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JPS6345443A - 空燃比制御装置の異常判定方法 - Google Patents

空燃比制御装置の異常判定方法

Info

Publication number
JPS6345443A
JPS6345443A JP18823086A JP18823086A JPS6345443A JP S6345443 A JPS6345443 A JP S6345443A JP 18823086 A JP18823086 A JP 18823086A JP 18823086 A JP18823086 A JP 18823086A JP S6345443 A JPS6345443 A JP S6345443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
fuel ratio
learning
feedback correction
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18823086A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Kinoshita
木下 美明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP18823086A priority Critical patent/JPS6345443A/ja
Publication of JPS6345443A publication Critical patent/JPS6345443A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は空燃比制御装置の異常判定方法に係り、特に燃
料噴射量を制御して空燃比を制御する空燃比制′4B装
置の異常判定方法に関する。
(従来の技術〕 本発明の基礎となった空燃比制御装置による空燃比制御
方法を第2図及び第3図を参照して説明する。第2閏は
所定時間(例えば、64m5ec)毎に実行される学習
ルーチンを示すもので、ステップ200において機関冷
却水温が所定温(例えば、60℃)以上か否か、0□セ
ンサが活性化しているか否か及び燃料噴射量の増量補正
が行われていないか否か等を判断することにより空燃比
フィードバック制御条件が成立しているか否かを判断す
る。空燃比フィードバック制御条件が成立していないと
きは、ステップ202において空燃比フィードバック補
正係数FAFO値を1.0としてこのルーチンを終了す
る。ステップ200で空燃比フィードバック制御条件が
成立していると判断されたときは、ステップ204にお
いて02センサ出力○Xが空燃比リッチを示しているか
否かを判断する。0□センサ出力OXが空燃比リッチを
示していると判断されたときは、ステップ208におい
て空燃比フィードバック補正係数FAFから積分定数に
曇をfi算し、02センサ出力oXが空燃比リーンを示
しているときにはステップ206において空燃比フィー
ドバック補正係数FAFに積分定数に、を加算してステ
ップ210へ進む。
ステップ210では02センサ出力OXがリッチからリ
ーンに又はリーンからリッチに反転したが否かを判断し
、この判断が肯定のときにはステップ212において前
回演算した空燃比フィードバック補正係数の平均値FA
FAVとステップ2゜6及びステップ208にて積分処
理された空燃比フィードバック補正係数FAFとを用い
て以下の弐に基づいて空燃比フィードバック補正係数F
AFの平均値FAFAVを演算する。
次のステップ214では機関回転速度NEと吸入空気i
Qとを取込み、ステップ216において現在の機関回転
速度NE及び吸入空気量Qに対応する学習領域を判断す
る。この学習領域は、第4図に示すように機関回転速度
NEと機関負荷Q/NEとで定められており、低吸入空
気量領域から高吸入空気量領域にかけて学習領域A、学
習領域B及び学習領域Cに分割して定められている。な
お、学習領域Cより高吸入空気量領域は空燃比オープン
ループ制御領域であり、学習領域Aと学習領域Bとの間
の領域及び学習領域Bと学習領域Cとの間の領域は、キ
ャニスタに吸着したブローバイガスを吸気系に供給する
