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JPS6330914Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6330914Y2
JPS6330914Y2 JP19324184U JP19324184U JPS6330914Y2 JP S6330914 Y2 JPS6330914 Y2 JP S6330914Y2 JP 19324184 U JP19324184 U JP 19324184U JP 19324184 U JP19324184 U JP 19324184U JP S6330914 Y2 JPS6330914 Y2 JP S6330914Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
register
instrument panel
air
air duct
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19324184U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61106416U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19324184U priority Critical patent/JPS6330914Y2/ja
Publication of JPS61106416U publication Critical patent/JPS61106416U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6330914Y2 publication Critical patent/JPS6330914Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Duct Arrangements (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は車両用空気調和装置のレジスタ構
造、詳しくはエアダクトを接続したインストルメ
ントパネルの取付口に回動可能に取付ける車両用
空気調和装置のレジスタ構造に関する。
(従来の技術) 従来この種レジスタ構造として、例えば実開昭
57−97712号公報に記載されているごとく、概略
矩形状をなすレジスタ本体内に風向調節フインを
揺動自由に取付け、該調節フインの揺動により前
記レジスタ本体の吹出口から吹出される調和空気
の吹出方向を調節するごとくしたものが知られて
いる。
ところで前記レジスタ構造は、意匠的斬新性に
乏しく外観が悪かつたのであり、そこで前記レジ
スタ本体を円形となし、該レジスタ本体をインス
トルメントパネルの取付口に回動自由に取付け、
このレジスタ本体の回動により該本体に内装する
風向調節フインの角度を変更させて、調和空気の
吹出方向を調節するごとくしたレジスタ構造を開
発したのである。
しかして前記レジスタ本体を円形として、前記
インストルメントパネルに回動自由に取付けるタ
イプのレジスタ構造では、前記レジスタ本体の回
動位置を規制すべく、つまり該本体に内装する調
節フインを所定の調節角度に維持すべく、前記レ
ジスタ本体とインストルメントパネルとの間に摺
動抵抗を付与して、前記レジスタ本体に節度感を
与える必要があり、この点を解決するために、前
記レジスタ本体と前記インストルメントパネルと
の間に、別途形成したばね材を介装させ、該ばね
材で前記レジスタ本体に摺動抵抗を付与し、該本
体に節度感を与えることを考えたのである。
(考案が解決しようとする問題点) ところが前記のレジスタ構造では、前記レジス
タ本体に摺動抵抗を付与すべく、ばね材を別途形
成し、該ばね材を前記レジスタ本体と前記インス
トルメントパネルとの間に介装させるごとくして
いるため、部品点数の増大を招くばかりか、制作
コストが高くなる不具合が考えられるのである。
本考案は以上のごとき問題点に鑑みて考案した
もので、その目的は、前記インストルメントパネ
ルに接続するエアダクトを利用して、該エアダク
トで前記レジスタ本体に摺動抵抗を付与すること
により、部品点数を少なく出来て、制作コストを
低廉と成し得るレジスタ構造を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は以上の目的を達成するために、インス
トルメントパネル1に形成した接続口1aの半径
方向外方に、円周方向に延びる係合部8を形成す
ると共に、レジスタ本体5に、前記係合部8と係
合して前記インストルメントパネル1に対する離
脱を阻止する係合爪7を形成して、前記係合爪7
の前記係合部8への係合により前記レジスタ本体
5を前記インストルメントパネル1に回転自由で
且つ離脱不能に支持する一方、エアダクト3を弾
性材料から形成し、該エアダクト3の開口部に、
前記インストルメントパネル1における前記接続
口1aの半径方向外方に位置する周縁部と該イン
ストルメントパネル1の前記周縁部に対向する前
記レジスタ本体5との間に介装されて、該レジス
タ本体5を外方に付勢させる突部9を形成したの
である。
(作用) しかして前記エアダクトの突部により前記レジ
スタ本体に摺動抵抗を付与して、該レジスタ本体
