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JPS63303968A - 含窒素複素環誘導体 - Google Patents

含窒素複素環誘導体

Info

Publication number
JPS63303968A
JPS63303968A JP62141270A JP14127087A JPS63303968A JP S63303968 A JPS63303968 A JP S63303968A JP 62141270 A JP62141270 A JP 62141270A JP 14127087 A JP14127087 A JP 14127087A JP S63303968 A JPS63303968 A JP S63303968A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
compound
reaction
solvent
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62141270A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Kawamoto
勲 川本
Rokuro Endo
遠藤 六郎
Keiichi Matsuda
啓一 松田
Takeshi Oshima
大島 武史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP62141270A priority Critical patent/JPS63303968A/ja
Publication of JPS63303968A publication Critical patent/JPS63303968A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
  • Pyridine Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、トロンゲキサンA2に起因する循環器系疾患
の治療剤として有用な新規イミダゾール誘導体に関する
ものである。
血小板凝集の潜在的刺激体であるトロンデキサンA2(
以下TxA2と略す、)はプロスタグランジンエンドノ
母−オキシドPGG2およびPGE2から産出され、′
rxA2とPG工2との産出のバランスは血栓形成にお
ける制御因子であることが示唆されている。従って、血
栓塞栓症の処置または予防では、TXA2合成を選択的
に抑制し、それによって抗血小板凝集作用を有するPG
工2の産出を促進させる。ことが望ましい。
近年、こうしたTXA2生合成阻害活性を有する化合物
として、イミダゾールおよび1−メチルイミダゾールが
見い出されたが(ニードルマンら、プロスタグランジン
ズ、13巻、611頁、1977年)、活性等の面から
、未だ実用に供されていない。
本発明者らは、永年に亘り、TlXA2生合成阻害活性
作用を有する化合物の合成と薬理活性について鋭意研究
した結果、後記一般式中を有する化合物が、強力な当該
阻害活性作用を有することを認め、これより本発明化合
物(11が′rxA2に起因する疾患の治療薬として有
用であることを見い出し、本発明を完成した。
発明の構成 本発明の目的化合物は一般式 %式% を有する含窒素複素環誘導体およびその薬理学的に許容
し得るエステル、アミ)′または塩である。上記式中、
 He上基はイミダゾール−1−イル、5−チアゾリル
、3−ピリノル、LH−1,2゜4−トリアゾール−1
−イル、IB−テトラゾール−1−イル基を示し、上記
Bet基はさらに低級アルキル基で置換されてもよい。
=で表わされる記号は単結合または二重結合を表わす。
R4およびR2は水素原子、低級アルキル、低級アルケ
ニル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、ヘテロ
アラルキル基金示し、A基は水素原子を除いて前記のR
1およびR2基と同意義を表わす二価の架橋基であり、
そしてR,、R2およびA基におけるアリール、ヘテロ
アリール、アラルキルまたはヘテロアラルキル基は低級
アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシア
ルキル、シアノ、トリフルオロメチル基または一ロゲン
原子で置換されてもよい。X基は硫黄原子またはメチレ
ン基を示すが、He上基がイミダゾール−1−イル基を
示す時は、Xはメチレン基のみを示す。
前記一般式(11において、Bet基は好適には置換基
を有しないか若しくは置換基としてメチル基を有するも
のである。=で表わされる記号は単結合または二重結合
を表わすが、特に好適には単結合である。R1およびR
2は水素原子、例えばメチル、エチル、n−プロピル、
イソゾロビル、n−ブチル、イソブチルのような炭素数
1乃至6個の直鎖状若しくは分枝鎖状の低級アルキル基
;例えばビニル、アリル、イソプロペニル、2−ブテニ
ルのような炭素数2乃至4フリル、3−フリル、2−f
−エニル、3−チェニル、2−チアゾリル、4−チアゾ
リル、2−ピリノル、3−ビリノル、4−ピリジルのよ
うな酸素、窒素若しくは硫黄原子からなるヘテロ原子を
含有する5または6員項へテロアリール基;例えばペン
シル、フェネチル、α−メチルペンノル、3−フェニル
プロピル、α−ナフチルメチル、β−ナフチルエチルの
ようなアルキル部分の炭素数が1乃至3個のアラルキル
基;例、t ff フルフリル、2−テニル、3−テニ
ル、2−ピリゾルメチル、2−フリルエチル、2−チェ
