JPS63502624A - 光デ−タ処理システム及びマトリックス反転、乗算、及び加算方法 - Google Patents
光デ−タ処理システム及びマトリックス反転、乗算、及び加算方法Info
- Publication number
- JPS63502624A JPS63502624A JP62501152A JP50115287A JPS63502624A JP S63502624 A JPS63502624 A JP S63502624A JP 62501152 A JP62501152 A JP 62501152A JP 50115287 A JP50115287 A JP 50115287A JP S63502624 A JPS63502624 A JP S63502624A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- array
- elements
- matrix
- column
- accumulator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06E—OPTICAL COMPUTING DEVICES; COMPUTING DEVICES USING OTHER RADIATIONS WITH SIMILAR PROPERTIES
- G06E3/00—Devices not provided for in group G06E1/00, e.g. for processing analogue or hybrid data
- G06E3/001—Analogue devices in which mathematical operations are carried out with the aid of optical or electro-optical elements
- G06E3/005—Analogue devices in which mathematical operations are carried out with the aid of optical or electro-optical elements using electro-optical or opto-electronic means
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
元データ処理システム及びマトリ
ックス反転、乗算、及び加算方法
発明の技術分野
この発明は光学的な演算及びデータ処理のシステム、脣にマトリックス反転を行
うことができる多段階の非レンズ光学データプロセッサに関する。
発明の背景
ベクトルとマトリックスデータの光学処理は、潜在的な演算実行能力が非常に効
果的で、精密画像の演算処理に無理なく適用できることで知られている。画像あ
るいは他の空間に関するデータは、データ要素の2スター走査あるいはベクトル
走査から成るマトリックスとして処理することができ、データ要素はその実質的
なあるいは機能的な分解能限度において通常画素と言われている。通常の画像は
、この画像が連続した元ビームの断面で得られるアナログ像フレームで特徴づけ
られる。各アナログ像のフレームには1通常効果的に連続して空間上に分配され
た画素データの7レイがある。あるいはデータビームの断面を、例えばその局所
的な強度あるいは偏光ベクトルによって空間的に変調させることによシ、個々の
マトリックスデータをデータビームに印づけることもできる。
いずれにしても光学処理はその基本的な性質である並列処理を行うため、潜在的
価値が大きい。勿論この並列処理は完全な像を一度に処理することで行われる。
各々の画素は分離したデータであるため、並列に処理されるデータ量は通常像の
実効的分解能に等しい。
さらに光学処理には従来得られるのと同一のフォーマットでデータ処理を行うと
いう利点がおる。一般的に又画像価値の向上と認識の適用のために、処理される
データは通常単一画像あるいは画像フレームのラスター走査として得られる。従
って潜在的に光学プロセッサは、通常のおるいは他の中間処理を経ずに直接デー
タを受け取ることができる。画像データの情報価値は像の実効的分解能と考慮さ
れる像の数とともに増加するため、光学処理の特殊で比類ない特徴が特に望まし
いものとなる。
従来光学処理は処理する像を選択された空間マスクを通して適切な光学検出器に
投影することによって行われている。光学!ロセッナ用の一時的に価値のあるマ
スクは一次元空間の光変調器(SLM)として実現されておシ、これはマスクに
よってデータビームに与えられた空間的に分布されたデータを電子的な付勢によ
って選択的に変更するものである。一般的なSLMは、空間的に分布された電極
のアレイによって付勢される固体電気/光素子の形態である。変調画像は、各電
極の電圧電位をそれぞれに意図したデータ値に対応するアナログ電圧で別々に与
えることによって効果的に形成される。
米国特許出願番号筒502,981号(1983年、6月10日出願、名称;マ
トリックス乗算によるマトリックス処理方法、発明者;ヤン・グリンペルグ及び
フレデリック・ヤマギシ)、米国特許出願番号筒713.064号(1985年
、3月18日出願、名称;プログラム可能な多段階非レンズ光学データ処理シス
テム、発明者;ヤン・グリンベルグ及びパーナート・エイチ・ソファX及び米国
特許出願番号筒713,063号(1985年、3月18日出願、名称;データ
処理システムを用いて複雑々光学演算を実行するプログラム可能な方法、発明者
;ヤン・グリンベルグ、グラハム・アール・ヌッド及びパーナート・エイチ・ソ
ファ)では上記の壓の光学データプロセッサが開示されている。
これらの元データノロセッサを用いる上での限界は、マトリックス反転を実行す
るようには構成されていないということである。先行技術の構成はほとんどが、
マトリックスの乗算、相関及び回転に限定されている。
従って本発明の目的はマトリックス反転の可能な新しく改良された光学データ処
理システムを提供することである。
本発明のもう1つの目的はマトリックス反転、乗算、加算及びこれらの機能を組
み合わせた演算が可能な光学データ処理システムを提供することである。
発明の概要
本発明の前述の及び他の目的は、式CA”−’ B+D(A−1はAの反転を表
