JPS63318217A - ワイヤ放電加工装置 - Google Patents
ワイヤ放電加工装置Info
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- JPS63318217A JPS63318217A JP15324987A JP15324987A JPS63318217A JP S63318217 A JPS63318217 A JP S63318217A JP 15324987 A JP15324987 A JP 15324987A JP 15324987 A JP15324987 A JP 15324987A JP S63318217 A JPS63318217 A JP S63318217A
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Landscapes
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、ワイヤ放電加工装置に関し、特にワイヤ電極
の結線時に上部ワイヤ電極ガイドから下部ワイヤ電極ガ
イドへワイヤ電極を案内する水柱(以下ジェット水柱と
いう)生成用のノズルの改良に関するものである。
の結線時に上部ワイヤ電極ガイドから下部ワイヤ電極ガ
イドへワイヤ電極を案内する水柱(以下ジェット水柱と
いう)生成用のノズルの改良に関するものである。
[従来の技術]
第5図は従来のワイヤ放電加工装置におけるジェット水
柱によるワイヤ電極結線方式を説明するための加工液ノ
ズル周辺の断面図、第6図はその作用説明図である。両
図において、(1)はワイヤ電極、(2)は被加工物、
(3)は加工液、(4)は上部ワイヤ電極ガイド、(5
)は上部ダイヤモンドダイス、(B)は下部ワイヤ電極
ガイド、(7)は下部ダイヤモンドダイス、(8)は上
部加工液ノズル、(9)は下部加工液ノズル、(10)
はヘッドに固定された上部加工液ノズル支持部材である
。また(11)はジェット水柱生成用液、(12)はジ
ェット水柱生成ノズル(以下ジェットノズルという)
、(1B)はジェットノズル(12)のノズル出口、(
14)はジェット水柱、(15)は加工開始穴、<18
)はジェットノズル(12)の周囲において上部加工液
ノズル(8)に設け・た加工液通路である。
柱によるワイヤ電極結線方式を説明するための加工液ノ
ズル周辺の断面図、第6図はその作用説明図である。両
図において、(1)はワイヤ電極、(2)は被加工物、
(3)は加工液、(4)は上部ワイヤ電極ガイド、(5
)は上部ダイヤモンドダイス、(B)は下部ワイヤ電極
ガイド、(7)は下部ダイヤモンドダイス、(8)は上
部加工液ノズル、(9)は下部加工液ノズル、(10)
はヘッドに固定された上部加工液ノズル支持部材である
。また(11)はジェット水柱生成用液、(12)はジ
ェット水柱生成ノズル(以下ジェットノズルという)
、(1B)はジェットノズル(12)のノズル出口、(
14)はジェット水柱、(15)は加工開始穴、<18
)はジェットノズル(12)の周囲において上部加工液
ノズル(8)に設け・た加工液通路である。
次に上記のように構成した装置の作用について説明する
。ワイヤ放電加工装置は第5図に示すように、ワイヤ電
極(1)と被加工物(2)とを加工液(3)を介して微
小間隙で対向させ、両者間に印加した高周波パルス状の
電圧で放電を発生させてそのエネルギで被加工物(2)
を加工するものである。
。ワイヤ放電加工装置は第5図に示すように、ワイヤ電
極(1)と被加工物(2)とを加工液(3)を介して微
小間隙で対向させ、両者間に印加した高周波パルス状の
電圧で放電を発生させてそのエネルギで被加工物(2)
を加工するものである。
ワイヤ電極(1)は使い捨てで、供給リールから回収部
まである張力を与えられて送行する。この間に被加工物
(2)を貫通して貫通部分で加工が行われるが、被加工
物(2)の上下面付近で上部ワイヤ電極ガイド(4)の
ダイヤモンドダイス(5)と、下部ワイヤ電極ガイド(
8)のダイヤモンドダイス(7)がワイヤ電極(1)を
支持し、冷却と加工スラッジ排出のため、加工部分に上
部加工液ノズル(8)及び下部加工液ノズル(9)から
加工液(3)がワイヤ電極(1)とほぼ同軸方向に噴出
される。そしてテーバ加工、を行う場合には、上部ワイ
ヤ電極ガイド(4)を下部ワイヤ電極ガイド(6)に対
して相対的に移動させ、上部ダイヤモンドダイス(5)
と下部ダイヤモンドダイス(7)を支点としてワイヤ電
極(1)を傾斜させる。
まである張力を与えられて送行する。この間に被加工物