ニルエチル、2−チアゾリルメチルのようなアルキル部
分の炭素数が1乃至2個の前記の5またはeJj環を有
するヘテロアラルキル基である。A基は水素原子を除い
て前記のR1およびR2基と同意義を表わす二価の架橋
基であり、対応する式−A−COOI(基として例えば
”C0OHlなどをあげることができる。
上記のR1,R2およびA基におけるアリール、ヘテロ
アリール、アラルキルまたはヘテロアラルキル基は例え
ば、メチル、エチル、n−フ。
ビル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチルのような
低級アルキル基;例えばメトキシ、エトキシ、n−プロ
ポキシ、インプロポキシ、n−ブトキシ、インブトキシ
のような低級アルコキシ基:ヒドロキシ基:例えばヒド
ロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル
のようなヒドロキシアルキル基;シアノ基;トリフルオ
ロメチル基;例えばフッ素、塩素、臭素のよ5なハロゲ
ン原子で置換されてもよい、X基は硫黄原子またはメチ
レン基を示すが、He上基が、イミダゾール−1−イル
基を示す時はXはメチレン基のみを示す。
なお、前記一般式(1) を有する本発明の化合物にお
いては、=が単結合の場合には不斉炭素原子に基づく光
学異性体が存在し、これらの異性体が単一の式で示され
ているが、これによって本発明の記載の範囲は限定され
るものではなく、光学活性立体異性体およびそのラセミ
混合物をも含有するものである。tた、=が二重結合の
場合、E、Zの幾何異性体が存在し、これらの異性体が
単一の式で示されているが、これによって本発明の記載
の範囲は限定されるものではなく、8体、2体お工びE
、z混合物をも含有するものである。
また本発明の目的化合物(11は生体内で代謝活性化を
受け、しかも好ましい薬物動力学的性質を有するエステ
ル;例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピ
ル、n−ブチル、インブチルのような低級アルキル基、
例えばアセトキシメチル、プロピオニルオキシメチル、
ピパロイルオキシメチルのような低級アルカノイルオキ
シアルキル基、例えば1−エトキシカルがニルオキシエ
チル、1−n−プロポキシカルノニルオキシエチル、1
−イソプロポキシカルボニルオキシエチルのような低級
アルコキシカルボニルオキシアルキル基、フタリノル基
着しくは(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソ
レン−4−イル)メチル基ニアミド、例えハN−メチル
アミドのようなN−置換アミド、例えばN、N−ジエチ
ルアミドのようなN、N−ジ置換アミrのようなアミP
基等の薬理上許容されるエステルまたはアミPの型にす
ることができる−1た、本発明の目的化合物+11は中
性型で記述されているが、必要に応じて塩酸塩、臭化水
素酸塩、硝酸塩、リン酸塩のような鉱酸塩、メタンスル
ホン酸塩、ベンゼンスルホン酸!、p−トルエンスルホ
ン酸塩のようなスルホ7a[、酢酸塩、トリフルオロ酢
酸塩、アスノクライン酸塩、グルタミン酸塩、シュウ酸
塩、酒石酸塩、のような有機塩等の薬理上許容される酸
付加塩の型にすることができ、また必要に応じて、リチ
ウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マ
グネシウム塩のような無機金属の塩あるいはアンモニウ
ム塩、シクロヘキシルアンモニウム塩、ジイソプロピル
アンモニウム塩、トリエチルアンモニウム塩のようなア
ンモニウム塩、リジン塩、アルギニン塩のような塩基性
アミノ酸塩等の薬理上許容される塩基付加塩の型にする
ことができる。さらに生体内で代謝活性化を受け、しか
も好ましい薬物動力学的性質含有するエステルおよびア
ミドの場合も前述の酸付加塩の型にすることもできる。
本発明の前記一般式(I) を有する化合物は以下に示
す方法によって製造することができる。
till     A法    (1a)上記式中、R
,、R2,XおよびAは前述したものと同意義を表わし
、Wは脱離基であり、例えば好適には水酸基、塩素、臭
素、沃素のようなハロゲン原子、メタンスルホニルオキ
シ、エタンスルホニルオキシのようなアルカンスルホニ
ルオキシ基、トリフルオロメタンスルホニルオキシのよ
うなトリハロゲノメタンスルホニルオキシ基またはベン
ゼンスルホニルオA’ シ、1) −トルエンスルホニ
ルオキシ’) ヨ!5 す71J −ル、cルホニルオ
キシ基を表わし、R3は水素原子もしくは彼述するカル
ボキン基の保護基を示す。
A法は本発明の目的化合物である一般式(Ia)を有す
る含窒素複素環誘導体を製造する方法で一般式(IDを
有する化合物に一般式(1) Th有する化合物または
その塩を反応させることによって達成される。
本発明のA法金実施するに当って、反応は不活性溶剤中
で好適に行われる。使用される溶剤としては本反応に関
与しなければ特に限定はなく、例えばクロロホルム、ジ
クロロメタン、ジクロロエタンのような・−ロゲン化炭
化水素類、アセトン、メチルエチルケトンの工うなケト
ン類、エーテル、テトラヒrロフラン、ジオキサンのよ
うなエーテル類、ベンゼン、トルエンのような芳香族炭
化水素類、アセトニトリルのようなニトリル類、ギ酸エ
チル、酢酸エチルのようなエステル類、例えばメタノー
ル、エタノールのようなアルコール類、 N、N−ジメ
チルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミPのよ
うなアミド類、ジメチルスルホキサイド、ニトロメタン
