JPS6331839A - ダンプ用ホイストリンク機構 - Google Patents
ダンプ用ホイストリンク機構Info
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- JPS6331839A JPS6331839A JP17632086A JP17632086A JPS6331839A JP S6331839 A JPS6331839 A JP S6331839A JP 17632086 A JP17632086 A JP 17632086A JP 17632086 A JP17632086 A JP 17632086A JP S6331839 A JPS6331839 A JP S6331839A
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 4
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Jib Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
(産業上の利用分野)
本発明はダンプカーのシャシフレームに対し回動可能に
支承されたベセルを起伏回動するダンプ用ホイストリン
ク機構に関するものである。
支承されたベセルを起伏回動するダンプ用ホイストリン
ク機構に関するものである。
(従来の技術)
本願出願人はダンプ時の安定性及び横剛性(耐横転性)
を向上することができるとともに、ホイストシリンダの
推力を軽減するため、第10図及び第11図に示すよう
な構造のダンプ用ホイストリンク機構を提案している。
を向上することができるとともに、ホイストシリンダの
推力を軽減するため、第10図及び第11図に示すよう
な構造のダンプ用ホイストリンク機構を提案している。
(特開昭61−46731号公報参照)これについて説
明すると、シャシフレーム2に対してベゼル6を軸3に
より回動可能に装着し、ホイストシリンダ9及びテンシ
ョンアーム14の基端を前記シャシフレーム2に対しそ
れぞれ回動可能に軸着するとともに、前記ベゼル6には
リフトアーム15の一端を回動可能に軸着し、該リフト
アーム15の他端には前記テンションアーム14の先端
部を回動可能に軸着し、同じくリフトアーム15の中央
部には前記ホイストシリンダ9のピストンロフト19の
先端部を回動可能に軸着している。この従来例において
本願発明の実施例と同一の機能を有する部材については
同一の符号を付して説明を省略する。
明すると、シャシフレーム2に対してベゼル6を軸3に
より回動可能に装着し、ホイストシリンダ9及びテンシ
ョンアーム14の基端を前記シャシフレーム2に対しそ
れぞれ回動可能に軸着するとともに、前記ベゼル6には
リフトアーム15の一端を回動可能に軸着し、該リフト
アーム15の他端には前記テンションアーム14の先端
部を回動可能に軸着し、同じくリフトアーム15の中央
部には前記ホイストシリンダ9のピストンロフト19の
先端部を回動可能に軸着している。この従来例において
本願発明の実施例と同一の機能を有する部材については
同一の符号を付して説明を省略する。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、前記従来のダンプ用ホイストリンク機構は、
第11図に示すようにテンションアームシャフト11が
直線状に形成されていたので、テンションアーム14の
基端軸着点P3がホイストシリンダ9のシリンダケーシ
ング13直下に位置し、ホイストシリンダ9の中心軸線
01とテンションアーム14の中心軸線o2との交点P
5がリフトアーム15のベゼル側軸着点P4からホイス
トシリンダ9の基端部側へ離間するため、次のような問
題があった。
第11図に示すようにテンションアームシャフト11が
直線状に形成されていたので、テンションアーム14の
基端軸着点P3がホイストシリンダ9のシリンダケーシ
ング13直下に位置し、ホイストシリンダ9の中心軸線
01とテンションアーム14の中心軸線o2との交点P
5がリフトアーム15のベゼル側軸着点P4からホイス
トシリンダ9の基端部側へ離間するため、次のような問
題があった。
すなわち、ベゼル6の軸着点P2を中心としてリフトア
