JPS63294389A - 野菜、果実、花卉等の流通用鮮度保持装置 - Google Patents
野菜、果実、花卉等の流通用鮮度保持装置Info
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- JPS63294389A JPS63294389A JP62128403A JP12840387A JPS63294389A JP S63294389 A JPS63294389 A JP S63294389A JP 62128403 A JP62128403 A JP 62128403A JP 12840387 A JP12840387 A JP 12840387A JP S63294389 A JPS63294389 A JP S63294389A
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Landscapes
- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、野菜、果実、花卉等の生鮮物を低温下で輸送
する際の装置、特に野菜、果実、花卉等の流通用鮮度保
持装置に関するものである。
する際の装置、特に野菜、果実、花卉等の流通用鮮度保
持装置に関するものである。
[従来の技術]
野菜、果実、花卉等はその鮮度保持が難しいことから現
在のところ収穣した翌日出荷する方式が−i的に用いら
れている。そしてその際の輸送方法としては野菜、果実
、花卉等をダンボール箱やプラスチックケース等に詰め
たままトラックや船、飛行機などの輸送手゛段で輸送す
る方法、および野菜、果実、花卉等をダンボール箱やプ
ラスチックケース等に詰め、これを保冷式コンテナまた
は冷凍機付きコンテナに収納してトラックや船、飛行機
などの輸送手段で輸送する方法が知られている。
在のところ収穣した翌日出荷する方式が−i的に用いら
れている。そしてその際の輸送方法としては野菜、果実
、花卉等をダンボール箱やプラスチックケース等に詰め
たままトラックや船、飛行機などの輸送手゛段で輸送す
る方法、および野菜、果実、花卉等をダンボール箱やプ
ラスチックケース等に詰め、これを保冷式コンテナまた
は冷凍機付きコンテナに収納してトラックや船、飛行機
などの輸送手段で輸送する方法が知られている。
前者の方法では鮮度保持効果は全く期待できない、また
後者の方法では、鮮度保持のためコンテナの壁面にII
yr熱材を設け、予め冷した野菜、果実、花卉等を績込
み輸送している。この場合、外部からの熱は遮断される
が、野菜、果実、花卉等に特別の処理を施していないた
めに呼吸は抑制されない。
後者の方法では、鮮度保持のためコンテナの壁面にII
yr熱材を設け、予め冷した野菜、果実、花卉等を績込
み輸送している。この場合、外部からの熱は遮断される
が、野菜、果実、花卉等に特別の処理を施していないた
めに呼吸は抑制されない。
これらの問題を解決するために、収穣後の野菜、果実、
花卉等を真空冷却した後、二酸化炭素ガスおよび窒素ガ
スを大気圧まで封入して野菜、果実、花卉等の呼吸を抑
制する方法および野菜、果実、花卉等の周辺ガス濃度が
これらの呼吸を抑制する最適濃度に輸送中も保持される
輸送用コンテナが提案されている。
花卉等を真空冷却した後、二酸化炭素ガスおよび窒素ガ
スを大気圧まで封入して野菜、果実、花卉等の呼吸を抑
制する方法および野菜、果実、花卉等の周辺ガス濃度が
これらの呼吸を抑制する最適濃度に輸送中も保持される
輸送用コンテナが提案されている。
第3図に従来の野菜、果実、花卉等の鮮度保持装置につ
いての概観図を示す、真空容器Aは、真空冷却を行うと
きに真空に引くための真空ポンプ8、および真空に引い
たとき生鮮物から生じる水蒸気を捕捉するためのコール
ドトラップCと、真空冷却をおこなった後ガス置換する
ためのガス導入弁りから構成されている。真空容器式と
コールドトラップCは、真空に耐えられるような耐圧性
を有している材料で構成されている。コールドトラップ
Cは、水蒸気を凝縮するための熱交換器[と凝縮した水