またはこれらの有機溶剤の混合溶剤若しくは水との混合
溶剤があげられる。
本反応において、化合物(II)の脱離基Wが水酸基の
場合には、硫酸、塩醗、臭化水素類のよりな鉱酸、トリ
フルオロ酢醸、酢酸、p−トルエンスルホン酸のよりな
有機酸、三弗化ホウ素エーテレートのようなルイス酸、
アゾジカル?ン酸ジエステルートリフェニルホスフィン
のような縮合剤の存在下で、一般式Cm)を有する化合
物と反応させることにより達成される。
化合物(10のWが水酸基以外の脱離基である場合には
、酸結合剤であるトリエチルアミン、ピリジン、2.6
−ルチデン、ジメチルアニリン等の有機塩基、炭酸水素
ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム等のアルカ
リ金属重炭酸塩若しくは炭酸塩、水酸化す) IJウム
、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物の存在下に
行われ、好適には、あらかじめ一般式(m)t−有する
化合物を溶媒の存在下通常の方法でアルカリ金属塩、ま
たは有機塩基の塩にしてから反応させるのが望ましい。
反応温度には特に限定はないが、通常は一10℃乃至1
00℃位で行われる0反応時間は主に反応温度、原料化
合物の徨類などによって異なるが、数十分乃至100時
間である。
反応終了後、本反応の目的化合物(Ia)は常法に従っ
て反応混合物から採取される0例えば反応混合物に水と
混和しない有機溶剤を加え、有機溶剤層を分離、水洗後
、溶剤を留去することによって得られる。得られ要目的
化合物は必要ならば常法、例えば再結晶、再沈殿または
クロマトグラフィーなどによって更に精製することがで
きる。
B法は一般式(ト)を有する化合物に一般式(IIDヲ
有含有化合物を反応させることによって、本発明の目的
化合物でるる一般式(Ib)’t−有する含窒素複素環
誘導体を製造する方法である。
B法を実施するに描っで、反応は不活性溶剤中、Lew
is酸の存在下で行われる。使用されるLewia酸と
しては例えば四塩化チタンのようなチタンハロゲン化合
物、塩化アルミニウム、三フッ化ホウ素エーテレート、
塩化第二スズ等があげられ、特に好適には四塩化チタン
のよりなチタンハロゲン化合物と塩化アルミニウムがあ
げられる。さらに四塩化チタンのようなチタンハロゲン
化合物の場合、トリエチルアミン、ジイソゾロビルエチ
ルアミンのような3級アミンの存在下に反応全行うのが
望ましい。反応は不活性溶剤中で行われるが、使用され
る溶剤としては本反応に関与しなければ特に限定はなく
、クロロホルム、ジクロルメタン、ジクロロエタンのよ
うなハロゲン化炭化水素類、エーテル、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサンのようなエーテル類、ベンゼン、トル
エンのような芳香族炭化水素類、アセトニトリルのよう
なニトリル類、ヘキサン、シクロヘキサンのような炭化
水素類、二硫化炭素、ニトロメタンまたはこれらの有機
溶剤の混合溶剤があげられる。
反応温度には特に限定はないが、通常は0℃乃至200
℃位付近で行われる0反応時間は主に反応温度、原料化
合物の種類などによって異なるが、数十分乃至100時
間である。
反応終了後、本反応の目的化合物は常法に従って反応混
合物から採取される0例えば反応混合物に水と混和しな
い有機溶剤を加え、有機溶剤層を分離、水洗後、溶剤を
留去することによって得られる。得られた目的化合物は
必要ならば常法、例えば再結晶、再沈殿またはクロマト
グラフィーなどによって更に精製することができる。
C法は一般式(■を有する化合物圧一般式(至)を有す
る化合物またはその塩を反応させることによって、本発
明の目的化合物である一般式(Ic)を有する含窒素複
素環誘導体を製造する方法である。
本発明のC法で使用される一般式nt−有する化合物と
してはイミダゾール%  1.2.4− ) +7アゾ
ール、テトラゾール化合物があげられる0反応は不活性
溶剤中で好適に行われる。使用される溶剤としては本反
応に関与しなければ特に限定はすく、例えばクロロホル
ム、ジクロルメタン、ジクロロエタンのようなハロゲン
化炭化水素類、アセトン、メチルエチルケトンのよりな
ケトン類、エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン
のようなエーテル類、ベンゼン、トルエンのよ5な芳香
族炭化水素類、アセトニトリルのよりなニトリル類、ギ
敗エチル、酢酸エチルのようなエステル類、例えばメタ
ノール、エタノールのようなアルコール類、N、N−ジ
メチルホルムアミP%N、N−ジメチルアセトアミドの
ようなアミド類、ジメチルスルホキサイPにトロメタン
またはこれらの有機溶剤の混合溶剤があけられる。
本反応において、化合物(■の脱離基Wが水酸基の場合
には、アゾジカル?ン酸ジエステルートリフェニルホス
フィンのような縮合剤の存在下で、一般式(■を有する
化合物と反応させることによシ達成される。
化合物(■のWが水散基以外の脱離基である場合には、
好適には、あらかじめ一般式CvDを有する化合物を溶
媒の存在下通常の方法でアルカリ金属塩にしてから反応
させるのが望ましい。
反応温度には特に限定はないが、通常は一1θ℃乃至1
00℃位で行われる1反応部間は主に反応温度、原料化
合物の種類などによって異なるが、数十分乃至100時
間である。
反応終了後、本反応の目的化合物(IC)f”!常法に
従って反応混合物から採取される0例えは反応混合物に
水と混和しない有機溶剤を加え、有機溶剤層を分離、水
洗後、溶剤を留去することによって得られる。得られた