(2)を貫通して貫通部分で加工が行われるが、被加工
物(2)の上下面付近で上部ワイヤ電極ガイド(4)の
ダイヤモンドダイス(5)と、下部ワイヤ電極ガイド(
8)のダイヤモンドダイス(7)がワイヤ電極(1)を
支持し、冷却と加工スラッジ排出のため、加工部分に上
部加工液ノズル(8)及び下部加工液ノズル(9)から
加工液(3)がワイヤ電極(1)とほぼ同軸方向に噴出
される。そしてテーバ加工、を行う場合には、上部ワイ
ヤ電極ガイド(4)を下部ワイヤ電極ガイド(6)に対
して相対的に移動させ、上部ダイヤモンドダイス(5)
と下部ダイヤモンドダイス(7)を支点としてワイヤ電
極(1)を傾斜させる。
加工開始時あるいはワイヤ電極(1)の断線時には、ワ
イヤ電極(1)を上部ワイヤ電極ガイド(4)から下部
ワイヤ電極ガイド(6)を通して回収部まで張架しなく
てはならないが、この結線は第6図に示すように、ワイ
ヤ電極送り出し機構(図示せず)により上部ワイヤ電極
ガイド(4)、上部ダイヤモンドダイス(5)を通して
送り出したワイヤ電極(1)を、ジェット水柱生成用液
(11)でジェットノズル(12)のノズル出口(13
)から下部ワイヤ電極ガイド(6)に向って形成したジ
ェット水柱(14)で案内し、加工開始穴(15)、下
部ダイヤモンドダイス(7)、下部ワイヤ電極ガイド(
6)を通過させた後、流体、ベルトなど(図示せず)で
回収部へ搬送させて行なう。
イヤ電極(1)を上部ワイヤ電極ガイド(4)から下部
ワイヤ電極ガイド(6)を通して回収部まで張架しなく
てはならないが、この結線は第6図に示すように、ワイ
ヤ電極送り出し機構(図示せず)により上部ワイヤ電極
ガイド(4)、上部ダイヤモンドダイス(5)を通して
送り出したワイヤ電極(1)を、ジェット水柱生成用液
(11)でジェットノズル(12)のノズル出口(13
)から下部ワイヤ電極ガイド(6)に向って形成したジ
ェット水柱(14)で案内し、加工開始穴(15)、下
部ダイヤモンドダイス(7)、下部ワイヤ電極ガイド(
6)を通過させた後、流体、ベルトなど(図示せず)で
回収部へ搬送させて行なう。
[発明が解決しようとする問題点]
従来のジェット水柱結線方式のワイヤ放電加工装置は以
上のように構成されているので、ジェット水柱(14)
はジェットノズル(12)の内部が静水圧に近くなり、
ジェットノズル出口(13)と流れの障害物(この場合
は上部ワイヤ電極ガイド(4))の距離が大きいほど拡
がらないで遠くまで直進する。
上のように構成されているので、ジェット水柱(14)
はジェットノズル(12)の内部が静水圧に近くなり、
ジェットノズル出口(13)と流れの障害物(この場合
は上部ワイヤ電極ガイド(4))の距離が大きいほど拡
がらないで遠くまで直進する。
すなわち、第7図(a)の上部ワイヤ電極ガイド(4)
の下端面と、ジェットノズル(12)の内側の下端面間
の距離りが大きいほど厚い板厚の被加工物(2)でも結
線できることになる。しかしなからジェットノズル出口
(13)の直径は1〜2龍程度なので、Lを大きくとる
と第7図(a)に示すようにテーバ加工可能角度θが小
さくなってしまい、逆に第7図(b)に示すようにテー
バ加工可能角度θを大きくとろうとしてLを小さくする
と、ジェット水柱(14)が割れたり拡がったりして結
線可能な被加工物(2)の板厚が小さくなったり、結線
の信頼性が低下するという問題があった。
の下端面と、ジェットノズル(12)の内側の下端面間
の距離りが大きいほど厚い板厚の被加工物(2)でも結
線できることになる。しかしなからジェットノズル出口
(13)の直径は1〜2龍程度なので、Lを大きくとる
と第7図(a)に示すようにテーバ加工可能角度θが小
さくなってしまい、逆に第7図(b)に示すようにテー
バ加工可能角度θを大きくとろうとしてLを小さくする
と、ジェット水柱(14)が割れたり拡がったりして結
線可能な被加工物(2)の板厚が小さくなったり、結線
の信頼性が低下するという問題があった。
本発明は上記のような問題点を解決するためになされた
もので、テーバ加工可能角度が大きくとれ、しかも厚い
板厚の被加工物の場合でも高い信頼性で結線の可能なワ
イヤ放電加工装置を得ることを目的とする。
もので、テーバ加工可能角度が大きくとれ、しかも厚い
板厚の被加工物の場合でも高い信頼性で結線の可能なワ
イヤ放電加工装置を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
本発明に係るワイヤ放電加工装置は、上部ワイヤ電極ガ
イドに対してジェットノズルをワイヤ電極の軸方向に移
動可能とし、ワイヤ電極の結線時と放電加工時とにおい
