JPS6372966A - 無段変速装置 - Google Patents
無段変速装置Info
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- JPS6372966A JPS6372966A JP21857386A JP21857386A JPS6372966A JP S6372966 A JPS6372966 A JP S6372966A JP 21857386 A JP21857386 A JP 21857386A JP 21857386 A JP21857386 A JP 21857386A JP S6372966 A JPS6372966 A JP S6372966A
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Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、ンbカ装置一般に利用できる、歯車手段を
用いた無段変速装置に関する。
用いた無段変速装置に関する。
無段変速装置において、入出力角速度比が01云い替え
れば減速北回の状態を含めた連続町変速機能を持つこと
は、動力走行車への用途などを対象に、伝達動カ一定で
角速度−軸トルク特性のd想制御を行う基礎要件であシ
、非常に没重な技術であるが、従来公知の無段変速装置
には、簡易な構造で、かつ、安定してこの機能を備えて
いるものが少ない。摩擦伝導方式による無段変速装置と
して公知なVベルト式のブーり径可変、あるいは、円錐
転動子式の転動点半径比町変の思想にもとづくものでは
、接触点をスピン状態(きりもみ状態)に置いて直接的
に勾の減速比をつくることは機構原理上では可能である
。しかしながら、このスピン状態又はそれに近い状態で
安定使用が可能なるよう装置として、耐久性を維持する
ことが困難であり、上記方法は実用上ではほとんど不可
能である。一方、歯車式による無段変速装置では、直接
的に凶の減速比を得ること自体が機構原理的に不可能で
ある。
れば減速北回の状態を含めた連続町変速機能を持つこと
は、動力走行車への用途などを対象に、伝達動カ一定で
角速度−軸トルク特性のd想制御を行う基礎要件であシ
、非常に没重な技術であるが、従来公知の無段変速装置
には、簡易な構造で、かつ、安定してこの機能を備えて
いるものが少ない。摩擦伝導方式による無段変速装置と
して公知なVベルト式のブーり径可変、あるいは、円錐
転動子式の転動点半径比町変の思想にもとづくものでは
、接触点をスピン状態(きりもみ状態)に置いて直接的
に勾の減速比をつくることは機構原理上では可能である
。しかしながら、このスピン状態又はそれに近い状態で
安定使用が可能なるよう装置として、耐久性を維持する
ことが困難であり、上記方法は実用上ではほとんど不可
能である。一方、歯車式による無段変速装置では、直接
的に凶の減速比を得ること自体が機構原理的に不可能で
ある。
ところで、摩擦式、歯車式のどちらに限ることなく上記
のように直接的方法の他にも、入出力角速度比を0にす
る方法として、遊星機構の応用が有効なことが公知であ
る。一般に遊M機構を応用した装置では、太陽軸(又は
中心軸)、キャリア軸(遊星軸が公転する軸)、スペー
ス軸(内歯歯車又は転勤外輪の回転軸)のそれぞれの間
で、人。
のように直接的方法の他にも、入出力角速度比を0にす
る方法として、遊星機構の応用が有効なことが公知であ
る。一般に遊M機構を応用した装置では、太陽軸(又は
中心軸)、キャリア軸(遊星軸が公転する軸)、スペー
ス軸(内歯歯車又は転勤外輪の回転軸)のそれぞれの間
で、人。
出力軸及び静止軸を選び替えると、変運此のモードが変
わることが知られている。特に、入出力角速度比が1で
あるときには、元の入力軸を静止させ元の静止箱体を入
力軸に置き換えると、元の出力軸への減速比は凶となる
。したがって、仮に入出力角速度比可変範囲1〜1.3
3Zの特性を持つ装置があシ、上記のように入力軸の置
き換えが可能であれば、入出力角速度比可変範囲0〜0
.333の特性を持つ装a4C変換できるはずである。
わることが知られている。特に、入出力角速度比が1で
あるときには、元の入力軸を静止させ元の静止箱体を入
力軸に置き換えると、元の出力軸への減速比は凶となる
。したがって、仮に入出力角速度比可変範囲1〜1.3
3Zの特性を持つ装置があシ、上記のように入力軸の置
き換えが可能であれば、入出力角速度比可変範囲0〜0
.333の特性を持つ装a4C変換できるはずである。
上記のことは一般に良く知られているにもかかわらず、
従来公知の無段変速装置には、上記後者の方法によって
も、実用的に入出力角速度比0を達成させているものも
少い。それは従来の無段変速装置の構成上の理由による
ものと考えられる。
従来公知の無段変速装置には、上記後者の方法によって
も、実用的に入出力角速度比0を達成させているものも
少い。それは従来の無段変速装置の構成上の理由による
ものと考えられる。
従来の無段変速装置の角速度比の可変制御は、機構分類
上の間接制御に属している。この間接制御の端的な定義
は、装置のメイン機能(回転動力伝達)とサブ機能(角
速度比可変)との動力学的な作用(機能を達成する機構
に働く力又は回転力の方向と変位又は角変位の方向)が
共通していないことである。例えば、Vベルト式のプー
リ径可変機構は、動力伝達トルクの作用想定平面と垂直
な方向にプーリ押付力を働かせる必要があシ、動力伝達
方向にプーリが角変位するメイン運動平面と異る方向へ
サブ機能のだめの変位をさせている0このような間接制
御に属するものは、変速のための機構が複雑であり、か
つ、これら変速のための機構が静止箱体に取付けられて
いるため、上記遊、 足機構を応用する上で不都合であ
るという問題点があった。また、従来の無段変速装置の
角速度比の可変制御はほとんどのものが外部制御である
0すなわち、制御のためのセンサ、アクチェータを備え
、一体又は別体のコントローラを備え、電気的又は機械
的な信号を扱ってシステム制御を行っていみ、この上う
々構成本体部分を、回転させて用いることは難題であっ
た。
上の間接制御に属している。この間接制御の端的な定義
は、装置のメイン機能(回転動力伝達)とサブ機能(角
速度比可変)との動力学的な作用(機能を達成する機構
に働く力又は回転力の方向と変位又は角変位の方向)が
共通していないことである。例えば、Vベルト式のプー
リ径可変機構は、動力伝達トルクの作用想定平面と垂直
な方向にプーリ押付力を働かせる必要があシ、動力伝達
方向にプーリが角変位するメイン運動平面と異る方向へ
サブ機能のだめの変位をさせている0このような間接制
御に属するものは、変速のための機構が複雑であり、か
つ、これら変速のための機構が静止箱体に取付けられて
いるため、上記遊、 足機構を応用する上で不都合であ
るという問題点があった。また、従来の無段変速装置の
角速度比の可変制御はほとんどのものが外部制御である
0すなわち、制御のためのセンサ、アクチェータを備え
、一体又は別体のコントローラを備え、電気的又は機械
的な信号を扱ってシステム制御を行っていみ、この上う
々構成本体部分を、回転させて用いることは難題であっ
