JPS6334432Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6334432Y2 JPS6334432Y2 JP16851681U JP16851681U JPS6334432Y2 JP S6334432 Y2 JPS6334432 Y2 JP S6334432Y2 JP 16851681 U JP16851681 U JP 16851681U JP 16851681 U JP16851681 U JP 16851681U JP S6334432 Y2 JPS6334432 Y2 JP S6334432Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting
- hole
- plate
- communication
- protector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は有線通信線の屋内引込点に挿入される
通信用保安器の取付台に関する。
通信用保安器の取付台に関する。
従来、この種の通信用保安器は、通信線に異常
高圧が発生したときに通信線を短絡させる三極放
電管や、通信線に異常高圧が発生したときに通信
線と通信機とを切離すヒユーズ等を備えたカート
リツジをベースに装填し、このベースに通信用保
安器取付用の金属製の基板を差込んでこの基板を
木ネジ等で柱や壁等に直接固着することにより取
付けられていた。
高圧が発生したときに通信線を短絡させる三極放
電管や、通信線に異常高圧が発生したときに通信
線と通信機とを切離すヒユーズ等を備えたカート
リツジをベースに装填し、このベースに通信用保
安器取付用の金属製の基板を差込んでこの基板を
木ネジ等で柱や壁等に直接固着することにより取
付けられていた。
このため通信用保安器を取付けるスペースが狭
い場合や、取付場所が高所にある場合には、通信
用保安器の取付けに多くの工数を要し、かつ通信
用保安器の取付方向は柱や壁等の取付面により決
定されるため通信線の配線上の美観が損われる欠
点があつた。
い場合や、取付場所が高所にある場合には、通信
用保安器の取付けに多くの工数を要し、かつ通信
用保安器の取付方向は柱や壁等の取付面により決
定されるため通信線の配線上の美観が損われる欠
点があつた。
本考案は、上記欠点を改良するもので、
(1) 通信用保安器の取付けを少ない工数で容易に
かつ確実に行うことができ、 (2) 通信用保安器の取付方向を選択することがで
きる 通信用保安器の取付台を提供することを目的とす
る。
かつ確実に行うことができ、 (2) 通信用保安器の取付方向を選択することがで
きる 通信用保安器の取付台を提供することを目的とす
る。
本考案は、上下端にネジ取付溝が設けられ背面
に配線溝が形成され壁または柱の表面に取付けら
れたときに前記配線溝とこの表面との間に配線が
固定される構造の垂板と、この垂板の正面のほぼ
中央にこの垂板にほぼ直角に設けられ中心に通信
線の通る貫通孔が形成されこの貫通孔の周囲に通
信用保安器の取付用の基板が差込まれて固定され
る取付孔が形成された載置台とを備え、前記取付
孔が前記垂板の表面に対して異なる角度のいずれ
かを選択して使用できるように複数個形成された
構造を特徴とする。
に配線溝が形成され壁または柱の表面に取付けら
れたときに前記配線溝とこの表面との間に配線が
固定される構造の垂板と、この垂板の正面のほぼ
中央にこの垂板にほぼ直角に設けられ中心に通信
線の通る貫通孔が形成されこの貫通孔の周囲に通
信用保安器の取付用の基板が差込まれて固定され
る取付孔が形成された載置台とを備え、前記取付
孔が前記垂板の表面に対して異なる角度のいずれ
かを選択して使用できるように複数個形成された
構造を特徴とする。
なお、貫通孔の断面が正方形であつて取付孔が
この正方形の四辺のうち三辺に形成されることが
好ましい。
この正方形の四辺のうち三辺に形成されることが
好ましい。
また、壁または柱の表面と垂板との間にバネ作
用のある金属製取付板を介在させることが好まし
い。
用のある金属製取付板を介在させることが好まし
い。
以下実施例図面に基づいて詳しく説明する。
第1図は本考案一実施例取付台の外観斜視図、
第2図は同じく正面図、第3図は同じく平面図、
第4図は第3図に示すAA′断面図である。
第2図は同じく正面図、第3図は同じく平面図、
