JPS6359374B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6359374B2 JPS6359374B2 JP18768782A JP18768782A JPS6359374B2 JP S6359374 B2 JPS6359374 B2 JP S6359374B2 JP 18768782 A JP18768782 A JP 18768782A JP 18768782 A JP18768782 A JP 18768782A JP S6359374 B2 JPS6359374 B2 JP S6359374B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wound
- tape
- rotating shaft
- heat
- adhesive tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 claims description 27
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 claims description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 12
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 11
- 239000004831 Hot glue Substances 0.000 claims description 7
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 6
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 229920002725 thermoplastic elastomer Polymers 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 4
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 3
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 3
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 2
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 2
- 239000004800 polyvinyl chloride Substances 0.000 description 2
- 229920000915 polyvinyl chloride Polymers 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010924 continuous production Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000004513 sizing Methods 0.000 description 1
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C53/00—Shaping by bending, folding, twisting, straightening or flattening; Apparatus therefor
- B29C53/80—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C53/8008—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations specially adapted for winding and joining
- B29C53/8083—Improving bonding of wound materials or layers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C53/00—Shaping by bending, folding, twisting, straightening or flattening; Apparatus therefor
- B29C53/56—Winding and joining, e.g. winding spirally
- B29C53/566—Winding and joining, e.g. winding spirally for making tubular articles followed by compression
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C53/00—Shaping by bending, folding, twisting, straightening or flattening; Apparatus therefor