た。
この発明は、このような問題点を解決するためになされ
たもので、歯車装置による無段変速が高い伝達効率で得
られ、出力軸の負荷トルクによって入出力軸角度の制御
が、内蔵の自動制御機能によシ直接なされる無段変速装
置を得ることを目的としている。
たもので、歯車装置による無段変速が高い伝達効率で得
られ、出力軸の負荷トルクによって入出力軸角度の制御
が、内蔵の自動制御機能によシ直接なされる無段変速装
置を得ることを目的としている。
この発明による無段変速装置は、入出力角速度比0の状
態を安定して角速度比の連続可変範囲にとり入れるため
に、遊星機前の応用により角速度比モードを変換する方
法が用いられている。そのためには、従来装置における
上記二つの主なる問題点について、それぞれ次のような
手段を講じて解消させている。
態を安定して角速度比の連続可変範囲にとり入れるため
に、遊星機前の応用により角速度比モードを変換する方
法が用いられている。そのためには、従来装置における
上記二つの主なる問題点について、それぞれ次のような
手段を講じて解消させている。
その−は、角速度比の可変制御に機構分類上の直接制御
に属する方法が用いられていることである。この発明装
置における角速度比可変機構は、動力伝達メイン機能の
作用上必然的に生じる伝達トルクを直接に受けて作動す
る。また、この角速度比町変機!作動時の機構内の主な
変位は、動力伝達メイン機能と共通する入力及び出力軸
と同心でのフレームの回動である。
に属する方法が用いられていることである。この発明装
置における角速度比可変機構は、動力伝達メイン機能の
作用上必然的に生じる伝達トルクを直接に受けて作動す
る。また、この角速度比町変機!作動時の機構内の主な
変位は、動力伝達メイン機能と共通する入力及び出力軸
と同心でのフレームの回動である。
その二は、角速度比の可変制御を内部制御で行っている
ことである。この発明装置では、一般の装置と全く同様
に設置のために外箱を固定する他には、メイン機能達成
上必然の入力軸と出力軸が備わっているのみで、ある種
の従来装置に備わっている制御のための外部接続端など
は一切設けられていない。これは、内部自動制御機構を
完全内蔵していることを意味すると共に、入力軸、出力
軸、固定軸の間で、入力軸、出力軸の選択変換の自由度
が意図的に高められていることを意味する。
ことである。この発明装置では、一般の装置と全く同様
に設置のために外箱を固定する他には、メイン機能達成
上必然の入力軸と出力軸が備わっているのみで、ある種
の従来装置に備わっている制御のための外部接続端など
は一切設けられていない。これは、内部自動制御機構を
完全内蔵していることを意味すると共に、入力軸、出力
軸、固定軸の間で、入力軸、出力軸の選択変換の自由度
が意図的に高められていることを意味する。
この発明装置の入力軸に回転動力を与えると、出力軸に
、外部に出力可能な回転動力が現われる。
、外部に出力可能な回転動力が現われる。
その回転速度は、この出力軸の負荷トルクに応じて自動
制御される入出力軸角速度比特性に従って定まり、負荷
トルクが変動すれば連続無段階な変化値として現われる
。しかも、この装置には、入力軸の角速度如何てかかわ
らず、出力軸角速度が0となる状悲が自動制御範囲に含
まれていて、負荷トルクが、あらかじめ設定された出力
トルク限度値になったとき、及びその値を越えていると
きは、出力軸は回転せず、自動的に動力伝達は停止する
という作用も備わっている。
制御される入出力軸角速度比特性に従って定まり、負荷
トルクが変動すれば連続無段階な変化値として現われる
。しかも、この装置には、入力軸の角速度如何てかかわ
らず、出力軸角速度が0となる状悲が自動制御範囲に含
まれていて、負荷トルクが、あらかじめ設定された出力
トルク限度値になったとき、及びその値を越えていると
きは、出力軸は回転せず、自動的に動力伝達は停止する
という作用も備わっている。
第1図(a) I (b)及び第2図(a) e □図
は、この発明による無段変速装置の一実施例を、それぞ
れ異る断面で示した正面Fr面図及び側面断面図である
0図において、1はベースなど固定部に固定された外箱
、2及び3は外箱1に保持された軸受、5は外箱1に固
着され常時静止している入力中心歯車、10Fi一端側
が軸受2に回転自在に支持された入力軸、20はこの入
力軸10に両端部が固着され一体に回転される入力フレ
ームで、一対の軸受22を保持しており、両端一対の第
10回動規制穴24が設けられている。25は両端が入
力フレーム20に固着されたfslのばねかけピン、3
0は軸受22゜22に回転自在に支持されていた入力遊
星軸で、入力非円形遊星歯型31a 、 31bを固着
している。35は入力遊星軸30に固着され、入力中心
歯車5とか、み合う入力遊星歯車、40は一対の軸受4
1を介し入力軸10に回動可能に支持された出力フレー
ムで、一対の軸受42を保持しておシ、両端一対の第2
の回動規制穴44が設けられている。45は出力フレー
ム40に両端側が固着された第2のばねかけピン、第2
0回動規制穴44には、第1のばねかけピン25がiI
!lすれており、第2のばねかけピン45はその両端部
が第1の回動規制穴24に挿入されているo50は一対
の捩り弾性部材で、との一実施例では渦巻ばねを用いて
おり、?lZ1のばねかけピン25と第2のばねかけピ
ン45との間にそれぞれ装着され、入力軸ユ0を中心と
する捩り弾性トルクを、入力フレーム20と出力フレー
ム40との間に作用させている。60は軸受42,42
によシ回転r」在に支持されてた出力遊星軸で、出力非
円形遊星歯車61a及びQbを、それぞれ一方向クラッ
チ機能付軸受67を介して支持しておシ、軸端には出力
遊星歯車65が固着されている070は一端側が軸受3
を介し回転自在に支持されている出力軸で、一端に軸受
71を保持している。この軸受71によシ入力a1oの
一姶を支持している。75は出力軸70 K固着された
出力中心歯車で、出力遊M、m本65とかみ合っている
。
は、この発明による無段変速装置の一実施例を、それぞ
れ異る断面で示した正面Fr面図及び側面断面図である
0図において、1はベースなど固定部に固定された外箱
、2及び3は外箱1に保持された軸受、5は外箱1に固
着され常時静止している入力中心歯車、10Fi一端側
が軸受2に回転自在に支持された入力軸、20はこの入
力軸10に両端部が固着され一体に回転される入力フレ
ームで、一対の軸受22を保持しており、両端一対の第
10回動規制穴24が設けられている。25は両端が入
力フレーム20に固着されたfslのばねかけピン、3
0は軸受22゜22に回転自在に支持されていた入力遊
星軸で、入力非円形遊星歯型31a 、 31bを固着
している。35は入力遊星軸30に固着され、入力中心
歯車5とか、み合う入力遊星歯車、40は一対の軸受4
1を介し入力軸10に回動可能に支持された出力フレー
ムで、一対の軸受42を保持しておシ、両端一対の第2
の回動規制穴44が設けられている。45は出力フレー
ム40に両端側が固着された第2のばねかけピン、第2
0回動規制穴44には、第1のばねかけピン25がiI
!lすれており、第2のばねかけピン45はその両端部