目的化合物は必要ならば常法、例えば再結晶、再沈殿ま
たはクロ1トゲラフイーなどによって更にn#すること
ができる。
又、A法、B法2よびC法において得られる化合物tl
)がR5にカル−キシル基の保護基を有している場合、
一般にこの分野の技術で知られている方法によって除去
される。好適にはメチルエステル、エチルエステルなど
の直鎖のアルキルエステルはアルカリ加水分解により除
去され、tert−ブチルエステルはトリフルオロ酢酸
により除去される。カルゲン酸の保護基がベンツル、p
−二トロベンノルのようなアラルキル基またはベンツヒ
ドリル基の場合は還元剤、例えば水素およびノナラジウ
ム−炭素のよ5な接触還元触媒と接触させることによっ
て達成される0反応は溶剤の存在下で行われ、使用され
る溶剤としては本反応に関与しないものであれば特に限
定はないが、メタノール、エタノールのようなアルコー
ル類、テトラヒドロフラン、ソオキサンのようなエーテ
ル類、酢酸のような脂肪酸およびこれらの有機溶剤と水
との混合溶剤が好適である0反応温度は通常0℃乃至室
温付近であり、反応時間は原料化合物および還元剤の種
類によって異なるが、通常は5分間乃至12時間である
反応終了後、カルゲキシル基の保護基の除去反応の目的
化合物は常法に従って反応混合物から採取される6例え
ば反応混合物より析出した不溶物を炉前して後、有機溶
剤層を水洗、乾燥し溶剤を留去することによって得るこ
とができる。
このようにして得られた目的化合物は、必要ならば常法
例えば再結晶法、分取用薄層クロマトグラフィー、カラ
ムクロマトグラフィーなどによって精製することができ
る。
さらにカルビンI!を有する化合物(11はこの分野で
知られている技術を用いて生体内で代謝活性化を受け、
しかも好ましい薬物動力学的性質を有する薬理上許容さ
れるエステルまたはアミドに変換される。
本発明の前記一般式+11で表わされる含窒素複素環誘
導体は、必要に応じて常法に従い前述した薬理上許容さ
れる塩とすることができる。
本発明によって得られる前記一般式+1)を有する具体
的化合物として、例えば以下の表に記載する化合物およ
びその薬理上許容されるエステル、アミドおよび塩があ
げられるが、これらに限定されるものではない。
発明の効果 本発明の前記一般式+1)で表わされる含鐵素複素狽訪
導体は文献未記載の新規化合物であって、人を含む哺乳
動物の血小板マイクロシームのトロンゲキサンシンセタ
ーゼを阻害し、強力かつ%異的なT:(A2生合成阻害
作用を示す、すなわち、本発明の化合物は、例えば10
−8モル濃度でTxA2生合成1F!:50Ls阻害す
るが、シクロオキシゲナーゼやプロスタサイクリンシン
セターゼ阻害は非常に弱いものである。
従って、本発明の含窒素複素環誘導体は′rxA2に起
因する疾患、例えば炎症、高血圧、血栓症、脳出血、喘
息などに対する治療薬として有用であり、特にヒトを含
む哺乳動物における血栓塞栓症の処置および(または)
予防九対して有用である。たとえば、本発明化合物は心
筋梗塞、脳血管血栓症および虚血性末梢血管疾病の処置
および予防に;手術後血栓症の処置および予防に:なら
びに手術後の移植血管の開孔性の促進に有用である。
上記の疾患の治療または予防効果に必要な本発明の化合
物の投与量はその投与形態、年令および処置する症状の
稲類等によって異なるが、゛通常成人に対する経口投与
量は1日3回に分けて50乃至1800qである。
本発明の化合物はそのまま投与することができるが、通
常、医薬製剤として提供するのが好は主剤、皮下若しく
は静脈注射剤などの非経口投与用剤形をあげることがで
きる。
次に実施例および参考例をあげて本発明を更に具体的に
説明する。
安息香酸メチル 4−メルカプト安息香酸メチル(3,11)t−乾燥N
、N−ジメチルホルムアミド(20sl)に溶解し水冷
下、55チ水素化ナトリウムC2,21f。
45esミネラルオイル)を加えた後、室温で30分攪
拌した。この溶液に3−(2−メタンスルホニルオキシ
エチル)ピリジン(3,41F)を乾燥N、N−ジメチ
ルホルムアミド(2417)に溶解した溶液を加え、室
温で一夜放置した0反応後、反応液を食塩水に注ぎ、エ
ーテル抽出、水洗、無水硫酸マグネシウムで乾燥し溶剤
を留去した。
残渣をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィー、
(展開剤、酢酸エチル:ベンゼン=1:1)で精良する
と、油状の目的化合物(3,52F)が得られた。
赤外線吸収スペクトルνNeatの一’:1715゜π
シLに 1595.1575.1560 核磁気共鳴スペクトルCCDC1,)δppm :2.
70〜3.45(4H,m)、3.90(3H,s)、
7.10〜7.70(2H,m)、7.30(2H,d
、J=8.0Hz)、7.95(211,d、J=8.
0Hz)、8.35〜8.70(2H,m) 4−(2−(3−ピリツル)エチルチオ〕安息香酸メチ
鼻(3,44f)をメタノール(50ytt)に溶解し
、IN水酸化ナトリウム(50mAり6加え、室温で2
時間攪拌した。溶剤を留去し、残渣にIN水酸化ナトリ
ウム(30m)を加え、クロロホルムで抽出し、水層′
t−濃塩酸で、宜性にした(pH2)、析出した結晶t
P取し、乾燥後、エタノール−酢酸エチルで再結晶する
と無色の結晶の目的化合物(2,60f)が得られた。
mp  186−191℃ 赤外線吸収スペクトルシKBrα−’:1705゜■ν
Lに 1630.1610,1595.1550核缶気共鳴ス
ペクトル(DMSO−d4)δppm :3.05〜3
.70(4H,m)、7.47(2E、d、、7=8.