す)を計算するために4個のNXNマトリックスA、B、C及びDを処理する光
学データプロセッサを提供することによって達成される。
このプロセッサには、第1の数を表す信号に応じて元ビームを空間的に変調し、
2N−1行に配置された第1の組の変調領域を有する第1の変調器が具備されて
いる。第1の変調器を出てくる元ビームを2N−1個の第2の行の要素を表す信
号に応じて空間的に変調するための第2の変調器が備えられておシ、この変調器
は2N−1列に配置された第2の組の変調領域を有している。第2の変調器を出
てくる元ビームを第3の変調器が2N−1個の第3の列の要素を表す信号に応じ
て空間的に変調し、この第3の変調器は2N−1行に配置された第3の組の変調
領域を有している。
備えられている光検出器は2N−1行2N−1列のマトリックスプレイに配置さ
れた(2N−1)2の光検出領域を有しておシ、検出領域は、第1.第2及び第
3の変調器のそれぞれの変調領域によって変調された元に応じた検出信号のアレ
イを与える。検出信号のプレイの各要素は、第1の数の積、第2行の数の各要素
及び第3の列の数の各々の要素にそれぞれ比例している。
検出信号のプレイを記憶、加算及びシフトするためにアキュムレータが備えられ
、このアキュムレータは2N行2N列のアキームレータマトリックスアレイとし
て配置された(2N)2の位置を有している。
マトリックスAの要素はアキュムレータアレイの左上方象限に、マトリックスB
の要素は右上方象限に、マトリックスDの要素は右下方象限に、及びマトリック
スCの偏光反転要素は左下方象限に記憶される。
光学プロセッサにはさらに、
(、)アキュムレータアレイの最も左上方の位置のネガティブレジゾロカルを第
1の数として第1の変調器に与え、
価)アキ−ムレ−ノア1/イの最上位の行の右から2N−1個の要素を第2の行
の番号として第2の変調器に与え、
(c)アキュムレータアレイの左の列の最下位から2N−1個の要素を第3の列
の数として第3の変調器に与え、
(d)アキームレータアレイの右から2N−1個の列と下から2N−1個の行か
ら成る部分の対応する要素からの検出信号のプレイの要素を加算し、(、)アキ
ームレータアレイの内容を左に一列、上方に−行シフトし、
って式CA B+Dがアキュムレータアレイの左上方象限に与えられるようにす
るための制御回路を具備している。
マトリックスA%B、C及びDを適切に選ぶことによシ、本発明はマトリックス
反転、乗算、加算あるいはこれらの演算の組み合わせを実行するのに利用するこ
とができる。本発明の他の目的、特徴及び利点は、同様な部材には同様な参照番
号の付いた図面とともに明細書を読むとで明らかになる。
図面の簡単な説明
第1図は本発明に従った光学データ処理システムのブロック図である。
第2図は本発明に従って構成された光学データプロセッサの側面図でちる。
第3図は本発明に用いられる空間的な電気/光変調器の斜視図である。
第4図は本発明に用いられる別の空間的な電気7光変調器の斜視図である。
第5図はマトリックスを処理するだめの従来の光学データ処理システムの概略的
な分解斜視図である。
第6図は式CA−1B+Dを計算するだめの4つのマトリックスA、B、C及び
Dを処理するだめの本発明に従って構成された光学プロセッサの概略的な分解斜
視図である。
第7図は反転マトリックスA−1を計算するためにマトリックスAを処理する本
発明に従って構成された光学プ四セッサの概略的な分解斜視図である。
テムの実施例が参照符号10で示されている。特に参照符号20で示された望ま
しい多段階光学データプロセッサ(ODP)がマイクロコントローラ12及びイ
ンター7エイスレジスタ1B、22,24,26,30゜32.34によって動
作上支持されている。第1図ではODPの原則的な動作コンポーネントが示され
てお)、フラットバネ/I/するいはI、ED光源14、マトリックスアレイア
キュムレータ16(検出アレイとも呼ばれる工及び複数の空間的な光変調器(S
LM) 36.3 B、40 。
42.46を備えている。光源14、アキュムレータ16及びSLM36.3B
、40,42,44.46は、光源14から発した比較的均一なビームが空間的
な光変調器の各々を通して連続的に送られ、最後はアキュムレータ16に受け取
られるように、相互に近接した平行な平面に設けられている。
元ビームは、結果的にはアキュムレータ16に送られるが、空間的な光変調器の
各々によって与えられるデータを得るデータ伝送機構として効果的に用いられて
いる。各空間的な光変調器の動作は、空間的に分配された対応する活性電圧電位
に関する、変調器の空間的な透過率によって説明することができる。少なくとも
第1近似で、空間的な光変調器の光振幅透過率は印加された電圧電位に直接比例
する。従って直列に接続した2つの空間的な光変調器の透過率(TO)の総合は
、空間的な光変調器のそれぞれの透過率T1、T2の積に比例する。総合透過率
Toは以下のように表すことができる;
T O−71+ 72 (1)
T 0−CXDXVIXV2 (2)
vl及びv2はそれぞれに与えられた電圧電位でちシ、C及びDは各々の空間的
光変調器の供給された電圧係数に対する透過率である。拡大された一連の空間的
な光変調器が本発明に従って連続的に結合されると、多段階空間的な光変調器の
スタックの合計透過率Toは、個々の空間的な光変調器の各々の透過率の積に比
例する。従って7ラツトパネN14から発した元ビームは、空間的な光変調器3
6.3B、40,42.44.46の各々の空間的に分布された相対的な透過率
に対応する空間的に分布されたデータを受け取るように方向づけられる。
本発明に用いられる光学プロセッサの望ましい実施例に従って、空間に関連する
データはインター7エイスレジスタ22,24,26,30,32.34を通し
て空間的光変調器36.3B、40.42.44゜46に与えられzoこれらの
レジスタは高速のデータ記憶及び信号の条件付けを行うのが望ましい。
これらのレジスタには又数値反転のような機能を実行するための演算プロセッサ
が備えられている。後に詳細に説明するように、空間的光変調器のスタックは複
数の一次元の空間的光変調器を備えていることが望ましい。第1図に示されてい
るように、−次元の空間的な光変調器36.3B、40.42,44.46はイ
ンターフェイスデータラインf; 0 * 78 e 6 j aBo、64.
