質半導体の分野では、広
く研究されている。
Si、Geは、結晶では格子定数が異なるため、混合し
て欠陥のない単結晶を作ることが困難であった。ところ
が、S iGeの合金は、非晶質半導体の分野では、広
く研究されている。
非晶質半導体の場合、格子定数を考える必要はなく、ま
た構造的な自由度も高・い、水素またはフッ素などのハ
ロゲン原子を導入すれば未結合手を補償することができ
、欠陥密度の少ない5iGe合金を得ることができる。
た構造的な自由度も高・い、水素またはフッ素などのハ
ロゲン原子を導入すれば未結合手を補償することができ
、欠陥密度の少ない5iGe合金を得ることができる。
非晶質のS iGe合金の応用としては現在、太陽電池
、光センサ、電子写真用感光体などが研究されている。
、光センサ、電子写真用感光体などが研究されている。
また、非晶質のS iGe合金ではSiとGeの割合を
変えることで、該合金の禁制帯幅を連続的に変化させる
ことができる。
変えることで、該合金の禁制帯幅を連続的に変化させる
ことができる。
同様に、非晶質SiC,非晶質SiN、非晶質SiOな
ど、多くの非晶質材料が構成元素の比を変えることで、
禁制帯幅を連続的に変えることができる。
ど、多くの非晶質材料が構成元素の比を変えることで、
禁制帯幅を連続的に変えることができる。
しかしながら、非晶質半導体では、電荷の易動度が小さ
いために、実用的なダイオードの作製はあまり行われて
いない。
いために、実用的なダイオードの作製はあまり行われて
いない。
また、非晶質半導体で、禁制帯幅を連続的に変化させて
ペテロ接合を作製する試みは、特開昭55−11330
に示されているものの、該公報で示された試みは、禁制
帯幅の異なる半導体を連続的に接合させ、界面に生ずる
欠陥や、不整合を除去することが目的である。
ペテロ接合を作製する試みは、特開昭55−11330
に示されているものの、該公報で示された試みは、禁制
帯幅の異なる半導体を連続的に接合させ、界面に生ずる
欠陥や、不整合を除去することが目的である。
したがって、非晶質半導体の易動度が小さいことを回避
して、ダイオードを作製するにはいたっていない。
して、ダイオードを作製するにはいたっていない。
本発明は、非晶質半導体で作成した半導体素子の周波数
特性の改善を目的としている。
特性の改善を目的としている。
また、本発明は、工業的に安価で量産に向いた半導体素
子を提供することを目的としている。
子を提供することを目的としている。
また更に、本発明は、光応答性の優れたフォト半導体素
子を提供することを目的としている。
子を提供することを目的としている。
本発明は少なくともケイ素原子、禁制帯幅調整原子及び
局在準位低減原子から構成された非晶質からなり、接合
部以外に少(とも−ケ所で禁性帯幅が連続的に傾斜して
いる事を特徴としている。
局在準位低減原子から構成された非晶質からなり、接合
部以外に少(とも−ケ所で禁性帯幅が連続的に傾斜して
いる事を特徴としている。
本発明は、単に従来GaAs (Al)系半導体で行わ
れていたことを、非晶質材料などの非単結晶に応用した
ものではない。非晶質材料や、粒界のある非単結晶は、
易動度は小さいものの、格子定数を考えな(でも良いこ
とから多(の材料を取り扱うことができ、非晶質材料と
傾斜した禁制帯幅をもつダイオード(以下「傾斜禁制帯
ダイオードjと略す。)とを組み合わせることによって
始めて光のスペクトルに対応した高速なフォトダイオー
ドを作ることが可能となる。
れていたことを、非晶質材料などの非単結晶に応用した
ものではない。非晶質材料や、粒界のある非単結晶は、
易動度は小さいものの、格子定数を考えな(でも良いこ
とから多(の材料を取り扱うことができ、非晶質材料と
傾斜した禁制帯幅をもつダイオード(以下「傾斜禁制帯
ダイオードjと略す。)とを組み合わせることによって
始めて光のスペクトルに対応した高速なフォトダイオー
ドを作ることが可能となる。
また非単結晶材料は、結晶Siや結晶GaAsなどより
も禁制帯幅の広い材料として熱や高エネルギー粒子に強
いダイオードを作れる。
も禁制帯幅の広い材料として熱や高エネルギー粒子に強
いダイオードを作れる。
またさらに、非単結晶材料は、非単結晶材料よスl−)
X rX+−÷韮F、与什州突旦で叔ス J−/7’
+ナー払早亮化に適している。
X rX+−÷韮F、与什州突旦で叔ス J−/7’
+ナー払早亮化に適している。
以下、図面に従って説明する。
第1図は本発明の傾斜禁制帯ダイオードの模式的説明図
である。
である。
基板101上に第1のオーミックコンタクト層第1の非
単結晶の層領域、第2の非単結晶の層領域、第2のオー
ミックコンタクト層が順に堆積され、オーミックコンタ
クト層はそれに接する非単結晶層領域と同じ極性の不純
