JPS63303129A - 撚り糸の製造方法と加撚用供給ボビン - Google Patents
撚り糸の製造方法と加撚用供給ボビンInfo
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- JPS63303129A JPS63303129A JP62304404A JP30440487A JPS63303129A JP S63303129 A JPS63303129 A JP S63303129A JP 62304404 A JP62304404 A JP 62304404A JP 30440487 A JP30440487 A JP 30440487A JP S63303129 A JPS63303129 A JP S63303129A
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- Japan
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- fiber
- core
- fiber ends
- heating
- reinforced
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- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02G—CRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
- D02G3/00—Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
- D02G3/22—Yarns or threads characterised by constructional features, e.g. blending, filament/fibre
- D02G3/26—Yarns or threads characterised by constructional features, e.g. blending, filament/fibre with characteristics dependent on the amount or direction of twist
- D02G3/28—Doubled, plied, or cabled threads
- D02G3/281—Doubled, plied, or cabled threads using one drawing frame for two slivers and twisting of the slivers to a single yarn, i.e. spin-twisting
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H54/00—Winding, coiling, or depositing filamentary material
- B65H54/02—Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
- B65H54/026—Doubling winders, i.e. for winding two or more parallel yarns on a bobbin, e.g. in preparation for twisting or weaving
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H1/00—Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
- D01H1/11—Spinning by false-twisting
- D01H1/115—Spinning by false-twisting using pneumatic means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
- Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、所要の繊度へ引伸ばされ、続いて空気圧式仮
撚により予備強化される二つの繊維束からなり、その際
に繊維端が本質的に撚られていないコアの周囲に巻付け
られ、その後にこれらの予備強化された繊維束は加熱が
巻付は方向とは逆向きになるようζこ互いに加熱される