て、上部ワイヤ電極ガイドとジェットノズル出口との距
離を調整しうるようにしたものである。
イドに対してジェットノズルをワイヤ電極の軸方向に移
動可能とし、ワイヤ電極の結線時と放電加工時とにおい
て、上部ワイヤ電極ガイドとジェットノズル出口との距
離を調整しうるようにしたものである。
[作用]
本発明におけるワイヤ放電加工装置は、ワイヤ電極の結
線時には上部ワイヤ電極ガイドとジェットノズル出口の
距離を大きく、放電加工時には小さくなるよう変化させ
る。
線時には上部ワイヤ電極ガイドとジェットノズル出口の
距離を大きく、放電加工時には小さくなるよう変化させ
る。
[発明の実施例]
第1図は本発明実施例の要部を示す断面図で、第5図の
従来例と同−又は相当部分には同じ符号を付し、説明を
省略する。図において、(8a)は上部加工液ノズルで
、中心部に貫通穴が形成されて上部から室A1これより
小径の室81室Bから突設した支持部(21)及び室C
が設けられており、室Aと室Bとの間には位置決め用の
ストッパ(22)が形成されている。またこれら室A、
B及び支持部(21)の周囲には、支持部材 (10)
から室Cに通じる加工液通路(23)が設けられている
。(12a)は上部にフランジ(24)を有するジェッ
トノズルで、上部加工液ノズル(8a)の室A、B、支
持部(21)及び室C内に、フランジ(24)とその下
部の周面が摺動面となって上下に摺動可能に配設されて
いる。(25)は上部加工液ノズル(8a)の支持部(
21)と、ジェットノズル(12a)のフランジ(24
)との間に介装された圧縮ばねである。なお、加工液(
3)とジェット水柱生成用液(11)の入側には、これ
にの液量又は液圧を制御する制御装置が設けられている
。
従来例と同−又は相当部分には同じ符号を付し、説明を
省略する。図において、(8a)は上部加工液ノズルで
、中心部に貫通穴が形成されて上部から室A1これより
小径の室81室Bから突設した支持部(21)及び室C
が設けられており、室Aと室Bとの間には位置決め用の
ストッパ(22)が形成されている。またこれら室A、
B及び支持部(21)の周囲には、支持部材 (10)
から室Cに通じる加工液通路(23)が設けられている
。(12a)は上部にフランジ(24)を有するジェッ
トノズルで、上部加工液ノズル(8a)の室A、B、支
持部(21)及び室C内に、フランジ(24)とその下
部の周面が摺動面となって上下に摺動可能に配設されて
いる。(25)は上部加工液ノズル(8a)の支持部(
21)と、ジェットノズル(12a)のフランジ(24
)との間に介装された圧縮ばねである。なお、加工液(
3)とジェット水柱生成用液(11)の入側には、これ
にの液量又は液圧を制御する制御装置が設けられている
。
次に上記のように構成した本実施例の動作について説明
する。ワイヤ電極結線時は第1図に示すように、圧縮ば
ね(25)のばね力に打ち勝つジェット水柱生成用液(
11)を流してやれば、ジェットノズル(12a)はフ
ランジ(24)の上面やジェットノズル(12a)の内
底面に液圧を受け、フランジ(24)が位置決め用のス
トッパ(22)に当るまで押し下げられる。その結果り
が大きくなり、ジェットノズル出口(13)から発射さ
れるジェット水柱(14)は拡がることなく遠くまで直
進し、被加工物の板厚が大きい場合でもワイヤ電極(1
)の結線が可能で、信頼性も高くなる。
する。ワイヤ電極結線時は第1図に示すように、圧縮ば
ね(25)のばね力に打ち勝つジェット水柱生成用液(
11)を流してやれば、ジェットノズル(12a)はフ
ランジ(24)の上面やジェットノズル(12a)の内
底面に液圧を受け、フランジ(24)が位置決め用のス
トッパ(22)に当るまで押し下げられる。その結果り
が大きくなり、ジェットノズル出口(13)から発射さ
れるジェット水柱(14)は拡がることなく遠くまで直
進し、被加工物の板厚が大きい場合でもワイヤ電極(1
)の結線が可能で、信頼性も高くなる。
放電加工時は第2図に示すようにジェット水柱生成用液
(11)を止めるか又は弱くすれば、ジェットノズル(
12a)は圧縮ばね力によってフランジ(24)が上部
加工液ノズル支持部材(10)に当るまで押し上げられ
る。その結果りが小さくなり、テーバ加工可能角度θを
大きくとれる。なお、この場合、加工液(3)は加工液
通路(23)から室Cを通って被加工物に供給される。
(11)を止めるか又は弱くすれば、ジェットノズル(
12a)は圧縮ばね力によってフランジ(24)が上部
加工液ノズル支持部材(10)に当るまで押し上げられ
る。その結果りが小さくなり、テーバ加工可能角度θを
