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JPS63502828A - ネコ感染性腹膜炎ワクチン - Google Patents

ネコ感染性腹膜炎ワクチン

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JPS63502828A
JPS63502828A JP62501403A JP50140387A JPS63502828A JP S63502828 A JPS63502828 A JP S63502828A JP 62501403 A JP62501403 A JP 62501403A JP 50140387 A JP50140387 A JP 50140387A JP S63502828 A JPS63502828 A JP S63502828A
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virus
passage
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passages
temperature
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JP62501403A
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English (en)
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バルドウィン、チャールス・エイ
スコット、フレドリック・ダブル
Original Assignee
コーネル・リサーチ・ファウンデーション、インコーポレイテッド
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ネコ感染性腹膜炎ワクチン 〔発明の背景〕 この発明は、コロナウィルス(FIPV)誘発感染性腹膜炎(FIP)に対する ネコ科(fel 1nes)の免疫に関する。
ネコから単離されたコロナウィルスは、2つの群、すなわちPIPの原因となる ウィルスおよび一時的潜在状態から重症に至る腸炎の原因となるウィルスに分け ることができる。様々な単離ウィルスはすべて形態学的および抗原的に関連性が 有り、ネコ類、イヌ類およびブタ類に感染する共通の種類のウィルスの株を代表 すると思われる(ペダーソン等、「アトパンシーズ・イン・エクスペリメンタル ・メデイシン・アンド・バイオロジーJ、173巻365−380(1984年 )参照)。
研究者によるFIPに対するワクチンの開発はかなりの間実現しなかった。ペダ ーソン等(前出)は、FIPV抗体が実際にネコ属を疾患を感作し得ることを示 す技術の到達水準を要約している。文献には、生きた別のウィルスにより免疫後 ヴイルレントウィルスで攻撃させると、感染率を高め、潜伏期間を短くし、病気 め重さを大きくすることが報告されている。
FIPV79−1146は、ジエームズ・エフ・エバーマン(ワシントン・ステ ート・ユニバーシティ)により初めて単離されたウィルス株であり、特にマッカ ーナン等「フェリーン:プラクティス」、11巻16−20(1981年)、ベ ダーソン等、前出およびペダーソン等、「アメリカン・ジャーナル・オブ・ベテ リナリー・リサーチ」、45巻2580−2585(1984年)に特徴が記載 されている。
米国特許第4195130号は組織培養におけるFIPVウィルスの増殖につい て記載しており、これを引用して説明の一部とする。
〔発明の記載〕
ネコ感染性腹膜炎ウィルスWSU FIPV79−1146を弱毒化すると、ネ コ感染性腹膜炎(F I P”)に対する生の変形ワクチンを生成することがで き、さらにこのワクチンは免疫能力がありかっ安全である、すなわちネコ科にお いてPIFを誘発しないことが発見された。
この発明は、FIPからネコ科を保護する方法、安全で有効なワクチンとして用 いられる非ヴイルレント弱毒化生FIPVの製造方法および生成したワクチンに 関する。
ウィルスの弱毒化は、細胞培養、好ましくは非発癌性細胞培養において、非ヴイ ルレント免疫ウィルスが生成されるまでウィルスの生長および弱毒化をもたらす 温度で連続継代培養することにより達成される。弱毒化株によるワクチンを与え られたネコは、FIPVのヴイルレント株により攻撃されても重い疾患にはかか らなかった。
ウィルスの継代に使用される細胞培養は、例えば全胎児細胞(例、FCWF、フ ェリス・カラス全胎児)、ネコ科腎臓細胞(例、CrFK1クランデルネコ腎臓 )、ネコ科肺細胞およびA−72(イヌ腫瘍セルライン)のようにウィルスが複 製される細胞培養であればよい。
好ましくは細胞培養は非発癌性細胞培養である。また米国特許第4195130 号(前記)を参照されたい。
