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JPS6344498Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6344498Y2
JPS6344498Y2 JP1981075016U JP7501681U JPS6344498Y2 JP S6344498 Y2 JPS6344498 Y2 JP S6344498Y2 JP 1981075016 U JP1981075016 U JP 1981075016U JP 7501681 U JP7501681 U JP 7501681U JP S6344498 Y2 JPS6344498 Y2 JP S6344498Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waterproof sheet
waterproof
linear protrusions
base
overlapping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981075016U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57187341U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1981075016U priority Critical patent/JPS6344498Y2/ja
Publication of JPS57187341U publication Critical patent/JPS57187341U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6344498Y2 publication Critical patent/JPS6344498Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は湿式外壁材、乾式外装材、屋根材等の
防水下地を熟練を要することなく、一人の作業員
で容易に施工できると共に、その目地部(重合
部)の凹凸を抑制して外装材、モルタル壁材の施
工、特に防水性とモルタル壁の亀裂を防止するの
に役立つ防水シートに関する。
一般にモルタル壁下地、屋根下地の防水下地の
形成は木ずり、野地板上に幅が1m、長さ21m、
重さ17Kgのロール状の防水シートを熟練した2人
の作業員がロール状防水シートを解きつつ、壁あ
るいは屋根の下端部から順に水平方向に下地を覆
い、壁面端部で防水シートを切断し、次に元の位
置に戻つてこれより上の位置で、かつその下端の
一部の幅を重合しつつ順次、所定の下地に対して
施工することによつて行つていた。そのため、施
工には熟練した作業員が2人必要であり、かつ壁
面、屋根上で重いロールを持ち運んで施工するこ
とは非常に危険、かつ、非能率的であつた。ま
た、モルタル壁の下地においては、下地が同一物
で形成されていることが亀裂防止に有効であり、
かつ、亀裂発生の可能性が最も大きい部位はラス
材の重合部、防水シートの重合部、および下地の
端縁である。勿論、防水性においては上記重合部
が最大の弱点となるものであり、これらに対する
改善策が殆ど採られていなかつた。
本考案はこのような欠点を除去するため、防水
シートを1人で手軽に持ち運ぶことのできる大き
さに裁断、所謂ユニツト化し、かつ、防水シート
の少なくとも片面に線条突起を複数本、所定ピツ
チで平行に設けると共に、防水シートの重合部と
なる部分の線条突起を圧縮変形して高さを低くす
ることにより、重合部における段差を小さくする
と共に、線条突起によつてモルタル壁との密着を
よくして亀裂、剥離を防止した防水シートを提案
するものである。
以下に図面を用いて本考案に係る防水シートの
一実施例について詳細に説明する。第1図は上記
防水シートの一例を示す斜視図であり、1は防水
シートでアスフアルトフエルト、アフアルトルー
フイング材からなり、その片面に平行な線条突起
2が適宜ピツチで多数本配列され、外形を正方
形、または長方形状の4角形状に形成したもので
ある。さらに説明すると、防水シート1の大きさ
は持ち運び、および施工性を考慮した約1メート
ルの正方形、もしくは長方形状である。また、線
条突起2は幅W=1〜5mm、高さh=1.5〜5mm、
ピツチP=5〜20mmとし、防水シート1の向い合
つた2側縁間に連続して平行に配列したものであ
る。この線条突起2のうち防水シート1の側縁か
ら幅Sの範囲、すなわち、防水シート1を敷設す
る際に重ね合わせる部分で下側となる重合部3に
ある線条突起2は、第2図a,bに示すように圧
縮して変形させ、高さt(1〜2mm位)だけ低く
し、防水シート1を重ね合わせた際、重合した部
分と他の部分との高低差を小さくする。なお、重
合部3の幅Sは、約10mm以上である。さらに説明
を加えると、線状突起2はモルタル壁の下地とし
て用いる場合、防水シート1とモルタルとの接触
面積を大きくして接着性を高めると共に、線条突
起3がモルタル内に埋設され、モルタルの補強と
なるため、モルタル壁の亀裂、剥離を防止できる
ものである。また、重合部3は線条突起2を圧縮
変形しているため、防水シート1を製造する際に
ロール等により連続的に、しかも容易に形成する
ことができる。
次に施工例につき簡単に説明する。第3図は外
壁に防水下地を形成した際の一部を抽出して示す
一部切り欠き斜視図であり、野地板A上にステー
プル(図示せず)を介して、防水シート1の重合
部3を桁方向にして土台(図示せず)に近い端部
から施工する。次に上記防水シート1−1の下端
を重合部3上に積層し、ステープルで固設する。
従つて、全壁下地を形成するには、上記のような
工程を上下左右に順次行うことによつて成され
る。なお、このように形成すると、上、下段の防
水シート1、1−1は重合部3において密着する
と共に外壁材(モルタル)、屋根材を介して伝導
された熱によつて融着し、一体化する。このた
め、防水性が大幅に向上する。
以上説明したのは本考案に係る防水シート1の
一実施例にすぎず、重合部3の領域にホツトメル
ト型接着剤を塗布した防水シート1とすることも
できる。
上述したように、本考案に係る防水シートによ
れば、防水シートを1人の作業員が熟練を必要と
することなく安全に手軽に防水性を有する下地を
形成できる特徴がある。また、防水シートを重合
した部分と、その他の部分の高低差が小さく、か
つ、線条突起によりモルタル壁等における亀裂を
抑制できる特徴がある。また防水シートを下地と
して配設した後、重合部において重なり合つてい
る部分が密着していると共に、熱融着を起こし、
一体化するため、防水性を大幅に強化することが
できる。しかも重合部では線条突起を圧縮するだ
けの変形のため、防水シートの製造が容易となる
特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る防水シートの一実施例を
示す斜視図、第2図a,bは防水シートの要部で
ある重合部を示す部分拡大図、第3図は上記防水
シートを用いて壁の防水下地を形成する際の順序
を示す説明図である。 1,1−1……防水シート、2……線条突起、
3……重合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屋根下地、壁下地に用いる防水シートにおい
    て、約1メートル四方の大きさの正方形あるいは
    長方形に形成したアスフアルトフエルト、あるい
    はアスフアルトルーフイング材からなる防水シー
    トの少なくとも片面に、前記防水シートの向かい
    あう2側縁間に連続し、かつ、適宜ピツチを有し
    て平行に配列された線条突起を有し、該防水シー
    トの1側縁から約10mm以上の長さに亘つて線条突
    起の各々の一端部を圧縮変形させ高さを低くした
    ことを特徴とする防水シート。
JP1981075016U 1981-05-23 1981-05-23 Expired JPS6344498Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981075016U JPS6344498Y2 (ja) 1981-05-23 1981-05-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981075016U JPS6344498Y2 (ja) 1981-05-23 1981-05-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57187341U JPS57187341U (ja) 1982-11-27
JPS6344498Y2 true JPS6344498Y2 (ja) 1988-11-18

Family

ID=29870764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981075016U Expired JPS6344498Y2 (ja) 1981-05-23 1981-05-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6344498Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53125428U (ja) * 1977-03-15 1978-10-05
JPS55123537U (ja) * 1979-02-27 1980-09-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57187341U (ja) 1982-11-27

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