が第1の回動規制穴24に挿入されているo50は一対
の捩り弾性部材で、との一実施例では渦巻ばねを用いて
おり、?lZ1のばねかけピン25と第2のばねかけピ
ン45との間にそれぞれ装着され、入力軸ユ0を中心と
する捩り弾性トルクを、入力フレーム20と出力フレー
ム40との間に作用させている。60は軸受42,42
によシ回転r」在に支持されてた出力遊星軸で、出力非
円形遊星歯車61a及びQbを、それぞれ一方向クラッ
チ機能付軸受67を介して支持しておシ、軸端には出力
遊星歯車65が固着されている070は一端側が軸受3
を介し回転自在に支持されている出力軸で、一端に軸受
71を保持している。この軸受71によシ入力a1oの
一姶を支持している。75は出力軸70 K固着された
出力中心歯車で、出力遊M、m本65とかみ合っている
。
11a及び1113はそれぞれ軸受16を介して入力軸
10に回転自在に支持された非円形中心歯車で、入力非
円形遊星歯車31a及び31’t)にかみ合い、かつ、
出力非円形遊星歯!161a及び61bにそれぞれかみ
合っている。
10に回転自在に支持された非円形中心歯車で、入力非
円形遊星歯車31a及び31’t)にかみ合い、かつ、
出力非円形遊星歯!161a及び61bにそれぞれかみ
合っている。
第1図では、入力軸10を支点軸として、入力フレーム
20と出力フレーム40とが相対的に回動できる構造で
あることが示されている。この実施例では、図中αで示
しである回動角がOから0.413πラジアンまで変化
する範囲で回動可能としている。上記両フレーム20及
び40は、これらの間に捩り弾性部材5oによる以外に
は、外部回動トルクが作用していない状態では、第:1
のばねかけビン25IC第2の回動規制穴44の一方の
端部が押しつけられた位[rtをとシ、α=βcnln
である状態を保つようにされている。この状態では第2
のはねかけビン45も第1の回動規制穴24の一方に押
しつけられた位置をとっていて、両フレーム20及び4
゜の回動関係位置が、α=β1mInとなるよう規制し
ている。上記角度αが1m I nより小さい値となる
のは、捩り弾性部材50による凋シ弾性トルクに抗する
何らかの外部回動トルクが入力フレーム20と出力フレ
ーム40との間て作用するときであって、その外部回動
トルクと上記板り弾性部材5oに与えであるトルク特性
とによって、回動角αは変化する。外部回動トルクが、
’!9弾性部材5oの捩シ弾性トルクの全小値よシ大で
その量大値よシ小なるときは、βmla>α〉0なる回
動角となり、外部回動トルクが、捩り弾性部材50の捩
り弾性トルクの最大値を越えるときは、第1のばねかけ
ビン25に第20回動規制穴44の他の一方の端部が押
しつけられる位置まで回動して、α=0である状態とな
るようにされている。この状態ではt42のばねかけビ
ン45も第1の回動規制穴24の他の一方の端部に押し
つけられる位itで回動していて、やはり上記回動関係
位置がα=0となるよう規制している。
20と出力フレーム40とが相対的に回動できる構造で
あることが示されている。この実施例では、図中αで示
しである回動角がOから0.413πラジアンまで変化
する範囲で回動可能としている。上記両フレーム20及
び40は、これらの間に捩り弾性部材5oによる以外に
は、外部回動トルクが作用していない状態では、第:1
のばねかけビン25IC第2の回動規制穴44の一方の
端部が押しつけられた位[rtをとシ、α=βcnln
である状態を保つようにされている。この状態では第2
のはねかけビン45も第1の回動規制穴24の一方に押
しつけられた位置をとっていて、両フレーム20及び4
゜の回動関係位置が、α=β1mInとなるよう規制し
ている。上記角度αが1m I nより小さい値となる
のは、捩り弾性部材50による凋シ弾性トルクに抗する
何らかの外部回動トルクが入力フレーム20と出力フレ
ーム40との間て作用するときであって、その外部回動
トルクと上記板り弾性部材5oに与えであるトルク特性
とによって、回動角αは変化する。外部回動トルクが、
’!9弾性部材5oの捩シ弾性トルクの全小値よシ大で
その量大値よシ小なるときは、βmla>α〉0なる回
動角となり、外部回動トルクが、捩り弾性部材50の捩
り弾性トルクの最大値を越えるときは、第1のばねかけ
ビン25に第20回動規制穴44の他の一方の端部が押
しつけられる位置まで回動して、α=0である状態とな
るようにされている。この状態ではt42のばねかけビ
ン45も第1の回動規制穴24の他の一方の端部に押し
つけられる位itで回動していて、やはり上記回動関係
位置がα=0となるよう規制している。
このように結成された装@において、入力非円形遊星歯
車31a 、 31b及び出力非円形遊星歯車61a。
車31a 、 31b及び出力非円形遊星歯車61a。
611)は、非円形歯形仕様に関しては、ナベてが同一
である。まだ、非円形中心歯車11aと11bとの非円
形歯形仕様は同一で、上記各非円形遊星歯車とは別であ
る。したがって、この装置には都合2種類の非円形歯形
を持つ歯車をかみ合わせた非円形歯車対が用いられてい
る。
である。まだ、非円形中心歯車11aと11bとの非円
形歯形仕様は同一で、上記各非円形遊星歯車とは別であ
る。したがって、この装置には都合2種類の非円形歯形
を持つ歯車をかみ合わせた非円形歯車対が用いられてい
る。
第3図及び第4図では、上記非円形歯車対の一組を取り
上けて説明している。図には、非円形中心歯車11aと
、入力非円形遊星歯車31aとを示しているが、それぞ
れは上記2種類ある中の各同一仕様歯車を代表している
。この非円形歯車対は、例えは特願昭60−10552
4号、あるいは、%側昭60−270540号に示され
た非円形歯車の特徴を備えているもので、非円形中心歯
車11aの角速度ωlに対する入力非円形遊星歯車31
aの角速度ω2の比率の絶対値1ω2/ω11 には、
第5図に示したグラフのように、非円形中心台車の角変
位θの所定の範Hにおいて、この角変位θに関する指数
関数的な変化特性が与えられている。この変化特性F(
θ)は次のような指数El数式で定まるようになってい
る。
上けて説明している。図には、非円形中心歯車11aと
、入力非円形遊星歯車31aとを示しているが、それぞ
れは上記2種類ある中の各同一仕様歯車を代表している
。この非円形歯車対は、例えは特願昭60−10552
4号、あるいは、%側昭60−270540号に示され
た非円形歯車の特徴を備えているもので、非円形中心歯
車11aの角速度ωlに対する入力非円形遊星歯車31
aの角速度ω2の比率の絶対値1ω2/ω11 には、
第5図に示したグラフのように、非円形中心台車の角変
位θの所定の範Hにおいて、この角変位θに関する指数
関数的な変化特性が与えられている。この変化特性F(
θ)は次のような指数El数式で定まるようになってい
る。
F(θ)=1ω2/ω11 =e−に°θ・F(0)こ
こで、F(0)は基準角運度比、Kは常に正値を与える
角速度変調係数で共に装置の設計上で任意に選び得る値
である。ちなみKS?X3図ないし第5図の実施例では
、角変位θの範囲0〜πラジアン。
こで、F(0)は基準角運度比、Kは常に正値を与える