0Hz)、7.90(2E、d、J=8.0Hz)、8
.0〜8.15 (l H、m)、8.43〜8.92
 (I H、m)、8.97(IH,5) 4−メルカプト安息香酸メチル(71■)t−乾燥N、
N−ツメチルホルムアミド(0,46m)に溶解し水冷
下、55チ水素化ナトリウム(18mg)を加えた後、
室温で30分攪拌した。この溶液に3−(2−/ロロー
2−(フェニル)エチル〕ヒリジン(83119)t−
乾燥N、N−ゾメチルホルムアミド(0,55mJ)に
溶解した溶液を加え、室温で2時間、60−70℃で4
時間加熱した0反応後、反応液を食塩水に注ぎ、エーテ
ル抽出、水洗、無水硫酸マグネシウムで乾燥し溶剤を留
去した・残渣をシリカゲルを用い九カラムクロマトグラ
フィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)で精製すると
、油状の目的化合物(681+IF)が得られた。
赤外線吸収スペクトルシ’殻tcWL−’ 、’ l 
720+1595.1575.1565 核磁気共鳴スペクトル(cDcl、)δppm:3.2
2(2)1.d、J−7,0Hz)、3.87(31,
s)、4.50(IE、t、J=7.0Hz)、6.9
4〜7.50 (9)i 、m)、7.86 (2)1
 、 d 、 J =8.0 Hz ) 、8.20〜
8.60(2H,m) 実施例4 4−(1−フェニル−2−(3−ピリジ4−
〔l−フェニル−2−(3−ピリジル)エチルチオ〕安
息香酸メチル(68岬)をメタノール(0,78117
)に溶解し、lN水酸化ナトリウム(0,781J)を
加え室温で3時間30分攪拌した。
溶剤を留去し、残渣にlN水酸化ナトリウム(0,41
1Ll)を加え、クロロホルムで抽出し、水層を濃塩酸
で酸性にした(PH2)、析出した結晶を炉取し乾燥す
ると、無色結晶の目的化合物(45q)が得られた。
mp  116−119℃ 赤外線吸収スペクトルシ盟cm−’:1710゜163
0.1595.1545 核a[共鳴スペクトルCDMSO−d4 )  δpp
m :3.44 (2B 、 (1、J =8.3Hz
 )、5.11(iE、t。
J=7.8Hz)、7.17〜7.29 (3H、m 
)、7.39〜7.43(4H,m)、7.75〜7.
81(3E、m)、8.25(lH,d、J=8.3H
z)、8.25(1)1.d。
J =5.4 Ez )、8.71(IB、a)4−メ
ルカプト安息香酸メチル(1,7f)を乾燥N、N−ジ
メチルホルムアミド(llfl)に溶解し、水冷下、5
5%水素化ナトリウム(43:3v)を加えた後、室温
で30分攪拌した。この溶液に4−メチル−5−(2−
メタンスルホニルオキシエチル)チアゾール(2r)t
−乾燥N、N−ジメチルホルムアミ)’ (13111
4)に溶解した溶液を加え、60−70℃で6時間30
分加熱した0反応後、反応液を食塩水に注ぎ、エーテル
抽出、水洗〜無水硫酸マグネシウムで乾燥し溶剤を留去
した。残渣をシリカゲルを用い九カラムクロマトグラフ
ィー(展開溶剤、酢酸エチル:ベンゼン=1:2)で精
製すると、淡黄色結晶の目的化合物(2,32F)が得
られた。
赤外線吸収スペクトJSp WNujolcx−’ :
 1700 +ax 1585.1535 核磁気共鳴スペクトル(CDCt、)δp戸:2.37
(3H,a)、3−16 (4H−s )、3.94 
(3H。
5)、7.34(2H,d、J=8.0Hz)、7.9
8(2H。
d 、 J =g、OEZ )、8.62(IE、5)
4−(2−(4−メチル−5−チアゾリル)エチルチオ
〕安息香酸メチル(2,29?)をメタノール(31m
J)に溶解し、lN水酸化ナトリウム(31U)?加え
、室温で4時間攪拌した1反応液f製塩WIを用いて中
和しくpH6,0) 、析出した結晶を戸取、水洗、乾
燥した。エタノール−水で再結晶すると、結晶の目的化
合物(1,76F)が得られた。
mp  178−181℃ 赤外線吸収スペクトルシFJ34 ctn−’ *、 
1695 *1595.1560 核磁気共鳴スペクトルCDM80−d6)δppm :
2.28(3H,s)、2.95〜3.48(4H,m
)、7.42(2E、d、J=8.0Hz)、7.89
(2H,d。
J = 8.OHz )、8.85(IH,5)4−(
2−(4−メチル−5−チアゾリル)エチルチオ〕安息
香酸(1,Of )を水(10ν)に懸濁させ、水酸化
ナトリウム(210岬)を水(5−)に溶解した液を加
えた。室温で30分攪拌した後、冷却し析出し九結晶’
t−F取、水洗、乾燥した。エタノール−イソプロピル
エーテルで再沈殿すると、結晶の目的化合物(8161
9)が得られた。
mp289〜293℃ 赤外線吸収スペクトルνKBrcWL−1:1590゜
ax 核磁気共鳴スペクトル(vMso−a6)δppm :
2.23(3B、13)、2.87〜3.35(41,
m)、7.25(2Fi、d、J=8.0Hz)、7.
