JPS6344569A - 2,4−ジアミノ−5−ベンジルピリミジンの新規製造方法 - Google Patents
2,4−ジアミノ−5−ベンジルピリミジンの新規製造方法Info
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- JPS6344569A JPS6344569A JP62198983A JP19898387A JPS6344569A JP S6344569 A JPS6344569 A JP S6344569A JP 62198983 A JP62198983 A JP 62198983A JP 19898387 A JP19898387 A JP 19898387A JP S6344569 A JPS6344569 A JP S6344569A
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- C07D239/02—Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings
- C07D239/24—Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
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- C07D239/46—Two or more oxygen, sulphur or nitrogen atoms
- C07D239/48—Two nitrogen atoms
- C07D239/49—Two nitrogen atoms with an aralkyl radical, or substituted aralkyl radical, attached in position 5, e.g. trimethoprim
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、2.4−ジアミノ−5−ベンジルピリミジ
ンの新規製造方法を提供するものである。
ンの新規製造方法を提供するものである。
(発明の目的)
この発明は、式(I)
1式中、RI、 Rz、R5およびR4は同一であるか
または相違し、水素、C,−C4アルキル基、C1−0
4アルコキシ基、ハロゲン原子またはアルキル基がC1
C3であるジアルキルアミノ基であるか、または、R1
およびR3は一猪になってメチレンツオキソ基を示す] で示される2、4−ジアミノ−5−ペンジルピリミンン
の新規製造方法に関する。
または相違し、水素、C,−C4アルキル基、C1−0
4アルコキシ基、ハロゲン原子またはアルキル基がC1
C3であるジアルキルアミノ基であるか、または、R1
およびR3は一猪になってメチレンツオキソ基を示す] で示される2、4−ジアミノ−5−ペンジルピリミンン
の新規製造方法に関する。
(従来技術)
これらの化合物は、抗菌剤であり、特に、R1、R7お
よびR3がフェニル核の3.4および5位に置換し、こ
れらのうち1つがOCH3である化合物は、国際−役名
:トリメドプライムと命名されている。
よびR3がフェニル核の3.4および5位に置換し、こ
れらのうち1つがOCH3である化合物は、国際−役名
:トリメドプライムと命名されている。
数多くの2.4−ジアミノ−5−ベンジルピリミジンの
製造方法が今までに開示されている。たとえば、下記反
応式[以下の式中、Zは、フェニル核の種々の置換基で
ある]による方法として、フランス特許第126642
8号明細書にR−アルキルの場合が、フランス特許公開
第A−2361372号公報にR= O−(CHt)n
−0(CHt)m−CH3の場合が開示され、 または、米国特許第3671564号明細書およびフラ
ンス特許第1497933号明細3に下記方法か開示さ
れ、 反応式2 また、フランス特許公開第A−2354317号公報に
下記方法が開示されている。
製造方法が今までに開示されている。たとえば、下記反
応式[以下の式中、Zは、フェニル核の種々の置換基で
ある]による方法として、フランス特許第126642
8号明細書にR−アルキルの場合が、フランス特許公開
第A−2361372号公報にR= O−(CHt)n
−0(CHt)m−CH3の場合が開示され、 または、米国特許第3671564号明細書およびフラ
ンス特許第1497933号明細3に下記方法か開示さ
れ、 反応式2 また、フランス特許公開第A−2354317号公報に
下記方法が開示されている。
R,=C0OR,CHO
′ズ:C式:3
しかし、出発物質として式(II
)R3
1?。
1式中、R1、R4、R3およびR4は上記に定義し1
こひ味である] て示される3−ヒドロキン−2−メチレンフェニル−プ
ロピオニトリルを用いfこ製造方法は今まで開示されて
いない。
こひ味である] て示される3−ヒドロキン−2−メチレンフェニル−プ
ロピオニトリルを用いfこ製造方法は今まで開示されて
いない。
(発明S″)構成)
この発明によると、溶媒中、指彷俟エステルの存在下、
式(IT)の化合物を式 10M [式中、Mは、アルカリ金騎陽イオンであるコで示され
るアルカリ金1属アルコラードとr:i応させて、式(
1m) 7式中、R1,R7、R3、R4およびRは上記に定義
した意味である] で示される化合物を得、これとグアニジンHt N
CN Hx H を反応させることにより、式(1)の化合物を得ること
