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JPS63279916A - スタビライザ制御装置 - Google Patents

スタビライザ制御装置

Info

Publication number
JPS63279916A
JPS63279916A JP11337687A JP11337687A JPS63279916A JP S63279916 A JPS63279916 A JP S63279916A JP 11337687 A JP11337687 A JP 11337687A JP 11337687 A JP11337687 A JP 11337687A JP S63279916 A JPS63279916 A JP S63279916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
stabilizer
steering angle
amount
vehicle speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11337687A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Onuma
敏男 大沼
Shinichi Yoshida
伸一 吉田
Osamu Yasuike
修 安池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, NipponDenso Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP11337687A priority Critical patent/JPS63279916A/ja
Publication of JPS63279916A publication Critical patent/JPS63279916A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G21/00Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces
    • B60G21/02Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected
    • B60G21/04Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically
    • B60G21/05Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically between wheels on the same axle but on different sides of the vehicle, i.e. the left and right wheel suspensions being interconnected
    • B60G21/055Stabiliser bars
    • B60G21/0551Mounting means therefor
    • B60G21/0553Mounting means therefor adjustable
    • B60G21/0555Mounting means therefor adjustable including an actuator inducing vehicle roll
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2202/00Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
    • B60G2202/10Type of spring
    • B60G2202/13Torsion spring
    • B60G2202/135Stabiliser bar and/or tube
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/80Interactive suspensions; arrangement affecting more than one suspension unit