撚り糸の製造方法ならびに加熱用供給ボビンに関する。
撚により予備強化される二つの繊維束からなり、その際
に繊維端が本質的に撚られていないコアの周囲に巻付け
られ、その後にこれらの予備強化された繊維束は加熱が
巻付は方向とは逆向きになるようζこ互いに加熱される
撚り糸の製造方法ならびに加熱用供給ボビンに関する。
二つの繊維束をまず延伸装置において所要の繊度まで延
伸することは、公知である( EP −A−38143
)。続いて、空気圧式仮撚により予備強化がこれらの繊
維束に与えられ、それによって繊維端が本質的に撚られ
ていない繊維束のコアの周囲に巻付けられる。このよう
にして得られた線維束の予備強化は非常に低いため、こ
れらは単糸つまり単紡糸としては使用することができな
い。公知の方法の場合には、仕上げられた撚り糸の引裂
強さは重ねられて未だ撚られていない単独成分の150
〜250%とされている。さらに公知の方法においては
加熱が繊維端の巻付は方向とは逆向きであるため、加熱
時には繊維端の巻付けにより得られた結束が弱められる
。しかし公知の方法における繊維端は螺旋の形状で、つ
まり本質的に半径方向面においてコアに巻付けられるた
め、結束作用のこの弱化はほとんど実現できない。その
ため、公知の方法においては、繊維束の長さの50%以
下、望ましくは30%以下が巻付は線維により巻付けら
れるようにされている。それにより。
伸することは、公知である( EP −A−38143
)。続いて、空気圧式仮撚により予備強化がこれらの繊
維束に与えられ、それによって繊維端が本質的に撚られ
ていない繊維束のコアの周囲に巻付けられる。このよう
にして得られた線維束の予備強化は非常に低いため、こ
れらは単糸つまり単紡糸としては使用することができな
い。公知の方法の場合には、仕上げられた撚り糸の引裂
強さは重ねられて未だ撚られていない単独成分の150
〜250%とされている。さらに公知の方法においては
加熱が繊維端の巻付は方向とは逆向きであるため、加熱
時には繊維端の巻付けにより得られた結束が弱められる
。しかし公知の方法における繊維端は螺旋の形状で、つ
まり本質的に半径方向面においてコアに巻付けられるた
め、結束作用のこの弱化はほとんど実現できない。その
ため、公知の方法においては、繊維束の長さの50%以
下、望ましくは30%以下が巻付は線維により巻付けら
れるようにされている。それにより。
加熱後には周知の中空糸(Luftgarne )はど
固くなく、手ざわりの良さを持つ糸が得られる。
固くなく、手ざわりの良さを持つ糸が得られる。
しかし、この方法の場合には巻付けのある個所では固い
手ざわりで、その他の個所ではやわらかい手ざわりを持
つ比較的不均一な撚り糸が生じる。
手ざわりで、その他の個所ではやわらかい手ざわりを持
つ比較的不均一な撚り糸が生じる。
本発明の目的は、冒頭に述べた様式の方法を、十分に堅
固ではあるがかさが大きく、また高い均一性を持つ糸が
得られるように構成することにある。
固ではあるがかさが大きく、また高い均一性を持つ糸が
得られるように構成することにある。
この目的は、螺旋の形状の繊維端が予めコアの周囲に巻
付けられた繊維端が加熱時にコアからできる限り大幅に
ほどかれるような急勾配を以てコアの周囲に巻付けられ
ることにより達せられる。
付けられた繊維端が加熱時にコアからできる限り大幅に
ほどかれるような急勾配を以てコアの周囲に巻付けられ
ることにより達せられる。
螺旋状の巻付けにより、まず繊維束がそれらの長さにわ
たって均一に予備強化されるという有利な効果が生じる
。その上、予備強化の際に巻付けられた部分が撚りの開
始時に再びゆるめられるという著しい長所が得られると
いうのは、巻付けが実際には解消されるからである。
たって均一に予備強化されるという有利な効果が生じる
。その上、予備強化の際に巻付けられた部分が撚りの開
始時に再びゆるめられるという著しい長所が得られると
いうのは、巻付けが実際には解消されるからである。
本発明の他の構成において、予備強化時に繊維束のコア
の周囲に巻付けられた繊維端の大部分が45°以上のす
すみ角を持つ螺旋を形成することが提供される。それに
より、巻付いている繊維束が互いにか′らまるこれらの
範囲も減少するため、加熱時の巻付けの解消がさらに促
進される。
の周囲に巻付けられた繊維端の大部分が45°以上のす
すみ角を持つ螺旋を形成することが提供される。それに
より、巻付いている繊維束が互いにか′らまるこれらの
範囲も減少するため、加熱時の巻付けの解消がさらに促
進される。
