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JPS6333215Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6333215Y2
JPS6333215Y2 JP8640783U JP8640783U JPS6333215Y2 JP S6333215 Y2 JPS6333215 Y2 JP S6333215Y2 JP 8640783 U JP8640783 U JP 8640783U JP 8640783 U JP8640783 U JP 8640783U JP S6333215 Y2 JPS6333215 Y2 JP S6333215Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aperture
lever
lens
sector
shutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8640783U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59192125U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8640783U priority Critical patent/JPS59192125U/ja
Publication of JPS59192125U publication Critical patent/JPS59192125U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6333215Y2 publication Critical patent/JPS6333215Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Shutters For Cameras (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁駆動式カメラ用シヤツタに関す
る。
近年自動焦点調節式すなわちA/F付電磁駆動
式カメラが開発されているが構造が複雑で高価と
なり、しかも確実な作動が得られない欠点を免れ
なかつた。
本考案はA/Fと電磁シヤツタの制御を有機的
に結びつけ、絞り優先式自動露出制御すなわち絞
り優先AE装置の電磁シヤツタを用いてA/Fレ
ンズ駆動機構と電磁シヤツタを結合させたA/F
付カメラシステムにおける構造が簡単で作動の確
実なシヤツタ機構を提供することを目的とする。
本考案においてはレンズ距離調節及び絞り設定
及びシヤツタセクター開閉作動時間をデジタル制
御可能となして温度、摩擦、電源電圧等の影響が
少なく、高精度に制御を行うことができ、シヤツ
タ、絞り、レンズ作動を総て電磁力によつて行う
ことによりレンズブロツクのカメラ本体との連結
が電気導線結合となるからレンズ沈胴式カメラ等
に用いて好適となるのである。
現在市場にある高精度A/F装置は甚だ高価で
あるが、本考案においては純電気的作動によつて
制御回路の演算により被写体距離、明るさ、手振
れ限界等を考慮して絞り口径を優先的に設定し、
A/F性能を被写界深度によつて補償するように
なして、構造が簡単で価格が安価となり、しかも
実用的性能が優れたA/Fカメラを提供する上で
極めて効果が大きい。
以下に添付図面を参照して本考案の実施例を説
明する。
第1図は本考案を組込むに適してA/F電磁シ
ヤツタ式AEカメラの制御回路を示しているが、
この回路は電源Eと、例えばカメラのダストカバ
ーを開くことにより接続される電源スイツチSW1
と、カメラのレリーズボタンの作動により接続さ
れてカメラの一連の作動シーケンスを行わせるた
めの起動スイツチSW2(要すればレリーズボタン
の第一段目の作動で接続される別のスイツチを設
けてこれによりバツテリチエツク、AEチエツク、
A/F測距等の各データのラツチを行い、第二段
目の作動で絞り設定、レンズ駆動、シヤツタセク
ター作動を行なうようになし得る)と、中央処理
ユニツトCPUと、ノイズ消去フイルタFと、ス
イツチSW2の接続によりONしてフイルタを通し
て各制御回路系に電源電圧Vccを印加するトラン
ジスタTr(このホールドは露出作動終了後に解除