82を通してそれぞれレジスタ22,30゜24.32.26に結合している。
そしてインターフェイスレジスタ22.24,26゜30.32.34が次々に
パス77と79を通してアキュムレータ16から並列形態の情報を受け取るのが
望ましい。マイクロコントローラ12からプロセッサコントロールバス50と7
0を介してコントロール信号が与えられる。プロセッサコントロールパス50と
70は分離してレジスタコントロールライン52,54゜56.72,74.1
6によってそれぞれレジスタに結合して示されているが、インター7エイスレジ
スタはその代シにコントロールマルチプレクサを介してマイクロコントローラ1
2によりて駆動される単一の共通コントロールパスに結合されてもよい。しかし
いずれの場合もマイクロコントローラ12がレジスタ22゜24.26,30,
32.34を十分に制御してこれらのレジスタにあらかじめ決められたデータを
選択的に与えることが必要である。
光学データプロセッサ10はアキュムレータ16とコントローラ12の間に結合
された出力レジスタ18を具備する。アキュムレータ16自体は、入射光の強度
を少なくとも空間的な光変調器36.3B、40゜42.44.46の分解能に
適合するようなアレイの分解能におけるデータビームを表わす対応する電圧電位
(あるいは電荷)に変えることのできる感光装置17のマトリックスプレイの一
部として構成しても良い。あるいは、アキームレータ16を検出器アレイ17か
ら分離しても良い。後に詳細に説明するように、アキームレータ16は元ビーム
データを蓄積し、次に生成されるクロック信号によって出力インターフェイスハ
ス88を通してデータ出力レジスタ18にシフ)される。アキームレータ16に
は又循環シフトパス86及び側面シフトパス84が備えられておシ、光学データ
プロセッサ2Qの動作中にアキュムレータ16内で広範囲の記憶、シフト及び減
算動作が実行されるようになっている。
データ出力レジスタ18は、高速アナログ/デジタルコンバータ、シフトレジス
タ及びアキュムレータ16からのシフトされたデータをデータバス89を通して
プロセッサに送るバッファを有することが望ましい。コントローラ12からの初
期化データは、データライン87及びデジタル/アナログコンバータ85を通し
てアキュムレータ16に記憶させることができる。
前に述べたことから明らかなように、マイクロコントローラ12は光データプロ
セッサ2o全体を制御しておシ、所望のデータ処理アルゴリズムを実行するため
に任意の所望のデータを任意の特定の空間的光変調器の組み合わせに与えること
ができる。特に本発明では、任意の特定の元データ処理アルゴリズムの実行に必
要な空間的光変調器のみが元データプロセッサ20で活性的に用いられる構成に
なっている。光学データプロセッサ20内の空間的光変調器は、これら変調器を
その最大透過率に均一に維持するために各々のデータレジスタを通して適切なデ
ータを与えられることができる。結果として選択された空間的光変調器はその適
切なデータプログラミングによって光学データプロセッサから効果的に除去する
ことができる。従って光学データ処理システム10は光学データの処理計算の実
行に非常に柔軟性のある環境を提供している。
第2図には本発明の望ましい光学プロセッサの実施例に従って構成された光学デ
ータプロセッサ2oの構造が示されている。この実施例には、光学プロセッサの
どの望ましい実施例にも導入される主要なコンポーネントの実質的に総てが備え
られていることがわかる。
光学データプロセッサのコンポーネントには光源14、SLM段階36ないし4
6、及び検出アレイ16がちる。フラットパネル光源14は電場発光表示パネル
、あるいは気体プラズマ表示パネル、LED%LEDアレイ、レーデダイオード
、レーザダイオードアレイ等でちることが望ましい。フラット表示パネルによっ
て生成された光を空間的に均一な光学ビームにするために、拡散器(図示されて
いない)を用いることもできる。
光学データプロセッサ20の大部分は、SLM段階46がその代表であるSLM
段階の連続スタックによって形成される。SLMは別の支持体を必要としないし
りかシした構造であることが望ましい。このような実施例ではSLMは相互に非
常に近接しておシ、薄い光学かに透明な絶縁層によってのみ分離され、空間的光
変調器の最適にコンパクトな多段階スタックを形成している。空間的光変調器の
動作が元ビームの偏光変調を通して達成されている実施例では、偏光子64がS
LMの間に挿入されることが望ましい。偏光ベクトルデータ表示を用いた本発明
の実施例では、偏光子64によって、さらに偏光されていない光学データビーム
源14を用いることができる。空間的光変調器の動作の原則が光の吸収(偏光回
転の代わシに)であるならば、偏光子は必要ない。
アキュムレータ16は光学検出器17の固体マトリックスプレイの一部に組み込
まれることが望ましい。
特に光学検出器アレイ17は、光学データプロセッサ2Qの実効的分解能に等し
いアレイ密度で設けられる通常の電荷結合素子(CCD)のシフトレジスタアレ
イであることが望ましい。CCDアレイの使用は、電荷累積、すなわちデータを
合計する能力とマイクロコントローラ12によって直接制御されるCODシフト
レジスタ回路を容易に形成することの両方にとって望ましい。さらにCCDアレ
イの使用によシ、アキュムレータ16からシフトされデータリターンパス88に
送られるデータを循環シフトデータバス86を通してアキュムレータ16に循環
して戻るようにすることによって、アキエムレータ16の動作を実質的に柔軟な
ものにしている。さらに第1図に示されているように、アキュムレータ16には
、近接したレジスタ伝播パスを用いて相互連絡することによって、アキュムレー
タ内にあるデ−タを側面シフトデータバス84を介して側面的に循環させること
ができ、望ましい柔軟性がある。結果的にアキュムレータ16は、マイクロコン
トローラ12の直接の制御のもとで、シフトや合計操作を含むきわめて復籍な光
学データ処理のアルゴリズムの実行に効果的に用いることができる。
第3図及び第4図には一次元の空間的光変調器の2つの望ましい実施例が示され
ている。第3図に示された空間的光変調器130には電気/i学部材132が、
SD、この部材の2つの平行に向き合う面上にはそれぞれストライプ電極136
と電位基準面140が設けられていることが望ましい。電気/光学部材132は
伝送モード液晶光バルブでもよいが、KD2PO4あるいはB’a T i O
sのような固体電気/光学材料であることが望ましい。この固体電気/光学材料
の偏光は、元が通る材料の一部分に与えられた縦及び横電圧電位に比例して局所
的に光を変調する。この材料は電気/光学部材132として用いられる場合に、
本発明の目的に従って適切に自己支持するだけの十分な構造強度を保持しておシ
、主面領域約1平方インチあたシ約5ないし10ミルの厚みで設けることができ
る。
電気/光学部材132の活性領域が各ストライプ電極136と基準面電極140
の間に設けられる必要があるため、電極136,140は酸化インジウム錫のよ
うな導電性の高い透明な材料であることが望ましい。電極136と140への接
続は、通常のワイヤ接続あるいははんだバンプ接続技術を用いて別の電極リード
線134及び138をそれぞれ接着させることによって行うのが望ましい。
第4図には別の一次元空間的元変調器が示されている。この空間的光変調器は、
信号電極156と電位基準電極158の相対的配置が電気/光学部材152の2
つの主面にそれぞれ設けている第3図に示された変調器とは異なっている。各主
面には一対の信号電極156の間に基準電位電極158が挿入されておシ、基本
的に電気/光学部材152の両方の主面上に同一な相互にかみ合った電極構造を
形成している。電気/光学部材152の活性領域は信号電極156の各々とその