- B29C53/56—Winding and joining, e.g. winding spirally
- B29C53/58—Winding and joining, e.g. winding spirally helically
- B29C53/581—Winding and joining, e.g. winding spirally helically using sheets or strips consisting principally of plastics material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C61/00—Shaping by liberation of internal stresses; Making preforms having internal stresses; Apparatus therefor
- B29C61/06—Making preforms having internal stresses, e.g. plastic memory
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
本発明は熱可塑性樹脂やゴム組成物等の偏平な
基材テープおよびホツトメルト型接着剤等の偏平
な接着剤テープから熱収縮チユーブを製造する方
法に関するものであつて、更に詳しくは被覆体へ
の被着性に優れ、且つ使用目的に応じ収縮率や厚
みや長さ等を自由に選択し得る熱収縮チユーブを
連続的に製造することを可能になした熱収縮チユ
ーブの製造方法に関するものである。 従来、この種の熱収縮チユーブの製造方法とし
ては、押出機の環状ダイスから押出された原料チ
ユーブをその軟化点以上融点以下の温度でガスや
液体や固形物を該チユーブ内に圧入してその径を
膨張拡大させて冷却固化する方法や厚肉の熱収縮
チユーブの製造方法として使用されるところの原
料チユーブを熱変形温度以上に加熱して円筒成型
品の一端を密封したのち、ガスや液体等を該チユ
ーブ内に圧入しサイジングパイプの内壁に密着す
るまで膨張させて冷却固化する方法が一般に採ら
れてきた。 しかしながら、上記方法はいずれも環状ダイス
より成型されるために得られる熱収縮チユーブの
口径および肉厚は自ずからダイスの形状に限定さ
れ、これより目的とする熱収縮率、口径、肉厚等
成型せんとする製品の品種に応じたダイスをその
都度準備しなければならないために製品に対する
製造コストを高めるばかりでなく製造工程上にお
いても煩雑であり、特に後者の方法にあつては連
続成型ができないために製造が頗る複雑になり、
また得られる製品の用途も制限され、更には成型
上発生するピンホールにより防水、防食効果が阻
害されるという欠点を有していた。 本発明は上記に鑑み発明されたものであつて、
使用目的に応じ収縮率や厚みや長さ等を自由に選
択し得る熱収縮チユーブを連続的に成型し得るよ
うになした熱収縮チユーブの製造方法を提供する
ことにあり、また従来の熱収縮チユーブが環状の
ダイスより吐出された円管状の原料チユーブによ
つて製造する方法が採られていたが、本発明はフ
ラツトなダイスより吐出された偏平状の接着剤テ
ープおよび基材テープを回転軸体に供給し、前後
に捲回される上記テープの接合若しくは重り接合
によつて熱収縮チユーブを製造する方法を提供す
ることにある。 以下、本発明を図面に示す実施例について説明
し、その特徴とするところを詳述すれば、第1図
は本発明の製造過程を示す説明図で、図中1は回
転軸体、2はこの回転軸体1の周面に捲回して接
着剤層からなる内管Aを成型するためのホツトメ
ルト型接着剤等の偏平な接着剤テープBを成型す
るためのダイスであり、2′はこの回転軸体1の
周面に捲回して外管Cを成型するための熱可塑性
樹脂やゴム組成物等偏平な基材テープDを成型す
るためのダイスを示す。 こゝに示す回転軸体1は複数本のロール1aの
集合からなつており、各ロールは一つの仮想円周
に沿つて相隣接するロール間に一定の間隔を保つ
ように並列して配置してあり、その各一端は基板
3に、他端は基板3に対設する軸受板4に各々回
転自由に軸承させ、これら全体の組合せによつて
実質的に一つの回転軸体1を構成するようにして
ある。 またこの実施例では上記各ロール1aを中空体
にし、更にその一端の軸5も中空軸にして連通さ
せるとともに、この軸5の各端部に冷却水の送水
管6を接続し、他方各ロール1aの他端と中心軸
7とを管材(図示せず)にて接続して内部を連通
させ、これによつて送水管6を通して圧送する冷
却水を各ロール1aに給水し、その冷却を行うと
ともに送られた冷却水を管材を通して中心軸7の
中空部に集め、該中心軸7の端部から排水するよ
うにして回転軸体1を内部冷却できるようにして
ある。 また、この各ロール1aは前記基板3に対し軸
