JPS6333606Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6333606Y2 JPS6333606Y2 JP1981056407U JP5640781U JPS6333606Y2 JP S6333606 Y2 JPS6333606 Y2 JP S6333606Y2 JP 1981056407 U JP1981056407 U JP 1981056407U JP 5640781 U JP5640781 U JP 5640781U JP S6333606 Y2 JPS6333606 Y2 JP S6333606Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strainer
- diffusion plate
- lower edge
- water
- solids
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 28
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims description 17
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 17
- 239000002351 wastewater Substances 0.000 claims description 11
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 7
- 239000010865 sewage Substances 0.000 claims description 6
- 239000006228 supernatant Substances 0.000 claims description 3
- 238000001556 precipitation Methods 0.000 claims 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 239000011505 plaster Substances 0.000 description 2
- 238000004062 sedimentation Methods 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 239000002244 precipitate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は歯科治療のさいに生ずる排水のよう
な微細固形物を含む排水の沈澱排水槽に関するも
のである。
な微細固形物を含む排水の沈澱排水槽に関するも
のである。
歯科治療において石こう型などを削るさい微細
な固形物を水で洗い流す必要があり、この固形物
が混入した汚水を多量に排水しなければならな
い。しかし、このような汚水をそのまま排出する
と、排出設備に詰まりを生ずるなどの不都合が生
ずるので、従来から汚水を槽に一たん貯留して固
形物を沈殿させ、上澄水のみを排水して固形物は
別途に処理するための固形物阻集器が用いられて
いる。
な固形物を水で洗い流す必要があり、この固形物
が混入した汚水を多量に排水しなければならな
い。しかし、このような汚水をそのまま排出する
と、排出設備に詰まりを生ずるなどの不都合が生
ずるので、従来から汚水を槽に一たん貯留して固
形物を沈殿させ、上澄水のみを排水して固形物は
別途に処理するための固形物阻集器が用いられて
いる。
上記のような従来の固形物阻集器において、汚
水の流入管から汚水が流入したときの衝撃で排水
槽内の水が撹乱され、せつかく沈殿した固形物が
舞い上つて水とともに排出されるという問題があ
つた。
水の流入管から汚水が流入したときの衝撃で排水
槽内の水が撹乱され、せつかく沈殿した固形物が
舞い上つて水とともに排出されるという問題があ
つた。
この考案は上記のような問題を解決する目的で
汚水流入管の直下に、流入する汚水を周囲に拡散
させて拡散板の直下に位置する水面上に静かに流
下させることにより水の撹乱を防止するようにし
た拡散装置を提供するものである。
汚水流入管の直下に、流入する汚水を周囲に拡散
させて拡散板の直下に位置する水面上に静かに流
下させることにより水の撹乱を防止するようにし
た拡散装置を提供するものである。
以下にこの考案を添附図面に示す実施例に基づ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
図において、1は阻集器の本体で上部を開放し
た箱形の容器で、一側の側壁に処理ずみの水を下
水へ排出する排水管2を固定してあるが、その内
端はT字形とし、その上端を閉鎖し、下端を開放
して水の流入口としてトラツプを構成している。
た箱形の容器で、一側の側壁に処理ずみの水を下
水へ排出する排水管2を固定してあるが、その内
端はT字形とし、その上端を閉鎖し、下端を開放
して水の流入口としてトラツプを構成している。
3は本体1内に着脱自在にはめ込むストレーナ
で、上部開口の箱形であり、本体1の底部上に設
けた複数の支持片4により支えられている。この
ストレーナ3の一側壁には網を張つた排出口5が
あり、その内方には仕切壁6を設けてその下端と
ストレーナ3の底部間を連通路7としてある。
で、上部開口の箱形であり、本体1の底部上に設
けた複数の支持片4により支えられている。この
ストレーナ3の一側壁には網を張つた排出口5が
あり、その内方には仕切壁6を設けてその下端と
ストレーナ3の底部間を連通路7としてある。
8はストレーナ3の底部中央に設けた支持筒で
あつて、この支持筒8に支柱9の下端を着脱自在
にはめ込む。
あつて、この支持筒8に支柱9の下端を着脱自在
にはめ込む。
10は傘形の拡散板で、支柱9の上端に固定さ
れているが、この拡散板10の平面形は図示例の
ような円形のみに限定されるものでなく、正方形
あるいは多角形の場合もある。
れているが、この拡散板10の平面形は図示例の
ような円形のみに限定されるものでなく、正方形
あるいは多角形の場合もある。
上記拡散板10の下縁は前記排出口5の下縁よ
り上位となるようにしてストレーナ3に流入して
排出口から流出していく汚水の水面が拡散板10
の下縁より常に下にあるようにし、さらに、仕切
壁6の下縁は水面より下になるようにする。
り上位となるようにしてストレーナ3に流入して
排出口から流出していく汚水の水面が拡散板10
の下縁より常に下にあるようにし、さらに、仕切
壁6の下縁は水面より下になるようにする。
11は本体1の上部開口に着脱自在に取付ける
蓋板であつて、この蓋板11に汚水流入管12を