表面に隣接した基準電位電極1580間に位置している。
従って達成可能な電気/光学効果は、電気/光学部材152の両面を用いること
で増加する。さらに電気/光学部材152の活性領域は信号電極156の陰にな
ることはないため、電極156.158の総てがアルミニウムのような不透明な
導電材料で良く、この材料はさらに電気/光学部材152の活性領域を効果的に
マスクするのに用いられるという利点がある。すな′わち、データビームの各々
の画素の縁部は発散して電気/光学部材152を通るとき、電極156,158
によって阻止される。
第3図に示された空間的光変調器13と同様に、電気/光学部材152も液晶光
バルブかあるいは固体電気/光学材料のいずれかにすることができる。電V光学
応釜性が速いこと、時間的な理由、構造強度がよシ大きいこと、及び製造が容易
であるという理由から、LiNbO3、L i TaO5、B a T I O
5,5rxBa(1−X)Nd03 、及びPLZTで代表される横電界偏光変
調器の電気/光学材料が好ましい。
上記の望の光学データ処理システムの動作は、マトリックス乗算を実行する動作
を分析することで最も良く理解される。アール・エイ・アサル(R,A、 At
hale )“外部結果分解に基づく光学マトリックス−マトリックス乗算器”
(アブライドオプチクス21.2089(1982))において、光学マトリッ
クス乗算の外積分解の原理について記載している。
従って2つのマトリックスB及びAの積のマトリックスCが以下の式によって得
られる。
c −B A (3)
ただしC01j−1番目の要素はBの1番目の行ベクトルとAのj番目の列ベク
トルの間の内積によって与えられる。
しかしCは又マトリックスの合計として書き表すことができ、各マトリックスは
Bの列ベクトルとそれに対応するAの行ベクトルの間の外積でちる。外積マトリ
ックス乗算の背後にある原理は、マトリックスBの行をSLM 3 Bのような
SLMに順次与え、又マトリックスAの対応する列を第1のSLMに直交するS
r、M j 6のような別のSLMに順次与えることである。クロックジェネレ
ータ83のn番目のクロックサイクルの間の2つの交差したSLMの伝送は、B
On番目の行とAのn番目の列の外積によって与えられる。伝送された光はアキ
ュムレータ検出アレイ16に入射し、合計されて積マトリックスCを形成する。
N3の乗算を必要とする2つのNXNマトリックスの乗算は、Nクロックサイク
ルで実行される。
第5図には2つのマトリックスA及びBの要素が示されておシ、これらの要素は
記憶レジスタ30と22によってそれぞれ一度に一行と一列づつSLM j B
と36に与えられている。(偏光子はSLMO間に設けられているが、明確さを
保つために第5図からは削除されている。)各SLM S 6.38上の電極は
SLMをストライプ状の領域92.94(以下ユニットセルと呼ぶ)に分割して
いる。各セルはマトリックス要素を処理するのに用いられる。n番目のりpツク
サイクルの間、光源14からの光はAのn番目の行によって一方向に、又Bのn
番目の列によって直交方向に変調され、アキエムレータ検出アレイ16.17に
おいてn番目の外積マトリックスを形成し、その合計は積マトリックスCとなり
ている。マトリックスの乗算操作に必要なSLMは2つだけであることに注目し
なければならない。アレイ16.17はセル96に分割され、各セルは要素Ci
jの1つに対応する。
上記の従来の光学プロセッサはマトリックス乗算を実行するには良く機能するが
、マトリックス反転あるいは加算を実行するようには構成されていない。
第6図には、式CA B+Dを計算するために4つのNXNマトリックスA、B
、C及びDを処理するための光学プロセッサである本発明の実施例100が示さ
れている。例として第6図ではNが3に等しいことが示されている。以下の説明
から、Nは本発明の実際的な値なら任意の値にセットすることができることが当
業者には明らかであろう。
特定の実施例100を説明する前に、本発明の操作に使用される数学上の式の説
明をする。
本発明ではブイ・エヌ・ファデーパ(V、N。
Faddeeva)による、ドーパ−(Dover)出版から1959年に出版
された“線形代数の計算方法”というテキストの第90頁から第93頁に記載さ
れているファデーブ(Faddsaリアルゴリズムを用いている。
簡単に説明すると、このアルゴリズムによって式CA” B+D (A、B、C
及びDはNXNマトリックスである)を計算する手段が得られる。これら4つの
マトリックスは以下のように4つの象限領域(2NX2Nマトリツクスを形成す
る)に配置されている。
新しい4つの象限領域はマトリックスAをマトリックスWで乗算し、その結果を
第3の象限領域−〇に加算することによって構成される。マトリックスBも又マ
トリックスWで乗算され、その結果は第4の象限領域りに加算される。新しい4
つの象限は以下のようス消去を用いるとマトリックスWは、
WA−Cモ0(7)
かあるいはこれと同等な、
W昭CA−’ (8)
となる。
Wのこの値を(6)に示された領域に置換すると、以下のマトリックスが得られ
る。
第4番目の象限の式は、マトリックス乗算、反転及び加算を含んだ所望の式であ
る。例えばAをアイデンティティ−マトリックス、すなわちマトリックス(A−
1)と同等にセットすることによって、マトリックス乗算及び加算が得られる。
CB+D α1
マトリックスC−1、マトリックスD−0にセットすることによシ、以下のマト
リックス反転及びマトリックス乗算が得られる。
A−’B αρ
マトリックスA−1及びマトリックスD−0にセットすることによシ、以下のマ
トリックス乗算が得られる。
CB (ロ)
B−1、C−1、及びD−0にセットすることによシ、以下のマトリックス反転
が得られる。
A−1(6)
4つの象限領域(5)を階数2Nの1つのマトリックスとして処理することによ
シ、ガウス消去を用いて新しいマトリックスの項目が以下の式を適用して計算さ
旧
sb、Xヤは元のマトリックス(5)の対応する項目である。)
式0を適用することによシ、新しいマトリックスの最上の行の項目及び左の列の
項目の総てがゼロになシ、それによって新しいマトリックスは階数2N−1にま
で減少される。式c14の過程が合計N回縁シ返されると、結果は式CA−’
B+Dによって得られる階数Nのがゼロであるならば、“部分回転“として良く
知られる過程が実行され、それによって第1のマトリックス行が他のゼロでない
任意の第1の項目性で変換される。
同時にこれら2つの行は新しいマトリックスに交換される。
第6図に戻ると、光学プロセッサ100は上記のi埋を用いて、4個のNXN(
N−3)マトリックスA、B、C及びDを処理して式CA” B+Dを形成して
いる。プロセッサ100にはそれぞれ第1、第2及び第3のSLM 40’、3
B’ 、36’および前に述べた方法と同様に配置された光源14が設けられ
ている。SLM40′はストライプ形状のユニット化/I/102の2N−1の
行に分割され、SLM 3 B’はストライプ形状のユニットセル104(セル
102に直交する)の2N−1の列に、又SLM J 6’はストライプ形状の
ユニットセル106(セル104に直交する)の2N−1の行に分割されている
。
光検出器17′が設けられておシ、これは2N−1の行2N−1の列のマトリッ
クスアレイとして配置された(2N−1)2の光検出領域108に分割されてい
る。検出領域108からは変調器40’、38′、36′の各変調領域によって
変調された元に応じて検出信号が与えられる。変調領域102,104.106
と検出領域10Bの物理的な一致は第6図よシ明らかである。
領域108からの検出信号は、それぞれ(例えばライン112によって)アキュ
ムレータ16′の対応する位置110に送られる。アキュムレータ16′は検出