大きくとれる。なお、この場合、加工液(3)は加工液
通路(23)から室Cを通って被加工物に供給される。
上記実施例では、ジェット水柱生成用液(11)と圧縮
ばね(25)とでジェットノズル(12a)を上下させ
る場合を示したが、ジェットノズル(12a)をエア・
シリンダのようなアクチュエータで上下させてもよい。
ばね(25)とでジェットノズル(12a)を上下させ
る場合を示したが、ジェットノズル(12a)をエア・
シリンダのようなアクチュエータで上下させてもよい。
第3図は本発明の他の実施例の要部を示す断面図である
。なお、第1図の実施例と同−又は相当部分には同じ符
号を付し、説明を省略する。本実施例においては、上部
加工液ノズル(8a)の支持部(21)に室BとCを連
通する複数の加工液通路(23)を設け、また室Bの側
壁に穴(2B)を設けて加工液送給管(27)と連通す
ると共に、圧縮ばねを省略したものである。
。なお、第1図の実施例と同−又は相当部分には同じ符
号を付し、説明を省略する。本実施例においては、上部
加工液ノズル(8a)の支持部(21)に室BとCを連
通する複数の加工液通路(23)を設け、また室Bの側
壁に穴(2B)を設けて加工液送給管(27)と連通す
ると共に、圧縮ばねを省略したものである。
次に本実施例の動作について説明する。ワイヤ電極結線
時は第3図に示すように、ジェットノズル(12a)か
らジェット水柱生成用液(11)を流してやれば、ジェ
ットノズル(12a)はその液圧をフランジ(24)の
上面やジェットノズル(12a)の内底面に受けてフラ
ンジ(24)が位置決め用ストッパ(22)に当たるま
で押し下げられる。その結果りが大きくなり、ジェット
ノズル出口(13)から発射されるジェット水柱は拡が
ることなく遠くまで直進し、板厚が大きい場合もワイヤ
電極(1)の結線が可能で、信頼性も高くなる。
時は第3図に示すように、ジェットノズル(12a)か
らジェット水柱生成用液(11)を流してやれば、ジェ
ットノズル(12a)はその液圧をフランジ(24)の
上面やジェットノズル(12a)の内底面に受けてフラ
ンジ(24)が位置決め用ストッパ(22)に当たるま
で押し下げられる。その結果りが大きくなり、ジェット
ノズル出口(13)から発射されるジェット水柱は拡が
ることなく遠くまで直進し、板厚が大きい場合もワイヤ
電極(1)の結線が可能で、信頼性も高くなる。
放電加工時はジェット水柱生成用液(11)を止めるか
又は弱くシ、加工液供給管(27)から放電加工用加工
液(3)を流すことにより、第4図に示すようにフラン
ジ(24)の下面に上向きの力が働き、ジェットノズル
(12a)はフランジ(24)が上部加工液ノズル支持
部材(lO)に当たるまで押し上げられる。
又は弱くシ、加工液供給管(27)から放電加工用加工
液(3)を流すことにより、第4図に示すようにフラン
ジ(24)の下面に上向きの力が働き、ジェットノズル
(12a)はフランジ(24)が上部加工液ノズル支持
部材(lO)に当たるまで押し上げられる。
その結果りが小さくなりテーバ加工可能角度が大きくと
れる。なお、加工部分へは室Bから円周上に配置された
加工液通路(23)を通って加工液(3)が供給される
。
れる。なお、加工部分へは室Bから円周上に配置された
加工液通路(23)を通って加工液(3)が供給される
。
上記各実施例において、Lは相対的な値なので、ジェッ
トノズル(12a)を固定し上部ワイヤ電極ガイド(4
)を可動にしてもよいが、上部ワイヤ電極ガイド(4)
の移動は精度低下の原因となるので、実用的には可動部
をジェットノズル(12a)とした方がよく、構造も簡
単ですむ。
トノズル(12a)を固定し上部ワイヤ電極ガイド(4
)を可動にしてもよいが、上部ワイヤ電極ガイド(4)
の移動は精度低下の原因となるので、実用的には可動部
をジェットノズル(12a)とした方がよく、構造も簡
単ですむ。
[発明の効果]
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ジェ
ットノズルを上下に移動させることにより、ジェットノ
ズルの出口と上部ワイヤ電極ガイドとの距離をワイヤ電
極の結線時には大きく、放電加工時には小さくなるよう
にしたので、被加工物の板厚が厚くてもワイヤ電極の結
線が可能で信頼性も高くなり、またテーバ加工可能角度
を大きくとれるなど、実施による効果大である。
ットノズルを上下に移動させることにより、ジェットノ
ズルの出口と上部ワイヤ電極ガイドとの距離をワイヤ電
極の結線時には大きく、放電加工時には小さくなるよう