ーム15のベゼル6側軸着点P4(軸16)を通る円弧
、つまりベゼル6のダンプ軌跡円にの前記軸着点P4を
通る接線Tに対する前記交点P5と軸着点P4を結ぶホ
イストシリンダ9の押上刃W3の作用線03の傾斜角θ
が大きくなり、この結果ホイストシリンダ9の推力W1
とテンションアーム14に作用する張力W2とにより決
定される押上刃W3の有効な分力W4 (この分力W4
は接線T上にあり、分力W5が無駄な力となる)が小さ
くなり、ホイストシリンダ9を大型化し、かつテンショ
ンアーム14やリフトアーム15の強度を高める必要が
あり、従ってホイストリンク機構全体が大型化し、重量
が大きくなり、製作及びコストの面で非常に不利にとな
る。
ーム15のベゼル6側軸着点P4(軸16)を通る円弧
、つまりベゼル6のダンプ軌跡円にの前記軸着点P4を
通る接線Tに対する前記交点P5と軸着点P4を結ぶホ
イストシリンダ9の押上刃W3の作用線03の傾斜角θ
が大きくなり、この結果ホイストシリンダ9の推力W1
とテンションアーム14に作用する張力W2とにより決
定される押上刃W3の有効な分力W4 (この分力W4
は接線T上にあり、分力W5が無駄な力となる)が小さ
くなり、ホイストシリンダ9を大型化し、かつテンショ
ンアーム14やリフトアーム15の強度を高める必要が
あり、従ってホイストリンク機構全体が大型化し、重量
が大きくなり、製作及びコストの面で非常に不利にとな
る。
又、テンションアーム14の基端を支持するシャフト1
1が直線状のため、ベゼル6とテンションアーム14と
の間隔が大きくなり、このためテンションアーム14の
下方に所定間隔をおいて袋装着されたリヤアクスル20
とベゼル6との間隔も大きくなって、ベゼル6の地上高
さHが高くなり、走行時の安定性と積み降ろし作業性が
低下するという問題があった。
1が直線状のため、ベゼル6とテンションアーム14と
の間隔が大きくなり、このためテンションアーム14の
下方に所定間隔をおいて袋装着されたリヤアクスル20
とベゼル6との間隔も大きくなって、ベゼル6の地上高
さHが高くなり、走行時の安定性と積み降ろし作業性が
低下するという問題があった。
発明の構成
(問題点を解決するための手段)
本発明は前記問題点を解消するため、シャシフレームに
対してベゼルを回動可能に軸着するとともに、ホイスト
シリンダ及びテンションアームの基端をそれぞれ回動可
能に軸着し、前記ベゼルとテンションアーム先端部との
間にはリフトアームの両端部をそれぞれ回動可能に軸着
し、該リフトアームの中間部には前記ホイストシリンダ
の先端を回動可能に軸着し、さらに前記テンションアー
ムの基端軸着点値lを前記ホイストシリンダのシリンダ
ケーシングと干渉する高さ位置に設定するという手段を
採っている。
対してベゼルを回動可能に軸着するとともに、ホイスト
シリンダ及びテンションアームの基端をそれぞれ回動可
能に軸着し、前記ベゼルとテンションアーム先端部との
間にはリフトアームの両端部をそれぞれ回動可能に軸着
し、該リフトアームの中間部には前記ホイストシリンダ
の先端を回動可能に軸着し、さらに前記テンションアー
ムの基端軸着点値lを前記ホイストシリンダのシリンダ
ケーシングと干渉する高さ位置に設定するという手段を
採っている。
(作用)
本発明は前記手段を採ったことにより、次のように作用
する。
する。
テンションアームの中心軸線とホイストシリンダの中心
軸線との交点がリフトアームのベゼル側軸着点へ接近す
るため、ダンプ軌跡円のリフトアームのベゼル側軸着点
を通る接線に対する前記ベゼル側軸着点と前記交点を結
ぶ押上刃の作用線の傾斜角が小さくなり、この結果ホイ
ストシリンダの推力がベゼルを回動するのに有効に作用
し、小さい推力でベゼルの回動が行われ、ダンプ用ホイ
ストリンク機構が小型・軽量化され、ベゼルやシャシフ
レームへ不必要な力が作用しなくなり、ダンプ用ホイス
トリンク機構、ベゼル等の耐久性が向上する。
軸線との交点がリフトアームのベゼル側軸着点へ接近す
るため、ダンプ軌跡円のリフトアームのベゼル側軸着点
を通る接線に対する前記ベゼル側軸着点と前記交点を結
ぶ押上刃の作用線の傾斜角が小さくなり、この結果ホイ
ストシリンダの推力がベゼルを回動するのに有効に作用