器i y’と単一装置として一体に形成することができ、2Nの行と2Nの列の
マトリックスとして配置された全体で(2N)2の位置110を備えている。第
6図に示された(2N−1)2の影のつけていない位置110は、検出器17′
の各(2N−1)2の検出領域108に対応する。影のついた位置110はアキ
ュムレータ位置の追加の左の列および最上行を示すアキュムレータ16′は検出
信号を記憶、加算及びシフトするのに用いられる。これらの信号は、上記のよう
にSLM(0’、 3 B’。
36′の対応する領域を変調する信号の積に比例する。
アキ風ムレータ16′の左最上方の位置110に現れる信号はパス77によって
レジスタ24に送られ、そこで負の符号(−1/X)で算術的に反転され、パス
62によって変調信号としてSLM 40’の2N−1のすべての変調領域に送
られる。プレイ16′の最も左の列の残シの2N−1の位置110に現れる信号
はレジスタ22を通して(適切な信号条件で)変調信号としてSLM 36’の
変調領域の対応する行に送られる。
アレイ16′の最上行に沿った左から2N−1の位置110に現れる信号は、レ
ジスタ30を通して(適切な信号条件で) SLM 3 B’の変調領域104
の対応する列に送られる。
プレセッサ100の動作は以下のとおシである。
4つのマトリックスA、B、C及びDの要素を表す信号がパス81を通してアキ
ュムレータ16′に送られ、そこで以下のような方法で記憶される。マトリック
スAはアキュムレータ16′の左上方の象限に記憶され、マトリックスBは右上
方の象限に記憶され、マトリックスCは(要素の極性が反転した状態で)左下方
象限に記憶され、そしてマトリックスDは右下方象限に記憶される。読み手はマ
トリックス記憶位置と4つの象限領域(5)の間にも同様の過程を見いだすであ
ろう。
マトリックスがアキュムレータ16′にロードされた後の工程は以下のとおシで
ちる。(a)最も左の列で最上行の要素が変調信号としてSLM 40’、 3
B’、 36’に上記の方法で送られる。(b)結果として変調された光が検
出器17′の領域108で検出される。領域108からの検出信号はアキュムレ
ータ16′の影をつけられていない位置110に送られ、そこで以前に記憶され
ている対応した要素信号に加算される。その加算の結果がこれらの位R1l O
に記憶された信号となる。
(c)次にアキュムレータアレイ16′の内容が左に一列、上に一行シフトされ
る。
上記(&)から(C)のセクションに記載された動作がN−1回縁シ返され、そ
れによって式CA B+Dがアレイ16′の上方左象限に与えられる。
“ゼロ#信号が7レイ16′の最も左上方の位置110に現れるような巻合は、
上記の操作を実行するために部分回転操作(図示されていない)が行われる。
このような工程は第1図に示されたプロセッサ12において容易に実行すること
ができる。
前記のように、マトリックスA、B、C及びDを適切に選択することで、プロセ
ッサ100はシステムの型を変える必要もなく広い範囲の数学的計算を実行する
ように構成することができる。
しかしながら、もしマトリックス反転のみの実行を望むなら、プロセッサ100
は簡略化することができる。第7図にこの簡略化が示されている。
第7図にはNXNマトリックス(例えばN−4)の反転を計算するだめの光学プ
ロセッサでアシ、又今述べたプロセッサ100を簡略化したものである本発明の
実施例120が示されている。
プロセッサ120は構成がプロセッサ100と似ているが、以下の点で異なる。
第1、第2及び第3のSLM40”、3B“、36“がそれぞれN個のユニツ)
セル102.104,106に分割されておシ、セルはプロセッサ100内のそ
の対応部分と同様の方法で方向づけられている。同じように、検出器17“はN
XNマトリックスとして配置されたN2の検出領域108に分割される。アキュ
ムレータ16′#にはN+1行N+1列に配置された(N+1)2の位置が備え
られている。アキュムレータ16“のN2の位置11o(影がないものとして図
示されている)はN2の検出領域10Bに対応し、検出領域108からの検出信
号゛を受け取る。
アキュムレータ16“の左最上部の位置110に現れる信号はパス77を通して
レジスタ24に与えられ、そこで負の符号で算術的に反転され、次にパス62を
通して変調信号としてSLM 40’のすべてのN個の変調領域に送られる。最
上性及び最下行の間のアレイ16“の左の列に現れるN−1個の信号は、レジス
タ22を通って(適切な信号条件で) SLM :96“の最上性のN−1の変
調領域106に送られる。レジスタ22からは数−1を表す信号が、SLMSB
“の最下行での領域106に与えられる。
最も左と最も右の列の間のアレイ16”のN−1の最上性の位置110に現れる
信号は、レジスタ3Qを通して(適切な信号条件で)SLMSB“の左からN−
1個の列に与えられる。レジスタ30からは数1を表す信号がSLM 38“の
最も右の列104に与えられる。
7’0セツサ120の動作は以下のとおシである。
マトリックスAの要素を表す信号がパス81を通してアキュムレータ16”に与
えられ、そこで影の、つかない位置110に記憶され、一方で要素間の空間的な
関係を維持する。
マトリックスAがアキュムレータ15#にロードされた後の工程は以下のとおシ
である。(a)アキュムレータの位置110にあるデータが左に一列上方に一行
シフトされ、ゼロを表す信号が7レイ16“の最下行の右の列の位置110に記
憶される。(b)最も左の列の最上性にある要素が変調信号として上記の方法で
SLM4〆。
sg”、st;“に送られる。(c)結果として変調された光が検出器17“の
領域108で検出される。領域108からの検出器の信号はアキュムレータ16
″の影のつかない位置110に送られ、そこに前に記憶されている対応する要素
信号に加算される。次にその加算された結果が新しく記憶された信号となる。
上記の(a)から(c)のセクションに記載された動作はN−1回縁シ返され、
それによって反転されたマトリックスA はアキュムレータ16“の影のつかな
い位置110に与えられる。
前の実施例110のように、アレイ1ダの最も左上の位置110にゼロ信号が現
れる場合は、部分回転が行われる。
本発明の望ましい実施例を図示し記載してきたが、本発明の技術的範囲内でいろ
いろな他の適用や変形が可能であることを理解すべきである。従って本発明は添
付の請求の範囲によってのみ限定されるものである。
国際調査報告
ANNEX To ’alHE INTERNAτl0NAL 5EARCHR
EPORT ON
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)式CA−1B+Dを計算するために、4個のN×NマトリックスA、B、 C及びDを光学的に処理する装置において、 光ビームを第1の数を表す信号に応じて空間的に変調し、2N−1行に配置され た第1の組の変調領域を有する第1の変調手段と、 第1の変調手段を出ていく光ビームを2N−1個の第2の行の要素を表す信号に 応じて空間的に変調し、2N−1列に配置された第2の組の変調領域を有する第 2の変調手段と、 第2の変調手段を出ていく光ビームを2N−1個の第3の列の要素を表す信号に 応じて空間的に変調し、2N−1行に配置された第3の組の変調領域を有する第 3の変調手段と、 2N−1行で2N−1列のマトリックスアレイに配置された(2N−1)2個の 光検出領域を有し、検出領域が第1、第2及び第3の変調手段の各々の変調領域 によって変調された光に応じた検出信号のアレイを与えており、検出信号のアレ イの各々の要素がそれぞれ第1の数の積、第2の行の数の各要素、及び第3の列 の数の各要素に比例している光検出手段と、検出信号のアレイを記憶、加算、及 びシフトし、又2N行で2N列に配置された(2N)2の位置を有するアキュム レータ手段と、 