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JPS6336215Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6336215Y2
JPS6336215Y2 JP16897181U JP16897181U JPS6336215Y2 JP S6336215 Y2 JPS6336215 Y2 JP S6336215Y2 JP 16897181 U JP16897181 U JP 16897181U JP 16897181 U JP16897181 U JP 16897181U JP S6336215 Y2 JPS6336215 Y2 JP S6336215Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
water inlet
stem
cylinder
inlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16897181U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5874669U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16897181U priority Critical patent/JPS5874669U/ja
Publication of JPS5874669U publication Critical patent/JPS5874669U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6336215Y2 publication Critical patent/JPS6336215Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Multiple-Way Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、主として石油又はガス瞬間湯沸形の
給湯機に連結される湯水混合水栓であつて、特に
ワンハンドル式のものに関する。
従来の技術 従来、ワンハンドル式の湯水混合水栓は、例え
ば、第8図及び第9図に示されるように、湯を流
入させる湯流入口21と、水を流入させる水流入
口22とを設けたシリンダ23内に、これら湯流
入口21と水流入口22に連通する流入口24を
備えたステム25を挿入し、このステム25の回
動操作によつて湯と水との混合量を調節して吐出
するようにしている。
すなわち、第8図のように、シリンダ23の湯
流入口21と水流入口22とが両方とも開いた状
態では、これら湯流入口21及び水流入口22か
らステム25の流入口24を通つて混合部26に
湯と水とが入り込んで混合されることになる。一
方、例えば、第9図のようにステム25が一方へ
回動し、湯流入口21のみが開いた状態では、湯
流入口21から流入口24を通つて湯だけが混合
部26へと入り込んでくることになる。
このように、ステム25を回動操作することに
よつてステム25内の混合部26への湯と水との
流入量が調節され、温度調節が行われることにな
るのである。なお、止水・吐水の調節は、ステム
25の前後方向(第8図及び第9図の紙面に直角
な方向)の摺動操作によつて行われる。そして、
シリンダ23の湯流入口21側に、給湯機の吐出
側が連結されて使用されることになる。
考案が解決しようとする問題点 ところで、給湯機の熱量は、該給湯機自体の熱
出力、水温及び吐出量によつて決まり、例えば、
給湯機自体へ入る水温が低ければ、該給湯機から
の吐出量が低くなるが、他方、同じ水温であつて
も、給湯機の吐出量を多くすると、同じく給湯機
からの吐出湯温は低く、逆に少なくすれば高くな
ることになる。したがつて、熱出力一定の給湯機
では、冬季において、夏季と同様の湯温を得よう
とすれば、給湯機へ流入する水温は夏季と比較し
てきわめて低温であるため、給湯機の吐出量を絞
る必要がある。
さて、上記のような給湯機の吐出側に前記湯水
混合水栓を連結したものにおいては、第9図のよ
うにシリンダ23の水流入口22が閉ざされた状
態で、図の矢印の方向にステム25を回動させ、
湯流入口21からステム25の混合部26へ流入
する湯の量を絞り込んで、前記給湯機から供給さ
れる湯の温度を上昇させて高温の湯を得ようとし
ても、反対側の水流入口22が開いて混合部26