    • B60G2204/82Interactive suspensions; arrangement affecting more than one suspension unit left and right unit on same axle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2400/00Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
    • B60G2400/20Speed
    • B60G2400/204Vehicle speed
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2400/00Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
    • B60G2400/40Steering conditions
    • B60G2400/41Steering angle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2800/00Indexing codes relating to the type of movement or to the condition of the vehicle and to the end result to be achieved by the control action
    • B60G2800/24Steering, cornering

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1匪Ω亘皿 [産業上の利用分野] 本発明は、車両の直進走行状態および旋回走行状態にお
ける車両姿勢の安定性向上に有効なスタビライザ制御装
置に関する。
[従来の技術] 車両は旋回走行状態に移行すると、遠心力の作用により
ローリングを生じる。この場合、ロール角の増加に伴っ
てキャンバ角も変化するので、キャンバスラストが増大
して操縦性・安定性の低下を招く。したがって、旋回走
行状態を維持するためには、修正操舵を頻繁に行なう必
要が生じる。
このようなローリングを抑制し、操縦性◆安定性を高め
るには、例えは、サスペンションのはね定数を高く設定
することも考えられる。しかし、この場合には、悪路走
行時等の衝撃的な振動が吸収されず、乗り心地は低下す
る。そこで、左右車輪の懸架位置が異なる場合にのみは
ねとして作用し復元力を発生するスタビライザを車両に
配設し、ローリングの抑制を図っている。
しかし、車両にローリングが生じていない場合でも、例
えは、左右車輪の一方が路面の突起に乗り上げたような
ときには、左右車輪の懸架位置に差を生じるので、スタ
ビライザは捩り弾性力を発生し、ばねとして作用してし
まう。このため、サスペンションのはね定数を高く設定
したときと同様に、乗り心地が低下する。このような不
具合点に対する対策として、例えは、「自動車用スタビ
ライザー取付装置」 (特開昭51−131024号公
報)等が提案されている。すなわち、左右車輪を保持す
るアームとスタビライザの一端の取付部との間に所定の
ストロークを有する液圧ピストンを介装し、通常の直進
走行状態には該液圧ピストンを可動状態としてスタビラ
イザを作用させず、遠心力を感知することにより旋回時
にだけ上記液圧ピストンを固定状態としてスタビライザ
を作用させる技術である。
[発明が解決しようとする問題点コ かかる従来技術には、以下のような問題点があった。す
なわち、 (1) 直進時には、乗り心地を考慮して液圧ピストン
を可動状態に設定し、スタビライザを作用させなかった
。しかし、直進走行状態であっても、路面の凹凸に起因
して生じる左右車輪の車高差により、車両にはローリン
グを引き起こすモーメントが作用する。したがって、直
進時にスタビライザを全く作用させないと、車両の安定
性の低下を招くという問題点があった。このことは、高
速直進走行状態において、特に顕著に現れた。
(2) また、上記のように車両の安定性が低下するの
で、運転者は直進走行状態においても、頻繁に修正操舵
を行なう必要があった。しかし、このことは、車両の運
転操作を煩雑にし、運転者の負担を増大させるという問
題を生じさせた。
(3) さらに、悪路での旋回走行状態には、路面の凹