ウィルスを生長させる温度は、組織培養により継代弱毒化が起こる温度であれば よい。現在好ましい温度は、最適状態に及ばない温度、すなわちネコ科の通常の 体温より低温であるがウィルスの生長が起こる温度である。現在好ましい温度範 囲は約り3℃〜約35℃である。
安全な免疫弱毒化ウィルスを得るのに必要な継代数は、少なくとも部分的に使用 される条件および部分的にワクチン接種されるネコ科の年令により異なる。病毒 性および免疫能力に関する培養の周期的試験により容易に組織培養および温度の 特定の組み合わせに関するパラメーターを測定することができる。
子ネコは成熟したネコよりもPIPVに対して感受性が強いことが発見された。
明らかな結果として、充分に弱毒化されて安全であり、成熟したネコ科を免疫化 する弱毒化生FIPVでも、まだ充分毒性があるため子ネコにおいて顕著な病気 の徴候または反応の原因 ′となり得る。これは実施例で後述するように弱毒化 された19継代を用いた場合に該当することが判った。しかしながら、40継代 弱毒化ウィルスは成熟したネコ科および子ネコの両方を免疫化する上で安全かつ 有効であった。
一般的にすべてのネコ科に対して安全で有用なワクチンを得るのに必要な継代数 は少なくとも約35継代および好ましくは少なくとも約40継代である。ただし 、成熟したネコ科(すなわち、6箇月令またはそれ以上のネコ科)に対して安全 で有用なワクチンについては少なくとも約15継代および好ましくは少なくとも 約20継代後に得ることができる。
この発明の好ましい具体例において、弱毒化された生PIFワクチンは、約33 ℃ないし約35℃の温度でCrPK中において少なくとも約40回天然ヴイルレ ントウイルスWSU FIPV79−1146を連続継代することにより生成さ れる。
この発明のワクチンはネコ類に抗体力価の増加をもたらす任意の経路により投与 され得る。現在好ましい経路は鼻腔内または経口投与である。皮下投与もまた有 効であると思われる。
実施例1 実施例で使用されたウィルスは、エバーマン博士(ワシントン・ステート・ユニ バージティー)により初めて単離されたWSU FIPV79−1146株であ った。それはディビスのユニバージティー・才ブ・カリフォルニアからネイルス ・ペダーソンによりコーネル・フェリーン・ヘルスφセンターに約第6継代レベ ルで供給された。最初の単離物は生後すぐに肺炎および胸膜炎で死亡した子ネコ から製造された。電子顕微鏡によるウィルスの直接試験は、形態学的に2つの集 団が存在することを示していた。観察されたヴイリオンの95−98%を構成す る方の集団は、短い涙滴形状のペプロマ−(peplomer)を有する典型的 FIPVであった。他方の集団は存在するヴイリオンの約2−5%を構成し、前 者より長くて球根形状のペプロマーを有していた。混合単離物が存在すると思わ れたため、これらの試験で使用する前に3回下記のようにウィルスをプラーク精 製およびクローンした。
攻撃ウィルスとして用いられたFIPVのUCDI株はユニバーシティ・オブ・ カリフォルニア(ディビス)のネイルス・ベダーソン博士により初めて得られた 。ウィルスの前歴には最少限の病気のネコをによる幾つかの継代が含まれていた 。50%肝臓懸濁液は各々の継代においてネコの死亡時に製造され、懸濁液は攻 撃ウィルスとして用いられる前に一70℃で貯蔵された。UCD1ウィルス株は 高ヴイルレント株であり、多年にわたってニーネル・フェリーン・ヘルス・セン ターで攻撃ウィルスとして使用されてきた。その懸濁液をエーロゾル化によりネ コに与えると、−貫して特異な病変が生じた後、ネコは死亡した。
WSU FIPV79−1146ウイルス株をすヘテ最初1つのセルライン、す なわちネイルス・ペダーソン博士により供給されたフェリス・カラス全胎児細胞 中において育てた。これらの細胞の生長培地は、等容量のライボウィッツ(LI IXジブコ・グランデ・アイランド社、グランデ・アイランド、ニューヨーク) およびダルベツコの修正最少必須培地(DMEMXジブコ)にlO%胎児うし血 清を含むものであった。生長培地には0.05%ラクトアルブミンヒドロシレー ト(LAHXジブコ)、1%MEMピルビン酸ナトリウムおよび1%非必須アミ ノ酸(ジブコ)を含む必要のあることが判った。
また抗生物質フンギシンおよびゲンタマイシン(ジブコ)も加えた。
細胞が完全な単層に生長すると、それらをはがして移した。FCWF細胞は不充 分であり、全部の後の実験ではクランデルネコ腎臓(CRFK)細胞またはA− 72細胞を使用した。細胞の増殖に用いられる培地は、20%L+s、3%0. lN−NaOH,2%L−グルタミン(ジブコ)を含むものであった。細胞を移 すために、生長培地を除去し、組織培養フラスコのサイズにより異なるが、7c c以下の粗ぶたトリプシン−バージンの燐酸緩衝食塩水を洗浄液として加えた。
