JPS6343648B2 - - Google Patents
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- JPS6343648B2 JPS6343648B2 JP55085991A JP8599180A JPS6343648B2 JP S6343648 B2 JPS6343648 B2 JP S6343648B2 JP 55085991 A JP55085991 A JP 55085991A JP 8599180 A JP8599180 A JP 8599180A JP S6343648 B2 JPS6343648 B2 JP S6343648B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- velocity
- diffusion
- compressor
- downstream
- Prior art date
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- Expired
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/40—Casings; Connections of working fluid
- F04D29/52—Casings; Connections of working fluid for axial pumps
- F04D29/54—Fluid-guiding means, e.g. diffusers
- F04D29/541—Specially adapted for elastic fluid pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23R—GENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
- F23R3/00—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
- F23R3/02—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the air-flow or gas-flow configuration
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は拡散手段に関し、特に一態様におい
て、ガスタービンエンジンの圧縮機部と燃焼器部
の間に設けた拡散装置に関する。
て、ガスタービンエンジンの圧縮機部と燃焼器部
の間に設けた拡散装置に関する。
通例、ガスタービンエンジンには圧縮機部が含
まれ、圧縮空気を連続流燃焼器に送給する。燃焼
器内ではこの圧縮空気と燃料が混合し、燃焼す
る。その結果生じたガス状の燃焼生成物は燃焼器
からタービンへ放出され、タービンはこのガスか
らエネルギーを抽出する。本発明は、相互間に燃
焼室または燃焼流路を画成する内側および外側の
燃焼器ライナと、内外両ライナのそれぞれから隔
たる内壁と外壁とを備えたガスタービンエンジン
に最適である。各壁はそれと対応するライナと共
に、燃焼流路に隣接する流路を画成する。これら
3つの流路は環状であり、互いにほぼ同心であ
る。圧縮機から出た圧縮空気は、通常デイフユー
ザとして知られる末広の環状通路を通る。デイフ
ユーザから出た空気流は分割されて上記の3つの
流路に向けられる。燃焼は燃焼器ライナ間の中央
流路内で維持される。その外側の両流路は燃焼器
ライナ冷却用の空気と、燃焼流路内の燃焼を促進
する追加空気または希釈空気とを供給する。
まれ、圧縮空気を連続流燃焼器に送給する。燃焼
器内ではこの圧縮空気と燃料が混合し、燃焼す
る。その結果生じたガス状の燃焼生成物は燃焼器
からタービンへ放出され、タービンはこのガスか
らエネルギーを抽出する。本発明は、相互間に燃
焼室または燃焼流路を画成する内側および外側の
燃焼器ライナと、内外両ライナのそれぞれから隔
たる内壁と外壁とを備えたガスタービンエンジン
に最適である。各壁はそれと対応するライナと共
に、燃焼流路に隣接する流路を画成する。これら
3つの流路は環状であり、互いにほぼ同心であ
る。圧縮機から出た圧縮空気は、通常デイフユー
ザとして知られる末広の環状通路を通る。デイフ
ユーザから出た空気流は分割されて上記の3つの
流路に向けられる。燃焼は燃焼器ライナ間の中央
流路内で維持される。その外側の両流路は燃焼器
ライナ冷却用の空気と、燃焼流路内の燃焼を促進
する追加空気または希釈空気とを供給する。
前述のデイフユーザは圧縮機を出た圧縮流体、
例えば、空気の動圧を静圧に変えるために設けら
れる。動圧から静圧への変換は全圧の損失なしに
行われることが理想的である。しかし、当業界で
知られているデイフユーザの効率または効果は満
足しうるものではない。デイフユーザは一般に2
つの基本的な種類、すなわち、段デイフユーザと
被制御デイフユーザとに分類される。代表的な従
来の段デイフユーザは漸次膨張部と急激膨張部と
を有し、漸次膨張部内では動圧の約60%が静圧に
変えられ、急激膨張部内では残りの動圧のわずか
25%が静圧に変えられる。今日のガスタービンエ
ンジンでは、圧縮機出口における動圧は全圧の6
%に達し、段デイフユーザの漸次膨張部は動圧の
約3.6%を静圧に変えるのに対し、段デイフユー
ザの急激膨張部は動圧の約0.60%を静圧に変え
る。従つて、全圧の約1.8%は損失となる。しか
し、今日のエンジンでは、この程度の全圧損失は
多かれ少なかれ満足すべきものと認められてい
