JPS6333528A - 金の精製方法 - Google Patents
金の精製方法Info
- Publication number
- JPS6333528A JPS6333528A JP61174948A JP17494886A JPS6333528A JP S6333528 A JPS6333528 A JP S6333528A JP 61174948 A JP61174948 A JP 61174948A JP 17494886 A JP17494886 A JP 17494886A JP S6333528 A JPS6333528 A JP S6333528A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gold
- soln
- low
- grade
- reduction
- Prior art date
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- Granted
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
- Electrolytic Production Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、金の精製方法の改良に関する。
(従来の技術と問題点)
従来より金の精製方法としては、王水又はHCl−C1
,水により低品位金を溶解し、ヒドラジン等の還元剤に
より金のみを選択還元する方法、HClの酸性における
低品位金の電解方法が良く知られている。
,水により低品位金を溶解し、ヒドラジン等の還元剤に
より金のみを選択還元する方法、HClの酸性における
低品位金の電解方法が良く知られている。
しかし、前者の方法は排ガス処理に設備と人員を必要と
し、後者の方法は塩酸を電解液に用いる為陽極でCI!
、ガスの発生があって、電解効率が低いという問題点が
あった。
し、後者の方法は塩酸を電解液に用いる為陽極でCI!
、ガスの発生があって、電解効率が低いという問題点が
あった。
この為、本発明者は塩酸を電解液に用いる代わりにハロ
ゲンを用いることを検討し、沃素の電解方法を試みたが
、この沃素の電解方法では金の純度を上げることができ
なかった。
ゲンを用いることを検討し、沃素の電解方法を試みたが
、この沃素の電解方法では金の純度を上げることができ
なかった。
そこで本発明者は、上記の沃素による電解方法を基礎に
して研究を進め、低品位金を効率良く高品位金に精製す
ることのできる方法を開発したものである。
して研究を進め、低品位金を効率良く高品位金に精製す
ることのできる方法を開発したものである。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決するための本発明による金の精製方法
は、低品位の金を精製するに於いて、沃化カリウム溶液
又は沃化ナトリウム溶液を電解液とし、陽イオン交換膜
を隔膜とした電解槽の陽極上で直接低品位の金を電解酸
化により溶解し、得られた沃化金酸溶液を反応層中でP
H12,5以上にPH調節して自己還元により金粉のみ
を析出することを特徴とするものである。
は、低品位の金を精製するに於いて、沃化カリウム溶液
又は沃化ナトリウム溶液を電解液とし、陽イオン交換膜
を隔膜とした電解槽の陽極上で直接低品位の金を電解酸
化により溶解し、得られた沃化金酸溶液を反応層中でP
H12,5以上にPH調節して自己還元により金粉のみ
を析出することを特徴とするものである。
(作用)
上記のように本発明による金の精製方法は、隔膜電解法
により陰極上に金を析出させることなく溶解することが
でき、これにより得られた沃化金酸溶液をPH12,5
以上にPH調節することにより、自己還元により金粉と
して析出する。こうして得られた金は99.4wt%の
低品位金の場合99.991wt%以上の高品位のもの
である。
により陰極上に金を析出させることなく溶解することが
でき、これにより得られた沃化金酸溶液をPH12,5
以上にPH調節することにより、自己還元により金粉と
して析出する。こうして得られた金は99.4wt%の
低品位金の場合99.991wt%以上の高品位のもの
である。
(実施例)
本発明による金の精製方法の実施例について説明する。
3M/2の沃化カリウム(Kl)溶液を電解液とし、P
Hを11〜12にPH調整した後、図面に示す如く陽イ
オン交換膜2を隔膜とした電解槽1の陽極室3に入れ、
陰極室4には純水を入れた。次に60A/dで通電し、
品位99.4wt%の金陽極を溶解した後、還元反応タ
ンク7へ送液した。
Hを11〜12にPH調整した後、図面に示す如く陽イ
オン交換膜2を隔膜とした電解槽1の陽極室3に入れ、
陰極室4には純水を入れた。次に60A/dで通電し、
品位99.4wt%の金陽極を溶解した後、還元反応タ
ンク7へ送液した。
一方陰極室4内にはKOHアルカリ液が生成されており
、このKOHアルカリ液をポンプ6にて還元反応タンク
7へ送液した0次いで還元反応タンク7内で、陽極室液
とK OHアルカリ液を混合攪拌し、P Hを12.5
以上にPH1整してAuを自己還元し、Au粉のみを析
出した。この析出したAu粉は溶液と分離する為、還元
反応タンク7内の沈澱したAu粉を底から排出し、液中
に浮遊しているAu粉は、溶液をポンプ8にて濾過槽9
に送液してAu粉を遠心濾過し、この濾過したAu粉を
槽外に排出して、さらに還元反応タンク7の底から排出
したAu粉と共に洗浄槽10に入れ、洗浄水にて向流水
洗し、乾燥機11にて乾燥してAu粉を得た。濾過槽9
より排出した液体は、ポンプ12にて電解槽1に戻され
る。
、このKOHアルカリ液をポンプ6にて還元反応タンク
7へ送液した0次いで還元反応タンク7内で、陽極室液
とK OHアルカリ液を混合攪拌し、P Hを12.5
以上にPH1整してAuを自己還元し、Au粉のみを析
出した。この析出したAu粉は溶液と分離する為、還元
反応タンク7内の沈澱したAu粉を底から排出し、液中
に浮遊しているAu粉は、溶液をポンプ8にて濾過槽9
に送液してAu粉を遠心濾過し、この濾過したAu粉を
槽外に排出して、さらに還元反応タンク7の底から排出
したAu粉と共に洗浄槽10に入れ、洗浄水にて向流水
洗し、乾燥機11にて乾燥してAu粉を得た。濾過槽9
より排出した液体は、ポンプ12にて電解槽1に戻され
る。
こうして得られたAu粉と、従来の沃素の電解方法によ
って品位99゜4wt%の金を電析して得たAu粉の品
位を測定した処、下記の表1に示すような結果を得た。
って品位99゜4wt%の金を電析して得たAu粉の品
