JPS6338741A - 液圧回路用減圧装置 - Google Patents
液圧回路用減圧装置Info
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- JPS6338741A JPS6338741A JP18013986A JP18013986A JPS6338741A JP S6338741 A JPS6338741 A JP S6338741A JP 18013986 A JP18013986 A JP 18013986A JP 18013986 A JP18013986 A JP 18013986A JP S6338741 A JPS6338741 A JP S6338741A
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- Japan
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- pressure
- circuit
- pilot
- pressure circuit
- valve
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、作動流体用フィルターを具える液圧回路用
減圧装置に関するものである。
減圧装置に関するものである。
(従来の技術)
従来のかかる減圧装置としては、例えば、本出願人が先
に特願昭60−199316号にて提案した自動変速機
のショック軽減装置に用いられている、第2図に示すご
ときものがある。
に特願昭60−199316号にて提案した自動変速機
のショック軽減装置に用いられている、第2図に示すご
ときものがある。
この減圧装置は、自動変速機を変速制御する油圧回路中
に用いられるものであり、図中1は減圧弁としてのパイ
ロット弁、2は元圧回路としてのライン圧回路、3は調
整圧回路としてのパイロット圧回路をそれぞれ示す。
に用いられるものであり、図中1は減圧弁としてのパイ
ロット弁、2は元圧回路としてのライン圧回路、3は調
整圧回路としてのパイロット圧回路をそれぞれ示す。
ここで、パイロット弁1は、ばね1aにより図中上半部
位置に弾支されるスプール1bを具λており、このスプ
ール1bは、ばね1aから遠い方の端面が臨む至1Cに
圧力が供給されると、ばね1aに抗し、図中右行して、
ボート1dをボート1eからドレインボート1「に切換
え接続する。
位置に弾支されるスプール1bを具λており、このスプ
ール1bは、ばね1aから遠い方の端面が臨む至1Cに
圧力が供給されると、ばね1aに抗し、図中右行して、
ボート1dをボート1eからドレインボート1「に切換
え接続する。
このパイロット弁1のボート1eに、ここでは、ライン
圧回路2の一端部を接続し、ライン圧回路2の他端部は
、図示しないオイルポンプおよびプレッシャシギュレー
タ弁に接続する。また、ボート1dには、パイロット圧
回路3の一端部を接続し、パイロット圧回路3の他端部
は、オリフィス4を介してデユーティソレノイド5に接
続するとともに、図示しない、シフト弁その他の弁に接
続する。
圧回路2の一端部を接続し、ライン圧回路2の他端部は
、図示しないオイルポンプおよびプレッシャシギュレー
タ弁に接続する。また、ボート1dには、パイロット圧
回路3の一端部を接続し、パイロット圧回路3の他端部
は、オリフィス4を介してデユーティソレノイド5に接
続するとともに、図示しない、シフト弁その他の弁に接
続する。
そしてここでは、パイロット圧回路3を分岐させて制御
圧回路6を設け、この制御圧回路6をパイロット弁1の
至1Cに接続する一方、制御圧回路6中にオリフィス7
を設ける。
圧回路6を設け、この制御圧回路6をパイロット弁1の
至1Cに接続する一方、制御圧回路6中にオリフィス7
を設ける。
またここでは、パイロット圧回路3中の、制御圧回路6
への分岐点3aの下流側に、作動流体用フィルターとし
てのオイルフィルター8(ストレーナ−)を介挿する。
への分岐点3aの下流側に、作動流体用フィルターとし
てのオイルフィルター8(ストレーナ−)を介挿する。
かかる減圧装置にあっては、オイルポンプおよびプレッ
シャレギュレータ弁の作用に基づきライン圧回路2に所
定のライン圧PLが供給されると、パイロット圧回路3
の圧力が上昇し、この圧力が、制御圧回路6を介し室1