に節度感を与え、このレジスタ本体を所定の回動
位置に規制可能としたのである。
(実施例) 以下本考案にかかる車両用空気調和装置のレジ
スタ構造を図面の実施例によつて説明する。
図中1は車両前面側に設けるインストルメント
パネルで、該パネル1に円形に開口する接続口1
aを形成して、該接続口1aに空気調和装置2か
ら延びるエアダクト3の遊端を接続すると共に、
該接続口1aには、前記空気調和装置2で調和さ
れた空気を前記エアダクト3を介して車室内に吹
出すレジスを次のごとく取付けている。
前記レジスタは、内部に吹出口4を形成した円
筒状をなすレジスタ本体5と、該本体5の吹出口
4を開閉する円板状の蓋体6とから成り、該蓋体
6の開動作により前記空気調和装置2からの調和
空気を前記吹出口4を介し車室内に吹出すように
し、また車室内の空気調和を行わないときには、
前記蓋体6を閉動作させて、前記吹出口4を閉鎖
するように成している。
前記レジスタ本体5には、裏面の複数箇所に係
合爪7を一体に設け、該各係合爪7を介して前記
レジスタ本体5を前記インストルメントパネル1
に回転可能で且つ離脱不能に取付けるのである。
即ち、第4図に詳しく示すごとく、前記インス
トルメントパネル1における前記接続口1aの外
周面に、前記レジスタ本体5の係合爪7が係合す
る複数の円周方向に延びる長孔からなる係合部8
を形成し、該各係合部8に前記係合爪7を挿通係
止させることにより、前記レジスタ本体5を前記
インストルメントパネル1に所定角度回転可能で
且つ離脱不能に取付けるのである。
そして前記インストルメントパネル1に接続さ
れる前記エアダクト3を弾性材料で形成すると共
に、該エアダクト3の開口端に、前記インストル
メントパネル1における前記接続口1aの半径方
向外方に位置する周縁部と該インストルメントパ
ネル1の前記周縁部に対向する前記レジスタ本体
5との間に介装されて該レジスタ本体5を外方に
付勢させる突部9を一体形成して、該突部9の前
記レジスタ本体5に対する付勢力により、このレ
ジスタ本体5に摺動抵抗を付与して、該レジスタ
本体5を所定の回転位置に位置規制するごとくな
すのである。
即ち図に示す実施例では、前記エアダクト3の
開口端に、半径方向外方に延びる鍔部3aを一体
に形成する一方、前記インストルメントパネル1
における前記接続口1aの半径方向外方に位置す
る周縁部に取付段部1bを形成し、前記鍔部3a
を前記取付段部1bと前記レジスタ本体5との間
に介装させることで、前記エアダクト3の開口端
側を前記インストルメントパネル1に組付けるの
である。
そして前記エアダクト3の鍔部3aに外方に突
出する横断面半円状の突部9を一体に形成し、該
突部9で前記レジスタ本体5を外方に付勢するこ
とにより、前記インストルメントパネル1の取付
部8から内方に挿嵌された前記係合爪7を前記イ
ンストルメントパネル1の裏面側に圧接させて、
前記レジスタ本体5に摺動抵抗を付与するごとく
なすのである。
前記エアダクト3の鍔部3aに設ける突部9
は、該鍔部3aの全周にわたつて連続形成しても
よく、又は前記鍔部3aの複数箇所に断続的に形
成してもよいのである。
また前記エアダクト3の鍔部3aに前記突部9
を断続的に形成する場合には、前記レジスタ本体
5に前記突部9と係合する溝又は突部などを形成
して、この溝などにより前記突部9の移動を規制
し、前記レジスタ本体5を位置規制することも可
能である。
図の実施例においては、前記蓋体6の開閉動作
に連動して前記吹出口4の内外に進退する風向調
節フイン10を取付けており、即ち前記蓋体6の
一側を枢支軸11を介して開閉可能に支持すると
共に、前記蓋体6における枢支軸11の反対側で
内面側に、取付ブラケツト12を一体に設け、該
ブラケツト12に枢支ピン13を介して前記調節
フイン10を支持する支持アーム14を揺動自由
に連結する一方、この支持アーム14の他端側に
摺動ピン15を設け、該摺動ピン15を前記レジ
スタ本体5の内壁部に形成した長孔16に挿嵌支
持させるごとくしている。
斯くして前記蓋体6の前記枢支軸11を中心と
する開動作時には、第2図に示すごとく、前記支
持アーム14に設けた摺動ピン15を前記長孔1
6に沿つて移動させることにより、前記支持アー
ム14を前記レジスタ本体5に対し起上させて、
前記調節フイン10を前記レジスタ本体5におけ
る吹出口4の外方に位置させ、前記調節フイン1
0により前記吹出口4から吹出される吹出空気の
吹出方向を変更調節するごとくなし、また前記蓋
体6の閉動作時には、第3図に示すごとく、前記
支持アーム14の摺動ピン15を前記長孔16に
沿つて移動させながら前記支持アーム14の前記
レジスタ本体5内に折畳み、この支持アーム14
に取付けた前記調節フイン10を前記レジスタ本
体5の吹出口4内に格納するごとくなるのであ
る。
尚、図中17は前記蓋体6の外面側に一体に設
けた開閉操作用の把手である。
本考案は以上のごとく構成したもので、車室内
の空気調和を行う場合には、前記レジスタ本体5
の蓋体6を第2図に示すごとく開動作させ、これ
に伴い前記支持アーム14を前記レジスタ本体5
に対し起上させ、前記支持アーム14に設けた調
節フイン10を前記レジスタ本体5における吹出
口4の外方に位置させるのであり、斯くして前記
空気調和装置2からダクト3を介して前記吹出口
4に吹出される調和空気を、前記調節フイン10