へ水が混入して湯温が低下し、給湯機の熱出力を
充分に活用することが出来ないという問題点があ
る。
また、給湯機側に湯量調節弁が設けられていた
としても、使用者の中には、かかる給湯機の熱出
力についての知識に乏しく、したがつて、湯量調
節弁の調節弁の調節にまで思い至らずに、混合水
栓側の操作によつて湯温の調節を行う人が多い。
このような状況下にあつては、例えば、冬季にお
いても夏季と同様な状態、すなわち前記湯量調節
弁を絞らないまま湯水混合水栓に湯を供給し、給
湯機の熱出力を越えた使用方法をとりながら、そ
のことに気づかず故障ではないかと製作者等にク
レームを付ける使用者が多く、トラブルの原因と
なつていた。一方、製作者側においても、このよ
うな使用者側とのトラブルの発生を考慮して、給
湯機自体に湯量調節弁を設け、夏・冬の期間を通
じて常時吐出弁を絞る場合が多い。しかし、この
場合には、夏季においても給湯機からの吐出量が
少なく、必要以上に高温の湯が出湯することにな
り、給湯機の熱出力を充分に活用することができ
ないという問題点がある。
本考案は、このような問題点を解消して、混合
水栓側の操作だけで夏・冬の期間を通じて所望の
湯温を得ることができる手段を提供することを目
的としている。
問題点を解決するための手段 本考案は、湯を流入させる湯流入口7と、水を
流入させる水流入口9と流出口19とを備えたシ
リンダ2へ、流入口17,18と流出口20とを
備えたステム12を、摺動及び回動自在に挿入
し、そのステム12の摺動操作によつて開閉及び
流出量の調節を、同じくステム12の回動操作に
よつて湯水混合量の調節を行うようにした湯水混
合水栓において、 シリンダ2の上記の湯流入口7及び水流入口9
がステム12の回動によつて閉じられた状態にお
いて、上記シリンダ2の湯流入口よりも少量で、
かつ、一定の湯量をステム12内へ流入させる第
2の湯流入口8を上記シリンダ2に設けたことを
特徴とする。
作 用 シリンダ2に設けられた湯流入口7及び水流入
口9の双方が閉じられた状態のときに、同じくシ
リンダ2に設けられた第2の湯流入口8がステム
12に設けた流入口18に連通して、シリンダ2
の上記湯流入口7に供給されるよりも少量に制限
された湯がステム12内に流入する。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図において、1は、給湯機(図示せず。)
に連結され、かつ、筒状のカートリツジシリンダ
(以下、単に「シリンダ」という。)2を挿入した
水栓本体を示し、この水栓本体1には、2個の湯
流入路、すなわち多量の湯を流入させる混合用湯
流入路3及びその混合用湯流入路3よりも少量に
制限された湯を流入させる定流量湯流入路4を、
シリンダ2の長手方向の別位置に形成してある。
一方の定流量湯流入路4の周方向の対向位置に
は、水流入路5を形成してある。また、この水栓
本体1には、シリンダ2側からの湯水を吐出させ
る吐出口6を設けてある。
上記シリンダ2には、その周壁部分に、上記混
合用湯流入路3と対向する混合用湯流入口7、定
流量湯流入路4と対向する第2の湯流入口として
の定流量湯流入口8及び水流入路5と対向する水
流入口9とをそれぞれ設けて、これらによつて湯
及び水を別々にシリンダ2内に流入させるように
なつている。
上記定流量湯流入路4には定流量弁10が設け
られ、この定流量弁10によつて供給圧力の変化
にかかわらず、常に一定流量の湯をシリンダ2内
に供給するようになつている。この定流量弁10
による調整流量は、混合用湯流入路3側の流量よ
りも少量となるよう設定される。19は、水栓本
体1の吐出口6に連通させた流出口を示す。ま
た、11は、シリンダ2の各流入口7,8,9へ
それぞれ取り付けた密封部材を示す。
次に、ステム12は、棒状本体13の中間に小
径部14を形成し、この小径部14に筒状部材1
5を外嵌して、該小径部14のまわりを中空部1
6としたものである。
上記筒状部材15には、シリンダ2の混合用湯
流入口7と、定流量湯流入口8又は水流入口9の
長手方向の位置に対応して、上記混合用湯流入口
7に連通する湯流入口17と、定流量湯流入口8
若しくは水流入口9に連通する湯水流入口18と
を設けてある。これらステム12の湯流入口17
と湯水流入口18とは、第2図にも示すように、
周方向に約90度位相の異なつた位置に配置されて
おり、ステム12の円周方向の回動に従つて、湯
水流入口18と定流量湯流入口8、湯流入口17
と混合用湯流入口7及び湯水流入口18と水流入