本発明のさらに別の構成において、繊維束のそれぞれの
コアが予備強化の際にその長さの大部分にわたって、ま
たできる限り均一に繊維端を巻付けられることが提供さ
れる。それにより、繊維束の均一性が、またとりわけ後
の撚り糸の均一性が本質的に改善される。
コアが予備強化の際にその長さの大部分にわたって、ま
たできる限り均一に繊維端を巻付けられることが提供さ
れる。それにより、繊維束の均一性が、またとりわけ後
の撚り糸の均一性が本質的に改善される。
本発明のその他の特徴および長所は、咳方法の実施のた
めのひとつの装置の実施態様の以下の説明ならびに図示
された撚り糸および繊維束から明らかにされる。
めのひとつの装置の実施態様の以下の説明ならびに図示
された撚り糸および繊維束から明らかにされる。
第1図は、本発明に基づく方法を実施するための装置の
概略図である。
概略図である。
第2図は、予備強化された繊維束の非常に拡大された概
略図である。
略図である。
第3図は、撚り糸の拡大概略図である。
第4図は、加熱が行われている仕上った撚り糸の成分の
拡大概略図である。
拡大概略図である。
第1図に示された装置は、ひとつの機械に含まれる多数
の並置された装置のひとつであり、加工されるべき繊維
材料の走行方向に向かって順に延伸装置(1)、仮撚ゾ
ーン(2)、引出し装置(3)、さらに巻上げ装置(4
)を具備している。この装置により、二つの繊維束(6
,9)が所要の繊度へ延伸され、予備強化された後に共
に撚り合わされた形状で十字ボビン(50)に巻上げら
れる。
の並置された装置のひとつであり、加工されるべき繊維
材料の走行方向に向かって順に延伸装置(1)、仮撚ゾ
ーン(2)、引出し装置(3)、さらに巻上げ装置(4
)を具備している。この装置により、二つの繊維束(6
,9)が所要の繊度へ延伸され、予備強化された後に共
に撚り合わされた形状で十字ボビン(50)に巻上げら
れる。
繊維束(6,9)は供給ボビン(5,8)または繊維束
ケンスから引出され、延伸装置(1)へ挿入される。
ケンスから引出され、延伸装置(1)へ挿入される。
延伸装置(1)は図示されてはいないが機械の縦方向に
延びる駆動された下側シリンダを有しており、これらの
シリンダに対して両方の繊維束・(6,9)のための加
圧ローラ対として構成された上側ローラ(12,15)
、(13,16)。
延びる駆動された下側シリンダを有しており、これらの
シリンダに対して両方の繊維束・(6,9)のための加
圧ローラ対として構成された上側ローラ(12,15)
、(13,16)。
(14,17)が係合している。主延伸ゾーンには、ベ
ルト案内が設けられている。各加圧ローラ対の軸(18
,19,20)は機械の縦方向に伸びる棒材(22)の
まわりを旋回できる共通の負荷腕木(21)において支
持されているため、延伸装置(1)は開くことができる
。延伸装置(1)の前に設けられているのが繊維束監視
器(23,24)であり、これらは挿入上側ローラ(1
2,15)の前の挿入範囲に設置された繊維束固定具(
25,26)を制御し、繊維束(6,9)が挿入されて
いるかどうかを監視する。ひとつの繊維束(6,9)の
欠落が検知されたならば、両方の繊維束固定具(25,
26)が作動するため、以後の工程は中断される。
ルト案内が設けられている。各加圧ローラ対の軸(18
,19,20)は機械の縦方向に伸びる棒材(22)の
まわりを旋回できる共通の負荷腕木(21)において支
持されているため、延伸装置(1)は開くことができる
。延伸装置(1)の前に設けられているのが繊維束監視
器(23,24)であり、これらは挿入上側ローラ(1
2,15)の前の挿入範囲に設置された繊維束固定具(
25,26)を制御し、繊維束(6,9)が挿入されて
いるかどうかを監視する。ひとつの繊維束(6,9)の
欠落が検知されたならば、両方の繊維束固定具(25,
26)が作動するため、以後の工程は中断される。
仮撚ゾーン(2)の範囲には、共通の支持板(27)上
に合計4個の空気ノズル(28,29,32゜33)が
対になって配設されており、それらのうちのそれぞれ2
個の前後に位置するノズルがひとつの繊維束(6,9)
に係合する。延伸装置(1)の直後の空気ノズル(28
,32)は圧搾空気供給管(30,34)に接続されて
おり、いわゆる吸引ノズルとして構成されている。それ
らは、本質的に繊維束(6,9)の走行方向(A、B)
に作用する噴射空気流を発生させる。
に合計4個の空気ノズル(28,29,32゜33)が
対になって配設されており、それらのうちのそれぞれ2
