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JPS6380842A - 微粒子を用いた反応方法 - Google Patents

微粒子を用いた反応方法

Info

Publication number
JPS6380842A
JPS6380842A JP22492886A JP22492886A JPS6380842A JP S6380842 A JPS6380842 A JP S6380842A JP 22492886 A JP22492886 A JP 22492886A JP 22492886 A JP22492886 A JP 22492886A JP S6380842 A JPS6380842 A JP S6380842A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric field
raw gas
raw material
particles
material gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22492886A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Sugata
菅田 正夫
Hiroyuki Sugata
裕之 菅田
Toshiaki Kimura
木村 稔章
Noriko Kurihara
栗原 紀子
Toru Den
透 田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP22492886A priority Critical patent/JPS6380842A/ja
Publication of JPS6380842A publication Critical patent/JPS6380842A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば成膜加工、エツチング、ドープ加工、
表面改質等の処理に用いる反応方法に関するもので5更
に詳しくは、活性化した原料ガスをビーム流としてL記
処理を行う反応場へと送る反応方法に関する。
[従来の技術〕 従来、活性化した原料ガスをビーム流として反応場へと
送る反応方法としては、イオンインプラ技術が知られて
いる。このイオンインプラ技術においては、原料ガスを
活性イオン化し、これを電場によって加速してど一ム流
として反応場へと供給しているものである。
[発明が解決しようとする問題点コ ところで、上記従来の反応方法では、活性イオンの流れ
を電場を用いてビーム流化しているため、ビーム流化さ
れるのは荷電粒子である。従って、大きな電荷を有する
荷電粒子が、成膜加工やエツチング等を施すべき被処理
物に衝突することによるダメージの発生が避けられない
問題がある。
[問題点を解決するための手段コ 上記問題点を解決するために講じられた手段を、本発明
の一実施例に対応する第1図で説明すると、本発明は、
縮小拡大ノズルlからの噴出流として送られて来る活性
化されたg料ガスの流路に電場を形成して、活性化され
た原料ガス中の中性粒子を選択的に反応場へと送る微粒
子を用いた反応方法とするという手段を講じているもの
である。
本発明において縮小拡大ノズル1とは、流入口laから
中間部に向って徐々に開口面積が絞られてのど部1bと
なり、こののど部から流出口1cに向って徐々に開口面
積が拡大されているノズルをいう。ガスとは、気体の他
、微細粒子等のように実質的に気相流として移送し得る
ものをも含む。また、中性粒子とは、電荷を有しない原
子、分子、クラスター、その他の微細粒子をいう。
[作 用] 第1図において、上流室3内に原料ガスAを供給しつつ
下流室4内を排気すると、原お1ガスAは縮小拡大ノズ
ル1を介して下流室4へと噴出することになる。
縮小拡大ノズルlは、上流室3の圧力POと下流室4の
圧力Pの圧力比P/Poを臨界圧力比以下とすることに
よって、原料ガスAの流れを超音速にまで高速化できる
ここで、臨界圧力比とは次の値をいう。即ち、縮小拡大
ノズル1ののど部1bで原料ガスAの流速が音速に一致
すると、流出口1cでの流速は、理想的にはのど部1b
の断面積A◆と流出口1cの断面積Aとの開口面積比A
/A・で決まるマツハ数Mに一致する。この関係は、具
体的には後述する(3)式で決まる。そして、このよう
なマツハ数Mに対し、次の(1)式で定まる上流室2の
圧力Poと下流室3の圧力Pとの圧力比P/P Oを臨
界圧力比と呼ぶ、尚、γは原料ガスAの比熱比である。
ここで、原料ガスAの速度をU、その点における音速を
aとし、原料ガスAを圧縮性の一次元流で断熱膨張する
と仮定すれば、原料ガスAの到達マツハ数Mは、上流側
の圧力Poと下流側の圧力L′とから次式で定まり、特
にP’/Poが臨界圧力比以下の場合、Mは1以上とな
る。
尚、音速aは局所温度をT、気体定数をRとすると、次
式で求めることができる。