かできる。
式(IT)の化合物を式 10M [式中、Mは、アルカリ金騎陽イオンであるコで示され
るアルカリ金1属アルコラードとr:i応させて、式(
1m) 7式中、R1,R7、R3、R4およびRは上記に定義
した意味である] で示される化合物を得、これとグアニジンHt N
CN Hx H を反応させることにより、式(1)の化合物を得ること
かできる。
アルカリ金属アルコラードは、炭素1京子1〜4を有し
、特に価格および取り扱い易さの点からナトリウムメチ
ラートが好ましいが、例えば、ナトリウムエチラートま
たはナトリウムおよびカリウムメヂラート混合物を用い
ろこともてきる。
、特に価格および取り扱い易さの点からナトリウムメチ
ラートが好ましいが、例えば、ナトリウムエチラートま
たはナトリウムおよびカリウムメヂラート混合物を用い
ろこともてきる。
特に、カリウム塩のようなアルカリ金属塩は、アセター
ル■への再配列およびグアニジンとの最終縮合反応を促
進することが判明1−た。それらは、ハロゲン化物、ギ
酸、酢酸または炭酸のような鉱酸またはa機酸の塩の形
で媒質中に導入され得る。
ル■への再配列およびグアニジンとの最終縮合反応を促
進することが判明1−た。それらは、ハロゲン化物、ギ
酸、酢酸または炭酸のような鉱酸またはa機酸の塩の形
で媒質中に導入され得る。
溶媒としては、極性非プロトン性溶媒、例えば、N−メ
チルピロリドンまたはそれと類似のもの、ヘキサメチル
ホスホトリアミドまたはンメチルスルホキシドを用いる
のが好ましい。さらに好ましくは、ジメヂルスルホキノ
ドであり、これは、特に、実質的に反応を促進し、かつ
収量を改良するものである。また、これはトルエン、メ
タノールまたは他の不活性溶媒との混合溶媒として用い
ることができる。アルコラードは、固体として、または
対応するアルコールに溶解して溶媒中に導入し得る。
チルピロリドンまたはそれと類似のもの、ヘキサメチル
ホスホトリアミドまたはンメチルスルホキシドを用いる
のが好ましい。さらに好ましくは、ジメヂルスルホキノ
ドであり、これは、特に、実質的に反応を促進し、かつ
収量を改良するものである。また、これはトルエン、メ
タノールまたは他の不活性溶媒との混合溶媒として用い
ることができる。アルコラードは、固体として、または
対応するアルコールに溶解して溶媒中に導入し得る。
脂肪族エステルは%CI〜C4アルコールおよびカルボ
ン酸から誘導される。好ましいカル十′ン酸としては、
カルボキシル基に対するアルファ位の炭素に水素を含ま
ない、ギ酸、ピバル酸まfこはノユウ酸てあり、特に好
ましくはギ酸メチルの場合のようなギ酸である。実際、
酢酸メチルのようなエステルは化合物(III)を合成
する反応の収量をわずかしか改良しないことか判明した
。
ン酸から誘導される。好ましいカル十′ン酸としては、
カルボキシル基に対するアルファ位の炭素に水素を含ま
ない、ギ酸、ピバル酸まfこはノユウ酸てあり、特に好
ましくはギ酸メチルの場合のようなギ酸である。実際、
酢酸メチルのようなエステルは化合物(III)を合成
する反応の収量をわずかしか改良しないことか判明した
。
反応に用いるアルコラードに対して不活性である鉱酸の
アルキルエステル、例えばリン酸トリメデルまたはケイ
酸テトラメチルを用いることもできる。
アルキルエステル、例えばリン酸トリメデルまたはケイ
酸テトラメチルを用いることもできる。
グアニジンは、通常炭酸グアニジンまfこは塩酸塩の形
で市販されている。不安定なので、好ましくは反応液中
で塩から遊離させろ。化合物(1)を生成する反応か終
了すると、グアニジン塩の前に、反応媒質中にナトリウ
ムメチラートのようなアルカリ金属アルコラード1当量
を導入するかまたは、アセタール(III)の製造に必
要な量と一緒に必要量のアルコラードを導入することに
よって上記遊離を行う。
で市販されている。不安定なので、好ましくは反応液中
で塩から遊離させろ。化合物(1)を生成する反応か終
了すると、グアニジン塩の前に、反応媒質中にナトリウ
ムメチラートのようなアルカリ金属アルコラード1当量
を導入するかまたは、アセタール(III)の製造に必
要な量と一緒に必要量のアルコラードを導入することに
よって上記遊離を行う。
一般に、エステル1〜2モルの存在下、アルカリ金属ア
ルコラード1〜2.5モルを3−ヒドロキン−2−メチ
レンフェニルプロピオニトリル1モルと反応させるが、
アルコラード2〜2.5モルが好ましい。溶媒の使用量
は、媒質を充分に撹拌することができる量である。しか
しながら、実質的に反応物の濃度および反応速度が減少
するほど過度に用いてはいけない。
ルコラード1〜2.5モルを3−ヒドロキン−2−メチ
レンフェニルプロピオニトリル1モルと反応させるが、
アルコラード2〜2.5モルが好ましい。溶媒の使用量
は、媒質を充分に撹拌することができる量である。しか
しながら、実質的に反応物の濃度および反応速度が減少
するほど過度に用いてはいけない。
アルカリ金属塩か製造の初期に媒質の表面に導入される
場合、用いたエステルに対応する酸のカリウム塩を選ぶ
のが好ましく、これをニトリル1モルに対して約0,1
〜0.5モル導入する。
場合、用いたエステルに対応する酸のカリウム塩を選ぶ
のが好ましく、これをニトリル1モルに対して約0,1
〜0.5モル導入する。
アルカリ金属アルコラードを0℃と室温、すなわち20
°〜25°Cとの間で、式(II)の化合物の溶液に添
加し、次いで、反応媒質を60〜80°Cに加熱する。