30秒後、このトリプシン洗浄液を除去し、2分の1容量のトリプシンを加えた 。フラスコを37@で5−10分間インキュベートした。前記の時間が経過後細 胞が単−細胞中に分散すると、新しい生長培地を加えて1〜3細胞スプリツトに 対して最初の容量の3倍容量とした。次いで細胞をプロトコルの要求に応じて新 しいフラスコ中に分配した。
ウィルス株を生長させるために、生長培地を完全単層から除去し、細胞をMEM で1回洗浄した。これを除去し、ウィルス接種物を加えた。フラスコをベルコ・ ロー−プロフィール・ロッカー(ベルコ・グラス社、ニューシャーシー)上37 ℃で1時間約2振動/分の速さで揺さぶった。1時間後、新しい生長培地を加え 、フラスコを37℃でインキュベートした。全部の培養フラスコについて細胞変 性作用を毎日調べた。約60−80%の単層が感染すると、フラスコを一70℃ に冷凍した。3回の冷凍/解凍サイクル後、ウィルス上清を4℃でIEC,DP R−6000遠心分離器(デイモン、ニーダム・ハイツ、マサチューセンタ)中 200ORPMで遠心分離した。上清をlcc容量のアリコートに分け、−70 ℃で冷凍した。
ウィルスをプラーク採取またはクローンするために、生長培地を6−ウェルプレ ート中にある全面単層から除去した。単層をMEMで1回洗浄し、次いで洗浄液 を除去した。ウィルスの系列10倍希釈液(MEM中)0.1〜0 、5 cc をアユブリケートウェル中に接種した。ウィルスを37℃で1時間ベルコ・ロッ カー上に吸着させた。
1時間後、接種物を除去し、単層をMEMで1回洗浄し、オーバーレイを加えた 。オーバーレイは等容量の2XBME(ジブコ)および1.8%アガロース(シ ーケムーME−PMC社、ロックランド、メリーランド)からなるものであった 。さらに、抗生物質フンギシンおよびゲンタマイシンを加えた。プラーク形成に 関してプレートを毎日調べた。分離したプラークが観察された場合、クローンを 1”または11/2″20ゲージ針の付いたツベルクリ、ン注射器を用いて採取 し、lccのMEMを含むバイアルにクローンを加えた。フラスコに直ちに接種 しない場合、将来の使用に備えてクローンを一70℃で冷凍した。プラーク採取 後、10%緩衝ホルマリン溶液1リツトル当たり1グラムのクリスタルバイオレ ットを含む溶液でプレートを染色して検査することにより、採取したプラーク( 複数も可)の中で最も純粋なのはどれかを測定した。次いで採取した単離クロー ンを生長させ、ウィルスをさらにクローンするために再プラーク化した。3回目 のクローニング工程後、ウィルスを「純粋である」と見なし、大きなフラスコで 生長させ、アリコートに分けてバイアルに入れ、将来の実験用のストック接種物 として一70℃で冷凍した。
このストック接種物は低継代ウィルス(LP)であると考えられ、継代レベル1 1程度のものであった。
ウィルスをクローンした後、LPウィルスを480ci’のローラーボトル中で (ただし34℃)さらに数回継代した。継代レベル1Gにおいて大きなフラスコ にウィルスを接種し、1時間連続的に回転させながら吸着させ、維持培地を加え た。細胞変性作用の割合が約75%に達したとき、フラスコを3回冷凍および解 凍した。次いでウィルスを貯蔵し、高継代ウィルス(HP)と定めた。それは継 代レベル17程度であり、プラーク精製工程以来34℃で増殖させただけであっ た。またこのHPウィルスは温度感受性であると考えられ、ワクチンウィルスと して用いられた。
ウィルス中和試験(VN)を実施するために、血清試料を56℃水浴中35分間 加熱不活性化した。加熱不活性化後、血清の2倍希釈液をMEM、L 15また はPBS中で調製した。次いで等容量の100 T CI D s。を含むウィ ルスを各血清試料に加えた。次いで血清ウィルス混合物を37℃で1時間インキ ュベートした。インキュベージコン後、0 、2 ccの血清ウィルス混合物を トリプリケートウェル中CRFK細胞を接種したばかりの48−ウェルコスクー プレートに加えた。ウィルス対照として、0.1ccのみを各ウェルに加えた。
組織培養対照として0 、1 ccの希釈液を各ウェルに加えた。次いでプレー トをプラスチックバッグ中に密閉し、37℃で4日間インキュベートした。第4 日月に培地を除き、プレートをlθ%ホルマリン含有クリスタルバイオレット染 色タンク中にIO分間浸した。
プレートを水でリンスし、そのまま乾燥させ、試料を滴定した。最終点の滴定濃 度をウィルスの完全な中和が認められるかまたは細胞単層の完全保護が認められ る最終希釈率であると見なした。
WSU PIPV79−1146によりもたらされた細胞変性作用を評価するた めに、カバーグラスの付いた24−ウェルプレートにおける全面単層をウィルス の10倍希釈により接種した。1時間の吸着期間後、維持培地を加えた。その後 、6時間間隔で感染したカバーグラスおよび組織培養対照カバーグラスを除去し た。カバーグラスを1回PBS中で洗浄し、メタノール中で10分間固定した。