物を高濃度に含みオーミックをとっており、そこからリ
ード線106.107を出している。
単結晶の層領域、第2の非単結晶の層領域、第2のオー
ミックコンタクト層が順に堆積され、オーミックコンタ
クト層はそれに接する非単結晶層領域と同じ極性の不純
物を高濃度に含みオーミックをとっており、そこからリ
ード線106.107を出している。
第2図は本発明の傾斜禁制帯ダイオードの熱平衡状態で
の模式的なバンド図の一例を示すものである。
の模式的なバンド図の一例を示すものである。
第1の非単結晶領域204.第2の非単結晶領域205
の価電子帯201.伝導帯2o2.フェルミレベル20
3を示している。禁制帯幅は第1の非単結晶領域と第2
の非単結晶領域の少くとも一方で傾斜し、電極に接する
側が広くなっていることが望ましい。又本発明の傾斜禁
制帯グイオードをフォトダイオードとして用いる場合に
はオーミックコンタクト層をなるべく薄(する事と、入
射光側の禁制帯幅を広くする事が望ましい。
の価電子帯201.伝導帯2o2.フェルミレベル20
3を示している。禁制帯幅は第1の非単結晶領域と第2
の非単結晶領域の少くとも一方で傾斜し、電極に接する
側が広くなっていることが望ましい。又本発明の傾斜禁
制帯グイオードをフォトダイオードとして用いる場合に
はオーミックコンタクト層をなるべく薄(する事と、入
射光側の禁制帯幅を広くする事が望ましい。
また、第1の層領域の界面ではノツチやスパイクの発生
を防ぐために構成元素を連続的に分布させることが望ま
しい。
を防ぐために構成元素を連続的に分布させることが望ま
しい。
また、本発明の効果を有効に発揮するためには最も禁制
帯幅の大きいところと小さいところの禁制帯幅の差は0
.1eV以上が好ましく、最適には0.2eV以上であ
る。
帯幅の大きいところと小さいところの禁制帯幅の差は0
.1eV以上が好ましく、最適には0.2eV以上であ
る。
さらに禁制帯傾斜領域の層厚は、本発明の傾斜禁制帯ダ
イオードの特性を決める因子として重要なものであって
、種々の材料によって異なるものの、印加電圧に対する
耐圧を上げるためには享い方が良く、好ましくは50〜
200μmの間が良い。また、周波数応答を良(するた
めには薄い方が良(、好ましくは0.1〜50μmが良
い。
イオードの特性を決める因子として重要なものであって
、種々の材料によって異なるものの、印加電圧に対する
耐圧を上げるためには享い方が良く、好ましくは50〜
200μmの間が良い。また、周波数応答を良(するた
めには薄い方が良(、好ましくは0.1〜50μmが良
い。
第4図は、本発明の傾斜禁制帯ダイオードを作製するた
めの堆積膜形成装置の1例である。
めの堆積膜形成装置の1例である。
本発明で使用した堆積膜形成装置は、容量結合型である
。
。
減圧にし得る堆積室401、反応空間402、アノード
電極403、基板加熱用ヒータ404、ヒータ制御装置
405、カソード電極406、高周波電源407、基板
408、排気系409、真空ゲージ470、原料ガス供
給管410、原料ガスボンベ411〜414、圧力ゲー
ジ421〜424.481〜484.1次バルブ431
〜z134.1次バルブ441〜444、マスフローコ
ントローラー461〜464、バルブ451〜454か
ら堆積膜形成装置は、構成されている。
電極403、基板加熱用ヒータ404、ヒータ制御装置
405、カソード電極406、高周波電源407、基板
408、排気系409、真空ゲージ470、原料ガス供
給管410、原料ガスボンベ411〜414、圧力ゲー
ジ421〜424.481〜484.1次バルブ431
〜z134.1次バルブ441〜444、マスフローコ
ントローラー461〜464、バルブ451〜454か
ら堆積膜形成装置は、構成されている。
本発明の傾斜禁制帯ダイオードは、次の様にして作製し
た。
た。
まず、アノード電極403に基板を設置し、堆積室40
1内を約10−’Torrに排気し、ヒータ制御装置4
05のスイッチを入れ、基板を50°C〜600℃に加
熱した。基板が所定の温度になったことを確認して、ま
ずオーミックコンタクト層形成用の原料ガスを、原料ガ
スボンベから、所定流量をマスフローコントローラーを
介して堆積室に導入する。真空ゲージ470で堆積室の
内圧が、所定の圧力0.01〜10To r rになっ
たことを確認して、高周波電源407のスイッチを入れ
、高周波電力を堆積室内に0.OIW/ c rr?〜
LOW/crrrで投入した。所定の時間グロー放電を
行って、オーミックコンタクト層を0.01μm〜1μ
m堆積した。オーミックコンタクト層が形成された後、
堆積室401内を充分に排気し、基板温度を室温にまで
下げ、基板を堆積室外へ取り出し、オーミックコンタク
ト層の形状を所定の形状になる様にエツチングした。
1内を約10−’Torrに排気し、ヒータ制御装置4