を真空冷却後排水するドレイン弁「によって構成されて
いる。コールドトラップCと真空ポンプBとの間には、
弁Gが取付けられており、真空冷却時の圧力を制御でき
るようになっている。
いての概観図を示す、真空容器Aは、真空冷却を行うと
きに真空に引くための真空ポンプ8、および真空に引い
たとき生鮮物から生じる水蒸気を捕捉するためのコール
ドトラップCと、真空冷却をおこなった後ガス置換する
ためのガス導入弁りから構成されている。真空容器式と
コールドトラップCは、真空に耐えられるような耐圧性
を有している材料で構成されている。コールドトラップ
Cは、水蒸気を凝縮するための熱交換器[と凝縮した水
を真空冷却後排水するドレイン弁「によって構成されて
いる。コールドトラップCと真空ポンプBとの間には、
弁Gが取付けられており、真空冷却時の圧力を制御でき
るようになっている。
ガス導入弁0と真空容器式との間には、フィルター11
があり、ガスを導入するときにゴミ・細菌等が真空容器
A内に入らないように工夫されている。
があり、ガスを導入するときにゴミ・細菌等が真空容器
A内に入らないように工夫されている。
ガス導入弁りは、蒸発器■・膨張弁Kを介してタンク
[と繋がっている。タンク [にはそれぞれ別の種類の
液化されたガス(例えば窒素と二酸化炭素ガス)が詰め
られており、11脹弁におよび蒸発器lを通して気化さ
れ、ガス導入弁りから真空容器式に導入される。
[と繋がっている。タンク [にはそれぞれ別の種類の
液化されたガス(例えば窒素と二酸化炭素ガス)が詰め
られており、11脹弁におよび蒸発器lを通して気化さ
れ、ガス導入弁りから真空容器式に導入される。
一方、ブラインタンクHの中には冷凍機Jからの熱交換
器Hによって冷却されたブラインが入っており、ブライ
ンポンプ0を介してコールドトラップCに導入されてい
る熱交換器Eに送られる。
器Hによって冷却されたブラインが入っており、ブライ
ンポンプ0を介してコールドトラップCに導入されてい
る熱交換器Eに送られる。
収穣後の野菜、果実、花卉等の生鮮物は、輸送用コンテ
ナPに詰められた後、真空容器A内に入れられ真空ポン
プBによって真空にされる。その際、生鮮物から水が蒸
発することによって生鮮物は速やかに冷却する。生鮮物
から蒸発した水蒸気はコールドトラップC中の熱交換器
Eによって冷却・凝縮する。
ナPに詰められた後、真空容器A内に入れられ真空ポン
プBによって真空にされる。その際、生鮮物から水が蒸
発することによって生鮮物は速やかに冷却する。生鮮物
から蒸発した水蒸気はコールドトラップC中の熱交換器
Eによって冷却・凝縮する。
真空冷却後、ガス導入弁りからガスが導入され、生鮮物
周辺のガス濃度は呼吸を抑制する最適濃度に維持される
。
周辺のガス濃度は呼吸を抑制する最適濃度に維持される
。
第4図は輸送用コンテナPの詳細を示す、Pは輸送用コ
ンテナ本体であり、内側の耐水合板Qと外側の金属板R
とこれらの間に充填された発砲硬質ウレタン材料Sとで
実質的に構成されている。
ンテナ本体であり、内側の耐水合板Qと外側の金属板R
とこれらの間に充填された発砲硬質ウレタン材料Sとで
実質的に構成されている。
コンテナ本体Pの対向した側壁部分にはそれぞれ開口部
■が設けられ、各開口部には選択性ガス透過膜Uが取付
金具Vにより取付けられている。コンテナ本体Pの床の
部分にはコンテナをフォークリフトで持ち運びできるよ
うな差込ローが配備されている。また図面には示してな
いが、輸送用コンテナPには野菜、果実、花卉等の生鮮
物を出入れするための扉および補強部材としての外枠が
設けられる。
■が設けられ、各開口部には選択性ガス透過膜Uが取付
金具Vにより取付けられている。コンテナ本体Pの床の
部分にはコンテナをフォークリフトで持ち運びできるよ
うな差込ローが配備されている。また図面には示してな
いが、輸送用コンテナPには野菜、果実、花卉等の生鮮
物を出入れするための扉および補強部材としての外枠が
設けられる。
この輸送用コンテナPは真空容器A内で真空冷却・ガス