角速度変調係数で共に装置の設計上で任意に選び得る値
である。ちなみKS?X3図ないし第5図の実施例では
、角変位θの範囲0〜πラジアン。
F (0) = 1.386 、 K= 0.2206
ラジアンテある。式中のθは自然対数の底である。
ラジアンテある。式中のθは自然対数の底である。
なお、第3図の各非円形歯車は、例えば部分的に図示さ
れているような、インボリュート歯形が全周に刻み込ま
れているのでおるが、かみ合った歯車の角速度、るるい
は、伝達トルクなどの関係は、かみ合いピッチ曲線によ
って支障なく説明できるため、第3図及びその他の図に
ついても歯形の図示の一部、又は全部を省略し、かみ合
いピッチ曲想のみで示している。
れているような、インボリュート歯形が全周に刻み込ま
れているのでおるが、かみ合った歯車の角速度、るるい
は、伝達トルクなどの関係は、かみ合いピッチ曲線によ
って支障なく説明できるため、第3図及びその他の図に
ついても歯形の図示の一部、又は全部を省略し、かみ合
いピッチ曲想のみで示している。
つづいて、上記のような非円形歯車対の角速度比の特徴
から導くことができる独特の角速度変調作用を説明する
。第6図及び第7図は、第1図と第2図で示した実施例
装聞における角速度変調作用をなす要素機構の正面図及
び側面断面図である。
から導くことができる独特の角速度変調作用を説明する
。第6図及び第7図は、第1図と第2図で示した実施例
装聞における角速度変調作用をなす要素機構の正面図及
び側面断面図である。
これらの図では、すでに第3図ないし第5図で説明した
非円形歯車対に出力非円形遊星歯車61aを加えた関係
を示している。ここで、非円形中心歯車11aと入力非
円形遊星歯車31aとがかみ合ってなる歯車対を第1次
角速度変調手段と呼び、非円形中心歯車11aと出力非
円形遊星歯車61aとがかみ合ってなる歯車対を第2次
角速度変調手段と呼ぶことにする。第1次角速度変調手
段は、非円形中心歯車11aの角速度ωlに対する入力
非円形遊星歯車31aを固着させた入力遊E軸30の角
速度ω2の比率を定める手段であり、この比率を第1次
自速度比と呼ぶととくする。第2次金運度変訓手段は、
上記角速度ω!に対する出力非円形遊星歯車61aが一
方向クラッチ機能付軸受67を介して直結駆動する出力
遊星軸60の角速度ω3の比率を定める手段であ夛、こ
の比率を第2次自速度比と呼ぶことにする。第1次角速
度変調手段が、上記第3図カいし第5図で説明したもの
であると同様にS第2次角速度変調手段も単独では第3
図ないし第5図での説明が適用できる。しかしながら、
ここで注目すべきは第6図に示すように1入力軸10の
位置を基準にして、入力遊星i13.l] 30の位[
C対して出力遊星@60が中心角π−αラジアンの位置
に配置されていることがある。出力非円形遊星歯車61
aは非円形中心歯車11aの周囲で、この歯車11aと
のかみ合いが、中心角πラジアン毎に同じ関係に戻るた
め、π−αラジアンは実質−αラジアンの中心角を与え
たのと等価である。したがって、第1次角速度変調手段
が、非円形中心歯車11aの角変位θでかみ合い状態に
あるとき、第2次角速度変調手段は上記角変位θ−αで
のかみ合い状態となっているのである。このような状態
にあるため、第1次自速度比1ω2/ω11がすでに説
明したと同様に、指数関数式e−に°0・F(0)なる
値のとき、第2次自速度比1ω3/ω11が、指数関数
式〇”(”)−F(0) ナル値になっている。この状
態において、入力遊星軸30の角速度に対する出力遊星
軸60の角速度の比率ω3/ω2は、上記第1次自重度
比に対する上記第2次自速度比の除算商として、角変位
θと基準角速度比F(0)とは消去され、上記係数にと
上記回動角αとのみてよる指数関数式eK゛なる値をと
るのである。上記最終式は、この発明による無段変速装
置に備えられた角速度変調作用をなす要素機構の特徴を
示している。この要素機構とは、1個の非円形中心歯車
と2個の非円形遊星歯車との組合わせで成る第6図及び
第7図で示したようが非円形歯車機構である。第1図及
び第2図による実施例P;置には、上記要素機構の2組
が用いられており、その第1組の要1A機構は第6図、
第7図に示す5個の各非円形歯車11a、31a、61
aによるもので、その第2組の要素機構は非円形中心歯
車111)、入力非円形遊星歯!l31b、出力非円形
遊星歯車6111の各非円形歯車によるものである。
非円形歯車対に出力非円形遊星歯車61aを加えた関係
を示している。ここで、非円形中心歯車11aと入力非
円形遊星歯車31aとがかみ合ってなる歯車対を第1次
角速度変調手段と呼び、非円形中心歯車11aと出力非
円形遊星歯車61aとがかみ合ってなる歯車対を第2次
角速度変調手段と呼ぶことにする。第1次角速度変調手
段は、非円形中心歯車11aの角速度ωlに対する入力
非円形遊星歯車31aを固着させた入力遊E軸30の角
速度ω2の比率を定める手段であり、この比率を第1次
自速度比と呼ぶととくする。第2次金運度変訓手段は、
上記角速度ω!に対する出力非円形遊星歯車61aが一
方向クラッチ機能付軸受67を介して直結駆動する出力
遊星軸60の角速度ω3の比率を定める手段であ夛、こ
の比率を第2次自速度比と呼ぶことにする。第1次角速
度変調手段が、上記第3図カいし第5図で説明したもの
であると同様にS第2次角速度変調手段も単独では第3
図ないし第5図での説明が適用できる。しかしながら、
ここで注目すべきは第6図に示すように1入力軸10の
位置を基準にして、入力遊星i13.l] 30の位[
C対して出力遊星@60が中心角π−αラジアンの位置
に配置されていることがある。出力非円形遊星歯車61
aは非円形中心歯車11aの周囲で、この歯車11aと
のかみ合いが、中心角πラジアン毎に同じ関係に戻るた
め、π−αラジアンは実質−αラジアンの中心角を与え
たのと等価である。したがって、第1次角速度変調手段
が、非円形中心歯車11aの角変位θでかみ合い状態に
あるとき、第2次角速度変調手段は上記角変位θ−αで
のかみ合い状態となっているのである。このような状態
にあるため、第1次自速度比1ω2/ω11がすでに説
明したと同様に、指数関数式e−に°0・F(0)なる
値のとき、第2次自速度比1ω3/ω11が、指数関数
式〇”(”)−F(0) ナル値になっている。この状
態において、入力遊星軸30の角速度に対する出力遊星
軸60の角速度の比率ω3/ω2は、上記第1次自重度
比に対する上記第2次自速度比の除算商として、角変位
θと基準角速度比F(0)とは消去され、上記係数にと
上記回動角αとのみてよる指数関数式eK゛なる値をと
るのである。上記最終式は、この発明による無段変速装
置に備えられた角速度変調作用をなす要素機構の特徴を
示している。この要素機構とは、1個の非円形中心歯車
と2個の非円形遊星歯車との組合わせで成る第6図及び
第7図で示したようが非円形歯車機構である。第1図及
び第2図による実施例P;置には、上記要素機構の2組
が用いられており、その第1組の要1A機構は第6図、
第7図に示す5個の各非円形歯車11a、31a、61
aによるもので、その第2組の要素機構は非円形中心歯