し、小さい推力でベゼルの回動が行われ、ダンプ用ホイ
ストリンク機構が小型・軽量化され、ベゼルやシャシフ
レームへ不必要な力が作用しなくなり、ダンプ用ホイス
トリンク機構、ベゼル等の耐久性が向上する。
又、テンションアームの位置が高くなるので、ホイスト
リンク機構の上下高さが小さくなり、それだけリヤアク
スルがシャシフレーム側へ接近され、この結果ベセルの
地上高さが低くなり、走行時の安定性や積み降ろし性が
向上する。
リンク機構の上下高さが小さくなり、それだけリヤアク
スルがシャシフレーム側へ接近され、この結果ベセルの
地上高さが低くなり、走行時の安定性や積み降ろし性が
向上する。
(実施例)
以下、本発明を具体化した第一実施例を第1図〜第5図
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
第1図及び第5図に示すようにダンプカー1の一対(第
2図参照)のシャシフレーム2の後端部には軸3及びベ
セルヒンジブラケソト4を介してベセルフレーム5が回
動可能に装着され、該ベセルフレーム5上にはベセル6
が固設されている。
2図参照)のシャシフレーム2の後端部には軸3及びベ
セルヒンジブラケソト4を介してベセルフレーム5が回
動可能に装着され、該ベセルフレーム5上にはベセル6
が固設されている。
前記両シャシフレーム2の間には第2図に示すようにト
ラニオンブラケット7を介してトラニオン8の両端部が
回動可能に支持され、該トラニオン8の中央部にはホイ
ストシリンダ9のシリンダケーシング13の基端部が固
着されている。前記シャシフレーム2には前記ホイスト
シリンダ9の基端軸着点P1とベセル6の軸着点P2と
の間に位置するようにテンションアームブラケット10
を介してテンションアームシャフト11がキー12によ
り回動不能に橋架固定されている。さらに、テンション
アームシャフト11の両端部には断面四角筒状をなす一
対のテンションアーム14が回動可能に支持されている
。
ラニオンブラケット7を介してトラニオン8の両端部が
回動可能に支持され、該トラニオン8の中央部にはホイ
ストシリンダ9のシリンダケーシング13の基端部が固
着されている。前記シャシフレーム2には前記ホイスト
シリンダ9の基端軸着点P1とベセル6の軸着点P2と
の間に位置するようにテンションアームブラケット10
を介してテンションアームシャフト11がキー12によ
り回動不能に橋架固定されている。さらに、テンション
アームシャフト11の両端部には断面四角筒状をなす一
対のテンションアーム14が回動可能に支持されている
。
前記ベセルフレーム5と前記テンションアーム14の先
端部との間には一対のリフトアーム15が軸16.17
により回動可能に連結されている。
端部との間には一対のリフトアーム15が軸16.17
により回動可能に連結されている。
又、前記、リフトアーム15のほぼ中央部間には軸18
が横架固定され、該軸18には前記ホイストシリンダ9
のピストンロッド19が回動可能に連結されている。2
0はシャシフレーム2に装着された後車輪21用のリヤ
アクスルである。
が横架固定され、該軸18には前記ホイストシリンダ9
のピストンロッド19が回動可能に連結されている。2
0はシャシフレーム2に装着された後車輪21用のリヤ
アクスルである。
第3図に示すように前記テンションアームシャフト11
の中央部には前記シリンダケーシング13の下半部を係
合するように円弧状の凹部11aが形成され、ベセル6
の非ダンプ時に該シャフト11の基端軸着点P3がホイ
ストシリンダ9のシリンダケーシング13と干渉する位
置に配置されるようにしている。そして、ベセル6の軸
着点P2を中心としてリフトアーム15のベセル6側軸
着点P4(軸16)を通る円弧、つまりベセル6のダン
プ軌跡円にの前記軸着点P4を通る接線T上に、前記ホ
イストシリンダ9の中心軸線o1と、テンションアーム
14の中心軸線02.!;の交点P5が位置するように
している。そして、この実施例では軸着点P4と交点P
5を通る直線、つまりベセル6の押上刃の作用線03と
前記接線Tとを一致させ、接線Tに対する作用線03の
傾斜角θが零になるようにしている。
の中央部には前記シリンダケーシング13の下半部を係
合するように円弧状の凹部11aが形成され、ベセル6
