JPS6334112B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6334112B2 JPS6334112B2 JP55143879A JP14387980A JPS6334112B2 JP S6334112 B2 JPS6334112 B2 JP S6334112B2 JP 55143879 A JP55143879 A JP 55143879A JP 14387980 A JP14387980 A JP 14387980A JP S6334112 B2 JPS6334112 B2 JP S6334112B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator
- deceleration
- command
- time
- pulse generator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はエレベーターの減速指令発生方法に係
り、特に最上階に設けたリミツトスイツチが作動
したときにも乗りかごの着床精度を良好にするの
に好適な減速指令発生方法に関するものである。
り、特に最上階に設けたリミツトスイツチが作動
したときにも乗りかごの着床精度を良好にするの
に好適な減速指令発生方法に関するものである。
一般にエレベーターにおいては、良好なエレベ
ーター特性を得るため、減速時にはエレベーター
に連結した速度発電機の出力信号とエレベーター
の減速位置に応じて減少する減速指令信号との偏
差に応じて減速制御を行う方法が採用されてい
る。
ーター特性を得るため、減速時にはエレベーター
に連結した速度発電機の出力信号とエレベーター
の減速位置に応じて減少する減速指令信号との偏
差に応じて減速制御を行う方法が採用されてい
る。
この場合、最近ではマイクロコンピユータ等の
デイジタル計算機によつてエレベーターの速度指
令を発生させる方式が提案されている。これは、
エレベーター乗りかごが一定距離走行する毎に発
生するパルスをカウントし、乗りかごの走行位置
を検出して減速指令の位置要素とするようにして
おり、乗心地を良好にするため、加減速度がほぼ
一定になるように減速指令を決定できるように、
エレベーターの停止距離と速度との関係が平方根
曲線となるようにしている。
デイジタル計算機によつてエレベーターの速度指
令を発生させる方式が提案されている。これは、
エレベーター乗りかごが一定距離走行する毎に発
生するパルスをカウントし、乗りかごの走行位置
を検出して減速指令の位置要素とするようにして
おり、乗心地を良好にするため、加減速度がほぼ
一定になるように減速指令を決定できるように、
エレベーターの停止距離と速度との関係が平方根
曲線となるようにしている。
このようにして通常の減速指令が決定される
が、もし、このような減速指令が発生されず、エ
レベーターが最端階(最上階、最下階)へ向つて
走行すると、乗りかごは定常走行の速度で最端階
の手前近傍に設けたリミツトスイツチを動作させ
ることになる。ところで、従来、このときは、エ
レベーター駆動用主電動機への電源をしや断する
とともに、電磁制動機を動作させて、エレベータ
ーを非常停止させるようにしていた。
が、もし、このような減速指令が発生されず、エ
レベーターが最端階(最上階、最下階)へ向つて
走行すると、乗りかごは定常走行の速度で最端階
の手前近傍に設けたリミツトスイツチを動作させ
ることになる。ところで、従来、このときは、エ
レベーター駆動用主電動機への電源をしや断する
とともに、電磁制動機を動作させて、エレベータ
ーを非常停止させるようにしていた。
しかしながら、電磁制動機で高速走行から減速
停止させると、エレベーターを端階の所定位置に
停止させることが困難であるため、エレベーター
が任意の位置に停止することになり、乗客に不安
感を与えるという問題を生ずる。
停止させると、エレベーターを端階の所定位置に
停止させることが困難であるため、エレベーター
が任意の位置に停止することになり、乗客に不安
感を与えるという問題を生ずる。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、最端階手前近傍に設けたリミ
ツトスイツチの動作による減速制御のときでもエ
レベーターの着床精度を良好にすることができる
エレベーターの減速指令発生方法を提供すること
にある。
的とするところは、最端階手前近傍に設けたリミ
ツトスイツチの動作による減速制御のときでもエ
レベーターの着床精度を良好にすることができる
エレベーターの減速指令発生方法を提供すること
にある。
本発明の特徴は、エレベーターの速度指令を発
生するデイジタル計算機により正規の減速開始点
を検出したことによる正規減速か、端階手前近傍
に設けたリミツトスイツチの作動による非常減速