車111)、入力非円形遊星歯!l31b、出力非円形
遊星歯車6111の各非円形歯車によるものである。
第8図ないし第10図は上記要素機構の角速度変調作用
特性を表わしたグラフである。第8図はα・=0の状態
のもので、横軸θの値如何にかかわらず角速度比ω3/
ω2は常に1となっている。第9図はα=(1/8)π
の状態のもので、角速度比ω3/ω2が、横軸θの値に
よって1をはさんだ高、低二つの一定値に分かれ、その
どちらかが現われることが示されている。その高値が上
記代数式、に−“で与えられる一定値である。低値は代
数式、に−(a−“)で与えられる。これも一定値であ
るが、この実施例では利用していない角速度比である。
特性を表わしたグラフである。第8図はα・=0の状態
のもので、横軸θの値如何にかかわらず角速度比ω3/
ω2は常に1となっている。第9図はα=(1/8)π
の状態のもので、角速度比ω3/ω2が、横軸θの値に
よって1をはさんだ高、低二つの一定値に分かれ、その
どちらかが現われることが示されている。その高値が上
記代数式、に−“で与えられる一定値である。低値は代
数式、に−(a−“)で与えられる。これも一定値であ
るが、この実施例では利用していない角速度比である。
第10Mはαが第9図より増加して(3/8)πになっ
た状態である。ω3/ω2の値がαの増加に相関して変
化していることと、その連続値をとるθの範囲も変化し
ていることが、第9図との対比で現われている。第11
図はαを0からπまでπ/8間隔で変化させたときの角
速度比ω3/ω2の変化を表わしたものである0この発
明装置には、以上説明したように指数関数的な角速度変
調機能のある要素機構が備わっている。この要素機構の
複数組を組合せ、回動角αの値を手動または自動にかか
わらず6丁亥制御できる構造とし、角速度比の繰返し変
化パターンの中から特定値のみを選択して取出すだめの
一方向クラッチ機能を付加すれば、チ1段変連装Aが構
成できる。第1図と第2図に示した実施例装置は、すな
わち、上記各付加手段が構じられた無段変速装置である
。この実施例装置において、すてて説明したように人力
フレーム20と出力フレーム40とが相対的に回動可能
な構造になっているのがαの可変制御手段である。この
手段は、上記第1組と第2組の複数の要素機構に共aに
機能する。なお、上記両フレーム20と40との間に所
定の弾性特性を与えた捩シ弾性部材50を設置し、回動
角αを自動制御する方式がとられている。
た状態である。ω3/ω2の値がαの増加に相関して変
化していることと、その連続値をとるθの範囲も変化し
ていることが、第9図との対比で現われている。第11
図はαを0からπまでπ/8間隔で変化させたときの角
速度比ω3/ω2の変化を表わしたものである0この発
明装置には、以上説明したように指数関数的な角速度変
調機能のある要素機構が備わっている。この要素機構の
複数組を組合せ、回動角αの値を手動または自動にかか
わらず6丁亥制御できる構造とし、角速度比の繰返し変
化パターンの中から特定値のみを選択して取出すだめの
一方向クラッチ機能を付加すれば、チ1段変連装Aが構
成できる。第1図と第2図に示した実施例装置は、すな
わち、上記各付加手段が構じられた無段変速装置である
。この実施例装置において、すてて説明したように人力
フレーム20と出力フレーム40とが相対的に回動可能
な構造になっているのがαの可変制御手段である。この
手段は、上記第1組と第2組の複数の要素機構に共aに
機能する。なお、上記両フレーム20と40との間に所
定の弾性特性を与えた捩シ弾性部材50を設置し、回動
角αを自動制御する方式がとられている。
つぎに1人力遊星軸30に固着されている第1組と第2
組の入力非円形遊星歯車31aと31Jには、第1図(
、)に示すように、π/2ラジアンの回転位相角差が与
えられている。ここで、第1組の要素機構による角速度
比ω3/ω2の値を関数01(θ)で表わし、第2組の
要素機構による角速度比ω3/ω2の値を関数02(θ
)で表わすとき、G2(θ)=C)1(θ+β)なる関
係を保つようにしである。上式のβは入力遊星rA3゜
上での上記回転位相差角π/2ラジアンを、入力軸10
上での非円形中心歯車11aと111)の回転位相差角
VC置き換えたもので、その値は入力軸10の角変位θ
の関数で与えられる。第1図の実施例では、βの最小値
βminが、0.415πラジアンで感る。第12図は
上記第1.[、第2組の要素機構によるそれぞれの角速
度比ω3/ω2の値を、折れ線A及びBで示したグラフ
である。α≦βmlゎなる条件を満たす範囲では角速度
比ω3/ω2の値は、eK−“なる一定値部分を横軸θ
の値の全範囲にわたって連続させ得るのであるが、グラ
フはその条件内で、α=(3/8)πの場合を例示して
いる。ヒのように、要素機構の複数組を組合せ使用する
ことで、角速度比ω3/ω2の一定値eK−IXの連続
化が達成されている0上記複数の要素機構によって得ら
れる複数の角速度比の変化パターンの中から、特定値の
みを選択する手段は、一方向クラッチ機能で達成させる
。
組の入力非円形遊星歯車31aと31Jには、第1図(
、)に示すように、π/2ラジアンの回転位相角差が与
えられている。ここで、第1組の要素機構による角速度
比ω3/ω2の値を関数01(θ)で表わし、第2組の
要素機構による角速度比ω3/ω2の値を関数02(θ
)で表わすとき、G2(θ)=C)1(θ+β)なる関
係を保つようにしである。上式のβは入力遊星rA3゜
上での上記回転位相差角π/2ラジアンを、入力軸10
上での非円形中心歯車11aと111)の回転位相差角
VC置き換えたもので、その値は入力軸10の角変位θ
の関数で与えられる。第1図の実施例では、βの最小値
βminが、0.415πラジアンで感る。第12図は
上記第1.[、第2組の要素機構によるそれぞれの角速
度比ω3/ω2の値を、折れ線A及びBで示したグラフ
である。α≦βmlゎなる条件を満たす範囲では角速度
比ω3/ω2の値は、eK−“なる一定値部分を横軸θ
の値の全範囲にわたって連続させ得るのであるが、グラ
フはその条件内で、α=(3/8)πの場合を例示して
いる。ヒのように、要素機構の複数組を組合せ使用する
ことで、角速度比ω3/ω2の一定値eK−IXの連続
化が達成されている0上記複数の要素機構によって得ら
れる複数の角速度比の変化パターンの中から、特定値の
みを選択する手段は、一方向クラッチ機能で達成させる
。
第1図と第2図で、第1組と第2組の出力非円形遊星歯
車61aと611)に現われるω2基準の角速度比は、
第12図の折れ線入及びBである。この人とBとが横軸
θの値によって異る値をとっているとき、どちらか一方
の角速度比による角速度のみを出力軸60に伝達するよ
う一方面クラッチ機能付軸受67が選択する。選択方向
の設定は、図示の回転方向において、出力非円形遊星歯
車51a 、 611)から出力遊星軸60へ向っての
み回転動力を伝達するようになされているので、上記A
とBで示された角速度比の高い値のみを、出力遊星軸6
0の駆動に寄与させ、低い値は、一方向クラッチ機能付
軸受67の空転で上記駆動には寄与しないようKされて
いる。
車61aと611)に現われるω2基準の角速度比は、