導入処理中は扉を僅かに開けた状態にあり、処理後密閉
されて保冷トラックに積込まれて輸送される。この輸送
用コンテナPについている選択性ガス透過膜Uは、輸送
中も生鮮物の周辺の二酸化炭素濃度および酸素濃度を最
適貯蔵レベルに保ち、かつ生鮮物自体が発生し、熟成・
老化を促進させるエチレンを除去する機能を持っている
ので、野菜、果実、花卉等をダンボール箱やプラスチッ
クケース等に詰めたままトラックや船、飛行機などの輸
送手段で輸送する方法、および野菜、果実、花卉等をダ
ンボール箱やプラスチックケース等に詰め、これを保冷
式コンテナまたは冷凍機付きコンテナに収納してトラッ
クや船、飛行機などの輸送手段で輸送する方法に較べて
3〜10倍の鮮度保持能力を発揮する。
導入処理中は扉を僅かに開けた状態にあり、処理後密閉
されて保冷トラックに積込まれて輸送される。この輸送
用コンテナPについている選択性ガス透過膜Uは、輸送
中も生鮮物の周辺の二酸化炭素濃度および酸素濃度を最
適貯蔵レベルに保ち、かつ生鮮物自体が発生し、熟成・
老化を促進させるエチレンを除去する機能を持っている
ので、野菜、果実、花卉等をダンボール箱やプラスチッ
クケース等に詰めたままトラックや船、飛行機などの輸
送手段で輸送する方法、および野菜、果実、花卉等をダ
ンボール箱やプラスチックケース等に詰め、これを保冷
式コンテナまたは冷凍機付きコンテナに収納してトラッ
クや船、飛行機などの輸送手段で輸送する方法に較べて
3〜10倍の鮮度保持能力を発揮する。
[発明が解決しようとする問題点]
前項で説明した従来技術による鮮度保持のための装置で
は、真空冷却後のガス導入操作において、液化ガスが気
化する際の冷熱を無駄に大気中に捨てている。そこで本
発明はこのような無駄をなくし、かつこの冷熱を有効に
利用しようとするものである。
は、真空冷却後のガス導入操作において、液化ガスが気
化する際の冷熱を無駄に大気中に捨てている。そこで本
発明はこのような無駄をなくし、かつこの冷熱を有効に
利用しようとするものである。
[問題点を解決するための手段]
上記の問題点を解決するために、本発明による装置は、
液化ガスを気化させるための蒸発器をブラインタンクの
中に組込み、ブラインを冷却させる手段に用いると共に
、このようにして冷却したブラインを輸送用保冷トラッ
クの冷却寒村として積極的に利用することを目的として
いる。
液化ガスを気化させるための蒸発器をブラインタンクの
中に組込み、ブラインを冷却させる手段に用いると共に
、このようにして冷却したブラインを輸送用保冷トラッ
クの冷却寒村として積極的に利用することを目的として
いる。
この目的を達成するため、本発明による野菜、果実、花
卉等の流通用鮮度保持装置は、野菜、果実、花卉等の生
鮮物を収容するコンテナを収納して真空冷却をおこなう
真空容器、該真空容器を真空に引くための真空ポンプ、
該真空容器と真空ポンプとの間に配置され、コンテナ内
の生鮮物から生じる水蒸気を捕捉するコールドトラップ
、真空冷却後二酸化炭素ガス及び窒素ガスを真空容器に
導入するガス導入弁、ブラインタンクのブラインを冷却
する冷凍機、及びブラインを該コールドトラップの熱交
換器に送るブラインポンプとを備える真空冷却装置にお
いて、取扱うガスが気化するときの冷熱をブラインに吸
収できるように液化ガスの蒸発器をブラインタンク内に
組込んだことを特徴とするものである。
卉等の流通用鮮度保持装置は、野菜、果実、花卉等の生
鮮物を収容するコンテナを収納して真空冷却をおこなう
真空容器、該真空容器を真空に引くための真空ポンプ、
該真空容器と真空ポンプとの間に配置され、コンテナ内
の生鮮物から生じる水蒸気を捕捉するコールドトラップ
、真空冷却後二酸化炭素ガス及び窒素ガスを真空容器に
導入するガス導入弁、ブラインタンクのブラインを冷却
する冷凍機、及びブラインを該コールドトラップの熱交
換器に送るブラインポンプとを備える真空冷却装置にお
いて、取扱うガスが気化するときの冷熱をブラインに吸
収できるように液化ガスの蒸発器をブラインタンク内に
組込んだことを特徴とするものである。