キャニスタパージ領域である。
次のステップ218ではステップ212で演算した空燃
比フィードバック補正係数の平均値FAFAVをステッ
プ216で判定した学習領域の空燃比フィードバック補
正係数の平均値FAFAV(X)として記憶する。なお
、Xは学習領域A、学習領域B及び学習領域Cのいずれ
かを示す。次のステップ220では全ての空燃比フィー
ドバック補正係数の平均値FAFAV (x)が1.0
を越えているか否かを判断すると共に、ステップ224
において全ての空燃比フィードバック補正係数の平均値
FAFAV (x)が1.0未満が否がを判断する。ス
テップ220で平均値FAFAV(X)の全てがl  
Oを越えていると判断されたときには、ステップ222
において学習値FGHACを所定量(例えば、0.05
)大きくし、ステップ224で平均値FAFAV (x
)が1. 0未満と判断されたときにはステップ226
において学習値FGHACを所定値(例えば、0.05
)小さくし、次のステップ228で平均値FAFAV 
(x)の全てを1.0にしてこのルーチンを終了する。
なお、平均値FAFAV (x)の全てが1.0のとき
は学習値FGHACを更新することなくこのルーチンを
終了する。
以上の結果空燃比フィードバック補正係数は02センサ
出力がリッチを示すときに徐々に小さくされかつOzセ
ンサ出力が空燃比リーンを示すときに徐々に大きくなる
ように積分処理されて理論空燃比に対応する値すなわち
1.0を中心にして変化する。また、学習値FGHAC
は02センサ出力が反転する毎に演算される空燃比フィ
ードバック補正係数の平均値の大きさに応して増減する
ように更新される。なお、上記の空燃比フィードバック
補正係数FAF及び学習値FGHACは、誤学習等によ
るフェールセーフ等を考慮して一般的に以下に示すよう
に上下限値が定められている。
0.8≦FAF≦1.2・・・く2) −〇、2≦FGHAC≦0.2・・・(3)第3図は所
定時間毎(例えば、4 m5ec毎)に実行される燃料
噴射量演算ルーチンを示すもので、ステップ300にお
いて機関回転速度NE及び吸入空気IQを取り込み、ス
テップ302で機関回転速度NEと吸入空気量Qとに基
づいて基本燃料噴射時間TP (=Q/λ・NE、ただ
しλは空燃比)を演算し、ステップ304において以下
の式に基づいて燃料噴射時間TAUを演算する。
TAU=TP (FAF十FGHAC)・K・・・(4
)ただし、Kは吸気温や機関冷却水温等に応して燃料噴
射量を増量するための増量補正係数である。
上記(4)式で示すように燃料噴射時間TAUを演算し
た後、所定クランク角毎に各燃料噴射弁をこの燃料噴射
時間に相当する時間開弁することにより空燃比がフィー
ドバック制御される。
上記の空燃比制御方法においては、例えば、4気筒の内
燃機関で燃料噴射弁の1つが断線して燃料噴射が実行さ
れなくなると空燃比フィードバック補正係数が上下限値
に制限されなければ理論上空燃比フィードバック補正係
数FAFが4/3−1,33・・・・を中心として変化
することになるため、空燃比フィードバック制御によっ
て空燃比が33%空燃比リッチ側へ移動する。このため
、従来ではこの燃料噴射弁の異常を検出するために空燃
比フィードバック補正係数FAFと学習値FGHACと
の和を用いて以下の(5)式または(6)式が成立する
か否かを判断することにより燃料噴射弁のUI線、ショ
ート及び目詰まり等の異常を検出するようにしていた。
なお、(5)式および(6)式は上記(2)、(3)弐
から得られる。
FAF+FGHAC≦0.6・・・(5)FAF十FG
HAC≧1.4・・・(6)すなわち、基本燃料噴射量
に対して燃料噴!を量が40%以上リッチまたはリーン
側に補正されているときには、この補正量は燃料噴射弁
の断線やショート等に帰因するものとして燃料噴射弁異
常と判定していた。
また、特開昭57−72054号公報および特開昭59
−96451号公報に示すように、全運転領域で02セ
ンサ出力が反転しないときに02センサ異常と判定して
いた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記で説明したように4気筒内燃機関で
は燃料噴射弁の1つから燃料噴射が実行されなくなると
空燃比フィードバック補正係数FAFO値が理論上1.