第12図の折れ線入及びBである。この人とBとが横軸
θの値によって異る値をとっているとき、どちらか一方
の角速度比による角速度のみを出力軸60に伝達するよ
う一方面クラッチ機能付軸受67が選択する。選択方向
の設定は、図示の回転方向において、出力非円形遊星歯
車51a 、 611)から出力遊星軸60へ向っての
み回転動力を伝達するようになされているので、上記A
とBで示された角速度比の高い値のみを、出力遊星軸6
0の駆動に寄与させ、低い値は、一方向クラッチ機能付
軸受67の空転で上記駆動には寄与しないようKされて
いる。
こむまでの説明は、入力遊星軸30と出力遊星軸60と
の間の角速度比ω3/ω2に関係する角速度変調作用を
主体にしたものであった。これは第1図と第2図装置に
訃いて、入力遊星歯車35.入力中心歯車5及び、出力
遊星歯車65゜出力中心歯fi75を、とシあえず省い
た機構を想定し、入力遊星軸30と出力遊星軸60の自
転成分角速度のみを考えたものと云える。この段階で、
明らかKなった上記ω3/ω2の特性グラフを第13図
に示している。
の間の角速度比ω3/ω2に関係する角速度変調作用を
主体にしたものであった。これは第1図と第2図装置に
訃いて、入力遊星歯車35.入力中心歯車5及び、出力
遊星歯車65゜出力中心歯fi75を、とシあえず省い
た機構を想定し、入力遊星軸30と出力遊星軸60の自
転成分角速度のみを考えたものと云える。この段階で、
明らかKなった上記ω3/ω2の特性グラフを第13図
に示している。
回動角αの範囲Oから0.4:L5πラジアンにおいて
、入力遊星軸30と出力遊星軸60とが等角速度で回転
する状態(α=0)から1333倍の角速度比が現われ
る状態(α= 0.41!5πラジアン)まで、回動角
αの無段階中間設定値に対応して無段階の中間角速度比
が現われるのである。
、入力遊星軸30と出力遊星軸60とが等角速度で回転
する状態(α=0)から1333倍の角速度比が現われ
る状態(α= 0.41!5πラジアン)まで、回動角
αの無段階中間設定値に対応して無段階の中間角速度比
が現われるのである。
第1図、第2図装置の入力軸1oと出力軸70との角速
度の関係は、この装置が遊星歯箪磯構の一形式をとって
構成されているため、上記軍13図の特性から変換して
求めることができる。すなわち、上記第13図の特性は
、一般に1遊星歯車機構の回転速度計算手法として使わ
れるキャリア固定(この発明の実施例装置ではフレーム
固定)での角速度比なのである。第1図、第2図装置に
おいて、入力中心歯車5と入力遊星歯車35との歯数比
及び出力中心歯車75と出力遊星歯車65との歯数比は
、任意に設定可能である。これらの歯数比は、無段変速
装置の入出力軸の回転速度比の絶対値を固定的に整合さ
せる手段として有効な意味を持ち、また、自動制御の特
性設定上で、伝達トルクと捩シ弾性部材50の捩シ弾性
特性とに関係して定数的な影響を及ぼすのであるが、無
段変速装置が備える角速度可変機能の本質に影う浴する
ものではない。
度の関係は、この装置が遊星歯箪磯構の一形式をとって
構成されているため、上記軍13図の特性から変換して
求めることができる。すなわち、上記第13図の特性は
、一般に1遊星歯車機構の回転速度計算手法として使わ
れるキャリア固定(この発明の実施例装置ではフレーム
固定)での角速度比なのである。第1図、第2図装置に
おいて、入力中心歯車5と入力遊星歯車35との歯数比
及び出力中心歯車75と出力遊星歯車65との歯数比は
、任意に設定可能である。これらの歯数比は、無段変速
装置の入出力軸の回転速度比の絶対値を固定的に整合さ
せる手段として有効な意味を持ち、また、自動制御の特
性設定上で、伝達トルクと捩シ弾性部材50の捩シ弾性
特性とに関係して定数的な影響を及ぼすのであるが、無
段変速装置が備える角速度可変機能の本質に影う浴する
ものではない。
第2図の装置では、入力中心歯[5と入力遊星歯車35
との歯数比はl:1で、出力中心歯車75と出力遊星歯
車65との歯数比も1:1である。入力軸角速度ω1に
対する出力角速度ω1の比率は、一般的な方法に準じて
作成した次の構成機素の角速度対比表から求められる。
との歯数比はl:1で、出力中心歯車75と出力遊星歯
車65との歯数比も1:1である。入力軸角速度ω1に
対する出力角速度ω1の比率は、一般的な方法に準じて
作成した次の構成機素の角速度対比表から求められる。
構成各機素の自速に対比表
ωl ω6
すなわち、第1図、第21の装置の入出力軸角速度比ω
U/町は、回動角αの関数として−(eK−α−1)な
る値に定まシ、第14図のグラフに示したよ、うな特性
になる。横軸回動角αの0から0.415πラジアンの
範囲において、入力軸10の角速度ω量が如何なる値で
あっても出力軸70の角速度ω8は0である状態(α=
0)から−0,333倍の角速度比が現われる状態(α
=0.415πラジアン)の間で、連続無段階でωU/
ωムの値が定まるのである。
U/町は、回動角αの関数として−(eK−α−1)な
る値に定まシ、第14図のグラフに示したよ、うな特性
になる。横軸回動角αの0から0.415πラジアンの
範囲において、入力軸10の角速度ω量が如何なる値で
あっても出力軸70の角速度ω8は0である状態(α=
0)から−0,333倍の角速度比が現われる状態(α
=0.415πラジアン)の間で、連続無段階でωU/
ωムの値が定まるのである。
第1図、第2図において、ω1は入力軸10.入力フレ
ーム20.出力フレーム40.捩り弾性部材50の角速
度、及び入力遊星軸30.出力遊星軸6oの公転成分角
速度を示す。ω2は入力遊星軸30.入力非円形遊星歯
車31a、31b、入力遊星歯車35の自転成分角速度
を示す。ω3は出力遊星軸60.出力遊星歯車65の自
転成分角速度を示す。ω1は出力軸7Q。
ーム20.出力フレーム40.捩り弾性部材50の角速
度、及び入力遊星軸30.出力遊星軸6oの公転成分角
速度を示す。ω2は入力遊星軸30.入力非円形遊星歯
車31a、31b、入力遊星歯車35の自転成分角速度
を示す。ω3は出力遊星軸60.出力遊星歯車65の自
転成分角速度を示す。ω1は出力軸7Q。
出力中心歯車75の角速度を示す。また、Cは非円形中
心歯車11a、llbの自転成分の回転方向を示してい
る。
心歯車11a、llbの自転成分の回転方向を示してい
る。
つぎに、回動角αが自動制御される作用を説明する。第
15図は第2図(a)に示した装置が、原動装置の動力
を負荷装置に伝達している状態でのトルクの平衡に関す
る説明図である。81は原動装置、82は負荷装置、8
3は上記各装置を固定して設置している共通ベース、!
で示す直線は各装置の共通回転軸線、1畳及びτ。は共
通回転軸線lに関するこの発明装置の入力及び出力トル
ク、m及びnで示す閉曲線のそれぞれは、入力トルクτ
lに関して力学的平衡が保たれている径路及び出力トル
クτ。に関して力学的平衡が保たれている径路である。
15図は第2図(a)に示した装置が、原動装置の動力
を負荷装置に伝達している状態でのトルクの平衡に関す
る説明図である。81は原動装置、82は負荷装置、8
3は上記各装置を固定して設置している共通ベース、!
