JPS63309733A - ガスタ−ビン燃焼器 - Google Patents
ガスタ−ビン燃焼器Info
- Publication number
- JPS63309733A JPS63309733A JP14508187A JP14508187A JPS63309733A JP S63309733 A JPS63309733 A JP S63309733A JP 14508187 A JP14508187 A JP 14508187A JP 14508187 A JP14508187 A JP 14508187A JP S63309733 A JPS63309733 A JP S63309733A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transition piece
- cooling
- guide wall
- liner
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 70
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 60
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 9
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 9
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010790 dilution Methods 0.000 description 1
- 239000012895 dilution Substances 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ガスタービン燃焼器尾筒に係り、特に、燃焼
器出口ガス温度の高い高温ガスタービン燃焼器尾筒に好
適な冷却構造に関する。
器出口ガス温度の高い高温ガスタービン燃焼器尾筒に好
適な冷却構造に関する。
ガスタービン燃焼器は、作動流体としての燃焼ガスを発
生させ、これをタービン部に送る役目を ・担っている
。この燃焼器を構成する主なものは、第2図に示される
ように、燃焼ガスを生成するライナ1、これに続く流路
の役目をする尾筒2および燃料ノズル3を備え、これら
は外筒4とこれに接続されたケーシング5内に格納され
ている。
生させ、これをタービン部に送る役目を ・担っている
。この燃焼器を構成する主なものは、第2図に示される
ように、燃焼ガスを生成するライナ1、これに続く流路
の役目をする尾筒2および燃料ノズル3を備え、これら
は外筒4とこれに接続されたケーシング5内に格納され
ている。
燃焼器のライナ1は円筒形をしているが、尾筒2は多少
複雑な形状をしており、ライナ1側入口断面形状は円形
であるが、タービンノズル]01側出口断面は扇形をし
ている。
複雑な形状をしており、ライナ1側入口断面形状は円形
であるが、タービンノズル]01側出口断面は扇形をし
ている。
通常、ガスタービンでは、このような燃焼器がタービン
ロータを中心にして環状に、しかも等間隔に土木程度配
置されている。
ロータを中心にして環状に、しかも等間隔に土木程度配
置されている。
そして、圧縮機102により加圧された空気21は、デ
ィフューザ103により減速し、ケーシング5内で方向
を反転し、ライナ部に至る。ライナ部ては、ライナ1の
冷却用の冷却用空気孔6c、燃焼ガスの湿度を調整する
ための希釈圧空C2) 気孔6bおよび燃料ノズル3からライナ1内に供給され
る燃料を燃焼させるための燃焼用空気孔6aを通ってラ
イナ1内に流入し、ここで燃料ノズル3から供給される
燃料と空気21との燃焼反応により燃焼ガス22が生成
され、所定のガス温度を得る。
ィフューザ103により減速し、ケーシング5内で方向
を反転し、ライナ部に至る。ライナ部ては、ライナ1の
冷却用の冷却用空気孔6c、燃焼ガスの湿度を調整する
ための希釈圧空C2) 気孔6bおよび燃料ノズル3からライナ1内に供給され