33・・・になるため、上記(2)式で説明した上限値
1.2を越えることになる。このため、空燃比フィード
バック補正係数は上限値によって制限されて1.2にな
り空燃比フィードバック制御が行われなくなり、このた
め学習値FGHACの更新も実施されなくなるためFA
+FC;HAC=1.2の状態が継続し、上記(6)式
では燃料噴射弁等の異常を判定することができない、と
いう問題があった。また、逆に燃料噴射弁の配線がショ
ートして開弁されたままになると空燃比フィードバック
補正係数FAFが上記(2)式に従って下限値0.8に
制限されるため上記と同様の理由で燃料噴射弁等の異常
を判定することができない。
また、全運転状態で0□センサ出力が反転したか否かに
より異常を判定する方法では、0□センサの公差や気象
条件等によってo2センサ出力が反転しなくなった場合
においても異常と判定されてしまい、o2センサ等の異
常を精度よく判定することができないという問題があっ
た。
本発明は上記問題点を解決すべく成されたもので、空燃
比フィードバック補正係数が上下限値に制限されて学習
値が更新されない場合においても燃料噴射弁を含む空燃
比制御装置の異常を精度よく判定することができる空燃
比制御m Zの異常判定方法を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、空燃比フィードバ
ック制御領域を複数の学習領域に分割して02センサ出
力から得られる空燃比フィードバック補正係数の平均値
を学習領域毎に求め、基本燃料噴射量と前記空燃比フィ
ードバック補正係数と前記平均値が所定値になるように
更新される学習値とを用いて空燃比をフィードバック制
御する空燃比制御装置の異常を判定するにあたって、各
学習領域内で機関が所定時間以上運転されているときに
空燃比フィードバック制御が実行されているか否かを判
断し、各学習領域で空燃比フィードバック制御が実行さ
れていないときに空燃比制御装置異常と判定することを
特徴とする。
〔作用〕
本発明によれば、上記で説明したように空燃比フィード
バック補正係数の平均値FAFAVが学習9N域毎に求
められ、基本燃料噴射量と空燃比フィードバック補正係
数FAFと空燃比フィードバック補正係数の平均値FA
FAVが所定値になるように更新される学習値FGHA
Cとを用いて空燃比がフィードバック制御される。また
、各学習領域内で機関が所定時間以上運転されたときに
空燃比フィードバック制御が実行されているか否かが判
断され、各学習領域内で空燃比フィードバック制御が実
行されていないときすなわち空燃比フィードバック制御
が行われる学習領域内で空燃比フィードバック制御が行
われないときは、空燃比制御装置に異常が発生したと判
定している。なお、空燃比フィードバック制御が実行さ
れているか否かは、0□センサ出力の反転回数を計測す
ることによって判断することができ、各学習領域での反
転回数が所定値以下の時すなわち空燃比フィードバック
制御が行われなくなって学習が行われなくなったときに
は燃料噴射弁を含む空燃比制御!A置が異常になったと
判断することができる。この反転回数を適当に定めるこ
とにより反転回数が所定値以下のときには空燃比制御装
置が異常になったと判断できると共に、正常に空燃比フ
ィードバック制御が行われていて02センサ出力の反転
回数が所定値を越える場合又は燃t4噴射弁の公差等に
よる燃料噴射量の変化によって空燃比フィードバック補
正係数の値が時々上下限値に制限されて0□センサ出力
の反転回数が正常の空燃比フィードバック制御における
反転回数よりも少ないが上記所定値を越える場合には、
燃料噴射弁を含む空燃比制御装置は正常であると判断す
ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、各学習領域内で空
燃比制御装置の異常を判断し、各学習領域で異常と判断
されたときに空燃比制御装置異常と判定しているため、
空燃比フィードバック補正係数が継続して上下限値に制
限された場合においても空燃比制御装置の異常を判定す
ることができ、また気象条件の変化等によって特定の学
習領域のみで空燃比フィードバック補正係数が上下限値
に一時的に制限される場合には異常と判定しないように
することができる、という効果が得られる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明が適用可能な空燃比制御装置
を備えた4気筒の内燃機関(エンジン)について詳細に
説明する。第5図に示すように、エアクリーナ(図示せ
ず)の下流側には吸入空気iQを直接検出するエアフロ