また本発明の装置には、ブラインタンク中のブラインの
一部を保冷トラックの保冷剤として取出せる弁を備える
のが望ましい。
一部を保冷トラックの保冷剤として取出せる弁を備える
のが望ましい。
[作用]
本発明の流通用鮮度保持装置は、収穫した野菜、果実、
花卉等の生鮮物を真空冷却後、二酸化炭素ガスおよび窒
素ガスを導入する際に、液化ガスが気化する作用でブラ
インタンク中のブラインが冷却する。この冷却したブラ
インを保冷トラックの寒剤として使用することによって
、保冷トラックの冷却機の容量を少なくし、あるいは冷
却機を省くことができる。
花卉等の生鮮物を真空冷却後、二酸化炭素ガスおよび窒
素ガスを導入する際に、液化ガスが気化する作用でブラ
インタンク中のブラインが冷却する。この冷却したブラ
インを保冷トラックの寒剤として使用することによって
、保冷トラックの冷却機の容量を少なくし、あるいは冷
却機を省くことができる。
[実施例]
本発明の実施例を以下図面に基いて詳細に説明する。
第1図に野菜、果実、花卉等の鮮度保持装置についての
概略図を示す、真空容器1は、真空冷却をおこなう時に
真空に引くための真空ポンプ2および真空に引いた時生
鮮物から生じる水蒸気を捕捉するためのコールドトラッ
プ3と、真空冷却をおこなった後ガス置換するためのガ
ス導入弁4から構成されている。真空容器1とコールド
トラップ3は、真空に耐えられるような耐圧性を有して
いる材料で構成されている。コールドI・ラップ3は、
水蒸気を凝縮するための熱交換器25と凝縮した水を真
空冷却後排水するドレイン弁5によって構成されている
。コールドトラップ3と真空ポンプ2との間には、弁6
が取付けられており、真空冷却時の圧力を制御できるよ
うになっている。
概略図を示す、真空容器1は、真空冷却をおこなう時に
真空に引くための真空ポンプ2および真空に引いた時生
鮮物から生じる水蒸気を捕捉するためのコールドトラッ
プ3と、真空冷却をおこなった後ガス置換するためのガ
ス導入弁4から構成されている。真空容器1とコールド
トラップ3は、真空に耐えられるような耐圧性を有して
いる材料で構成されている。コールドI・ラップ3は、
水蒸気を凝縮するための熱交換器25と凝縮した水を真
空冷却後排水するドレイン弁5によって構成されている
。コールドトラップ3と真空ポンプ2との間には、弁6
が取付けられており、真空冷却時の圧力を制御できるよ
うになっている。
ガス導入弁4と真空容器1との間には、フィルター7が
あり、ガスを導入する時にゴミ・at菌等が真空容器1
内に侵入しないように工夫されている。
あり、ガスを導入する時にゴミ・at菌等が真空容器1
内に侵入しないように工夫されている。
ガス導入弁4は、蒸°発器8・膨張弁9を介してタンク
10と繋がっている。タンク10にはそれぞれ別の種類
の液化されたガス(例えば、窒素と二酸化炭素)が詰め
られており、膨張弁9および蒸発器8を通して気化され
、ガス導入弁4から真空容器1に導入される。
10と繋がっている。タンク10にはそれぞれ別の種類
の液化されたガス(例えば、窒素と二酸化炭素)が詰め
られており、膨張弁9および蒸発器8を通して気化され
、ガス導入弁4から真空容器1に導入される。
蒸発器8はブラインタンク11の中に組込まれており、
ブラインタンク11中のブラインと熱交換できるように
なっている。ブラインタンク11中のブラインは、冷凍
機12からの熱交換器13によっても冷却されている。
ブラインタンク11中のブラインと熱交換できるように
なっている。ブラインタンク11中のブラインは、冷凍
機12からの熱交換器13によっても冷却されている。
このブラインは、ブラインポンプ14を介してコールド
トラップ3に導入されている熱交換器25に送られる。
トラップ3に導入されている熱交換器25に送られる。
15は保冷トラックを示し、このトラックの荷台には輸
送用コンテナ20を入れるための容器16が設置されて
いる。容器16は、その壁・天井・床・扉がそれぞれU
r熱材17で構成されている。
送用コンテナ20を入れるための容器16が設置されて