Cに達してスプール1bを図中右行させる。そして、ス
プール1bが図中下半部に示す調圧位置を越えると、パ
イロット圧回路3がライン圧回路2からドレインボート
1fに切換え接続されて、パイロット圧回路3の圧力が
低下し、この圧力低下に基づいてスプール1bがばね1
aにより押し戻されると、パイロット圧回路3の圧力が
再び上昇する。
シャレギュレータ弁の作用に基づきライン圧回路2に所
定のライン圧PLが供給されると、パイロット圧回路3
の圧力が上昇し、この圧力が、制御圧回路6を介し室1
Cに達してスプール1bを図中右行させる。そして、ス
プール1bが図中下半部に示す調圧位置を越えると、パ
イロット圧回路3がライン圧回路2からドレインボート
1fに切換え接続されて、パイロット圧回路3の圧力が
低下し、この圧力低下に基づいてスプール1bがばね1
aにより押し戻されると、パイロット圧回路3の圧力が
再び上昇する。
かくしてこの減圧装置は、ライン圧回路2からの、元圧
としてのライン圧PLを、ばね1aの押圧力に対応する
一定値に減圧して、調整圧としてのパイロット圧PPを
創成し、このパイロット圧PPをパイロット圧回路3を
介してデユーティソレノイド5およびその他の弁に供給
することができる。そしてここでは、オイルフィルター
8が、パイロット圧回路3を通流する作動油中からゴミ
を除去して、比較的小径のオリフィス4のrA塞や、デ
ユーティソレノイド5およびその他の弁の作動不良を防
止する。
としてのライン圧PLを、ばね1aの押圧力に対応する
一定値に減圧して、調整圧としてのパイロット圧PPを
創成し、このパイロット圧PPをパイロット圧回路3を
介してデユーティソレノイド5およびその他の弁に供給
することができる。そしてここでは、オイルフィルター
8が、パイロット圧回路3を通流する作動油中からゴミ
を除去して、比較的小径のオリフィス4のrA塞や、デ
ユーティソレノイド5およびその他の弁の作動不良を防
止する。
尚ここで、デユーティソレノイド5は、図示しない制御
装置により作動制御され、エンジン負荷等に応じ、パイ
ロット圧回路3をドレインポートに適宜に連通させて、
パイロット圧P、から制御圧PCを創成する。そしてこ
の制御圧P。は、上述したプレッシャレギュレータ弁を
作動制御する図示しないプレッシャモディファイア弁に
与えられ、このことにより、デユーティソレノイド5は
、ライン圧PLを所要に応じて変化させることができる
。
装置により作動制御され、エンジン負荷等に応じ、パイ
ロット圧回路3をドレインポートに適宜に連通させて、
パイロット圧P、から制御圧PCを創成する。そしてこ
の制御圧P。は、上述したプレッシャレギュレータ弁を
作動制御する図示しないプレッシャモディファイア弁に
与えられ、このことにより、デユーティソレノイド5は
、ライン圧PLを所要に応じて変化させることができる
。
またここで、ライン圧P、は、図示しない、マニュアル
弁その伯の弁を介し、自動変速機のII!擦要素に適宜
に供給されて、自動変速機の変速作動を行わしめる。(
自動変速機の油圧回路全体の作動については、本願の主
旨から外れるので、ここでは説明を略す。詳細は特願昭
60−199316号を参照のこと。) (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、かかる従来の減圧装置にあっては、制御
回路6の、パイロット回路3からの分岐点3aが、オイ
ルフィルター8の上流側に位置することから、オイルフ
ィルター8の通流抵抗が増加してその下流側のパイロッ
ト圧P、が低下した場合には、この圧力低下はパイロッ
ト弁1に帰還され得ず、従って、この圧力低下の補償も
され得ない。
弁その伯の弁を介し、自動変速機のII!擦要素に適宜
に供給されて、自動変速機の変速作動を行わしめる。(
自動変速機の油圧回路全体の作動については、本願の主
旨から外れるので、ここでは説明を略す。詳細は特願昭
60−199316号を参照のこと。) (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、かかる従来の減圧装置にあっては、制御
回路6の、パイロット回路3からの分岐点3aが、オイ
ルフィルター8の上流側に位置することから、オイルフ
ィルター8の通流抵抗が増加してその下流側のパイロッ
ト圧P、が低下した場合には、この圧力低下はパイロッ