固定後、カバーグラスを10分間メイーブリーンワルド染料(ハレルコ、ゲブス タウン、ニューシャーシー)で染色し、次いで20分間1/20希釈率のギース マ染料で染色した。次いでカバーグラスを蒸留水で2回洗浄し、アセトンで15 秒間2回洗浄し、アセトン−キシレン混合物中で脱水し、最後に10分間純枠取 キシレンに浸した。次いでカバーグラスを外し、バーマウント(フィッシャー・ サイエンティフィック、フェアローン、ニューシャーシー)を用いて永続記録す るために顕微鏡のスライドガラス上に載せ、検査した。
第11コーネル継代のFIPV79−1146(計17継代)を気管内「第1ワ クチン接種」またはウィルス滴定のための攻撃ウィルスとして用いた(第1表) 。低温(34℃)での細胞培養における急速継代によりウィルスの弱毒化を行っ た。全部で7回の低温継代をイヌA−72細胞(3継代)およびクランデルネコ 腎臓細胞(CrFKX4継代)において順次行った。この試験で用いられた弱毒 化ウィルス(19継代弱毒化ウィルス)は7回の低温(34℃)CrFK細胞培 養継代および全部で19回の細胞培養継代によるものであった。
14匹の6箇月令で特異病原体が存在しないネコ(リバティー・ラボ)をフィル ター分離ケージ中に入れ、気管内接種により様々な用量の低継代(第12継代) FIPV79−1146に曙した。臨床疾患および熱の徴候についてネコを毎日 モニターした。毎週PIPV79−1146に対するウィルス中和(VN)抗体 力価のための血清試料が得られた。
ウィルス滴定または「第1ワクチン接種」の結果を第1表に示す。
最少感染用量はio’プラーク形成単位(P F U)のウィルスであった。1 0’PFUのウィルスを投与された2匹のネコの一方は接種後56日目に感染に より死亡した。ネコQ3の場合、FIPV79−1146ウイルスに対して血清 変換し、目および胸の障害を含むPIFの徴候が現れたが、このネコはエーロゾ ル攻撃後まで死亡しなかった。ネコR4はFIPになり、28日目に死亡した。
PIPV79−1146に血清変換した3匹のネコ(ネコN4、JlおよびS2 )は病気の徴候を一切示さなかった。
134日の観察期間後、先の実験から生存しているネコに鼻腔内滴下により10 ’、10’またはto”rcrDs。の弱毒化WSUFIPV79−1146ウ イルス(第19継代)1.:ヨルr第2ワクチン接種」を行った。第2ワクチン 接種後の観察期間中(49日)病気の徴候を示したネコは無かった。ワクチン接 種されたネコはすべて1:64−1:256の最大力価で血清変換されたワクチ ン接種の時点で血清陰性であった。ウィルスの用量と力価の間に相関関係は存在 しなかった。再ワクチン接種の時点でFIP VN抗体力価を示す4匹のネコの うち3匹Cより価の2〜4倍上昇を示した。
第2ワクチン接種の49日後(実験の18383日目ネコを低継代PIPV79 −1146ウイルスまたはUCD、菌株の高ヴイルレント肝臓懸濁液を用いてエ ーロゾルにより攻撃した。この攻撃実験の実験計画および結果を第1表に列挙す る。低継代79−1146ウイルスはこの実験の最初の部分の気管内接種で用い られた同じストックウィルスであった。UCD、対抗ウィルスは、最近lO学年 間わたるPIFを用いた多くの対抗試験で使用された高ヴイルレントウイルスの ストック肝臓懸濁液であった。この試験前に、UCD、ウィルスは、血清陽性ネ コの場合1〜2週間以内および血清陰性ネコの場合3〜4週間以内に感染した殆 ど100%のネコを死亡させた。1146攻撃ウイルスを投与された1匹の非ワ クチン接種ネコ(ネコVl)は発病し、攻撃の28日後に死亡した。ネコQ3は 、最初の接種後数週間示していた症状と似た慢性FIPの症状を示していたため 、攻撃後60日目に安楽死させた。79−1146ウイルスを投与された3匹の 他の抗体陽性ネコのうち1匹およびUCD、ウィルスを投与された4匹の抗体陽 性ネコのうち2匹は、一時的臨床徴候(発熱、食欲不振および1例において黄だ ん)を示したが、これらの中で典型的臨床PIFを発病したネコは無かった。ネ コH3(1146対抗)は攻撃後4−6日目に発熱し、ネコP 4 (U CD  I対抗)は11−24日目および43−47日目に発熱し、周期的食欲不振を 示した。ネコ52(UCD、対抗)の場合攻撃後8−12日目に発熱し、8−1 4日目に食欲不振を示し、14日目に黄だん血清が検出された。
データは19継代弱毒化FIPV79−1146がUCD、ウィルスによる攻撃 またはヴイルレント79−1146ウイルスによる再攻撃に対してネコを感作し なかったことを示す。前述したように、幾つかのコロナウィルスに対する抗体が ネコを感作する結果UCD、またはある種の他のネココロナウィルスに曝露する ことによりさらに急性の疾患が発生すると思われるため、これは非常に重要なこ とである。