アキュムレータアレイの左上方の象限中にマトリックスAの要素を記憶し、アキ ュムレータアレイの右上方象限中にマトリックスBの要素を記憶し、アキュムレ ータアレイの右下方象限中にマトリックスDの要素を記憶し、アキュムレータア レイの左下方象限中にマトリックスCの極性の反転された要素を記憶するための 手段と、 コントロール手段とを具備し、このコントロール手段は、 (a)アキュムレータアレイの最も左上方の位置のネガテイブレシプロカルを第 1の数として第1の変調手段に与え、 (b)アキュムレータアレイの最も右の2N−1個の要素を第2の行の数として 第2の変調手段に与え、(c)アキュムレータアレイの左の列の最下位から2N −1個の要素を第3の列の数として第3の変調手段に与え、 (d)検出信号のアレイの要素を、アキュムレータアレイにおいて右から2N− 1の列と最下行から2N−1の行の部分の対応する要素に加算し、(e)アキュ ムレータアレイの内容を左に一列、上に一行シフトし、 (f)(a)から(e)までの操作をN−1回線り返し、それによって式CA− 1B+Dがアキュムレータアレイの左上方の象限に与えられる手段を具備してい ることを特徴とする光学的処理装置。 (2)反転マトリックスA−1を計算するためにN×NマトリックスAを光学的 に処理するための装置において、 光ビームを第1の数を表す信号に応じて空間的に変調し、N行に配置された第1 の組の変調領域を保持する第1の変調手段と、 第1の変調手段を出ていく光ビームを空間的に変調し、N列に配置された第2の 組の変調領域を有し、最も右の列が数1を表す一定の信号に応じて光を変調し、 残りのN−1個の列がN−1個の数の第2の行の要素を表す信号に応じて光を変 調する第2の変調手段と、 第2の変調手段を出ていく光ビームを空間的に変調し、N行に配置された第3の 組の変調領域を有し、最も下の行が−1を表す一定の信号に応じて光を変調し、 残りのN−1個の行がN−1の数の第3の列の要素を表す信号に応じて光を変調 する第3の変調手段と、N行N列のマトリックスアレイとして配置されたN2の 光検出傾城を有し、第1、第2及び第3の変調手段の各々の変調領域によって変 調された光に応じて検出領域が検出信号のアレイを構成し、検出信号のアレイの 各々の要素が第1の数の積、数値1あるいは第2の行の数の各要素、及び数値− 1、あるいは第3の列の数の各要素にそれぞれ比例するような光検出手段と、検 出信号のアレイを記憶、加算及びシフトし、N+1行N+1列のアキュムレータ マトリックスとして配置された(N+1)2個の位置を有するアキュムレータ手 段と、 アキュムレータアレイの最も右からN個の列で下からN個の行のマトリックスA の要素を記憶するための手段と、 コントロール手段とを具備し、このコントロール手段は、 (a)アキュムレータアレイの内容を左に一列、上に一行シフトし、又アキュム レータアレイの最も右の列の下からN個の位置と最下行の右からN個の位置にゼ ロを与え、 (b)アキュムレータアレイの最も左上方の位置のネガテイブレシプロカルを第 1の数として第1の変調手段に与え、 (c)アキュムレータアレイの最上行において最も左と最も右の間のN−1個の 要素を第2の行の数として第2の変調手段に与え、 (d)アキュムレータアレイの左の列において最上位と最下位の間のN−1個の 要素を第3の列の数として第3の変調手段に与え、 (e)検出信号のアレイの要素をアキュムレータアレイの右からN個の列と下か らN個の行から成る部分の対応する要素に加算し、 (f) (a)から(e)の操作をN−1回繰り返し、それによってアキュムレ ータアレイの右からN個の列と下からN個の行から成る部分にマトリックスA− 1が与えられるように構成されている光学的処理装置。 (3)式CA−1B+Dを計算するために4個のN×N−1マトリックスA、B 、C及びDを光学的に処理する方法において、 (a)第1の数を表す信号に応じて光ビームを空間的に変調し、2N−1個の行 に配置された第1の組の変調領域を有する第1の変調器を設け、(b)第1の変 調器を出ていく光ビームを2N−1の数の第2の行の要素を表す信号に応じて空 間的に変調し、2N−1列に配置された第2の組の変調領域を有する第2の変調 器を設け、 (c)第2の変調手段を出ていく光ビームを2N−1の数の第3の列の要素を表 す信号に応じて空間的に変調し、2N−1行に配置された第3の組の変調領域を 有する第3の変調器を設け、 (d)2N−1行2N−1列のマトリックスァレイに配置された(2N−1)2 の光検出領域を有し、検出領域が第1、第2及び第3の変調手段の各変調領域に よって変調された光に応じた検出信号のアレイを与え、検出信号のアレイの各々 の要素がそれぞれ第1の数の積、第2の行の数の各要素、及び第3の列の数の各 要素に比例している光検出器を設け、 (e)検出信号のアレイを記憶、加算、及びシフトし、2N行で2N列に配置さ れた(2N)2の位置を有するアキュムレータ手段を設け、 (f)マトリックスAの要素をアキュムレータアレイの左上方象限に記憶し、 (g)マトリックスBの要素をアキュムレータアレイの右上方象限に記憶し、 (h)マトリックスDの要素をアキュムレータアレイの右下方象限に記憶し、 (i)マトリックスCの極性の反転された要素をアキュムレータアレイの左下象 限に記憶し、(j)アキュムレータアレイの最も左上方の位置のネガテイブレシ プロカルを第1の数として第1の変調器に与え、 (k)アキュムレータアレイの最上行の右から2N−1個の要素を第2の行の数 として第2の変調器に与え、 (1)アキュムレータアレイの左の列の最下位から2N−1個の要素を第3の列 の数として第3の変調器に与え、 (m)検出信号のアレイの要素をアキュムレータアレイの右から2N−1の列と 下から2N−1の行から成る部分の対応する要素に加算し、 (n)アキュムレータアレイの内容を左に一列、上に一行シフトさせ、 (o)(j)から(n)までの操作をN−1回繰り返し、それによってアキュム レータアレイの左上方象限に式CA−1B+Dを与えることを特徴とする光学的 処理方法。 (4)反転マトリックスA−1を計算するためにN×Nマトリックスを光学的に 処理する方法において、(a)第1の数を表す信号に応じて光ビームを空間的に 変調し、N行に配置された第1の組の変調領域を有する第1の変調器を設け、 (b)第1の変調器を出てくる光ビームを空間的に変調し、N列に配置された第 2の組の変調領域を有し、最も右の列が数1を表す一定の信号に応じて光を変調 し、残りのN−1個の列はN−1個の数の第2の行の要素を表す信号に応じて光 を変調する第2変調器を設け、 (c)第2の変調器を出てくる光ビームを空間的に変調し、N行に配置された第 3の組の変調領域を有し、最下位の行は−1を表す一定の信号に応じて光を変調 し、残りのN−1の行は第3の列のN−1の数の要素を表す信号に応じて光を変 調する第3の変調器を設け、(d)N行N列のマトリックスァレイに配置された N2個の光検出領域を有し、検出領域が第1、第2及び第3の変調器の各変調領 域によって変調された光に応じて検出信号を与え、検出信号のフレイの各要素が 第1の数の積、数値1、あるいは第2の行の数の各要素、及び数値−1、あるい は第3の列の数の各要素にそれぞれ比例する光検出器を設け、 (e)検出信号のアレイを記憶、加算及びシフトし、N+1行N+1列のアキュ ムレータマトリックスァレイに配置された(N+1)2個の位置を有するアキュ ムレータを設け、 (f)マトリックスAの要素をアキュムレータアレイの右からN個の列と下から N個の行に記憶し、(g)アキュムレータアレイの内容を左に一列、上方に一行 シフトさせ、アキュムレータアレイの最も右の列の下からN個の位置と最下位の 行の右からN個の位置にゼロを与え、 (h)アキュムレータアレイの最も左上方の位置のネガテイブレシプロカルを第 1の数として第1の変調器に与え、 (i)アキュムレータアレイの最上位の行においてその行の最も左及び最も右の 要素の間のN−1の要素を第2の行の数として第2の変調器に与え、(j)アキ ュムレータアレイの左の列においてその列の最上位及び最下位の要素の間のN− 1の要素を第3の列の数として第3の変調器に与え、(k)検出器の信号のフレ イの要素をアキュムレータアレイの右からN個の列と下からN個の行から成る部 分の対応する要素に加算し、 (1)(g)から(k)の操作をN−1回繰り返し、それによってアキュムレー タアレイの右からN個の列と下からN個の行から成る部分にマトリックスA−1 が与えられることを特徴とする光学的処理方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/836,675 US4800519A (en) | 1986-03-05 | 1986-03-05 | Optical data processing systems and methods for matrix inversion, multiplication, and addition |