ト弁1に帰還され得ず、従って、この圧力低下の補償も
され得ない。
これがため、この装置にあっては、長時間の使用等によ
りオイルフィルター8にゴミが蓄積されてその通流抵抗
が増加した場合には、パイロン1〜圧回路3に接続され
ているデユーティソレノイド5やシフト弁その他の弁に
出力するパイロット圧P、が低下するという問題があり
、このことは、圧力低下が著しい場合には、ライン圧の
低下による自動変速機の摩擦要素の滑りや、シフト弁の
不充分な作動によるシフトミスにつながるおそれがあっ
た。
りオイルフィルター8にゴミが蓄積されてその通流抵抗
が増加した場合には、パイロン1〜圧回路3に接続され
ているデユーティソレノイド5やシフト弁その他の弁に
出力するパイロット圧P、が低下するという問題があり
、このことは、圧力低下が著しい場合には、ライン圧の
低下による自動変速機の摩擦要素の滑りや、シフト弁の
不充分な作動によるシフトミスにつながるおそれがあっ
た。
この発明は、かかる問題点を有利に解決した装置を提供
するものである。
するものである。
(問題点を解決するための手段)
この発明の液圧回路用減圧装置は、元圧回路と調整圧回
路との間に、制御圧回路からの液圧にて適宜に作動し、
元圧回路の元圧を減圧して所定の調整圧を創成する減圧
弁を介挿するとともに、調整圧回路中に作動流体用フィ
ルターを介挿し、この作動流体用フィルターの下流側の
調整圧回路から制御圧回路を分岐させてなる。
路との間に、制御圧回路からの液圧にて適宜に作動し、
元圧回路の元圧を減圧して所定の調整圧を創成する減圧
弁を介挿するとともに、調整圧回路中に作動流体用フィ
ルターを介挿し、この作動流体用フィルターの下流側の
調整圧回路から制御圧回路を分岐させてなる。
(作用)
かかる装置にあっては、作動流体用フィルターの下流側
の調整圧回路の圧力が、制御圧回路を介して減圧弁に帰
還され、この圧力により減圧弁が作動して調整圧を創成
する。
の調整圧回路の圧力が、制御圧回路を介して減圧弁に帰
還され、この圧力により減圧弁が作動して調整圧を創成
する。
従って、この装置によれば、作動流体用フィルターの通
流抵抗が増加して、その下流側の調整圧が低下しても、
その圧力低下に応じ、減圧弁が調整圧回路に出力する圧
力を増加させて圧力低下分を補償することができ、この
ことにて、作動流体用フィルターの下流側の調整圧回路
の調整圧を、作動流体用フィルターへのゴミの蓄積その
他に起因する該フィルターの通流抵抗の増加にかかわら
ず、常に所定値に維持することができる。
流抵抗が増加して、その下流側の調整圧が低下しても、
その圧力低下に応じ、減圧弁が調整圧回路に出力する圧
力を増加させて圧力低下分を補償することができ、この
ことにて、作動流体用フィルターの下流側の調整圧回路
の調整圧を、作動流体用フィルターへのゴミの蓄積その
他に起因する該フィルターの通流抵抗の増加にかかわら
ず、常に所定値に維持することができる。
(実施例)
以下に、この発明の実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
る。
第1図はこの発明の液圧回路用減圧装置を自動変速機の
変速制御用油圧回路中に用いた一実施例を示す油圧回路
図であり、図中11は減圧弁の一例としてのパイロット
弁、12は元圧回路の一例としてのライン圧回路、13
は調整圧回路の一例としてのパイロット圧回路をそれぞ
れ示す。
変速制御用油圧回路中に用いた一実施例を示す油圧回路
図であり、図中11は減圧弁の一例としてのパイロット
弁、12は元圧回路の一例としてのライン圧回路、13
は調整圧回路の一例としてのパイロット圧回路をそれぞ
れ示す。
ここにおけるパイロット弁11も、第2図に示したパイ
ロット弁1と同様に、ばね11aにより図中上半部に示
す位置に弾支されるスプール11bを具えており、この
スプール11bは、ばね11aから遠いその端面が臨む
111Gに圧力が供給されると、この圧力に応じ、ばね
11aに抗して図中右行する。
ロット弁1と同様に、ばね11aにより図中上半部に示
す位置に弾支されるスプール11bを具えており、この
スプール11bは、ばね11aから遠いその端面が臨む
111Gに圧力が供給されると、この圧力に応じ、ばね
11aに抗して図中右行する。
そしてこのスプール11bの右行は、ボート11dの、
