JPS6341506Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6341506Y2 JPS6341506Y2 JP1986090692U JP9069286U JPS6341506Y2 JP S6341506 Y2 JPS6341506 Y2 JP S6341506Y2 JP 1986090692 U JP1986090692 U JP 1986090692U JP 9069286 U JP9069286 U JP 9069286U JP S6341506 Y2 JPS6341506 Y2 JP S6341506Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- space
- storage
- storage space
- attached
- bay window
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は建屋の壁体に開設した窓開口部に装
着する出窓に関し、 (従来の技術) 従来、この種出窓としては各種の構成のものが
ある。
着する出窓に関し、 (従来の技術) 従来、この種出窓としては各種の構成のものが
ある。
(解決しようとする問題点)
しかしながら、この従来の出窓は屋内側に採光
を行うとともに、その張出スペースの床面を利用
して物品を載置する程度の活用しかなく、他に何
等機能を有するものではなかつた。
を行うとともに、その張出スペースの床面を利用
して物品を載置する程度の活用しかなく、他に何
等機能を有するものではなかつた。
(問題点を解決するための手段)
本考案は上記従来の課題を解決するためなされ
たもので、出窓の張出しスペースを利用して物品
等の収容率を高めることができるとともに、室内
調度として室内観を高めることのできる出窓を提
供することも目的とし、その要旨は窓開口部に附
設する出窓であつて、前記窓開口部の前面の開放
スペースの側方に収納スペースを形成して同屋外
側に前記開放スペースを閉鎖する障子を建付け
て、同障子を前記収納スペース側へ移動可能に設
けるとともに、前記収納スペースに収納し得る物
品収納体をその下面を出窓の床面より離間して設
けて屋根部の下面に沿つて前記収納スペースと開
放スペースとの間を吊持状に、かつ摺動可能に附
設して前記障子とともに前記収納スペースに収納
可能に構成した出窓に存する。
たもので、出窓の張出しスペースを利用して物品
等の収容率を高めることができるとともに、室内
調度として室内観を高めることのできる出窓を提
供することも目的とし、その要旨は窓開口部に附
設する出窓であつて、前記窓開口部の前面の開放
スペースの側方に収納スペースを形成して同屋外
側に前記開放スペースを閉鎖する障子を建付け
て、同障子を前記収納スペース側へ移動可能に設
けるとともに、前記収納スペースに収納し得る物
品収納体をその下面を出窓の床面より離間して設
けて屋根部の下面に沿つて前記収納スペースと開
放スペースとの間を吊持状に、かつ摺動可能に附
設して前記障子とともに前記収納スペースに収納
可能に構成した出窓に存する。
(実施例)
次に、本考案の一実施例を図面にしたがつて説
明すると、図中Sは窓開口部Wの屋外側に装着さ
れた出窓の全体であつて、所定の張出幅を有し窓
開口部Wの前面の開放スペースS1と同開放スペ
ースS1の左右両側には収納スペースS2が形成
されている。
明すると、図中Sは窓開口部Wの屋外側に装着さ
れた出窓の全体であつて、所定の張出幅を有し窓
開口部Wの前面の開放スペースS1と同開放スペ
ースS1の左右両側には収納スペースS2が形成
されている。
2は出窓Sの屋根枠であつて、開放スペースS
1と左右の収納スペースS2の屋根部を連通形成
するもので、その断面において、2Aは上縁であ
つて鴨居25の屋外面に沿う取付片2Bの一部よ
り屋外側へ所定の張出幅でやや下傾して設けら
れ、その外端には前縁2Cが垂設されている。2
Dは摺動ウエブであつて、前縁2Cと取付片2B
との間に水平状に設けられ、同摺動ウエブ2Dの
下面側には断面略鉤形状の摺動レール2E,2F
がその長手方向に沿つて垂設され、その屋外側に
は仕切片2Gが垂設されて前縁2Cとにより下方
開放の障子溝2Hが形成されている。このように
形成された上枠2は中空部2Jが一体に形成され
ている。なお、2Kは上枠2の長手方向に沿つて