る。
例えば、空気の動圧を静圧に変えるために設けら
れる。動圧から静圧への変換は全圧の損失なしに
行われることが理想的である。しかし、当業界で
知られているデイフユーザの効率または効果は満
足しうるものではない。デイフユーザは一般に2
つの基本的な種類、すなわち、段デイフユーザと
被制御デイフユーザとに分類される。代表的な従
来の段デイフユーザは漸次膨張部と急激膨張部と
を有し、漸次膨張部内では動圧の約60%が静圧に
変えられ、急激膨張部内では残りの動圧のわずか
25%が静圧に変えられる。今日のガスタービンエ
ンジンでは、圧縮機出口における動圧は全圧の6
%に達し、段デイフユーザの漸次膨張部は動圧の
約3.6%を静圧に変えるのに対し、段デイフユー
ザの急激膨張部は動圧の約0.60%を静圧に変え
る。従つて、全圧の約1.8%は損失となる。しか
し、今日のエンジンでは、この程度の全圧損失は
多かれ少なかれ満足すべきものと認められてい
る。
先進ガスタービンエンジンのある種のもので
は、圧縮機を出た圧縮空気の動圧は現今のエンジ
ンにおける動圧よりかなり高い。ある先進エンジ
ンでは、動圧は全圧の約12%〜18%になり得る。
形状寸法が一定の無抽出系では、通例、一定の
ΔP/Q(ここで、ΔPは全圧の変化、Qは動圧)
を維持し、その結果全圧の損失は3.6%〜5.4%に
なる。従来の段デイフユーザを先進エンジンに用
いた場合の全圧の損失は、現今のエンジンにおけ
る全圧損失の約2〜3倍となり得る。従つて、従
来の段デイフユーザは先進ガスタービンエンジン
の要件を満たせない。
は、圧縮機を出た圧縮空気の動圧は現今のエンジ
ンにおける動圧よりかなり高い。ある先進エンジ
ンでは、動圧は全圧の約12%〜18%になり得る。
形状寸法が一定の無抽出系では、通例、一定の
ΔP/Q(ここで、ΔPは全圧の変化、Qは動圧)
を維持し、その結果全圧の損失は3.6%〜5.4%に
なる。従来の段デイフユーザを先進エンジンに用
いた場合の全圧の損失は、現今のエンジンにおけ
る全圧損失の約2〜3倍となり得る。従つて、従
来の段デイフユーザは先進ガスタービンエンジン
の要件を満たせない。
従来の被制御拡散技術は圧縮機出口において高
い流体動圧をもつ先進ガスタービンエンジンの要
件を満たすには不十分である。その主な理由はデ
イフユーザ壁に境界層が形成されるからである。
壁が末広になる度合は、流体のはがれを防ぐため
に比較的不変とされており、動圧が高くなるにつ
れてデイフユーザの長さを増す必要がある。その
結果、デイフユーザの長さの増加分を流体が流れ
るにつれて壁に沿う境界層の厚さが増大する。境
界層の厚さが増すとデイフユーザの効率は低下す
る。本発明は従来のデイフユーザにおける境界層
による損失と関連する難点の克服を目的とする。
本発明はまた、デイフユーザからの圧縮流体の流
れを転向させて前記同心流路の各々に入れること
と関連する問題の解決をはかるものである。
い流体動圧をもつ先進ガスタービンエンジンの要
件を満たすには不十分である。その主な理由はデ
イフユーザ壁に境界層が形成されるからである。
壁が末広になる度合は、流体のはがれを防ぐため
に比較的不変とされており、動圧が高くなるにつ
れてデイフユーザの長さを増す必要がある。その
結果、デイフユーザの長さの増加分を流体が流れ
るにつれて壁に沿う境界層の厚さが増大する。境
界層の厚さが増すとデイフユーザの効率は低下す
る。本発明は従来のデイフユーザにおける境界層
による損失と関連する難点の克服を目的とする。
本発明はまた、デイフユーザからの圧縮流体の流
れを転向させて前記同心流路の各々に入れること
と関連する問題の解決をはかるものである。
簡略に述べると、上記の目的および以下に明ら
かにする他の目的と利点の達成にあたり、本発明
は一態様において、圧縮機から出た流体の流れの
動圧を静圧に変える拡散装置を提供する。まず第
1拡散手段が圧縮機から流体を受入れ、その流体
を第1速度から第2速度に減速する。第1拡散手
段の下流には加速手段先細ノズルが設けられ、流
体を第2速度の値より大きな値をもつ第3速度に
加速する。この加速手段の下流には第2拡散手段
が設けられ、流体を第3速度から第2速度の値よ
り小さな値をもつ第4速度に減速する。第2拡散
手段の下流には、流体を急に膨張させて流体の速
度を第4速度の値より小さな値をもつ第5速度に
減らす手段を設け得る。また、第1拡散手段と加
速手段との間には、流体流を第1方向から第2方
向に転向させるためかつまた第1拡散手段内を流
れる流体によつて増加し境界層の厚さを減らすた
めの段手段を設け得る。
かにする他の目的と利点の達成にあたり、本発明
は一態様において、圧縮機から出た流体の流れの
動圧を静圧に変える拡散装置を提供する。まず第
1拡散手段が圧縮機から流体を受入れ、その流体
を第1速度から第2速度に減速する。第1拡散手
段の下流には加速手段先細ノズルが設けられ、流
体を第2速度の値より大きな値をもつ第3速度に
加速する。この加速手段の下流には第2拡散手段
が設けられ、流体を第3速度から第2速度の値よ
り小さな値をもつ第4速度に減速する。第2拡散
手段の下流には、流体を急に膨張させて流体の速
度を第4速度の値より小さな値をもつ第5速度に
減らす手段を設け得る。また、第1拡散手段と加
速手段との間には、流体流を第1方向から第2方
向に転向させるためかつまた第1拡散手段内を流
れる流体によつて増加し境界層の厚さを減らすた
めの段手段を設け得る。
第1図はガスタービンエンジンを総体的に10
で示す。このエンジンは外側ハウジング11を備
え、空気を取入れる入口端12を有する。この空