05のスイッチを入れ、基板を50°C〜600℃に加
熱した。基板が所定の温度になったことを確認して、ま
ずオーミックコンタクト層形成用の原料ガスを、原料ガ
スボンベから、所定流量をマスフローコントローラーを
介して堆積室に導入する。真空ゲージ470で堆積室の
内圧が、所定の圧力0.01〜10To r rになっ
たことを確認して、高周波電源407のスイッチを入れ
、高周波電力を堆積室内に0.OIW/ c rr?〜
LOW/crrrで投入した。所定の時間グロー放電を
行って、オーミックコンタクト層を0.01μm〜1μ
m堆積した。オーミックコンタクト層が形成された後、
堆積室401内を充分に排気し、基板温度を室温にまで
下げ、基板を堆積室外へ取り出し、オーミックコンタク
ト層の形状を所定の形状になる様にエツチングした。
その後、再び堆積室401内にオーミックコンタクト層
を堆積した基板を設置し、オーミックコンタクト層と同
様な操作手順で、第1の層領域、第2の層領域をそれぞ
れ100μm以下堆積した。禁制帯幅を連続的に変化さ
せて堆積するには禁制帯幅調整元素を含有した原料ガス
の流量を、連続的に減少または増加させていった。
を堆積した基板を設置し、オーミックコンタクト層と同
様な操作手順で、第1の層領域、第2の層領域をそれぞ
れ100μm以下堆積した。禁制帯幅を連続的に変化さ
せて堆積するには禁制帯幅調整元素を含有した原料ガス
の流量を、連続的に減少または増加させていった。
そして、最初にオーミックコンタクト層を堆積した後と
同様に、基板を堆積室外にとり出して所定のパターニン
グを行い、また再び堆積室内にオーミックコンタクト層
、第1の層領域、第2の層領域を堆積した基板を設置し
、はじめのオーミックコンタクト層の堆積と同様な操作
手順で、表面のオーミックコンタクト層を堆積した。以
上の様にして、傾斜禁制帯ダイオードを形成した。
同様に、基板を堆積室外にとり出して所定のパターニン
グを行い、また再び堆積室内にオーミックコンタクト層
、第1の層領域、第2の層領域を堆積した基板を設置し
、はじめのオーミックコンタクト層の堆積と同様な操作
手順で、表面のオーミックコンタクト層を堆積した。以
上の様にして、傾斜禁制帯ダイオードを形成した。
本発明のベース堆積用の原料ガスとしては、ケイ素含有
ガスはS iH4,S iF4.S 12H6,5i2
Fil Sia l−1s、 SiH
3F、 Si □ F 2 ・・・
・・・等の鎖状シラン化合物、又はS Is H+o+
S I61’l 12.S 14Hs・・・・・・
等の環状シラン化合物等が有用である。禁制帯幅調整原
子含有ガスは、禁制帯幅を拡大するものではCH4,C
H2,F、、C2゜HA、 C2,H4,C2,
H2,si (CトI 3)、 。
ガスはS iH4,S iF4.S 12H6,5i2
Fil Sia l−1s、 SiH
3F、 Si □ F 2 ・・・
・・・等の鎖状シラン化合物、又はS Is H+o+
S I61’l 12.S 14Hs・・・・・・
等の環状シラン化合物等が有用である。禁制帯幅調整原
子含有ガスは、禁制帯幅を拡大するものではCH4,C
H2,F、、C2゜HA、 C2,H4,C2,
H2,si (CトI 3)、 。
5iH(CH3)3等の炭素化合物、N2.NH8゜H
2NNH2,HN3NH4N−、F 3N、F 4N等
の窒素化合物、0 = 、 CO2、N O、N O2
,N 20 。
2NNH2,HN3NH4N−、F 3N、F 4N等
の窒素化合物、0 = 、 CO2、N O、N O2
,N 20 。
03、N2,03.N20.、NO3等の酸素化合物が
有用であり、禁制帯幅を縮小するものではG e Ha
。
有用であり、禁制帯幅を縮小するものではG e Ha
。
G e F a・・・・・・等のゲルマニウム化合物、
S n Ha等のスズ化合物が有用である。さらに、局
在準位低減原子は本発明を効果的に行うにあたって、重
要な因子である。禁制帯幅傾斜層に含有される局在準位
低減原子の量は好ましくは1〜60原子%、より好まし
くは5〜35原子%である。
S n Ha等のスズ化合物が有用である。さらに、局
在準位低減原子は本発明を効果的に行うにあたって、重
要な因子である。禁制帯幅傾斜層に含有される局在準位
低減原子の量は好ましくは1〜60原子%、より好まし
くは5〜35原子%である。
さらにまた、本発明の非単結晶層に含有される伝導性を
制御する原子としては、周期律表で第■族原子または/
および第V族原子が使用される。
制御する原子としては、周期律表で第■族原子または/
および第V族原子が使用される。
具体的には、第■族原子としては、B(ホウ素)。
An(アルミニウム)、Ga(ガリウム)、 In(
インジウム)、TI(タリウム)等を挙げることができ
