JPS6340152B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6340152B2 JPS6340152B2 JP55137325A JP13732580A JPS6340152B2 JP S6340152 B2 JPS6340152 B2 JP S6340152B2 JP 55137325 A JP55137325 A JP 55137325A JP 13732580 A JP13732580 A JP 13732580A JP S6340152 B2 JPS6340152 B2 JP S6340152B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- glass powder
- coating
- curable paint
- ultraviolet curable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 20
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 18
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 17
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 16
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 15
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は塩化ビニル樹脂のような合成樹脂製の
建築用板の表面仕上げ方法に関するものである。
建築用板の表面仕上げ方法に関するものである。
従来合成樹脂製の建築用板に表面仕上げを施す
方法としては、まず建築用板の表面に印刷模様を
形成し、該印刷面に紫外線硬化性塗料等の光沢の
ある表面塗布剤を塗布して表面塗装仕上げを行な
い印刷模様に光沢を加えるという方法が広く用い
られているが、この方法においては光沢のある表
面があまりにも単調であるために自然感に乏し
く、また深みに欠けるという欠点があつた。そこ
で従来紫外線硬化性塗料の中に金属粉末を混入し
たものを塗布して単調さを破ると共に表面の深み
を増すようにしたいわゆるメタリツク塗装法が試
みられている。しかしながらメタリツク塗装法に
おいては金属粉末が腐蝕されて塗膜が傷みやすい
という欠点があり、このためメタリツク塗装面の
上から更にクリヤー塗装を行なう必要があり著し
くコスト高になるという欠点があつた。また紫外
線硬化性塗料の中に金属粉末を混入すると紫外線
の浸透が金属粉末によつて部分的に遮られ、塗料
の硬化に著しいむらが生じるという欠点があつ
た。本発明は従来例のこのような欠点を解消する
ことを目的とするものである。
方法としては、まず建築用板の表面に印刷模様を
形成し、該印刷面に紫外線硬化性塗料等の光沢の
ある表面塗布剤を塗布して表面塗装仕上げを行な
い印刷模様に光沢を加えるという方法が広く用い
られているが、この方法においては光沢のある表
面があまりにも単調であるために自然感に乏し
く、また深みに欠けるという欠点があつた。そこ
で従来紫外線硬化性塗料の中に金属粉末を混入し
たものを塗布して単調さを破ると共に表面の深み
を増すようにしたいわゆるメタリツク塗装法が試
みられている。しかしながらメタリツク塗装法に
おいては金属粉末が腐蝕されて塗膜が傷みやすい
という欠点があり、このためメタリツク塗装面の
上から更にクリヤー塗装を行なう必要があり著し
くコスト高になるという欠点があつた。また紫外
線硬化性塗料の中に金属粉末を混入すると紫外線
の浸透が金属粉末によつて部分的に遮られ、塗料
の硬化に著しいむらが生じるという欠点があつ
た。本発明は従来例のこのような欠点を解消する
ことを目的とするものである。
以下本発明の構成を図示実施例について説明す
ると、第1図乃至第3図に示すように透明または
半透明の紫外線硬化性塗料1にガラス粉末2を混
入してなる表面塗布剤3を建築用板4の表面5に
塗布したのち、該塗布面6に紫外線7を照射して
上記紫外線硬化性塗料1をガラス粉末2を共に硬
化せしめることにより建築用板4の表面5に散光
性装飾面を形成するようにしたものである。第1
図は本発明に係る建築用板の表面仕上げ方法を利
用した表面塗装装置を示すものであり、同図に示
すようにガラス粉末2を混入された紫外線硬化性
塗料1は主ロール8と補助ロール9よりなる塗装
ロール10を介して建築用板4の表面に一様に塗
布されるものである。同図において11はバツク
アツプロールであり、上記塗装ロール10と共に
ロールコータ12を構成しているものである。か
かる建築用板4の表面塗装はスプレーガン等によ
り行なつてもよい。13は建築用板4の表面に形
成された印刷模様であり、塗料塗布工程よりも1
つ前の工程で印刷ロール等を用いて形成されるも
のである。かかる建築用板4は第2図に示すよう
に搬送コンベア14によつて長手方向に搬送され
ており、塗料塗布工程が終了したのちはレベリン
グゾーン15において塗料塗布面の塗布厚を均一
にし、さらに紫外線照射炉16において塗料塗布
面に紫外線を照射して紫外線硬化性塗料をガラス
粉末と共に硬化させるものである。第3図はこの
ような工程により作られた建築用板の断面形状を
示しており、同図に示すようにガラス粉末2は透
明または半透明な紫外線硬化性塗料1の中に分散
されたままの状態で硬化せられるものである。な
おかかる建築用板4の裏面17には発泡ウレタン
等を内装して断熱性を向上せしめ、壁材あるいは