かを判別し、上記正規減速時にはエレベーター乗
りかごが所定距離走行する毎にパルスを発生する
パルス発生装置からのパルスを計数し、その計数
値があらかじめ定めた所定値に達する毎に低下す
る正規減速指令を発生し、上記非常減速時には上
記リミツトスイツチの動作位置に対応する正規減
速指令へ移行させ、上記パルス発生装置からのパ
ルスを計数し、その計数値があらかじめ定められ
た所定値に達する毎に低下する上記正規減速指令
にしたがつて低下する非常減速指令を発生するよ
うにした点にある。
生するデイジタル計算機により正規の減速開始点
を検出したことによる正規減速か、端階手前近傍
に設けたリミツトスイツチの作動による非常減速
かを判別し、上記正規減速時にはエレベーター乗
りかごが所定距離走行する毎にパルスを発生する
パルス発生装置からのパルスを計数し、その計数
値があらかじめ定めた所定値に達する毎に低下す
る正規減速指令を発生し、上記非常減速時には上
記リミツトスイツチの動作位置に対応する正規減
速指令へ移行させ、上記パルス発生装置からのパ
ルスを計数し、その計数値があらかじめ定められ
た所定値に達する毎に低下する上記正規減速指令
にしたがつて低下する非常減速指令を発生するよ
うにした点にある。
以下本発明の方法の一実施例を第1図ないし第
9図を用いて詳細に説明する。
9図を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明の方法の一実施例を説明するた
めの減速指令発生装置を備えたエレベーター制御
装置の一例を示すブロツク図である。第1図にお
いて、1はエレベーター乗りかご、2はカウンタ
ウエイトで、これらはローブ3を介してシーブ4
につるべ状に吊り下げてある。シーブ4には減速
機5を介してエレベーター駆動用主電動機6と電
磁ブレーキ7が連結してあり、主電動機6には速
度発電機8が連結してある。
めの減速指令発生装置を備えたエレベーター制御
装置の一例を示すブロツク図である。第1図にお
いて、1はエレベーター乗りかご、2はカウンタ
ウエイトで、これらはローブ3を介してシーブ4
につるべ状に吊り下げてある。シーブ4には減速
機5を介してエレベーター駆動用主電動機6と電
磁ブレーキ7が連結してあり、主電動機6には速
度発電機8が連結してある。
9はマイクロコンピユータで、マイクロコンピ
ユータ9は、入力インターフエイス10,11を
介して、塔内の上下端階(最上階、最下階)の手
前近傍に設置され、乗りかご1の上に取り付けた
カム12が触れると信号を発生するリミツトスイ
ツチ13,14および速度発電機8からの信号を
それぞれ入力し、これらの信号から速度指令を含
む各種の制御信号を作り、それを出力インターフ
エイス15を介して主接点回路16、サイリスタ
制御装置17、電磁ブレーキ7に出力している。
ユータ9は、入力インターフエイス10,11を
介して、塔内の上下端階(最上階、最下階)の手
前近傍に設置され、乗りかご1の上に取り付けた
カム12が触れると信号を発生するリミツトスイ
ツチ13,14および速度発電機8からの信号を
それぞれ入力し、これらの信号から速度指令を含
む各種の制御信号を作り、それを出力インターフ
エイス15を介して主接点回路16、サイリスタ
制御装置17、電磁ブレーキ7に出力している。
主接点回路16は、開閉器の組合せが出力イン
ターフエイス15からの制御信号によつて指示さ
れ、三相交流電源R,S,Tをエレベーターの上
昇、下降、保守運転、通常運転などに対応するよ
うに切り替える。また、サイリスタ制御装置17
は、サイリスタと位相器回路を含んでおり、出力
インターフエイス15からの制御信号と速度発電
機8からの速度信号を入力して、主電動機6の速
度制御、すなわち、エレベーターの乗りかご1の
運行制御を行う。
ターフエイス15からの制御信号によつて指示さ
れ、三相交流電源R,S,Tをエレベーターの上
昇、下降、保守運転、通常運転などに対応するよ
うに切り替える。また、サイリスタ制御装置17
は、サイリスタと位相器回路を含んでおり、出力
インターフエイス15からの制御信号と速度発電
機8からの速度信号を入力して、主電動機6の速
度制御、すなわち、エレベーターの乗りかご1の
運行制御を行う。
第2図は第1図のマイクロコンピユータ9の一
例を示すブロツク図である。マイクロコンピユー
タ9は、マイクロプロセツサ(以下MPUと略称
する。)100、MPU100をどのように実行さ
せるかを示す手順書やデータを記憶させるリー
ド・オンリー・メモリ(以下ROMと略称する。)
101、MPU100が処理したデータを一時記
憶させるランダム・アクセス・メモリ(以下
RAMと略称する。)102、入力インターフエ
イス10からの入力信号をMPU100に取り込
むための周辺入出力装置(以下PIAと略称する。)
103、MPU100からの信号を出力インター
フエイス15に伝達するためのPIA104,