るが、特に好ましいものは、B、Gaである。また第V
属原子としては、P(燐)、As(ひ素)、Sb(アン
チモン)、 Bi (ビスマス)等を挙げることが
できるが、特に好ましいものは、p、sbである。含有
される伝導性を制御する原子の含有量は、好ましくは5
%以下、より好ましくは3%以下、最適には1%以下で
ある。
インジウム)、TI(タリウム)等を挙げることができ
るが、特に好ましいものは、B、Gaである。また第V
属原子としては、P(燐)、As(ひ素)、Sb(アン
チモン)、 Bi (ビスマス)等を挙げることが
できるが、特に好ましいものは、p、sbである。含有
される伝導性を制御する原子の含有量は、好ましくは5
%以下、より好ましくは3%以下、最適には1%以下で
ある。
以下実施例に従って、本発明を説明する。
実施例1
第11図の堆積膜形成装置を用いて、コーニング社製7
059ガラス上に所定の手順に従って第1表の条件で、
第1図の層構成、第2図(a)のバンド図の本発明の傾
斜禁制帯ダイオードを作成した。各層は、RI−(E
E Dで測定したところ非晶質であった。ベース内のゲ
ルマニウムの含有量はS IMSで測定したところOか
ら30原子%と連続的に変化していた。
059ガラス上に所定の手順に従って第1表の条件で、
第1図の層構成、第2図(a)のバンド図の本発明の傾
斜禁制帯ダイオードを作成した。各層は、RI−(E
E Dで測定したところ非晶質であった。ベース内のゲ
ルマニウムの含有量はS IMSで測定したところOか
ら30原子%と連続的に変化していた。
さらに、ゲルマニウムを含有していないアモルファスシ
リコン層の禁制帯幅は、1.7eVであり、ゲルマニウ
ムを30原子%含有しているアモルファスシリコン層の
禁制帯幅は、1.45eV 。
リコン層の禁制帯幅は、1.7eVであり、ゲルマニウ
ムを30原子%含有しているアモルファスシリコン層の
禁制帯幅は、1.45eV 。
であった。
本実施例のダイオードは、比較例1に示す2種類のダイ
オードと比較して、スイッチング時間が1.6倍速く改
善された。
オードと比較して、スイッチング時間が1.6倍速く改
善された。
比較例1
実施例1の第2の層領域の作成時にG e F aの流
量を0,10と一定にしたほかは、実施例1と同様にし
て2種類のダイオードを作成した。
量を0,10と一定にしたほかは、実施例1と同様にし
て2種類のダイオードを作成した。
実施例2
第4図の堆積膜形成装置を用いて、コーニング社製70
59ガラス上に所定の手順に従って第2表の条件で、第
1図の層構成、第2図(b)のバンド図の本発明の傾斜
禁制帯ダイオードを作成した。各層は、RHE E D
で測定したところ非晶質であった。炭素含有毒は、S
IMSで測定したところ、20原子%からO原子%で分
布していた。
59ガラス上に所定の手順に従って第2表の条件で、第
1図の層構成、第2図(b)のバンド図の本発明の傾斜
禁制帯ダイオードを作成した。各層は、RHE E D
で測定したところ非晶質であった。炭素含有毒は、S
IMSで測定したところ、20原子%からO原子%で分
布していた。
また、炭素20原子%含有するアモルファスシリコン層
の禁制帯幅は、2.OeVであった。
の禁制帯幅は、2.OeVであった。
本実施例のダイオードは、比較例2に示すダイオードと
比較してSN比が1.5倍改善された。
比較してSN比が1.5倍改善された。
比較例2
実施例2の第1の層領域の作成時に0.50と一定にし
たほかは、実施例2と同様にして2種類のダイオードを
作成した。
たほかは、実施例2と同様にして2種類のダイオードを
作成した。
実施例3
第4図の堆積膜形成装置を用いて、コーニング社製70
59ガラス上に所定の手順に従って第3夷の冬(7i:
で−庖1Mの蓄錨曲 笛’>M (C)のバンド図の本
発明の傾斜禁制帯ダイオードを作成した。各層は、RH
E E Dで測定したところ非晶質であった。第2の層
領域内の窒素含有量は、SIMSで測定したところ30
原子%から0原子%で分布していた。
59ガラス上に所定の手順に従って第3夷の冬(7i:
で−庖1Mの蓄錨曲 笛’>M (C)のバンド図の本
発明の傾斜禁制帯ダイオードを作成した。各層は、RH
E E Dで測定したところ非晶質であった。第2の層
領域内の窒素含有量は、SIMSで測定したところ30
原子%から0原子%で分布していた。
また部製帯幅は、一番広いところで2.2eVであった
。
。
本実施例のダイオードのSN比は、比較例1に示すダイ
オードと比較して2.1倍改善された。
オードと比較して2.1倍改善された。
実施例4
第4図の堆積膜形成装置を用いて、コーニング社製70
59ガラス上に所定の手順に従って第4表の条件で、第
3図のバンド図の本発明の傾斜禁制帯をもつアバランシ