形成されたビス受けである。
1と左右の収納スペースS2の屋根部を連通形成
するもので、その断面において、2Aは上縁であ
つて鴨居25の屋外面に沿う取付片2Bの一部よ
り屋外側へ所定の張出幅でやや下傾して設けら
れ、その外端には前縁2Cが垂設されている。2
Dは摺動ウエブであつて、前縁2Cと取付片2B
との間に水平状に設けられ、同摺動ウエブ2Dの
下面側には断面略鉤形状の摺動レール2E,2F
がその長手方向に沿つて垂設され、その屋外側に
は仕切片2Gが垂設されて前縁2Cとにより下方
開放の障子溝2Hが形成されている。このように
形成された上枠2は中空部2Jが一体に形成され
ている。なお、2Kは上枠2の長手方向に沿つて
形成されたビス受けである。
3は出窓Sの床板であつて、開放スペースS1
及び左右の収納スペースS2の床部を形成するも
ので、窓開放部Wの敷居26の上面に沿つて取付
けられる取付部3Aと上枠2の張出幅を有し両ス
ペースS1,S2の幅相当の床部3Bとからな
り、同床板3の屋外側にはその長手方向に沿つて
下枠4が取付けられている。
及び左右の収納スペースS2の床部を形成するも
ので、窓開放部Wの敷居26の上面に沿つて取付
けられる取付部3Aと上枠2の張出幅を有し両ス
ペースS1,S2の幅相当の床部3Bとからな
り、同床板3の屋外側にはその長手方向に沿つて
下枠4が取付けられている。
4は上記した下枠であつて、床板3の屋外側に
上枠2の障子溝2Hと対応してその長手方向に沿
つて取付けられて障子摺動部を形成するもので、
その断面において、4Aは摺動ウエブであつて、
鉛直状に設けられた屋内片4Bの一部より屋外側
へやや下傾して張出し、その屋外端には床板3の
前縁に当接する前縁4Cが形成されている。ま
た、摺動ウエブ4Aにはレール4Dが条設されて
いる。このように形成された下枠4は床板3の屋
外側に沿つて取付けられている。
上枠2の障子溝2Hと対応してその長手方向に沿
つて取付けられて障子摺動部を形成するもので、
その断面において、4Aは摺動ウエブであつて、
鉛直状に設けられた屋内片4Bの一部より屋外側
へやや下傾して張出し、その屋外端には床板3の
前縁に当接する前縁4Cが形成されている。ま
た、摺動ウエブ4Aにはレール4Dが条設されて
いる。このように形成された下枠4は床板3の屋
外側に沿つて取付けられている。
5は出窓Sの左右の縦枠であつて、対称形状の
断面に形成され、5Aはウエブであつて、上枠2
及び床板3の張出幅より若干長く形成されて鉛直
状に設けられ、その屋外端には鏡板11を嵌着す
る溝部5Bが形成され、また、屋内端には取付片
5Cが形成されている。
断面に形成され、5Aはウエブであつて、上枠2
及び床板3の張出幅より若干長く形成されて鉛直
状に設けられ、その屋外端には鏡板11を嵌着す
る溝部5Bが形成され、また、屋内端には取付片
5Cが形成されている。
6は方立であつて、開放スペースS1と左右の
収納スペースS2の区画する位置において上枠2
と床板3の屋内側に縦設されて窓開口部Wの左右
の縦柱27の屋外面に沿つて取付けられるもの
で、屋外片6A、屋内片6B及び左右の側片6
C,6Dとにより中空部6Eを一体に有する断面
略密封箱形状に形成され、屋外片6Aにはその長
手方向に沿つて気密部材を嵌着するあり溝6Fが
形成されている。また、屋内片6Bは左右に延設
されて取付片6G,6Hが形成されている。な
お、6Jは方立6の長手方向に沿つて形成された
ビス受けである。
収納スペースS2の区画する位置において上枠2
と床板3の屋内側に縦設されて窓開口部Wの左右
の縦柱27の屋外面に沿つて取付けられるもの
で、屋外片6A、屋内片6B及び左右の側片6
C,6Dとにより中空部6Eを一体に有する断面
略密封箱形状に形成され、屋外片6Aにはその長
手方向に沿つて気密部材を嵌着するあり溝6Fが
形成されている。また、屋内片6Bは左右に延設
されて取付片6G,6Hが形成されている。な
お、6Jは方立6の長手方向に沿つて形成された
ビス受けである。
このように形成された上枠2、下枠4を付設し
た床板3及び左右の縦枠5の端部は相互に結合さ
れて方形状に枠組みされるとともに開放スペース
S1と左右の収納スペースS2との区画する位置
の屋内側に方立6が縦設されて出窓Sの枠体が形
成され、この枠体の左右の収納スペースS2の屋
外側には鏡板装着枠7が付設されている。
た床板3及び左右の縦枠5の端部は相互に結合さ