気は多段軸流圧縮機14に流入する。圧縮機14
は数列の静翼18と交互に配設された数列の動翼
16を有する。静翼18は1端がハウジング11
の内面に固定されている。圧縮機の下流端には1
列の圧縮機出口案内翼20が配設され、それに続
いて、総体的に22で示す環状デイフユーザが設
けられている。デイフユーザ22は圧縮空気を総
体的に30で示す燃焼器内に放出する。燃焼器3
0からは高温ガスを高速で流出して動力タービン
32を通過する。動力タービン32は仕事用のエ
ネルギーを抽出し、連結軸34によつて圧縮機1
4を駆動する。なお、この連結軸には動力タービ
ン32と圧縮機14とが取付けられている。ター
ビン32を出た高温ガス流はノズル38を通つて
大気中に噴出し、こうしてエンジンに推力を与え
る。第1図に示したガスタービンエンジンの全体
的な構造と作用をこれ以上説明することは本発明
の原理の十分な理解に不必要と考えられる。なぜ
なら、上記の全体的な構造と作用は当業者に周知
であるからである。さらに、図示のエンジンはタ
ーボジエツト型のものであるが、本発明は連続流
体流燃焼系を利用する任意の装置、例えば、航空
機用ターボフアン型、ターボプロツプ型、ターボ
シヤフト型エンジン、地上設置エンジン等に適用
可能であるということを理解されたい。
で示す。このエンジンは外側ハウジング11を備
え、空気を取入れる入口端12を有する。この空
気は多段軸流圧縮機14に流入する。圧縮機14
は数列の静翼18と交互に配設された数列の動翼
16を有する。静翼18は1端がハウジング11
の内面に固定されている。圧縮機の下流端には1
列の圧縮機出口案内翼20が配設され、それに続
いて、総体的に22で示す環状デイフユーザが設
けられている。デイフユーザ22は圧縮空気を総
体的に30で示す燃焼器内に放出する。燃焼器3
0からは高温ガスを高速で流出して動力タービン
32を通過する。動力タービン32は仕事用のエ
ネルギーを抽出し、連結軸34によつて圧縮機1
4を駆動する。なお、この連結軸には動力タービ
ン32と圧縮機14とが取付けられている。ター
ビン32を出た高温ガス流はノズル38を通つて
大気中に噴出し、こうしてエンジンに推力を与え
る。第1図に示したガスタービンエンジンの全体
的な構造と作用をこれ以上説明することは本発明
の原理の十分な理解に不必要と考えられる。なぜ
なら、上記の全体的な構造と作用は当業者に周知
であるからである。さらに、図示のエンジンはタ
ーボジエツト型のものであるが、本発明は連続流
体流燃焼系を利用する任意の装置、例えば、航空
機用ターボフアン型、ターボプロツプ型、ターボ
シヤフト型エンジン、地上設置エンジン等に適用
可能であるということを理解されたい。
第1図に示したガスタービンエンジン10の諸
要素、すなわち、圧縮機14、デイフユーザ2
2、燃焼器30およびタービン32は概して環状
でありそしてエンジン中心線X―Xを中心として
周方向に延在するので、空気流とそれによつて生
ずる高温燃焼ガス流は中心線X―Xを囲む一つの
環状路を通る。従つて、ここで用いる「半径方
向」という言葉はエンジン中心線X―Xに対して
概して半径方向を意味する。「軸方向」という用
語はエンジン中心線X―Xにほぼ沿う方向を意味
し、「周方向」という用語は概して中心線X―X
を中心とする円周方向を意味する。
要素、すなわち、圧縮機14、デイフユーザ2
2、燃焼器30およびタービン32は概して環状
でありそしてエンジン中心線X―Xを中心として
周方向に延在するので、空気流とそれによつて生
ずる高温燃焼ガス流は中心線X―Xを囲む一つの
環状路を通る。従つて、ここで用いる「半径方
向」という言葉はエンジン中心線X―Xに対して
概して半径方向を意味する。「軸方向」という用
語はエンジン中心線X―Xにほぼ沿う方向を意味
し、「周方向」という用語は概して中心線X―X
を中心とする円周方向を意味する。
第2図は本発明を包含する装置の概略断面図で
あり、拡散手段はデイフユーザ22と燃焼器30
の一部分で構成されている。第1拡散手段として
第1拡散部40が形成され、その前部に設けた入
口42から圧縮機14からの圧縮流体、すなわち
圧縮空気を受入れる。第1拡散部40は軸方向と
周方向に延在する内壁部44と外壁部46からな
り、両壁部は半径方向に相隔たりかつ流体の流れ
の方向に末広になつて両壁部間にエンジン中心線
X―Xを囲む環状の第1軸方向延在拡散流路を画
成する。圧縮機から出た圧縮流体は極めて高い流
速を示すので、この流体速度に起因する流体の動
圧はかなり高い。従つて、入口に第1速度で流入
した圧縮流体は、流路48の末広形状によつて第
1拡散部40内で減速または膨張し、結局拡散部
40の出口50に近い箇所の流体速度は第2速度
に低下する。
あり、拡散手段はデイフユーザ22と燃焼器30
の一部分で構成されている。第1拡散手段として
第1拡散部40が形成され、その前部に設けた入
口42から圧縮機14からの圧縮流体、すなわち
圧縮空気を受入れる。第1拡散部40は軸方向と
周方向に延在する内壁部44と外壁部46からな
り、両壁部は半径方向に相隔たりかつ流体の流れ
の方向に末広になつて両壁部間にエンジン中心線
X―Xを囲む環状の第1軸方向延在拡散流路を画
成する。圧縮機から出た圧縮流体は極めて高い流
速を示すので、この流体速度に起因する流体の動
圧はかなり高い。従つて、入口に第1速度で流入
した圧縮流体は、流路48の末広形状によつて第
1拡散部40内で減速または膨張し、結局拡散部
40の出口50に近い箇所の流体速度は第2速度
に低下する。
拡散部40を流れる圧縮流体は壁44,46に
流体境界層を形成する。境界層の厚さは流体が拡