ェ・フォトダイオードを作成した。各層は、RHEED
で測定したところ非晶質であった。可視光に対する応答
のSN比は、i層にGeF4ガスを入れずに傾斜禁制帯
を作らないで作成したフォトダイオードと比較して、2
倍改善された。
59ガラス上に所定の手順に従って第4表の条件で、第
3図のバンド図の本発明の傾斜禁制帯をもつアバランシ
ェ・フォトダイオードを作成した。各層は、RHEED
で測定したところ非晶質であった。可視光に対する応答
のSN比は、i層にGeF4ガスを入れずに傾斜禁制帯
を作らないで作成したフォトダイオードと比較して、2
倍改善された。
第 1 表
第 2 表
第 3 表
第 4 表
〔効果の説明〕
以」二説明したように、本発明によれば、止車結晶質グ
イオートの周波数特性や、光応答性を著しく改善できる
。
イオートの周波数特性や、光応答性を著しく改善できる
。
また、本発明は、止車結晶材料で傾斜禁制帯ダイオード
を作るために、工業的に非常に容易に量産することがで
きる。
を作るために、工業的に非常に容易に量産することがで
きる。
また、更に、止車結晶材料で傾斜禁制帯ダイオードを作
るために、禁制帯幅や材料の自由度が広がり、目的に合
った傾斜禁制帯ダイオードを作ることができる。
るために、禁制帯幅や材料の自由度が広がり、目的に合
った傾斜禁制帯ダイオードを作ることができる。
第1図は、本発明の傾斜禁制帯ダイオードの模式図であ
る。 第2図、第3図は実施例で用いた本発明の傾斜禁制帯ダ
イオードの模式的バンド図である。 第4図は、本発明の傾斜禁制帯ダイオードを作製するた
めの堆積膜形成装置である。 101−−−−−一−−基板 102−−−−−−−一第1のオーミックコンタクト層
103−−−−−−−−ダイオードの第1の層領域10
4−−−−−−−−ダイオードの第2の層領域105−
−−−−−−一第2のオーミックコンタクト層106、
107−−−−リード線 201.301−−−一価電子帯 202.302−−−一伝導帯 203.303−−−−フェルミレベル401−−−−
−−−一堆積室 402−−−−−−−一反応空間 403−−−−−−−−アノード電極 404−−−−−−−一基板加熱用ヒータ405−−−
−−−−−ヒータ制御装置406−−−−−−−−カソ
ード電極 407−−−−−−−−高周波電源 408−−−−−−−一基板 409−−−−−−−一排気系 410−−−−−−−一原料ガス供給管411〜414
−−−一原料ガスボンベ421〜424−−−一圧カゲ
ージ 481〜484−−−一圧カゲージ 431〜434−−−−1次パルプ 441〜1144−−−−2次パルプ 7161〜46/I−−−−マスフローコントローラー
1151〜/154−−−−パルプ ・170−一〜−−−一一真空ゲージ 手続補正書(方式) %式% 2、発明の名称 半導体素子 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都大田区下丸子3−30−2名称 (ioo
) キャノン株式会社代表者 賀 来 龍 三
部 4、代理人 居所 〒146東京都大田区下丸子3−30−2キャノ
ン株式会社内(電話758−2111)5、補正命令の
日付(発送日) 昭和61年11月25日 6、補正の対象 明 細 書 7、補正の内容 願書に最初に添付した明細書の浄書・別紙の通り(内容
に変更なし)
る。 第2図、第3図は実施例で用いた本発明の傾斜禁制帯ダ
イオードの模式的バンド図である。 第4図は、本発明の傾斜禁制帯ダイオードを作製するた
めの堆積膜形成装置である。 101−−−−−一−−基板 102−−−−−−−一第1のオーミックコンタクト層
103−−−−−−−−ダイオードの第1の層領域10
4−−−−−−−−ダイオードの第2の層領域105−
−−−−−−一第2のオーミックコンタクト層106、
107−−−−リード線 201.301−−−一価電子帯 202.302−−−一伝導帯 203.303−−−−フェルミレベル401−−−−
−−−一堆積室 402−−−−−−−一反応空間 403−−−−−−−−アノード電極 404−−−−−−−一基板加熱用ヒータ405−−−
−−−−−ヒータ制御装置406−−−−−−−−カソ
ード電極 407−−−−−−−−高周波電源 408−−−−−−−一基板 409−−−−−−−一排気系 410−−−−−−−一原料ガス供給管411〜414
−−−一原料ガスボンベ421〜424−−−一圧カゲ
ージ 481〜484−−−一圧カゲージ 431〜434−−−−1次パルプ 441〜1144−−−−2次パルプ 7161〜46/I−−−−マスフローコントローラー
1151〜/154−−−−パルプ ・170−一〜−−−一一真空ゲージ 手続補正書(方式) %式% 2、発明の名称 半導体素子 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都大田区下丸子3−30−2名称 (ioo
