JPS6349464Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6349464Y2 JPS6349464Y2 JP1982046504U JP4650482U JPS6349464Y2 JP S6349464 Y2 JPS6349464 Y2 JP S6349464Y2 JP 1982046504 U JP1982046504 U JP 1982046504U JP 4650482 U JP4650482 U JP 4650482U JP S6349464 Y2 JPS6349464 Y2 JP S6349464Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fastening piece
- piece
- support
- scaffolding
- roof surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Movable Scaffolding (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は屋根用足場板の支持装置に係り、主
に、傾斜屋根における屋根葺き、修理等の各種作
業上必要な足場を確保するのに好適であり、屋根
面所定箇所に仮止めした掛止金具に自身の掛合部
を係合せしめるだけで屋根面上に簡単に設定可能
とし、足場板を水平状になるように堅牢に仮設支
持すると共に、構造を簡素化して成形を容易に
し、且つ強度的にも優れた屋根用足場板の支持装
置に関する。
に、傾斜屋根における屋根葺き、修理等の各種作
業上必要な足場を確保するのに好適であり、屋根
面所定箇所に仮止めした掛止金具に自身の掛合部
を係合せしめるだけで屋根面上に簡単に設定可能
とし、足場板を水平状になるように堅牢に仮設支
持すると共に、構造を簡素化して成形を容易に
し、且つ強度的にも優れた屋根用足場板の支持装
置に関する。
従来、一般家屋その他の建築物の新築、増改築
等における作業用足場板の支持装置に関するもの
のうち、傾斜屋根における足場板の支持装置に関
してはあまり提供されていなかつた。
等における作業用足場板の支持装置に関するもの
のうち、傾斜屋根における足場板の支持装置に関
してはあまり提供されていなかつた。
したがつて、パイプ杆体を複雑に枠組するなど
面倒な仮設工事によつて足場の確保をしなければ
ならず、また、完全な足場の設定が困難であるこ
と等から、結果的に作業中の滑落事故を招いた
り、足元の不安定さから無理な作業姿勢を強いら
れることになり、作業能率が阻害される原因にも
なつていた。
面倒な仮設工事によつて足場の確保をしなければ
ならず、また、完全な足場の設定が困難であるこ
と等から、結果的に作業中の滑落事故を招いた
り、足元の不安定さから無理な作業姿勢を強いら
れることになり、作業能率が阻害される原因にも
なつていた。
一方、傾斜屋根用として提供されている支持装
置にあつても、構造が複雑で取扱が不便であつた
り、あるいは堅牢性に劣る等種々の欠点を有して
いた。
置にあつても、構造が複雑で取扱が不便であつた
り、あるいは堅牢性に劣る等種々の欠点を有して
いた。
その一例として、実開昭55−44938号公報にて
簡易足場台が提案されている。
簡易足場台が提案されている。
この簡易足場台は、断面コ状形の金属材で作ら
れ、一方の端部にコ状溝の開口方向と反対の方向
にカギ状引掛け部を持つ引掛けレバーを有し、他
方の端部の底面に足部螺合用の固定ねじ部を有
し、且つ該固定ねじ部から中央部よりのコ状溝内
部に適当な間隔をおいた複数個の支柱ストツパを
有する基台と、前記固定ねじ部に螺合して上下で
き、且つ底部にゴム材などの緩衝材を有する足部
と、断面コ状形の金属材で作られ、そのコ状溝が
前記基台のコ状溝と向い合つてはめ入れでき、且
つその一方の端部で前記貴台の引掛レバー側の端
部に回動可能に支承された水平台と、断面コ状形
の金属材で作られ、前記水平台のコ状溝に背面を
向けてはめ入れでき、且つ前記基台のコ状溝にも
はめ入れでき、且つ一方の端部が前記支柱ストツ
パによつて係止され、且つ他方の端部で前記水平
台の他方の端部に回動可能に支承された支柱と、
断面コ状形の金属材で作られ、そのコ状溝が前記
水平台の背面に向けてはめ入れでき、且つその一
方の端部で前記水平台の端部において該水平台と
直角なる位置まで回動可能に支承されたストツパ