いる。容器16は、その壁・天井・床・扉がそれぞれU
r熱材17で構成されている。
容器16の内側には冷却されたブラインを収納するため
の空間18があり、ブラインタンク11中のブラインが
継手1つを通して入れられる。容器16の内部にはファ
ン23があり、輸送中に容器内の空気を撹はんできるよ
うになっている。
の空間18があり、ブラインタンク11中のブラインが
継手1つを通して入れられる。容器16の内部にはファ
ン23があり、輸送中に容器内の空気を撹はんできるよ
うになっている。
輸送用コンテナ20は第4図に示したものと同様の構造
になっている。
になっている。
収穫後の野菜、果実、花卉等の生鮮物は、輸送用コンテ
ナ20に詰められた後、真空容器1内に入れられ、真空
ポンプ2によって真空にされる。
ナ20に詰められた後、真空容器1内に入れられ、真空
ポンプ2によって真空にされる。
その際、生鮮物から水が蒸発することによって生鮮物は
速やかに冷却する。生鮮物から蒸発した水蒸気は、コー
ルドトラップ3中の熱交換器25によって冷却・凝縮す
る。
速やかに冷却する。生鮮物から蒸発した水蒸気は、コー
ルドトラップ3中の熱交換器25によって冷却・凝縮す
る。
真空冷却後、ガス導入弁4からガスが導入され、生鮮物
周辺のガス濃度は呼吸を抑制する最適濃度に維持される
。この時にタンク10から出た液化ガスは膨張弁9を通
り、蒸発器8において気化されるが、その際にブライン
タンク11中のブラインと熱交換してブラインは冷却さ
れる。冷却されたブラインは、弁22からブラインポン
プ21によって押出され、継手19を通って、容器16
内の空間18に充填される。空間18中のブラインの温
度がある一定の値に達したら、弁22は締められ、継手
1つはブラインタンク11から切離される。
周辺のガス濃度は呼吸を抑制する最適濃度に維持される
。この時にタンク10から出た液化ガスは膨張弁9を通
り、蒸発器8において気化されるが、その際にブライン
タンク11中のブラインと熱交換してブラインは冷却さ
れる。冷却されたブラインは、弁22からブラインポン
プ21によって押出され、継手19を通って、容器16
内の空間18に充填される。空間18中のブラインの温
度がある一定の値に達したら、弁22は締められ、継手
1つはブラインタンク11から切離される。
真空冷却後、ガス導入をおこなった輸送用コンテナ20
は、この時点で容器16の中に移され、容器16の扉(
図示していない)が閏められた後に輸送される。輸送中
、ファン23によって容器16内の温度分布が均一にな
るように容器内の空気が撹はんされる。
は、この時点で容器16の中に移され、容器16の扉(
図示していない)が閏められた後に輸送される。輸送中
、ファン23によって容器16内の温度分布が均一にな
るように容器内の空気が撹はんされる。
本実施例では、ブラインタンクを1台の状態にしたが、
第2図で示したように、2台のブラインタンクlla、
llbおよびブラインタンクどうしを繋ぐ弁24で構成
しても構わない。
第2図で示したように、2台のブラインタンクlla、
llbおよびブラインタンクどうしを繋ぐ弁24で構成
しても構わない。
また、容器16の構成を断熱材17のみにして、冷却し
たブラインを袋詰めして容器16内に並べるという方法
を採用することもできる。
たブラインを袋詰めして容器16内に並べるという方法
を採用することもできる。
なお、第1図と第2図に示した実施例では、コールドト
ラップを真空容器と別に図示したが、真空容器中に熱交
換器があるように構成することもで°きる。
ラップを真空容器と別に図示したが、真空容器中に熱交
換器があるように構成することもで°きる。
また、本実施例では、ファン23によって容器16内の
温度分布が均一になるように容器内の空気を撹はんして
いるが、ファン23を除去し、自然対流を利用して、コ
ンテナ内の温度を保持する形にしても構わない。
温度分布が均一になるように容器内の空気を撹はんして
いるが、ファン23を除去し、自然対流を利用して、コ
ンテナ内の温度を保持する形にしても構わない。
[発明の効果]