凸乗越し等により左右車輪の懸架位置が・  大きく異
なる場合もある。このような時期に液圧ピストンを固定
状態に設定すると、左右車輪の懸架位置が等しくなった
ときでもスタビライザは捩り弾性力を発生してしまう。
したがって、液圧ピストンを固定状態と可動状態とに切
り換えるといった単純な制御では、スタビライザが車両
のローリングを増長するように作用してしまうこともあ
り、ローリングを常時有効に抑制できないという問題点
もあった。
本発明は、車両の直進走行状態における安定性の向上と
、各種の旋回走行状態におけるローリングの有効な抑制
とを好適に両立可能なスタビライザ制御装置の提供を目
的とする。
ユ匪旦惺皿 [問題点を解決するための手段] 上記問題を解決するためになされた本発明は、第1図に
例示するように、 車両の左右車輪を支持する両ばね下部材を結合するスタ
ビライザの捩れ量を、外部からの指令に従って調節する
捩れ量調節手段M1と、上記車両の速度を検出する車速
検出手段M2と、上記車両の操舵角を検出する操舵角検
出手段M3と、 上記車速検出手段M2の検出した車速および上記操舵角
検出手段M3の検出した操舵角に基ついて、上記車両の
走行状態が、所定車速以上の車速であり、かつ、所定操
舵角以上の操舵角である旋回走行状態にあるか、あるい
は、所定車速未満の車速であり、かつ、所定操舵角未満
の操舵角である直進走行状態にあるかを判定する判定手
段M4と、 該判定手段M4により直進走行状態にあると判定された
ときは、上記スタビライザの捩れ量を、上記車両の左右
車輪の懸架位置を等しくする中立捩れ量に保持する指令
を上記捩れ量調節手段M1に出力する保持手段M5と、 上記判定手段M4により旋回走行状態にあると判定され
たときは、上記スタビライザの捩れ量を、上記車速検出
手段M2の検出した車速および上記操舵角検出手段M3
の検出した操舵角に応じて決定した目標捩れ量に変更す
る指令を上記捩れ量調節手段M1に出力する制御手段M
6と、を備えたことを特徴とするスタビライザ制fal
l装置を要旨とするものである。
捩れ量調節手段M1とは、外部からの指令に従ってスタ
ビライザの捩れ量を調節するものである。
例えは、はね下部材とスタビライザの該ばね下部材に対
向する取付部との一方に配設されたシリンダ、上記はね
下部材と上記スタビライザの該ばね下部材に対向する取
付部との他方に装着されて上記シリンダと摺動自在に嵌
合するピストン、該ピストンにより区分された上記シリ
ンダの上室および下室と液圧源とを接続する液圧回路、
該液圧回路に介挿された方向制御弁および切換弁により
実現できる。また、例えは、はね下部材とスタビライザ
の該はね下部材に対向する取付部との間に、周知の減衰
力可変ショックアブソーバに類似する構造のシリンダお
よびピストンから成り、外部から人力される制御信号に
したがって該ピストンを摺動◆固定可能な連結アクチュ
エータを介装するよう構成しても良い。さらに、例えば
、スタビライザを車体に取り付けている左右2箇所の軸
受部の上下位置を、該車体側に配設された油圧アクチュ
エータにより変更する構成、あるいは、上記軸受部近傍
の車体側に配設されてスタビライザを積極的(Acti
ve)に捩る油圧アクチュエータを使用した構成を取る
こともできる。このように、油圧アクチュエータを車体
側、すなわち、はね上に配設した場合には、はね上振動
の振動数がばね下振動の振動数より約1桁程度低いので
、油圧アクチュエータの耐久性および信頼性を向上でき
る。
車速検出手段M2とは、車両の速度を検出するものであ
る。例えば、スピードメータ内部に設けられた車速セン
サ、もしくは、変速機の出力軸の回転速度を検出する車
速センサにより実現できる。
操舵角検出手段M3とは、車両の操舵角を検出するもの
である。例えば、ステアリングシャフトに配設されて操
舵量をアナログ信号として出力するポテンショメータ、
もしくは、分解能の高いディジタル信号として出力する
ロータリエンコーダ等の操舵角センサにより実現できる
判定手段M4とは、車両の走行状態が、所定車速未満の
車速であり、かつ、所定操舵角未満の操舵角である直進
走行状態にあるか、あるいは、所定車速以上の車速であ
り、かつ、所定操舵角以上の操舵角である旋回走行状態
にあるかを判定するものである。例えば、車速と操舵角
との関係を規定した演算式、あるいは、マツプに基づい
て判定するよう構成できる。
保持手段M5とは、直進走行状態にあると判定されたと