MPU100を動作させるクロツクの発生と速度
発電機8からの信号をパルスに変換する入力イン
ターフエイス11の出力パルスをカウントするプ
ログラマブルタイマ(以下PTMと略称する。)1
05などからなり、これらの各素子は、コントロ
ールパス106、データをやりとりするデータバ
ス107を介して互いに接続してある。
例を示すブロツク図である。マイクロコンピユー
タ9は、マイクロプロセツサ(以下MPUと略称
する。)100、MPU100をどのように実行さ
せるかを示す手順書やデータを記憶させるリー
ド・オンリー・メモリ(以下ROMと略称する。)
101、MPU100が処理したデータを一時記
憶させるランダム・アクセス・メモリ(以下
RAMと略称する。)102、入力インターフエ
イス10からの入力信号をMPU100に取り込
むための周辺入出力装置(以下PIAと略称する。)
103、MPU100からの信号を出力インター
フエイス15に伝達するためのPIA104,
MPU100を動作させるクロツクの発生と速度
発電機8からの信号をパルスに変換する入力イン
ターフエイス11の出力パルスをカウントするプ
ログラマブルタイマ(以下PTMと略称する。)1
05などからなり、これらの各素子は、コントロ
ールパス106、データをやりとりするデータバ
ス107を介して互いに接続してある。
ROM101には、第3図に示す手順書が記憶
させてあり、この手順書は、エレベーターの電源
がオンまたは何らかの原因で運行を休止していた
ときに運行を再開する場合に、MPU100のレ
ジスタ類、PIA103,104,PTM105の
レジスタ類およびPAM102の定数の初期値を
設定するステツプ200、主接点回路16の開閉
操作、電磁ブレーキ7の開放操作の信号を出力イ
ンターフエイス15を介してマイクロコンピユー
タ9より出力するためのエレベーター走行開始プ
ログラムを行うステツプ201、エレベーターを
基準の速度指令曲線に従つて走行させるため、マ
イクロコンピユータ9より出力インターフエイス
15を介してサイリスタ制御装置17へ制御信号
を出力するステツプ202、エレベーターが停止
位置に到達したことがマイクロコンピユータ9に
知らされたときにマイクロコンピユータ9から出
力インターフエイス15を介して主接点回路16
の開閉、電磁ブレーキ7の動作を指示する信号を
出してエレベーターを停止させるステツプ203
およびエレベーターを再び運行するかあるいは保
守、停電、故障などのため運転を中止するか否か
を判断するステツプ204とからなつている。
させてあり、この手順書は、エレベーターの電源
がオンまたは何らかの原因で運行を休止していた
ときに運行を再開する場合に、MPU100のレ
ジスタ類、PIA103,104,PTM105の
レジスタ類およびPAM102の定数の初期値を
設定するステツプ200、主接点回路16の開閉
操作、電磁ブレーキ7の開放操作の信号を出力イ
ンターフエイス15を介してマイクロコンピユー
タ9より出力するためのエレベーター走行開始プ
ログラムを行うステツプ201、エレベーターを
基準の速度指令曲線に従つて走行させるため、マ
イクロコンピユータ9より出力インターフエイス
15を介してサイリスタ制御装置17へ制御信号
を出力するステツプ202、エレベーターが停止
位置に到達したことがマイクロコンピユータ9に
知らされたときにマイクロコンピユータ9から出
力インターフエイス15を介して主接点回路16
の開閉、電磁ブレーキ7の動作を指示する信号を
出してエレベーターを停止させるステツプ203
およびエレベーターを再び運行するかあるいは保
守、停電、故障などのため運転を中止するか否か
を判断するステツプ204とからなつている。
ここで、減速制御に着目すると、通常運転時に
乗りかご1が目的階の減速開始位置を通過する
と、マイクロコンピユータ9の割込入力端子に減
速開始信号が入力される。これによりマイクロコ
ンピユータ9は、制動力を発生させるため、速度
指令を低下させると同時にその指令をサイリスタ
制御装置17へ出力インターフエイス15を介し
て出力する。この場合、乗りかご1が目的とする
階床に数mmの範囲で正確に停止できるように、乗
りかご1の位置に対応した速度指令がサイリスタ
制御装置17に出力されることが必要である。そ
こで、これらの位置信号もマイクロコンピユータ
9の割込入力端子に入力されるようにしてある。
減速開始点では、参照アドレスを、例えば、第4
図に示すように設定して減速用データテーブルを
作成したと仮定すると、A0というアドレスのデ
ータD0がサイリスタ制御装置17へ出力され、
その後、順次D1,…,Di,…とデータが更新さ
れる。このときの動作を第5図を用いて説明す
る。
乗りかご1が目的階の減速開始位置を通過する
と、マイクロコンピユータ9の割込入力端子に減
速開始信号が入力される。これによりマイクロコ