取付けてあり、この流入管12の下端開口の中心
と拡散板10の中心とは一致している。
蓋板であつて、この蓋板11に汚水流入管12を
取付けてあり、この流入管12の下端開口の中心
と拡散板10の中心とは一致している。
その他図中13は本体1に設けたドレン孔で普
段はプラグにて閉じてある。また、ストレーナ3
の上部両側には提手14を固定してある。
段はプラグにて閉じてある。また、ストレーナ3
の上部両側には提手14を固定してある。
この考案は上記の構成であり、石こうなどの切
削により生じた汚水は図示省略してある配管を経
て流入管12から拡散板10上に排出され、スト
レーナ3内に入つて固形物を沈殿させ、上澄水は
排出口5から本体1内に流れ出し、排水管2を経
て下水管へと流れていく。
削により生じた汚水は図示省略してある配管を経
て流入管12から拡散板10上に排出され、スト
レーナ3内に入つて固形物を沈殿させ、上澄水は
排出口5から本体1内に流れ出し、排水管2を経
て下水管へと流れていく。
上記の作用において、従来では拡散板10がな
かつたので、汚水は流入管12からストレーナ3
内の水面上に直接流入するが、そのさいの衝撃に
より水に激しい乱流が生ずる。このため、ストレ
ーナ3の底部に沈殿していた固形物が再び舞い上
り、水と混合して排出口5から出ていくので沈殿
分離効果が悪かつたのである。
かつたので、汚水は流入管12からストレーナ3
内の水面上に直接流入するが、そのさいの衝撃に
より水に激しい乱流が生ずる。このため、ストレ
ーナ3の底部に沈殿していた固形物が再び舞い上
り、水と混合して排出口5から出ていくので沈殿
分離効果が悪かつたのである。
しかし、この考案の場合は流入管12から排出
された汚水は傘形の拡散板10の頂点に当たつて
万遍なく周囲に拡散するので水の落下のさいのエ
ネルギーが吸収されて静かな波紋を形成しつつ膜
状となつて拡散板10上を流れ、拡散板10の全
周から均一に水面上に落下する。このため、落下
した水と水面の衝突部分の衝撃は著しく少なくな
り、ストレーナ3内の水面附近の水は多少動揺す
るが底部附近の水は殆んど動揺しないので、沈殿
した固形物が舞い上るようなことは殆んどなくな
る。従つてこの考案の装置を阻集器に設けること
により固形物の分離効果が著しく高められる。ま
た、ストレーナ3から出ていく分離水は仕切壁6
の下部の連通路7を通つて排出口5へと流れてい
くから、水面に浮遊している汚物の除去の効果も
あり、ストレーナ3は着脱自在であるから、スト
レーナ3を本体1から外して沈殿した固形物を容
易に処理できるなどの効果もある。
された汚水は傘形の拡散板10の頂点に当たつて
万遍なく周囲に拡散するので水の落下のさいのエ
ネルギーが吸収されて静かな波紋を形成しつつ膜
状となつて拡散板10上を流れ、拡散板10の全
周から均一に水面上に落下する。このため、落下
した水と水面の衝突部分の衝撃は著しく少なくな
り、ストレーナ3内の水面附近の水は多少動揺す
るが底部附近の水は殆んど動揺しないので、沈殿
した固形物が舞い上るようなことは殆んどなくな
る。従つてこの考案の装置を阻集器に設けること
により固形物の分離効果が著しく高められる。ま
た、ストレーナ3から出ていく分離水は仕切壁6
の下部の連通路7を通つて排出口5へと流れてい
くから、水面に浮遊している汚物の除去の効果も
あり、ストレーナ3は着脱自在であるから、スト
レーナ3を本体1から外して沈殿した固形物を容
易に処理できるなどの効果もある。
第1図はこの考案装置を実施した阻集器の平面
図、第2図は同上の縦断正面図である。 1……阻集器の本体、2……排水管、3……ス
トレーナ、5……排出口、9……支柱、10……
拡散板、12……汚水流入管。
図、第2図は同上の縦断正面図である。 1……阻集器の本体、2……排水管、3……ス
トレーナ、5……排出口、9……支柱、10……
拡散板、12……汚水流入管。
Claims (1)
- 微細固形物が懸濁した汚水を静置状として微細
固形物を沈殿回収し、上澄水を排出するようにし
た固形物阻集器において、上部開放の阻集器本体
内に上部開放のストレーナを着脱自在に装着し、
ストレーナの底部中央に立設した支柱の上端に傘
型の拡散板を固定し、この拡散板の直上に、汚水
流入管の下端開口を同心に位置させ、ストレーナ
の一側壁に設けた排出口の下縁を前記拡散板の下
縁より下位にしてストレーナに流入して排出口か
ら出ていく汚水の水面が上記拡散板の下縁より下
になるようにし、さらに、上記排出口を有する側
壁の内側には適宜の間隙を存して仕切壁を設けて
その下縁とストレーナの底部間に連通路を設けた
固形物阻集器における拡散装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981056407U JPS6333606Y2 (ja) | 1981-04-16 | 1981-04-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981056407U JPS6333606Y2 (ja) | 1981-04-16 | 1981-04-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57169496U JPS57169496U (ja) | 1982-10-25 |
JPS6333606Y2 true JPS6333606Y2 (ja) | 1988-09-07 |
Family
ID=29852914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981056407U Expired JPS6333606Y2 (ja) | 1981-04-16 | 1981-04-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6333606Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5942084Y2 (ja) * | 1977-10-04 | 1984-12-07 | 住友金属工業株式会社 | スラリ−濃縮設備 |
JPS55126906U (ja) * | 1979-03-06 | 1980-09-08 |
-
1981
- 1981-04-16 JP JP1981056407U patent/JPS6333606Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57169496U (ja) | 1982-10-25 |
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