で示す直線は各装置の共通回転軸線、1畳及びτ。は共
通回転軸線lに関するこの発明装置の入力及び出力トル
ク、m及びnで示す閉曲線のそれぞれは、入力トルクτ
lに関して力学的平衡が保たれている径路及び出力トル
クτ。に関して力学的平衡が保たれている径路である。
原動装置81は、入力軸10をトルクτ1で駆動すると
き、これに均衡する反作用トルク−τlを共通ベース8
3に与えている。この作用、反作用トルクは、入力フレ
ーム20.入力遊星軸30.入力遊星歯車35゜入力中
心歯車5.外箱1を経由する閉曲線mの径路で平衡して
いる。一方、出力軸マ0は、負荷装置82をトルクで、
で駆動するとき、これに均衡する反作用トルク−τ1を
出力中心歯車75.出力遊星歯車65.出力遊星軸60
を経て出力フレリ40に与えている。負荷装置82に与
えたトルクτ1は、共通ベース83から外箱1.入力中
心歯車5.入力遊星歯車35.入力遊星軸30を経て入
力フレーム20に作用している。このように、入力と出
力の両フレーム20と40との間には、出力トルクτい
に相当する回動トルクが作用し、結果的には、これら両
フレーム間に意図的に装架されている捩シ弾性部材50
の捩9弾性トルクが、τ植と均衡すること忙よって、閉
曲線nの径路での作用、反作用トルクが平衡する。回動
角αは、出力トルクτ工によって自動制御され、その値
は捩り弾性部材501C6らかじめ任意に与えておくこ
とができる捩り弾性トルクの特性にしたがって定まる。
き、これに均衡する反作用トルク−τlを共通ベース8
3に与えている。この作用、反作用トルクは、入力フレ
ーム20.入力遊星軸30.入力遊星歯車35゜入力中
心歯車5.外箱1を経由する閉曲線mの径路で平衡して
いる。一方、出力軸マ0は、負荷装置82をトルクで、
で駆動するとき、これに均衡する反作用トルク−τ1を
出力中心歯車75.出力遊星歯車65.出力遊星軸60
を経て出力フレリ40に与えている。負荷装置82に与
えたトルクτ1は、共通ベース83から外箱1.入力中
心歯車5.入力遊星歯車35.入力遊星軸30を経て入
力フレーム20に作用している。このように、入力と出
力の両フレーム20と40との間には、出力トルクτい
に相当する回動トルクが作用し、結果的には、これら両
フレーム間に意図的に装架されている捩シ弾性部材50
の捩9弾性トルクが、τ植と均衡すること忙よって、閉
曲線nの径路での作用、反作用トルクが平衡する。回動
角αは、出力トルクτ工によって自動制御され、その値
は捩り弾性部材501C6らかじめ任意に与えておくこ
とができる捩り弾性トルクの特性にしたがって定まる。
第16図は捩り弾性部材50に与えである捩り弾性トル
クの回動角αに関する変化特性の一実施例を示しだグラ
フである。
クの回動角αに関する変化特性の一実施例を示しだグラ
フである。
第17図は第14図と同じ入出力軸角速度比の特性グラ
フであるが、出力トルクの値による上記入出力軸角速度
比の自動制御特性を示している。これが、第1図、第2
図装置の無段変速機能を外部接続端である入力軸と出力
軸の動力学的作用で実際的に表わした特性曲線である。
フであるが、出力トルクの値による上記入出力軸角速度
比の自動制御特性を示している。これが、第1図、第2
図装置の無段変速機能を外部接続端である入力軸と出力
軸の動力学的作用で実際的に表わした特性曲線である。
横軸出力トルクは、すなわち、この装置を用いて駆動す
る負荷装置の負荷トルクであυ、負荷トルクの刻々の変
動値に対応して連続無段階に入出力軸角速度比が制御さ
れることを示している。この負荷トルクがこの実施例で
3.5Kg−m以上のところでは、入力軸の角速度ω量
の値如何にかかわらず出力軸の角速度ω1は0となるこ
とは、この発明装置において達成された特徴である。
る負荷装置の負荷トルクであυ、負荷トルクの刻々の変
動値に対応して連続無段階に入出力軸角速度比が制御さ
れることを示している。この負荷トルクがこの実施例で
3.5Kg−m以上のところでは、入力軸の角速度ω量
の値如何にかかわらず出力軸の角速度ω1は0となるこ
とは、この発明装置において達成された特徴である。
なお、上記実施例では捩り弾性部材50の具体例として
渦巻ばねを示しているが、これは渦巻ばねに限定される
ものではなく、入力フレームと出力フレームに捩9弾性
トルクを与える他の弾性部材の単体又は弾性を与える構
成体などを用いてもよい。また上記実施例では捩り弾性
部材50を2個用いているが、これは単数、複数いずれ
かく限定されるものではない。
渦巻ばねを示しているが、これは渦巻ばねに限定される
ものではなく、入力フレームと出力フレームに捩9弾性
トルクを与える他の弾性部材の単体又は弾性を与える構
成体などを用いてもよい。また上記実施例では捩り弾性
部材50を2個用いているが、これは単数、複数いずれ
かく限定されるものではない。
さらに、上記実施例での入力フレーム2o及び出力フレ
ーム40の形状においても、入力遊星軸3゜又は出力遊
星軸60を支持する機能をはじめ上記実施例の説明にあ
ると同様に機能するものでちれば、異る形状であっても
適用できるものである。
ーム40の形状においても、入力遊星軸3゜又は出力遊
星軸60を支持する機能をはじめ上記実施例の説明にあ
ると同様に機能するものでちれば、異る形状であっても
適用できるものである。
なおまた、入力フレーム20と出力フレーム4゜の回動
角αt−規制するのに、上記実施例では第1゜第2の各
ばねかけビンと第1.第2の各回動規制穴を用いたが、
このような回動2部材の回動角を規制するだめの数多い
公知構造の中から別の構造を選択して用いてもよく、上
記一実施例と同様のく力果があげられる。
角αt−規制するのに、上記実施例では第1゜第2の各
ばねかけビンと第1.第2の各回動規制穴を用いたが、
このような回動2部材の回動角を規制するだめの数多い
公知構造の中から別の構造を選択して用いてもよく、上
記一実施例と同様のく力果があげられる。
この発明による無段変速装置に用いる非円形歯車につい
て、上記実施例では第3図ないし第5図に示すものを用
いたが、多数の中の一例を示したにすぎない。この発明
の目的達成に有効な非円形歯車の形状には、例えば、特
願昭61−113005号による角速度変調作用を構成
し得るものなどもすべて含まれ、その基本的な形状要件
は、例えば特願昭60−106524号及び特願昭60
−275540号に示されているものが対象でアシ、こ
れらのすべてが有効である。
て、上記実施例では第3図ないし第5図に示すものを用
いたが、多数の中の一例を示したにすぎない。この発明
の目的達成に有効な非円形歯車の形状には、例えば、特
願昭61−113005号による角速度変調作用を構成
し得るものなどもすべて含まれ、その基本的な形状要件
は、例えば特願昭60−106524号及び特願昭60
−275540号に示されているものが対象でアシ、こ
れらのすべてが有効である。
以上のように、この発明によれば、出力軸の負荷トルク
によって入出力軸角速度を制御させる無段変速機構が歯
車装置によシ構成できる。この制御が、上記説明のよう
に、直接制御、かつ、内部制御であることから、簡易な
構造であシながら完全な機械的自動制御機能を備え、入
出力軸角速度比0なる制御状態を安定して作動させる機
能も備えさせた無段変速装置が提供できる。このように
、非摩擦式動力伝達の長所を活かした、また、自動制御
機能を内蔵した歯車式無段変速装置は高い伝達効率が得
られる効果がある。
によって入出力軸角速度を制御させる無段変速機構が歯
車装置によシ構成できる。この制御が、上記説明のよう
に、直接制御、かつ、内部制御であることから、簡易な
構造であシながら完全な機械的自動制御機能を備え、入
出力軸角速度比0なる制御状態を安定して作動させる機
能も備えさせた無段変速装置が提供できる。このように
、非摩擦式動力伝達の長所を活かした、また、自動制御
機能を内蔵した歯車式無段変速装置は高い伝達効率が得
られる効果がある。
この発明を、特に自動車や各種工作機械に代表されるよ
うな回転速度が広範囲に変わる装置を駆動する分野に活
用すれば、変化回転速度に不適な原動機特質を持つ内燃
機関や電動機との合理的な整合を行って、省資源、省エ
ネルギに寄与できる効果がある。
うな回転速度が広範囲に変わる装置を駆動する分野に活