の非ダンプ時に該シャフト11の基端軸着点P3がホイ
ストシリンダ9のシリンダケーシング13と干渉する位
置に配置されるようにしている。そして、ベセル6の軸
着点P2を中心としてリフトアーム15のベセル6側軸
着点P4(軸16)を通る円弧、つまりベセル6のダン
プ軌跡円にの前記軸着点P4を通る接線T上に、前記ホ
イストシリンダ9の中心軸線o1と、テンションアーム
14の中心軸線02.!;の交点P5が位置するように
している。そして、この実施例では軸着点P4と交点P
5を通る直線、つまりベセル6の押上刃の作用線03と
前記接線Tとを一致させ、接線Tに対する作用線03の
傾斜角θが零になるようにしている。
次に、前記のように構成したダンプ用ホイストリンク機
構について、その作用を説明する。
構について、その作用を説明する。
さて、ベセル6が第1図に示す非ダンプ位置にあるとき
、ホイストシリンダ9のピストンロッド19が伸長され
ると、ベセル6が第4図に示すダンプ位置に移動される
。
、ホイストシリンダ9のピストンロッド19が伸長され
ると、ベセル6が第4図に示すダンプ位置に移動される
。
ダンプ時のホイストシリンダ9による推力をWlとする
と、第1図に示すように、両中心軸線01.02の交点
P5に関してテンションアーム14にはその中心軸線0
2方向に張力W2が作用し、この張力W2と前記推力W
1とにより決定される押上刃W3が、軸着点P4と交点
P5を結ぶ押上刃W3の作用線03上に発生する。この
第一実施例では前記接線Tに該作用線03を一致させた
ので、前記押上刃W3は接線T方向にのみ、すなわちベ
セル6を押上るためにのみ作用する。このため、ホイス
トシリンダ9の推力W1が最大限に活用され、ベセル6
の荷重が同じ場合、従来のものと比較してホイストシリ
ンダ9の推力Wlを小さくすることができる。この結果
、ホイストシリンダ9、テンションアーム14、及びリ
フトアーム15を小型・軽量化することができ、又、ベ
セル6のシャシフレーム2へ不必要な力が作用するのを
なくして、ダンプ用ホイストリンク機構、ベセ 、ル
6、シャシフレーム2等の耐久性を向上することができ
る。
と、第1図に示すように、両中心軸線01.02の交点
P5に関してテンションアーム14にはその中心軸線0
2方向に張力W2が作用し、この張力W2と前記推力W
1とにより決定される押上刃W3が、軸着点P4と交点
P5を結ぶ押上刃W3の作用線03上に発生する。この
第一実施例では前記接線Tに該作用線03を一致させた
ので、前記押上刃W3は接線T方向にのみ、すなわちベ
セル6を押上るためにのみ作用する。このため、ホイス
トシリンダ9の推力W1が最大限に活用され、ベセル6
の荷重が同じ場合、従来のものと比較してホイストシリ
ンダ9の推力Wlを小さくすることができる。この結果
、ホイストシリンダ9、テンションアーム14、及びリ
フトアーム15を小型・軽量化することができ、又、ベ
セル6のシャシフレーム2へ不必要な力が作用するのを
なくして、ダンプ用ホイストリンク機構、ベセ 、ル
6、シャシフレーム2等の耐久性を向上することができ
る。
又、ダンプ用ホイストリンク機構の小型化によりその上
下高さが小さくなるので、シャシフレームとリヤアクス
ル20との間隔が小さくなり5、従って、ベセル6の地
上高さHを低くすることができ、走行時の安定性及び積
み降ろし性が向上する。この第一実施例ではテンション
アームシャフト11の軸着点P3をシリンダケーシング
13と干渉する位置に配置したので、テンションアーム
14を上方へ変位することができ、それだけシャシフレ
ーム2とリヤアクスル20との間隔を短くでき、この点
からもへセル6の地上高さHを低くすることができ、走
行時の安定性及び積み降ろし性が向上する。
下高さが小さくなるので、シャシフレームとリヤアクス
ル20との間隔が小さくなり5、従って、ベセル6の地
上高さHを低くすることができ、走行時の安定性及び積
み降ろし性が向上する。この第一実施例ではテンション
アームシャフト11の軸着点P3をシリンダケーシング
13と干渉する位置に配置したので、テンションアーム
14を上方へ変位することができ、それだけシャシフレ
ーム2とリヤアクスル20との間隔を短くでき、この点