される)と、被写体明るさ情報信号を発生させる
ための受光素子Pbを有するAE用受光回路AEと、
発光ダイオードPe及び被写体より反射される発
光ダイオードPeの反射光を受光するA/F受光
回路Pdに接続されて被写体距離情報信号を発生
させるためのA/F測距回路A/Fと、シヤツタ
ブロツクSBの作動を制御するシヤツタブロツク
ドライバ回路SDとを含み、図示のように接続さ
れている。
電源電圧Vccの印加により、中央処理ユニツト
CPUは作動を開始し、AE受光回路AEが正常作
動可能となる所定の遅延時間後に中央処理ユニツ
トCPUはAE受光回路AEから被写体情報信号を
受取つてこれをラツチする。この信号はアナログ
デジタルコンバータによつてデジタル信号となす
のが望ましい。
上述のAE信号をラツチした後中央処理ユニツ
トCPUからA/F測距回路A/Fに測距命令が
発せられて、発光ダイオードPeから発光され、
これの被写体からの反射光がA/F受光回路Pd
に入射され、その情報がA/F測距回路A/Fに
入力されて演算が行われ、演算結果が中央処理ユ
ニツトCPUに入力されてA/F情報信号がラツ
チされる。所定の遅延時間後に中央処理ユニツト
CPUは上述のラツチされたAEデータ及びA/F
データに基づいて演算を行うのであるが、この演
算は被写体距離と明るさによつて被写界深度及び
手振れ限界シヤツタ時間及びストロボフラツシユ
の要否等を考慮に入れた適正絞り値を設定し、こ
の絞り値に基づいてシヤツタ時間を決めるように
なすのである。その際シヤツタセクター開度もシ
ヤツタ時間を適正にするように変化され、プログ
ラムシヤツタとして働くのである。このようにし
て手振れによるボケの心配がなく、設定された絞
りによる被写界深度により実用上充分良好な解像
力の撮影が可能となされるのである。
以下に上述の制御回路により制御される本考案
を組込んだ絞り、レンズ、シヤツタセクター作動
装置を第2図及び第3図を参照して説明する。
第2図及び第3図において電磁シヤツタの電磁
可動子は上地板27に植設された軸28に回転可
能に支持される絞り及びシヤツタ制御用プリント
コイル基板5と、同じく上地板27に植設される
軸29に回転可能に支持される距離調節用プリン
トコイル基板1とにより成り、これらの可動子に
はそれぞれプリントコイル30,31,32,3
3が設けられていて、コイル30は第2図の紙面
に垂直な方向に磁束を有する永久磁石34,35
(互に反対方向の極性を有する)と電磁的に協働
し、コイル31は同様に永久磁石36,37と協
働し、同様にしてコイル32は永久磁石38,3
9と、コイル33は永久磁石40,41と協働し
コイルに所定方向の電流を与えるとコイル基板
5,1がそれぞれ所定方向に回転するが常時は図
示の中立位置に図示されないばねで保持される。
永久磁石の磁気回路を強化するためヨーク5
9,60,61,62が第3図に示されるように
設けられている。
図示されていないカメラ本体に支持されたレン
ズ18はレンズアパチヤ18aが開かれた時にフ
イルム42に被写体像を結ぶようになつていて、
レンズ18はヘリコイド18bを回転することに
よつて遠距離、常用距離、近距離に調節される
が、常時は常用距離に保持される。
レンズアパチヤ18aの絞り口径を調節するた
めに下地板43に植設された軸44に枢支される
絞りレバー15が設けられている。この絞りレバ
ー15は回動されることによつてそれぞれレンズ
アパチヤ18aと整合する大絞り15b、小絞り
15cを所定間隔をおいて設けられていて、図示
されないばねにより反時計方向に附勢され、図示
されないストツパによつて図示の最大レンズアパ
チヤ位置に常時は保持されて最大レンズアパチヤ
を与えるが、後述するように時計方向に回転され
ると、順次大絞り15b、小絞り15cをアパチ
ヤ18aに整合された後に若干越えた位置で図示
されないストツパにより制止されるようになつて
いる。
1対のシヤツタセクター26,26(第3図に
は1枚のみ示す)は上地板27に植設された軸4
5,45にそれぞれ枢支されていて、後述される
ように上地板27に植設された軸48に枢支され
るセクター開閉レバー23が、このレバーの1端
のピン23b及び上地板27上の固定位置の間に
張られた戻しばね24の作用に抗して反時計方向
に揺動される時に、レバー23に植設した軸23
cにそれぞれ滑動嵌合するセクター26,26の