1回の鼻腔内ワクチン接種後FIPV79−1146に対する実質的中和抗体力 価が得られた。VN抗体力価を第2表に示した。
28 0 0 64 64 0 0 128 32 0 0 Q77 0 Q  256 2048 0 0 256 512 0 0 0148 128 8  1024 2048 32 32 512 1024 16 .32 0162  128 64 512 2048 64 32 1024 512 128  32 Q169 128 128 512 .1024 128 64 512  512 128 64 0176 256 128 512 2048 25 G 64 512 1024 256 128 0200 128 512 1 024 NA NA NA 2048 2048 512 2048 ° 32 207 NA 256 1024 [512NA 512 2048 NA N A NA214 512 512 2048 4096 NA NA 2048  2048 256 1024 NA221 256 256 2048 40 96 NA HA NA 2048 256 2048 NA228 512  512 NA 4096 NA NA 2048 4096 NA 2048  NAFIPV79−1146は子ネコモータリティーコンプレックス(KMC) を患う生まれたばかりの子ネコから単離されたので、KMCはFIPV誘発疾患 であると思われ、したがってこの発明のワクチンはまたKMCに対しても有効で あることが考えられるため、これもこの発明の範囲内に含まれる。
実施例2 成熟ネコにおける第19継代弱毒化ウィルスによる作業(実施例1)を繰り返し 、また第19@代弱毒化ウィルスを12〜16週令の子ネコにおいて試験した。
さらに79−1146ウイルスについて50継代(低温で38)を行い、子ネコ における第30および第40継代の弱毒化ウィルスの作用を測定した。
実験85−01−子ネコにおける79−1146の第19継代。
第3表は実験85−01のための実験計画、各々12〜16週令の子ネコにおけ る継代19弱毒化ウィルスの評価を示す。A群は非ワクチン接種対照として用い られ、B群には0.511Q(100OOOTCI D s。)のワクチンウィ ルスを鼻腔内投与し、そして0群には同用量のワクチンを皮下投与した。ネコを 観察し、0〜4ベース(0=正常、1=軽症、2=中程度、3=顕著、4=重症 )に基づいて臨床疾患例えば機能低下、肝臓病、食欲不振、肺炎、鼻汁、下痢の 各々の徴候を評価する、標準評価方法により病気の臨床徴候について評価した。
毎日群の評価を合計し、日毎に群平均臨床評価を計算した。直腸温度を毎日記録 し、ウィルス単離のため1週間に3回綿棒で咽頭の試料を採取し、ウィルス中和 抗体力価測定のため毎週血清試料を頚静脈から採取した。ワクチン接種後216 目にヴイルレントF I PV−UCD、を用いてエーロゾルによりネコを攻撃 することにした。
この実験におけるネコの個別および群平均体温を第4表に示す(A、Bおよび0 群)。個別および群平均臨床評価を第5表に示す。咽頭の綿棒による試料から得 られたウィルス単離結果を第6表に示し、ウィルス中和力価を第7表に示す。
対照の非ワクチン接種対照コ(A群)は実験の最初から最後まで健康であった。
温度は正常であり、病気の臨床徴候は検出されず、27日目まで咽頭の綿棒によ る試料からウィルスは回収されず、79−1146に対する血清におけるウィル ス中和抗体力価は28日目まで正常であった。これらの対照のうち2匹には単離 効果をモニターするためBおよび0群の子ネコの後で食物を与え、洗浄し、検温 および試料採取した。
第19継代ワクチンによりワクチンを鼻腔的接種された6匹の子ネコ(B群)の うち5匹は中程度ないし重症のFIPに典型的な臨床徴候を示した。ワクチン接 種後2ロ目に初めて徴候が現れ、7または8日目にピークに達し、10または1 1日目までに静まり、正常に戻った。徴候は16日日月再び現れ、非常に重くな って26〜31日目には日月コは死亡するか安楽死処置を施された。1匹の子ネ コ(HF5)は、2.3.4および14日目に軽い発熱反応を示し、6〜8日目 にはやや元気がなくなった。この子ネコは2次疾患を発病せず、12020日目 健康な状態で生存した。
ワクチンを鼻腔内投与された6匹の子ネコ全部から綿棒で採取した咽頭の試料か らウィルスを単離した(第6表)。全部のネコにおいてワクチン接種後1臼目ま でウィルスは存在し、6日目に6匹中5匹はまだウィルスに関して陽性であった が、8日目にウィルスが存在していたのは6匹の子ネコのうち2匹だけであった 。ワクチン接種後11日月までには全部の子ネコは陰性となった。