れて方形状に枠組みされるとともに開放スペース
S1と左右の収納スペースS2との区画する位置
の屋内側に方立6が縦設されて出窓Sの枠体が形
成され、この枠体の左右の収納スペースS2の屋
外側には鏡板装着枠7が付設されている。
8は鏡板装着枠の上枠であつて、上枠2の収納
スペースS2相当部に取付片8Aを介して取付け
られ、下方開放の溝部8Bが一体に形成されてい
る。また、9は下枠で上枠8と対応して下枠4の
屋外側に取付片9Aを介して取付けられ、屋外側
に上方開放の溝部9Bが形成されている。また、
10は縦枠であつて、溝部10Aを有する断面略
コ字形状に形成され、その屋内側には障子摺動部
へ突出してガラス障子20の召合片20Aと係合
する断面略かぎ形状の係合片10Bがその長手方
向に沿つて形成されている。このように形成され
た各枠8,9,10は収納スペースS2の屋外側
に組付けられて鏡板11が装着されて出窓Sが形
成され、この出窓Sは窓開口部W及びその左右の
側壁の屋外側に一体的に装着されている。このよ
うに装着された出窓Sの上枠2の下面側にはその
摺動レール2E,2Fを介して摺動可能に物品収
納体12が吊持状に装着されている。
スペースS2相当部に取付片8Aを介して取付け
られ、下方開放の溝部8Bが一体に形成されてい
る。また、9は下枠で上枠8と対応して下枠4の
屋外側に取付片9Aを介して取付けられ、屋外側
に上方開放の溝部9Bが形成されている。また、
10は縦枠であつて、溝部10Aを有する断面略
コ字形状に形成され、その屋内側には障子摺動部
へ突出してガラス障子20の召合片20Aと係合
する断面略かぎ形状の係合片10Bがその長手方
向に沿つて形成されている。このように形成され
た各枠8,9,10は収納スペースS2の屋外側
に組付けられて鏡板11が装着されて出窓Sが形
成され、この出窓Sは窓開口部W及びその左右の
側壁の屋外側に一体的に装着されている。このよ
うに装着された出窓Sの上枠2の下面側にはその
摺動レール2E,2Fを介して摺動可能に物品収
納体12が吊持状に装着されている。
12は上記した物品収納体であつて、上枠2に
垂設した摺動レール2E,2Fを介して上枠2の
下面に沿つて移動可能に吊持状に装着されるもの
で、上枠14、下枠15及び左右の縦枠16,1
7により方形状に枠組みされ、吊持状に装着した
際、図示のように左右の収納スペースS2に収納
され、かつ下方に所定の高さHの空間部を形成す
るように形成されている。
垂設した摺動レール2E,2Fを介して上枠2の
下面に沿つて移動可能に吊持状に装着されるもの
で、上枠14、下枠15及び左右の縦枠16,1
7により方形状に枠組みされ、吊持状に装着した
際、図示のように左右の収納スペースS2に収納
され、かつ下方に所定の高さHの空間部を形成す
るように形成されている。
14は収納体12の上枠であつて、その断面に
おいて、14Aはウエブであつて水平状に設けら
れ、その屋外側にはパネル18を嵌着する溝部1
4Bが形成され、屋内端には屋内片14Cが形成
されている。また、ウエブ14Aには上方に向つ
て断面略鉤形状の吊持片14D,14Dがその長
手方向に沿つて対設されている。
おいて、14Aはウエブであつて水平状に設けら
れ、その屋外側にはパネル18を嵌着する溝部1
4Bが形成され、屋内端には屋内片14Cが形成
されている。また、ウエブ14Aには上方に向つ
て断面略鉤形状の吊持片14D,14Dがその長
手方向に沿つて対設されている。
15は収納体12の下枠で、その断面におい
て、15Aはウエブであつて、上枠14と対応し
て水平状に設けられ、その屋外側にはパネル18
を嵌着する上方開放の溝部15Bが形成され、ま
た、屋内側には屋内片15Cが形成されている。
て、15Aはウエブであつて、上枠14と対応し
て水平状に設けられ、その屋外側にはパネル18
を嵌着する上方開放の溝部15Bが形成され、ま
た、屋内側には屋内片15Cが形成されている。
16は収納体12の図示内側の縦枠であつて、
その断面において、16Aはウエブであつて鉛直
状に設けられ、その屋外側にはパネル18を嵌着
する溝部16Bが形成されるとともに、その屋外
面長手方向には気密部材を嵌着するあり溝16C
が形成されている。また、ウエブ16Aの屋内端
には屋内片16Dが形成されている。また、ウエ
ブ16Aのほぼ中央部には引手となる凹部16E
がその長手方向に沿つて凹設されている。