ンピユータ9は、制動力を発生させるため、速度
指令を低下させると同時にその指令をサイリスタ
制御装置17へ出力インターフエイス15を介し
て出力する。この場合、乗りかご1が目的とする
階床に数mmの範囲で正確に停止できるように、乗
りかご1の位置に対応した速度指令がサイリスタ
制御装置17に出力されることが必要である。そ
こで、これらの位置信号もマイクロコンピユータ
9の割込入力端子に入力されるようにしてある。
減速開始点では、参照アドレスを、例えば、第4
図に示すように設定して減速用データテーブルを
作成したと仮定すると、A0というアドレスのデ
ータD0がサイリスタ制御装置17へ出力され、
その後、順次D1,…,Di,…とデータが更新さ
れる。このときの動作を第5図を用いて説明す
る。
第5図はマイクロコンピユータ9での処理内容
の一例を示すフローチヤートである。なお、サイ
リスタ制御装置17へのデータ出力回数が(i−
1)回目と仮定して説明する。ステツプ261
で、PTM105の領域へ変数として設定されて
いるPGパルスカウンタにデータ参照アドレス
Ai-1とオフセツト値とを加えた(Ai-1+OFS)番
地のデータDp(i-1)(第4図参照)を格納する。次
に、ステツプ262で速度発電機8からパルスが
入力したか否かを判断し、パルスが1個入力した
ら、ステツプ263でPGパルスカウンタの内容
を1だけ減少させる。そしてステツプ264で
は、PGパルスカウンタの内容が零になつたか否
かを判断し、零になつたときは、ステツプ265
で参考アドレスをAi-1からAiに更新する。次に、
ステツプ266で、参考アドレスAiのデータDiを
サイリスタ制御装置17へ出力する。そして、ス
テツプ267で、参照アドレスを最終アドレス
Asか否かを判定し、最終アドレスAsでないとき
は、ステツプ261に戻り、最終アドレスAsで
あるときは、以上の動作を終了し、ステツプ26
8でエレベーターの運行状態を停止状態にする。
の一例を示すフローチヤートである。なお、サイ
リスタ制御装置17へのデータ出力回数が(i−
1)回目と仮定して説明する。ステツプ261
で、PTM105の領域へ変数として設定されて
いるPGパルスカウンタにデータ参照アドレス
Ai-1とオフセツト値とを加えた(Ai-1+OFS)番
地のデータDp(i-1)(第4図参照)を格納する。次
に、ステツプ262で速度発電機8からパルスが
入力したか否かを判断し、パルスが1個入力した
ら、ステツプ263でPGパルスカウンタの内容
を1だけ減少させる。そしてステツプ264で
は、PGパルスカウンタの内容が零になつたか否
かを判断し、零になつたときは、ステツプ265
で参考アドレスをAi-1からAiに更新する。次に、
ステツプ266で、参考アドレスAiのデータDiを
サイリスタ制御装置17へ出力する。そして、ス
テツプ267で、参照アドレスを最終アドレス
Asか否かを判定し、最終アドレスAsでないとき
は、ステツプ261に戻り、最終アドレスAsで
あるときは、以上の動作を終了し、ステツプ26
8でエレベーターの運行状態を停止状態にする。
ここで、例えば、エレベーターが上昇運転中、
減速開始点を示す信号が発せられないという不具
合が生じたと仮定すると、エレベーターは端階ま
で定常走行速度で走行し、端階リミツトスイツチ
13を動作させる。このとき、リミツトスイツチ
13からの信号がマイクロコンピユータ9の割込
み入力端子に入力するので、第6図の例に示す手
順書にしたがつてエレベーターが制御される。す
なわち、ステツプ301でエレベーターが減速中
か否かを判別し、減速中でなかつたら、ステツプ
302で減速制御へ強制移行させる。そしてステ
ツプ303で正規減速指令とは別の非常減速指令
を発生し、エレベーターを停止させる。また、ス
テツプ301で減速中であるときは、ここでは何
もしない。なお、正規減速中にリミツトスイツチ
13または14が動作してときは、第6図の割込
処理はしないようにする。
減速開始点を示す信号が発せられないという不具
合が生じたと仮定すると、エレベーターは端階ま
で定常走行速度で走行し、端階リミツトスイツチ
13を動作させる。このとき、リミツトスイツチ
13からの信号がマイクロコンピユータ9の割込
み入力端子に入力するので、第6図の例に示す手
順書にしたがつてエレベーターが制御される。す
なわち、ステツプ301でエレベーターが減速中
か否かを判別し、減速中でなかつたら、ステツプ
302で減速制御へ強制移行させる。そしてステ
ツプ303で正規減速指令とは別の非常減速指令
を発生し、エレベーターを停止させる。また、ス
テツプ301で減速中であるときは、ここでは何
もしない。なお、正規減速中にリミツトスイツチ
13または14が動作してときは、第6図の割込
処理はしないようにする。
ここで、上記減速指令の具体的波形の様子を第
7図に示す。第7図の実線Vsは正規減速指令で、