血清におけるウィルス中和抗体力価は7日目には低く、次いで毎週の各試料では 21日目まで常に増加を示した。6匹のネコのうち4匹は21日目と比べて28 日目には高い力価を示した。28日目以前に1匹のネコはPIFで死亡し、もう 1匹のネコは低い力価を示した。
第19u代の弱毒化79−1146ウイルスを皮下投与された6匹のネコ全部に は、中程度ないし重症のFIPの臨床徴候が現れた(第4および5表)。鼻腔内 (投与)群で最初に徴候が現れてから約1日後に最初の徴候が現れたこと以外は 、病気の進行は2つの群のネコの場合と類似していた。これらの子ネコの6匹全 部が2次疾患を発病し、死亡するかまたはFIPによる安楽死処置を施された。
実験期間中を通じてワクチンを皮下投与された子ネコから綿棒により採取した全 試料からウィルスは一切回収されなかった(第6表)。
血清におけるウィルス中和力価は本質的に鼻腔内(投与)群の場合と同じであっ た(第7表)。
この実験においてワクチン接種された子ネコの殆どは臨床FIPを結局発病した ため、対照の子ネコをヴイルレント、ウィルスで攻撃する必要は無かった。
実験85−02−生t−タ第21a代79−1146゜実験85−01の対照ネ コ(A群)を用いて第21継代のウィルス(9低温継代)の病毒性をスクリーン した。これらのネコのうち4匹を各々2匹のネコからなる2群に分けた。一方の 群を非ワクチン接種対照として用い、他方の群(D群)には1.0RGの生きた 第21a代ウィルスを皮下投与した。
D群の2匹のネコ(HDIおよびHG4)には10@TCI D!。のウィルス を含む単一皮下用量のワクチンを投与した。
D群の2匹のネコの臨床応答を第4および5表に示す。応答はBおよび0群で観 察された応答と類似していた。両方のネコは1次疾患を発病し、回復し、次いで FIPに典型的な2次疾患を発病した。
1匹のネコは死亡し、他方のネコには32日目に安楽死処置が施された。
2対照には28日目にヴイルレントU CD +ウィルスの攻撃を与えた。両方 のネコは臨床FIPを発病した。攻撃後のこれらのネコの体温を第8表に示す。
ワクチン接種後のこれらのネコの中和力価を第9表に示す。2匹の対照ネコは2 1日目まで中和力価を示さなかった。第211i代の生きたウィルスを与えられ た2匹のネコは14日目に初めて力価を示した。
実験85−03−子ネコにおける第30継代の79−1146゜6匹のSPF子 ネコ(全部14週退会を各々2匹の子ネコからなる3つの群に分けた。E群には 1.0jl12(10’−1′TCI Da。)の第30継代のF’IPV79 −1146を皮下投与した。E群には同じ容量および用量を鼻腔内投与した。G 群は非ワクチン接種対照として用いられた。
ワクチン接種後のこれらの子ネコの臨床徴候および体温応答を第4および5表に 示す。応答は実質的に継代■9および21に曝露された子ネコの場合はど劇的で はなかった。両ワクチン接種群において1次疾患は軽くて持続時間も短かった。
ワクチンを皮下投与された子ネコは両方とも(MGISME6、E群)2次疾患 を発病しなかった。MB2については21日目に一方の肺および心臓嚢に液体が 溜まって安楽死した。PIF病変は腹膜では検出されなかった。子ネコMCIは 31日目に安楽死したが、一方の肺に液体が溜まり、肺炎を起こし、また心筋症 の可能性も認められた。両方のネコとも発熱し、安楽死する前に痩せ細った。
第30継代のウィルスを鼻腔内投与された2匹の子ネコは、軽い1次疾患の症状 を示しただけで、2次疾患の症状は殆ど示さなかった。子ネコME2は2.3. 8.18.2Iおよび35日目に低グレードの発熱応答を示したが、7日目には 105.2の温度を示さなかった。子ネコME3は2.9.23.28.30. 32および35日目に低グレードの発熱を示した。2次疾患段階の間毎日温度を 記録したわけではないため、子ネコの発熱した日数は記録より多いと思われた。
この報告の日付現在(ワクチン接種後548目)、これらのネコは共にまだ生存 しており、適度に健康である。それらは対照より細く、周期的に低グレードの発 熱を示すが、元気で機敏で食事も取り続けている。
実験85−04−第40継代のFIPV79−1146弱毒化生ウイルスと第6 継代のFIPV−ニーネル−1の比較。14匹の14週退会すティー・ラボSP Fの子ネコを、第10表で概略を示しているように各々2匹の子ネコからなる4 つの群に分けた。A群は非ワクチン接種対照であり、Bおよび0群には弱毒化生 ウィルスを鼻腔内および皮下投与した(子ネコ1匹当たり1.OxQの1:30 00希釈率の第40u代ウィルス、または10’TCr Ds。)。
G群の子ネコには第6継代のFIPVのニーネル−1CCU−1)単離物1 、 Oi+f2(10’TCI Ds。)を皮下投与した。