とよりなるものである。
れ、一方の端部にコ状溝の開口方向と反対の方向
にカギ状引掛け部を持つ引掛けレバーを有し、他
方の端部の底面に足部螺合用の固定ねじ部を有
し、且つ該固定ねじ部から中央部よりのコ状溝内
部に適当な間隔をおいた複数個の支柱ストツパを
有する基台と、前記固定ねじ部に螺合して上下で
き、且つ底部にゴム材などの緩衝材を有する足部
と、断面コ状形の金属材で作られ、そのコ状溝が
前記基台のコ状溝と向い合つてはめ入れでき、且
つその一方の端部で前記貴台の引掛レバー側の端
部に回動可能に支承された水平台と、断面コ状形
の金属材で作られ、前記水平台のコ状溝に背面を
向けてはめ入れでき、且つ前記基台のコ状溝にも
はめ入れでき、且つ一方の端部が前記支柱ストツ
パによつて係止され、且つ他方の端部で前記水平
台の他方の端部に回動可能に支承された支柱と、
断面コ状形の金属材で作られ、そのコ状溝が前記
水平台の背面に向けてはめ入れでき、且つその一
方の端部で前記水平台の端部において該水平台と
直角なる位置まで回動可能に支承されたストツパ
とよりなるものである。
従つて、構造が非常に複雑であり、傾斜屋根面
への掛止にあつても、段部がないと掛止不可能で
あつて、平らな屋根面には掛止できない欠点があ
つた。しかも、屋根の傾斜に適合させて水平台を
適宜調節できる利点はあるものの、その分強度的
にみて若干不安な面があつた。
への掛止にあつても、段部がないと掛止不可能で
あつて、平らな屋根面には掛止できない欠点があ
つた。しかも、屋根の傾斜に適合させて水平台を
適宜調節できる利点はあるものの、その分強度的
にみて若干不安な面があつた。
そこでこの考案は、これらの事情に鑑みて、構
成が簡単で堅牢性に優れ、しかも、傾斜屋根面の
あらゆる位置に掛止可能にしその掛止めも非常に
簡単で取扱も極めて容易な傾斜屋根における屋根
用足場板の支持装置を提供すべく案出されたもの
であつて、その要旨とするところは、傾斜屋根面
に止着される止着片を形成し、この止着片の一端
付近には、前記傾斜屋根面の所定箇所に仮止めさ
れる掛止金具へ掛止可能とすべく、適数箇所に掛
合孔或いは掛合切欠を形成して掛合部を設け、止
着片の他端には、全体側面形状が略L字状となる
ようにこの他端を折曲することで支持片を形成
し、支持片の解放端近傍と止着片の中央付近とに
は、傾斜屋根面に止着片を止着した際に水平状と
なるように足場板受を架設固着し、支持片におけ
る足場板受との固着部分から解放端がわに、足場
板を係止保持する係止部を折曲形成したことに存
する。
成が簡単で堅牢性に優れ、しかも、傾斜屋根面の
あらゆる位置に掛止可能にしその掛止めも非常に
簡単で取扱も極めて容易な傾斜屋根における屋根
用足場板の支持装置を提供すべく案出されたもの
であつて、その要旨とするところは、傾斜屋根面
に止着される止着片を形成し、この止着片の一端
付近には、前記傾斜屋根面の所定箇所に仮止めさ
れる掛止金具へ掛止可能とすべく、適数箇所に掛
合孔或いは掛合切欠を形成して掛合部を設け、止
着片の他端には、全体側面形状が略L字状となる
ようにこの他端を折曲することで支持片を形成
し、支持片の解放端近傍と止着片の中央付近とに
は、傾斜屋根面に止着片を止着した際に水平状と
なるように足場板受を架設固着し、支持片におけ
る足場板受との固着部分から解放端がわに、足場
板を係止保持する係止部を折曲形成したことに存
する。
以下、図面に基づいてこの考案の一実施例を説
明すると次の通りである。
明すると次の通りである。
図において、1は止着片であり、2は支持片を
示す。この止着片1と支持片2は、所定長さの帯
状鋼板を全体側面略L字状に折曲することで形成
されるものである。そして、止着片1の一端付近
には、掛合部3が数箇所に配設されており、予
め、屋根面R所定箇所に仮止めしておいた釘等の
掛止金具Fにこの掛合部3を係合せしめることで
掛止し、止着片1自身が屋根面R上に設置される
ものである。
示す。この止着片1と支持片2は、所定長さの帯
状鋼板を全体側面略L字状に折曲することで形成
されるものである。そして、止着片1の一端付近
には、掛合部3が数箇所に配設されており、予
め、屋根面R所定箇所に仮止めしておいた釘等の
掛止金具Fにこの掛合部3を係合せしめることで
掛止し、止着片1自身が屋根面R上に設置される
ものである。
このとき、第2図に示すように、略だるま状の
掛止孔を穿設することで、皿状の頭部を有する釘
等の掛止金具Fの大孔部分への装入を容易にし、