受板4を一方向に所要の角度回転させ、基板3に
軸承される各ロール1aの一端に対し軸受板4に
軸承され、他端の軸承点をずらすことによつて、
つまり各ロール1aを回転軸体1の中心線を中心
に捩つて傾斜させることによつて回転軸体1上に
捲回されるテープBは螺旋状に捲回される。 尚、各ロール1aの基板3側の軸端にはそれぞ
れスプロケツト(図示せず)を備え、これにかけ
るチエーン(図示せず)の運行で各ロール1aを
同一方向に等速で回転するように実質的に回転軸
体1の周面が回転するようにしてある。 このように構成してなる回転軸体1に対し、押
出機のダイス2より吐出されたホツトメルト型接
着剤等からなる偏平な接着剤テープBはその周面
に螺旋方向に沿つて供給される。 次いで、接着剤テープBは連続的に捲回される
と同時に、先に捲回された接着剤テープBの後縁
側に後から捲回する接着剤テープBの前縁側を接
合して接合された部分を押圧ロール11にて圧着
させることにより、回転軸体1の周面上に接着剤
層からなる内管Aを連続的に成型する。 次いで、押出機のダイス2′より吐出された熱
可塑性樹脂やゴム組成物等からなる偏平な基材テ
ープDは一旦シーテイングされたのち延伸され、
内管Aの周面上に螺旋方向に沿つて供給される。 即ち、この偏平な基材テープDは押出機のダイ
ス2′から吐出され回転軸体1上の内管A上に捲
回される間にシーテイングロール8にて成型さ
れ、次いで延伸を行うに必要な温度に保たれたの
ち延伸ロール9のロール間速度比によつて流れ方
向に対し2〜8倍延伸され、基材テープDが成型
される。 基材テープDの延伸倍率を2〜8倍とする所以
は2倍以下の場合にあつては所期目的とする収縮
率を有する熱収縮チユーブが得られず、一方8倍
以上の場合にあつては延伸が困難である等成型性
に劣る。 次いで、基材テープDは余熱ロール10等にて
融着最適温度に加熱、且つ引き取られながら回転
軸体1の周面に捲回された内管A上に供給され、
連続的に捲回されると同時に、先に捲回された基
材テープDの少なくとも後縁側の上面に後から捲
回する基材テープDの前縁側を重ね合わせて、こ
の重ね合わせ部分を押圧ロール11′にて圧着し
て外管Cを形成させることにより、回転軸体1の
周面上にて内周面に接着剤層を有する管体を連続
的に成型し、冷却されながら引き取られる。 基材テープDの分子配向であるが、第2図に示
すように、上記延伸処理に代えて所定のドラフト
率を掛けて引き落とすことによつて行なつてもよ
い。この場合にはダイス2′から吐出されて回転
軸体1上の内管A上に捲回される間に200〜1000
%のドラフト率が掛けられ、長手方向に配向され
る。ここにおいてドラフト率を200〜1000%とす
る所以は200%以下にあつては所期目的とする収
縮率を有する熱収縮チユーブが得られず、一方
1000%以上にあつてはドラフト時に基材テープD
が切断する等成型性に劣る。 以上、本発明を実施例について説明したが、以
上より明らかなように、本発明は押出機のダイス
から吐出された加熱溶融せるホツトメルト型接着
剤等の偏平な接着剤テープを回転軸体上に螺旋方
向に沿つて供給し、連続的に捲回させると同時に
先に捲回された上記接着剤テープの後縁側に後か
ら捲回する該接着剤テープの前縁側を接合して接
合された部分を押圧ロールにて圧着させることに
より回転軸体の周面上に接着剤層からなる内管を
連続的に成型するとともに他の押出機のダイスか
ら吐出された加熱溶融せる熱可塑性樹脂やゴム組
成物等の偏平な基材テープを所定のドラフト率を
掛けて引き落とすか若しくは一旦シーテイングし
たのちロール間の速度比によつて流れ方向に対し
所定倍率の延伸処理を施して先に回転軸体上に捲
回された接着剤テープ上に供給し連続的に捲回さ
せると同時に先に捲回された基材テープの少なく
とも後縁側の上面に後から捲回する該基材テープ
の前縁側を重ね合わせてこの重ね合わせ部分を押
圧ロールにて圧着して外管を形成させることによ
り回転軸体の周面上にて内周面を接着剤層を有す
る管体を連続的に成型することによつて熱収縮チ
ユーブを製造することから、使用目的に応じ管の
厚みや長さが自由に選択し得、従つて従来のよう
に管の長さが限定されず、また口径や肉厚に応じ
てダイスを選択する必要もなく、また偏平なテー
プに掛けられる延伸倍率若しくはドラフト率によ
り収縮率が選択されることから成型性が頗る向上
せしめられ、従来のような製品の用途限定やコス
ト高等不都合な面が完全に解消され、更には管体
の内周面に接着剤層を成層してあることから被覆
体との接合性が向上せしめられるばかりでなく成
型に伴うピンホールが閉塞されるため防水、防食
効果をも合わせ向上せしめられるものである。 以下本発明を実施例について説明するが、本発
明は必ずしもこの実施例に制約されるものではな
い。 実施例 1 幅45mmにして厚さ0.6mmの口径からなる押出機
のダイスから吐出された加熱溶融せるホツトメル
ト型接着剤等の偏平な接着剤テープを回転軸体上
に螺旋方向に沿つて供給し、連続的に捲回させる
と同時に先に捲回された上記接着剤テープの後縁