ボート11Cからドレインボート11fへの切換え接続
をもたらす。
ボート11Cからドレインボート11fへの切換え接続
をもたらす。
このパイロット弁11のボート11eに、ここでは、ラ
イン圧回路12の一端部を接続し、ライン圧回路12の
他端部は、オイルポンプ14およびプレッシャレギュレ
ータ弁15に接続する。また、ボート11dには、パイ
ロット圧回路13の一端部を接続し、パイロット圧回路
13の他端部は、オリフィス16を介してデユーチイン
ソレノイド17に接続するとともに、図示しないシフト
弁その他の弁に接続する。
イン圧回路12の一端部を接続し、ライン圧回路12の
他端部は、オイルポンプ14およびプレッシャレギュレ
ータ弁15に接続する。また、ボート11dには、パイ
ロット圧回路13の一端部を接続し、パイロット圧回路
13の他端部は、オリフィス16を介してデユーチイン
ソレノイド17に接続するとともに、図示しないシフト
弁その他の弁に接続する。
そしてここでは、パイロット圧回路13を分岐点13a
にて分岐させて制御圧回路18を設け、この制御圧回路
18をパイロット弁11の室11Cに接続する一方、制
御圧回路18中にオリフィス19を設ける。
にて分岐させて制御圧回路18を設け、この制御圧回路
18をパイロット弁11の室11Cに接続する一方、制
御圧回路18中にオリフィス19を設ける。
またここでは、パイロット圧回路13中の、制御圧回路
18への分岐点13aの上流側に、作動流体用フィルタ
ーの一例としてのオイルフィルター20を介挿する。こ
のことにより、分岐点13aは、ここではオイルフィル
ター20の下流側に位置する。
18への分岐点13aの上流側に、作動流体用フィルタ
ーの一例としてのオイルフィルター20を介挿する。こ
のことにより、分岐点13aは、ここではオイルフィル
ター20の下流側に位置する。
尚ここでは、オリフィス16とデユーティソレノイド1
7との間から分岐さけた回路をプレッシャモディファイ
ア弁21に接続し、プレッシャモディファイア弁21は
さらに、プレッシャレギュレータ弁15に接続する。
7との間から分岐さけた回路をプレッシャモディファイ
ア弁21に接続し、プレッシャモディファイア弁21は
さらに、プレッシャレギュレータ弁15に接続する。
また、ライン圧回路12は、途中で分岐させて、図示し
ない、マニュアル弁その他の弁を介し、自動的変速機の
、油圧作動の摩擦要素にも接続する。
ない、マニュアル弁その他の弁を介し、自動的変速機の
、油圧作動の摩擦要素にも接続する。
かかる減圧装置にあっては、オイルンプ14がライン圧
回路12に作動油を供給し、プレッシャレギュレータ弁
15がこの作動油を適宜にドレインして、ライン圧回路
12に所定のライン圧PLがもたらされると、このライ
ン圧PLがパイロット弁11を介しパイロット圧回路1
3に達して、パイロット圧回路13の圧力が上昇する。
回路12に作動油を供給し、プレッシャレギュレータ弁
15がこの作動油を適宜にドレインして、ライン圧回路
12に所定のライン圧PLがもたらされると、このライ
ン圧PLがパイロット弁11を介しパイロット圧回路1
3に達して、パイロット圧回路13の圧力が上昇する。
そして、この圧力上昇は、オイルフィルター20の下流
側にて制御圧回路18に伝達され、ざらに、室110に
達してスプール11bを図中右行させる。
側にて制御圧回路18に伝達され、ざらに、室110に
達してスプール11bを図中右行させる。
このスプール11bの右行により、スプール111)が
図中下半部に示す調圧位置を越えると、ここでは、パイ
ロット圧回路13がライン圧回路12からドレインボー
ト11[に切換え接続されて、パイロット圧回路13の
圧力が低下し、この圧力低下に基づいてスプール11b
がばね11aにより押し戻されると、パイロット圧回路
13の圧力が再び上昇する。
図中下半部に示す調圧位置を越えると、ここでは、パイ
ロット圧回路13がライン圧回路12からドレインボー
ト11[に切換え接続されて、パイロット圧回路13の
圧力が低下し、この圧力低下に基づいてスプール11b
がばね11aにより押し戻されると、パイロット圧回路
13の圧力が再び上昇する。
このようにして、この減圧装置によっても、元圧として
のライン圧PLを、ばね11aの゛押圧力に対応する一
定値に減圧して、調整圧としてのバイロフト圧P を創