波線Vs1は非常減速指令である。リミツトスイツ
チ13または14の動作点は、正規減速開始点の
後にあり、このとき、非常減速指令を波線Vs1の
ようにすれば、エレベーターの着床精度を正規減
速指令の場合と同じように、正規停止位置に対し
て数mm以内とすることができる。
7図に示す。第7図の実線Vsは正規減速指令で、
波線Vs1は非常減速指令である。リミツトスイツ
チ13または14の動作点は、正規減速開始点の
後にあり、このとき、非常減速指令を波線Vs1の
ようにすれば、エレベーターの着床精度を正規減
速指令の場合と同じように、正規停止位置に対し
て数mm以内とすることができる。
次にこの非常減速指令発生の具体的処理の一例
について第8図に示すフローチヤートを用いて説
明する。すなわち、第7図のVs1の指令を得るた
めには、第6図のステツプ303を、「減速開始
点の参照アドレスをリミツトスイツチ動作位置よ
り着床位置に近い位置指令データを持つアドレス
にセツトする」ことにし、この後第5図のステツ
プ261へ移行させることにより実現する。
について第8図に示すフローチヤートを用いて説
明する。すなわち、第7図のVs1の指令を得るた
めには、第6図のステツプ303を、「減速開始
点の参照アドレスをリミツトスイツチ動作位置よ
り着床位置に近い位置指令データを持つアドレス
にセツトする」ことにし、この後第5図のステツ
プ261へ移行させることにより実現する。
上記したように、本発明の実施例によれば、正
規に減速開始点を検出しての減速制御か、最上階
または最下階の端階近くで作動するリミツトスイ
ツチ13あるいは14の作動による減速制御かを
判断し、正規減速制御のときは、一定距離走行毎
に低下する正規減速指令を発生し、一方、リミツ
トスイツチ13または14の動作による非常減速
制御のときは、正規減速指令とは異なる一定距離
毎に低下する非常減速指令を発生するようにして
あるので、この場合も切規減速制御の場合と同様
に着床精度を数mm以内に抑えることができる。ま
た、減速指令の変化が滑めらかであるので、乗心
地が向上し、乗客に不安感を与えることがない。
規に減速開始点を検出しての減速制御か、最上階
または最下階の端階近くで作動するリミツトスイ
ツチ13あるいは14の作動による減速制御かを
判断し、正規減速制御のときは、一定距離走行毎
に低下する正規減速指令を発生し、一方、リミツ
トスイツチ13または14の動作による非常減速
制御のときは、正規減速指令とは異なる一定距離
毎に低下する非常減速指令を発生するようにして
あるので、この場合も切規減速制御の場合と同様
に着床精度を数mm以内に抑えることができる。ま
た、減速指令の変化が滑めらかであるので、乗心
地が向上し、乗客に不安感を与えることがない。
以上説明したように、本発明によれば、最端階
手前近傍に設けたリミツトスイツチ動作による減
速制御の場合でもエレベーターの着床精度を良好
にすることができ、乗客に不安感を与えることが
ないという効果がある。
手前近傍に設けたリミツトスイツチ動作による減
速制御の場合でもエレベーターの着床精度を良好
にすることができ、乗客に不安感を与えることが
ないという効果がある。
第1図は本発明の減速指令発生方法の一実施例
を説明するためのエレベーター制御装置の一例を
示すブロツク図、第2図は第1図のマイクロコン
ピユータの一例を示すブロツク図、第3図,第5
図,第6図,第8図は第2図のマイクロコンピユ
ータでの処理内容の一例を示すフローチヤート、
第4図は減速用データテーブルのアドレスとメモ
リ内容を示す説明図、第7図は減速指令の具体的
波形の様子を示す線図である。 1…乗りかご、6…エレベーター駆動用電動
機、8…速度発電機、9…マイクロコンピユー
タ、10,11…入力インターフエイス、13,
14…リミツトスイツチ、15…出力インターフ
エイス、16…主接点回路、17…サイリスタ制
御装置、100…MPU、101…ROM、10
2…RAM、103,104…入出力装置、10
5…プログラマブルタイマ。
を説明するためのエレベーター制御装置の一例を
示すブロツク図、第2図は第1図のマイクロコン
ピユータの一例を示すブロツク図、第3図,第5
図,第6図,第8図は第2図のマイクロコンピユ
ータでの処理内容の一例を示すフローチヤート、
第4図は減速用データテーブルのアドレスとメモ
リ内容を示す説明図、第7図は減速指令の具体的
波形の様子を示す線図である。 1…乗りかご、6…エレベーター駆動用電動
機、8…速度発電機、9…マイクロコンピユー
タ、10,11…入力インターフエイス、13,
14…リミツトスイツチ、15…出力インターフ
エイス、16…主接点回路、17…サイリスタ制
御装置、100…MPU、101…ROM、10
2…RAM、103,104…入出力装置、10
5…プログラマブルタイマ。
Claims (1)