側に後から捲回する該接着剤テープの前縁側を接
合して、接合された部分を押圧ロールにて圧着さ
せることにより回転軸体の周面上に接着剤層から
なる内管を連続的に成型するとともに幅120mmに
して厚さ1.15mmの口径からなる押出機のダイスか
ら吐出され、シーテイングされた偏平なポリ塩化
ビニル基材テープに温度110℃からなる延伸ロー
ルにて2.0〜6.0倍延伸したのち回転軸体上に捲回
された上記接着剤テープ上に螺旋方向に沿つて供
給し、連続的に捲回させると同時に先に捲回され
たテープの少なくとも後縁側の上面に後ろから捲
回するテープの前縁側を重ね合わせてこの重ね合
わせ部分を押圧ロールにて圧着しながら冷却し、
第1表に示す如き内周面に接着剤層を有する熱収
縮チユーブを得た。
基材テープおよびホツトメルト型接着剤等の偏平
な接着剤テープから熱収縮チユーブを製造する方
法に関するものであつて、更に詳しくは被覆体へ
の被着性に優れ、且つ使用目的に応じ収縮率や厚
みや長さ等を自由に選択し得る熱収縮チユーブを
連続的に製造することを可能になした熱収縮チユ
ーブの製造方法に関するものである。 従来、この種の熱収縮チユーブの製造方法とし
ては、押出機の環状ダイスから押出された原料チ
ユーブをその軟化点以上融点以下の温度でガスや
液体や固形物を該チユーブ内に圧入してその径を
膨張拡大させて冷却固化する方法や厚肉の熱収縮
チユーブの製造方法として使用されるところの原
料チユーブを熱変形温度以上に加熱して円筒成型
品の一端を密封したのち、ガスや液体等を該チユ
ーブ内に圧入しサイジングパイプの内壁に密着す
るまで膨張させて冷却固化する方法が一般に採ら
れてきた。 しかしながら、上記方法はいずれも環状ダイス
より成型されるために得られる熱収縮チユーブの
口径および肉厚は自ずからダイスの形状に限定さ
れ、これより目的とする熱収縮率、口径、肉厚等
成型せんとする製品の品種に応じたダイスをその
都度準備しなければならないために製品に対する
製造コストを高めるばかりでなく製造工程上にお
いても煩雑であり、特に後者の方法にあつては連
続成型ができないために製造が頗る複雑になり、
また得られる製品の用途も制限され、更には成型
上発生するピンホールにより防水、防食効果が阻
害されるという欠点を有していた。 本発明は上記に鑑み発明されたものであつて、
使用目的に応じ収縮率や厚みや長さ等を自由に選
択し得る熱収縮チユーブを連続的に成型し得るよ
うになした熱収縮チユーブの製造方法を提供する
ことにあり、また従来の熱収縮チユーブが環状の
ダイスより吐出された円管状の原料チユーブによ
つて製造する方法が採られていたが、本発明はフ
ラツトなダイスより吐出された偏平状の接着剤テ
ープおよび基材テープを回転軸体に供給し、前後
に捲回される上記テープの接合若しくは重り接合
によつて熱収縮チユーブを製造する方法を提供す
ることにある。 以下、本発明を図面に示す実施例について説明
し、その特徴とするところを詳述すれば、第1図
は本発明の製造過程を示す説明図で、図中1は回
転軸体、2はこの回転軸体1の周面に捲回して接
着剤層からなる内管Aを成型するためのホツトメ
ルト型接着剤等の偏平な接着剤テープBを成型す
るためのダイスであり、2′はこの回転軸体1の
周面に捲回して外管Cを成型するための熱可塑性
樹脂やゴム組成物等偏平な基材テープDを成型す
るためのダイスを示す。 こゝに示す回転軸体1は複数本のロール1aの
集合からなつており、各ロールは一つの仮想円周
に沿つて相隣接するロール間に一定の間隔を保つ
ように並列して配置してあり、その各一端は基板
3に、他端は基板3に対設する軸受板4に各々回
転自由に軸承させ、これら全体の組合せによつて
実質的に一つの回転軸体1を構成するようにして
ある。 またこの実施例では上記各ロール1aを中空体
にし、更にその一端の軸5も中空軸にして連通さ
せるとともに、この軸5の各端部に冷却水の送水
管6を接続し、他方各ロール1aの他端と中心軸
7とを管材(図示せず)にて接続して内部を連通
させ、これによつて送水管6を通して圧送する冷
却水を各ロール1aに給水し、その冷却を行うと
ともに送られた冷却水を管材を通して中心軸7の
中空部に集め、該中心軸7の端部から排水するよ
うにして回転軸体1を内部冷却できるようにして
ある。 また、この各ロール1aは前記基板3に対し軸
受板4を一方向に所要の角度回転させ、基板3に
軸承される各ロール1aの一端に対し軸受板4に
軸承され、他端の軸承点をずらすことによつて、
つまり各ロール1aを回転軸体1の中心線を中心
に捩つて傾斜させることによつて回転軸体1上に
捲回されるテープBは螺旋状に捲回される。 尚、各ロール1aの基板3側の軸端にはそれぞ
れスプロケツト(図示せず)を備え、これにかけ
るチエーン(図示せず)の運行で各ロール1aを
同一方向に等速で回転するように実質的に回転軸
体1の周面が回転するようにしてある。 このように構成してなる回転軸体1に対し、押
出機のダイス2より吐出されたホツトメルト型接