成し、このパイロット圧P、をパイロット圧回路13を
介してデユーティソレノイド17およびその他の弁に供
給するとともに、オイルフィルター20により、その供
給する作動油中からゴミを除去して、オリフィス16の
閉塞やデューティソレノイド5およびその他の弁の作動
不良を防止することができる。
のライン圧PLを、ばね11aの゛押圧力に対応する一
定値に減圧して、調整圧としてのバイロフト圧P を創
成し、このパイロット圧P、をパイロット圧回路13を
介してデユーティソレノイド17およびその他の弁に供
給するとともに、オイルフィルター20により、その供
給する作動油中からゴミを除去して、オリフィス16の
閉塞やデューティソレノイド5およびその他の弁の作動
不良を防止することができる。
そしてこの装置では特に、オイルフィルター20の下流
側のパイロット圧P、を、制御圧回路18を介してパイ
ロット弁11に帰還させて、パイロット弁11を作動さ
せているので、長期間の使用等に起因してオイルフィル
ター20にゴミが蓄積され、あるいは他の理由によりオ
イルフィルター20に目づまりが生じて、オイルフィル
ター20の通流抵抗、いいかえればその圧力損失が増加
しても、それによって生じたパイロット圧Ppの低下を
パイロット弁11に伝達してその圧力低下分を補償する
ことができ、従って、パイロット圧P、を常に所定値に
維持することができる。
側のパイロット圧P、を、制御圧回路18を介してパイ
ロット弁11に帰還させて、パイロット弁11を作動さ
せているので、長期間の使用等に起因してオイルフィル
ター20にゴミが蓄積され、あるいは他の理由によりオ
イルフィルター20に目づまりが生じて、オイルフィル
ター20の通流抵抗、いいかえればその圧力損失が増加
しても、それによって生じたパイロット圧Ppの低下を
パイロット弁11に伝達してその圧力低下分を補償する
ことができ、従って、パイロット圧P、を常に所定値に
維持することができる。
尚、ここでも、第2図に示した従来例と同様の方法で、
デユーティソレノイド17がエンジン負荷等応じてパイ
ロット圧P から制御圧P。を創成し、そして、この制
御圧P。に応じ、プレッシャモディファイア弁21がプ
レッシャレギュレータ弁15を作動制御してライン圧P
Lを変化させるので、この装置によれば、パイロット圧
P を所定値に維持することにて、ライン圧の不測の低
下を防止し、ひいては、自動変速機のI!![要素の滑
りによる焼損を効果的に防止することができる。
デユーティソレノイド17がエンジン負荷等応じてパイ
ロット圧P から制御圧P。を創成し、そして、この制
御圧P。に応じ、プレッシャモディファイア弁21がプ
レッシャレギュレータ弁15を作動制御してライン圧P
Lを変化させるので、この装置によれば、パイロット圧
P を所定値に維持することにて、ライン圧の不測の低
下を防止し、ひいては、自動変速機のI!![要素の滑
りによる焼損を効果的に防止することができる。
また、パイロット圧回路13は、上述の如くシフト弁に
も接続されているので、この装置によれば、パイロット
圧PPの維持により、シフト弁を確実に作動させてシフ
トミスを効果的に防止することもできる。
も接続されているので、この装置によれば、パイロット
圧PPの維持により、シフト弁を確実に作動させてシフ
トミスを効果的に防止することもできる。
以上、図示例に基づき説明したが、この発明が他の液圧
回路にも適用し得ることは言うまでもない。
回路にも適用し得ることは言うまでもない。
(発明の効果)
かくしてこの発明の装置によれば、作動流体用フィルタ
ーの下流側の調整圧回路の調整圧を、作動流体用フィル
ターへのゴミの蓄積その他に起因する該フィルターの通
流抵抗の増加にかかわらず、常に所定値に維持すること
ができ、例えば、自動変速機に本発明を適用する場合、
自動変速機のシフトミスを効果的に防止し得るとともに
、ライン圧の不測の低下を防止して、自動変速機の11
!ta要素の滑りによる焼損を効果的に防止することが
できる。
ーの下流側の調整圧回路の調整圧を、作動流体用フィル
ターへのゴミの蓄積その他に起因する該フィルターの通
流抵抗の増加にかかわらず、常に所定値に維持すること
ができ、例えば、自動変速機に本発明を適用する場合、
自動変速機のシフトミスを効果的に防止し得るとともに
、ライン圧の不測の低下を防止して、自動変速機の11