口9の順に位相がずれて連続的に連通するように
構成されている。
また、同じくステム12の筒状部材15には、
前記シリンダ2の流出口19の長手方向の位置に
対応して、複数の流出口20,20を周方向に形
成している。したがつて、ステム12の中空部1
6に流入した湯又は水は、上記流出口19,20
を経由して、水栓本体1の吐出口6へ流出してい
くことになる。
次に、シリンダ2への湯と水の流入状態の変化
を第3図以下を参照して説明する。
まず、第3図のように、ステム12を一方の
側、すなわち図の左側へ一杯にまで回動させた状
態においては、ステム12の湯水流入口18とシ
リンダ2の定流量湯流入口8とが連通しており、
定流量弁10によつて調節された一定流量(少
量)の湯がステム12内に流入するようになつて
いる。その時点では、同図Bのように、シリンダ
2の混合用湯流入口7とステム12の湯流入口1
7とは連通していない。したがつて、上記定流量
湯流入口8から流入した湯のみが流出口19,2
0を経て吐出口6へ流出することになる。
上の状態からステム12を右側に向けて円周方
向に回動させると、第4図Aに示すように、シリ
ンダ2の定流量湯流入口8とステム12の湯水流
入口18とのオーバーラツプ領域が徐々に減少し
て、この部分からの湯の流入が減少する。一方、
ステム12を同方向にある程度回動させると、今
度はシリンダ2の混合用湯流入口7とステム12
の湯流入口17とが、同図Bに示すように連通
し、ステム12の回動に伴つて両者のオーバーラ
ツプ領域が徐々に拡大して、混合用湯流入口7か
ら大量の湯が流入することになる。したがつて、
トータルすると、ステム12内に流入する湯量は
増大することになる。この段階においても、水流
入口9は閉ざされており、いぜんとして湯のみが
流出口19,20から吐出口6へと流出する。そ
の状態から、ステム12を右方向に更に回動し続
けると、やがて定流量湯流入口8が閉じ、混合用
湯流入口7のみが開いた状態となる。
そして、ステム12を中央から右側へ約30度回
動させた位置では、第5図Bに示すように、混合
用湯流入口7と湯流入口17とのオーバーラツプ
領域が減少する一方、同図Aのようにステム12
の湯水流入口18が、今度は水流入口9に連通し
て、この水流入口9を経由して水が流入し始め
る。すなわち、混合用湯流入口7及び水流入口9
から流入した湯と水とがステム内で混合されて、
流出口19,20を経由して吐出口6から流出す
ることになる。この段階では、ステム12を左右
方向に回動操作することにより、シリンダ2の混
合用湯流入口7及び水流入口9から流入する湯と
水の量がステム12の回動量に応じて変化するこ
とになり、両者の混合状態が変化して温度調節が
行われることになる。
上記のような状態から、ステム12を更に回動
させて、右側一杯にまで移動させた位置では、第
6図のように、シリンダ2の混合用湯流入口7が
完全に閉じられ、ステム12の湯水流入口18と
シリンダ2の水流入口9のみが連通した状態とな
る。したがつて、水流入口9から流入した水のみ
が、流出口19,20を経て吐出される。
なお、第7図は、ステム12の回動角と、湯及
び水の流入量との関係を示している。
この場合に、定流量湯流入口8側の定流量弁1
0を調節して、混合用湯流入口7に供給される湯
量より少なくしておけば、第3図Aのように定流
量湯流入口8のみが開いた状態では、給湯機から
供給される湯量が減少するため、高温の湯が定流
量湯流入口8からステム12に流入することにな
る。それ故、定流量湯流入口8に供給される湯の
温度を、例えば冬季に70℃になるように設定して
おけば、高温の湯を常にえることができる。
他方、給湯機を通過する水温が高く、かつ、前
記のように高温の湯を必要としない夏季において
は、混合用湯流入口7とステム12の前記湯流入
口17とが一致するようにステム12を中間状態
にセツトすることにより、例えば50℃程度の湯を
多量に得ることができる。そして、それ以上の熱
湯を必要とするときには、ステム12を一方の
側、すなわち左側一杯にまで回動させて、定流量
湯流入口8を開くことによつて、定流量弁10に
よつて絞られた高温の湯が、ステム12の湯水流
入口18に流入して、吐出口6から吐出されるか
ら、所望の熱湯が容易に得られることになる。
もつとも、吐出湯温を単純に上昇させるだけな
ら、定流量弁10を設けて湯量を絞らなくても、
ステム12の前後の摺動操作によつて吐出量を少
なくして温度調節を行うことは理論的に可能であ
る。しかし、この場合には、ステム12の回動操