ワクチン接種後238目現在、弱毒化第40継代ウィルスを鼻腔内ワクチン接種 された両方の子ネコおよび対照は依然健康であり、1次疾患の徴候を呈していな い。これらのネコにおいて発熱は検出されなかった。これは低継代のウィルスに よる発熱応答とは明らかに対照的である。第40継代ワクチンを皮下接種された 2匹の子ネコのうち1匹は発熱しなかったが、他方の子ネコはワクチン接種後3 .7および8日目に発熱し、23日目にFIPの、病状により安楽死した。
CU−1ウイルスを皮下投与された2匹の子ネコは共に3日目に低グレードの発 熱を呈した。それ以外はそれらは23日目まで健康であった。
実験85−05−成熟ネコにおける第!8継代のFIPV79−1146の弱毒 性、有効性お上び感作特性の再チェック。4匹の成熟SPFネコ、(約40退会 )に第18継代f7)PIPV79−1146を用いてワクチン接種した。これ らのネコのうち2匹(E3、Z4)は先の実験における非接種対照であったリバ ティー・ラボネコであり、FIPVに対する抗体をもっていなかった。他の2匹 のネコ(73,52)は別の実験で用いられた対照ネコであって、殆どどの子ネ コもネココロナウィルスに血清変換しているコロニーから入手したものであり、 これらの血清陽性ネコを感作してF I PV−UCD、による攻撃を行った。
4匹のネコ全部がl:100足らずないし1:4800の範囲の79−1146 に対する抗体力価を現した。これらのネコにおいてUCD、のエーロゾルにより 攻撃を行った。それらは56日の期間発熱応答または病気の他の徴候を示すこと も無く健康であった(第7表、2群)。攻撃後中和抗体力価は少し上昇したが大 きな変化は無かった。
第3表−実験計画、実験85−Ol−FI−Pワクチン試験ワクチ:/=FIP V−1146継代19(10’・”TCI Dsolo。
1 xQ) 希釈割合は4.51gPBs中3 、5 xQストックウィルス、 各ワクチン接種量は0 、5 xQまたは100000T CI D S。。
攻撃 =21日目8ヴイルレントF I PV−UCD、ウィルスの肝臓懸濁液 を用いたエーロゾル攻撃。
VN抗体力価=毎週。
臨床病状評価=毎日。
綿棒により採取された咽頭試料からのウィルス単離=ワクチン接種後1週間に3 回。
検温=毎日。
第4表 弱毒化ネコ感染性腹膜炎ウィルス株79−1146による「ワクチン接 種」後のネコの体温 第4表 弱毒化ネコ感染性腹膜炎ウィルス昧79−1146による「ワクチン接 種」後のネコの体温 平均 2+5 2.8 2.9 2.4 1.9 2.フHG2 Is 4.4  3.4 4.6・1.8 2.2 3.83.6 3.1 2.8 NO1, 9Nt)第4表 弱毒化ネコ感染性腹膜炎ウィルス株79−1146による「ワ クチン接種j後のネコの体温 平均 0 0 0 +5 .3 2 平均 0 0 1 .5 .5 0 平均 0 0 L 、5 0 0 平均 ooooo。
第5表 弱毒化ネコ感染性腹膜炎ウィルス昧79−1146による「ワクチン接 種」後のネコの全臨床スコア平均 ooooo。
第5表 弱毒化ネコ感染性腹膜炎ウィルス昧79−1146による「ワクチン接 種j後のネコの全臨床スコア第5表 弱毒化ネコ感染性腹膜炎ウィルス株79− 11=16による「7クチン接種」後のネコの全臨床スコア平均NO4,6NC ) 3.5 NO 年平均S、Oめ5.7 つ 平均3.5 5 5i フ、51゜ 平均ND 聞 に ND 、5 第6表 第19a代のFIPV79−1146tニーよる接Nをされt:ネコか ら綿棒により採取された咽頭の試料からのウィルス単離 0=CPE無し。
+=CPE。
A−72細胞において単離。
★左カラム=第1細胞培養継代の結果。
右カラム2第2細胞培養継代の結果。
A=非ワクチン接種対照。
B=ワクチン鼻腔内接種。
C=ワクチン皮下接種。
第7表 第19u代のFIPV79−1146の7クチ7を接匝すれたネコにお けるウィルス中和抗体力価A−72細胞で試験実施 TCI Dso=48 第8表 弱毒化FIPV79−1146によるワクチン接種され、F IPV− UCD−1による攻撃が行われたネコの体温第8表 弱毒化FIPV79−目4 6によるワクチン接種さhlFIPV−UCD−1による攻撃が行われたネコの 体温★=肝臓ホモジネートのl:50希釈液0.5〜1.Owl!/(ネコ)の エーロゾル攻撃。
★★=798.O0 N D =測定せず。
N A =適用不可。
+=ネコは死亡またはFIPにより安楽死。
第8表 弱毒化FIPV79−1146によるワクチン接種ざ7−1F I P V−UCD−1による攻撃が行われγニネコの体温★;肝臓ホモジネートのl: 50希釈液0.5〜1.0iIX/(ネコ)のエーロゾル攻撃。
★★=T98.0゜ N D =測定せず。
NA=適用不可。
+=ネコは死亡またはFIPにより安楽死。
第9表 弱毒化FIPV79−1146によりワクチン接種された後の子ネコに おけるウィルス抗体力価 第10表 実験85−04の実験計画。第40継代のF I P V 79−1 14.6の弱毒化および第6%i、代のFIPV−CU−IZ>ヴノルレンスの 評価。