メータ2が配置されている。このエアフロメータ2は、
ダンピングチャンバ内に回動可能に配置されたコンペン
セーションプレート2Aとコンベンモーションプレート
2人に連結されたメジャリングプレート2Bとこのメジ
ャリングプレート2Bの開度に応じた電圧を発生するポ
テンショメータ2Cとから構成されている。従って、吸
入空気iQはポテンショメータから出力される電圧によ
って検出することができる。エアフロメータ2の下流側
にはスロットル弁4が配置されており、このスロットル
弁4にはスロットル弁全閉状態でオン信号を出力するア
イドルスイッチ6及びスロットル弁4の開度に比例した
電圧を出力するスロットル開度センサ8が取付けられて
いる。スロットル弁4の下流側に配置されたサージタン
ク10は、インテークマニホールド12を介して機関本
体25の燃焼室に連通されている。インテークマニホー
ルド12の各々には各気筒に対応するように燃料噴射弁
14が配置されている1機関本体25の燃焼室は、エキ
ゾーストマニホールド16を介して三元触媒を充填した
触媒装置を備えた排気管に接続されている。そして、エ
キゾーストマニホールド16には排ガス中の残留酸素濃
度を検出し、理論空燃比に対応する残留酸素濃度を境に
反転した信号を出力する0□センサ18が取付けられて
いる。また、機関本体25のシリンダブロックに形成さ
れたウォータジャケット内に突出するようにサーミスタ
式の水温センサ20が取付けられている。
機関本体25に形成された燃焼室内に突出するように点
火プラグが取付けられており、この点火プラグはディス
トリビュータ22及びイグナイタ24を介して制御回路
26に接続されている。ディストリビュータ22にはデ
ィストリビュータシャフトに固定されたシグナルロータ
とディストリビュータハウジングに固定されたピックア
ップとで各々構成された気筒判別センサ2B及び回転角
センサ30が取付けられている。この気筒判別センサ2
8は72Q@CA(クランク角)毎に基準位置信号を発
生し、回転角センサ30は30 ’CA毎にクランク角
信号を出力する。
制御回路26は、例えばマイクロコンピュータで構成さ
れており、中央処理装置(CPU)32、アナログデジ
タル(A/D)変換器34、リードオンリメモリ(RO
M)36、ランダムアクセスメモリ (RAM)38及
び人出カポ−) (Ilo)40が設けられている。こ
のA/D変換器34には、スロットル開度センサ8、水
温センサ20及びエアフロメータ2から出力される信号
が入力されており、また入出力ポート40にはアイドル
スイ゛ンチ6、気筒判別センサ28、回転角センサ30
から出力される信号が入力されると共にバッファ42及
びコンパレータ44を介して02センサ18から出力さ
れる信号が入力されている。そして、入出力ボート40
は、ダウンカウンタ46、フリップフロップ48及びド
ライバ50を介して燃料噴射弁14に接続されると共に
ドライバ52を介して一端が接地されたチエツクランプ
54の他端に接続されている。このダウンカウンタ46
、フリップフロップ48及びドライバ50は燃料噴・射
弁14の開弁時間を制御して燃料噴射量を制御するもの
であり、燃料噴射時間TAUが演算されるとこの燃料噴
射時間TAUがダウンカウンタ46にセットされると共
にフリップフロップ48にもセットされる。この結果ド
ライバ50が燃料噴射弁14を付勢して燃料噴射を開始
させる。一方、ダウンカウンタ46がクロック信号(図
示せず)をカウントしてセットされた燃料噴射時間TA
Uに対応する値になるとフリップフロップ48がリセッ
トされドライバ50が燃料噴射弁14の付勢を停止して
燃料の噴射を停止するように構成されている。従って、
燃料噴射時間TAUに相当する時間燃料噴射弁14が開
弁され燃料噴射時間TAUに相当する世の燃料が機関本
体25の燃焼室内に供給されることになる。
第6図は第5図の0□センサ18、バッファ42及びコ
ンパレータ44の詳細を示す回路図である。バッファ4
2は一端が接地されたコンデンサC1と抵抗R1とから
なる並列回路で構成され、コンパレータ44はオペアン
プOP、比較電圧v、  (=0.45ボルト)を発生
する抵抗R2及び抵抗R3から成る直列回路により構成
されている。
なお、抵抗R1は02センサ18の素子温度が過度とな
ったときにその出力電圧VOXの最高レベルを制限する
ためのものである。これにより、Ozセンサ18から出
力される電圧■。8はバッファ42に一旦呼えられ、コ
ンパレータ44によってデジタル信号に変換され02セ
ンサ出力OXとして人出力ポート40に入力される。な
お、■ccは制御回路26の電a電圧(例えば、5ポル