長孔26a,26aを介して連動してこれらのセ
クターが第2図に示された閉位置から開放される
ようになつている。
絞り口径を調節するために絞りレバー15には
ピン15dが植設されていて、プリントコイル基
板5に植設されたピン5aに当接する肩部14b
を有し、軸28に枢支される連動レバー14の下
端近辺に設けた長孔14cがピン15dに滑動係
合し、プリントコイル基板5が反時計方向に回転
する時に連動レバー14も反時計方向に回転して
絞りレバー15を時計方向に回転させるようにな
つている。大絞り15b、小絞り15cをそれぞ
れアパチヤ18aに整合された位置に位置決めす
るために、絞りレバー15には突部15aが上地
板27の長孔27aを貫通するように植設されて
いて、この突部15aは上地板27に軸46によ
つて枢支された絞りストツプレバー13と協働す
るようになつている。絞りストツプレバー13は
図示されないばねによつて時計方向に附勢されて
いる。絞りストツプレバー13の下縁には傾斜カ
ム部13a、制止肩部13b、制止肩部13c及
び制止端縁13dが形成されており、左端に植設
されたピン13eは上地板27に植設された軸4
8に枢支されて図示されないばねによつて時計方
向に附勢されるクラツチレバー12の第一肩部1
2aに当接して図示位置に保持されて、絞りスト
ツプレバー13がばねの作用に抗して図示のよう
にカム部13a、制止肩部13b,13c及び制
止端縁13dが挾りレバー15の突部15aから
離隔した位置に保たれている。
クラツチレバー12の下端に形成した長孔12
cは電磁プランジヤ10と協働する鉄片レバー9
に設けたピン9aと滑動係合し、プランジヤ10
のコイル11に通電されて鉄片レバー9がプラン
ジヤ10に吸着されるとクラツチレバー12がば
ねの作用に抗して反時計方向に揺動され、第一肩
部12aが上方に移動して絞りストツプレバー1
3のピン13eが上動を許されるから絞りストツ
プレバー13はばねの作用により時計方向に回転
する。絞りレバー15の突部15aが図示位置に
ある時は絞りストツプレバー13の時計方向回転
によつて押圧されて傾斜カム部13aに当接し、
図示の最大レンズアパチヤの状態を保つが、絞り
ストツプレバー13が時計方向に押圧された状態
で絞りレバー15が後述のように時計方向に回転
されると突部15aはカム部13aを乗越えて制
止肩部13b及び13cの間に嵌入し、制止肩部
13cによつて突部15aが制止されて大絞り1
5bを丁度アパチヤ18aに整合した位置に保持
する。また後述のように突部15aが絞りストツ
プレバー13の制止端縁13dを越えた位置まで
絞りレバー15が回転した後で絞りストツプレバ
ー13を時計方向に回転させ、次にプリントコイ
ル基板5の反時計方向駆動を解除して連動レバー
14を介してばねの作用で絞りレバー15を反時
計方向に戻すと、突部15aが制止端部13dに
当接して制止され、この位置で小絞り15cがア
パチヤ18aと整合して絞り設定を行う。このよ
うにプランジヤコイル11の附勢とプリントコイ
ル基板5の附勢とのタイミングを変えることによ
つて最大レンズアパチヤ、大絞り15bによる口
径設定及び小絞り15cによる口径設定を選択的
に行い得るのである。
プリントコイル基板5にはピン5bが植設さ
れ、これが軸28に枢支されるシヤツタセクター
駆動レバー20に係合してセクター駆動レバー2
0がプリントコイル基板5とともに回転するよう
になつている。セクター駆動レバー20に植設し
た軸20aには係止腕21a及び係止凹部21b
を有するセクター戻しレバー21が枢支され、図
示されないばねによつて反時計方向に附勢され、
上地板27に植設したストツパピン22によつて
回転を制止されている。
上地板27に軸48により枢支されたセクター
開閉レバー23の下端のピン23aはセクター駆
動レバー20のカム部20bと協働し、セクター
駆動レバー20が時計方向に回転するとセクター
戻しレバー21がばねの作用により反時計方向に
回転して係止凹部21bによりピン23aを係止
してセクターレバー開閉レバー23を確実にセク
ター駆動レバー20と連動させ、セクター開閉レ
バー23が反時計方向に回転し、上端のピン23
bを戻しばね24の作用に抗して左方に移動させ
る。このセクター戻しレバー21の係止凹部21
bによるピン23aの係止はセクター26,26