かつ、小孔部分へ移動せしめて止着片1の脱落を
防止することができる。
掛止孔を穿設することで、皿状の頭部を有する釘
等の掛止金具Fの大孔部分への装入を容易にし、
かつ、小孔部分へ移動せしめて止着片1の脱落を
防止することができる。
また、この考案において掛合部3の形状、構造
自体は限定されるものではないから、第3図に示
すように、止着片1一端付近の側方から斜め方向
に長孔状に切欠形成して外部と連絡させることで
掛合部3を設けることとしても良い。この場合、
掛合部3の切欠形成幅を、掛止金具Fとしての釘
の皿状頭部直径より狭幅とし、切欠形状を略L字
状にすれば、使用中に止着片1が外れてしまうよ
うな事態は生じない。
自体は限定されるものではないから、第3図に示
すように、止着片1一端付近の側方から斜め方向
に長孔状に切欠形成して外部と連絡させることで
掛合部3を設けることとしても良い。この場合、
掛合部3の切欠形成幅を、掛止金具Fとしての釘
の皿状頭部直径より狭幅とし、切欠形状を略L字
状にすれば、使用中に止着片1が外れてしまうよ
うな事態は生じない。
更に、この掛合部3の配設個数も図示例に限定
されるものではなく、これを1箇所にするも複数
にするも任意である。しかし、図示例のように、
掛合部3を3箇所に配設しておけば、掛止金具F
の仮止め箇所が垂木や母屋のような硬質材である
場合は、仮止め本数を1本または2本で足りると
する一方、これが合成板材等からなる野地板のよ
うな軟質材であつてみれば、仮止め本数を3本と
することで、この考案に係る支持装置を堅牢に設
定でき、更には、設定したときでの揺振を防止し
てその安全性を高めることができる。
されるものではなく、これを1箇所にするも複数
にするも任意である。しかし、図示例のように、
掛合部3を3箇所に配設しておけば、掛止金具F
の仮止め箇所が垂木や母屋のような硬質材である
場合は、仮止め本数を1本または2本で足りると
する一方、これが合成板材等からなる野地板のよ
うな軟質材であつてみれば、仮止め本数を3本と
することで、この考案に係る支持装置を堅牢に設
定でき、更には、設定したときでの揺振を防止し
てその安全性を高めることができる。
尚、図示例においては、止着片1及び支持片2
にビード部4を設けることで全体の堅牢強化を図
つている。更に、屋根面Rへの設置状態における
安定性を向上させるために、止着片1の屋根面R
への当接面にゴムベースを装着したり、該当接表
面を粗雑処理しておくのも良い。
にビード部4を設けることで全体の堅牢強化を図
つている。更に、屋根面Rへの設置状態における
安定性を向上させるために、止着片1の屋根面R
への当接面にゴムベースを装着したり、該当接表
面を粗雑処理しておくのも良い。
支持片2は、掛合部3を設けた止着片1の他端
を略L字状に折曲することによつて所定角度をも
つて連設形成されるものである。ここに止着片1
との連設角度は特に制限されるものではないとし
ても、止着片1が単に支持片2を掛止金具Fに係
合せしめることで支持されるものであるから、こ
の支持装置の設置状態を安定させるため、該連設
角度をあまり大きくしないほうがよい。支持片2
の解放端である先端には、後述する係止部5が折
曲形成される。
を略L字状に折曲することによつて所定角度をも
つて連設形成されるものである。ここに止着片1
との連設角度は特に制限されるものではないとし
ても、止着片1が単に支持片2を掛止金具Fに係
合せしめることで支持されるものであるから、こ
の支持装置の設置状態を安定させるため、該連設
角度をあまり大きくしないほうがよい。支持片2
の解放端である先端には、後述する係止部5が折
曲形成される。
6は、足場板受であり、この足場板受6は、足
場板Pの幅員に合致した長さを有する溝形鋼板の
一端を支持片2先端近傍に固着すると共に、他端
を止着片1の中央付近に固着して形成されるもの
である。この場合、その形状を溝形とすることで
自身の堅牢性が保持されるから、これに載置され
る足場板Pはしつかり支持されることになる。も
つとも、止着片1及び支持片2と同様に、帯状鋼
板にビード部4を設けることでも十分に堅牢性が
期待できるし、また、それ自身肉厚な帯状鋼板と
して形成すれば、堅牢性強化のための格別の形状
は必要でない。これによつて、係止部5は、支持
片2における足場板受6との固着部分から解放端
がわに形成されるものである。
場板Pの幅員に合致した長さを有する溝形鋼板の
一端を支持片2先端近傍に固着すると共に、他端
を止着片1の中央付近に固着して形成されるもの
である。この場合、その形状を溝形とすることで
自身の堅牢性が保持されるから、これに載置され
る足場板Pはしつかり支持されることになる。も
つとも、止着片1及び支持片2と同様に、帯状鋼
板にビード部4を設けることでも十分に堅牢性が
期待できるし、また、それ自身肉厚な帯状鋼板と
して形成すれば、堅牢性強化のための格別の形状
は必要でない。これによつて、係止部5は、支持
片2における足場板受6との固着部分から解放端
がわに形成されるものである。
足場板受6は、止着片1を屋根面R上に設置し
たときに水平状となるように形成されるものであ
り、このとき、止着片1に対する足場板受6の連
設角度は、屋根面Rの傾斜角度と一致すべきこと
はいうまでもない。したがつて、2寸勾配、5寸
勾配、あるいは7寸勾配というように傾斜角度の
異なる屋根面Rに対応して、それ自身の止着片1
に対する連設角度を形成せしめればよい。
たときに水平状となるように形成されるものであ
り、このとき、止着片1に対する足場板受6の連
設角度は、屋根面Rの傾斜角度と一致すべきこと
はいうまでもない。したがつて、2寸勾配、5寸
勾配、あるいは7寸勾配というように傾斜角度の
異なる屋根面Rに対応して、それ自身の止着片1
に対する連設角度を形成せしめればよい。
足場板受6に載置する足場板Pが使用中に脱落
するのを防止するための係止部5は、支持片2の
先端をL字状に折曲して形成されるものである。
このように構成することで、足場板Pが使用中に
がたついたり、跳ね上がりなどによつて脱落した
りする危険が完全に防止されるのである。
するのを防止するための係止部5は、支持片2の
先端をL字状に折曲して形成されるものである。
このように構成することで、足場板Pが使用中に
がたついたり、跳ね上がりなどによつて脱落した
りする危険が完全に防止されるのである。
尚、前述した止着片1、支持片2、足場板受6
及び係止部5は、これを各別に形成してから所定
形状となるように固着形成せしめる必然性はない
のであつて、これら各部材1,2,5,6を堅牢
性が十分に保持されるような肉厚を有する帯状鋼
板にするものとすれば、プレス加工等により全体
を一体成形することも可能となり、製造コストの
軽減を図ることができる。
及び係止部5は、これを各別に形成してから所定
形状となるように固着形成せしめる必然性はない
のであつて、これら各部材1,2,5,6を堅牢
性が十分に保持されるような肉厚を有する帯状鋼
板にするものとすれば、プレス加工等により全体
を一体成形することも可能となり、製造コストの
軽減を図ることができる。
しかして、これが仕様は、第1図及び第2図に
示すように、作業用の足場板Pを仮設すべく屋根
面R所定箇所の縦方向に、予め、3本の掛止金具
Fをその頭部を浮き出させて仮止しておき、この
掛止金具Fに掛合部3を係合せしめて屋根面Rに
設置し、しかる後に足場板Pを載置仮設せしめる
ものである。
示すように、作業用の足場板Pを仮設すべく屋根
面R所定箇所の縦方向に、予め、3本の掛止金具
Fをその頭部を浮き出させて仮止しておき、この
掛止金具Fに掛合部3を係合せしめて屋根面Rに
設置し、しかる後に足場板Pを載置仮設せしめる
ものである。
使用後は、掛合部3を掛止金具Fから取り外せ
ばよいし、掛止金具Fも簡単に抜き出すことがで
きるので使用後の解体、収容作業が極めて迅速か
つ簡単に行える利点を有する。
ばよいし、掛止金具Fも簡単に抜き出すことがで
きるので使用後の解体、収容作業が極めて迅速か
つ簡単に行える利点を有する。
このように構成されたこの考案によれば、止着
片1の一端付近に、適数箇所に掛合孔或いは掛合
切欠を形成して掛合部3を設けたので、傾斜屋根
における屋根葺き、修理等の各種作業を行う前
に、屋根の垂木、母屋あるいは野地板等の所定箇
所に釘等の掛止金具Fをその頭部を浮き出させて
仮止しておけば、これに掛合部3を掛合せしめる
だけで、掛止金具Fを仮止めさえしておけばこの
考案に係る支持装置を傾斜屋根面Rのあらゆる部
分に簡単かつ迅速に設置せしめることができる。
したがつて、従来から問題となつていた傾斜屋根
における足場仮設作業の危険性、困難性及びそれ
に伴う作業能率上の支障を解消することができ
る。尚、掛合部3を複数形成し、これに合わせた
数の掛止金具Fを仮止して掛合箇所を多くすれ
ば、この考案に係る支持装置の設定状態の堅牢化
を図ることができると共に、設定したときでの揺
振を防止してその安全性を高めることもできる。
片1の一端付近に、適数箇所に掛合孔或いは掛合
切欠を形成して掛合部3を設けたので、傾斜屋根
における屋根葺き、修理等の各種作業を行う前
に、屋根の垂木、母屋あるいは野地板等の所定箇
所に釘等の掛止金具Fをその頭部を浮き出させて
仮止しておけば、これに掛合部3を掛合せしめる
だけで、掛止金具Fを仮止めさえしておけばこの
考案に係る支持装置を傾斜屋根面Rのあらゆる部
分に簡単かつ迅速に設置せしめることができる。
したがつて、従来から問題となつていた傾斜屋根
における足場仮設作業の危険性、困難性及びそれ
に伴う作業能率上の支障を解消することができ
る。尚、掛合部3を複数形成し、これに合わせた
数の掛止金具Fを仮止して掛合箇所を多くすれ
ば、この考案に係る支持装置の設定状態の堅牢化
を図ることができると共に、設定したときでの揺
振を防止してその安全性を高めることもできる。
また、止着片1の掛合部3形成箇所の反対がわ
である他端を折曲し全体側面略L字状として支持
片2を形成し、足場板受6を支持片2先端近傍と
止着片1中央付近との間に連設形成したので、構
造が簡単で且つ堅牢であると共に、掛止金具Fに
掛合部3を掛合せしめることで止着片1を傾斜屋
根面R上に載置せしめれば、足場板受6は水平に
保持され、これに載置すべく足場板Pを水平状に
仮設支持することができる。したがつて、足元が
安定すると共に、無理な姿勢を強いられることな
く安心して傾斜面におけるか各種作業を行うこと
ができ、安全作業確保による作業能率の向上を期
待することができる。
である他端を折曲し全体側面略L字状として支持
片2を形成し、足場板受6を支持片2先端近傍と
止着片1中央付近との間に連設形成したので、構
造が簡単で且つ堅牢であると共に、掛止金具Fに
掛合部3を掛合せしめることで止着片1を傾斜屋
根面R上に載置せしめれば、足場板受6は水平に
保持され、これに載置すべく足場板Pを水平状に
仮設支持することができる。したがつて、足元が
安定すると共に、無理な姿勢を強いられることな
く安心して傾斜面におけるか各種作業を行うこと
ができ、安全作業確保による作業能率の向上を期
待することができる。
更に、支持片2における足場板受6との固着部
分から解放端がわに、足場板Pを係止保持する係
止部5を折曲形成したので、作業中における足場
板Pの脱落が防止され安全な作業を確保せしめる
と共に、足場板Pの跳ね上がりなどによる脱落も
完全に防止できる。
分から解放端がわに、足場板Pを係止保持する係
止部5を折曲形成したので、作業中における足場
板Pの脱落が防止され安全な作業を確保せしめる
と共に、足場板Pの跳ね上がりなどによる脱落も
完全に防止できる。
作業終了後は、掛合部3を係止部5から取り外
してその掛合を解除せしめるだけで良く、また、
仮止された掛止金具Fも簡単に抜き出すことが可
能なので後始末も簡単である。
してその掛合を解除せしめるだけで良く、また、
仮止された掛止金具Fも簡単に抜き出すことが可
能なので後始末も簡単である。
一方、この考案は、前述したように、その構成
が極めて簡単であり構成材料も少なくてすみ、ま
た、止着片1、支持片2、足場板受6及び係止部
5の各構成部材は、これら全体をプレス加工等で
一体成形することも可能であるから、製造コスト
の軽減による経済的諸効果を期待することもでき
る。
が極めて簡単であり構成材料も少なくてすみ、ま
た、止着片1、支持片2、足場板受6及び係止部
5の各構成部材は、これら全体をプレス加工等で
一体成形することも可能であるから、製造コスト
の軽減による経済的諸効果を期待することもでき
る。
尚、この考案は、傾斜屋根における足場板Pの
支持装置としてだけではなく、広く傾斜面におけ
る各種作業に際して安全な足場を確保するための
支持装置として使用できる利点を有するものであ
る。
支持装置としてだけではなく、広く傾斜面におけ
る各種作業に際して安全な足場を確保するための
支持装置として使用できる利点を有するものであ
る。
以上説明したように、この考案によれば、主
に、傾斜屋根における屋根葺き、修理等の各種作
業上必要な足場を確保するのに好適であり、屋根
面所定箇所に仮止した掛止金具に自身の掛合部を
掛合せしめるだけで屋根面上に設定可能とし、足
場板を水平状となるように堅牢に仮設支持できる
と共に、安価にて提供でき、且つ強度的にも非常
に優れている等種々の実用的効果を奏する。
に、傾斜屋根における屋根葺き、修理等の各種作
業上必要な足場を確保するのに好適であり、屋根
面所定箇所に仮止した掛止金具に自身の掛合部を
掛合せしめるだけで屋根面上に設定可能とし、足
場板を水平状となるように堅牢に仮設支持できる
と共に、安価にて提供でき、且つ強度的にも非常
に優れている等種々の実用的効果を奏する。
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は使用
状態における斜視図、第2図は一部切欠斜視図、
第3図は他の実施例を示す掛合部の平面図であ
る。 1……止着片、2……支持片、3……掛合部、
4……ビード部、5……係止部、6……足場板
受、R……屋根面、F……掛止金具、P……足場
板。
状態における斜視図、第2図は一部切欠斜視図、
第3図は他の実施例を示す掛合部の平面図であ
る。 1……止着片、2……支持片、3……掛合部、
4……ビード部、5……係止部、6……足場板
受、R……屋根面、F……掛止金具、P……足場
板。
Claims (1)
- 傾斜屋根面に止着される止着片を形成し、この
止着片の一端付近には、前記傾斜屋根面の所定箇
所に仮止めされる掛止金具へ掛止可能とすべく、
適数箇所に掛合孔或いは掛合切欠を形成して掛合
部を設け、止着片の他端には、全体側面形状が略
L字状となるようにこの他端を折曲することで支
持片を形成し、支持片の解放端近傍と止着片の中
央付近とには、傾斜屋根面に止着片を止着した際
に水平状となるように足場板受を架設固着し、支
持片における足場板受との固着部分から解放端が
わに、足場板を係止保持する係止部を折曲形成し
たことを特徴とする屋根用足場板の支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4650482U JPS58148132U (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 屋根用足場板の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4650482U JPS58148132U (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 屋根用足場板の支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58148132U JPS58148132U (ja) | 1983-10-05 |
JPS6349464Y2 true JPS6349464Y2 (ja) | 1988-12-20 |
Family
ID=30057496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4650482U Granted JPS58148132U (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 屋根用足場板の支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58148132U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH079116B2 (ja) * | 1988-12-12 | 1995-02-01 | 洋行 宮原 | 平板スレ−ト瓦工事用足場金具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5544938B2 (ja) * | 1974-10-25 | 1980-11-14 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58749Y2 (ja) * | 1978-09-20 | 1983-01-07 | 伊藤 克彦 | 簡易足場台 |
-
1982
- 1982-03-31 JP JP4650482U patent/JPS58148132U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5544938B2 (ja) * | 1974-10-25 | 1980-11-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58148132U (ja) | 1983-10-05 |
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