) キャノン株式会社代表者 賀 来 龍 三
部 4、代理人 居所 〒146東京都大田区下丸子3−30−2キャノ
ン株式会社内(電話758−2111)5、補正命令の
日付(発送日) 昭和61年11月25日 6、補正の対象 明 細 書 7、補正の内容 願書に最初に添付した明細書の浄書・別紙の通り(内容
に変更なし)
Claims (5)
- (1)少なくともケイ素原子、禁制帯幅調整原子及び局
在準位低減原子から構成された非単結晶からなり、接合
部以外に少なくとも一か所で禁制帯幅が連続的に傾斜し
ている領域を有することを特徴とする半導体素子。 - (2)前記禁制帯幅調整原子が禁制帯幅拡大原子の炭素
、窒素、酸素から選ばれる少なくとも1種の原子である
特許請求の範囲第1項に記載の半導体素子。 - (3)前記禁制帯幅調整原子が禁制帯幅縮小原子のゲル
マニウム、錫から選ばれる少なくとも1種の原子である
特許請求の範囲第1項に記載の半導体素子。 - (4)前記局在準位低減原子が水素、弗素から選ばれる
少なくとも1種の原子である特許請求の範囲第1項に記
載の半導体素子。 - (5)前記禁制帯幅が連続的に傾斜している領域が複数
箇所あり、禁制帯幅が鋸歯状になっている特許請求の範
囲第1項記載の半導体素子。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61229249A JPS6384083A (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | 半導体素子 |
US07/098,791 US4887134A (en) | 1986-09-26 | 1987-09-21 | Semiconductor device having a semiconductor region in which either the conduction or valence band remains flat while bandgap is continuously graded |
CN87107592A CN1009688B (zh) | 1986-09-26 | 1987-09-25 | 具有一连续渐变带隙半导体区域的半导体器件 |
DE19873732418 DE3732418A1 (de) | 1986-09-26 | 1987-09-25 | Halbleiter-bauelement mit einem halbleiterbereich, in dem ein bandabstand kontinuierlich abgestuft ist |
US07/413,776 US5093704A (en) | 1986-09-26 | 1989-09-28 | Semiconductor device having a semiconductor region in which a band gap being continuously graded |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61229249A JPS6384083A (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | 半導体素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6384083A true JPS6384083A (ja) | 1988-04-14 |
Family
ID=16889151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61229249A Pending JPS6384083A (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | 半導体素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6384083A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63233574A (ja) * | 1987-03-23 | 1988-09-29 | Hitachi Ltd | 光電変換装置 |
-
1986