の閉じ動作開始時期を確実にセクター駆動レバー
20の戻り作動に同期させる作用を与える。第2
図には示していないが、このピン23bの左方へ
の移動に連動してセクター26,26が閉位置か
らピン23bの移動量に対応した開度で開かれる
ようになつている。セクター26,26は常時は
戻しばね24によつて閉位置に保持されている。
上述のピン23bの左方への移動量従つてセク
ター26の開度は、絞り口径の設定に関係して調
節され、プログラムシヤツタとして働いて適正な
露光量及び焦点深度を得られるようになつてい
る。そのために上地板27に植設した軸49に枢
支されるセクター開度設定カムレバー25(第2
図)が設けられ、連動レバー14の上端の突部1
4aと協働するようになつていて、図示されない
ばねで反時計方向に附勢されて突部14aにより
制止されている。
プリントコイル基板5の反時計方向の回転によ
り連動レバー14を介して絞りレバー15が作動
され、プランジヤコイル11の附勢とのタイミン
グの選択によつて既述のように絞り口径が設定さ
れた時、絞りレバー15のその時の位置に関係し
て規定される連動レバー14の位置によつてカム
レバー25の位置が決定される。
カムレバー25の下端のカム縁25aはセクタ
ー開閉レバー23のピン23aと協働し、プリン
トコイル基板5が時計方向に回転されてセクター
駆動レバー20のカム部20bによりセクター開
閉レバー23のピン23aが押されてセクター開
閉レバー23をセクター開放方向に揺動させる時
にカムレバー25のカム縁25aがその時の絞り
口径設定位置に関係したセクター開度を得るよう
にピン23aの移動を制限するのである。
レンズ18の距離調節を行うためにプリントコ
イル基板1にピン1aにより連動される連動レバ
ー16が軸29に枢支され、下端にピン50が設
けられていて、このピン50は上地板27に植設
した軸51に枢支されるレンズ駆動レバー17の
長溝17aに滑動係合し連動レバー16が揺動さ
れると、レンズ駆動レバー17も連動して反対方
向に揺動されるようになつている。このレンズ駆
動レバー17にはピン17bが植設され、上地板
27に植設した軸52に枢支される1対の対向し
た中立位置保持レバー53,54によつてピン1
7bが挾持されており、対向レバー53,54は
上地板27に植設したストツパピン55を挾んで
ばね56により互に引寄せられ、レンズ駆動レバ
ー17が何れの方向に回転された時もレバー5
3,54によつてピン17bがストツパピン55
によつて決定される位置にばね56の作用により
引戻されて、レンズ駆動レバー17を中立位置に
保持するようになつている。レンズ駆動レバー1
7の上端には長孔17cが形成されていて、この
長孔17cにレンズ18のヘリコイド18bに形
成した突起に植設したピン57が係合し、プリン
トコイル基板1が時計方向または反時計方向に回
転する時に連動レバー16及びレンズ駆動レバー
17を介してヘリコイド18bが連動して回転さ
れてレンズ18を遠距離または近距離に調節する
が、常時はばね56によつてストツパーピン55
に当接するように互いに引寄せられるように附勢
された中立位置保持レバー53,54によつてレ
ンズ駆動レバー17は中立位置すなわちレンズの
常用距離に保持される。
レンズの距離調節位置にヘリコイド18bをク
リツク保持するために上地板27に植設された軸
58に枢支されるレンズストツプレバー19が設
けられていて、このレンズストツプレバー19は
図示されないばねにより時計方向に附勢され、レ
バー19に植設されたピン19aがクラツチレバ
ー12の上端に形成された第二肩部12bに当接
して制止され常時はレンズストツプレバー19の
係止爪19bがヘリコイド18bに形成した遠距
離クリツク凹部18c及び近距離クリツク凹部1
8dから離隔されているが、既述のようにプラン
ジヤコイル11が附勢されてクラツチレバー12
が反時計方向に揺動されてこれにタイミングを合
せたプリントコイル基板5の作動によつて絞りレ
バー15を所定の絞り口径設定位置に回転させる
時に第二肩部12bによるレンズストツプレバー
19のピン19aの制止を解除してレンズストツ
プレバー19がばねの作用による時計方向の回転
を許され、係止爪19bが所定の絞り口径設定位
置のクリツク凹部18cまたは18dに係合して
設定絞り口径に保持するのである。
第2図において図解を明らかにするためにピン
や突部が貫通する溝類の図示を省略してある。
また上述の説明ではプリントコイル基板5に絞
り口径設定機構を連動させてあるが、これの代り
にレンズ距離調節機構を連動させることも可能で
ある。
上述のように構成された本考案による機構の作
動は次の通りである。
先ずカメラのダストカバーを開くと電源スイツ
チSW1が閉じ、レリーズボタンを押すと起動スイ
ツチSW2が閉じて制御回路が附勢される。AE受
光回路AEより中央処理ユニツトCPUにAE情報
信号が入力されてラツチされ、A/F測距回路
A/Fに指令が与えられてA/F情報信号が中央
処理ユニツトCPUに与えられてラツチされる。
これによつて演算が行われて被写界状況に応じた
焦点深度、及び手振れ防止を考慮したシヤツタ時
間を適正になす最適絞り口径が算出されてシヤツ
タブロツクドライブ回路SDに与えられる。シヤ
ツタブロツクドライブ回路SDからの出力により
絞りレバー15を作動させるための反時計方向の
プリントコイル基板5のコイル30,31の附勢
及び絞りストツプレバー13を作動させるための
プランジヤコイル11の附勢のタイミングが決定
されて、所定絞り口径が設定されるように絞りレ
バー15が作動されてその位置に保持される。
次にA/F信号に基づいてレンズを遠距離に調
節する時にはコイル32,33を附勢して制御回
路からの指令でプリントコイル基板1を例えば時
計方向に回転して連動レバー16を介してレンズ
駆動レバー17を反時計方向に回転させ、ヘリコ
イド18bを時計方向に回転させ、また常用距離
の場合はプリントコイル基板1を不作動とし、ま
た近距離の時はプリントコイル基板1を反時計方
向に回転してレンズ距離を調節し、レンズストツ
プレバー19により係止する。
次にシヤツタセクター26,26を開くために
プリントコイル基板5を時計方向に回転させるよ
うにプリントコイル基板5のコイル30,31を
附勢する。この場合ピン5aは連動レバー14か
ら離れる方向に動くから絞りレバー15は設定絞
り口径位置に保持されたままに保たれる。
プリントコイル基板5の時計方向の回転により
連動するセクター駆動レバー20によつてセクタ
ー開閉レバー23がばね24の作用に抗して反時
計方向に回転されてセクター26を閉位置から開
放させる。その際セクター戻しレバー21がピン
22の廻りに反時計方向に回転してピン23aを
係止するからセクター開閉レバー23とセクター
駆動レバー20の連動が確実となりセクター開閉
レバー23のジヤンピングが防止される。
AE信号による所定時間後にプリントコイル基
板5のコイル30,31に反対方向の電流が与え
られてプリントコイル基板5とともにセクター駆
動レバー20が反時計方向に強力に回転され、セ
クター戻しレバー21により確実に連動されてい
るセクター開閉レバー23も確実にセクター閉じ
方向に回転されるのである。
既述のようにAE及びA/F情報により規定さ
れて最適シヤツタ時間を与えるためプログラムシ
ヤツタとして作動するようにセクター開度が調節
されるがそのために絞り口径を設定している絞り
レバー15により位置を規定されている連動レバ
ー14によつてカムレバー25の位置が決定さ
れ、セクター開閉レバー23の反時計方向の回転
量がカムレバー25のカム縁25aに当接するピ
ン23aによつて決定され、セクター開度が決定
される。
露出後所定遅延時間後に制御回路が滅勢されて
カメラは図示の通りの初期位置に復帰される。
第4図は本考案のカメラの作動タイムチヤート
を示す。
上述のように本考案によれば全自動A/F・
AEカメラを簡単な構造で極めて効率よく正確な
作動を保証するように製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を組込んだカメラの制御回路を
示す回路図。第2図は本考案による絞り設定機構
を示すため下地板を省略して第3図の矢印A方向
に見た底面図。第3図は第2図の側面図。第4図
は本考案を組込んだカメラの作動タイムチヤー
ト。 1,5……可動子すなわちプリントコイル基
板、9……鉄片レバー、10……プランジヤ、1
1……プランジヤコイル、12……クラツチレバ
ー、13……絞りストツプレバー、14……連動
レバー、15……絞りレバー、15b……大絞
り、15c……小絞り、18a……レンズアパチ
ヤ、20……セクター駆動レバー、21……セク