散部40内を下流方向に流れるにつれて次第に増
加する。流体境界層の厚さが増加すると拡散部4
0の有効な流れ断面積を減らすので、出口50で
は、境界層の厚さとそれによつて減少した有効流
れ断面積は、動圧をさらに静圧に変えることをか
なり妨げる。以下に述べるように、本発明の一態
様は出口50に近接する拡散部40の壁に形成さ
れた境界層の厚さを減らす手段を提供することに
関係する。
流体境界層を形成する。境界層の厚さは流体が拡
散部40内を下流方向に流れるにつれて次第に増
加する。流体境界層の厚さが増加すると拡散部4
0の有効な流れ断面積を減らすので、出口50で
は、境界層の厚さとそれによつて減少した有効流
れ断面積は、動圧をさらに静圧に変えることをか
なり妨げる。以下に述べるように、本発明の一態
様は出口50に近接する拡散部40の壁に形成さ
れた境界層の厚さを減らす手段を提供することに
関係する。
第1拡散部40の下流には、本発明により、圧
縮流体を加速する手段として流体加速部先細ノズ
ル52を設けるとともに、圧縮流体をさらに減速
し拡散する別の拡散手段として第2流体拡散部5
4を設ける。加速部52と第2拡散部54は燃焼
器30の複数の要素によつて後述のように形成さ
れている。
縮流体を加速する手段として流体加速部先細ノズ
ル52を設けるとともに、圧縮流体をさらに減速
し拡散する別の拡散手段として第2流体拡散部5
4を設ける。加速部52と第2拡散部54は燃焼
器30の複数の要素によつて後述のように形成さ
れている。
燃焼器30は第1拡散部40の周方向および軸
方向に延在する内壁部44と外壁部46を備え、
さらに燃焼器壁部56,58間に配設された周方
向と軸方向に延在する内側ライナ部60と外側ラ
イナ部62を備えている。壁部56,58とライ
ナ60,62は共に、第1拡散部40から圧縮流
体の流れを受入れる3つの同心流路64,66,
68を画成する。半径方向内側流路64と半径方
向外側流路68はライナ部60,62を冷却する
ための空気を供給するとともに、燃焼器の中央流
路すなわち燃焼室66内に完全な燃焼を保つため
の希釈空気をライナ開口79,81を通じて供給
する。ライナ60,62は燃焼器内に支持され、
両ライナの前端部は、概して半径方向に延在する
環状部材70によつて相互に連結されている。環
状部材70は複数の中央に離間する開口72を有
し、これらの開口は複数の燃料ノズル74(1個
だけを第2図に仮想線で示す)を受入れる。ノズ
ル74は通常の方式で燃料を供給されて燃焼を保
つ。ライナ60,62のそれぞれの前方上流端部
は半径方向に相隔たるリツプ77,78で終端し
ている。ここに例示した燃焼器30は環型のもの
であるが、本発明は罐型またはカニユラ型(混合
型)にも等しく適用し得るということを理解され
たい。
方向に延在する内壁部44と外壁部46を備え、
さらに燃焼器壁部56,58間に配設された周方
向と軸方向に延在する内側ライナ部60と外側ラ
イナ部62を備えている。壁部56,58とライ
ナ60,62は共に、第1拡散部40から圧縮流
体の流れを受入れる3つの同心流路64,66,
68を画成する。半径方向内側流路64と半径方
向外側流路68はライナ部60,62を冷却する
ための空気を供給するとともに、燃焼器の中央流
路すなわち燃焼室66内に完全な燃焼を保つため
の希釈空気をライナ開口79,81を通じて供給
する。ライナ60,62は燃焼器内に支持され、
両ライナの前端部は、概して半径方向に延在する
環状部材70によつて相互に連結されている。環
状部材70は複数の中央に離間する開口72を有
し、これらの開口は複数の燃料ノズル74(1個
だけを第2図に仮想線で示す)を受入れる。ノズ
ル74は通常の方式で燃料を供給されて燃焼を保
つ。ライナ60,62のそれぞれの前方上流端部
は半径方向に相隔たるリツプ77,78で終端し
ている。ここに例示した燃焼器30は環型のもの
であるが、本発明は罐型またはカニユラ型(混合
型)にも等しく適用し得るということを理解され
たい。
本発明の一特徴は第1拡散部40の出口50を
通る流体の一部分を転向させて流路64,68内
に入れることに関係する。次に、この特徴を、圧
縮流体によつて形成された境界層の厚さの低減ま
たは除去に関する前述の特徴と共に説明する。本
発明のこれらの特徴の説明は流路68に関して行
うが、流路68について説明する原理と構造は流
路64にもあてはまるものである。
通る流体の一部分を転向させて流路64,68内
に入れることに関係する。次に、この特徴を、圧
縮流体によつて形成された境界層の厚さの低減ま
たは除去に関する前述の特徴と共に説明する。本
発明のこれらの特徴の説明は流路68に関して行
うが、流路68について説明する原理と構造は流
路64にもあてはまるものである。
前述のように、ライナ62は外壁部58と共に
環状流路68を画成する。流路68は一般に、冷
却用と希釈用の空気をライナ62の半径方向外方
に向けるべく方向づけられ、この目的に応じて次
のように、すなわち、流路68を流体の流れの方
向にたどるにつれてエンジン中心線X―Xに対す
る流路68の距離が増加するように方向づけられ
ている。この方向づけは流体が第1拡散部40を
出るときに転向することを必要とする。さらに、
流体はその動圧から静圧への追加的な変換が最も
効率良く生じ得るように流体の境界層を流し去ら
なければならない。これらの目的を達成するため
に段手段が設けられ、流体流を第1方向エンジン
の軸方向から第2方向燃焼器ライナ60,62の
まわりへ転向させるとともに、流体の境界層の厚
さを減らす。さらに詳述すると、拡散部40の壁