!ta要素の滑りによる焼損を効果的に防止することが
できる。
第1図はこの発明の液圧回路用減圧装置を自動変速機の
変速制御用油圧回路中に用いた一実施例を示す油圧回路
図、 第2図は従来例を示す油圧回路図である。 11・・・パイロット弁 12・・・ライン圧回路
13・・・パイロット圧回路 13a・・・分岐点18
・・・制御圧回路 20・・・オイルフィルター
第2図
変速制御用油圧回路中に用いた一実施例を示す油圧回路
図、 第2図は従来例を示す油圧回路図である。 11・・・パイロット弁 12・・・ライン圧回路
13・・・パイロット圧回路 13a・・・分岐点18
・・・制御圧回路 20・・・オイルフィルター
第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、元圧回路と調整圧回路との間に、前記調整圧回路か
ら分岐させた制御圧回路からの液圧にて適宜に作動し、
前記元圧回路の元圧を減圧して所定の調整圧を創成する
減圧弁を介挿するとともに、前記調整圧回路中に作動流
体用フィルターを介挿してなる減圧装置において、 前記制御圧回路の、前記調整圧回路からの分岐点を、前
記作動流体用フィルターの下流側に設けることを特徴と
する液圧回路用減圧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18013986A JPS6338741A (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 | 液圧回路用減圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18013986A JPS6338741A (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 | 液圧回路用減圧装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6338741A true JPS6338741A (ja) | 1988-02-19 |
Family
ID=16078091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18013986A Pending JPS6338741A (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 | 液圧回路用減圧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6338741A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006254823A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Yanmar Co Ltd | コンバイン |
JP2006254815A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Yanmar Co Ltd | コンバイン |
JP2007236239A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Yanmar Co Ltd | 選別風の風路構造 |
-
1986
- 1986-08-01 JP JP18013986A patent/JPS6338741A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006254823A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Yanmar Co Ltd | コンバイン |
JP2006254815A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Yanmar Co Ltd | コンバイン |
JP2007236239A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Yanmar Co Ltd | 選別風の風路構造 |
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