°〜25°Cとの間で、式(II)の化合物の溶液に添
加し、次いで、反応媒質を60〜80°Cに加熱する。
温度が70℃を超えない場合、反応は遅いが、得られた
最終生成物の精製は容易である。生成物(II[)を8
0°C−120°Cの温度でグアニジンと縮合する。
最終生成物の精製は容易である。生成物(II[)を8
0°C−120°Cの温度でグアニジンと縮合する。
式(It)の化合物から式(III)の化合物への転化
は、特にフランス特許第1453056号に開示された
化合物■のような公知の中間体の形成に付随すると考え
られる。実際、ナトリウムメチラートと式(H)の化合
物との反応が低温で行なわれる場合、式(1’V) IN。
は、特にフランス特許第1453056号に開示された
化合物■のような公知の中間体の形成に付随すると考え
られる。実際、ナトリウムメチラートと式(H)の化合
物との反応が低温で行なわれる場合、式(1’V) IN。
で示される化合物を検出することができ、これは塩基が
ない場り目発的に脱水され、式(V)で示されるンンナ
モニトリルを生成する。化合物(V)は公知であり、こ
れは、グアニジンと反応仕ず2,4−ノアミノベンジル
ピリミジンを生成しないことがわかっており、他方、そ
の異性体(Vo)は、グアニジンと容易に反応する。こ
の種の反応はフランス特許第1266248号に開示さ
れているが、開示された実施例における収率はわずか2
8%であった。それ故、公知の反応を用いて化合物(I
II)を経て進むのが好ましい。実際、異性化の後、化
合物(■°)とナトリウムメチラートとの反応は、式 にしたがって公知の化合物(I)を生成する。単離およ
び精製された化合物(III)が熱ブタノール溶液中で
グアニジンと反応すると1式(I)の阻ピリミジンが収
率90〜97%で製造されることがわがっしかし、この
発明の方法によって製造された反応媒質から化合物(I
II)をまず単離せずにこれをグアニジンと反応させる
と、ピリミジンは式(lの出発物質に対する収率80%
以上で製造されるので、この方法が好ましいことがわか
った。他方、式(II)の化合物とアルカリ金属アルコ
ラードとの反応を、脂肪族エステルなしで行なうと、最
柊収率は40%以下であった。そして、グアニジノおよ
び式(II)の化合物が、化合物(IllT)を経ろ方
法ではなく、ブタノール中で直接反応するならば、収率
は、30%を超えることはない。このことは、この発明
の方法が非常に在勤であることを示す。
ない場り目発的に脱水され、式(V)で示されるンンナ
モニトリルを生成する。化合物(V)は公知であり、こ
れは、グアニジンと反応仕ず2,4−ノアミノベンジル
ピリミジンを生成しないことがわかっており、他方、そ
の異性体(Vo)は、グアニジンと容易に反応する。こ
の種の反応はフランス特許第1266248号に開示さ
れているが、開示された実施例における収率はわずか2
8%であった。それ故、公知の反応を用いて化合物(I
II)を経て進むのが好ましい。実際、異性化の後、化
合物(■°)とナトリウムメチラートとの反応は、式 にしたがって公知の化合物(I)を生成する。単離およ
び精製された化合物(III)が熱ブタノール溶液中で
グアニジンと反応すると1式(I)の阻ピリミジンが収
率90〜97%で製造されることがわがっしかし、この
発明の方法によって製造された反応媒質から化合物(I
II)をまず単離せずにこれをグアニジンと反応させる
と、ピリミジンは式(lの出発物質に対する収率80%
以上で製造されるので、この方法が好ましいことがわか
った。他方、式(II)の化合物とアルカリ金属アルコ
ラードとの反応を、脂肪族エステルなしで行なうと、最
柊収率は40%以下であった。そして、グアニジノおよ
び式(II)の化合物が、化合物(IllT)を経ろ方
法ではなく、ブタノール中で直接反応するならば、収率
は、30%を超えることはない。このことは、この発明
の方法が非常に在勤であることを示す。
出発物質(II)は、公知の方法、特に、適当に進択さ
れた触媒の存在下、アルデヒド、すなわちR。
れた触媒の存在下、アルデヒド、すなわちR。
をアクリロニトリル、すなわち、CH、= CH−C=
Nと反応させることによって製造することができる。英
国特許第1168000号明細書におけるホスフィン、
米国特許第3743669号明細書におけるキナクリジ
ン、トリエチレンジアミンまたはジアザビシクロ−2,
2,2−オクタン(本明細書ではDAI3COと記す)
のような三環式第3級アミンによって触媒反応させると
、アルデヒド、すなわちZ−CHOとアクリロニトリル
との反応により、式 で示されるアルファーヒドロキシ−アクリロニトリルを
製造することができるということが特に開示されている
。
Nと反応させることによって製造することができる。英
国特許第1168000号明細書におけるホスフィン、
米国特許第3743669号明細書におけるキナクリジ
ン、トリエチレンジアミンまたはジアザビシクロ−2,
2,2−オクタン(本明細書ではDAI3COと記す)
のような三環式第3級アミンによって触媒反応させると
、アルデヒド、すなわちZ−CHOとアクリロニトリル
との反応により、式 で示されるアルファーヒドロキシ−アクリロニトリルを
製造することができるということが特に開示されている
。
しかしながら、上記2つの文献に開示された実施例は、
脂肪族アルデヒドに関するものにすぎない。この出願人