からもへセル6の地上高さHを低くすることができ、走
行時の安定性及び積み降ろし性が向上する。
次に、第6図(a)〜(c)及び第7図(a)〜(d)
により第一実施例の変形例にってい説明する。
により第一実施例の変形例にってい説明する。
第6図(a)に示すように、テンションアームシャフト
11の中間部を鋳物で一体形成したり、同図(b)に示
すように鉄板よりなる金具31に軸32を溶着したり、
同図(C)示すようにバイブ33に軸32を嵌入固定し
たりして形成してもよい。
11の中間部を鋳物で一体形成したり、同図(b)に示
すように鉄板よりなる金具31に軸32を溶着したり、
同図(C)示すようにバイブ33に軸32を嵌入固定し
たりして形成してもよい。
第79 (a)に示すように、テンションアームブラケ
ット10に対するテンションアームシャフト11の回り
止め構造をスプライン式にしたり、同図(b)に示すよ
うに回り止めプレート34をシャフト11の切欠面11
aに当接したり、同図(C)に示すようにシャフト11
にプレート35を設けこれをテンションアームブラケッ
ト10にボルト36により固定したり、さらに同図(d
)に示すようにシャフト11とシャシフレーム2との間
に回り止めロッド37を介在させたりしてもよい。
ット10に対するテンションアームシャフト11の回り
止め構造をスプライン式にしたり、同図(b)に示すよ
うに回り止めプレート34をシャフト11の切欠面11
aに当接したり、同図(C)に示すようにシャフト11
にプレート35を設けこれをテンションアームブラケッ
ト10にボルト36により固定したり、さらに同図(d
)に示すようにシャフト11とシャシフレーム2との間
に回り止めロッド37を介在させたりしてもよい。
次に、第8図により本発明の第二実施例を説明する。
この実施例はテンションアーム14を支持するテンショ
ンアームシャフト11のtl 造& ヒチンションアー
ムブラケット10の構造が前述した第一実施例と異なり
、その他の構造は第一実施例と同様である。従って、異
なる点についてのみ説明すると、一対のシャシフレーム
2,2にはそれぞれテンションアームブラケット10が
上下一対のボルトにより締付固定され、両ブラケット1
0,10にはそれぞれ短いテンションアームシャフト1
1.11が支持され、両テンションアームシャフト11
,11の軸着点P3の高さ位置がホイストシリンダ9と
干渉する位置に配置され、両シャフトtt、itにはそ
れぞれテンションアーム14゜14の基端が回動可能に
支持されている。この第二実施例はテンションアームシ
ャフト11の長さが短くなるので、第一実施例よりも軽
量化できるが、その他の作用は第一実施例と同様である
。又、第9図は第二実施例の変形例であって、テンショ
ンアームシャフト11.11が片持ち支持されているが
、この変形例も基本的には第二実施例と同様である。
ンアームシャフト11のtl 造& ヒチンションアー
ムブラケット10の構造が前述した第一実施例と異なり
、その他の構造は第一実施例と同様である。従って、異
なる点についてのみ説明すると、一対のシャシフレーム
2,2にはそれぞれテンションアームブラケット10が
上下一対のボルトにより締付固定され、両ブラケット1
0,10にはそれぞれ短いテンションアームシャフト1
1.11が支持され、両テンションアームシャフト11
,11の軸着点P3の高さ位置がホイストシリンダ9と
干渉する位置に配置され、両シャフトtt、itにはそ
れぞれテンションアーム14゜14の基端が回動可能に
支持されている。この第二実施例はテンションアームシ
ャフト11の長さが短くなるので、第一実施例よりも軽
量化できるが、その他の作用は第一実施例と同様である
。又、第9図は第二実施例の変形例であって、テンショ
ンアームシャフト11.11が片持ち支持されているが
、この変形例も基本的には第二実施例と同様である。
なお、本発明は次のように具体化することも可能である
。
。
前記各実施例では中心軸線01,02の交点P5が接1
JIT上に位置するようにしたが、この位置は多少変位
させてもよい。
JIT上に位置するようにしたが、この位置は多少変位
させてもよい。
発明の効果
以上詳述したように、本発明はホイストシリンダの推力
を従来のホイストシリンダよりも小さくして、ホイスト