天井材として使用するものである。
ると、第1図乃至第3図に示すように透明または
半透明の紫外線硬化性塗料1にガラス粉末2を混
入してなる表面塗布剤3を建築用板4の表面5に
塗布したのち、該塗布面6に紫外線7を照射して
上記紫外線硬化性塗料1をガラス粉末2を共に硬
化せしめることにより建築用板4の表面5に散光
性装飾面を形成するようにしたものである。第1
図は本発明に係る建築用板の表面仕上げ方法を利
用した表面塗装装置を示すものであり、同図に示
すようにガラス粉末2を混入された紫外線硬化性
塗料1は主ロール8と補助ロール9よりなる塗装
ロール10を介して建築用板4の表面に一様に塗
布されるものである。同図において11はバツク
アツプロールであり、上記塗装ロール10と共に
ロールコータ12を構成しているものである。か
かる建築用板4の表面塗装はスプレーガン等によ
り行なつてもよい。13は建築用板4の表面に形
成された印刷模様であり、塗料塗布工程よりも1
つ前の工程で印刷ロール等を用いて形成されるも
のである。かかる建築用板4は第2図に示すよう
に搬送コンベア14によつて長手方向に搬送され
ており、塗料塗布工程が終了したのちはレベリン
グゾーン15において塗料塗布面の塗布厚を均一
にし、さらに紫外線照射炉16において塗料塗布
面に紫外線を照射して紫外線硬化性塗料をガラス
粉末と共に硬化させるものである。第3図はこの
ような工程により作られた建築用板の断面形状を
示しており、同図に示すようにガラス粉末2は透
明または半透明な紫外線硬化性塗料1の中に分散
されたままの状態で硬化せられるものである。な
おかかる建築用板4の裏面17には発泡ウレタン
等を内装して断熱性を向上せしめ、壁材あるいは
天井材として使用するものである。
以上のように本発明においては、透明または半
透明の紫外線硬化性塗料にガラス粉末を混入して
なる表面塗布剤を建築用板の表面に塗布したの
ち、該塗布面に紫外線を照射するように構成した
ので、ガラス粉末は透明または半透明な紫外線硬
化性塗料の中に分散されたままの状態で硬化せら
れるものであり、したがつて外部から光が入射す
ると該入射光はガラス粉末によりあらゆる方向に
散乱せられるように作用するものであり、これを
外部から眺めると建築用板の表面のある部分は強
く輝き、またある部分は弱く輝き、その他の部分
は下地に印刷せる模様が紫外線硬化性塗料の光沢
を伴つて表面に現われるものであり、しかもかか
るガラス粉末による輝きは看る位置を変えると美
しく明滅するものであり、したがつて建築用板の
表面は非常に変化に富んだ深みのある美しい表面
となるという利点がある。またガラス粉末は透明
であるために紫外線照射時において紫外線の浸透
を全く阻害することがなく、このため紫外線硬化
性塗料の硬化時に部分的に未硬化部分が残存する
というような硬化むらが全く生じないという利点
がある。さらにまた、本発明においては上述のよ
うにガラス粉末が紫外線の浸透を少しも妨げるも
のではないので、紫外線の照射時間を最小限に抑
制することができるという利点があり、したがつ
て建築用板として耐熱性に乏しい合成樹脂製の材
料を用いても熱によりいびつな変形を生じる虞れ
が少ないという利点をも有するものである。
透明の紫外線硬化性塗料にガラス粉末を混入して
なる表面塗布剤を建築用板の表面に塗布したの
ち、該塗布面に紫外線を照射するように構成した
ので、ガラス粉末は透明または半透明な紫外線硬
化性塗料の中に分散されたままの状態で硬化せら
れるものであり、したがつて外部から光が入射す
ると該入射光はガラス粉末によりあらゆる方向に
散乱せられるように作用するものであり、これを
外部から眺めると建築用板の表面のある部分は強
く輝き、またある部分は弱く輝き、その他の部分
は下地に印刷せる模様が紫外線硬化性塗料の光沢
を伴つて表面に現われるものであり、しかもかか
るガラス粉末による輝きは看る位置を変えると美
しく明滅するものであり、したがつて建築用板の
表面は非常に変化に富んだ深みのある美しい表面
となるという利点がある。またガラス粉末は透明
であるために紫外線照射時において紫外線の浸透
を全く阻害することがなく、このため紫外線硬化
性塗料の硬化時に部分的に未硬化部分が残存する
というような硬化むらが全く生じないという利点
がある。さらにまた、本発明においては上述のよ
うにガラス粉末が紫外線の浸透を少しも妨げるも
のではないので、紫外線の照射時間を最小限に抑
制することができるという利点があり、したがつ
て建築用板として耐熱性に乏しい合成樹脂製の材
料を用いても熱によりいびつな変形を生じる虞れ
が少ないという利点をも有するものである。
なお紫外線硬化性塗料の中に混入するガラス粉
末として有色透明の着色ガラスを用いるようにす
れば建築用板の表面の色調をも微妙に変化せしめ
ることができてより一層表面の仕上りを美しくす
るものである。
末として有色透明の着色ガラスを用いるようにす
れば建築用板の表面の色調をも微妙に変化せしめ
ることができてより一層表面の仕上りを美しくす
るものである。
第1図は本発明の一実施例に係る建築用板の表
面仕上げ方法を実施するための装置を示す斜視
図、第2図は同上の全体構造を示す側面図、第3
図は同上の装置により製造された建築用板の断面
図である。 1は紫外線硬化性塗料、2はガラス粉末、3は
表面塗布剤、4は建築用板、5は表面、6は塗布
面、7は紫外線、12はロールコータ、16は紫
外線照射炉である。
面仕上げ方法を実施するための装置を示す斜視
図、第2図は同上の全体構造を示す側面図、第3
図は同上の装置により製造された建築用板の断面
図である。 1は紫外線硬化性塗料、2はガラス粉末、3は
表面塗布剤、4は建築用板、5は表面、6は塗布