きは、スタビライザの捩れ量を、車両の左右車輪の懸架
位置を等しくする中立捩れ量に保持する指令を出力する
ものである。ここで、中立捩れ量とは、車輪が車両の標
準状態(平坦路での停車状態、もしくは、平坦路での定
常走行状態)における懸架位置にあるときのスタビライ
ザの捩れ量、すなわち、捩れ量がほぼ零の状態である。
例えば、シリンダとピストンとからなるアクチュエータ
によりスタビライザの捩れ量を調節する場合には、予め
定められた中立ストローク位置にピストンを移動させた
後、該中立ストローク位置でピストンを固定する指令を
出力するよう構成できる。
制御手段M6とは、旋回走行状態にあると判定されたと
きは、スタビライザの捩れ量を、車速および操舵角に応
じて決定した目標捩れ量に変更する指令を出力するもの
である。例えば、車速および操舵角に基づいて旋回走行
状態における内外輪間移動荷重を求め、該移動荷重によ
り生じる懸架装置のたわみに起因する車体の傾斜(所謂
、ローリング)を抑制可能なスタビライザの目標捩れ量
を算出し、該目標捩れ量だけスタビライザを積極的に捩
る指令を出力する(所謂、ActiveControl
を行なう。)よう構成できる。
上記判定手段M4、保持手段M5および制御部手段M6
は、例えは、各々独立したディスクリートな論理回路に
より実現できる。また、例えは、周知のCPUを始めと
してROM、RAMおよびその他の周辺回路素子と共に
論理演算回路として構成され、予め定められた処理手順
に従って上記各手段を実現するものであってもよい。
[作用コ 本発明のスタビライザ制御装置は、第1図に例示するよ
うに、車速検出手段M2の検出した車速および操舵角検
出手段M3の検出した操舵角に基づいて、車両の走行状
態が、所定車速未満の車速であり、かつ、所定操舵角未
満の操舵角である直進走行状態にあると判定手段M4に
より判定されたときは、スタビライザの捩れ量を、車両
の左右車輪の懸架位置を等しくする中立捩れ量に保持す
る指令を保持手段M5が捩れ量調節手段M1に出力し、
一方、車両の走行状態が、所定車速以上の車速であり、
かつ、所定操舵角以上の操舵角である旋回走行状態にあ
ると判定手段M4により判定されたときは、スタビライ
ザの捩れ量を、車速検出手段M2の検出した車速および
操舵角検出手段M3の検出した操舵角に応じて決定した
目標捩れ量に変更する指令を制御手段M6が捩れ量調節
手段M1に出力するよう働く。
すなわち、直進走行状態には、スタビライザの捩れ量を
左右車輪にほぼ等しい復元力を供給可能な中立捩れ量に
保持し、一方、旋回走行状態には、スタビライザの捩れ
量を該旋回走行状態乞こ応じて定まる目標捩れ量に調節
し、該スタビライザの捩れにより生じる弾性エネルギを
積極的に発生させて復元力を得るのである。
従って、本発明のスタビライザ制御装置は、直進走行状
態における安定性の確保と旋回走行状態におけるローリ
ングの抑制とを好適に両立するよう働く。以上のように
本発明の各構成要素が作用することにより、本発明の技
術的課題が解決される。
[実施例コ 次に本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。本発明の一実施例であるスタビライザ制御装置の
システム構成を第2図に示す。
同図に示すように、スタビライザ制御装置1は、フロン
トのスタビライザ装置2、スピードメータ内部に設けら
れた車速センサ3、ステアリングシャフトに装着された
操舵角センサ4およびこれらを制御する電子制御装置(
以下、単にECUと呼ぶ。)5から構成されている。
フロントのスタビライザ装置2は、フロントのスタビラ
イザ バー6の左取付部と左前輪7のロワーアーム8と
の間に介装された連結アクチュエータ9および該連結ア
クチュエータ9に油圧源10で昇圧された圧油を供給す
るバルブアクチュエータ11から成る連結ユニット12
、上記フロントのスタビライザ バー6の右取付部と右
前輪13のロワーアーム14との間を接続するスタビラ
イザ リンク15を備える。
°一方、リアのスタビライザ バー16の左取付部と左
後輪17のロワーアーム1日との間はスタビライザ リ
ンク19により、該リアのスタビライザ バー16の右
取付部と右後輪20のロワーアーム21との間はスタビ
ライザ リンク22により各々接続されている。
次に、上記連結ユニット12の構成を第3図に基づいて
説明する。連結ユニット12は、第3図に示すように、