作による通常の温度制御とは異なつた、前後の摺
動操作であるため、取り扱いにくく実用的ではな
い。
考案の効果 以上のように、本考案では、従来からもシリン
ダに設けれていた湯流入口に加えて、その湯流入
口及び同じくシリンダに設けられた水流入口の双
方が閉じられた状態のときに、そのシリンダに挿
入されたステムと連通する第2の湯流入口を設け
たことにより、両湯流入口のうち一方を開くこと
によつて少量ではあるが高温の湯を、他方を開く
ことによつて給湯機の出力をフルに活用した多量
の湯を得ることができ、夏季と冬季の状況に応じ
て、必要とされる湯を希望通りに得ることができ
るという利点がある。
特に、ステムの回動操作により、シリンダの2
個の湯流入口が位相状態がずれて開かれるから、
湯と水を混合させて行う通常の温度調節と同様な
ステムの回動操作によつて給湯機から供給される
湯の温度を調節することができ、操作が容易にな
るという優れた利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案湯水混合水栓の水平縦断面
図、第2図はステムの斜視図、第3図〜第6図
は、ステムの回動に伴う湯と水の流入状態を示す
断面図であつて、各図において、Aは、第1図の
A−A線断面図、Bは、同じくB−B線断面図、
第7図は、ステムの回動位置と、湯と水の流入量
との関係を示すグラフを示し、第8図及び第9図
は、従来例を示す横断面図である。 2……シリンダ、7……混合用湯流入口、8…
…定流量湯流入口、9……水流入口、10……定
流量弁、12……ステム、17……湯流入口、1
8……湯水流入口、19,20……流出口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 湯を流入させる湯流入口と、水を流入させる
    水流入口と流出口とを備えたシリンダへ、流入
    口と流出口とを備えたステムを、摺動及び回動
    自在に挿入し、そのステムの摺動操作によつて
    開閉及び流出量の調節を、同じくステムの回動
    操作によつて湯水混合量の調節を行うようにし
    た湯水混合水栓において、 シリンダの上記の湯流入口及び水流入口がス
    テムの回動によつて閉じられた状態において、
    上記シリンダの湯流入口よりも少量で、かつ、
    一定の湯量をステム内へ流入させる第2の湯流
    入口を上記シリンダに設けたことを特徴とする
    湯水混合水栓。 2 前記第2の湯流入口への通路中に、供給圧力
    の変化にかかわらず、一定の湯量を流入させる
    定流量弁を設けた実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の湯水混合水栓。
JP16897181U 1981-11-12 1981-11-12 湯水混合水栓 Granted JPS5874669U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16897181U JPS5874669U (ja) 1981-11-12 1981-11-12 湯水混合水栓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16897181U JPS5874669U (ja) 1981-11-12 1981-11-12 湯水混合水栓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5874669U JPS5874669U (ja) 1983-05-20
JPS6336215Y2 true JPS6336215Y2 (ja) 1988-09-26

Family

ID=29960978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16897181U Granted JPS5874669U (ja) 1981-11-12 1981-11-12 湯水混合水栓

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JP (1) JPS5874669U (ja)

Also Published As

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JPS5874669U (ja) 1983-05-20

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