ト)を示す。上記ROMには以下で説明する制御ルーチ
ンのプログラムや第4図に示す学習領域のマツプが予め
記憶されている。
第1図は所定時間(例えば、24m5ec)毎に実行さ
れるルーチンを示すもので、まずステップ100におい
てチエツクランプ54が点灯しているか否かが判断され
る。チエツクランプ54が点灯しているときはこのルー
チンを終了し、チエツクランプ54が点灯していないと
きはステップ102に進んでクランク角信号から得られ
る機関回転速度NEと吸入空気量Qとを取込み、ステッ
プ104において上記で説明したのと同様に第4図のマ
ツプから現在の運転状態に対応する学習領域を判定する
。次のステップ106では運転状態が変化して学習領域
が変化していないか否かを判断し学習領域が変化してい
るときはステップ108において運転状態が特定の学習
領域に存在している時間をカウントするカウント(i 
CN Tをクリアすると共にステップ110において0
2センサ出力の反転回数をカウントする反転カウント値
COXをクリアしてステップ118へ進む。
一方、ステップ106において学習領域が変化していな
いと判断されたときはステップ112においてカウント
値CNTをインクリメントし、ステップ114において
02センサ出力OXがリッチからリーン又はリーンから
リッチに反転したか否かを判断する。02センサ出力O
Xが反転した場合には、ステップ116において反転カ
ウント値CoXをインクリメントする。
次のステップ118ではカウント値CNTに基づいて機
関が特定の学習領域内で所定時間(例えば3 5ec)
以上運転されたか否かを判断する。ステップ118の判
断が否定のときはステップ126に進み、ステップ11
8の判断が肯定のときはステップ120において反転カ
ウント値COXが所定値(例えば2)以上か否かを判断
する。そして、反転カウント値COXが所定値以上と判
断された場合にはステップ122においてフラグF(x
)をリセットし、反転カウント値COXが所定値未満と
判断されたときはステップ124においてフラグF (
x)をセットする。なお、フラグF (x)のXは、第
5図の学習領域A−Cに対応するものである。
次のステップ126ではフラグF (x)の総和ΣF 
(x)が学習領域の個数に対応する所定値すなわち3以
上か否かを判断し総和ΣF (x)が3以上のときは燃
料噴射弁の断線やショート等が発生したと判断してステ
ップ128においてドライバ52を介してチエツクラン
プ54へ信号を出力してチエツクランプ54を点灯する
。一方、総和ΣF (x)が所定値未満のときはそのま
まこのルーチンを終了する。
以上の結果機関が特定の学習領域内で所定時間以上運転
され、この学習領域内で運転されている時のOXセンサ
の反転回数が全ての学習領域内で所定値未満と判断され
たときには燃料噴射弁異常と判断してチエツクランプが
点灯される。
上記O□センサ出力の反転回数は気象条件の変化等によ
る空燃比フィードバック補正係数の上下限値への制限を
含めて燃料噴射弁が正常であれば3〜15回程度である
が燃料噴射弁が異常になると反転回数が上記の場合より
も少なくなるので、の反転回数から燃料噴射弁の異常を
判定することができる。また、全ての学習領域すなわち
学習SR域A、学習領域B及び学習領域Cにおいて0□
センサ出力の反転回数が所定値以下のときに燃料噴射弁
が異常になったと判定しているのは、気象条件等の変化
によって特定の学習領域では上記所定時間内で02セン
サの反転回数が正常状態よりも少なくなる場合があるか
らである。
次に、第7図を参照して上記のように制御した時のフラ
グF (x)  (=F (A) 、F (B)、F 
(C) )の変化及び燃料噴射弁の異常時の空燃比フィ
ードバンク補正係数FAFの変化及び学習値FGHAC
の変化を説明する。
4気筒の内燃機関において4つの燃料噴射弁とも正常で
運転されており、時刻T2において燃料噴射弁の1つが
断線によって閉弁されると、時刻T1から時刻T2間で
1.0を中心にして変化していた空燃比フィードバック
補正係数FAFは、燃料噴射量が少なくなって0□セン
サ出力が空燃比リーンを示すことから徐々に大きくされ
る。そして、上記(2)弐で示した上限値になったとこ
ろでこの上限値に制限される。時刻T2から所定時間(
上記で説明した3  5ec)経過した時刻T3では、
0□センサ出力の反転回数がOであるためフラグF (
A)がセットされる。同様に、学習領域Bで所定時間以
上運転された時刻T、においてフラグF (B)がセッ
トされ、□また学習領域Cで所定時間以上運転された時