位を測定した処、下記の表1に示すような結果を得た。
(以下余白)
表−1
また本発明の前述の方法と従来の沃素の電解方法とによ
り90.5wt%Auを精製して得たAu粉の品位を測
定した処、下記の表−2に示すような結果を得た。
り90.5wt%Auを精製して得たAu粉の品位を測
定した処、下記の表−2に示すような結果を得た。
(以下余白)
表−2
さらに本発明の前述の方法と従来の沃素の電解方法とに
より75wt%Auを精製して得たAu粉の品位を測定
した処、下記の表−3に示すような結果を得た。
より75wt%Auを精製して得たAu粉の品位を測定
した処、下記の表−3に示すような結果を得た。
表−3
上記の表−1,2,3で明らかなように実施例の方法は
従来例の方法に比し著しくAuの純度を上げることがで
きて、精製効率が高いことが判る。
従来例の方法に比し著しくAuの純度を上げることがで
きて、精製効率が高いことが判る。
(発明の効果)
以上詳記した通り本発明の金の精製方法によれば、低品
位の金を、純度の高い金に効率に良く精製できるという
効果があって、従来の精製方法にとって代わることので
きる画期的な方法と言える。
位の金を、純度の高い金に効率に良く精製できるという
効果があって、従来の精製方法にとって代わることので
きる画期的な方法と言える。
図は本発明の金の精製方法を実施する手段を示す図であ
る。
る。
Claims (1)
- 低品位の金を精製するに於いて、沃化カリウム溶液又は
沃化ナトリウム溶液を電解液とし、陽イオン交換膜を隔
膜とした電解槽の陽極上で直接低品位の金を電解酸化に
より溶解し、得られた沃化金酸溶液を反応槽中でPH1
2.5以上にPH調節して自己還元により金粉のみを析
出することを特徴とする金の精製方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61174948A JPS6333528A (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 | 金の精製方法 |
EP87830273A EP0253783B1 (en) | 1986-07-16 | 1987-07-15 | Process for refining gold and apparatus employed therefor |
CA000542230A CA1322855C (en) | 1986-07-16 | 1987-07-15 | Process for refining gold and apparatus employed therefor |
AU75670/87A AU607921B2 (en) | 1986-07-16 | 1987-07-15 | Process for refining gold and apparatus employed therefor |
DE8787830273T DE3775645D1 (de) | 1986-07-16 | 1987-07-15 | Verfahren und vorrichtung zum reinigen von gold. |
US07/073,509 US4859293A (en) | 1986-07-16 | 1987-07-15 | Process for refining gold and apparatus employed therefor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61174948A JPS6333528A (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 | 金の精製方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6333528A true JPS6333528A (ja) | 1988-02-13 |
JPH0555575B2 JPH0555575B2 (ja) | 1993-08-17 |
Family
ID=15987530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61174948A Granted JPS6333528A (ja) | 1986-07-16 | 1986-07-25 | 金の精製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6333528A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6350489A (ja) * | 1986-08-21 | 1988-03-03 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 金の溶解方法 |
JPH01242730A (ja) * | 1988-03-23 | 1989-09-27 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 貴金属の回収方法 |
US5419019A (en) * | 1993-02-26 | 1995-05-30 | Yoshida Kogyo K.K. | Automatically locking slider for slide fasteners |
-
1986
- 1986-07-25 JP JP61174948A patent/JPS6333528A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6350489A (ja) * | 1986-08-21 | 1988-03-03 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 金の溶解方法 |
JPH01242730A (ja) * | 1988-03-23 | 1989-09-27 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 貴金属の回収方法 |
US5419019A (en) * | 1993-02-26 | 1995-05-30 | Yoshida Kogyo K.K. | Automatically locking slider for slide fasteners |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0555575B2 (ja) | 1993-08-17 |
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