1.4..4゜皮下29 NX3 F CCl1>129 NYI F 匡I) −1 14週令9バすィー子ネコ ワクチ:/=FIPV1146−P40 力価=(10’−’TCID5oO, lI(り、希釈率t :3 o o o、PBS中。ネコl四当たり1 mQo l 4DPVに再ワクチン接種群り、EおよびF0攻撃=F IPV−UCD− 1の50%肝臓懸濁液を用いたエーロゾル攻撃。
SN抗体力価=毎週。
臨床病状評価=毎日。
検温−毎日。
実験後の再滴定ストック。
ワクチン=OL+−1−P6 力価=lo310TCIDsO10,11e1x Q/Cネコ) 実験後回滴定。
出発(プラーク精製第11継代)ライA、XWSU IIPV79−1146( FIPV79−1146または79−1146とも示す)はA’l’CCに寄託 され、VR2125のアクセス番号を与えられた。
第19継代ウィルスはATCCに寄託され、VR2126のアクセス番号を与え られた。
第40継代ウィルスはATCCに寄託され、VR2127のアクセス番号を与え られた。
第50継代ウィルスはATCCに寄託され、VR2128のアクセス番号を与え られた。
国際調査報告 1memaw、la+ ham+tab1、e、PcT/US 8710021 6 2ANNEX To 1LKE INTERNATIONAL 5EARC HREPORT ON

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非ヴィルレント免疫性ウイルスが生成されるまで、ウイルスの生長および 弱毒化をもたらす温度においてウイルスが生長する非発癌性細胞培養中でFIP V79−1146を連続継代することにより製造された修正生ネココロナウイル スワクチンを動物に接種することを含む、ネコ感染性腹膜炎ウイルス(FIPV )による感染からネコ科を保護する方法。
  2. (2)連続継代が少なくとも約15継代からなる請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)連続継代が少なくとも約40継代からなる請求の範囲第2項記載の方法。
  4. (4)継代温度がネコ科の正常の体温より低い温度である、請求の範囲第1項記 載の方法。
  5. (5)継代温度が約34℃である、請求の範囲第4項記載の方法。
  6. (6)非発癌性細胞培養がFCWFおよびCrFKからなる群から選ばれる、請 求の範囲第1項記載の方法。
  7. (7)FIPV79−1146菌株がATCC VR2125である、請求の範 囲第1項記載の方法。
  8. (8)非ヴィルレント免疫性ウイルスが生成されるまで、ウイルスの生長および 弱毒化をもたらす温度においてウイルスが生長する非発癌性細胞培養中でFIP V79−1146を連続継代することにより製造された、ネコ感染性腹膜炎ウイ ルス(FIPV)誘発感染症に対してネコ科を保護するための修正生ワクチン。
  9. (9)連続継代が少なくとも約15継代からなる、請求の範囲第8項記載のウイ ルス。
  10. (10)連続継代が少なくとも約40継代からなる、請求の範囲第9項記載のウ イルス。
  11. (11)継代温度がネコ科の正常の体温より低い温度である、請求の範囲第8項 記載のウイルス。
  12. (12)継代温度が約34℃である、請求の範囲第11項記載のウイルス。
  13. (13)非発癌性細胞培養がFCWPおよびCrFKからなる群から選ばれる、 請求の範囲第8項記載のウイルス。
  14. (14)FIPV79−1146菌株がATCC VR2125である、請求の 範囲第8項記載のウイルス。
  15. (15)ネコ感染性腹膜炎ウイルス(FIPV)誘発感染症に対してネコ科を保 護するための修正生ワクチンの製造方法であって、(a)ウイルスの生長および 弱毒化をもたらす温度において非発癌性細胞培養中でFIPV79−1146を 連続継代し、(b)非ヴィルレント免疫性ウイルスが得られるまで継代ウイルス を周期的に試験する ことからなる方法。
  16. (16)連続継代が少なくとも約15継代からなる、請求の範囲第15項記載の 方法。
  17. (17)連続継代が少なくとも約40継代からなる、請求の範囲第16項記載の 方法。
  18. (18)継代温度がネコ科の正常の体温より低い温度である、請求の範囲第15 項記載の方法。
  19. (19)継代温度が約34℃である、請求の範囲第18項記載の方法。
  20. (20)非発癌性細胞培養がFCUFおよびCrFKからなる群から選ばれる、 請求の範囲第15項記載の方法。
  21. (21)FIPV79−1146菌株がATCC VR2125である、請求の 範囲第15項記載の方法。
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