89(21’!、d。
J==8.()H7)、8.82(IH,g)実施例8
 4− (2−(5−チアゾリル)エチルチオ〕安息香
酸メチル 4−メルカプト安息香醸メチル(98η)を乾燥N、N
−ジメチルホルムアミ) (0,631++/) II
C溶解し、氷冷下、55彊水素化ナトIJウム(251
F)を加えた後、室温で30分攪拌した。この溶液に5
−(2−メタンスルホニルオキシエチル)チアゾール(
110■)を乾燥N、N−ジメチルホルムアミド(o、
sag)に溶解した溶液を加え、50−60℃で6時間
加熱した。反応液を食塩水に注ぎ、エーテル抽出、水洗
、無水硫酸マグネシウムで乾燥し溶剤を留去し之。残渣
をシリカゲルを用い九カラムクロマトグラフィー(展開
溶剤、酢酸エチル:ベンゼン=3:1)で精製すると、
結晶の目的化合物(109q)が得られた。
赤外線吸収ス(クトルνNuj01cIL−1:ax 1715.1595,1555.1520核ぢ気共鳴ス
ペクトル(CDCt、)δppm :3.24(4H,
a)、 3.90(3111,s)、 7.3 4  
(2H。
d 、 J =8.0 Hz )、7.68(IFi、
s)、7.98(211゜d、J=13゜O’Az)、
8.73(IIH,5)4−(2−(5−チアゾリル)
エチルチオ〕安息香酸メチル(92w9)をメタノール
(1,3m)に溶解し、lN水酸化ナトリウム(1,3
mJ)を加え室温で2時間攪拌した。溶剤を留去し、残
渣にlN水酸化ナトリウム(0,7M)’に加え、クロ
ロホルムで抽出し、水層を製塩mを用いて、酸性にした
(pH2−3)、析出した結晶を戸数して乾燥すると、
結晶の目的化合物(661Ng)が得られた。
mp  157−160℃(エタノール−酢酸エチル再
結、晶) 赤外線吸収スペクト/I/ yKPrart−’ : 
1690 。
aX 1595.1575,1560.1530核出気共鳴ス
ペクトル(DMSO−d6)δppm :3.20 (
2E 、 t 、J=7.0Hz)、3.37(2H,
t。
J = 7.0 Hz )、7.42(2)!、d、J
=8.3H2)、7.76(IH,s)、7.86(2
H,d、J−=8.3Ez)18.97(IH,5) 4−メルカプト安息香酸C6,4t)を水冷下トリフル
オロ酢酸(110mg)に溶解し、この溶液に1−〔2
−ヒドロキシ−2−(2−メトキシフェニル)エチル)
 −1,2,4−トリアゾール(6,9f)の結晶を1
時間要して加えた。0−5℃で1時間30分、室温で2
時間30分攪拌した後、溶剤を留去し、残渣を酢酸エチ
ルに溶解し、飽和炭酸水素ナトIJウム、食塩水で順次
洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶剤を留去
し、残渣をシリカゲルを用い九カラムクロマトグラフィ
ー(展開溶剤、酢酸エチル:ヘキサン=30:1)で精
製すると、油状の目的化合物(8,26r)が得られた
赤外線吸収スペクトルνNea tα−’ : 171
5゜ax 1595.1560.1505 核磁気共鳴スペクトル(CDCl2)δppm :3.
83(3H,s)、3.88(3H,s)、4.63 
(2Ld 、 J =7.0 Hz )、5.22 (
I H、t 、 J=7.0Hz )、6.75〜7.
48(6H,m)、7.70〜8.10(4E。
m) 実施例11 4−(1−(2−メトキシフェニル)−2
−(IB−1,2,4−トリアゾール−1−イル)エチ
ルチオ〕安息香醗 塩醗塩 4−(1−(2−メトキシフェニル) −2−(1,2
゜4−トリアゾール−1−イル〕エチルチオ〕安息香酸
メチル(1t)をメタノール(11117)に溶解し、
IN水酸化ナトリウム(11m)を加え、室温で2時間
攪拌した。溶媒を留去し、残渣にIN水酸化ナトリウム
(6d)?加え、クロロホルムで抽出し、水層を濃塩酸
を用いて酸性にした(pH2−3)、析出した結晶を水
洗、乾燥した後、エタノールーイソプロビルエーテルテ
再結晶すると、無色結晶の目的化合物(883■)が得
られた。
mp  178−179℃ 赤外線吸収スペクトルλ”cru−’ : 1710 
ax 1590.1560.1520 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6)δppm :
3.83(3E、s)、4.77(2E、d、J=7.
0Hz)、5.32(IE、t、J=7.0Hz)、6
.80〜7.51(611゜m)、7.70〜8.10
 (3E、m)、8.58 (1)1 、 s)イミダ
ゾール(100q) t−乾燥N、N−ジメチルホルム
アミy<5txt>に溶解し、551II水素化ナトリ
ウA (6419) 1に加え、70−80℃で30分
攪拌した。室温にもどし、この溶液に4−〔3−(メ/
ンスルホニルオギシ)−2−(2−メトキシフェニル)
プロピル〕安息香酸メチル(37011II)を乾燥N
、N−ジメチルホルムアミP(4ゴ)に溶解した溶液を
加え、60−70℃で14時間加熱した0反応後、食塩
水に注ぎ、エーテル抽出、水洗5、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥し溶剤を留去した。残渣をシリカゲルを用いた
カラムクロマトグラフィー(展開剤、酢酸エチル:メタ
ノール=10:1)でrt具すると、無色結晶の目的化
合物(171η)が得られた。
赤外線吸収スペクトルνNuj01cIrL−1:aX 1705.1610,1602,1585,1570゜
核磁気共鳴スペクトル(CDC23)δppm :2.
97(2E、d、J=7.0Hz)、3.45〜3.9
8(I Hm m )、3.71(3H,s)、3.8
5(3E、s)、4.18 (2H,d 、 J=7.
0Hz )、6.6(1〜7.33(9H、m)、7.