a=「71]7 また、流出口1cの開口面IA及びのど部1bの開口面
積A°とマツハ数Mには次の関係がある。
従って、開口面積比A/A・によって(3)式から定ま
るMに応じて圧力比P/Poを臨界圧力比に調整するこ
とによって、拡大縮小ノズル1から噴出する原料ガスA
をa音速の適正膨張流として噴出させることができる。
ここで、上流室3と下流室4の圧力比が臨界圧力比に等
しくなっているときの原料ガスAの膨張を適正膨張とい
う。また、このときの原料ガスAの速度Uは、次の(4
)式によって求めることができる。
ここでToは」−流室の気体温度である。
上述のような超音速の適正膨張流として原料ガスAを一
定方向へ噴出させると、原料ガスAは噴出後最小限の拡
散で直進し、ビーム化される。
従って、原料ガスAを活性化させておけば、活性化され
た原料ガスAのビーム流を作り出すことができる。
一方、この活性化された原料ガスAのビーム流が、電場
形成手段2による電場内へ入ると、ビーム流中の電荷を
有する粒子はこの電場の影響を受けることになる。しか
し、中性粒子は電場の影響を受けないので、上記電場の
影響を受ける荷電粒子と区分けされつつそのまま直進し
、反応場へと送られる。従って、電荷を有しない中性粒
子のみを反応場へと送ることができるものである。
[実施例] 原料ガスAが供給される上流室3には、例えば石英等の
マイクロ波を透過し得る材料で形成された窓部5を介し
て導波管6が接続されている。導波管6は、窓部5を介
して上流室3内にマイクロ波を投入するためのもので、
原料ガスAは、上流室3内でサイクロトロン共鳴によっ
て活性化される。
上記上流室3は、縮小拡大ノズル1を介して下流室4に
連通されている。
縮小拡大ノズル1としては、前述のように、流入計1a
から徐々に開口面請が絞られてのとllbとなり、再び
徐々に開口面積が拡大して流出口1cとなっているもの
であればよいが、第2図(a)に拡大して示しであるよ
うに、流出口IC位置で内周面が中心軸に対してほぼモ
行になっていることが好ましい。これは、噴出される原
料ガスAの流れ方向が、ある程度流出口1c内周面の方
向によって影響を受けるので、できるだけ平行流にさせ
やすくするためである。しかし、第2図(b)に示され
るように、のど部1bから流出口ICへ至る内周面の中
心軸に対する角度αを、7°以下好ましくは56以下と
すれば、剥離現象を生じにくく、噴出する原料ガスAの
流れはほぼ均一に維持されるので、この場合はことさら
上記のように平行にしなくともよい、乎行部の形成を省
略することにより、縮小拡大ノズルlの作製が容易とな
る。また、縮小拡大ノズル1を第2図(C)に示される
ような矩形のものとすれば、スリット状に原料ガスAを
噴出させることができる。
ここで、前記剥離現象とは縮小拡大ノズル1の内面に突
起物等があった場合に、縮小拡大ノズル1の内面と流過
流体間の境界層が大きくなって、流れが不均一になる現
象をいい、噴出流が高速になるほど生じやすい。前述の
角度αは、この剥離現象防止のために、縮小拡大ノズル
1の内面仕丑げ精度が劣るものほど小さくすることが好
ましい。縮小拡大ノズル1の内面は、JIS 8060
1に定められる、表面仕上げ精度を表わす逆三角形マー
クで三つ以上、最適には四つ以−4二が好ましい。特に
、縮小拡大ノズル1の拡大部における剥離現象が、その
後の原料ガスAの流れに大きく影響するので、上記仕上
げ精度を、この拡大部を重点にして定めることによって
、縮小拡大ノズルlの作製を容易にできる。また、やは
り剥離現象の発生防止のため、のど部1bは滑らかな湾
曲面とし、断面積変化率における微係数が(3)となら
ないようにする必要がある。
縮小拡大ノズル1の材質としては、例えば鉄、ステンレ
ススチールその他の全屈の他、アクリル樹脂、ポリ塩化
ビニル、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン
等の合成樹脂、セラミック材料1右英、ガラス等、広く
用いることができる。この材質の選択は、原料ガスAと
の非反応性、加工性、真空系内におけるガス放出性等を
考慮して行えばよい、また、縮小拡大ノズル1の内面に
、原料ガスの付着・反応を生じにくい材料をメッキ又は
コートすることもできる。具体例としては、ポリフッ化
エチレンのコート等を挙げることができる。
縮小拡大ノズル1の長さは、装置の大きさ等によって任
意に定めることができる。ところで、縮小拡大ノズル1
を流過するときに、原料ガスAは、保有する熱エネルギ
ーが連動エネルギーに変換される。そして、特に超音速
で噴出される場合、熱エネルギーは著しく小さくなって
冷却状態となる。従って、キャリアガス中に架線成分が
含まれている場合、上記冷却状態によって積極的にこれ
らを凝縮させ、これによって微粒子を形成させることも
可能である。また、この場合、上のな凝縮を行うために
、縮小拡大ノズル1は長い方が好ましい。一方、上記の
ような凝縮を生ずると、これによって熱エネルギーが増
加して速度エネルギーは低下する。従って、高速噴出の