を経て前記車室内に吹出すのであり、このとき前
記レジスタ本体5をインストルメントパネル2に
対して回動させ、これに伴ない前記調節フイン1
0を回動させて該フイン10の角度を変更調節す
ることにより、前記車室内への調和空気の吹出方
向を任意方向に調節するごとくなすのである。
また車室内の空気調和を行わない場合には、前
記蓋体6を第3図に示すごとく閉動作させ、これ
に伴い前記支持アーム14を前記レジスタ本体5
内に折畳み、この支持アーム14に設けた前記調
節フイン10を前記吹出口4内に格納するのであ
り、斯くすることにより前記蓋体6で前記吹出口
4が確実に気密状に閉鎖されるのである。
(考案の効果) 以上説明したごとく本考案にかかる空気調和装
置のレジスタ構造では、インストルメントパネル
1に形成した接続口1aの半径方向外方に、円周
方向に延びる係合部8を形成すると共に、レジス
タ本体5に、前記係合部8と係合して前記インス
トルメントパネル1に対する離脱を阻止する係合
爪7を形成して、前記係合爪7の前記係合部8へ
の係合により前記レジスタ本体5を前記インスト
ルメントパネル1に回転自由で且つ離脱不能に支
持する一方、エアダクト3を弾性材料から形成
し、該エアダクト3の開口部に、前記インストル
メントパネル1における前記接続口1aの半径方
向外方に位置する周縁部と該インストルメントパ
ネル1の前記周縁部に対向する前記レジスタ本体
5との間に介装されて、該レジスタ本体5を外方
に付勢させる突部9を形成したから、換言する
と、前記インストルメントパネルに接続するエア
ダクトを利用して、該エアダクトで前記レジスタ
本体に摺動抵抗を付与するごとくしたから、ばね
材などを別途必要としたりすることなく、部品点
数を少なくできて、組み立ても簡単であり、しか
も制作コストを低廉となし得るに至つたのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる車両用空気調和装置の
レジスタ構造を示す全体的な斜面図、第2及び第
3図は同レジスタ構造の平断面図であつて、第2
図は蓋体を開放した状態を、第3図は蓋体を閉鎖
した状態をそれぞれ示し、第4図はレジスタ構造
の一部切欠正面図である。 1……インストルメントパネル、3……エアダ
クト、4……吹出口、5……レジスタ本体、7…
…係合爪、8……係合部、9……突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インストルメントパネル1の接続口1aに空気
    調和装置から延びるエアダクト3と調和空気の吹
    出口4を備えたレジスタ本体5とを組付ける車両
    用空気調和装置のレジスタ構造であつて、前記イ
    ンストルメントパネル1における前記接続口1a
    の半径方向外方に、円周方向に延びる係合部8を
    形成すると共に、前記レジスタ本体5に、前記係
    合部8と係合して前記インストルメントパネル1
    に対する離脱を阻止する係合爪7を形成して、前
    記係合爪7の前記係合部8への係合により前記レ
    ジスタ本体5を前記インストルメントパネル1に
    回転自由で且つ離脱不能に支持する一方、前記エ
    アダクト3を弾性材料から形成し、該エアダクト
    3の開口部に、前記インストルメントパネル1に
    おける前記接続口1aの半径方向外方に位置する
    周縁部と該インストルメントパネル1の前記周縁
    部に対向する前記レジスタ本体5との間に介装さ
    れて、該レジスタ本体5を外方に付勢させる突部
    9を形成したことを特徴とする車両用空気調和装
    置のレジスタ構造。
JP19324184U 1984-12-19 1984-12-19 Expired JPS6330914Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19324184U JPS6330914Y2 (ja) 1984-12-19 1984-12-19

Applications Claiming Priority (1)

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JP19324184U JPS6330914Y2 (ja) 1984-12-19 1984-12-19

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Publication Number Publication Date
JPS61106416U JPS61106416U (ja) 1986-07-05
JPS6330914Y2 true JPS6330914Y2 (ja) 1988-08-18

Family

ID=30750661

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19324184U Expired JPS6330914Y2 (ja) 1984-12-19 1984-12-19

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JPS61106416U (ja) 1986-07-05

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