その断面において、16Aはウエブであつて鉛直
状に設けられ、その屋外側にはパネル18を嵌着
する溝部16Bが形成されるとともに、その屋外
面長手方向には気密部材を嵌着するあり溝16C
が形成されている。また、ウエブ16Aの屋内端
には屋内片16Dが形成されている。また、ウエ
ブ16Aのほぼ中央部には引手となる凹部16E
がその長手方向に沿つて凹設されている。
17は収納体12の外側の縦枠であつて、その
断面において、17Aはウエブであつて鉛直状に
設けられ、その屋外側には防湿性を有するパネル
18を嵌着する溝部17Bが形成され、また、屋
内端には屋内片17Cが形成されている。
断面において、17Aはウエブであつて鉛直状に
設けられ、その屋外側には防湿性を有するパネル
18を嵌着する溝部17Bが形成され、また、屋
内端には屋内片17Cが形成されている。
このように形成された上枠14、下枠15及び
縦枠16,17はその端部が相互に結合されて方
形状に枠組みされるとともに屋外側にはパネル1
8が嵌着され、吊持片14D,14Dの左右端に
は戸車19が回転可能に取付けられ、また、同枠
体には棚板が取付けられて物品を収納し得る物品
収納体12が形成されている。このように形成さ
れた2個の物品収納体12は摺動レール2E,2
Fに対し吊持片14D,14Dを介し吊持状に装
着されるとともに上枠2の下面に沿つて開放スペ
ースS1側へ移動可能に設けられている。なお、
この開放スペースS1の開口幅は左右の収納体1
2を引寄せ可能な幅に形成されている。
縦枠16,17はその端部が相互に結合されて方
形状に枠組みされるとともに屋外側にはパネル1
8が嵌着され、吊持片14D,14Dの左右端に
は戸車19が回転可能に取付けられ、また、同枠
体には棚板が取付けられて物品を収納し得る物品
収納体12が形成されている。このように形成さ
れた2個の物品収納体12は摺動レール2E,2
Fに対し吊持片14D,14Dを介し吊持状に装
着されるとともに上枠2の下面に沿つて開放スペ
ースS1側へ移動可能に設けられている。なお、
この開放スペースS1の開口幅は左右の収納体1
2を引寄せ可能な幅に形成されている。
なお、図中20は障子摺動部に引分け状に建付
けられたガラス障子である。
けられたガラス障子である。
次に、上記のように構成された本実施例の作用
および効果について説明する。
および効果について説明する。
さて、本例出窓Sは窓開口部Wの前面の開放ス
ペースS1の左右両側に収納スペースS2を形成
して同屋外側に開放スペースS1を閉鎖するガラ
ス障子20を建付けて、同障子20を収納スペー
スS2側へ移動可能に設けるとともに、収納スペ
ースS2に収納し得る物品収納体12,12をそ
の下枠15下面を出窓Sの床板15の面より高さ
H離間して空間部を設けて屋根部の下面に沿つて
収納スペースS2と開放スペースS2との間を吊
持状に、かつ摺動可能に附設してガラス障子20
とともに収納スペースS2に収納可能に構成した
ものである。したがつて、収納スペースS2への
物品の収納は、その収納スペースS2の床板3上
及び物品収納体12へ収納することで階層状に収
納することができるので、物品の収容率を高める
ことができる。また、物品収納体12,12を開
放スペースS1側へ引出すことで物品収納体1
2,12を室内調度、例えば洋酒棚、本棚等に利
用することで室内の装飾性は高めることができ
る。また、物品収納体12,12を収納スペース
S2側へ収納することで窓開口部Wの前面は全開
することができて採光を充分に行なうことがで
き、とくに、物品収納体12をスペースS1側へ
引出した場合その下方に高さHの空間部を有する
ものであるから、同物品収納体12を引出して利
用する際においても同空間部より充分に採光する
ことができるので台所等の窓開口部Wへ装着する
出窓Sとしての汎用性を高めることができる。
ペースS1の左右両側に収納スペースS2を形成
して同屋外側に開放スペースS1を閉鎖するガラ
ス障子20を建付けて、同障子20を収納スペー
スS2側へ移動可能に設けるとともに、収納スペ
ースS2に収納し得る物品収納体12,12をそ
の下枠15下面を出窓Sの床板15の面より高さ
H離間して空間部を設けて屋根部の下面に沿つて
収納スペースS2と開放スペースS2との間を吊
持状に、かつ摺動可能に附設してガラス障子20
とともに収納スペースS2に収納可能に構成した