ター戻しレバー、23……セクター開閉レバー、
25……カムレバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被写体距離調節用ヘリコイド18bを有するレ
    ンズ18と、種々の絞り口径15b,15cを有
    し、所定の揺動位置で選択された絞り口径15
    b,15cをレンズアパチヤ18aに整合させ、
    又はレンズアパチヤ18aから離脱させるように
    揺動可能の絞りレバー15と、全開、全閉位置の
    間で揺動されて選択されたレンズアパチヤ開度に
    設定可能のセクター26と、被写体明るさ情報信
    号を出力するA/E受光回路A/Eと、被写体距
    離情報信号を出力するA/F測距回路A/Fと、
    これらの信号を入力して被写体明るさ設定信号及
    び測距距離設定信号を出力する中央処理ユニツト
    CPUと、前記中央処理ユニツトCPUからの出力
    信号を入力してシヤツタブロツクを制御して被写
    体距離設定及び適正露出を行う出力信号を出力す
    るシヤツタブロツクドライブ回路SDとを有する
    電磁駆動式カメラ用シヤツタに於て、前記シヤツ
    タブロツクドライブ回路SDの出力により所定時
    期に所定時間附勢されて選択的に一方向又は反対
    方向に枢動され、常時は中間の中立位置に保持さ
    れる傾向を与えられている絞り及びシヤツタセク
    ター制御用プリントコイル基板5と、前記シヤツ
    タブロツクドライブ回路SDの出力により所定時
    期に所定時間附勢されて選択的に一方向又は反対
    方向に枢動され、常時は中間の中立位置に保持さ
    れる傾向を与えられている被写体距離調節用プリ
    ントコイル基板1と、前記絞りレバー15に連動
    し、前記絞り及びシヤツタセクター制御用プリン
    トコイル基板5の前記一方向の枢動に追従して選
    択された絞り口径15b又は15cをレンズアパ
    チヤ18aに整合させ得る連動レバー14と、前
    記セクター26に連動し、前記絞り及びシヤツタ
    セクター制御用プリントコイル基板5の前記反対
    方向の枢動に追従して枢動されて前記セクター2
    6を所定開度に設定可能のセクター開閉レバー2
    3と、前記絞り及びシヤツタセクター制御用プリ
    ントコイル基板5の前記一方向の枢動に追従する
    前記連動レバー14により枢動されて前記セクタ
    ー開閉レバー23に当接してこのセクター開閉レ
    バー23の位置を規制し、前記セクター26の開
    度を制御するカムレバー25と、前記被写体距離
    調節用プリントコイル基板1の前記一方向又は反
    対方向の枢動に追従して枢動される連動レバー1
    6と、前記レンズヘリコイド18b及び前記連動
    レバー16に連動し、前記被写体距離調節用プリ
    ントコイル基板1の前記一方向又は反対方向の枢
    動により枢動されて前記レンズヘリコイド18b
    を、レンズ18の測距中間距離を設定する中間位
    置から無限大距離又は近距離位置に設定するする
    ように前記ヘリコイド18bを作動させるレンズ
    駆動レバー17と、前記レンズ駆動レバー17を
    レンズ18の中立位置に復帰させるように制御す
    る中立位置保持レバー53,54と、前記絞りレ
    バー15を、その選択された絞り口径15b又は
    15cをレンズアパチヤ18aに整合させ、又は
    これらの絞り口径をレンズアパチヤ18aから離
    隔された位置に抑止するように前記絞りレバー1
    5に作動的に連結された絞りストツプレバー13
    と、前記シヤツタブロツクドライブ回路SDの出
    力により所定時期に所定時間附勢されるプランジ
    ヤコイル11により作動されて前記レンズ18に
    対して所定絞り口径を与えるように枢動された前
    記絞りレバー15を抑止する位置及び解除位置に
    前記ストツプレバー13を枢動させるクラツチレ
    バー12とを含んでいることを特徴とする電磁駆
    動式カメラ用シヤツタ。
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