維持を図る上では、縮小拡大ノズル1は短い方が好まし
い。
下流室4には、L記縮小拡大ノズル1から噴出される原
料ガスAの流路を間に挟んで、一対の電極が電場形成手
段2として設けられている。また、この電場形成手段2
の下流側には、処理を施すべき基体7が設けられている
。更に、この基体7の前面付近には、原料ガスBが供給
されるようになっている。
本実施例においては、原料ガスAはト流室3で活性化さ
れるものとなっているので、縮小拡大ノズル1からは活
性化された原料ガスAがビーム流として噴出されること
になる。但し、原料ガスAの活性化は、少なくとも電場
形成手段2の電場内に原料ガスAのビーム流が流入する
前に行われれば足り、縮小拡大ノズル1から噴出された
原料ガスAのビーム流に対して、紫外、可視、赤外線等
の各種波長の光や、レーザー光等を照射して、原料ガス
Aをビーム流とした後に活性化することもできる。
活性化された原料ガスAのビーム流が電場形成手段2の
電場内へと入ると、正の荷電粒子は負電極へ引き付けら
れると同時に、負の荷電粒子は正電極へと引き付けられ
て、中性粒子のみが直進する。そして、この活性化した
中性粒子のみが基体7の前面で原料ガスBと反応して、
基体7に成膜やエツチング等の処理が施されることにな
る。
上記実施例においては、電場形成手段2は一対の電極と
なっているが、本発明における電場形成手段2は活性化
された原料ガスA中の中性粒子を選択的に直進させ得れ
ば足り、電子線を発生させて電場を形成するもの等であ
ってもよい、また、電場の強さは、形成される荷電粒子
の電荷に応じて調整し、中性粒子のみが基体7へ付着す
るようにする。
[発明の効果] 以上説明の通り、本発明によれば、中性粒子のみを選択
的に反応場へと送ることができ、大きな電荷の荷電粒子
が衝突することによるダメージを防止でき、また新しい
反応形態への応用が期待されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の説明図、第2図(a)〜(
C)は各々縮小拡大ノズルの形状例を示す図である。 1:縮小拡大ノズル、1a :流入口、1b :のど部
、IC=流出口、 2:電場形成手段、3:上流室、4:下流室、5:窓部
、6:導波管、7:基体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)縮小拡大ノズルからの噴出流として送られて来る活
    性化された原料ガスの流路に電場を形成して、活性化さ
    れた原料ガス中の中性粒子を選択的に反応場へと送るこ
    とを特徴とする微粒子を用いた反応方法。
JP22492886A 1986-09-25 1986-09-25 微粒子を用いた反応方法 Pending JPS6380842A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22492886A JPS6380842A (ja) 1986-09-25 1986-09-25 微粒子を用いた反応方法

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JP22492886A JPS6380842A (ja) 1986-09-25 1986-09-25 微粒子を用いた反応方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6380842A true JPS6380842A (ja) 1988-04-11

Family

ID=16821367

Family Applications (1)

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JP22492886A Pending JPS6380842A (ja) 1986-09-25 1986-09-25 微粒子を用いた反応方法

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JP (1) JPS6380842A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05115773A (ja) * 1991-10-30 1993-05-14 Daikin Ind Ltd 膜形成装置
US6117289A (en) * 1996-12-20 2000-09-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Cholesterol sensor and method for producing the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05115773A (ja) * 1991-10-30 1993-05-14 Daikin Ind Ltd 膜形成装置
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