個の前後に位置するノズルがひとつの繊維束(6,9)
に係合する。延伸装置(1)の直後の空気ノズル(28
,32)は圧搾空気供給管(30,34)に接続されて
おり、いわゆる吸引ノズルとして構成されている。それ
らは、本質的に繊維束(6,9)の走行方向(A、B)
に作用する噴射空気流を発生させる。
それらは、繊維束(6,9)に対して全くあるいは僅か
しか撚りを与えない。
しか撚りを与えない。
該空気ノズル(28,32)に続く空気ノズル(29,
33)は圧搾空気供給管(31゜35)に接続されたい
わゆる仮撚ノズルとして構成されており、延伸装置(1
)において所要の繊度へ引伸ばされた繊維束(6,9)
に対して同ノズル内で生み出された所定の方向を示す空
気渦流により仮撚を与える、その際に両方の繊維束(6
,9)は、空気ノズル(29,33)内で同一方向の仮
撚を得る。繊維束(6,9)は仮撚ゾーン(2)におい
て予備強化されるが、これについては後で詳述する。
33)は圧搾空気供給管(31゜35)に接続されたい
わゆる仮撚ノズルとして構成されており、延伸装置(1
)において所要の繊度へ引伸ばされた繊維束(6,9)
に対して同ノズル内で生み出された所定の方向を示す空
気渦流により仮撚を与える、その際に両方の繊維束(6
,9)は、空気ノズル(29,33)内で同一方向の仮
撚を得る。繊維束(6,9)は仮撚ゾーン(2)におい
て予備強化されるが、これについては後で詳述する。
各空気ノズル(28,29;32,33)はV字状に交
わるように配置されているため、予備強化された繊維束
(7,10)は既に仮撚ゾーン(2)の範囲において互
いに近付けられる。これらの予備強化された繊維束(7
,10)は次いで糸案内具(36,37)によりさらに
近付けられるため、それらは互いに僅かしか離れずに走
行する。糸案内具(36,37)に後続するのが引出し
装置(3)であるが、これは図示されていない機械の縦
方向に延びる駆動された下側シリンダから構成されてお
り、このシリンダには各装置において弾性的に押付けら
れた加圧ローラ(38)が係合する。
わるように配置されているため、予備強化された繊維束
(7,10)は既に仮撚ゾーン(2)の範囲において互
いに近付けられる。これらの予備強化された繊維束(7
,10)は次いで糸案内具(36,37)によりさらに
近付けられるため、それらは互いに僅かしか離れずに走
行する。糸案内具(36,37)に後続するのが引出し
装置(3)であるが、これは図示されていない機械の縦
方向に延びる駆動された下側シリンダから構成されてお
り、このシリンダには各装置において弾性的に押付けら
れた加圧ローラ(38)が係合する。
これらに続く巻上げ装置(4)は矢印(C,D)の方向
に移動する糸案内具を有するが、この案内具の前には形
成された二重糸(11)の移動時に存在する異なる長さ
を調整する調整装置(39)が設けられている。
に移動する糸案内具を有するが、この案内具の前には形
成された二重糸(11)の移動時に存在する異なる長さ
を調整する調整装置(39)が設けられている。
引出し装置(3)の後にはさらに糸監視装置(41゜4
2)が設置されているが、これは予備強化された繊維束
(7,10)の一方の破断時に直ちに反応して両方の繊
維束固定具(25,26)を作動させるため、予備強化
された繊細束(7゜10)の一方のみが十字ボビン(5
0)に巻上げられることは起らないのである。
2)が設置されているが、これは予備強化された繊維束
(7,10)の一方の破断時に直ちに反応して両方の繊
維束固定具(25,26)を作動させるため、予備強化
された繊細束(7゜10)の一方のみが十字ボビン(5
0)に巻上げられることは起らないのである。
両方の予備強化された繊維成分(7,10)が二重糸(
11)として撚られた形で巻上げられている十字ボビン
(50)は;周知の撚糸機、例えばダブルツイスタによ
る加熱用供給ボビンとして機能する。
11)として撚られた形で巻上げられている十字ボビン
(50)は;周知の撚糸機、例えばダブルツイスタによ
る加熱用供給ボビンとして機能する。
仮撚ゾーン(2)における予備強化は、繊維束(6,9
)内に固定された繊維の繊維束(7,10)のコアの周
囲に巻付けられる繊維端が繊維束(6,9)から展開さ
れるように行われる。
)内に固定された繊維の繊維束(7,10)のコアの周
囲に巻付けられる繊維端が繊維束(6,9)から展開さ
れるように行われる。
第2図に示されているように、仮撚ゾーン(2)は本質
的に互いに平行で撚られていない繊維からなるコア(4