第4図は第3図に示すAA′断面図である。
第1図〜第4図において、取付台1はプラスチ
ツク製の垂板2およびこの垂板2の正面の中央に
この垂板2に直角に設けられたプラスチツク製の
載置台3を備える。この垂板2の上下端の中央部
には、それぞれネジ取付溝5,5′が設けられて
いる。また垂板2の背面には、通信線を配設する
ための2本の配線溝6,6′が設けられている。
載置台3の厚みは通信用保安器の基板の突出長に
対応して決められる。この載置台3の中心には、
上記通信用保安器の通信線が通るための貫通孔7
が載置台3の上面に垂直に貫設されている。この
貫通孔7は、横断面が正方形であつて、載置台3
の厚さである貫通孔7の深さのほぼ3分の1の深
さだけ大きな孔が設けられ、4個の側面9と平面
10と4個の側面11とを有する。
ツク製の垂板2およびこの垂板2の正面の中央に
この垂板2に直角に設けられたプラスチツク製の
載置台3を備える。この垂板2の上下端の中央部
には、それぞれネジ取付溝5,5′が設けられて
いる。また垂板2の背面には、通信線を配設する
ための2本の配線溝6,6′が設けられている。
載置台3の厚みは通信用保安器の基板の突出長に
対応して決められる。この載置台3の中心には、
上記通信用保安器の通信線が通るための貫通孔7
が載置台3の上面に垂直に貫設されている。この
貫通孔7は、横断面が正方形であつて、載置台3
の厚さである貫通孔7の深さのほぼ3分の1の深
さだけ大きな孔が設けられ、4個の側面9と平面
10と4個の側面11とを有する。
この平面10は側面9および11と直角に形成
され、側面9と平面10との交差するところには
3個の同一形状の取付孔13,14,15が設け
られている。この取付孔13,14,15のうち
いずれか1つに通信用保安器の基板が差込まれ、
固定される。取付孔13,14,15の各形状お
よび大きさは、上記基板の横断形状および大きさ
に対応して決められる。この取付孔13,14,
15の側面17は前記貫通孔7の側面9と平行に
形成される。これにより側面9および17は載置
台3の上面に対して直角に形成される。
され、側面9と平面10との交差するところには
3個の同一形状の取付孔13,14,15が設け
られている。この取付孔13,14,15のうち
いずれか1つに通信用保安器の基板が差込まれ、
固定される。取付孔13,14,15の各形状お
よび大きさは、上記基板の横断形状および大きさ
に対応して決められる。この取付孔13,14,
15の側面17は前記貫通孔7の側面9と平行に
形成される。これにより側面9および17は載置
台3の上面に対して直角に形成される。
第5図は本実施例取付台1の垂板2の背面に接
して使用される取付板の構造図である。第5図a
は取付板の表面外観斜視図、第5図bは同じく裏
面外観斜視図、第5図cは同じく側面図、第5図
dは同じく正面図である。
して使用される取付板の構造図である。第5図a
は取付板の表面外観斜視図、第5図bは同じく裏
面外観斜視図、第5図cは同じく側面図、第5図
dは同じく正面図である。
第5図において、取付板19は弾性力のある方
形の金属板からなる。この取付板19の上部中央
にはネジ穴21が穿設される。また取付板19の
中心には金属板を裏側に切起して形成されたスプ
リング板22が設けられている。このスプリング
板22は裏面からの高さが突起部3の高さより僅
かに高い。また取付板19の下部中央には垂板2
を掛止するための掛止部23がこの金属板を切起
して表面に突設される。さらに取付板19の四隅
の角部には裏側に折曲げられた突起部25が形成
されている。
形の金属板からなる。この取付板19の上部中央
にはネジ穴21が穿設される。また取付板19の
中心には金属板を裏側に切起して形成されたスプ
リング板22が設けられている。このスプリング
板22は裏面からの高さが突起部3の高さより僅
かに高い。また取付板19の下部中央には垂板2
を掛止するための掛止部23がこの金属板を切起
して表面に突設される。さらに取付板19の四隅
の角部には裏側に折曲げられた突起部25が形成
されている。
第6図は本実施例取付台1に通信用保安器18
を取付けた状態を示す図である。第6図は第3図
に示すBB′断面図である。
を取付けた状態を示す図である。第6図は第3図
に示すBB′断面図である。
第6図において、本実施例の取付台1に通信用
保安器18を取付けるには、まず所望の柱26の