面、7は紫外線、12はロールコータ、16は紫
外線照射炉である。
Claims (1)
- 1 透明または半透明の紫外線硬化性塗料にガラ
ス粉末を混入してなる表面塗布剤を建築用板の表
面に塗布したのち、該塗布面に紫外線を照射して
上記紫外線硬化性塗料をガラス粉末と共に硬化せ
しめることにより建築用板の表面に散光性装飾面
を形成することを特徴とする建築用板の表面仕上
げ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13732580A JPS5763169A (en) | 1980-09-30 | 1980-09-30 | Surface finishing method for plate for buildings |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13732580A JPS5763169A (en) | 1980-09-30 | 1980-09-30 | Surface finishing method for plate for buildings |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5763169A JPS5763169A (en) | 1982-04-16 |
JPS6340152B2 true JPS6340152B2 (ja) | 1988-08-09 |
Family
ID=15196030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13732580A Granted JPS5763169A (en) | 1980-09-30 | 1980-09-30 | Surface finishing method for plate for buildings |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5763169A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01297179A (ja) * | 1988-05-26 | 1989-11-30 | Kansai Paint Co Ltd | 塗膜劣化防止方法 |
FR2788456B1 (fr) * | 1999-01-15 | 2001-02-16 | Saint Gobain Vitrage | Procede d'obtention d'un motif sur un substrat en materiau verrier |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4882163A (ja) * | 1972-01-24 | 1973-11-02 |
-
1980
- 1980-09-30 JP JP13732580A patent/JPS5763169A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4882163A (ja) * | 1972-01-24 | 1973-11-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5763169A (en) | 1982-04-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8007866B2 (en) | Simulated patina for copper | |
JPS6340152B2 (ja) | ||
JP2877664B2 (ja) | 建築用化粧板の塗装方法 | |
JP4155528B2 (ja) | 転写印刷部を有する化粧板、この化粧板を製造する装置における塗布ロールと転写用加圧ロール、及び転写フィルムの剥離方法 | |
JP4562299B2 (ja) | 窯業系化粧板およびその製造方法 | |
JP2698309B2 (ja) | 建築用化粧板の塗装方法 | |
JPS602990B2 (ja) | タイル様化粧板 | |
JP2829481B2 (ja) | 補修用塗料 | |
JPS6411673A (en) | Method for painting in granite pattern | |
JP2004106467A (ja) | 窯業系化粧板及びその製造方法 | |
JPH07126086A (ja) | 窯業系板材の化粧方法 | |
JP2869595B2 (ja) | 仕上げ方法 | |
JPS6115220B2 (ja) | ||
JPH0474064B2 (ja) | ||
JPH078344B2 (ja) | 化粧面の形成法 | |
JP2543840B2 (ja) | 無機質板の塗装方法 | |
JP2916641B2 (ja) | パール模様化粧板の製造法 | |
JPH078348B2 (ja) | 塗装方法 | |
JPH0130991B2 (ja) | ||
JPS5648274A (en) | Manufacture of decorative laminated panel | |
JPH078349B2 (ja) | 硬質基材の化粧方法 | |
JPS5853944B2 (ja) | 化粧板の製造方法 | |
JPH01189372A (ja) | 表面化粧板の製造方法 | |
JPH078346B2 (ja) | 化粧面の形成法 | |
JPS5665665A (en) | Preparation of building panel with embossed patterns |