リンク機構を小型・軽量化し、又、ベセル及びシャシフ
レーム等へ不必要な力が作用するのをなくして、ホイス
トリンク機構、ベセル等の耐久性を向上することができ
、製作を容易行い製品のコストダウンを図ることができ
る効果がある。又、ベセルの地上高さを低(し、走行時
の安定性を高め、積み降ろし性を向上することができる
効果がある。
を従来のホイストシリンダよりも小さくして、ホイスト
リンク機構を小型・軽量化し、又、ベセル及びシャシフ
レーム等へ不必要な力が作用するのをなくして、ホイス
トリンク機構、ベセル等の耐久性を向上することができ
、製作を容易行い製品のコストダウンを図ることができ
る効果がある。又、ベセルの地上高さを低(し、走行時
の安定性を高め、積み降ろし性を向上することができる
効果がある。
第1図はこの発明を具体化した第一実施例のダンプカー
のホイストリンク機構の正面図、第2図は同じくホイス
トリンク機構の平面図、第3図は第1図のA−A線断面
図、第4図はダンプ時のホイストリンク機構の正面図、
第5図はダンプカーの路体正面図、第6図(a)〜(c
)はそれぞれテンションアームシャフトの変形例を示す
斜視図、第7図(a)〜(d)はそれぞれテンションア
ームシャフトの回り止め構造の別例を示す断面図、第8
図は本発明の第二実施例を示す要部のみの断面図、第9
図は第二実施例の変形例を示す断面図、第10図は従来
のホイストリンク機構を示す正面図、第11図は第10
図のB−B線断面図である。 1・・・ダンプカー、2・・・シャシフレーム、3・・
・軸、6・・・ベセル、8・・・トラニオン、9・・・
ホイストシリンダ、lO・・・テンションアームブラケ
ット、11・・・テンションアームシャフト、lla・
・・凹部、14・・・テンションアーム、15・・・リ
フトアーム、01・・・ホイストシリンダの中心軸線、
02・・・テンションアーム14の中心軸線、03・・
・押上刃W3の作用線、Pl・・・ホイストシリンダ9
の基端軸着点、P2・・・ベセル6の軸着点、P3・・
・テンションアームシャフト11の基端軸着点、P4・
・・リフトアーム15のベセル60III軸着点、P5
・・・中心軸線Of。 o2の交点、Wl・・・ホイストシリンダ9の推力、W
2・・・テンションアーム14の張力、W3・・・押上
刃、K・・・ベセル6のダンプ軌跡円、T・・・ダンプ
軌跡円のリフトアームのベセル側軸着点を通る接線。
のホイストリンク機構の正面図、第2図は同じくホイス
トリンク機構の平面図、第3図は第1図のA−A線断面
図、第4図はダンプ時のホイストリンク機構の正面図、
第5図はダンプカーの路体正面図、第6図(a)〜(c
)はそれぞれテンションアームシャフトの変形例を示す
斜視図、第7図(a)〜(d)はそれぞれテンションア
ームシャフトの回り止め構造の別例を示す断面図、第8
図は本発明の第二実施例を示す要部のみの断面図、第9
図は第二実施例の変形例を示す断面図、第10図は従来
のホイストリンク機構を示す正面図、第11図は第10
図のB−B線断面図である。 1・・・ダンプカー、2・・・シャシフレーム、3・・
・軸、6・・・ベセル、8・・・トラニオン、9・・・
ホイストシリンダ、lO・・・テンションアームブラケ
ット、11・・・テンションアームシャフト、lla・
・・凹部、14・・・テンションアーム、15・・・リ
フトアーム、01・・・ホイストシリンダの中心軸線、
02・・・テンションアーム14の中心軸線、03・・
・押上刃W3の作用線、Pl・・・ホイストシリンダ9
の基端軸着点、P2・・・ベセル6の軸着点、P3・・
・テンションアームシャフト11の基端軸着点、P4・
・・リフトアーム15のベセル60III軸着点、P5
・・・中心軸線Of。 o2の交点、Wl・・・ホイストシリンダ9の推力、W
2・・・テンションアーム14の張力、W3・・・押上
刃、K・・・ベセル6のダンプ軌跡円、T・・・ダンプ
軌跡円のリフトアームのベセル側軸着点を通る接線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、シャシフレームに対してベセルを回動可能に軸着す
るとともに、ホイストシリンダ及びテンションアームの
基端をそれぞれ回動可能に軸着し、前記ベセルとテンシ