フロントのスタビライザ バー6の左取付部とロワーア
ーム8との間隔をバルブアクチュエータ11から供給さ
れる油圧に応じて調節する連結アクチュエータ9、上記
間隔(ストローク量)を検出してECU3に出力する変
位センサ9aおよび上記連結アクチュエータ9に油圧源
10で昇圧した圧油をECU3の制御に従って供給する
バルブアクチュエータ11から構成されている。
連結アクチュエータ9は、内部に作動油を満たしたシリ
ンダ31、該シリンダ31の上面開口部を油密的に封止
したシール部材32、上記シリンダ31と摺動自在に嵌
合したピストン33、該ピストン33に固着されたピス
トンロッド34、上記ピストン33により区分されたシ
リンダ31の上室35、下室36から構成されている。
連結アクチュエータ9のシリンダ31の底面37と上記
変位センサ9aの底面38とは、ベースプレート39に
より面一に位置決めされ、ブツシュ40を介してロワー
アーム8に固定されている。
一方、上記連結アクチュエータ9のピストンロッド34
の上端部は、ブツシュ41を介してフロントのスタビラ
イザ バー6の左取付部に連結されると共に、アッパプ
レート42により変位センサ9aのアーム43と接続さ
れている。このため、上記ピストンロッド34と上記ア
ーム43とは一体的に連動する。このようにして、変位
センサ9aは、フロントのスタビライザ バー6とロワ
ーアーム8との間隔(ストローク量)を検出する。
上記バルブアクチュエータ11は、ECU3から出力さ
れる制御信号に応じて開閉する切換弁51(4ポ一ト2
位置電磁弁)と、ECU3から出力される制御信号に応
じて、第1位置52a、第2位置52bおよび第3位置
52cに切り換わる方向制御弁52(4ボ一ト3位置電
磁弁)とを備える。なお、上記切換弁51は、非励磁時
には遮断状態(遮断位置51a)にあり、一方、励磁時
には連通状態(連通位置51b)に切り換わる。
また、油圧源10は、図示しないパワーステアリング装
置に圧油を供給する油圧ポンプと同一の駆動軸から動力
を伝達されて作動する油圧ポンプ61および作動油を貯
蔵するリザーバ62を備えている。
上記構成の連結ユニット12は、ECU3が切換弁51
および方向制御弁52に制御憬号を出力することにより
、以下のように作動する。
すなわち、切換弁51が非励磁により遮断状態(遮断位
置51a)にあり、かつ、方向制御弁52が第1位置5
2aに切り換えられたときは、作動油は油圧ポンプ61
、管路71、方向制御弁52、管路72、を介してリザ
ーバ62に戻る。また、上記連結アクチュエータ9のシ
リンダ31の上室35と下室36とを接続する油圧回路
も遮断される。このため、シリンダ33は現在位置に固
定され、フロントのスタビライザ バー6とロワーアー
ム8との間隔(ストローク量)は一定間隔に保持される
また、切換弁51が励磁により連通状態(連通位置51
b)にあり、かつ、方向制御弁52が第2位置52bに
切り換えられたときは、作動油は油圧ポンプ61、管路
71、方向制御弁52、切換弁51、管路73、ボート
35aを介して連結アクチュエータ9の上室35に流人
し、一方、下室36内部の作動油はボート36 a、管
路74.6換弁51、方向制御弁52、管路72を介し
てリザーバ62に流出する。したがって、連結アクチュ
エータ9のピストン33は同図に矢印Aで示す方向に移
動し、フロントのスタビライザ バー6の左取付部とロ
ワーアーム8との間隔(ストローク量)は減少する。
さらに、切換弁51が励磁により連通状態(連通位置5
1b)にあり、かつ、方向制御弁52が第3位置52c
に切り換えられたときは、作動油は油圧ポンプ61、管
路71、方向制御弁52、切換弁51、管路74、ボー
ト36aを介して連結アクチュエータ9の下室36に流
入し、一方、上室35内部の作動油はボー) 35 a
 s管路73、切換弁51、方向制御弁52、管路72
を介してリザーバ62に流出する。したがって、連結ア
ク子ュエータ9のピストン33は同図に矢印Bで示す方
向に移動し、フロントのスタビライザ バー6の左取付
部とロワーアーム8との間隔(ストローク量)は増加す
る。
上述したECU3は、第4図に示すように、CPU5a
、ROM5b、RAM5cを中心に論理演算回路として
構成され、コモンバス5dを介して人出力部5eに接続
されて外部との人出力を行なう。上記各センサの検出信