部46に軸方向に隣接する燃焼器外壁部58が、
半径方向に延在する段76によつて壁部46に連
結されている。第1拡散部40と加速部52との
間に設けた段76は軸方向に流体の流れの方向に
面しており、段76に隣接する局所的な領域の圧
力を下げる。この局在低圧域における圧力は壁4
6から遠隔の諸点における圧縮流体の圧力より低
い。その結果、流体は局在低圧域に向かつて方向
を変え、従つて、流体の流路68への転向が容易
になる。また、段76の存在は、圧縮流体が流路
68を囲む壁58から瞬間的に離れる局在域を確
立する。この局在域では、境界層流体は流路壁5
8と関連する摩擦力の作用を受けない。しかし、
境界層流体は、壁58と接触していない間は、圧
縮流体の急速に流れる主流との粘性接触に影響さ
れて引離され、これによつて境界層の厚さが減少
する。境界層の厚さの減少量は様々な流れパラメ
ータの関数であり、多くの場合、段76の存在に
より流体境界層は全体的に除去され得る。ここで
強調すべきことは、段76は流路68に入る流れ
の半径方向高さに対して小さいので、流れ断面積
が突然かなり増加することはなく、そしてこの箇
所で動圧が瞬間的にかなり減少することはないと
いうことである。
環状流路68を画成する。流路68は一般に、冷
却用と希釈用の空気をライナ62の半径方向外方
に向けるべく方向づけられ、この目的に応じて次
のように、すなわち、流路68を流体の流れの方
向にたどるにつれてエンジン中心線X―Xに対す
る流路68の距離が増加するように方向づけられ
ている。この方向づけは流体が第1拡散部40を
出るときに転向することを必要とする。さらに、
流体はその動圧から静圧への追加的な変換が最も
効率良く生じ得るように流体の境界層を流し去ら
なければならない。これらの目的を達成するため
に段手段が設けられ、流体流を第1方向エンジン
の軸方向から第2方向燃焼器ライナ60,62の
まわりへ転向させるとともに、流体の境界層の厚
さを減らす。さらに詳述すると、拡散部40の壁
部46に軸方向に隣接する燃焼器外壁部58が、
半径方向に延在する段76によつて壁部46に連
結されている。第1拡散部40と加速部52との
間に設けた段76は軸方向に流体の流れの方向に
面しており、段76に隣接する局所的な領域の圧
力を下げる。この局在低圧域における圧力は壁4
6から遠隔の諸点における圧縮流体の圧力より低
い。その結果、流体は局在低圧域に向かつて方向
を変え、従つて、流体の流路68への転向が容易
になる。また、段76の存在は、圧縮流体が流路
68を囲む壁58から瞬間的に離れる局在域を確
立する。この局在域では、境界層流体は流路壁5
8と関連する摩擦力の作用を受けない。しかし、
境界層流体は、壁58と接触していない間は、圧
縮流体の急速に流れる主流との粘性接触に影響さ
れて引離され、これによつて境界層の厚さが減少
する。境界層の厚さの減少量は様々な流れパラメ
ータの関数であり、多くの場合、段76の存在に
より流体境界層は全体的に除去され得る。ここで
強調すべきことは、段76は流路68に入る流れ
の半径方向高さに対して小さいので、流れ断面積
が突然かなり増加することはなく、そしてこの箇
所で動圧が瞬間的にかなり減少することはないと
いうことである。
段76のすぐ下流ではライナ62と外壁部58
が共に、圧縮流体を第2速度から第3速度に加速
するための流体加速部52を画成する。さらに詳
述すると、ライナ62と壁部58は流路68の軸
方向に延在する環状の一部分を画成しそして流体
流の方向に向かつて互いに接近しており、従つ
て、流路68の断面積は漸減して最小スロート面
積80に達する。その結果、流路68の先細部を
通る流体は加速され、スロート域80において流
体の速度は第3速度に達する。スロート80にお
ける流体速度の値は第1拡散部40の出口50に
おける流体の前記第2速度の値より大きい。流体
加速部52の加速は圧縮流体の境界層の厚さをさ
らに減らすので、流体流は追加的な拡散と追加的
な動圧から静圧への変換をなす状態にある。
が共に、圧縮流体を第2速度から第3速度に加速
するための流体加速部52を画成する。さらに詳
述すると、ライナ62と壁部58は流路68の軸
方向に延在する環状の一部分を画成しそして流体
流の方向に向かつて互いに接近しており、従つ
て、流路68の断面積は漸減して最小スロート面
積80に達する。その結果、流路68の先細部を
通る流体は加速され、スロート域80において流
体の速度は第3速度に達する。スロート80にお
ける流体速度の値は第1拡散部40の出口50に
おける流体の前記第2速度の値より大きい。流体
加速部52の加速は圧縮流体の境界層の厚さをさ
らに減らすので、流体流は追加的な拡散と追加的
な動圧から静圧への変換をなす状態にある。
加速部52のスロート域80のすぐ下流では、
ライナ62と外壁部58が共に第2拡散部54を
画成している。さらに詳述すると、ライナ62と
壁58は流路68の軸方向に延在する環状の一部
分を画成しそして流体流の方向に向かつて互いに
末広になつて流路68の断面積を漸増させてい
る。その結果、流体は前述の第3速度から拡散部
54の出口84における第4速度に減速する。第
4速度は出口50における流体の第2速度より小
さい値をもつ。
ライナ62と外壁部58が共に第2拡散部54を
画成している。さらに詳述すると、ライナ62と
壁58は流路68の軸方向に延在する環状の一部
分を画成しそして流体流の方向に向かつて互いに
末広になつて流路68の断面積を漸増させてい
る。その結果、流体は前述の第3速度から拡散部
54の出口84における第4速度に減速する。第