US836,675 | 1986-03-05 | ||
PCT/US1987/000149 WO1987005423A1 (en) | 1986-03-05 | 1987-01-27 | Optical data processing systems and methods for matrix inversion, multiplication, and addition |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63502624A true JPS63502624A (ja) | 1988-09-29 |
JPH0668713B2 JPH0668713B2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=25272465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62501152A Expired - Lifetime JPH0668713B2 (ja) | 1986-03-05 | 1987-01-27 | 光デ−タ処理システム及びマトリックス反転、乗算、及び加算方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4800519A (ja) |
EP (1) | EP0260281B1 (ja) |
JP (1) | JPH0668713B2 (ja) |
DE (1) | DE3777033D1 (ja) |
IL (1) | IL81473A0 (ja) |
WO (1) | WO1987005423A1 (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4991111A (en) * | 1986-08-28 | 1991-02-05 | Hughes Aircraft Company | Real-time image processing system |
US5063531A (en) * | 1988-08-26 | 1991-11-05 | Nec Corporation | Optical neural net trainable in rapid time |
GB2228118A (en) * | 1989-02-07 | 1990-08-15 | British Aerospace | Optical processors |
US5361328A (en) * | 1989-09-28 | 1994-11-01 | Ezel, Inc. | Data processing system using a neural network |
JP2724374B2 (ja) * | 1989-10-11 | 1998-03-09 | 株式会社鷹山 | データ処理装置 |
US5130563A (en) * | 1989-11-30 | 1992-07-14 | Washington Research Foundation | Optoelectronic sensory neural network |
US5050117A (en) * | 1990-02-06 | 1991-09-17 | Wright State University | Spatial light rebroadcaster optical computing cells |
US5185715A (en) * | 1990-03-30 | 1993-02-09 | Hughes Aircraft Company | Data processing systems and methods for linear programming |
GB2245732A (en) * | 1990-06-29 | 1992-01-08 | Philips Electronic Associated | Optical data processing device |
US5276771A (en) * | 1991-12-27 | 1994-01-04 | R & D Associates | Rapidly converging projective neural network |
GB2265036B (en) * | 1992-03-10 | 1995-08-02 | Sharp Kk | Optical processor and neuromorphic processor |
US5312513A (en) * | 1992-04-03 | 1994-05-17 | Texas Instruments Incorporated | Methods of forming multiple phase light modulators |
DE59507434D1 (de) * | 1994-03-02 | 2000-01-20 | Matthias Budil | Optischer vektormultiplizierer für neuronale netze |
CN102567283B (zh) * | 2011-12-08 | 2014-12-31 | 清华大学 | 一种利用gpu对小矩阵求逆的方法 |
US11586889B1 (en) * | 2019-12-13 | 2023-02-21 | Amazon Technologies, Inc. | Sensory perception accelerator |
CN113051523B (zh) * | 2021-03-16 | 2023-02-24 | 深圳前海黑顿科技有限公司 | 一种用于快速计算矩阵乘法的光学装置 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3989355A (en) * | 1975-01-21 | 1976-11-02 | Xerox Corporation | Electro-optic display system |
US4569033A (en) * | 1983-06-14 | 1986-02-04 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Optical matrix-matrix multiplier based on outer product decomposition |
US4620293A (en) * | 1983-12-23 | 1986-10-28 | General Dynamics, Pomona Division | Optical matrix multiplier |