- 1986-09-26 JP JP61229249A patent/JPS6384083A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63233574A (ja) * | 1987-03-23 | 1988-09-29 | Hitachi Ltd | 光電変換装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4887134A (en) | Semiconductor device having a semiconductor region in which either the conduction or valence band remains flat while bandgap is continuously graded | |
CA1068805A (en) | Low cost substrates for polycrystalline solar cells | |
US7479443B2 (en) | Germanium deposition | |
US4910153A (en) | Deposition feedstock and dopant materials useful in the fabrication of hydrogenated amorphous silicon alloys for photovoltaic devices and other semiconductor devices | |
US5486237A (en) | Polysilicon thin film and method of preparing polysilicon thin film and photovoltaic element containing same | |
JP2965094B2 (ja) | 堆積膜形成方法 | |
IE52688B1 (en) | Apparatus and method for making a photovoltaic panel | |
US5593497A (en) | Method for forming a deposited film | |
JP2005503000A (ja) | トリシランを用いる混合基板への成膜 | |
EP0233613B1 (en) | Deposition feedstock and dopant materials useful in the fabrication of hydrogenated amorphous silicon alloys for photovoltaic devices and other semiconductor devices | |
US8501600B2 (en) | Methods for depositing germanium-containing layers | |
US4690830A (en) | Activation by dehydrogenation or dehalogenation of deposition feedstock and dopant materials useful in the fabrication of hydrogenated amorphous silicon alloys for photovoltaic devices and other semiconductor devices | |
EP0500067B1 (en) | Photovoltaic device with layer region containing germanium therein | |
KR910002764B1 (ko) | 비결정 반도체의 제법 및 장치 | |
JPH0650730B2 (ja) | 半導体薄膜の製造方法 | |
US5126169A (en) | Process for forming a deposited film from two mutually reactive active species | |
US4677738A (en) | Method of making a photovoltaic panel | |
AU651568B2 (en) | Method for forming crystalline deposited film | |
JPS6384083A (ja) | 半導体素子 | |
Suemitsu et al. | Si and Ge gas-source molecular beam epitaxy (GSMBE) | |
JP2004281591A (ja) | 半導体エピタキシャルウエハとその製法,半導体装置及びその製法 | |
Chu | Polycrystalline silicon layers for solar cells | |
JPS6384082A (ja) | 半導体素子 | |
JP2649221B2 (ja) | 堆積膜形成法 | |
EP0094426B1 (en) | Bandgap control in amorphous semiconductors |