89 (2H、d 、 J=8.0Hz )4−(2−
(2−メトキシフェニル)−3−(イミダゾール−1−
イル)プロピル〕安息香酸メチル(153q)t−メタ
ノール(1,7mz)に溶解し、IN水酸化ナトリウム
(1,7u)を加え、室温で1日放置した。溶剤を留去
し、残渣にIN水酸化ナトリウム(0,9jLff)!
加え、クロロホルムで抽出し、水層を濃塩酸を用いて酸
性にした(pH2〜3)、析出した結晶をF取し、水洗
、乾燥すると、無色結晶の目的化合物(121v9)が
得られた。
mp  147−149℃ 赤外線吸収スペクトルWKB”cm−’ : 1705
 。
ax 1615.1602,1578.1545核磁気共鳴ス
ペクトル(DMSO−d6)δppm :3.08 (
2H、d 、J =7.0Hz)、3.64 (3H、
s )、3.40〜3.80(IH,m)、4.55(
2EI、d、J=g、0Hz)、6.70〜7.37 
(6)1 、 m )、7.54(21(。
8)、7.77(2H,d、J=8.0)1z)、8.
98 (IH,s)エチル〕ビリジン 2−ぎりジルアセトフェノン(145q)をメタノール
(0,5m/)に溶解し、水冷下、水素化ホウ素ナトリ
ウム(17′IIq)を加え、室温で1.5時間、90
℃で3.5時間加熱した。水(0,4m1)を加λ、溶
剤を留去した後、濃塩酸(73μt)を加え、5分間1
00℃に加熱した0反応液を冷却し、濃アンモニア水で
アルカリ性にした。析出した結晶を戸数して乾燥すると
、無色結晶の目的化合物(89■)が得られた。
mp  116−119℃ 赤外線吸収スペクトルνCI(Ct、 CvL−に15
75゜ax 1495.1475,1450.1425核硼気共鳴ス
ペクトル(CDCl2)δppm :2.81(IH,
brs)、2.96(2H,d、J=7.0Hz)、4
.86 (IE 、 t 、J=7.0Hz)、7.0
0〜7.47 (7H。
m)、8゜18〜8.48(2H,m)ピリジン 塩化チオニル(560μl)に3−〔2−ヒPロキシー
2−(フェニル)エチルコピリジン(89wg)を加え
、室温で50分、50−60 ℃で50分攪拌した。過
剰の塩化チオニルを留去し、残渣に飽和炭酸水素す) 
IJウム水を加え、エーテルで抽出、食塩水洗、無水硫
酸マグネシュウムで乾燥した。溶剤を留去すると、油状
の目的化合物(83Mg〕が得られた。
赤外線吸収スペクトルklNea’ crn−’ : 
1575 。
ax 1495.1485,1455.1425核磁気共鳴ス
ペクトル(CDC1,)δppm :3.35(2H,
d、J=7.0Hz)、5.02(IH,t。
J=7.0Hz)、7.00〜7.47 (711、m
)、8.30〜8.62(2H,m) アゾール ル) −2’−メトキシアセトフェノン1111−1.
2.4− )リアゾール(18,IP)を乾燥N、N−
ジメチルホルムアミド(73m)に溶解し、水冷下、5
5係水素化ナトリウム(11,4f。
45チミネラルオイル)を加えて、室温で50分、70
−80℃で30分攪拌した1反応液を室温に冷却し、こ
の溶液に2−プロモー2′−メトキシアセトフェノン(
409)i乾燥N、N−ジメチルホルムアミド(40i
tJ)に溶解した溶液を加え、室温で3時間攪拌した1
反応液を食塩水に注ぎ、酢酸エチルで抽出、水洗、無水
硫酸マグネシウムで乾燥し溶剤を留去した。残渣をシリ
カゲルを用いたカラムクロマトグラフィー(展開剤、酢
酸エチル:メタノール=30:1)で精製すると、淡黄
色結晶の目的化合物(13,35?)が得られた。
mp  104−106℃ 赤外fmBt収x ヘクトルvNuj””cra−’ 
: 1675 。
ax 1595.1575.1535.1505核1afi共
鳴スペクトル(CDC23)δppm:4.02(3T
(、s)、5.61(2T(、s)、6.89〜8.0
8(5FT、m)、8.21(1)1,5)(2)1〜
〔2−ヒPロキシー2−(2−メトキシフール 2− (IE−1,2,4−)リアゾール−1−イル)
+ 2t−メトキンアセトフェノンC7,6f)kメタ
ノール(50mj)に懸濁させる。水冷下、水素化ホウ
素ナトリウム(794119)’t 15℃以下で加え
、30分間攪拌した。更に水素化ホウ素ナト溶剤を留去
した。残渣に濃塩酸(3,5s+t)を加え、5分間加
熱速流し、再び氷冷した。濃アンモニア水でアルカリ性
にし、析出した結晶f、P取、水洗し乾燥すると、目的
化合物(6,93f)が得られた。
mp  123−125℃ 赤外線吸収スペクトルシ雪支01c1n−’ : 15
95 。
1585.1515,1490.1460核磁気共鳴ス
ペクトル(CDC2,)δppm :3.88C3E、
B)、3.69〜4.50(3H,m)、5.15〜5
.50(1B、m)、6.77〜7.52(4H。
m)、7.88(IHls)、8.01(IH,s)参
考例3 4−(3−(メタンスル六ニルオキシ)−2−
(2−メトキシフェニル)プロピル〕安息香酸メチル (1)  2− (2−メトキシフェニル)−3−(4
−メトキシカルボニルフェニル)フロピオン酸ter 
t−ブチル 2−メトキシフェニル酢酸tert−ブf ル(1,5
3f)を乾燥N、N−ジメチルホルムアミド(9N)に
溶解し、水冷下、55係水素化ナトリウム(30019
,45%ミネラルオイル)を加え、室温で50分攪拌し
た。この溶液に4−ゾロモメチル安息香酸メチル(1,
77F)を乾燥N、N −ツメチルホルムアミド(51
)に溶解した溶液を加え、室温で22時間攪拌した。反
応液を食塩水に注ぎ、エーテルで抽出、水洗、無水硫殴