- 1 複数の階床間を走行するエレベーターを速度
指令に応じて駆動する電動機と、前記エレベータ
ーの乗りかごが所定距離走行する毎にパルスを発
生するパルス発生装置と、前記乗りかごが最上階
および最下階近くに至つたときにそれぞれ作動す
るリミツトスイツチと、前記パルス発生装置およ
び前記各リミツトスイツチからの出力を入力して
前記電動機の速度制御装置に速度指令を出力する
デイジタル計算機とを備えたエレベーターにおい
て、前記デイジタル計算機により正規の減速開始
点を検出したことによる正規減速か、前記リミツ
トスイツチの作動による非常減速かを判別し、前
記正規減速時には前記パルス発生装置からのパル
スを計数し、その計数値があらかじめ定めた所定
値に達する毎に低下する正規減速指令を発生し、
前記非常減速時には前記リミツトスイツチ動作位
置に対応する正規減速指令へ移行させ、前記パル
ス発生装置からのパルスを計数し、その計数値が
あらかじめ定められた所定値に達する毎に低下す
る前記正規減速指令にしたがつて低下する非常減
速指令を発生することを特徴とするエレベーター
の減速指令発生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55143879A JPS5767475A (en) | 1980-10-14 | 1980-10-14 | Method of generating deceleration command of elevator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55143879A JPS5767475A (en) | 1980-10-14 | 1980-10-14 | Method of generating deceleration command of elevator |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5767475A JPS5767475A (en) | 1982-04-24 |
JPS6334112B2 true JPS6334112B2 (ja) | 1988-07-08 |
Family
ID=15349133
Family Applications (1)
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Country Status (1)
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JP (1) | JPS5767475A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Families Citing this family (4)
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---|---|---|---|---|
US4503939A (en) * | 1983-08-19 | 1985-03-12 | Westinghouse Electric Corp. | Elevator system |
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WO2011148411A1 (ja) * | 2010-05-26 | 2011-12-01 | 株式会社 日立製作所 | 電子安全エレベータ |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS4841214A (ja) * | 1971-09-28 | 1973-06-16 | ||
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JPS5574969A (en) * | 1978-12-01 | 1980-06-05 | Hitachi Ltd | Method of applying speed instruction for elevator |
-
1980
- 1980-10-14 JP JP55143879A patent/JPS5767475A/ja active Granted
Patent Citations (3)
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JP4970257B2 (ja) * | 2006-07-27 | 2012-07-04 | 三菱電機株式会社 | エレベータ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5767475A (en) | 1982-04-24 |
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