着剤等からなる偏平な接着剤テープBはその周面
に螺旋方向に沿つて供給される。 次いで、接着剤テープBは連続的に捲回される
と同時に、先に捲回された接着剤テープBの後縁
側に後から捲回する接着剤テープBの前縁側を接
合して接合された部分を押圧ロール11にて圧着
させることにより、回転軸体1の周面上に接着剤
層からなる内管Aを連続的に成型する。 次いで、押出機のダイス2′より吐出された熱
可塑性樹脂やゴム組成物等からなる偏平な基材テ
ープDは一旦シーテイングされたのち延伸され、
内管Aの周面上に螺旋方向に沿つて供給される。 即ち、この偏平な基材テープDは押出機のダイ
ス2′から吐出され回転軸体1上の内管A上に捲
回される間にシーテイングロール8にて成型さ
れ、次いで延伸を行うに必要な温度に保たれたの
ち延伸ロール9のロール間速度比によつて流れ方
向に対し2〜8倍延伸され、基材テープDが成型
される。 基材テープDの延伸倍率を2〜8倍とする所以
は2倍以下の場合にあつては所期目的とする収縮
率を有する熱収縮チユーブが得られず、一方8倍
以上の場合にあつては延伸が困難である等成型性
に劣る。 次いで、基材テープDは余熱ロール10等にて
融着最適温度に加熱、且つ引き取られながら回転
軸体1の周面に捲回された内管A上に供給され、
連続的に捲回されると同時に、先に捲回された基
材テープDの少なくとも後縁側の上面に後から捲
回する基材テープDの前縁側を重ね合わせて、こ
の重ね合わせ部分を押圧ロール11′にて圧着し
て外管Cを形成させることにより、回転軸体1の
周面上にて内周面に接着剤層を有する管体を連続
的に成型し、冷却されながら引き取られる。 基材テープDの分子配向であるが、第2図に示
すように、上記延伸処理に代えて所定のドラフト
率を掛けて引き落とすことによつて行なつてもよ
い。この場合にはダイス2′から吐出されて回転
軸体1上の内管A上に捲回される間に200〜1000
%のドラフト率が掛けられ、長手方向に配向され
る。ここにおいてドラフト率を200〜1000%とす
る所以は200%以下にあつては所期目的とする収
縮率を有する熱収縮チユーブが得られず、一方
1000%以上にあつてはドラフト時に基材テープD
が切断する等成型性に劣る。 以上、本発明を実施例について説明したが、以
上より明らかなように、本発明は押出機のダイス
から吐出された加熱溶融せるホツトメルト型接着
剤等の偏平な接着剤テープを回転軸体上に螺旋方
向に沿つて供給し、連続的に捲回させると同時に
先に捲回された上記接着剤テープの後縁側に後か
ら捲回する該接着剤テープの前縁側を接合して接
合された部分を押圧ロールにて圧着させることに
より回転軸体の周面上に接着剤層からなる内管を
連続的に成型するとともに他の押出機のダイスか
ら吐出された加熱溶融せる熱可塑性樹脂やゴム組
成物等の偏平な基材テープを所定のドラフト率を
掛けて引き落とすか若しくは一旦シーテイングし
たのちロール間の速度比によつて流れ方向に対し
所定倍率の延伸処理を施して先に回転軸体上に捲
回された接着剤テープ上に供給し連続的に捲回さ
せると同時に先に捲回された基材テープの少なく
とも後縁側の上面に後から捲回する該基材テープ
の前縁側を重ね合わせてこの重ね合わせ部分を押
圧ロールにて圧着して外管を形成させることによ
り回転軸体の周面上にて内周面を接着剤層を有す
る管体を連続的に成型することによつて熱収縮チ
ユーブを製造することから、使用目的に応じ管の
厚みや長さが自由に選択し得、従つて従来のよう
に管の長さが限定されず、また口径や肉厚に応じ
てダイスを選択する必要もなく、また偏平なテー
プに掛けられる延伸倍率若しくはドラフト率によ
り収縮率が選択されることから成型性が頗る向上
せしめられ、従来のような製品の用途限定やコス
ト高等不都合な面が完全に解消され、更には管体
の内周面に接着剤層を成層してあることから被覆
体との接合性が向上せしめられるばかりでなく成
型に伴うピンホールが閉塞されるため防水、防食
効果をも合わせ向上せしめられるものである。 以下本発明を実施例について説明するが、本発
明は必ずしもこの実施例に制約されるものではな
い。 実施例 1 幅45mmにして厚さ0.6mmの口径からなる押出機
のダイスから吐出された加熱溶融せるホツトメル
ト型接着剤等の偏平な接着剤テープを回転軸体上
に螺旋方向に沿つて供給し、連続的に捲回させる
と同時に先に捲回された上記接着剤テープの後縁
側に後から捲回する該接着剤テープの前縁側を接
合して、接合された部分を押圧ロールにて圧着さ
せることにより回転軸体の周面上に接着剤層から
なる内管を連続的に成型するとともに幅120mmに
して厚さ1.15mmの口径からなる押出機のダイスか
ら吐出され、シーテイングされた偏平なポリ塩化
ビニル基材テープに温度110℃からなる延伸ロー
ルにて2.0〜6.0倍延伸したのち回転軸体上に捲回
された上記接着剤テープ上に螺旋方向に沿つて供
給し、連続的に捲回させると同時に先に捲回され
たテープの少なくとも後縁側の上面に後ろから捲
回するテープの前縁側を重ね合わせてこの重ね合