マグネシュウムで乾燥し溶剤を留去した。残渣をシリカ
ゲルを用いたカラムクロマトグラフィー(展開剤、酢酸
エチル:ヘキサン=1:15)で精製すると、油状の目
的化合物(1,79f)が得られた。
赤外吸収ス<クトルv””tcrn−’: 1715,
1615゜ax 1590.15.75 核磁気共鳴スペクトル(CDCt3)δppm : 1
.32(9H,s)、2.73〜3.58 (2H、m
 )、3.74(3H,s)、3.88(3H,s)、
4.21(IH,t。
J=7.5H2)、6.70〜7.43 (6H、m 
)、7.92(2H,d、J=8.0Hz) 2−(2−メトキシフェニル)−3−(4−メトキシカ
ルlニルフェニル)ゾロピオン酸tert−ブチル(1
,76f)を溶化メチレン(17罰)に溶解し、水冷下
、トリフルオロ酢酸(85扉e)を加え、室温で1.5
時間撹拌した0反応液から溶剤を留去すると、結晶の目
的化合物(1,43f)が得られた。
赤外線吸収スペクトルν”uJolcrn−’ :ax 1700.1610,1590.1575核磁気共鳴ス
ペクトル(CDC1,>δppm :2.80〜3.6
6 (2H、m)、3.75 (311,8)、3.8
9(3E、s)、4.34(IH,t、J=7.5′H
z)、6.68〜7.34(6H,In)、7.88(
2111,d、J=8.0Hz)、9.90(IE、b
rs)2−(2−メトキシフェニル)−3−(4−メト
キシカル−ニル)プロピオン酸(700M9)tテトラ
ヒドロフランC2,1m1)に溶解し、−5〜−10℃
に冷却した。この溶液に1Mポラン−テトラヒドロフラ
ン溶液(アルドリッチ社製)(2,2+d)−に加え、
室温で31時間攪拌した0反応版に酢酸−水(1:1.
150μt)を加えた後、氷水で冷却し、飽和炭酸水素
ナトリウムで中和し、食塩水全加え、酢酸エチルで抽出
、水洗、無水硫酸マグネシュウムで乾燥した。i5剤を
留去し、残渣をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラ
フィー(展開剤、酢酸エチル:ベンゼン:ヘキサン=2
:2:3)で精製すると、油状の目的化合物(326m
1P)が得られた。
赤外線吸収スペクトルνN8a1cIIL−1=ax 1715.1610,1585.1575核磁気共鳴ス
ペクトル(CDCt、 )δppm : 1.57(I
H,a)、2.80〜4.04(5H,m)、3.72
(3H,s)、3.85(31,8)、6.70〜7.
32(6H,m)、7.90(2E、d、J=8.0H
z)2−(2−メトキシフェニル)−3−(4−メトキ
シカルlニルフェニル)プロパツール(297W)tテ
トラヒドロフラン(3ゴ)に溶解し、水冷下、トリエチ
ルアミン(166μt)とメタンスルホニルクロリド(
88μt)を加えた。室温で7.5時間攪拌し、反応液
を食塩水に注ぎ、酢酸エチルで抽出、水洗、無水硫酸マ
グネシュウムで乾燥して溶剤を留去すると、油状の目的
化合物(380111P)が得られた。
赤外1fM吸収スヘクトk vN”atan−’ : 
1708 。
ax

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Het基はイミダゾール−1−イル、5−チア
    ゾリル、3−ピリジル、1H−1,2,4−トリアゾー
    ル−1−イル、1H−テトラゾール−1−イル基を示し
    、上記Het基はさらに低級アルキル基で置換されても
    よい。■で表わされる記号は単結合または二重結合を表
    わす。R_1およびR_2は水素原子、低級アルキル、
    低級アルケニル、アリール、ヘテロアリール、アラルキ
    ル、ヘテロアラルキル基を示し、A基は水素原子を除い
    て前記のR_1およびR_2と同意義を表わす二価の架
    橋基であり、そしてR_1、R_2およびA基における
    アリール、ヘテロアリール、アラルキルまたはヘテロア
    ラルキル基は低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、ヒドロキシアルキル、シアノ、トリフルオロメチル
    基またはハロゲン原子で置換されてもよい。X基は硫黄
    原子またはメチレン基を示すが、Het基がイミダゾー
    ル−1−イル基を示す時は、Xはメチレン基のみを示す
    。)で表わされる含窒素複素環誘導体およびそのエステ
    ル、アミドまたは塩。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5444080A (en) * 1990-07-31 1995-08-22 Smithkline Beecham Corporation Substituted [1H-imidazol-5-ylialkanoic acids having angiotension II receptor antagonist activity

Cited By (2)

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US5530017A (en) * 1990-07-31 1996-06-25 Smithkline Beecham Corp Method of antagonizing angiotensin II receptors in mammals using substituted [1H-Imidazol-5-YL] alkenoic acids

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