は、特に、米国特許第3743669号明細書に開示さ
れた実験条件下では、合成の収率が芳香族アルデヒドの
場合にがなり低いことを見出した。
脂肪族アルデヒドに関するものにすぎない。この出願人
は、特に、米国特許第3743669号明細書に開示さ
れた実験条件下では、合成の収率が芳香族アルデヒドの
場合にがなり低いことを見出した。
実際、トリメトキシヘンズアルデヒドをアクリロニトリ
ルに溶解し、DA13CO触媒■1を添加しくアルデヒ
ド1モルに対し0.1モル)、室温で1週間後、式(I
I)の生産物は収率5o〜60%で生成した。ここで、
反応媒質を加熱すると、主生成物の収率がほとんど増加
せずに数種の副産物が生成した。
ルに溶解し、DA13CO触媒■1を添加しくアルデヒ
ド1モルに対し0.1モル)、室温で1週間後、式(I
I)の生産物は収率5o〜60%で生成した。ここで、
反応媒質を加熱すると、主生成物の収率がほとんど増加
せずに数種の副産物が生成した。
この発明は、式(II)の化合物の改良された製造方法
に関するものであり、この方法により、アルデヒドおよ
びアクリロニトリルがろ、はぼ最大収率でかつ全ての場
合90%以上でこの化合物が製造される。この方法には
、今まで単離されたことがなく、かつ式(II)の化合
物2モルおよびDABCo1モルを含む錯体である合成
中間体が関与している。
に関するものであり、この方法により、アルデヒドおよ
びアクリロニトリルがろ、はぼ最大収率でかつ全ての場
合90%以上でこの化合物が製造される。この方法には
、今まで単離されたことがなく、かつ式(II)の化合
物2モルおよびDABCo1モルを含む錯体である合成
中間体が関与している。
これらの結晶性It体は、安定であり、それらは、再結
易化され、分析した結果(元素分析、IRおよびNMR
スペクトル)、それらの構造を確定した。それらは、酸
との反応によって分解され、DABCO塩および式(I
I)の化合物を生成する。
易化され、分析した結果(元素分析、IRおよびNMR
スペクトル)、それらの構造を確定した。それらは、酸
との反応によって分解され、DABCO塩および式(I
I)の化合物を生成する。
該錯体を経て式(II)の化合物が製造されるので、こ
れらの錯体もまた、この発明の対象であり、特に、トル
エンまたは酢酸イソプロピルから再結晶化した後、mp
l 11〜112℃となる、式で示される錯体、mp9
4〜96℃の、式で示される錯体、mp89〜91’C
の、式で示される錯体、mp94〜95°Cの、式で示
される錯体が含まれる。
れらの錯体もまた、この発明の対象であり、特に、トル
エンまたは酢酸イソプロピルから再結晶化した後、mp
l 11〜112℃となる、式で示される錯体、mp9
4〜96℃の、式で示される錯体、mp89〜91’C
の、式で示される錯体、mp94〜95°Cの、式で示
される錯体が含まれる。
これらの錯体は、アクリロニトリル溶液中で、DABC
Oo、5モル〜1モルとアルデヒド1モルとを反応させ
ることによって製造される。好ましくはDAI3CO0
,5〜0゜6モルを用いろ。ある場合、媒質の凝固を防
止するため、相当過敏のアクリロニトリルを用いること
か必要である。錯体が沈澱するように適当に選択された
第3溶媒の存在下でアクリロニトリル1.2〜1.5当
量との反応を行うこともできる。トルエン、シクロヘキ
サン、クロロホルム、塩化メチレン、酢酸エチル、アセ
トニトリル、ジメチルホルムアミド、メタノールまたは
エタノールのような溶媒の場合、反応が非常に遅く、収
率も少なく、生成される副生成物の割合が多少増大する
。他方、第3吸ブチルアルコールおよびジオキサン、テ
トラヒドロフラン、ジメチトキシメタンおよびエチレン
グリコールまたはジエチレングリコールのエーテルのよ
うなエーテル群を含む溶媒の場合、良好な結果か得られ
る。これらの溶媒は、それだけで用いるか、池の溶媒と
種々の割合に混合して用いるか、または20%以下のプ
ロトン性溶媒と混合して用いること゛ができ、これによ
って、反応速度が増大する。プロトン性溶媒は、ヒドロ
キシル性溶媒および第1吸アミドを含む群から選択する
ことができる。特に挙げ得るヒドロキシル性溶媒の具体
例は、メタノール、エタノールのようなC,−C,アル
コールの純品、水溶液または95%エタノール水溶液で
あり、特に挙げ得る第1級アミドは、ホルムアミドまた
はアセトアミドである。
Oo、5モル〜1モルとアルデヒド1モルとを反応させ
ることによって製造される。好ましくはDAI3CO0
,5〜0゜6モルを用いろ。ある場合、媒質の凝固を防
止するため、相当過敏のアクリロニトリルを用いること
か必要である。錯体が沈澱するように適当に選択された
第3溶媒の存在下でアクリロニトリル1.2〜1.5当
量との反応を行うこともできる。トルエン、シクロヘキ
サン、クロロホルム、塩化メチレン、酢酸エチル、アセ
トニトリル、ジメチルホルムアミド、メタノールまたは
エタノールのような溶媒の場合、反応が非常に遅く、収
率も少なく、生成される副生成物の割合が多少増大する
。他方、第3吸ブチルアルコールおよびジオキサン、テ
トラヒドロフラン、ジメチトキシメタンおよびエチレン
グリコールまたはジエチレングリコールのエーテルのよ
うなエーテル群を含む溶媒の場合、良好な結果か得られ
る。これらの溶媒は、それだけで用いるか、池の溶媒と
種々の割合に混合して用いるか、または20%以下のプ
ロトン性溶媒と混合して用いること゛ができ、これによ