刻T、においてフラグF (C)がセットされる。この
結果、時刻T1においてフラグF (A) 、F (B
)及びF (C)の全てがセットされ、これによってチ
エツクランプが点灯される。
ここで、従来のように上記(5)弐及び(6)式で燃料
噴射弁の異常を判定する場合には、空燃比フィードバッ
ク補正係数FAFが1.2に制限された後0□センサ出
力が反転されないため学習値F G HACの学習が行
われずF G HA C= Oの状態が継続し、この結
果FAF+FGHAC=1.2の状態が継続するため、
燃料噴射弁の異常は検出されずこの結果チエツクランプ
も点灯されない。この問題を解決するために空燃比フィ
ードバック補正係数FAFの上下限値を大きく変更する
ことも考えられるが、02センサの故障による誤学習等
を考えると実際にはこの上下限値の変更は不可能である
また、上記実施例では学習領域内で燃料噴射弁の異常を
判定している、すなわち学習領域と燃料噴射弁異常判定
領域とを一致させているため、燃料噴射弁の公差による
流量変化や気象条件の変化による流量変化等によって空
燃比フィードバック補正係数FAFが一時的に上下限値
に制限された場合においても全ての学習領域での判定結
果が異常と判定されない限り燃料噴射弁異常と判定され
たないため、このような場合にチエツクランプが点灯さ
れないという効果が得られる。また、判定領域を複数個
設けているため、上記のような流量変化によって02セ
ンサ出力が反転されなくなった場合の誤判定を防止する
ことができる。
なお、上記ではフラグF (x)の全てが3以上となっ
たときに燃料噴射弁の異常が発生したと判断していたが
、上記ステップ124において反転カウント値COXが
所定値未満になった回数nをカウントしステップ126
でΣF (x)が3n以上となったときにチエツクラン
プを点灯するようにしてもよい。このようにすることに
より燃料噴射弁異常の誤判定をより有効に防止すること
ができる。また、上記では学習領域を3つに分割した例
について説明したが、本発明はこれに限定され、るもの
ではなく学習領域を3を越える複数個又は3未満の複数
個に分割するようにしてもよい。この場合にはステップ
126の3及び上記で説明した3nの3は学習領域の個
数に等しい値が選択される。更に、上記では学習領域と
異常判定領域とを同一とした例について説明したが学習
領域と異常判定領域とを異ならせてもよい。また更に上
記ではo2センサの反転回数を計数することにより空燃
比がフィードバックされていないことを判別していたが
、本発明はこれに限定されるものではなく空燃比フィー
ドバック補正係数FAFが上下限値に制限されている時
間を検出することによりフィードバックが実行されてい
ないか否かを判断してもよい。なお、上記では燃料噴射
弁の異常を判定するようにしたが、02センサの異常も
判断することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の異常判定ルーチンを示す流れ図、第2
図は本発明の基礎となった空燃比制御方法の学習ルーチ
ンを示す流れ図、第3図は燃料噴射量演算ルーチンを示
す流れ図、第4図は学習領域を示す線図、第5図は本発
明が適用可能な空燃比制御装置を備えた内!!A機関を
示す概略図、第6図は第5図のバッファ及びコンパレー
タを示す回路図、第7図は機関運転経過に対する空燃比
フィードバック補正係数、学習値及びフラグの変化を示
す線図である。 14・・・燃料噴射弁、 18・・・02センサ、 26・・・制御回路、 54・・・チエツクランプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)空燃比フィードバック制御領域を複数の学習領域
    に分割してO_2センサ出力から得られる空燃比フィー
    ドバック補正係数の平均値を学習領域毎に求め、基本燃
    料噴射量と前記空燃比フィードバック補正係数と前記平
    均値が所定値になるように更新される学習値とを用いて
    空燃比をフィードバック制御する空燃比制御装置の異常
    を判定するにあたって、各学習領域内で機関が所定時間
    以上運転されているときに空燃比フィードバック制御が
    実行されているか否かを判断し、各学習領域で空燃比フ
    ィードバック制御が実行されていないときに空燃比制御
    装置異常と判定する空燃比制御装置の異常判定方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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