ョンアーム先端部との間にはリフトアームの両端部をそ
れぞれ回動可能に軸着し、該リフトアームの中間部には
前記ホイストシリンダの先端を回動可能に軸着し、さら
に前記テンションアームの基端軸着点位置を前記ホイス
トシリンダのシリンダケーシングと干渉する高さ位置に
設定したダンプ用ホイストリンク機構。 2、一対のシャシフレームの間にはテンションアームの
基端を支持するテンションアームシャフトが回動不能に
架設連結され、該シャフトの中間部には前記ホイストシ
リンダのシリンダケーシング下部を進入させてテンショ
ンアームの基端軸着点をホイストシリンダのシリンダケ
ーシングと干渉する高さ位置に配置するための凹部が形
成されている特許請求の範囲第1項に記載のダンプ用ホ
イストリンク機構。 3、一対のシャシフレームにはそれぞれテンションアー
ムブラケットが締付固定され、各ブラケットにはそれぞ
れテンションアームシャフトが支持され、両テンション
アームシャフトの軸着点の高さ位置はホイストシリンダ
と干渉する位置に配置され、両シャフトにはそれぞれテ
ンションアームの基端が回動可能に支持されている特許
請求の範囲第1項に記載のダンプ用ホイストリンク機構
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17632086A JPS6331839A (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 | ダンプ用ホイストリンク機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17632086A JPS6331839A (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 | ダンプ用ホイストリンク機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6331839A true JPS6331839A (ja) | 1988-02-10 |
Family
ID=16011523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17632086A Pending JPS6331839A (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 | ダンプ用ホイストリンク機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6331839A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0618068U (ja) * | 1992-08-19 | 1994-03-08 | 新明和工業株式会社 | 車両荷箱の傾倒装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5237062U (ja) * | 1975-09-08 | 1977-03-16 | ||
JPS6146731A (ja) * | 1984-08-14 | 1986-03-07 | Toyoda Autom Loom Works Ltd | ダンプ用ホイストリンク機構 |
-
1986
- 1986-07-25 JP JP17632086A patent/JPS6331839A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5237062U (ja) * | 1975-09-08 | 1977-03-16 | ||
JPS6146731A (ja) * | 1984-08-14 | 1986-03-07 | Toyoda Autom Loom Works Ltd | ダンプ用ホイストリンク機構 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0618068U (ja) * | 1992-08-19 | 1994-03-08 | 新明和工業株式会社 | 車両荷箱の傾倒装置 |
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