取付位置にドリル等で取付穴27を一個所あけ
る。次いで垂板2のネジ取付溝5′に取付板19
の掛止部23を掛止め、ネジ29をネジ取付溝5
と取付板19のネジ穴21とに通して、ネジ29
を取付穴27に合わせてねじ込めば、取付板19
が柱26に接近して、四隅の角部の突起部25が
ネジ29の締着力により柱26に突当る。このと
き同時に柱26にスプリング板22が押接され、
このスプリング板22の反発弾性力により、取付
台1は確実に柱26に取付けられる。次に通信用
保安器18の基板30を取付孔14に挿入した後
で、基板30の一端に設けられた切起部31を起
して載置台3の底面3aに係止させ取付作業を完
了する。
保安器18を取付けるには、まず所望の柱26の
取付位置にドリル等で取付穴27を一個所あけ
る。次いで垂板2のネジ取付溝5′に取付板19
の掛止部23を掛止め、ネジ29をネジ取付溝5
と取付板19のネジ穴21とに通して、ネジ29
を取付穴27に合わせてねじ込めば、取付板19
が柱26に接近して、四隅の角部の突起部25が
ネジ29の締着力により柱26に突当る。このと
き同時に柱26にスプリング板22が押接され、
このスプリング板22の反発弾性力により、取付
台1は確実に柱26に取付けられる。次に通信用
保安器18の基板30を取付孔14に挿入した後
で、基板30の一端に設けられた切起部31を起
して載置台3の底面3aに係止させ取付作業を完
了する。
なお取付スペースが狭い等で取付台1を所望の
方向に取付けられない場合には、上記基板30を
取付孔13または15のいずれかに挿入して取付
方向を容易に変更することができる。
方向に取付けられない場合には、上記基板30を
取付孔13または15のいずれかに挿入して取付
方向を容易に変更することができる。
また取付台1から通信用保安器18を取外すに
は、通信用保安器18と載置台3とを片手で押
え、他方の片手で基板30の切起部31をドライ
バ等で押えて載置台3の底面3aから外し、通信
用保安器18を上方に引張れば、基板30が取付
孔14から引抜かれ取外すことができる。
は、通信用保安器18と載置台3とを片手で押
え、他方の片手で基板30の切起部31をドライ
バ等で押えて載置台3の底面3aから外し、通信
用保安器18を上方に引張れば、基板30が取付
孔14から引抜かれ取外すことができる。
なお、取付板19を用いない場合には、第7図
に示すように、垂板2の下端のネジ取付溝5′に
もネジ29を差込んで取付台1を柱に取付けるこ
ともできる。
に示すように、垂板2の下端のネジ取付溝5′に
もネジ29を差込んで取付台1を柱に取付けるこ
ともできる。
以上述べたように、本考案によれば、垂板に凸
設した載置台に通信線が通る孔を貫設し、この孔
の周囲に通信用保安器の基板の大きさに対応した
複数個の取付孔を垂設することにより、 (1) 通信用保安器の取付けおよび取外しが短時間
で容易に行うことができ、 (2) 壁や柱等への取付方向が限定されていても所
望の方向に通信用保安器を取付けることができ
る 優れた効果がある。
設した載置台に通信線が通る孔を貫設し、この孔
の周囲に通信用保安器の基板の大きさに対応した
複数個の取付孔を垂設することにより、 (1) 通信用保安器の取付けおよび取外しが短時間
で容易に行うことができ、 (2) 壁や柱等への取付方向が限定されていても所
望の方向に通信用保安器を取付けることができ
る 優れた効果がある。
(3) また取付板を垂板と壁等との間に介在させる
ことにより、取付穴がより少なくなり、取付け
および取外しがより少ない工数で行うことがで
き、またネジの締着時にネジに追動することが
なく容易に所望の方向に取付けることができ、
さらに振動のある場所でも取付台の取付けが弛
緩することのなくより確実に取付けられる 利点がある。
ことにより、取付穴がより少なくなり、取付け
および取外しがより少ない工数で行うことがで
き、またネジの締着時にネジに追動することが
なく容易に所望の方向に取付けることができ、
さらに振動のある場所でも取付台の取付けが弛
緩することのなくより確実に取付けられる 利点がある。
第1図は本考案一実施例取付台の外観斜視図。
第2図は同じく正面図。第3図は同じく平面図。
第4図は第3図に示すAA′断面図。第5図a〜d
は同じく垂板の背面に接して使用される取付板の
構造図。第6図は通信用保安器が取付けられた第