ものである。したがつて、収納スペースS2への
物品の収納は、その収納スペースS2の床板3上
及び物品収納体12へ収納することで階層状に収
納することができるので、物品の収容率を高める
ことができる。また、物品収納体12,12を開
放スペースS1側へ引出すことで物品収納体1
2,12を室内調度、例えば洋酒棚、本棚等に利
用することで室内の装飾性は高めることができ
る。また、物品収納体12,12を収納スペース
S2側へ収納することで窓開口部Wの前面は全開
することができて採光を充分に行なうことがで
き、とくに、物品収納体12をスペースS1側へ
引出した場合その下方に高さHの空間部を有する
ものであるから、同物品収納体12を引出して利
用する際においても同空間部より充分に採光する
ことができるので台所等の窓開口部Wへ装着する
出窓Sとしての汎用性を高めることができる。
なお、上記実施例は開放スペースS1の左右両
側に収納スペースを形成して例示したが、これに
限定するものではなく、左右いずれかに収納スペ
ースS2を形成して物品収納体12を1個付設す
る構成であつてもよい。また、上記各実施例にお
いて例示した各枠部材はアルミニウム等の軽合金
材を押出成形した型材により全て形成されてい
る。
側に収納スペースを形成して例示したが、これに
限定するものではなく、左右いずれかに収納スペ
ースS2を形成して物品収納体12を1個付設す
る構成であつてもよい。また、上記各実施例にお
いて例示した各枠部材はアルミニウム等の軽合金
材を押出成形した型材により全て形成されてい
る。
(考案の効果)
さて、本考案は窓開口部に附設する出窓であつ
て、前記窓開口部の前面の開放スペースの側方に
収納スペースを形成して同屋外側に前記開放スペ
ースを閉鎖する障子を建付けて、同障子を前記収
納スペース側へ移動可能に設けるとともに、前記
収納スペースに収納し得る物品収納体をその下面
を出窓の床板より離間して設けて屋根部の下面に
沿つて前記収納スペースと開放スペースとの間を
吊持状に、かつ摺動可能に附設して前記障子とと
もに前記収納スペースに収納可能に構成としたこ
とにより、収納スペースへの物品の収納は、その
収納スペースの床板上および物品収納体へ収納す
ることで物品の収容率を高めることができる。ま
た、物品収納体を開放スペース側へ引出すことで
物品収納体を室内調度、例えば洋酒棚、本棚等に
利用することで室内の装飾性を高めることができ
る。また、物品収納体を収納スペース側へ収納す
ることで、窓開口部の前面を全開することができ
て採光を充分に行なうことができるとともに、物
品収納体とともにガラス障子を収納スペースに移
動することで開放スペースの屋外側は開放されて
通風性が良好となつて換気を充分に行なうことが
できて快適な居住性を得ることができ、また、物
品収納体の下面と床板との間隔を大きくした場合
には開放スペースの床板上に物品を載置すること
ができ、とくに、物品収納体を開放スペース側へ
引出した場合、その下方に所定の高さの空間部を
有するものであるから、同物品収納体を引出して
利用する際においても同空間部より充分に採光す
ることができるので、台所等の窓開口部への装着
が可能でその汎用性を高めることができるので、
出窓として極めて実用性に優れた考案である。
て、前記窓開口部の前面の開放スペースの側方に
収納スペースを形成して同屋外側に前記開放スペ
ースを閉鎖する障子を建付けて、同障子を前記収
納スペース側へ移動可能に設けるとともに、前記
収納スペースに収納し得る物品収納体をその下面
を出窓の床板より離間して設けて屋根部の下面に
沿つて前記収納スペースと開放スペースとの間を
吊持状に、かつ摺動可能に附設して前記障子とと
もに前記収納スペースに収納可能に構成としたこ
とにより、収納スペースへの物品の収納は、その
収納スペースの床板上および物品収納体へ収納す
ることで物品の収容率を高めることができる。ま
た、物品収納体を開放スペース側へ引出すことで
物品収納体を室内調度、例えば洋酒棚、本棚等に
利用することで室内の装飾性を高めることができ
る。また、物品収納体を収納スペース側へ収納す
ることで、窓開口部の前面を全開することができ
て採光を充分に行なうことができるとともに、物
品収納体とともにガラス障子を収納スペースに移
動することで開放スペースの屋外側は開放されて
通風性が良好となつて換気を充分に行なうことが