にしたので、被加工物の板厚が厚くてもワイヤ電極の結
線が可能で信頼性も高くなり、またテーバ加工可能角度
を大きくとれるなど、実施による効果大である。
第1図は本発明によるジェットノズルを含む上部加工液
ノズルの実施例の断面図、第2図はその作用説明図、第
3図は本発明の他の実施例の断面図、第4図はその作用
説明図、第5図は従来のジェットノズルを含む加工液ノ
ズル周辺の断面図、第6図はその作用説明図、第7図(
a) 、 (b)はジェットノズル出口と上部ワイヤ電
極ガイドとの距離と、テーバ加工可能角度の関係を示す
断面図である。 図中、(1)はワイヤ電極、(2)は被加工物、(3)
は加工液、(4)は上部ワイヤ電極ガイド、(5)は上
部ダイヤモンドダイス、(6)は下部ワイヤ電極ガイド
、(7)は下部ダイヤモンドダイス、(8) 、(8a
)は上部加工液ノズル、(9)は下部加工液ノズル、(
10)は上部加工液ノズル支持部材、(11)はジェッ
ト水柱生成用液、(12) 、 (12a)はジェット
ノズル、(13)はジェットノズル出口、(14)はジ
ェット水柱、(15)は加工開始穴、(21)は支持部
、(22)は位置決め用ストッパ、(24)はフランジ
、(25)は圧縮ばね、(27)は加工液送給管である
。 なお図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
ノズルの実施例の断面図、第2図はその作用説明図、第
3図は本発明の他の実施例の断面図、第4図はその作用
説明図、第5図は従来のジェットノズルを含む加工液ノ
ズル周辺の断面図、第6図はその作用説明図、第7図(
a) 、 (b)はジェットノズル出口と上部ワイヤ電
極ガイドとの距離と、テーバ加工可能角度の関係を示す
断面図である。 図中、(1)はワイヤ電極、(2)は被加工物、(3)
は加工液、(4)は上部ワイヤ電極ガイド、(5)は上
部ダイヤモンドダイス、(6)は下部ワイヤ電極ガイド
、(7)は下部ダイヤモンドダイス、(8) 、(8a
)は上部加工液ノズル、(9)は下部加工液ノズル、(
10)は上部加工液ノズル支持部材、(11)はジェッ
ト水柱生成用液、(12) 、 (12a)はジェット
ノズル、(13)はジェットノズル出口、(14)はジ
ェット水柱、(15)は加工開始穴、(21)は支持部
、(22)は位置決め用ストッパ、(24)はフランジ
、(25)は圧縮ばね、(27)は加工液送給管である
。 なお図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (7)
- (1)対向配置された上部ワイヤ電極ガイドと下部ワイ
ヤ電極ガイドとの間に細い水柱を生成させ、該水柱によ
りワイヤ電極を案内して結線させる方式のワイヤ放電加
工装置において、 中心部に貫通穴を有し、加工液の通路が設けられた上部
加工液ノズルと、 該上部加工液ノズルの貫通穴に軸方向に移動可能に配設
され、内部に水柱生成用液の通路が形成された水柱生成
用ノズルと、 該水柱生成用ノズルの中心部に配設された上部ワイヤ電
極ガイドと、 上記水柱生成用液と加工液の制御装置とを備えたことを
特徴とするワイヤ放電加工装置。 - (2)上記水柱生成用ノズルの上部にフランジを設けた
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のワイヤ放
電加工装置。 - (3)上記上部加工液ノズルと水柱生成用ノズルとの間
に圧縮ばねを介装したことを特徴とする特許請求の範囲
第1項〜第2項記載のワイヤ放電加工装置。 - (4)上記水柱生成用ノズルを上記フランジ等に加わる
水柱生成用液又は圧縮ばねにより軸方向に移動させるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項記載のワ
イヤ放電加工装置。 - (5)上記水柱生成用ノズルを上記フランジ等に加わる
水柱生成用液又は加工液により軸方向に移動させること
を特徴とする特許請求の範囲第1項〜第2項記載のワイ
ヤ放電加工装置。 - (6)上記水柱生成用ノズルをアクチエータで軸方向に
移動させることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
のワイヤ放電加工装置。 - (7)上記上部加工液ノズルの貫通穴に上記水柱生成用
ノズルの位置決め用ストッパを設けたことを特徴とする