わせ部分を押圧ロールにて圧着しながら冷却し、
第1表に示す如き内周面に接着剤層を有する熱収
縮チユーブを得た。
【表】
実施例 2
幅45mmにして厚さ0.6mmの口径からなる押出機
のダイスから吐出された加熱溶融せるホツトメル
ト型接着剤等の偏平な接着剤テープを回転軸体上
に螺旋方向に沿つて供給し、連続的に捲回させる
と同時に先に捲回された上記接着剤テープの後縁
側に後から捲回する該接着剤テープの前縁側を接
合して、接合された部分を押圧ロールにて圧着さ
せることにより回転軸体の周面上に接着剤層から
なる内管を連続的に成型するとともに幅64mmにし
て厚さ1.15mmの口径からなる押出機のダイスから
吐出された樹脂温度160℃のポリ塩化ビニル基材
テープに182〜1094%のドラフト率を掛けながら
配向し、得られた基材テープを回転軸体上に捲回
された上記接着剤テープ上に螺旋方向に沿つて供
給し、連続的に捲回させると同時に先に捲回され
たテープの少なくとも後縁側の上面に後ろから捲
回するテープの前縁側を重ね合わせてこの重ね合
わせ部分を押圧ロールにて圧着しながら冷却し、
第2表に示す如き内周面に接着剤層を有する熱収
縮チユーブを得た。
のダイスから吐出された加熱溶融せるホツトメル
ト型接着剤等の偏平な接着剤テープを回転軸体上
に螺旋方向に沿つて供給し、連続的に捲回させる
と同時に先に捲回された上記接着剤テープの後縁
側に後から捲回する該接着剤テープの前縁側を接
合して、接合された部分を押圧ロールにて圧着さ
せることにより回転軸体の周面上に接着剤層から
なる内管を連続的に成型するとともに幅64mmにし
て厚さ1.15mmの口径からなる押出機のダイスから
吐出された樹脂温度160℃のポリ塩化ビニル基材
テープに182〜1094%のドラフト率を掛けながら
配向し、得られた基材テープを回転軸体上に捲回
された上記接着剤テープ上に螺旋方向に沿つて供
給し、連続的に捲回させると同時に先に捲回され
たテープの少なくとも後縁側の上面に後ろから捲
回するテープの前縁側を重ね合わせてこの重ね合
わせ部分を押圧ロールにて圧着しながら冷却し、
第2表に示す如き内周面に接着剤層を有する熱収
縮チユーブを得た。
【表】
【表】
テープが切断、測定できず。
図面は本発明の実施例を示したもので、第1図
および第2図はテープの供給状態を示す説明斜視
図、第3図および第4図は製造された収縮チユー
ブを軸心方向に沿つて切断した一部拡大断面図で
ある。
および第2図はテープの供給状態を示す説明斜視
図、第3図および第4図は製造された収縮チユー
ブを軸心方向に沿つて切断した一部拡大断面図で
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 押出機のダイスから吐出された加熱溶融せる
ホツトメルト型接着剤等の偏平な接着剤テープを
回転軸体上に螺旋方向に沿つて供給し、連続的に
捲回させると同時に先に捲回された上記接着剤テ
ープの後縁側に後から捲回する該接着剤テープの
前縁側を接合して接合された部分を押圧ロールに
て圧着させることにより回転軸体の周面上に接着
剤層からなる内管を連続的に成型するとともに他
の押出機のダイスから吐出された加熱溶融せる熱
可塑性樹脂やゴム組成物等の偏平な基材テープを
所定のドラフト率を掛けて引き落とすか若しくは
一旦シーテイングしたのちロール間の速度比によ
つて流れ方向に対し所定倍率の延伸処理を施して
先に回転軸体上に捲回された接着剤テープ上に供
給し連続的に捲回させると同時に先に捲回された
基材テープの少なくとも後縁側の上面に後から捲
回する該基材テープの前縁側を重ね合わせてこの
重ね合わせ部分を押圧ロールにて圧着して外管を
形成させることにより回転軸体の周面上にて内周
面に接着剤層を有する管体を連続的に成型するこ
とを特徴とする熱収縮チユーブの製造方法。 2 基材テープのドラフト率が200〜1000%であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
熱収縮チユーブの製造方法。 3 基材テープの延伸倍率が2〜8倍であること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の熱収縮
チユーブの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18768782A JPS5976212A (ja) | 1982-10-26 | 1982-10-26 | 熱収縮チユ−ブの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18768782A JPS5976212A (ja) | 1982-10-26 | 1982-10-26 | 熱収縮チユ−ブの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5976212A JPS5976212A (ja) | 1984-05-01 |