US4603398A (en) * | 1984-02-17 | 1986-07-29 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Matrix-matrix multiplication using an electrooptical systolic/engagement array processing architecture |
JPS60216337A (ja) * | 1984-04-12 | 1985-10-29 | Canon Inc | デジタル並列光演算装置 |
US4633427A (en) * | 1984-06-29 | 1986-12-30 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Advanced cube processor |
US4607344A (en) * | 1984-09-27 | 1986-08-19 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Triple matrix product optical processors using combined time-and-space integration |
WO1986005608A1 (en) * | 1985-03-18 | 1986-09-25 | Hughes Aircraft Company | Programmable methods of performing complex optical computations using data processing system |
-
1986
- 1986-03-05 US US06/836,675 patent/US4800519A/en not_active Expired - Fee Related
-
1987
- 1987-01-27 JP JP62501152A patent/JPH0668713B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1987-01-27 EP EP87901215A patent/EP0260281B1/en not_active Expired
- 1987-01-27 DE DE8787901215T patent/DE3777033D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1987-01-27 WO PCT/US1987/000149 patent/WO1987005423A1/en active IP Right Grant
- 1987-02-04 IL IL81473A patent/IL81473A0/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0260281B1 (en) | 1992-03-04 |
WO1987005423A1 (en) | 1987-09-11 |
US4800519A (en) | 1989-01-24 |
IL81473A0 (en) | 1987-09-16 |
EP0260281A1 (en) | 1988-03-23 |
JPH0668713B2 (ja) | 1994-08-31 |
DE3777033D1 (de) | 1992-04-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS63502624A (ja) | 光デ−タ処理システム及びマトリックス反転、乗算、及び加算方法 | |
US5185715A (en) | Data processing systems and methods for linear programming | |
JP3707804B2 (ja) | 光学情報処理装置 | |
US5784309A (en) | Optical vector multiplier for neural networks | |
US4824192A (en) | Optical processing | |
US4849940A (en) | Optical neural net memory | |
US4747069A (en) | Programmable multistage lensless optical data processing system | |
EP0256033B1 (en) | Optical analog data processing systems for handling bipolar and complex data | |
US4764891A (en) | Programmable methods of performing complex optical computations using data processing system | |
US3592547A (en) | Optical matrix-processing system and optics | |
Tamura et al. | Two-dimensional matrix multiplication using coherent optical techniques | |
EP0215008B1 (en) | Programmable methods of performing complex optical computations using data processing system | |
EP0215822B1 (en) | Programmable multistage lensless optical data processing system | |
EP4435672A1 (en) | Multilayer opto-electronic neural network | |
JP2843066B2 (ja) | 光―電気ハイブリツド型多層ニユーラル・ネツトワーク・システム | |
Francis et al. | Digital optical matrix multiplication based on a systolic outer-product method | |
JPH03256032A (ja) | 光演算装置 | |
JPH0259916A (ja) | 光演算装置 | |
JPH0311408A (ja) | 光演算方法および装置 | |
JPH0261708A (ja) | 光演算装置 | |
Zhang et al. | Massively parallel optical interconnect for long data stream convolution | |
Multipliers et al. | A review of various approaches to constructing incoherent optical matrix-vector multipliers is presented. Progress in the experimental realization of such processors is outlined and analytic studies of performance limitations are summarized. Introduction Since the invention of the laser, much work has been devoted to the realization of coherent optical inform | |
JPH0351830A (ja) | 光演算方法および光演算装置 | |
JPH03214127A (ja) | 光演算装置 | |
JPH03121513A (ja) | 光演算装置 |