4速度は出口50における流体の第2速度より小
さい値をもつ。
出口82における流体速度は圧縮機14を出た
流体の速度よりかなり低くなるようにされ、従つ
て、急膨張を起して残りの動圧を静圧に変え得
る。こうするために、外壁部58は、第2拡散部
54の下流の流路68の断面積を急増させる急膨
張手段を備える。
流体の速度よりかなり低くなるようにされ、従つ
て、急膨張を起して残りの動圧を静圧に変え得
る。こうするために、外壁部58は、第2拡散部
54の下流の流路68の断面積を急増させる急膨
張手段を備える。
断面積の急な増加は、半径方向に延在する高い
段84を設けることによつて達成される。段84
が高いというのはそれが外壁部58の段76より
実質的に大きいという意味である。段84の存在
により、出口82を流出する流体の急膨張が可能
になり、これによつて流体の速度は前述の第4速
度より小さな値をもつ第5速度に低下する。
段84を設けることによつて達成される。段84
が高いというのはそれが外壁部58の段76より
実質的に大きいという意味である。段84の存在
により、出口82を流出する流体の急膨張が可能
になり、これによつて流体の速度は前述の第4速
度より小さな値をもつ第5速度に低下する。
例えば、代表的な先進ガスタービンエンジンの
圧縮機からは圧縮流体がマツハ数約0.43の速度で
流出し得る。本発明はこの高い初期流体速度と関
連する動圧を静圧に変えるのに好適である。第1
拡散部40に入つた流体は減速され出口50でマ
ツハ数約0.23の第2速度に達する。段76が存在
するので、流体の一部分が転向し、その境界層の
全部でなくとも一部分がはがされる。その後、流
体は加速部52内で加速され、スロート80でマ
ツハ数約0.3の第3速度に達する。次いで、第2
拡散部54が圧縮流体を拡散・減速し、第2拡散
部54の出口82において流体速度をマツハ数約
0.12にする。そこで、流体は前述のように急膨張
をなす。
圧縮機からは圧縮流体がマツハ数約0.43の速度で
流出し得る。本発明はこの高い初期流体速度と関
連する動圧を静圧に変えるのに好適である。第1
拡散部40に入つた流体は減速され出口50でマ
ツハ数約0.23の第2速度に達する。段76が存在
するので、流体の一部分が転向し、その境界層の
全部でなくとも一部分がはがされる。その後、流
体は加速部52内で加速され、スロート80でマ
ツハ数約0.3の第3速度に達する。次いで、第2
拡散部54が圧縮流体を拡散・減速し、第2拡散
部54の出口82において流体速度をマツハ数約
0.12にする。そこで、流体は前述のように急膨張
をなす。
本発明の他の特徴を次に説明する。前述のよう
に、段76によつて流体の流れは流路68内に転
向しやすくなる。重要なことは、段76のすぐ下
流の壁部58が適当な曲率を有して壁部58から
の圧縮流体の流れのはがれを防ぐことである。流
れのはがれが生ずると、乱流が生じてデイフユー
ザ22の効率を下げることになる。段76のすぐ
下流の壁部52の曲率半径が転向すべき境界層間
の流体流の幅の1.72倍より大きければ、流れのは
がれは生じないことがわかつた。
に、段76によつて流体の流れは流路68内に転
向しやすくなる。重要なことは、段76のすぐ下
流の壁部58が適当な曲率を有して壁部58から
の圧縮流体の流れのはがれを防ぐことである。流
れのはがれが生ずると、乱流が生じてデイフユー
ザ22の効率を下げることになる。段76のすぐ
下流の壁部52の曲率半径が転向すべき境界層間
の流体流の幅の1.72倍より大きければ、流れのは
がれは生じないことがわかつた。
以上、本発明を流路68に関して説明したが、
本発明は流路64についても等しく適用可能であ
る。本発明の原理を流路64に関して再度説明し
ないが、流路64と関連する段88、加速部9
0、スロート域92、拡散部94、出口96およ
び段98は、それぞれ流路68と関連する段7
6、加速部52、スロート域80、拡散部54、
出口52および段84に対応することを理解され
たい。
本発明は流路64についても等しく適用可能であ
る。本発明の原理を流路64に関して再度説明し
ないが、流路64と関連する段88、加速部9
0、スロート域92、拡散部94、出口96およ
び段98は、それぞれ流路68と関連する段7
6、加速部52、スロート域80、拡散部54、
出口52および段84に対応することを理解され
たい。
第1図は本発明を適用し得るガスタービンエン
ジンの概略図、第2図は第1図に示すエンジンの
一部分の拡大概略図である。 14…圧縮機、22…デイフユーザ、30…燃
焼器、40…第1拡散部、44…内壁部、46…
外壁部、48…流路、52,90…加速部(先細
ノズル)、54,94…第2拡散部、56…燃焼
器内壁部、58…燃焼器外壁部、60,62…ラ
イナ、64…内側流路、66…燃焼室、68…外
側流路、76,88…段、79,81…ライナ開
口、84,98…段。
ジンの概略図、第2図は第1図に示すエンジンの
一部分の拡大概略図である。 14…圧縮機、22…デイフユーザ、30…燃
焼器、40…第1拡散部、44…内壁部、46…
外壁部、48…流路、52,90…加速部(先細
ノズル)、54,94…第2拡散部、56…燃焼
器内壁部、58…燃焼器外壁部、60,62…ラ
イナ、64…内側流路、66…燃焼室、68…外
側流路、76,88…段、79,81…ライナ開
口、84,98…段。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 圧縮機から出た流体の流れの動圧を静圧に変
える拡散装置であつて、(a)前記圧縮機からの前記