って、反応速度が増大する。プロトン性溶媒は、ヒドロ
キシル性溶媒および第1吸アミドを含む群から選択する
ことができる。特に挙げ得るヒドロキシル性溶媒の具体
例は、メタノール、エタノールのようなC,−C,アル
コールの純品、水溶液または95%エタノール水溶液で
あり、特に挙げ得る第1級アミドは、ホルムアミドまた
はアセトアミドである。
反応は、好ましくは、室温で行なわれ、この場合、副生
成物の形成を防止できる。反応が完了すると、形成され
た錯体をI過によって単離するか、または媒質に酸の水
溶液を添加することによって直ちに分解するか、または
、反応溶液中で、式(V)のシンナモニトリルに転化し
、次いで公知の方法で式(III)の化合物を製造する
。媒質が水−不混和性溶媒を含む場合、2層に分難する
。水層は酸およびDAI3CO塩を含み、この水層から
DABCO自体を再沈澱させ、特に精製仕ずに次の合成
に再使用する。有機層は、DABCOを含んでおらず、
真空濃縮して、溶媒と未反応のアクリロニトリルを除去
する。
成物の形成を防止できる。反応が完了すると、形成され
た錯体をI過によって単離するか、または媒質に酸の水
溶液を添加することによって直ちに分解するか、または
、反応溶液中で、式(V)のシンナモニトリルに転化し
、次いで公知の方法で式(III)の化合物を製造する
。媒質が水−不混和性溶媒を含む場合、2層に分難する
。水層は酸およびDAI3CO塩を含み、この水層から
DABCO自体を再沈澱させ、特に精製仕ずに次の合成
に再使用する。有機層は、DABCOを含んでおらず、
真空濃縮して、溶媒と未反応のアクリロニトリルを除去
する。
DABCO錯体の形成を含む方法によって、式(II)
の化合物を製造すると、この発明の方法を適用すること
によって、式(I)の純ジアミノピリミノンが出発アル
デヒドに対して収率80〜85%で製造される。この収
率は、実質的に、従来の方法を用いろことによってiひ
られる収率より乙非常に大きい。
の化合物を製造すると、この発明の方法を適用すること
によって、式(I)の純ジアミノピリミノンが出発アル
デヒドに対して収率80〜85%で製造される。この収
率は、実質的に、従来の方法を用いろことによってiひ
られる収率より乙非常に大きい。
以下に、この発明の効果を示すための実施例をシ己11
戊するう (実嘔例゛) 実増例1 アクリロニトリル55.iR,ジメトキノメタン507
Q1 ホルムアミド20g、3,4,5 hリフトキ
ンベンズアルデヒド1009および市販のDABC03
0g、または以前の実験の終わりに回収されfこDAB
CO相当量を撹拌器を装着した50OmQの反応器に導
入した。2.3時間後、沈澱物が現れ、20〜36時間
撹拌後、反応が終了した。
戊するう (実嘔例゛) 実増例1 アクリロニトリル55.iR,ジメトキノメタン507
Q1 ホルムアミド20g、3,4,5 hリフトキ
ンベンズアルデヒド1009および市販のDABC03
0g、または以前の実験の終わりに回収されfこDAB
CO相当量を撹拌器を装着した50OmQの反応器に導
入した。2.3時間後、沈澱物が現れ、20〜36時間
撹拌後、反応が終了した。
次いて、反応媒質のシ濾過により、12体を単離し、シ
戸液の濃縮後、第2生成物を得た。収率は90%以上で
あった。
戸液の濃縮後、第2生成物を得た。収率は90%以上で
あった。
3.4.5−)リメトキシベンズアルデヒト196り、
アクリロニトリル300gおよびD A13 C060
gを約20°Cで24時間撹拌することによって同一錯
体を製造した。この錯体を媒質中に沈澱させ、I液にエ
チルエーテルを添加することによって、第2生成物を単
離した。
アクリロニトリル300gおよびD A13 C060
gを約20°Cで24時間撹拌することによって同一錯
体を製造した。この錯体を媒質中に沈澱させ、I液にエ
チルエーテルを添加することによって、第2生成物を単
離した。
3容量倍のトルエンから再結晶した後、錯体は111〜
112℃で溶融した。NMnおよびT Itスペクトル
は、一致して、ヒドロキシルが水素結合に関係すること
を示し几。
112℃で溶融した。NMnおよびT Itスペクトル
は、一致して、ヒドロキシルが水素結合に関係すること
を示し几。
b)錯体からのニトリルの遊離
・1容量倍の1.2−ジクロロエタンに錯体を溶解し、
水層がpH4〜4,5になるまで、5Nの塩酸水溶液で
有機層を洗浄した。
水層がpH4〜4,5になるまで、5Nの塩酸水溶液で
有機層を洗浄した。
2つの層を分離した。有機層は、水1001で洗浄し、
減圧下、溶媒を除去した。粘v4を残渣は固化しfこ。
減圧下、溶媒を除去した。粘v4を残渣は固化しfこ。
これは、3−ヒドロキン−2−メチレン−3−(3,・
1.5−トリメトキシフェニル)プロピオニトリルであ
った。トルエン/ヘプタン混合液(1/I)から再結晶
した後、生成物は77〜79°Cで溶融した。
1.5−トリメトキシフェニル)プロピオニトリルであ
った。トルエン/ヘプタン混合液(1/I)から再結晶
した後、生成物は77〜79°Cで溶融した。
ン4〜IRスペクトル(CDC1*、’TMS):6.
68(s。
68(s。
2 H);6. l 2(dd、2H);5.25(s
、 l 11)+3.85(s2つ、9H):3.+
8(IH転位可能)。
、 l 11)+3.85(s2つ、9H):3.+
8(IH転位可能)。
実施例2
反応が完了した時、反応媒質をI過する代わりに、1.
2−ジクロロエタン300.ypおよび5NのHCl水
溶液100x&を添加したこと以外は、実施例1−aの
方法に従った。次いで、水層を別の容器(こf多し、1
.2−ジクロロエタン20晃ジで2回洗浄した。゛ 有機層は、水で洗浄し、合わせ、溶媒を減圧濃縮した。
2−ジクロロエタン300.ypおよび5NのHCl水
溶液100x&を添加したこと以外は、実施例1−aの
方法に従った。次いで、水層を別の容器(こf多し、1
.2−ジクロロエタン20晃ジで2回洗浄した。゛ 有機層は、水で洗浄し、合わせ、溶媒を減圧濃縮した。
アルデヒド1009から出発して、3−ヒドロキン−2
−メチレン−3−(’3.4.5− トリメトキシフェ
ニル)プロピオニトリル127:59を製造した。
−メチレン−3−(’3.4.5− トリメトキシフェ
ニル)プロピオニトリル127:59を製造した。
DABCOを含む塩酸水溶液を減圧濃縮によって濃縮し
た。含水量が30%にすぎない場合、混合物を冷却し、
充分mの、メタノールにN a O)Iを溶解した溶液
(c= l O%w/v)をtル加し、塩からDABC
Oを遊離した。塩化ナトリウムをシ戸去し、減圧下、メ
タノールを除去した。この方法で定量的に得られたD
A B COは、それ以上精製をU′ずに次の操作にr
T¥使用することができる。
た。含水量が30%にすぎない場合、混合物を冷却し、
充分mの、メタノールにN a O)Iを溶解した溶液
(c= l O%w/v)をtル加し、塩からDABC
Oを遊離した。塩化ナトリウムをシ戸去し、減圧下、メ
タノールを除去した。この方法で定量的に得られたD
A B COは、それ以上精製をU′ずに次の操作にr
T¥使用することができる。
実施例3
3.4−メチレンジオキシベンズアルデヒドI59とり
、ABCO5,69およびアクリロニトリル20r(l
とを室温で48時間撹拌した。薄層クロマトグラフィー
処理の結果、出発ベンズアルデヒドは残存していなかっ
た。反応混合物を一1O℃に冷却し、デ過し、沈澱物を
単離した。これをトルエンで洗浄し、乾燥した。この結
果、錯体229を単離した。母液を5′aし、第2生成
物3.5gを製造した。この収率は95%であった。ト
ルエンまたは酢酸イソプロピルから錯体を再結晶した。
、ABCO5,69およびアクリロニトリル20r(l
とを室温で48時間撹拌した。薄層クロマトグラフィー
処理の結果、出発ベンズアルデヒドは残存していなかっ
た。反応混合物を一1O℃に冷却し、デ過し、沈澱物を
単離した。これをトルエンで洗浄し、乾燥した。この結
果、錯体229を単離した。母液を5′aし、第2生成
物3.5gを製造した。この収率は95%であった。ト
ルエンまたは酢酸イソプロピルから錯体を再結晶した。
純品である場合、それは89〜9ピCで溶融し、DAB
CO1分子に対してニトリル2分子を存する。
CO1分子に対してニトリル2分子を存する。
実施例4
トルエン+50xC,ギ酸メチル532ρおよびジメチ
ルスルホキシド50xQと一諸に、上記で製造したニト
リル125.59をIQの反応器に導入した。混合物を
0℃に冷却し、メタノールにナトリウムメチラートを溶
解しIこ30%(W/V)溶液210m12を、温度が
20℃以上にならないように注意しながら、徐々に添加
した。反応媒質を65〜70°Cにゆっくり加熱し、こ
の温度で16〜18時間保持し乙。次いて、30°Cに
冷却し、メタノール+20z(!を、6加し、次いて炭
酸グアニジン559を添加した。反応ら町質を再加熱し
、媒質の同温か約llO℃になるまで、メタノールおよ
び若干のトルエンを留去した。この温度で1時間30分
後、圏化が完了した。混合物を約100℃に冷却し、粗
最終生成物を沈澱させた。単離され1こ沈澱物を水で洗
浄し、次いでアセトンまたはノクロロエタンで洗浄し、
2.4〜ジアミノ−5−(3,4。
ルスルホキシド50xQと一諸に、上記で製造したニト
リル125.59をIQの反応器に導入した。混合物を
0℃に冷却し、メタノールにナトリウムメチラートを溶
解しIこ30%(W/V)溶液210m12を、温度が
20℃以上にならないように注意しながら、徐々に添加
した。反応媒質を65〜70°Cにゆっくり加熱し、こ
の温度で16〜18時間保持し乙。次いて、30°Cに
冷却し、メタノール+20z(!を、6加し、次いて炭
酸グアニジン559を添加した。反応ら町質を再加熱し
、媒質の同温か約llO℃になるまで、メタノールおよ
び若干のトルエンを留去した。この温度で1時間30分
後、圏化が完了した。混合物を約100℃に冷却し、粗
最終生成物を沈澱させた。単離され1こ沈澱物を水で洗
浄し、次いでアセトンまたはノクロロエタンで洗浄し、
2.4〜ジアミノ−5−(3,4。
5−トリメトキンベンジル)ピリミジン121.39を
製造した。従来の方法によって精製した後、ニトリルか
実施例2に記載の方法によって製造された場合、純粋な
生成物118g、すなわち出発トリメトキシヘンズアル
デヒドに対する収率79゜8%を得た。
製造した。従来の方法によって精製した後、ニトリルか
実施例2に記載の方法によって製造された場合、純粋な
生成物118g、すなわち出発トリメトキシヘンズアル
デヒドに対する収率79゜8%を得た。
実施例5
トルエ:/150ij、ギ酸カリウム209、ギ酸メチ
ル53x12およびジメチルスルホキシド50rttQ
と一緒にニトリル125.!Mを1&の反応器に挿入し
た。温度を20℃以下に維持しながら、メタノールにナ
トリウムメチラートを溶解した30%溶液23(Jt(
lを添加し、次いて反応媒質を約65℃で10−12時
間保持した。次いで、約30℃で炭酸グアニジン64g
を添加した。前記に従って、反応媒質を処理した。最後
に祖最終生成物125gを単離し、純粋な生成物121
.1を得た。
ル53x12およびジメチルスルホキシド50rttQ
と一緒にニトリル125.!Mを1&の反応器に挿入し
た。温度を20℃以下に維持しながら、メタノールにナ
トリウムメチラートを溶解した30%溶液23(Jt(
lを添加し、次いて反応媒質を約65℃で10−12時
間保持した。次いで、約30℃で炭酸グアニジン64g
を添加した。前記に従って、反応媒質を処理した。最後
に祖最終生成物125gを単離し、純粋な生成物121
.1を得た。
実施例6
アクリロニトリル55m(、ジメトキシメタン50mQ
、3,4.5−4リフトキシベンズアルデヒド100g
およびDABCO309を、撹拌器を装着した500m
Qの反応器に導入した。25時間撹拌後、ギ酸メチル5
0gおよびメタノール100.x(を添加し、3−ヒド
ロキシ−2−メチレン−3−(3,4,5−)リメトキ
シフェニル)プロピオニトリルが消失するまで、混合物
を室温で24時間以上撹拌しf為形成された3−(3,
4,5−トリメ)・キシフェニル)2−メトキンメチル
アクリロニトリルを単離し、またはナトリウムメチラー
トと反応させ、揮発性反応物および溶媒の除去後、式(
III’)のアセタールを得た。
、3,4.5−4リフトキシベンズアルデヒド100g
およびDABCO309を、撹拌器を装着した500m
Qの反応器に導入した。25時間撹拌後、ギ酸メチル5
0gおよびメタノール100.x(を添加し、3−ヒド
ロキシ−2−メチレン−3−(3,4,5−)リメトキ
シフェニル)プロピオニトリルが消失するまで、混合物
を室温で24時間以上撹拌しf為形成された3−(3,
4,5−トリメ)・キシフェニル)2−メトキンメチル
アクリロニトリルを単離し、またはナトリウムメチラー
トと反応させ、揮発性反応物および溶媒の除去後、式(
III’)のアセタールを得た。
特許出願人 サノフィ・ファルマ・ソノエテ・アノニム
、ンユキュルサル・ト・ カル−シュ
、ンユキュルサル・ト・ カル−シュ
Claims (22)
- (1)溶媒中で、脂肪族アルコールのエステルの存在下
に、式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、R_1、R_2、R_3およびR_4は同一で
あるかまたは相違し、水素、C_1−C_4アルキル基
、C_1−C_4アルコキシ基、アルキル基がC_1−
C_3であるジアルキルアミノ基、またはハロゲン原子
であるか、または、R_1およびR_2は一緒になって
メチレンジオキシ基を示す] で示される3−ヒドロキシ−2−メチレンフェニルプロ
ピオニトリルを式 [式中、Mは、アルカリ金属陽イオン、Rは、C_1−
C_4アルキル基である] で示されるアルカリ金属アルコラードと反応させて得ら
れた式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、R_1、R_2、R_3、R_4およびRは、
上記に定義した意味である] で示される化合物をグアニジンと反応させることを特徴
とする、式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、R_1、R_2、R_3およびR_4は、上記
に定義した意味である] で示される2,4−ジアミノ−5−ベンジルピリミジン
の製造方法。 - (2)式(II)のプロピオニトリル1モルに対して少な
くともエステル1モルを用いる特許請求の範囲第1項記
載の方法。 - (3)溶媒が極性非プロトン性溶媒である特許請求の範
囲第1または2項記載の方法。 - (4)溶媒がジメチルスルホキシドおよびメタノールの
混合溶媒である特許請求の範囲第1〜3項のいずれか1
項記載の方法。 - (5)溶媒がジメチルスルホキシド、トルエンおよびメ
タノールの混合溶媒である特許請求の範囲第1〜3項の
いずれか1項記載の方法。 - (6)エステルがC_1−C_4アルコール並びにギ酸
、ピバル酸およびシュウ酸を含む群から選択されたカル
ボン酸から誘導されたものである特許請求の範囲第1〜
5項のいずれか1項記載の方法。 - (7)エステルがギ酸メチルである特許請求の範囲第6
項記載の方法。 - (8)カルボン酸のアルカリ金属塩がエステルを用いて
導入される特許請求の範囲第1〜7項のいずれか1項記
載の方法。 - (9)グアニジンが、アルカリ金属アルコラードとの反
応により反応液中でその塩の1つから遊離させたもので
ある特許請求の範囲第1〜8項のいずれか1項記載の方
法。 - (10)アルコラードがナトリウムメチラートである特
許請求の範囲第1〜9項のいずれか1項記載の方法。 - (11)式( I )の化合物が2,4−ジアミノ−5−
(3,4,5−トリメトキシベンジル)ピリミジンであ
る特許請求の範囲第1〜10項のいずれか1項記載の方
法。 - (12)式(II)の化合物が、アルデヒドに対し0.5
〜1当量のジアザビシクロ−2,2,2−オクタンの存
在下、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_1、R_2、R_3およびR_4は、特許
請求の範囲第1項で定義した意味を示す] で示されるアルデヒドとアクリロニトリルCH_2=C
H−C≡Nとの反応によって製造されたものである特許
請求の範囲第1〜11項のいずれか1項記載の方法。 - (13)0.5〜0.6当量のジアザビシクロ−2,2
,2−オクタンを用いる特許請求の範囲第12項記載の
方法。 - (14)ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシ
メタン、エチレングリコールおよびジエチレングリコー
ルのエーテル並びに第3級ブタノールを含む群から選択
された溶媒中で付加反応が行なわれる特許請求の範囲第
12または13項記載の方法。 - (15)溶媒がジメトキシメタンである特許請求の範囲
第12〜14項のいずれか1項記載の方法。 - (16)反応媒質がヒドロキシル性溶媒および第1級ア
ミドを含む群から選択されたプロトン性溶媒を含有する
特許請求の範囲第12〜15項のいずれか1項記載の方
法。 - (17)C_1−C_4アルコールを用いる特許請求の
範囲第16項記載の方法。 - (18)特許請求の範囲第12〜17項のいずれか1項
記載の方法によって製造された式(II)のニトリルを単
離せずに式(III)の化合物を得る特許請求の範囲第1
〜11項のいずれか1項記載の方法。 - (19)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_1、R_2、R_3およびR_4は同一で
あるかまたは相違し、水素、C_1−C_4アルキル基
、C_1−C_4アルコキシ基、ハロゲン原子またはア
ルキル基がC_1−C_3であるジアルキルアミノ基で
あるか、または、R_1およびR_2は一緒になってメ
チレンジオキシ基を示す] で示される錯体。 - (20)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される特許請求の範囲第19項記載の錯体。
- (21)アクリロニトリル、すなわちCH_2=CH−
C≡N溶液中、反応に適する場合は第3溶媒の存在下、
式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるアルデヒド1モルをジアザビシクロ−2,2
,2−オクタン(DABCO)0.5〜1モルと反応さ
せ、特許請求の範囲第18または19項記載の錯体を形
成し、該錯体を酸との反応によって分解し、式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、R_1、R_2、R_3およびR_4は特許請
求の範囲第1項に定義した意味である] で示されるヒドロキシプロピオニトリルを形成すること
を特徴とする、式(II)のヒドロキシプロピオニトリル
の製造方法。 - (22)3−ヒドロキシ−2−メチレン−3−(3,4
,5−トリメトキシフェニル)−プロピオニトリル。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8611533 | 1986-08-08 | ||
FR8611533A FR2602507B1 (fr) | 1986-08-08 | 1986-08-08 | Procede de preparation de diamino-2,4 benzyl-5 pyrimidines |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6344569A true JPS6344569A (ja) | 1988-02-25 |
Family
ID=9338167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62198983A Pending JPS6344569A (ja) | 1986-08-08 | 1987-08-07 | 2,4−ジアミノ−5−ベンジルピリミジンの新規製造方法 |
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Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0258117A1 (ja) |
JP (1) | JPS6344569A (ja) |
KR (1) | KR880002842A (ja) |
AU (1) | AU7652487A (ja) |
DK (1) | DK413787A (ja) |
FR (1) | FR2602507B1 (ja) |
IL (1) | IL83370A0 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5136080A (en) * | 1989-12-04 | 1992-08-04 | Burroughs Wellcome Co. | Nitrile compounds |
JP5618542B2 (ja) * | 2006-12-23 | 2014-11-05 | アルツケム アクチエンゲゼルシャフトAlzChem AG | 排ガス中の窒素酸化物の選択的接触還元のためのアンモニア前駆物質としてのギ酸グアニジニウム含有水溶液の使用 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1142654A (en) * | 1965-10-28 | 1969-02-12 | Wellcome Found | Cyano-acetals and their use in benzylpyrimidine synthesis |
US3499024A (en) * | 1965-12-24 | 1970-03-03 | Toray Industries | 2-hydroxy-hydrocarbyl acrylonitriles and preparation thereof by condensation of acrylonitrile and aldehydes |
US3743669A (en) * | 1970-11-06 | 1973-07-03 | Celanese Corp | Reaction of acrylic type compounds with aldehydes and certain ketones |
HU187370B (en) * | 1981-06-26 | 1985-12-28 | Egyt Gyogyszervegyeszeti Gyar | Improved process for producing 2,4-diamino-5-bracket-3-comma above, 4-comma above,5-comma above-trimethoxy-benzyl-bracket closed-pyrimidine |
-
1986
- 1986-08-08 FR FR8611533A patent/FR2602507B1/fr not_active Expired
-
1987
- 1987-07-29 IL IL83370A patent/IL83370A0/xx unknown
- 1987-07-31 ZA ZA875689A patent/ZA875689B/xx unknown
- 1987-07-31 US US07/080,083 patent/US4789743A/en not_active Expired - Fee Related
- 1987-08-03 AU AU76524/87A patent/AU7652487A/en not_active Abandoned
- 1987-08-05 EP EP87401814A patent/EP0258117A1/fr not_active Ceased
- 1987-08-07 JP JP62198983A patent/JPS6344569A/ja active Pending
- 1987-08-07 DK DK413787A patent/DK413787A/da not_active Application Discontinuation
- 1987-08-08 KR KR1019870008716A patent/KR880002842A/ko not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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US4789743A (en) | 1988-12-06 |
FR2602507A1 (fr) | 1988-02-12 |
DK413787A (da) | 1988-02-09 |
IL83370A0 (en) | 1987-12-31 |
KR880002842A (ko) | 1988-05-11 |
EP0258117A1 (fr) | 1988-03-02 |
FR2602507B1 (fr) | 1989-06-09 |
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