号は人出力部5eを介してCPU5aに人力され、一方
、CPU5aは人出力部5eを介して切換弁51および
方向制御弁52に制御信号を出力する。
次に、車両の旋回走行状態への移行に伴って生じるロー
リングを抑制するのに必要なフロントのスタビライザ 
バー6とロワーアーム8との間隔、すなわち、目標スト
ローク量SGの算出について、第5図に基づいて説明す
る。
第5図に示すように、車両が旋回中心Oの回りを旋回走
行している場合を想定する。このとき、旋回走行に伴っ
て、前部の旋回外側車輪7に作用する横加速度αは、次
式(1)のようになる。
α=V2/R・・・ (1) 但し、V:車速、R:回転半径である。
また、回転半径Rは次式(2)、(3)のように記述で
きる。
R=L/5IN(β)+d  ・・・ (2)β=θ×
N ・・・ (3) 但し、L:ホイールベース、β:外輪切れ角、d:車輪
中心とキングピン中心との距離、θ:操舵角、Nニステ
アリングギヤ比である。
なお、外輪切れ角βが最大値βmaxに至ると、このと
きの回転半径Rは最小回転半径Rminになる。
ところで、前輪側および後輪側で、旋回走行に伴って生
じる内外輪間の荷重移動量は、次式(4)、(5)のよ
うに表現できる。
△Zf= (a/l f)  ◆ ((Kφf*Ws−
h)/(Kφf+にφr−Wsi1) +Wf−hf) ・・・  (4) ΔZr=(α/lr)◆ ((Kφr−Ws−h)/(
Kφf+にφr−Ws φh) +Wr−hr) ・・・  (5) ここで、hは次式(6)に示すような値である。
h=hl−Hl  ・・・ (6) 但し、ΔZf:前輪側の荷重移動量、tf:前輪ホイー
ルトレッド、Kφf:前輪側サスペンションロール剛性
、Ws:ばね上型量、、: hl:ロール軸の重心位置
における地面からの高さ、Hl:重心高さ、Kφr:後
輪側サスペンションロール剛性、Wf:前輪軸荷重、h
f:前輪側サスペンションのロールセンタ高さ、 ΔZr:後軸側の荷1重移動量、tr:後輪ホイールト
レッド、Wr:後輪軸荷重、hr:後輪側サスペンショ
ンのロールセンタ高さである。
上記式(4)、  (5)により、前輪側と後輪側との
両荷重移動量がフロントのスタビライザにだけ作用する
と仮定した場合、該スタビライザのたわみSsは、次式
(7)のようになる。
Ss= (ΔZf+ΔZr)/Kf  −(7)但し、
Kf:前輪側サスペンションのばね定数。
したがって、旋回走行状態への移行に伴って生じるロー
リングを、フロントのスタビライザを積極的に捩る制f
l(Active  ControlTechnolo
gy)を行なうことにより抑制する場合に必要な該スタ
ビライザの捩れ量、すなわち、第2図に示すフロントの
スタビライザバー6とロワーアーム〇との間隔である目
標ストローク量SGは、上記式(7)で定まるたわみS
Sとほぼ等しくなる。このため、目標ストローク量SG
は、上記式(7)で直接計算してもよいし、予め各車速
Vおよび操舵角θに対して演算により求めた値をマツプ
として記憶しておき、該マツプに基づいて目標ストロー
ク量SGを算出することもできる。フロントのスタビラ
イザ バー6とロワーアーム8との間隔が上記のように
算出した目標ストローク量SGとなるように連結アクチ
ュエータ9を制御すると、フロントのスタビライザバー
6の発生する捩り弾性力を走行状態に応じて変化させ、
車両のローリングを充分に抑制できる。
上記のような制御は、既述したECU3がスタビライザ
制御処理を実行することにより実現される。そこで、上
記ECU3が実行するスタビライザ制御処理を第6図(
1)、(2)、(3)に示すフローチャートに基づいて
説明する。本スタビライザ制御処理は、ECU3の起動
に伴って実行される。まず、ステップ100では、バル
ブアクチュエータ11の切換弁51および方向制御弁5
2の切換状態を示すフラグF1.F2.F3を総て埴0
に設定する処理が行われる。なお、フラグF1は切換弁
51が遮断位置51aに切り換えられたときに値Oにリ
セットされ、連通位置51bに切り換えられたときに値
1にセ・ントされる。また、フラグF2は方向制御弁5
2が第1位置52aに切り換えられたときに値0にリセ
ットされ、第2位置52bに切り換えられたときに値l
にセツトされる。さらに、フラグF3は方向制御弁52
が第1位置52aに切り換えられたときに値0にリセッ
トされ、第3位置52cに切り換えられたときに値1に