る燃料を燃焼させるための燃焼用空気孔6aを通ってラ
イナ1内に流入し、ここで燃料ノズル3から供給される
燃料と空気21との燃焼反応により燃焼ガス22が生成
され、所定のガス温度を得る。
次に、本発明で対象とする尾筒2の冷却構造について述
べる。ライナ1内で生成された燃焼ガス22は、タービ
ンを作動させるために、尾筒2を経て、タービンノズル
101に導かれる。尾筒2内の流路断面積は、第3図に
示すように、ライナ1側入口で最大であり、タービンノ
ズル101側出口で最小になる。燃焼ガス22の断面平
均流速は断面積に反比例するので、尾筒2の出口に近く
なるほど大きくなる。尾筒2の壁面温度に大きな影響を
与える尾筒2の内側の熱伝導率α1と流速V、との間に
は、 a 1= Cs ・v iO・8− (1)の関係があ
るので、尾筒2内側の熱伝導率はライナ1側入口で小さ
く、タービンノズル101側出口で大きな値になる第4
図のような分布になる。
べる。ライナ1内で生成された燃焼ガス22は、タービ
ンを作動させるために、尾筒2を経て、タービンノズル
101に導かれる。尾筒2内の流路断面積は、第3図に
示すように、ライナ1側入口で最大であり、タービンノ
ズル101側出口で最小になる。燃焼ガス22の断面平
均流速は断面積に反比例するので、尾筒2の出口に近く
なるほど大きくなる。尾筒2の壁面温度に大きな影響を
与える尾筒2の内側の熱伝導率α1と流速V、との間に
は、 a 1= Cs ・v iO・8− (1)の関係があ
るので、尾筒2内側の熱伝導率はライナ1側入口で小さ
く、タービンノズル101側出口で大きな値になる第4
図のような分布になる。
このような伝熱特性を持っ尾筒2の冷却構造には、例え
ば、特開昭55−10004号公報が挙げられる。尾筒
2を覆う案内壁7を尾筒2の外壁面から所定の間隔をも
って設置し、尾筒2と案内壁7との間隙に圧縮機102
で加圧された空気21を流し、その強制対流により尾筒
2から熱を琢い、冷却を行っている。
ば、特開昭55−10004号公報が挙げられる。尾筒
2を覆う案内壁7を尾筒2の外壁面から所定の間隔をも
って設置し、尾筒2と案内壁7との間隙に圧縮機102
で加圧された空気21を流し、その強制対流により尾筒
2から熱を琢い、冷却を行っている。
〔発明が解決しようとする問題点3
尾筒2の壁面温度は、その構造材の最高許容温度以下に
抑える必要があるため、尾筒2の外側の冷却に要求され
る熱伝達率は第4図に示した内側の熱伝達率分布と相似
になる。尾筒2の外側の熱伝達率αeと尾筒2と案内壁
7との間隙を流れる空気流速V。どの間にも、 αe= C2・veo・8 ・−(2)
の関係があるので、尾筒2のタービンノズル101側で
は、他の部分に比べて流速を大きくする必要がある。尾
筒2と案内壁7との間隙に空気21が流れ込む際に生じ
る圧力損失は、流入時の流速の二乗に比例する。このた
め、従来の冷却構造では、尾筒2と案内壁7との間隙に
流入する部分で大きな圧力損失が発生し、ガスタービン
効率が低下する問題があった。
抑える必要があるため、尾筒2の外側の冷却に要求され
る熱伝達率は第4図に示した内側の熱伝達率分布と相似
になる。尾筒2の外側の熱伝達率αeと尾筒2と案内壁
7との間隙を流れる空気流速V。どの間にも、 αe= C2・veo・8 ・−(2)
の関係があるので、尾筒2のタービンノズル101側で
は、他の部分に比べて流速を大きくする必要がある。尾
筒2と案内壁7との間隙に空気21が流れ込む際に生じ
る圧力損失は、流入時の流速の二乗に比例する。このた
め、従来の冷却構造では、尾筒2と案内壁7との間隙に
流入する部分で大きな圧力損失が発生し、ガスタービン
効率が低下する問題があった。
本発明の目的は、尾筒外側の冷却に要求される熱伝達率
を確保し、かつ、圧力損失の小さな尾筒の冷却構造を提
供することにある。
を確保し、かつ、圧力損失の小さな尾筒の冷却構造を提
供することにある。
上記目的は、尾筒外側の冷却に大きな熱伝達率を要求さ
れるタービンノズル側には、冷却性能の高いインピンジ
メント冷却を施し、小さな熱伝達率でよいライナ側は、
尾筒の外壁面から所定の間隔をもって設置した尾筒を覆
う案内壁と尾筒との間隙に圧縮機からライナに向かう空
気を流し、強制対流冷却することにより達成される。
れるタービンノズル側には、冷却性能の高いインピンジ
メント冷却を施し、小さな熱伝達率でよいライナ側は、
尾筒の外壁面から所定の間隔をもって設置した尾筒を覆
う案内壁と尾筒との間隙に圧縮機からライナに向かう空
気を流し、強制対流冷却することにより達成される。
噴流を被冷却面に衝突させるインピンジメント冷却は、
冷却性能が高いため、強制対流冷却より遅い流速で同等
の熱伝達率が得られる。この冷却方法を冷却に要求され
る熱伝達率が大きい部分に適用することにより、案内壁
にあけられた冷却孔から流入する流速が強制対流冷却の
ときよりも遅くても、冷却に必要な熱伝達率を満足する
ことができる。また、冷却に要求される熱伝達率の小さ
い部分は、強制対流冷却を行っても、小さな流速で冷却
に必要な熱伝達率を満足することができる。
冷却性能が高いため、強制対流冷却より遅い流速で同等
の熱伝達率が得られる。この冷却方法を冷却に要求され
る熱伝達率が大きい部分に適用することにより、案内壁
にあけられた冷却孔から流入する流速が強制対流冷却の
ときよりも遅くても、冷却に必要な熱伝達率を満足する
ことができる。また、冷却に要求される熱伝達率の小さ
い部分は、強制対流冷却を行っても、小さな流速で冷却
に必要な熱伝達率を満足することができる。
圧力損失は、前述したように、流速の二乗に比例するた
め、尾筒全面を小さな流速で冷却できるインピンジメン
ト冷却と強制対流冷却を併用した冷却構造は圧力損失を
小さくすることができる。
め、尾筒全面を小さな流速で冷却できるインピンジメン
ト冷却と強制対流冷却を併用した冷却構造は圧力損失を
小さくすることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。尾筒
2を覆う案内壁7は尾筒2の外壁面から所定の間隔をも
って設置されており、案内壁7には、複数個の小孔の列
を複数並べた冷却孔8と空気導入口9が設けられている
。また、ディフューザ103からケーシング5内に流入
した空気21が、案内壁7の外側を通って、ライナ1内
に流入しないように、案内壁7のライナ1側は閉じた構
造になっている。このため、ディフューザ103からケ
ーシング5内に流入した空気21は、冷却孔8と空気導
入口9に分かれて、尾筒2と案内壁7との間隙に流入す
る。
2を覆う案内壁7は尾筒2の外壁面から所定の間隔をも
って設置されており、案内壁7には、複数個の小孔の列
を複数並べた冷却孔8と空気導入口9が設けられている
。また、ディフューザ103からケーシング5内に流入
した空気21が、案内壁7の外側を通って、ライナ1内
に流入しないように、案内壁7のライナ1側は閉じた構
造になっている。このため、ディフューザ103からケ
ーシング5内に流入した空気21は、冷却孔8と空気導
入口9に分かれて、尾筒2と案内壁7との間隙に流入す
る。
複数個の小孔からなる冷却孔8は、第4図で熱伝達率が
大きくなるタービンノズル101側の部分に設けられて
いる。冷却孔8から尾筒2と案内壁7との間隙に流れ込
んだ空気21aは、噴流となって尾筒2の外壁面に衝突
し、尾筒2をインピンジメント(?#突突流流冷却する
。インピンジメント冷却に使われなかった残りの空気2
1bは、空気導入口9から尾筒2と案内壁7との間隙に
流入し、尾筒2をインピンジメン1〜冷却した後、尾筒
2と案内壁7との間隙をライナ1側に流れてきた空気2
]、 aと合流し、尾筒2と案内壁7との間隙をライ
ナ1に向かって流れる。第4図で示した尾筒2のライナ
側の熱伝達率の小さい部分は、その流れによって強制対
流冷却される。その結果、尾筒2の外側の冷却に要求さ
れる熱伝達率を満足することができ、尾筒2の壁面温度
をその構造材の最高許容温度以下に抑えることができる
。
大きくなるタービンノズル101側の部分に設けられて
いる。冷却孔8から尾筒2と案内壁7との間隙に流れ込
んだ空気21aは、噴流となって尾筒2の外壁面に衝突
し、尾筒2をインピンジメント(?#突突流流冷却する
。インピンジメント冷却に使われなかった残りの空気2
1bは、空気導入口9から尾筒2と案内壁7との間隙に
流入し、尾筒2をインピンジメン1〜冷却した後、尾筒
2と案内壁7との間隙をライナ1側に流れてきた空気2
]、 aと合流し、尾筒2と案内壁7との間隙をライ
ナ1に向かって流れる。第4図で示した尾筒2のライナ
側の熱伝達率の小さい部分は、その流れによって強制対
流冷却される。その結果、尾筒2の外側の冷却に要求さ
れる熱伝達率を満足することができ、尾筒2の壁面温度
をその構造材の最高許容温度以下に抑えることができる
。
空気導入口9からライナ1側の強制対流冷却する部分で
は、圧力損失を小さくするために、冷却に要求される熱
伝達率を満足できる範囲で、流速ができるだけ小さくな
るように尾筒2と案内壁7との間隙を大きくしたいのに
対し、空圧導入口9からタービンノズル101側のイン
ピンジメント冷却する部分では、尾筒2と案内壁7との
間隔が大きすぎると、冷却孔8からの噴流が被冷却面で
ある尾筒2に到達したときに流速が減衰し、冷却性能が
悪くなり、必要以上に冷却孔8からの噴流の流速を大き
くしなければならない。このため、尾筒2と案内壁7と
の間隔は、空気導入口9からライナ1側に比べて、空気
導入口9からタービンノズル101側では小さくする。
は、圧力損失を小さくするために、冷却に要求される熱
伝達率を満足できる範囲で、流速ができるだけ小さくな
るように尾筒2と案内壁7との間隙を大きくしたいのに
対し、空圧導入口9からタービンノズル101側のイン
ピンジメント冷却する部分では、尾筒2と案内壁7との
間隔が大きすぎると、冷却孔8からの噴流が被冷却面で
ある尾筒2に到達したときに流速が減衰し、冷却性能が
悪くなり、必要以上に冷却孔8からの噴流の流速を大き
くしなければならない。このため、尾筒2と案内壁7と
の間隔は、空気導入口9からライナ1側に比べて、空気
導入口9からタービンノズル101側では小さくする。
このような尾筒2の冷却構造では、尾筒2の外側の冷却
に要求される熱伝達率が大きい空気導入口9からタービ
ンノズル101側の部分には、冷却性能の高いインピン
ジメント冷却を採用するため、インピンジメンミル冷却
に使用される空気2]aの流速は、冷却に要求される熱
伝達率が小さい空気導入口9からライナ1側を強制対流
冷却する空気の流速と同等、もしくは、それ以下になり
、従来の冷却方式で、空気流速を大きくせざるを得なか
った冷却に要求される熱伝達率が大きい部分の空気流速
を小さく抑えることができるため、圧力損失を小さくす
ることができる。
に要求される熱伝達率が大きい空気導入口9からタービ
ンノズル101側の部分には、冷却性能の高いインピン
ジメント冷却を採用するため、インピンジメンミル冷却
に使用される空気2]aの流速は、冷却に要求される熱
伝達率が小さい空気導入口9からライナ1側を強制対流
冷却する空気の流速と同等、もしくは、それ以下になり
、従来の冷却方式で、空気流速を大きくせざるを得なか
った冷却に要求される熱伝達率が大きい部分の空気流速
を小さく抑えることができるため、圧力損失を小さくす
ることができる。
インピンジメント冷却は、冷却孔8からの噴流が被冷却
面である尾筒2に衝突することにより大きな熱伝達率を
得る冷却方式なので、噴流を減衰させる尾筒2と案内壁
7との間隙をライナ1側に流れる空気の流速はできるだ
け小さいことが望ましい。このため、案内壁7のタービ
ンノズル101側の端部は、第5図に示すように、リテ
ーナリング10に溶接等により固着するか、もしくは、
第6図に示すように尾筒2に溶接等によって固着するこ
とが冷却性能上、最も好ましい。しかし、これらの構造
は、リテーナリング10や尾筒2が燃焼ガス22によっ
て高温になるのに対し、案内壁7は空気21中にあるた
め、はぼ、空気温度と等しくなり、溶接等によってリテ
ーナリング10、あるいは尾筒2に固着した部分に大き
な温度勾配が発生し、大きな熱応力を生じる可能性があ
る。
面である尾筒2に衝突することにより大きな熱伝達率を
得る冷却方式なので、噴流を減衰させる尾筒2と案内壁
7との間隙をライナ1側に流れる空気の流速はできるだ
け小さいことが望ましい。このため、案内壁7のタービ
ンノズル101側の端部は、第5図に示すように、リテ
ーナリング10に溶接等により固着するか、もしくは、
第6図に示すように尾筒2に溶接等によって固着するこ
とが冷却性能上、最も好ましい。しかし、これらの構造
は、リテーナリング10や尾筒2が燃焼ガス22によっ
て高温になるのに対し、案内壁7は空気21中にあるた
め、はぼ、空気温度と等しくなり、溶接等によってリテ
ーナリング10、あるいは尾筒2に固着した部分に大き
な温度勾配が発生し、大きな熱応力を生じる可能性があ
る。
この熱応力を避ける方法として考えられるのが第7図な
いし第9図に示した構造である。第7図はリテーナリン
グ10に溝を設け、案内壁7のタービンノズル101側
端部をその溝に挿し込む構造である。第8図はリテーナ
リング10と案内壁7のタービンノズル101側端部に
わずかな隙間をもたせ、その隙間から尾筒2と案内壁7
との間隙に空気が流れ込むのを防ぐ目的で、リテーナリ
ング10と案内壁7のタービンノズル101側端部に溝
を設け、それらの溝にシールプレー1−12を挿し込む
構造である。これらの構造では、インビンジメント冷却
の性能を余りそこなうことなく、熱応力を低減すること
ができる。第9図は、リテーナリング10と案内壁7の
タービンノズル101側端部にわずかな隙間13をもた
せただけの構造である。この構造では、隙間]3から尾
筒2と案内壁7との間隙に空気が流れ込み、尾筒2と案
内壁7との間隙をライナ1側に向かって流れることにな
る。このためインピンジメント冷却の性能の低下は免れ
ないが、リテーナリング1oと案内壁7が離れているた
め、熱応力の生じる可能性はない。
いし第9図に示した構造である。第7図はリテーナリン
グ10に溝を設け、案内壁7のタービンノズル101側
端部をその溝に挿し込む構造である。第8図はリテーナ
リング10と案内壁7のタービンノズル101側端部に
わずかな隙間をもたせ、その隙間から尾筒2と案内壁7
との間隙に空気が流れ込むのを防ぐ目的で、リテーナリ
ング10と案内壁7のタービンノズル101側端部に溝
を設け、それらの溝にシールプレー1−12を挿し込む
構造である。これらの構造では、インビンジメント冷却
の性能を余りそこなうことなく、熱応力を低減すること
ができる。第9図は、リテーナリング10と案内壁7の
タービンノズル101側端部にわずかな隙間13をもた
せただけの構造である。この構造では、隙間]3から尾
筒2と案内壁7との間隙に空気が流れ込み、尾筒2と案
内壁7との間隙をライナ1側に向かって流れることにな
る。このためインピンジメント冷却の性能の低下は免れ
ないが、リテーナリング1oと案内壁7が離れているた
め、熱応力の生じる可能性はない。
第1図で示した空気導入口9は案内壁7に穴として設け
る構造になっているが、案内壁7をライナ1側とタービ
ンノズル101側に分割するように隙間状の構造として
もよい。
る構造になっているが、案内壁7をライナ1側とタービ
ンノズル101側に分割するように隙間状の構造として
もよい。
また、リテーナリング10は冷却が行われないため、高
温になる可能性がある。このため、第5図に示したよう
に、尾筒2の冷却をそこなわない程度の少量の空気を、
尾筒2の出口部に設けた尾筒2の内側と外側とを粘ぶ排
出孔11から尾筒2の内側に流し、リテーナリング10
を冷却する構造としてもよい。
温になる可能性がある。このため、第5図に示したよう
に、尾筒2の冷却をそこなわない程度の少量の空気を、
尾筒2の出口部に設けた尾筒2の内側と外側とを粘ぶ排
出孔11から尾筒2の内側に流し、リテーナリング10
を冷却する構造としてもよい。
本発明によれば、小さな流速で尾筒全面をその材料の最
高許容限度以下の温度に冷却し、燃焼器で発生する圧力
損失を小さく抑え、ガスタービン効率を向上させること
ができる。
高許容限度以下の温度に冷却し、燃焼器で発生する圧力
損失を小さく抑え、ガスタービン効率を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の尾筒冷却構造の一実施例の縦断面図
、第2図は、従来の尾筒冷却構造をもつガスタービン燃
焼器の縦断面図、第3図は、尾筒内部の流路断面積変化
図、第4図は、尾筒の内側熱伝達率分布図、第5図は、
本発明の一実施例の尾筒出口部の縦断面図、第6図ない
し第9図は本発明の変形例の尾筒出口部の縦断面図であ
る。 第3m ル均ムU力゛うのy巨山匡 − 第4図 A葡X口から171距離 − 不5 凶 り 詰Z閃 第 7 図 グ 革 ? 凹 部9凹
、第2図は、従来の尾筒冷却構造をもつガスタービン燃
焼器の縦断面図、第3図は、尾筒内部の流路断面積変化
図、第4図は、尾筒の内側熱伝達率分布図、第5図は、
本発明の一実施例の尾筒出口部の縦断面図、第6図ない
し第9図は本発明の変形例の尾筒出口部の縦断面図であ
る。 第3m ル均ムU力゛うのy巨山匡 − 第4図 A葡X口から171距離 − 不5 凶 り 詰Z閃 第 7 図 グ 革 ? 凹 部9凹
Claims (1)
- 1、燃焼器ライナと、前記燃焼器ライナとタービン部と
を結ぶ尾筒と、前記燃焼器ライナおよび前記尾筒の周囲
をとり囲み、圧縮空気源に連通したタービンケーシング
と前記燃焼器ライナ内に燃料を供給する燃料供給手段と
前記尾筒の外周壁から所定の間隔をもつて前記尾筒をと
り囲む案内壁と、前記案内壁のタービン部側寄りの領域
に設けたインピンジ冷却のための小孔群と、前記領域よ
りも前記燃焼器ライナ寄りの領域に前記尾筒の外周壁面
冷却のための空気導入口とを設けたことを特徴とするガ
スタービン燃焼器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14508187A JPS63309733A (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | ガスタ−ビン燃焼器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14508187A JPS63309733A (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | ガスタ−ビン燃焼器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63309733A true JPS63309733A (ja) | 1988-12-16 |
Family
ID=15376942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14508187A Pending JPS63309733A (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | ガスタ−ビン燃焼器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63309733A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5906093A (en) * | 1997-02-21 | 1999-05-25 | Siemens Westinghouse Power Corporation | Gas turbine combustor transition |
-
1987
- 1987-06-12 JP JP14508187A patent/JPS63309733A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5906093A (en) * | 1997-02-21 | 1999-05-25 | Siemens Westinghouse Power Corporation | Gas turbine combustor transition |
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