用すれば、変化回転速度に不適な原動機特質を持つ内燃
機関や電動機との合理的な整合を行って、省資源、省エ
ネルギに寄与できる効果がある。
第1図及び第2図はこの発明による無段変速装置の一実
施例を示し、第1図(、)は第2図(a)の1a−7a
ljJfCおける断面図、第1図(b)は第2図(、)
の1b−1b線における断面図、第2図(a)は第1図
(a)の1la−Ia#における断面図、第2図(b)
は第1図(a)のIb−1b線における断面図、第3図
は第1図(a)の非円形歯車対を示す正面図、第4図は
第3図の1V−ff線における断面図、第5図は第3図
の非円形歯車対の角速度比に関する曲線図、第6図は第
1図の角速度変調作用をなす要素機構を示す正面図、第
7図は第6図の■−■線における断面図、第8図ないし
第11図は第6図の要素機構の角速度変調特性を示す曲
線図、第12図及び第13図は第2図(a)の装置の無
段f連作用の一つを示す曲線図及び総合特性を示す曲線
図、第14図は第2 FA (a)の入出力軸角速度比
を示す曲線図、第15図は第2図(a)の装置を原動装
置と負荷装置との間に組込み作動中のトルクの平衡を示
す説明図、第16図は第1図の捩シ弾性部材に与えられ
ている捩り弾性トルクの特性図、第17図は第2図(a
)の装置の出力トルクによる入出力軸角速度比の自動制
御特性を示した曲線図である。 1・・・外箱、5・・・入力中心歯車、10・・・入力
軸、11a、llb・・・非円形中心歯車、20・・・
入力フレーム、30・・・入力遊星軸、31a、31b
・・・入力非円形遊星歯車、35・・・入力遊星歯車、
40・・・出力フレーム、50・・・捩り弾性部材、6
0・・・出力遊星軸、61a、61b・・・出力非円形
遊星歯車、65・・・出力遊星t!!車、70・・・出
力軸、75・・・出力中心歯車。 なお、M中間−符号は同一または相当部分を示す0
施例を示し、第1図(、)は第2図(a)の1a−7a
ljJfCおける断面図、第1図(b)は第2図(、)
の1b−1b線における断面図、第2図(a)は第1図
(a)の1la−Ia#における断面図、第2図(b)
は第1図(a)のIb−1b線における断面図、第3図
は第1図(a)の非円形歯車対を示す正面図、第4図は
第3図の1V−ff線における断面図、第5図は第3図
の非円形歯車対の角速度比に関する曲線図、第6図は第
1図の角速度変調作用をなす要素機構を示す正面図、第
7図は第6図の■−■線における断面図、第8図ないし
第11図は第6図の要素機構の角速度変調特性を示す曲
線図、第12図及び第13図は第2図(a)の装置の無
段f連作用の一つを示す曲線図及び総合特性を示す曲線
図、第14図は第2 FA (a)の入出力軸角速度比
を示す曲線図、第15図は第2図(a)の装置を原動装
置と負荷装置との間に組込み作動中のトルクの平衡を示
す説明図、第16図は第1図の捩シ弾性部材に与えられ
ている捩り弾性トルクの特性図、第17図は第2図(a
)の装置の出力トルクによる入出力軸角速度比の自動制
御特性を示した曲線図である。 1・・・外箱、5・・・入力中心歯車、10・・・入力
軸、11a、llb・・・非円形中心歯車、20・・・
入力フレーム、30・・・入力遊星軸、31a、31b
・・・入力非円形遊星歯車、35・・・入力遊星歯車、
40・・・出力フレーム、50・・・捩り弾性部材、6
0・・・出力遊星軸、61a、61b・・・出力非円形
遊星歯車、65・・・出力遊星t!!車、70・・・出
力軸、75・・・出力中心歯車。 なお、M中間−符号は同一または相当部分を示す0
Claims (2)
- (1)固定部に固定された外箱に回転自在に支持された
入力軸、この入力軸に固着され回転される入力フレーム
、この入力フレームに自転可能に支持された入力遊星軸
、上記入力軸に上記入力フレームと相対回動可能に支持
された出力フレーム、この出力フレームに自転可能に支
持された出力遊星軸、指数関数的に周期変化する角速度
比を固有する非円形歯車対による第1次角速度変調手段
及び第2次角速度変調手段を構じて成る指数関数的角速
度変調作用を有する要素機構の複数組を用いて構成され
、上記入力遊星軸の自転角速度に対する上記出力遊星軸
の自転角速度の比率を、上記入力フレームと上記出力フ
レームとの相対回動位置から定まる回動角αと、上記非
円形歯車対が固有するあらかじめ任意に設定可能な角速
度変調係数にとによる指数関数式■^K^・^αの値に
設定する無段変速作用をなす構成体、上記外箱に上記入
力軸と同心に固着され常に静止している入力中心歯車、
上記入力遊星軸に固着され上記入力中心歯車にかみ合わ
された入力遊星歯車、上記出力遊星軸に固着された出力
遊星歯車、この出力遊星歯車にかみ合わされた出力中心
歯車、この出力中心歯車を固着しており上記入力軸と同
心に上記外箱に回転自在に支持された出力軸、及び、上
記入力フレームと上記出力フレームとの間に装着され、
これら両フレームに捩り弾性トルクを作用させる捩り弾
性部材を備えた無段変速装置。 - (2)捩り弾性部材は渦巻ばねからなる特許請求の範囲
第1項記載の無段変速装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21857386A JPS6372966A (ja) | 1986-09-16 | 1986-09-16 | 無段変速装置 |
DE19873716400 DE3716400A1 (de) | 1986-05-15 | 1987-05-15 | Schrittloser uebersetzungsmechanismus |
US07/050,125 US4765195A (en) | 1986-05-15 | 1987-05-15 | Stepless transmission mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21857386A JPS6372966A (ja) | 1986-09-16 | 1986-09-16 | 無段変速装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6372966A true JPS6372966A (ja) | 1988-04-02 |
JPH0536663B2 JPH0536663B2 (ja) | 1993-05-31 |
Family
ID=16722063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21857386A Granted JPS6372966A (ja) | 1986-05-15 | 1986-09-16 | 無段変速装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6372966A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3922281A1 (de) * | 1988-07-08 | 1990-01-11 | Mitsubishi Electric Corp | Stufenlose getriebeanordnung |
KR100560300B1 (ko) | 2003-12-15 | 2006-03-10 | 가부시키가이샤 니프코 | 일방향 클러치 |
-
1986
- 1986-09-16 JP JP21857386A patent/JPS6372966A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3922281A1 (de) * | 1988-07-08 | 1990-01-11 | Mitsubishi Electric Corp | Stufenlose getriebeanordnung |
KR100560300B1 (ko) | 2003-12-15 | 2006-03-10 | 가부시키가이샤 니프코 | 일방향 클러치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0536663B2 (ja) | 1993-05-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |