JPS6347872B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6347872B2 JPS6347872B2 JP8131582A JP8131582A JPS6347872B2 JP S6347872 B2 JPS6347872 B2 JP S6347872B2 JP 8131582 A JP8131582 A JP 8131582A JP 8131582 A JP8131582 A JP 8131582A JP S6347872 B2 JPS6347872 B2 JP S6347872B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- drum
- spring
- guide rail
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Window Of Vehicle (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車におけるワイヤ式ウインドレギ
ユレータのワイヤ弛み防止装置に関するものであ
る。
ユレータのワイヤ弛み防止装置に関するものであ
る。
自動車のウインドレギユレータとして、窓ガラ
スの昇降軌跡にほぼ合致する線上にワイヤを張
り、該ワイヤの両端部を操作ハンドルの回転操作
等により回転するドラムに掛装し、該ドラムを回
転させることにより該ワイヤの一端部がドラムに
巻き込まれると同時に他端がドラムより巻きもど
されて、該ワイヤが窓ガラスの昇降軌跡上を上、
下に移動し、該ワイヤに結合された窓ガラスを
上、下昇降させるようにしたワイヤ式ウインドレ
ギユレータが開発され既に一般に用いられている
(例えば山海堂発行「自動車工学全書12巻乗用車
の車体」参照)。
スの昇降軌跡にほぼ合致する線上にワイヤを張
り、該ワイヤの両端部を操作ハンドルの回転操作
等により回転するドラムに掛装し、該ドラムを回
転させることにより該ワイヤの一端部がドラムに
巻き込まれると同時に他端がドラムより巻きもど
されて、該ワイヤが窓ガラスの昇降軌跡上を上、
下に移動し、該ワイヤに結合された窓ガラスを
上、下昇降させるようにしたワイヤ式ウインドレ
ギユレータが開発され既に一般に用いられている
(例えば山海堂発行「自動車工学全書12巻乗用車
の車体」参照)。
上記のようなワイヤ式ウインドレギユレータに
おいては、ウインドレギユレータをドアパネル又
は車体パネル等に組付固定する場合、ワイヤに所
定の張力を附与した状態で組付けることはなかな
か困難であり、又使用によるワイヤ自体の伸び等
によつて、どうしてもワイヤに弛みが発生する。
おいては、ウインドレギユレータをドアパネル又
は車体パネル等に組付固定する場合、ワイヤに所
定の張力を附与した状態で組付けることはなかな
か困難であり、又使用によるワイヤ自体の伸び等
によつて、どうしてもワイヤに弛みが発生する。
ワイヤに弛みが生じると窓ガラスに上下方向の
ガタ付きが発生し昇降作動を円滑に行うことがで
きなくなるばかりか、ワイヤの弛みが大きくなる
とワイヤがプーリからはずれ操作不能となる虞れ
も生じる。
ガタ付きが発生し昇降作動を円滑に行うことがで
きなくなるばかりか、ワイヤの弛みが大きくなる
とワイヤがプーリからはずれ操作不能となる虞れ
も生じる。
本発明は上記にようなワイヤの弛みを自動的に
防止し、常にワイヤが所定の張力をもつて張られ
た状態を長期にわたり保持し得る装置を提供する
もので、以下本発明を附図実施例を参照して説明
する。
防止し、常にワイヤが所定の張力をもつて張られ
た状態を長期にわたり保持し得る装置を提供する
もので、以下本発明を附図実施例を参照して説明
する。
第1図において、1はガイドレールで、該ガイ
ドレール1の上、下にはプーリ2,2′が設けら
れ、該ガイドレール1に窓ガラス下縁部附近に固
定されたガラスブラケツト3が上下にスライド可
能に嵌装され、窓ガラスは該ガラスブラケツト3
を介してガイドレール1に案内されて上下に昇降
し得るようになつている。
ドレール1の上、下にはプーリ2,2′が設けら
れ、該ガイドレール1に窓ガラス下縁部附近に固
定されたガラスブラケツト3が上下にスライド可
能に嵌装され、窓ガラスは該ガラスブラケツト3
を介してガイドレール1に案内されて上下に昇降
し得るようになつている。
4はベースプレート5に回転可能に取付けられ
たドラムで、該ドラム4は操作ハンドル6の回転
操作又は電動モータの回転によつて回転駆動され
るようになつている。
たドラムで、該ドラム4は操作ハンドル6の回転
操作又は電動モータの回転によつて回転駆動され
るようになつている。
7は上記窓ガラス案内部Aを構成するガイドレ
ール1と駆動部Bを構成するベースプレート5と
を連結する連結部材である。
ール1と駆動部Bを構成するベースプレート5と
を連結する連結部材である。
8は上下のプーリ2,2′間に掛け渡したワイ
ヤで、該ワイヤ8の両端は前記ドラム4に巻き付
け結合され、ドラム4を回転させることにより、
ワイヤ8の一端部がドラム4に巻き込まれると同
時に他端部がドラム4より巻きもどされ、ワイヤ
8の上下プーリ2,2′間の部分に結合されたガ
ラスブラケツト3を介して窓ガラスを昇降作動さ
せ得るようになつているが、本発明ではワイヤ8
両端のドラム4への結合部にスプリング9a,9
bを介装し、該スプリングによつてワイヤ8の弛
みを吸収し常にワイヤが所定の張力をもつて張設
された状態を保持し得るようにしたものである。
ヤで、該ワイヤ8の両端は前記ドラム4に巻き付
け結合され、ドラム4を回転させることにより、
ワイヤ8の一端部がドラム4に巻き込まれると同
時に他端部がドラム4より巻きもどされ、ワイヤ
8の上下プーリ2,2′間の部分に結合されたガ
ラスブラケツト3を介して窓ガラスを昇降作動さ
せ得るようになつているが、本発明ではワイヤ8
両端のドラム4への結合部にスプリング9a,9
bを介装し、該スプリングによつてワイヤ8の弛
みを吸収し常にワイヤが所定の張力をもつて張設
された状態を保持し得るようにしたものである。
即ち、ドラム4の外周面には螺旋溝41が形成
され、ワイヤ8の一方の端部8aは上記螺旋溝4
1の最上部に結合され螺旋溝41内を下向きに巻
き込まれて行き、他方の端部8bは螺旋溝41の
最下部に結合され螺旋溝41内を上向きに巻き込
まれて行くようになつているが、本発明ではドラ
ム4の上面部に円弧状の凹溝42a及び42bを
設け、該凹溝42a及び42b内にスプリング9
a,9bをそれぞれ嵌装すると共に、螺旋溝41
の最上部と最下部とを凹溝42aと42bの先端
部に連通させる連通溝43aと43bとを設けて
螺旋溝41の最上部と最下部にそれぞれ巻きつけ
たワイヤ端8aと8bを上記連通溝43a,43
bに通して凹溝42a,42b内においてスプリ
ング9aと9bの後端部に受座10a,10bを
介して結合したものである。
され、ワイヤ8の一方の端部8aは上記螺旋溝4
1の最上部に結合され螺旋溝41内を下向きに巻
き込まれて行き、他方の端部8bは螺旋溝41の
最下部に結合され螺旋溝41内を上向きに巻き込
まれて行くようになつているが、本発明ではドラ
ム4の上面部に円弧状の凹溝42a及び42bを
設け、該凹溝42a及び42b内にスプリング9
a,9bをそれぞれ嵌装すると共に、螺旋溝41
の最上部と最下部とを凹溝42aと42bの先端
部に連通させる連通溝43aと43bとを設けて
螺旋溝41の最上部と最下部にそれぞれ巻きつけ
たワイヤ端8aと8bを上記連通溝43a,43
bに通して凹溝42a,42b内においてスプリ
ング9aと9bの後端部に受座10a,10bを
介して結合したものである。
このようにワイヤ8の両端8a,8bをスプリ
ング9a,9bに結合セツトした状態では、スプ
リング9a,9bは凹溝42a,42bの先端面
42a′,42b′と受座10a,10bにて一杯に
圧縮された状態にあり、そのばね力によりワイヤ
8は所定の張力に保持される。
ング9a,9bに結合セツトした状態では、スプ
リング9a,9bは凹溝42a,42bの先端面
42a′,42b′と受座10a,10bにて一杯に
圧縮された状態にあり、そのばね力によりワイヤ
8は所定の張力に保持される。
使用中ワイヤ8自体に伸びが生じるとスプリン
グ9a,9bはそれに応じて鎖線示のように伸
び、ワイヤ8の弛みを吸収して依然としてワイヤ
8に所定の張力を附与し続ける。
グ9a,9bはそれに応じて鎖線示のように伸
び、ワイヤ8の弛みを吸収して依然としてワイヤ
8に所定の張力を附与し続ける。
尚図において6′はベースプレート5に回転可
能に取付けたピニオンで、該ピニオン6′はドラ
ム4のギヤ部4aに噛み合い、操作ハンドル6の
回転操作によりピニオン6′を介してドラム4を
回転させるものであるが、ピニオン6′を省略し
操作ハンドル6で直接ドラム4を回転させるよう
にしてもよいし、又電動モータの正、逆転によつ
てドラム4を回転させるようにしてもよい。
能に取付けたピニオンで、該ピニオン6′はドラ
ム4のギヤ部4aに噛み合い、操作ハンドル6の
回転操作によりピニオン6′を介してドラム4を
回転させるものであるが、ピニオン6′を省略し
操作ハンドル6で直接ドラム4を回転させるよう
にしてもよいし、又電動モータの正、逆転によつ
てドラム4を回転させるようにしてもよい。
又図示実施例では、一端をベースプレート5に
固着した連結部材7の他端をガイドレール1の中
央部に固着した例を示しているが、連結部材7の
ガイドレール1側への固着位置はガイドレール1
の上方プーリ2の取付部附近又は下方プーリ2′
の取付部附近としても良いし、又連結部材7の両
端結合部の一方又は双方をピンによる枢着構造と
しても良い。更に又連結部材7を省略しガイドレ
ール1とベースプレート5を別別にドアパネル又
は車体パネルに取付固定する構造としても良く、
要するに本発明は回転ドラムとワイヤの組合せよ
りなるあらゆる形式のワイヤ式ウインドレギユレ
ータに適用可能である。
固着した連結部材7の他端をガイドレール1の中
央部に固着した例を示しているが、連結部材7の
ガイドレール1側への固着位置はガイドレール1
の上方プーリ2の取付部附近又は下方プーリ2′
の取付部附近としても良いし、又連結部材7の両
端結合部の一方又は双方をピンによる枢着構造と
しても良い。更に又連結部材7を省略しガイドレ
ール1とベースプレート5を別別にドアパネル又
は車体パネルに取付固定する構造としても良く、
要するに本発明は回転ドラムとワイヤの組合せよ
りなるあらゆる形式のワイヤ式ウインドレギユレ
ータに適用可能である。
以上にように本発明によれば、ドラムにスプリ
ング嵌装用の凹溝をを形成し、該凹溝内に嵌装し
たスプリングを介してワイヤ端をドラムに結合支
持させた構造としたことにより、組付時のワイヤ
の弛み及び使用時におけるワイヤの伸び等はすべ
てスプリングのばね力により吸収されワイヤの張
力を常にほぼ一定に保ち得ると共に、上記ワイヤ
の弛み吸収手段はすべてドラム内に収納されるの
で、余分のスペースを必要とせず、又構造が極め
て簡単且つ組付けも容易であり、部品数が少くて
安価である等数多くの利益をもたらし得るもの
で、実用的効果極めて大なるものである。
ング嵌装用の凹溝をを形成し、該凹溝内に嵌装し
たスプリングを介してワイヤ端をドラムに結合支
持させた構造としたことにより、組付時のワイヤ
の弛み及び使用時におけるワイヤの伸び等はすべ
てスプリングのばね力により吸収されワイヤの張
力を常にほぼ一定に保ち得ると共に、上記ワイヤ
の弛み吸収手段はすべてドラム内に収納されるの
で、余分のスペースを必要とせず、又構造が極め
て簡単且つ組付けも容易であり、部品数が少くて
安価である等数多くの利益をもたらし得るもの
で、実用的効果極めて大なるものである。
尚図においてドラム4の上面に蓋体等を取付け
てスプリング9a,9bのはずれを防止する方策
をとることもできる。
てスプリング9a,9bのはずれを防止する方策
をとることもできる。
第1図は本発明の実施例を示す正面説明図、第
2図及び第3図は第1図のX−X及びY−Yの各
断面図である。 A……ガラス案内部、B……駆動部、1……ガ
イドレール、2,2′……プーリ、3……ガラス
ブラケツト、4……ドラム、41……螺旋溝、4
2a,42b……凹溝、5……ベースプレート、
8……ワイヤ、9a,9b……スプリング、10
a,10b……受座。
2図及び第3図は第1図のX−X及びY−Yの各
断面図である。 A……ガラス案内部、B……駆動部、1……ガ
イドレール、2,2′……プーリ、3……ガラス
ブラケツト、4……ドラム、41……螺旋溝、4
2a,42b……凹溝、5……ベースプレート、
8……ワイヤ、9a,9b……スプリング、10
a,10b……受座。
Claims (1)
- 1 上下にプーリを取付けたガイドレールにてガ
ラス案内部を構成し、ベースプレートに回転可能
に取付けたドラム及び該ドラムを回転させる手段
等にて駆動部を構成すると共に、上記上下のプー
リ間に掛け渡したワイヤの両端を駆動部のドラム
にそれぞれ巻きつけ結合したワイヤ式ウインドレ
ギユレータにおいて、ドラムにスプリング嵌装用
凹溝を形成し、該凹溝内にスプリングを嵌装し、
上記ワイヤの端部を該スプリングを介してドラム
に結合し、該スプリングのばね力がワイヤに張力
を附与するよう構成したことを特徴とするワイヤ
式ウインドレギユレータのワイヤ弛み防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8131582A JPS58199985A (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | ワイヤ式ウインドレギユレ−タのワイヤ弛み防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8131582A JPS58199985A (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | ワイヤ式ウインドレギユレ−タのワイヤ弛み防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58199985A JPS58199985A (ja) | 1983-11-21 |
JPS6347872B2 true JPS6347872B2 (ja) | 1988-09-26 |
Family
ID=13742955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8131582A Granted JPS58199985A (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | ワイヤ式ウインドレギユレ−タのワイヤ弛み防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58199985A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6411279U (ja) * | 1987-07-09 | 1989-01-20 |
-
1982
- 1982-05-14 JP JP8131582A patent/JPS58199985A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58199985A (ja) | 1983-11-21 |
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