3図のBB′断面図。第7図は通信用保安器が取付
板を用いずに取付けられた第3図のCC′断面図。 1……取付台、2……垂板、3……載置台、3
a……底面、5,5′……ネジ取付溝、6,6′…
…配線溝、7……貫通孔、9……側板、10……
平面、11……側面、13,14,15……取付
孔、17……側面、18……通信用保安器、19
……取付板、21……ネジ穴、22……スプリン
グ板、23……掛止部、25……突起部、26…
…柱、27……取付穴、29……ネジ、30……
基板、31……切起部。
第2図は同じく正面図。第3図は同じく平面図。
第4図は第3図に示すAA′断面図。第5図a〜d
は同じく垂板の背面に接して使用される取付板の
構造図。第6図は通信用保安器が取付けられた第
3図のBB′断面図。第7図は通信用保安器が取付
板を用いずに取付けられた第3図のCC′断面図。 1……取付台、2……垂板、3……載置台、3
a……底面、5,5′……ネジ取付溝、6,6′…
…配線溝、7……貫通孔、9……側板、10……
平面、11……側面、13,14,15……取付
孔、17……側面、18……通信用保安器、19
……取付板、21……ネジ穴、22……スプリン
グ板、23……掛止部、25……突起部、26…
…柱、27……取付穴、29……ネジ、30……
基板、31……切起部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上下端にネジ取付溝が設けられ背面に配線溝
が形成され壁または柱の表面に取付けられたと
きに前記配線溝とこの表面との間に配線が固定
される構造の垂板と、この垂板の正面のほぼ中
央にこの垂板にほぼ直角に設けられ中心に通信
線の通る貫通孔が形成されこの貫通孔の周囲に
通信用保安器の取付用の基板が差込まれて固定
される取付孔が形成された載置台とを備え、前
記取付孔が前記垂板の表面に対して異なる角度
のいずれかを選択して使用できるように複数個
形成された構造を特徴とする通信用保安器の取
付台。 (2) 貫通孔の横断面が正方形であつて取付孔がこ
の正方形の四辺のうち三辺に形成された実用新
案登録請求の範囲第(1)項記載の通信用保安器の
取付台。 (3) 壁または柱の表面と垂板との間にバネ作用の
ある金属製取付板を介在させた実用新案登録請
求の範囲第(1)項または第(2)項記載の通信用保安
器の取付台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16851681U JPS5872947U (ja) | 1981-11-11 | 1981-11-11 | 通信用保安器の取付台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16851681U JPS5872947U (ja) | 1981-11-11 | 1981-11-11 | 通信用保安器の取付台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5872947U JPS5872947U (ja) | 1983-05-17 |
JPS6334432Y2 true JPS6334432Y2 (ja) | 1988-09-13 |
Family
ID=29960564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16851681U Granted JPS5872947U (ja) | 1981-11-11 | 1981-11-11 | 通信用保安器の取付台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5872947U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0746037Y2 (ja) * | 1988-02-22 | 1995-10-18 | 日本電信電話株式会社 | 通信用保安器への引込線の支持構造 |
-
1981
- 1981-11-11 JP JP16851681U patent/JPS5872947U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5872947U (ja) | 1983-05-17 |
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