特許請求の範囲第1項〜第6項記載のワイヤ放電加工装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15324987A JPS63318217A (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | ワイヤ放電加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15324987A JPS63318217A (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | ワイヤ放電加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63318217A true JPS63318217A (ja) | 1988-12-27 |
JPH0553567B2 JPH0553567B2 (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=15558326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15324987A Granted JPS63318217A (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | ワイヤ放電加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63318217A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1992017308A1 (en) * | 1991-03-27 | 1992-10-15 | Fanuc Ltd | Top guide assembly in wirecut electric discharge machining device |
WO1999061190A1 (fr) * | 1998-05-28 | 1999-12-02 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Ensemble d'usinage par etincelage a fil |
US6437277B1 (en) * | 1998-10-19 | 2002-08-20 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Wire electrical discharge machining apparatus |
-
1987
- 1987-06-22 JP JP15324987A patent/JPS63318217A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1992017308A1 (en) * | 1991-03-27 | 1992-10-15 | Fanuc Ltd | Top guide assembly in wirecut electric discharge machining device |
US5331129A (en) * | 1991-03-27 | 1994-07-19 | Fanuc Ltd. | Upper guide assembly for a wire cut electric discharge machine |
WO1999061190A1 (fr) * | 1998-05-28 | 1999-12-02 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Ensemble d'usinage par etincelage a fil |
US6294748B1 (en) | 1998-05-28 | 2001-09-25 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Wire electrical discharge machine |
CN1102472C (zh) * | 1998-05-28 | 2003-03-05 | 三菱电机株式会社 | 电火花线切割机 |
US6437277B1 (en) * | 1998-10-19 | 2002-08-20 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Wire electrical discharge machining apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0553567B2 (ja) | 1993-08-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |