JPS6330921B2 - - Google Patents
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- JPS6330921B2 JPS6330921B2 JP55124813A JP12481380A JPS6330921B2 JP S6330921 B2 JPS6330921 B2 JP S6330921B2 JP 55124813 A JP55124813 A JP 55124813A JP 12481380 A JP12481380 A JP 12481380A JP S6330921 B2 JPS6330921 B2 JP S6330921B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- volatile components
- polymer composition
- vent
- extruder
- present
- Prior art date
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、塊状重合法あるいは溶液重合法によ
つて製造された重合体組成物から、それに含まれ
る未反応モノマー、溶剤及び/又は副生成物等の
揮発成分を除去する方法に関する。 塊状重合法あるいは溶液重合法によつて重合体
組成物を製造する場合、重合体率を高くしようと
すると溶液重合体組成物の粘度が高くなり、また
重合反応による発熱が増大するため、通常の連続
反応装置、就中撹拌反応槽では、一般には重合体
率を85重量%以上、すなわち重合体組成物中の未
反応モノマー及び/又は溶剤含有量を15重量以下
にすることは困難である。特殊な重合反応装置を
使用すれば、重合体率を85%以上にすることも可
能であるが、装置が複雑になり特に大規模化する
場合には非常に高価になり実用的でない。また重
合体率を40重量%未満にすることは、工業的に利
得がない。 15〜60重量%の多量の未反応モノマー及び/又
は溶剤を含む重合体組成物から、それらの揮発成
分を除去することは、塊状重合法あるいは溶液重
合法によつてメタクリル樹脂の成形材料あるいは
押出板等を製造プロセスにおいて重要な技術であ
る。 これまで、前記したような未反応モノマー、溶
剤及び/又は副生成物等を多量に含有する重合体
組成物から、揮発成分を分離回収する方法として
重合体組成物を高温に加熱した後、減圧下に維持
された脱気押出機の供給部に直接供給して揮発成
分を除去する方法がとられている。 しかし前記の方法は、多量の揮発成分を含有す
る重合体組成物から揮発成分を除去する場合、重
合体組成物によつては第1ベント部における揮発
成分の急激な蒸発による発泡が起り、その結果重
合体組成物の体積が増大し、発泡体の移送あるい
は加熱等が困難となる欠点があつた。 本発明者はこのような状況に鑑み種々検討した
結果、押出機ベント部の条件をある特定な条件下
に維持することにより、上記の欠点が改良される
ことを見い出し本発明を完成した。 すなわち、本発明の要旨とするところは、15〜
60重量%の未反応モノマー、溶剤及び/又は副生
成物の揮発成分を含む重合体組成物から該揮発成
分を押出機にかけて除去する方法において、該重
合体組成物をまず30〜60Kg/cm2に加圧かつ加熱
し、次いで780〜2280Torrに加圧した脱揮押出機
のベントゾーンに直接供給して前記揮発成分を加
圧下で分離し、更に前記揮発成分の残量部を前記
脱揮押出機供給部より下流にあるベント部で分離
することを特徴とする熱可塑性重合体組成物から
揮発成分を除去する方法。 本発明の特徴は脱揮押出機で揮発成分を除去す
る際、重合体組成物を供給する第1ベント部を
780〜2280Torrの圧力範囲に加圧し、他のベント
ゾーンを減圧下で操作して揮発成分を除去するも
のである。 以下、本発明方法を図面に基づいてさらに詳し
く説明する。 第1図は、本発明の方法を実施するのに好適な
1例を示す脱揮押出装置の概念図である。重合体
組成物は定量ポンプ1により定常的に加熱器2に
送り、220〜240℃、30〜60Kg/cm2に加熱、加圧す
る。加熱器2としては、特開昭50―88193号に記
載してなるようなスクリユー型の加熱器も用いら
れる。次に加熱器2で加熱、加圧された重合体組
成物は供給管3もしくは第2図15で示すニード
ル弁、あるいは他の細孔もしくは細巾スリツト供
給孔を通して脱揮押出機5のスクリユー及びバレ
ルで形成された第1ベントゾーンに供給して揮発
成分を分離する。脱揮押出機5の第1ベントゾー
ン6は高温、高圧で供給された重合体組成物が発
泡し、ベントアツプを起さない圧力範囲に加圧し
て維持する。この圧力は重合体組成物の物性及び
脱揮押出条件によつて変るが780〜2280Torrの圧
力、好ましくは900〜1200Torrの圧力に維持す
る。第1ベントゾーンをこの圧力を維持すること
により、発泡によるベントアツプを抑え、かつ有
効に揮発成分を除去できる。この圧力範囲をはず
れた場合には発泡しすぎてベントアツプしたり、
あるいは揮発成分の分離効果が悪くなるので好ま
しくない。本発明の方法においては、この第1ベ
ントゾーンで大部分の揮発成分が除去されるが、
重合体組成物中の揮発成分を更に少なくするため
に、第1ベントゾーン6の下流に設けた第2ベン
トゾーン7で250〜290℃、圧力760Torr未満の脱
揮条件で残存揮発成分を除き、重合体を押出ノズ
ル8から押出す。なお、第1図の押出機において
は、第1ベントゾーン6以外のベント口を1個し
か設けてないが、必要に応じて複数個必要個所に
設けてもよい。 また本発明の方法において使用する脱揮押出機
としては本発明の方法を実施できるものであれ
ば、特に限定なく一軸もしくはそれ以上の軸をも
つ脱揮押出機のいずれにも有効に使用できる。 本発明の方法において実施するのに使用される
重合体組成物としては、15〜60重量%未反応モノ
マー、溶剤及び/又は副生成物などの揮発成分を
含むアルキル(メタ)アクリレート類、スチレ
ン、ブタジエン、イソプロピレン等のビニル化合
物の単独重合体又は共重合体よりなる組成物であ
つて、塊状重合又は溶液重合によつて製造された
ものである。本発明の方法でいう未反応モノマー
とは、上記ビニルモノマーを重合あるいは共重合
させた後、重合体組成物中に存在する重合してな
い残存モノマーである。また本発明の方法でいう
重合体組成物中の溶剤とは、一般に溶液重合とし
て使用できる溶剤であれば特に限定しないが、溶
剤の沸点が55〜250℃の範囲にあるベンゼン、ト
ルエン、キシレン、エチルベンゼン、クメン等の
アルキルベンゼン、メチルエチルケトン、メチル
イソブチレート、酢酸エチル等の有機溶剤であ
る。重合体組成物中の溶剤量は約15〜60重量%で
ある。また重合体組成物中の副生成物は、反応中
に生成する揮発性の低分子量物あるいは原料に含
まれる揮発性の成分である。 本発明の方法は、重合体組成物中にジオクチル
フタレート、ジオクチルセバケート、ステアリル
アルコール、ステアリン酸等の可塑剤、チヌビン
―P(チバガイギー社製)等の紫外線吸収剤、着
色剤、顔料等を加えたものでも実施できる。 本発明の方法は、塊状重合あるいは溶液重合に
よつて連続的に製造される重合体組成物から揮発
成分を除去するのに適しているが、重合体組成物
をバツチで製造し、本発明の方法を採用しても有
効に使用できる。 以下実施例により本発明方法を更に詳しく説明
する。なお実施例中の部は重量部を、%は重量%
を示す。各実施例において使用した装置は第1図
及び第2図に示したような一軸の脱揮押出機であ
る。 実施例 1 溶液重合法で調製した64%のメチルメタクリレ
ート―メチルアクリレート共重合体(メチルアク
リレート含量=5%)及び30%のトルエン並びに
6%の未反応モノマー及び不純分よりなる重合体
組成物を240℃、55Kg/cm2に昇温、昇圧させて
1500Kg/Hの速度で内径6.0mm、長さ25mmの細孔
を通して、脱揮押出機に供給する。脱揮押出機の
第1脱揮ゾーンは約285℃、920Torrに加圧し、
第2脱揮ゾーンは290℃、40Torrの条件で残部揮
発成分を除去し、押出ノズルより押出し、20℃の
水槽で冷却後、3mmに切断した。得られたペレツ
ト中の残存揮発成分量は0.05%以下であつた。押
出機運転中、第1ベント部のベント状態は良好で
ベントアツプも長時間起らず良好であつた。 実施例 2 塊状重合法で製造した60部のメチルメタクリレ
ート重合体、40部のメチルメタクリレートモノマ
ー、0.5部のt―ブチルメルカプタン、0.4部のオ
リゴマー等の不純分よりなる重合体組成物を245
℃、58Kg/cm2に昇温、加圧し、内径5mmのパイプ
を通して脱揮押出機に1500Kg/Hの速度で供給す
る。脱揮押出機の第1脱揮ゾーンは285℃、
1100Torrに加圧し、第2脱揮ゾーンは290℃、
30Torrの条件で押出した。得られたペレツト中
の残存揮発成分含有量は0.05%以下であつた。こ
の条件においても、第1脱揮ゾーンに気泡の発生
によるベントアツプもなく、長時間の運転が可能
であつた。 比較例 1〜4 実施例1及び実施例2の重合体組成物を実施例
1の装置で表―1に示すような押出条件で押出し
た。得られた結果を表―1に示す。 【表】
つて製造された重合体組成物から、それに含まれ
る未反応モノマー、溶剤及び/又は副生成物等の
揮発成分を除去する方法に関する。 塊状重合法あるいは溶液重合法によつて重合体
組成物を製造する場合、重合体率を高くしようと
すると溶液重合体組成物の粘度が高くなり、また
重合反応による発熱が増大するため、通常の連続
反応装置、就中撹拌反応槽では、一般には重合体
率を85重量%以上、すなわち重合体組成物中の未
反応モノマー及び/又は溶剤含有量を15重量以下
にすることは困難である。特殊な重合反応装置を
使用すれば、重合体率を85%以上にすることも可
能であるが、装置が複雑になり特に大規模化する
場合には非常に高価になり実用的でない。また重
合体率を40重量%未満にすることは、工業的に利
得がない。 15〜60重量%の多量の未反応モノマー及び/又
は溶剤を含む重合体組成物から、それらの揮発成
分を除去することは、塊状重合法あるいは溶液重
合法によつてメタクリル樹脂の成形材料あるいは
押出板等を製造プロセスにおいて重要な技術であ
る。 これまで、前記したような未反応モノマー、溶
剤及び/又は副生成物等を多量に含有する重合体
組成物から、揮発成分を分離回収する方法として
重合体組成物を高温に加熱した後、減圧下に維持
された脱気押出機の供給部に直接供給して揮発成
分を除去する方法がとられている。 しかし前記の方法は、多量の揮発成分を含有す
る重合体組成物から揮発成分を除去する場合、重
合体組成物によつては第1ベント部における揮発
成分の急激な蒸発による発泡が起り、その結果重
合体組成物の体積が増大し、発泡体の移送あるい
は加熱等が困難となる欠点があつた。 本発明者はこのような状況に鑑み種々検討した
結果、押出機ベント部の条件をある特定な条件下
に維持することにより、上記の欠点が改良される
ことを見い出し本発明を完成した。 すなわち、本発明の要旨とするところは、15〜
60重量%の未反応モノマー、溶剤及び/又は副生
成物の揮発成分を含む重合体組成物から該揮発成
分を押出機にかけて除去する方法において、該重
合体組成物をまず30〜60Kg/cm2に加圧かつ加熱
し、次いで780〜2280Torrに加圧した脱揮押出機
のベントゾーンに直接供給して前記揮発成分を加
圧下で分離し、更に前記揮発成分の残量部を前記
脱揮押出機供給部より下流にあるベント部で分離
することを特徴とする熱可塑性重合体組成物から
揮発成分を除去する方法。 本発明の特徴は脱揮押出機で揮発成分を除去す
る際、重合体組成物を供給する第1ベント部を
780〜2280Torrの圧力範囲に加圧し、他のベント
ゾーンを減圧下で操作して揮発成分を除去するも
のである。 以下、本発明方法を図面に基づいてさらに詳し
く説明する。 第1図は、本発明の方法を実施するのに好適な
1例を示す脱揮押出装置の概念図である。重合体
組成物は定量ポンプ1により定常的に加熱器2に
送り、220〜240℃、30〜60Kg/cm2に加熱、加圧す
る。加熱器2としては、特開昭50―88193号に記
載してなるようなスクリユー型の加熱器も用いら
れる。次に加熱器2で加熱、加圧された重合体組
成物は供給管3もしくは第2図15で示すニード
ル弁、あるいは他の細孔もしくは細巾スリツト供
給孔を通して脱揮押出機5のスクリユー及びバレ
ルで形成された第1ベントゾーンに供給して揮発
成分を分離する。脱揮押出機5の第1ベントゾー
ン6は高温、高圧で供給された重合体組成物が発
泡し、ベントアツプを起さない圧力範囲に加圧し
て維持する。この圧力は重合体組成物の物性及び
脱揮押出条件によつて変るが780〜2280Torrの圧
力、好ましくは900〜1200Torrの圧力に維持す
る。第1ベントゾーンをこの圧力を維持すること
により、発泡によるベントアツプを抑え、かつ有
効に揮発成分を除去できる。この圧力範囲をはず
れた場合には発泡しすぎてベントアツプしたり、
あるいは揮発成分の分離効果が悪くなるので好ま
しくない。本発明の方法においては、この第1ベ
ントゾーンで大部分の揮発成分が除去されるが、
重合体組成物中の揮発成分を更に少なくするため
に、第1ベントゾーン6の下流に設けた第2ベン
トゾーン7で250〜290℃、圧力760Torr未満の脱
揮条件で残存揮発成分を除き、重合体を押出ノズ
ル8から押出す。なお、第1図の押出機において
は、第1ベントゾーン6以外のベント口を1個し
か設けてないが、必要に応じて複数個必要個所に
設けてもよい。 また本発明の方法において使用する脱揮押出機
としては本発明の方法を実施できるものであれ
ば、特に限定なく一軸もしくはそれ以上の軸をも
つ脱揮押出機のいずれにも有効に使用できる。 本発明の方法において実施するのに使用される
重合体組成物としては、15〜60重量%未反応モノ
マー、溶剤及び/又は副生成物などの揮発成分を
含むアルキル(メタ)アクリレート類、スチレ
ン、ブタジエン、イソプロピレン等のビニル化合
物の単独重合体又は共重合体よりなる組成物であ
つて、塊状重合又は溶液重合によつて製造された
ものである。本発明の方法でいう未反応モノマー
とは、上記ビニルモノマーを重合あるいは共重合
させた後、重合体組成物中に存在する重合してな
い残存モノマーである。また本発明の方法でいう
重合体組成物中の溶剤とは、一般に溶液重合とし
て使用できる溶剤であれば特に限定しないが、溶
剤の沸点が55〜250℃の範囲にあるベンゼン、ト
ルエン、キシレン、エチルベンゼン、クメン等の
アルキルベンゼン、メチルエチルケトン、メチル
イソブチレート、酢酸エチル等の有機溶剤であ
る。重合体組成物中の溶剤量は約15〜60重量%で
ある。また重合体組成物中の副生成物は、反応中
に生成する揮発性の低分子量物あるいは原料に含
まれる揮発性の成分である。 本発明の方法は、重合体組成物中にジオクチル
フタレート、ジオクチルセバケート、ステアリル
アルコール、ステアリン酸等の可塑剤、チヌビン
―P(チバガイギー社製)等の紫外線吸収剤、着
色剤、顔料等を加えたものでも実施できる。 本発明の方法は、塊状重合あるいは溶液重合に
よつて連続的に製造される重合体組成物から揮発
成分を除去するのに適しているが、重合体組成物
をバツチで製造し、本発明の方法を採用しても有
効に使用できる。 以下実施例により本発明方法を更に詳しく説明
する。なお実施例中の部は重量部を、%は重量%
を示す。各実施例において使用した装置は第1図
及び第2図に示したような一軸の脱揮押出機であ
る。 実施例 1 溶液重合法で調製した64%のメチルメタクリレ
ート―メチルアクリレート共重合体(メチルアク
リレート含量=5%)及び30%のトルエン並びに
6%の未反応モノマー及び不純分よりなる重合体
組成物を240℃、55Kg/cm2に昇温、昇圧させて
1500Kg/Hの速度で内径6.0mm、長さ25mmの細孔
を通して、脱揮押出機に供給する。脱揮押出機の
第1脱揮ゾーンは約285℃、920Torrに加圧し、
第2脱揮ゾーンは290℃、40Torrの条件で残部揮
発成分を除去し、押出ノズルより押出し、20℃の
水槽で冷却後、3mmに切断した。得られたペレツ
ト中の残存揮発成分量は0.05%以下であつた。押
出機運転中、第1ベント部のベント状態は良好で
ベントアツプも長時間起らず良好であつた。 実施例 2 塊状重合法で製造した60部のメチルメタクリレ
ート重合体、40部のメチルメタクリレートモノマ
ー、0.5部のt―ブチルメルカプタン、0.4部のオ
リゴマー等の不純分よりなる重合体組成物を245
℃、58Kg/cm2に昇温、加圧し、内径5mmのパイプ
を通して脱揮押出機に1500Kg/Hの速度で供給す
る。脱揮押出機の第1脱揮ゾーンは285℃、
1100Torrに加圧し、第2脱揮ゾーンは290℃、
30Torrの条件で押出した。得られたペレツト中
の残存揮発成分含有量は0.05%以下であつた。こ
の条件においても、第1脱揮ゾーンに気泡の発生
によるベントアツプもなく、長時間の運転が可能
であつた。 比較例 1〜4 実施例1及び実施例2の重合体組成物を実施例
1の装置で表―1に示すような押出条件で押出し
た。得られた結果を表―1に示す。 【表】
第1図は本発明を実施するのに好適な1例を示
す脱揮押出装置の概念図、第2図は押出機の供給
部に重合体組成物を供給する供給ノズルの断面図
であり、第1図及び第2図において、1は定量ポ
ンプ、2は加熱器、3は供給管、4はスクリユ
ー、5は押出機、6は第1ベントゾーン、7は第
2ベントゾーン、8はダイ、9は凝縮器、10は
ベント液貯槽、11は圧力調節器、12は凝縮
器、13はベント液貯蔵、14は真空ポンプ、1
5はニードル弁を表わす。
す脱揮押出装置の概念図、第2図は押出機の供給
部に重合体組成物を供給する供給ノズルの断面図
であり、第1図及び第2図において、1は定量ポ
ンプ、2は加熱器、3は供給管、4はスクリユ
ー、5は押出機、6は第1ベントゾーン、7は第
2ベントゾーン、8はダイ、9は凝縮器、10は
ベント液貯槽、11は圧力調節器、12は凝縮
器、13はベント液貯蔵、14は真空ポンプ、1
5はニードル弁を表わす。
Claims (1)
- 1 15〜60重量%の未反応モノマー、溶剤及び/
又は副生成物の揮発成分を含む重合体組成物から
該揮発成分を押出機にかけて除去する方法におい
て、該重合体組成物をまず30〜60Kg/cm2に加圧か
つ加熱し、次いで780〜2280Torrに加圧した脱揮
押出機のベントゾーンに直接供給して前記揮発成
分を加圧下で分離し、更に前記揮発成分の残量部
を前記脱揮押出機供給部より下流にあるベント部
で分離することを特徴とする熱可塑性重合体組成
物から揮発成分を除去する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12481380A JPS5749603A (en) | 1980-09-09 | 1980-09-09 | Removal of volatiles from thermoplastic polymer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12481380A JPS5749603A (en) | 1980-09-09 | 1980-09-09 | Removal of volatiles from thermoplastic polymer |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5749603A JPS5749603A (en) | 1982-03-23 |
JPS6330921B2 true JPS6330921B2 (ja) | 1988-06-21 |
Family
ID=14894748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12481380A Granted JPS5749603A (en) | 1980-09-09 | 1980-09-09 | Removal of volatiles from thermoplastic polymer |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5749603A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3310676A1 (de) * | 1983-03-24 | 1984-09-27 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Verfahren und vorrichtung zum entfernen von fluechtigen anteilen aus polymerenschmelzen oder paste |
JPS59227938A (ja) * | 1983-06-10 | 1984-12-21 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 重合体組成物 |
EP0575104B1 (en) * | 1992-06-17 | 1996-05-08 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Maleimide-based copolymer and process for producing it |
US6100366A (en) * | 1998-09-18 | 2000-08-08 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Cyclic imino ether group containing polymer and production process therefor |
WO2005056624A1 (ja) * | 2003-12-09 | 2005-06-23 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | グラフト共重合体、これを用いた衝撃強度改質剤、熱可塑性樹脂組成物ならびにグラフト共重合体の製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5217555A (en) * | 1975-08-01 | 1977-02-09 | Asahi Glass Co Ltd | Fluorine-containing copolymer compositions containing carbonaceous mat erials |
JPS5232087A (en) * | 1975-09-03 | 1977-03-10 | Basf Ag | Process and apparatus for removing volatile components from synthetic resin |
JPH05232087A (ja) * | 1992-02-21 | 1993-09-07 | Nkk Corp | 磁気探傷装置 |
-
1980
- 1980-09-09 JP JP12481380A patent/JPS5749603A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5217555A (en) * | 1975-08-01 | 1977-02-09 | Asahi Glass Co Ltd | Fluorine-containing copolymer compositions containing carbonaceous mat erials |
JPS5232087A (en) * | 1975-09-03 | 1977-03-10 | Basf Ag | Process and apparatus for removing volatile components from synthetic resin |
JPH05232087A (ja) * | 1992-02-21 | 1993-09-07 | Nkk Corp | 磁気探傷装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5749603A (en) | 1982-03-23 |
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