流体を受入れて該流体を第1速度から第2速度に
減速する第1拡散手段と、(b)前記流体を前記第2
速度の値より大きな値をもつ第3速度に加速する
ために前記第1拡散手段の下流に設けた先細ノズ
ル手段と、(c)前記流体を前記第3速度から前記第
2速度の値より小さな値を持つ第4速度に減速す
るために前記先細ノズル手段の下流に設けた第2
拡散手段とからなる拡散装置。 2 圧縮機から出た流体の流れの動圧を静圧に変
える拡散装置であつて、(a)前記圧縮機からの前記
流体を受入れて該流体を第1速度から第2速度に
減速する第1拡散手段と、(b)前記流体を前記第2
速度の値より大きな値をもつ第3速度に加速する
ために前記第1拡散手段の下流に設けた先細ノズ
ル手段と、(c)前記流体を前記第3速度から前記第
2速度の値より小さな値を持つ第4速度に減速す
るために前記先細ノズル手段の下流に設けた第2
拡散手段と、(d)前記流体を急に膨張させて該流体
の速度を前記第4速度の値より小さな値をもつ第
5速度に減らすために前記第2拡散手段の下流に
設けた手段とを含む拡散装置。 3 圧縮機から出た流体の流れの動圧を静圧に変
える拡散装置であつて、(a)前記圧縮機からの前記
流体を受入れて該流体を第1速度から第2速度に
減速する第1拡散手段と、(b)前記流体を前記第2
速度の値より大きな値をもつ第3速度に加速する
ために前記第1拡散手段の下流に設けた先細ノズ
ル手段と、(c)前記流体を前記第3速度から前記第
2速度の値より小さな値を持つ第4速度に減速す
るために前記先細ノズル手段の下流に設けた第2
拡散手段と、(d)前記流体流を第1方向から第2方
向へ転向させるため、かつまた前記第1拡散手段
内を流れる前記流体によつて形成された境界層の
厚さを減らすために前記第1拡散手段と前記先細
ノズル手段との間に設けた手段とを含む拡散装
置。 4 前記流体を急に膨張させて該流体の速度を前
記第4速度の値より小さな値をもつ第5速度に減
らすために前記第2拡散手段の下流に設けた手段
をさらに含む特許請求の範囲第3項記載の装置。 5 圧縮機から出た流体の流れの動圧を静圧に変
える拡散装置であつて、(a)前記圧縮機からの前記
流体を受入れて該流体を第1速度から第2速度に
減速する第1拡散手段と、(b)前記流体を前記第2
速度の値より小さな値をもつ速度に減速するため
に前記第1拡散手段の下流に設けた第2拡散手段
と、(c)前記流体流を第1方向から第2方向へ転向
させるためかつまた前記第1拡散手段内を流れる
間前記流体によつて形成された境界層の厚さを減
らすために前記第1拡散手段と前記第2拡散手段
との間に設けた段手段と、(d)前記流体を急に膨張
させるための手段とを含み、前記流体を急に膨張
させる前に、前記第1拡散手段および前記第2拡
散手段が前記流体を減速することからなる拡散装
置。 6 圧縮機から圧縮流体を受入れる環状デイフユ
ーザと、前記流体が前記デイフユーザから導かれ
て燃焼を起こす環状燃焼室を有する環状燃焼器と
を有し、前記デユフユーザと前記燃焼器はそれぞ
れガスタービンエンジンの軸方向中心線を中心と
して周方向に延在するようなガスタービンエンジ
ンにおいて、(a)前記圧縮機からの前記流体を受入
れて該流体を第1速度から第2速度に減速する第
1拡散手段と、(b)前記流体を前記第2速度の値よ
り大きな値をもつ第3速度に加速するために前記
第1拡散手段の下流に設けた先細ノズル手段と、
(c)前記流体を前記第3速度から前記第2速度の値
より小さな値を持つ第4速度に減速するために前
記先細ノズル手段の下流に設けた第2拡散手段
と、(d)前記第2拡散手段から出た前記流体を前記
燃焼室へ入れる手段とから成る装置。 7 前記第1拡散手段が、前記中心線を囲みかつ
断面積が前記流体の流れの方向に増加する軸方向
延在流路から成る特許請求の範囲第6項記載の装
置。 8 前記先細ノズル手段が、前記中心線を囲みか
つ断面積が前記流体の流れの方向に減少する軸方
向延在流路から成る、特許請求の範囲第7項記載
の装置。 9 前記第2拡散手段が、前記中心線を囲みかつ
断面積が前記流体の流れの方向に増加する軸方向
延在流路から成る、特許請求の範囲第8項記載の
装置。 10 圧縮機から圧縮流体を受入れる環状デイフ
ユーザと、前記流体が前記デイフユーザから導か
れて燃焼を起こす環状燃焼室を有する環状燃焼器
とを有し、前記デユフユーザと前記燃焼器はそれ
ぞれガスタービンエンジンの軸方向中心線を中心
として周方向に延在するようなガスタービンエン
ジンにおいて、(a)前記圧縮機からの前記流体を受
入れて該流体を第1速度から第2速度に減速する
第1拡散手段と、(b)前記流体を前記第2速度の値
より大きな値をもつ第3速度に加速するために前
記第1拡散手段の下流に設けた先細ノズル手段
と、(c)前記流体を前記第3速度から前記第2速度
の値より小さな値を持つ第4速度に減速するため
に前記先細ノズル手段の下流に設けた第2拡散手
段と、(d)前記第2拡散手段から出た前記流体を前
記燃焼室へ入れる手段と、(e)前記流体を急に膨張
させて該流体の速度を前記第4速度の値より小さ
な値をもつ第5速度に減らすために前記第2拡散
手段の下流に設けた手段とを含むガスタービンエ
ンジン。 11 圧縮機から圧縮流体を受入れる環状デイフ
ユーザと、前記流体が前記デイフユーザから導か
れて燃焼を起こす環状燃焼室を有する環状燃焼器
とを有し、前記デユフユーザと前記燃焼器はそれ
ぞれガスタービンエンジンの軸方向中心線を中心
として周方向に延在するようなガスタービンエン
ジンにおいて、(a)前記圧縮機からの前記流体を受
入れて該流体を第1速度から第2速度に減速する
