JPS63501889A - 浅い湖及び同様の水中の底沈澱物内深くに可撓性管を敷設する船 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 浅い湖及び同様の水中の成性澱物 内深くに可撓性管を敷設する船 発凱生宜景 本発明はいわゆる双胴船型をなし、互に平行に並んで離間した２個の船体部分と 動力供給される管敷設型とを備え、前記管敷設型が成性澱物の表面上を前進する ため無限軌道上に設置されると共に前記２個の船体部分間から垂直に調節自在に 吊下げられてなる、浅い湖及び同様の水中の成性澱物内法くに可撓性管を敷設す る船に関するものである。

５ＥＣ８２０７５０１−１において浅い湖の成性澱物内に熱エネルギーを蓄える 方法が提案された。通常、夏期間中に熱は沈澱物の表面下約２．５〜３．０ｍの 深さまで侵入するが、上記方法の目的は前記加熱法さを更に３〜４ｍ増すことに ある。しかしそのためには、湖水をポンプ送りする管を成性澱物の表面下約７ｍ の深さに敷設する必要が。

ある。この比較的大きな深さは、単純なすき部材を備えた従来装置が使用できず 、また例えば５ＥＡ８３０２２１９−４において提案された更に複雑な装置も使 用できないことを意味した。従って特に上記目的のために使う本質的に改良され た管敷設装置を提供する必要がある。

本発明の主目的は上記の如き装置又は船を提案することにあり、そして本発明は 振動する管敷設用すき部材を備え、前記すき部材は成性澱物内の予定深さに侵入 し、船体部分内の供給源から供給される少なくとも１つの連続した管を緊内する と共に繰出すために使われることに実質的な特徴を有する。

本発明によれば、成性澱物の表面下約７ｍの深さに管を敷設することができる。

以下本発明の実施例を添付図面につき説明する。

第１図は本発明の船の側立面図で、管敷設型を成性澱物の表面に下してこの表面 に沿って前進させると共に管敷設用すき部材を沈澱物的の所要深さに侵入させた 状態を示す図； 第２図は船の後部立面図で、管敷設型を第１図と同じ位置で示した図： 第３図は船の側立面図で、管敷設型を上昇させ、管敷設用すき部材を不作用位置 に回動させて示した図；第４図は第３図の位置にある船の後部立面図である。

図示のように浅い湖の成性澱物内法くに可撓性管を敷設する船はいわゆる双胴船 型をなし、２個の船体部分１ａ、ｌｂをもつ。船体部分１ａと１ｂの間の横ビー ム２上には管敷設型４をワイヤ３によって垂直に調節自在に吊下げる。この車は 管を敷設する成性澱物の表面５を進む。このため管敷設型４は無限軌道６を備え る。この軌道を駆動する動力は液圧モータ（図示せず）によって供給する。液圧 モータは船体部分１ｂに設けだ液圧ポンプ（図示せず）から出る液圧導管７を経 て加圧された液圧流体を供給される。このポンプは好適にはディーゼル機関とす る適切な主機関８によって駆動される。この機関８はドラム１０をもつウィンチ ９に動力供給する液圧ポンプを駆動する。前記ワイヤ３は前記ドラムに巻かれ、 船体部分１ａ、　ｌｂに対して管敷設型４を昇降させる。

第２．４図では、無限軌道６を比較的幅狭く示しているが、無限軌道の幅は成性 澱物が耐え得る表面圧力に応じて選択されるのは明らかである。

管敷設型４は管敷設用すき部材１２を支持する。このすき部材】２は成性澱物内 の所望深さまで振動状態下で侵入せしめられ、少なくとも１つの可撓性管１３を 繰出すために使われる。図示の実施例では、前記すき部材は管敷設方向で見て前 方のナイフ状部分１２ａと、後方の管敷設部分１２ｂとからなる。管敷設部分は ナイフ状部分にヒンジ結合され、そして沈澱物表面５から約７ｍの最大深さを起 点として垂。

直に互に１．９．ｍの等間隔をおいて３本以上の管を同時に繰出すために使われ る。これらの管は船体部分ｌａ内に支持したロール１４に巻いて収納される。前 記管はロール１４から巻戻され、そして下方へ管敷設型まで運ばれ、すき部分１ ２ｂの上端に導かれ、これを通って下方へ行き、予定の敷設深さですき部分の後 縁から繰出される。すき部分１２ａの振動は導管７を通る液圧流体によって駆動 される液圧駆動式振動手段（図示せず）によって起こされる。

管敷設型４を確実にけん引せしめるにはゆる過ぎる密度を成性澱物がもっている 場合には、前記車は液圧ウィンチ（図示せず）を備える。このウィンチは、無限 軌道の駆動力の助けをかりて又はかりずに、前記車４を沈澱物表面５に沿って引 張り又はけん引するのに使われる。

５ＥＣ８２０７５０１−１等に記載された方法を実施するだめの、かつ成性澱物 内の多数の平行な管からなる蓄熱場所を作製するとき、前記車は予定の管敷設出 発位置に置かれそして適切な進路上に既知の整列手段（図示せず）によって整列 させられる。主機関の始動後、管敷設型をワイヤ３によって下し、次いですき部 材１２を不作用位置から下方へ回動させ、成性澱物内へ振動状態下において侵入 せしめる。その後、無限軌道６による管敷設型４の前進を開始し、車４は所望の 敷設経路に沿って移動しながら所望の可撓性管又はチューブ１３を成性澱物内へ 繰出して行く。

船は水面に浮力のある２個の船体部分１ａ、　Ｉｂをもつと共に水底に自己推進 型の敷設車４をもつため、推進の正確なトリミングと適応が成性澱物の密度と性 質に応じて可能である。このことにより管１３の敷設が常に正確にかつ確実に行 なわれる。すき部材１２が沈澱物を通過中に衝突するかも知れないゆるんだ石等 の如き小さな障害物があれば、それらの障害物はすき部材の振動によって簡単に わきへ移動せしめられる。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．いわゆる双胴船型をなし、互に平行に並んで離間した２個の船体部分と動力 供給される管敷設車とを備え、前記管敷設車が底沈澱物の表面上を前進するため 無限軌道上に設置されると共に前記２個の船体部分間から垂直に調節自在に吊下 げられてなる、浅い湖及び同様の水中の底沈澱物内深くに可撓性管を敷設する船 において、振動する管敷設用すき部材を備え、前記すき部材は底沈澱物内の予定 深さに侵入し、船体部分内の供給源から供給される少なくとも１つの連続した管 を案内すると共に繰出すために使われることを特徴とする可撓性管の敷設船。
2. ２．管敷設用すき部材が管敷設方向で見て前方の部分と、後方の管敷設部分とを 備え、後方の管敷設部分は前記前方部分にヒンジ結合され、そして予定の相互の 垂直間隔限もって３本の連続管を同時に操出すために使われ、前記管は一方の船 体部分内の供給ロールから巻戻され、そして管敷設部分を通って下方へ導かれて その後縁から繰出されることを特徴とする請求の範囲第１項記載の船。
3. ３．管敷設車は無限軌道によって推進するための液圧モータを備え、前記液圧モ ータは一方の船体部分内に置かれた液圧モータから加圧された液圧流体を供給さ れ、そして好適には前記船体部分と前記車の間に延在する液圧導管を経て内燃機 関によって駆動されることを特徴とする請求の範囲第１項又は第２項記載の船。
4. ４．ワイヤによって船体部分から吊下げられた管敷設車を備え、ワイヤは液圧駆 動されるウインチによって垂直方向に調節自在とすることを特徴とする請求の範 囲第３項記載の船。