3)への巻付けが急勾配の螺旋の形状をした繊維端(4
4)により行われるように稼動する。その際に、一方で
はあまりに多くの繊維端(44)が展開されてコア(4
3)の周囲に巻付くことのないように、また他方ではこ
の巻付けが繊維束(7,10)の長さ全体にわたってで
きる限り均一に分布するように配慮される。螺旋の急傾
斜は、特に空気ノズル°(29,33)の吹出し孔の噴
射方向ならびに負荷されろ過圧により影響される。その
際に噴射方向は孔が共通の半径方向面に向くか、あるい
は−成分が繊維束(6,9)の走行方向(A+B)を示
し得るように選定できる。さらに、螺旋の急傾斜は繊維
束(6,9)が仮撚ゾーン(2)を案内される繊維束の
走行速度により制御される。同様に仮撚ゾーン(2)に
おける糸張力も影響をおよぼすが、この張力は延伸装置
(1)の出口のデリベリ速度と引出し装置(3)の引出
し速度により決定される。この速度比は、仮撚ゾーンに
おいておよそ0%〜3%の負の引張りが生じるように設
定される。特にこの負の引張りの調整により、巻付く繊
維端の数を左右することができる。さらに、繊維端の巻
付けとしたがって螺旋の急傾斜も摩擦状況により、すな
わち特に空気ノズル(29,33)の内壁と繊維との間
の摩擦状況により影響される。
的に互いに平行で撚られていない繊維からなるコア(4
3)への巻付けが急勾配の螺旋の形状をした繊維端(4
4)により行われるように稼動する。その際に、一方で
はあまりに多くの繊維端(44)が展開されてコア(4
3)の周囲に巻付くことのないように、また他方ではこ
の巻付けが繊維束(7,10)の長さ全体にわたってで
きる限り均一に分布するように配慮される。螺旋の急傾
斜は、特に空気ノズル°(29,33)の吹出し孔の噴
射方向ならびに負荷されろ過圧により影響される。その
際に噴射方向は孔が共通の半径方向面に向くか、あるい
は−成分が繊維束(6,9)の走行方向(A+B)を示
し得るように選定できる。さらに、螺旋の急傾斜は繊維
束(6,9)が仮撚ゾーン(2)を案内される繊維束の
走行速度により制御される。同様に仮撚ゾーン(2)に
おける糸張力も影響をおよぼすが、この張力は延伸装置
(1)の出口のデリベリ速度と引出し装置(3)の引出
し速度により決定される。この速度比は、仮撚ゾーンに
おいておよそ0%〜3%の負の引張りが生じるように設
定される。特にこの負の引張りの調整により、巻付く繊
維端の数を左右することができる。さらに、繊維端の巻
付けとしたがって螺旋の急傾斜も摩擦状況により、すな
わち特に空気ノズル(29,33)の内壁と繊維との間
の摩擦状況により影響される。
実地においては、例えば糸状材の巻付けならびに繊維縁
(44)がコア(43)の周囲に巻かれている螺旋の勾
配を顕微鏡で検査し、上述のパラメータのひとつまたは
いくつかを調整することができる。
(44)がコア(43)の周囲に巻かれている螺旋の勾
配を顕微鏡で検査し、上述のパラメータのひとつまたは
いくつかを調整することができる。
二重糸(11)として巻上げられた両方の糸成分(7,
10)は、第3図に著しく概略的に示されたように、撚
り糸(45)に加工される。
10)は、第3図に著しく概略的に示されたように、撚
り糸(45)に加工される。
二つの撚り糸成分(46,47)からなる撚り糸(45
)は、繊維端(44)の巻付は方向と逆向きの加熱によ
り作られる。加熱時には撚り糸成分(46,47)が互
いに巻付けられるだけでなく、撚り糸成分(46、47
)へのねじれも加えられる。
)は、繊維端(44)の巻付は方向と逆向きの加熱によ
り作られる。加熱時には撚り糸成分(46,47)が互
いに巻付けられるだけでなく、撚り糸成分(46、47
)へのねじれも加えられる。
この加熱により、第4図において撚り糸成分(46,4
7)に対して示されているように、撚られていないコア
の繊維(48)がねじれを持つことが企図される。この
ねじれにより、予め撚られていないコア(43)の周囲
に巻かれた繊維端(44)(第2図参照)がほどかれる
ため、それらは本質的に撚り糸成分(46,47)の縦
方向に延伸し、そこで繊維端(49)として位置する。
7)に対して示されているように、撚られていないコア
の繊維(48)がねじれを持つことが企図される。この
ねじれにより、予め撚られていないコア(43)の周囲
に巻かれた繊維端(44)(第2図参照)がほどかれる
ため、それらは本質的に撚り糸成分(46,47)の縦
方向に延伸し、そこで繊維端(49)として位置する。
これらの繊維端(49)はその先端を以てそれぞれの繊