第1拡散手段と、(b)前記流体を前記第2速度の値
より大きな値をもつ第3速度に加速するために前
記第1拡散手段の下流に設けた先細ノズル手段
と、(c)前記流体を前記第3速度から前記第2速度
の値より小さな値を持つ第4速度に減速するため
に前記先細ノズル手段の下流に設けた第2拡散手
段と、(d)前記第2拡散手段から出た前記流体を前
記燃焼室へ入れる手段と、(e)前記第1拡散手段と
先細ノズル手段との間に設けられ、前記流体の流
れを第1方向から第2方向へ転向させ、かつ、前
記第1拡散手段を流れる間前記流体によつて形成
された境界層を減少させる手段とを含むガスター
ビンエンジン。 12 前記流体を急に膨張させて該流体の速度を
前記第4速度の値より小さな値をもつ第5速度に
減らすために前記第2拡散手段の下流に設けた手
段をさらに含む特許請求の範囲第11項記載の装
置。 13 圧縮機から動圧を有する圧縮流体を受入れ
る環状デイフユーザと、前記流体が前記デイフユ
ーザから導かれて燃焼を起こす環状燃焼室を有す
る環状燃焼器とを有し、前記デユフユーザと前記
燃焼器はそれぞれガスタービンエンジンの軸方向
中心線を中心として周方向に延在するようなガス
タービンエンジンにおいて、(a)前記圧縮機からの
前記流体を受入れて該流体を第1速度から第2速
度に減速する第1拡散手段と、(b)前記流体を前記
第2速度の値より小さな値をもつ速度に減速する
ために前記第1拡散手段の下流に設けた第2拡散
手段と、(c)前記流体流を第1方向から第2方向へ
転向させるためかつまた前記第1拡散手段内を流
れる間前記流体によつて形成された境界層の厚さ
を減らすために前記第1拡散手段と前記第2拡散
手段との間に設けた段手段であつて、前記動圧が
瞬間的にかなり減少することなく前記流体の流れ
を転向し前記境界層の厚さを減らす該段手段と、
(d)前記第2拡散手段から出た前記流体を前記燃焼
室へ入れる手段とを含むガスタービンエンジン。 14 前記第1拡散手段が、前記中心線を囲みか
つ断面積が前記流体の流れの方向に増加する軸方
向延在流路から成る、特許請求の範囲第13項記
載のガスタービンエンジン。 15 前記第2拡散手段が、前記中心線を囲みか
つ断面積が前記流体の流れの方向に増加する軸方
向延在流路から成る、特許請求の範囲第14項記
載のガスタービンエンジン。 16 前記配向・境界層減少手段が前記第1およ
び第2拡散手段間に設けた段手段から成る、特許
請求の範囲第15項記載のガスタービンエンジ
ン。 17 圧縮機から動圧を有する圧縮流体を受入れ
る環状デイフユーザと、前記流体が前記デイフユ
ーザから導かれて燃焼を起こす環状燃焼器とを有
し、前記デユフユーザと前記燃焼器はそれぞれガ
スタービンエンジンの軸方向中心線を中心として
周方向に延在するようなガスタービンエンジンに
おいて、(a)前記圧縮機を通して流れる流体を受入
れる第1拡散部であつて、半径方向に相隔たりか
つ前記流体の流れの方向に末広になつて相互間に
第1拡散流路を画成する半径方向内側および外側
の軸方向延在壁部を有する第1拡散部と、(b)この
第1拡散部の前記内側および外側壁部に対してそ
れぞれ軸方向に隣接する内側および外側燃焼器壁
部と、(c)これらの燃焼器壁部の一方を前記第1拡
散壁部の一方に連結する半径方向延在段部であつ
て、動圧の急激な減少が生じないように比較的低
い高さからなる半径方向延在段部と、(d)前記燃焼
器内外両壁部間に配設されそして3つの同心流路
を画成する1対の相隔たるライナであつて、両ラ
イナの一方が前記燃焼器壁部の一方と協働して前
記第1拡散部の下流において前記同心流路の一つ
に第2拡散部を画成するようなライナとから成る
装置。 18 前記一方の燃焼器壁と前記一方のライナが
さらに協働して前記第2拡散部の上流に先細ノズ
ル部を画成する、特許請求の範囲第17項記載の
装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/053,121 US4272955A (en) | 1979-06-28 | 1979-06-28 | Diffusing means |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5623525A JPS5623525A (en) | 1981-03-05 |
JPS6343648B2 true JPS6343648B2 (ja) | 1988-08-31 |
Family
ID=21982062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8599180A Granted JPS5623525A (en) | 1979-06-28 | 1980-06-26 | Diffusing device |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4272955A (ja) |
JP (1) | JPS5623525A (ja) |
BE (1) | BE884021A (ja) |
CA (1) | CA1141973A (ja) |
DE (1) | DE3023900A1 (ja) |
FR (1) | FR2460390B1 (ja) |
GB (1) | GB2054047B (ja) |
IL (1) | IL59999A (ja) |
IT (1) | IT1131298B (ja) |
NL (1) | NL8003399A (ja) |
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