本発明の鮮度保持装置によれば、生鮮物を輸送し市場に
出すまで、収穫後の鮮度保持操作を維持することができ
る。
出すまで、収穫後の鮮度保持操作を維持することができ
る。
更に、収穫後の鮮度保持のための前処理操作によって生
じる冷熱を、捨てることなく有効に利用することができ
る。
じる冷熱を、捨てることなく有効に利用することができ
る。
輸送中の保冷トラックへの冷熱供給を収量後の鮮度保持
のための前処理操作によっておこなうことができる。
のための前処理操作によっておこなうことができる。
第1(2Iは本発明における野菜、果実、花卉等の流通
用鮮度保持装置の概観図、第2図は第1図に示した装置
とは別の実施例を示す概観図、第3図は従来の流通用鮮
度保持装置の概[図、および第4図は輸送用コンテナの
詳細断面図である。 l・・・真空容器、2・・・真空ポンプ、3・・・コー
ルドトラップ、4・・・ガス導入弁、5・・・ドレイン
弁、6・・・弁、7・・・フィルター、8・・・蒸発器
、9・・・膨張弁、10−・・タンク、11. 11a
、 1 l b・−ブラインタンク、12・・・冷凍
機、13・・・熱交換器、14・・・ブラインポンプ、
15・・・保冷トラック、16・・・容器、17・・・
断熱材、18・・・空間、19・・・継手、20・・・
輸送用コンテナ、21・・・ブラインポンプ、22・・
・弁、23・・・ファン、24・・・弁、25・・・熱
交換器、A・・・真空容器、B・・・真空ポンプ、C・
・・コールドトラップ、0・・・ガス導入弁、E・・・
熱交換器、「・・・ドレイン弁、G・・・弁、■・・・
フィルター、I・・・蒸発器、J・・・冷凍機、K・・
・膨張弁、し・・・タンク、H・・・熱交換器、N・・
・ブラインタンク、0・・・ブラインポンプ、P・・・
輸送用コンテナ、Q・・・耐水合板、R・・・金属板、
S・・・発泡硬質ウレタン材料、■・・・開口部、U・
・・還択性ガス透過膜、■・・・取付は金具、す・・・
差込口
用鮮度保持装置の概観図、第2図は第1図に示した装置
とは別の実施例を示す概観図、第3図は従来の流通用鮮
度保持装置の概[図、および第4図は輸送用コンテナの
詳細断面図である。 l・・・真空容器、2・・・真空ポンプ、3・・・コー
ルドトラップ、4・・・ガス導入弁、5・・・ドレイン
弁、6・・・弁、7・・・フィルター、8・・・蒸発器
、9・・・膨張弁、10−・・タンク、11. 11a
、 1 l b・−ブラインタンク、12・・・冷凍
機、13・・・熱交換器、14・・・ブラインポンプ、
15・・・保冷トラック、16・・・容器、17・・・
断熱材、18・・・空間、19・・・継手、20・・・
輸送用コンテナ、21・・・ブラインポンプ、22・・
・弁、23・・・ファン、24・・・弁、25・・・熱
交換器、A・・・真空容器、B・・・真空ポンプ、C・
・・コールドトラップ、0・・・ガス導入弁、E・・・
熱交換器、「・・・ドレイン弁、G・・・弁、■・・・
フィルター、I・・・蒸発器、J・・・冷凍機、K・・
・膨張弁、し・・・タンク、H・・・熱交換器、N・・
・ブラインタンク、0・・・ブラインポンプ、P・・・
輸送用コンテナ、Q・・・耐水合板、R・・・金属板、
S・・・発泡硬質ウレタン材料、■・・・開口部、U・
・・還択性ガス透過膜、■・・・取付は金具、す・・・
差込口
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、野菜、果実、花卉等の生鮮物を収容するコンテナを
収納して真空冷却をおこなう真空容器、該真空容器を真
空に引くための真空ポンプ、該真空容器と真空ポンプと
の間に配置され、コンテナ内の生鮮物から生じる水蒸気
を捕捉するコールドトラップ、真空冷却後二酸化炭素ガ
ス及び窒素ガスを真空容器に導入するガス導入弁、ブラ
インタンクのブラインを冷却する冷凍機、及びブライン
を該コールドトラップの熱交換器に送るブラインポンプ
とを備える真空冷却装置において、取扱うガスが気化す
るときの冷熱をブラインに吸収できるように液化ガスの
蒸発器をブラインタンク内に組込んだことを特徴とする