維束に結合されており、加熱時にも撚り糸(45)内に
組み入れられるため、それらは遊離することはない。
維束に結合されており、加熱時にも撚り糸(45)内に
組み入れられるため、それらは遊離することはない。
このようにして作られた撚り糸は十分な強さを有し、ま
たとりわけそれはかさが大きく均一であることを特徴と
している。特にこの撚り糸は、優れた繊維子ざわりを有
する。
たとりわけそれはかさが大きく均一であることを特徴と
している。特にこの撚り糸は、優れた繊維子ざわりを有
する。
第1図は、本発明に基づく方法を実施するための装置の
概略図である。 第2図は、予備強化された繊維束の非常に拡大された概
略図である。 第3図は、撚り糸の拡大概略図である。 第4図は、加熱が行われている仕上った撚り糸の成分の
拡大概略図である。 図において、(5) 、 (8)は供給ボビン、(7)
、 (10)は予備強化された繊維束、(43)はコ
ア、(49)は繊維端である。 なお、各図中同一符号は同一部材または和尚部を示す。
概略図である。 第2図は、予備強化された繊維束の非常に拡大された概
略図である。 第3図は、撚り糸の拡大概略図である。 第4図は、加熱が行われている仕上った撚り糸の成分の
拡大概略図である。 図において、(5) 、 (8)は供給ボビン、(7)
、 (10)は予備強化された繊維束、(43)はコ
ア、(49)は繊維端である。 なお、各図中同一符号は同一部材または和尚部を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、所要の繊度へ引伸ばされ、続いて空気圧式仮撚によ
り予備強化される二つの繊維束からなり、その際に繊維
端が本質的に撚られていないコアの周囲に巻付けられ、
その後にこれらの予備強化された繊維束は加熱が巻付け
方向とは逆向きになるように互いに加熱される撚り糸の
製造方法において、螺旋の形状の繊維端が予めコアの周
囲に巻付けられた繊維端が加熱時にコアからできる限り
大幅にほどかれるような急勾配を以てコアの周囲に巻付
けられることを特徴とする方法。 2、予備強化時に繊維束のコアの周囲に巻付けられた繊
維端の大部分が45°以上のすすみ角を持つ螺旋を形成
することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法
。 3、繊維束のそれぞれのコアが予備強化の際にその長さ
の大部分にわたつて、またできる限り均一に繊維端を巻
付けられることを特徴とする特許請求の範囲第1項また
は第2項記載の方法。 4、それぞれ本質的にねじられてなく、また互いに平行
に配置された繊維からなるコアの周囲に繊維端を巻付け
ることにより予備強化された二つの撚られた形状で、上
げられた繊維束を具備する加熱用供給ボビンにおいて、
予備強化時に繊維束のコアの周囲に巻付けられた繊維端
の大部分が45°以上のすすみ角を持つ螺旋を形成する
ことを特徴とする供給ボビン。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3700186.8 | 1987-01-06 | ||
DE3700186A DE3700186C2 (de) | 1987-01-06 | 1987-01-06 | Verfahren zum Herstellen eines Zwirns und Vorlagespule für ein Zwirnen |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63303129A true JPS63303129A (ja) | 1988-12-09 |
Family
ID=6318471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62304404A Pending JPS63303129A (ja) | 1987-01-06 | 1987-12-01 | 撚り糸の製造方法と加撚用供給ボビン |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US4854523A (ja) |
JP (1) | JPS63303129A (ja) |
DE (1) | DE3700186C2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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