JPS6359374B2 true JPS6359374B2 (ja) | 1988-11-18 |
Family
ID=16210384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18768782A Granted JPS5976212A (ja) | 1982-10-26 | 1982-10-26 | 熱収縮チユ−ブの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5976212A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0383901U (ja) * | 1989-12-19 | 1991-08-26 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6874232B2 (en) | 2003-05-21 | 2005-04-05 | Stowe Woodward, Llc | Method for forming cover for industrial roll |
US10287731B2 (en) | 2005-11-08 | 2019-05-14 | Stowe Woodward Licensco Llc | Abrasion-resistant rubber roll cover with polyurethane coating |
AU2007215670B2 (en) * | 2006-02-15 | 2011-01-20 | Green Polytech Co., Ltd. | Apparatus and method for manufacturing pipe with multi-layer wall |
-
1982
- 1982-10-26 JP JP18768782A patent/JPS5976212A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0383901U (ja) * | 1989-12-19 | 1991-08-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5976212A (ja) | 1984-05-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS61227027A (ja) | 可撓管の製法 | |
US3650868A (en) | Methods and apparatus for manufacturing pipe-shaped articles from foamed thermoplastic resin | |
US5862591A (en) | Method for manufacturing paint rollers | |
US3486196A (en) | Apparatus for the production of multilayer tubes from thermoplastics | |
JPS596786B2 (ja) | 合成樹脂結束紐とその製造法 | |
US4226337A (en) | Laminated tube for collapsible containers and method of making same | |
JPS6359374B2 (ja) | ||
US4512832A (en) | Method for manufacturing a tube package | |
JPS62236724A (ja) | 可撓管の製造方法 | |
JPS5973913A (ja) | 熱収縮チユ−ブの製造方法 | |
JPS5970511A (ja) | 熱収縮チユ−ブの製造方法 | |
JPS5970512A (ja) | 熱収縮チユ−ブの製造方法 | |
JPS59143611A (ja) | 熱収縮チユ−ブの製造方法 | |
JPS5852485B2 (ja) | 熱可塑性プラスチツク製の被覆を連続的に製造する方法 | |
JPH0134139B2 (ja) | ||
JPS5959416A (ja) | 熱収縮チユ−ブの製造方法 | |
JPH0148134B2 (ja) | ||
JPH02143835A (ja) | 合成樹脂補強管の製造方法 | |
JPH03121828A (ja) | 合成樹脂管の製造方法及びその製造装置 | |
JPS61167535A (ja) | 熱収縮性チユ−ブの連続的製造方法 | |
JPH0768622A (ja) | ライニング用管体の製造方法及びその製造装置 | |
JPH01182031A (ja) | 合成樹脂製コルゲート管の製造方法 | |
Nadeau | Manufacture of Plastic Jacketed Steel Pipe | |
JPS61167534A (ja) | 熱収縮性チユ−ブの連続的製造法 | |
JPS6025263B2 (ja) | 積層フィルムの製造方法 |