野菜、果実、花卉等の流通用鮮度保持装置。 2、ブラインタンク中のブラインの一部を保冷トラック
の保冷剤として取出せる弁を備えることを特徴とする特
許請求の範囲第1項に記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12840387A JPH0735185B2 (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | 野菜、果実、花卉等の流通用鮮度保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12840387A JPH0735185B2 (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | 野菜、果実、花卉等の流通用鮮度保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63294389A true JPS63294389A (ja) | 1988-12-01 |
JPH0735185B2 JPH0735185B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=14983925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12840387A Expired - Lifetime JPH0735185B2 (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | 野菜、果実、花卉等の流通用鮮度保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735185B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103843870A (zh) * | 2014-02-21 | 2014-06-11 | 无锡德林船舶设备有限公司 | 船用一体化保鲜系统 |
US20190335775A1 (en) * | 2016-03-17 | 2019-11-07 | South China University Of Technology | Method for Preservation of Fresh Plants by Vacuum Pre-Cooling Synchronously Combined with Modified Atmosphere Technique |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107054914A (zh) * | 2016-12-31 | 2017-08-18 | 重庆煌固包装制造有限公司 | 一种保鲜集装箱 |
-
1987
- 1987-05-27 JP JP12840387A patent/JPH0735185B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103843870A (zh) * | 2014-02-21 | 2014-06-11 | 无锡德林船舶设备有限公司 | 船用一体化保鲜系统 |
US20190335775A1 (en) * | 2016-03-17 | 2019-11-07 | South China University Of Technology | Method for Preservation of Fresh Plants by Vacuum Pre-Cooling Synchronously Combined with Modified Atmosphere Technique |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0735185B2 (ja) | 1995-04-19 |
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