セットされる。続くステップ101では、タイマT1を
リセット・スタートする処理が行われる。次に、スーテ
ップ102に進み、車速Vおよび操舵角θを読み込む処
理が行われる。
続くステップ105〜150では、上記ステップ102
で読み込んだ車速Vおよび操舵角θに基づいて、スタビ
ライザの作用により抑制する必要がある程度の大きなロ
ーリングを生じる走行状態にあるか否かを判定する処理
が行われる。この判定は、第7図に示すような、ローリ
ングの程度を車速Vおよび操舵角θに基づいて規定した
マツプに従って行われる。すなわち、車速Vおよび操舵
角θが、第10−リング判定車速■1〜第50−リング
判定車速V5と、これらに対応して定められた第50−
リング判定操舵角05〜第10−リング判定操舵角θ1
とのマ・シブ上の交点を結線して定まるローリング発生
領域C(同図に斜線で示す。)に含まれるか否かの判定
をステップ105〜150で行なうのである。上記ステ
ップ102で読み込まれた車速Vおよび操舵角θが、上
記ローリング発生領域Cに含まれないと判定された場合
には、大きなローリングの発生は予測されないので、低
速走行、もしくは、直進走行における安定性の向上を目
的としたスタビライザの制御を行なうためにステップ1
60〜218に進む。一方、上記ステップ105〜15
0で、ステップ102で読み込まれた車速Vおよび操舵
角θが、上記ローリング発生領域Cに含まれると判定さ
れた場合には、大きなローリングの発生が予測されるの
で、ローリング抑制を目的としたスタビライザの制御を
行なうためにステップ260〜318に進む。
低速走行、もしくは、直進走行における安定性の向上を
目的とする場合に実行されるステップ160では、上記
ステップ101で計時を開始したタイマT1の計時値が
、所定基準時間TOを上回るか否かを判定し、肯定判断
されるとステップ162に進み、一方、否定判断される
と未だ充分に時間が経過していないものとして上記ステ
ップ102に戻る。低速走行、もしくば、直進走行が所
定基準時間TOを上回って継続していると判定されたと
きに実行されるステップ162では、フロントのスタビ
ライザ バー6とロワーアーム8との間隔、すなわち、
ストローク量Sを読み込む処理が行われる。続くステッ
プ164では、上記ステップ162で読み込んだストロ
ーク量Sが中立ストローク量SOを含む所定範囲内(S
o±△SO)にあるか否かを判定し、肯定判断されると
ストローク量Sを調整する必要がないものとして上記ス
テップ101に戻り、一方、否定判断されるとステップ
165に進む。なお、中立ストローク量SOとは、車輪
が車両の標準状態における懸架位置にあるときのフロン
トのスタビライザ バー6とロワーアーム8との間隔で
あり、車両諸元に基づいて予め定められた定数である。
ストローク量Sが中立ストローク量SOを含む所定範囲
内から外れており、該ストローク量Sを調整する必要が
あると判定された場合に実行されるステ・ンプ165で
は、ストローク量Sを再び読み込む処理が行われる。続
くステップ166では、ストローク量Sが中立ストロー
ク量の上限値s。
+ΔSOを上回るか否かを判定し、肯定判断されるとス
テップ16日に、一方、否定判断されるとステップ18
0に各々進む。ストローク量Sが中立ストローク量の上
限値SO+△soを上回ると判定されたときに実行され
るステップ168では、既述したフラグFl、F2が共
に値0にリセットされているか否かを判定し、肯定判断
されると未だバルブアクチュエータ11の6弁がストロ
ーク量Sを減少させるように切り換えられていないもの
としてステップ170に進み、一方、否定判断されると
既にバルブアクチュエータ11の6弁が上記のように切
り換えられているものとして上記ステップ160に戻る
。バルブアクチュエータ11の6弁がストローク量Sを
減少させるように切り換えられていないと判定されたと
きに実行されるステ・ンブ170では、切換弁51を励
磁(ON)する制御信号を出力する処理が行われる。本
処理により、切換弁51は連通位置51bに切り換わる
。続くステップ172では、上記ステップ170の処理
に伴い、フラグF1を値1にセットする処理が行われる
。次にステップ174に進み、方向制御弁52を第2位
置52bに切り換える制御信号を出力する処理が行われ
る。続くステップ176では、上記ステップ174の処
理に伴い、フラグF2を値1にセットする処理を行なっ