できて快適な居住性を得ることができ、また、物
品収納体の下面と床板との間隔を大きくした場合
には開放スペースの床板上に物品を載置すること
ができ、とくに、物品収納体を開放スペース側へ
引出した場合、その下方に所定の高さの空間部を
有するものであるから、同物品収納体を引出して
利用する際においても同空間部より充分に採光す
ることができるので、台所等の窓開口部への装着
が可能でその汎用性を高めることができるので、
出窓として極めて実用性に優れた考案である。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は水平
断面図、第2図は縦断面図である。 2……屋根枠、12……物品収納体、W……窓
開口部、S……出窓、S1……開放スペース、S
2……収納スペース。
断面図、第2図は縦断面図である。 2……屋根枠、12……物品収納体、W……窓
開口部、S……出窓、S1……開放スペース、S
2……収納スペース。
Claims (1)
- 窓開口部に附設する出窓であつて、前記窓開口
部の前面の開放スペースの側方に収納スペースを
形成して同屋外側に前記開放スペースを閉鎖する
障子を建付けて、同障子を前記収納スペース側へ
移動可能に設けるとともに、前記収納スペースに
収納し得る物品収納体をその下面を出窓の床板よ
り離間して設けて屋根部の下面に沿つて前記収納
スペースと開放スペースとの間を吊持状に、かつ
摺動可能に附設して前記障子とともに前記収納ス
ペースに収納可能に構成としたことを特徴とする
出窓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986090692U JPS6341506Y2 (ja) | 1986-06-13 | 1986-06-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986090692U JPS6341506Y2 (ja) | 1986-06-13 | 1986-06-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6211993U JPS6211993U (ja) | 1987-01-24 |
JPS6341506Y2 true JPS6341506Y2 (ja) | 1988-10-31 |
Family
ID=30950790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986090692U Expired JPS6341506Y2 (ja) | 1986-06-13 | 1986-06-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6341506Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5648468A (en) * | 1979-09-29 | 1981-05-01 | Matsushita Electric Works Ltd | Bow window device |
JPS57127064A (en) * | 1981-01-30 | 1982-08-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Bow window apparatus |
-
1986
- 1986-06-13 JP JP1986090692U patent/JPS6341506Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5648468A (en) * | 1979-09-29 | 1981-05-01 | Matsushita Electric Works Ltd | Bow window device |
JPS57127064A (en) * | 1981-01-30 | 1982-08-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Bow window apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6211993U (ja) | 1987-01-24 |
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