た後、上記ステップ165に戻る。上記ステップ170
〜176の各処理により、連結アクチュエータ9はスト
ローク量Sを減少させるよう作動する。
一方、上記ステップ166でストローク量Sが中立スト
ローク量の上限値SO+ΔSO以下であると判定された
ときに実行されるステップ180では、上記ステップ1
65で読み込んだストローク量Sが中立ストローク量S
Oを含む所定範囲内(So±ΔSO)にあるか否かを判
定し、肯定判断されるともはやストローク量Sを調整す
る必要がないものとしてステップ182に、一方、否定
判断されると未だストローク量Sの調整が必要なものと
してステップ210に各々進む。
もはやストローク量Sを調整する必要がないものと判定
されたときに実行されるステップ182では、フラグF
l、F2が共に値1にセットされているか否かを判定し
、肯定判断されるとバルブアクチュエータ11がストロ
ーク量Sを減少させるように切り換えられているものと
してステ・ンプ184に、一方、否定判断されるとステ
ップ200に各々進む。バルブアクチュエータ11がス
トローク量5t−X少させるように切り換えられている
と判定されたときに実行されるステップ184では、切
換弁51の励磁を中止(OFF)する制御信号を出力す
る処理が行われる。本処理により、切換弁51は遮断位
置51aに切り換わる。続くステップ186では、上記
ステップ184の処理に伴い、フラグF1を値0にリセ
ットする処理が行われる。次にステ・ンプ18日に進み
、方向制御弁52を第1位置52aに切り換える制御信
号を出力する処理が行われる。続くステップ190では
、上記ステップ18日の処理に伴い、フラグF2を値0
にリセットする処理を行なった後、上記ステップ101
に戻る。上記ステップ184〜190の各処理により、
連結アクチュエータ9はストローク量Sを現状維持する
よう作動する。
一方、上記ステ・ンブ182でバルブアクチュエータ1
1がストローク量5t−1少させるように切り換えられ
ていないと判定されたときに実行されるステップ200
では、フラグFl、F3が共に値1にセットされている
か否かを判定し、肯定判断されるとバルブアクチュエー
タ11がストローク量Sを増加させるように切り換えら
れているものとしてステップ202に進み、一方、否定
判断されるとバルブアクチュエータ11はストローク量
Sを現状維持するよう切り換えられているものとして上
記ステップ101に戻る。バルブアクチュエータ11が
ストローク量Sを増加させるように切り換えられている
と判定されたときに実行されるステップ202では、切
換弁51の励磁を中止(OFF)する制御信号を出力す
る処理が行われる。本処理により、切換弁51は遮断位
置51aに切り換わる。続くステップ204では、上記
ステップ202の処理に伴い、フラグF1を値Oにリセ
・ン卜する処理が行われる。次にステップ206に進み
、方向制御弁52を第1位置52aに切り換える制御信
号を出力する処理が行われる。
続くステップ20日では、上記ステップ206の処理に
伴い、フラグF3を値0にリセットする処理を行なった
後、上記ステップ101に戻る。上記ステップ202〜
20日の各処理により、連結アク子ュエータ9はストロ
ーク量Sを現状維持するよう作動する。
一方、上記ステップ180で、未だストローク量Sの調
整が必要なものと判定されたときに実行されるステップ
210では、既述したフラグFl。
F3が共に値0にリセットキれているか否かを判定し、
肯定判断されると未だバルブアクチュエータ11の6弁
がストローク量Sを増加させるように切り換えられてい
ないものとしてステップ212に進み、一方、否定判断
されると既にバルブアクチュエータ11の6弁がストロ
ーク量Sを増加させるように切り抛えられているものと
して上記ステップ165に戻る。バルブアクチュエータ
11の6弁がストローク量Sを増加させるように切り換
えられていないと判定されたときに実行されるステップ
212では、切換弁51を励磁(ON)する制御信号を
出力する処理が行われる。本処理により、切換弁51は
連通位置51bに切り換わる。続くステップ214では
、上記ステップ212の処理に伴い、フラグF1を値1
にセットする処理が行われる。次にステップ216に進
み、方向制御弁52を第3位置52cに切り換える制i
卸信号を出力する処理が行われる。続くステップ218
では、上記ステップ216の処理に伴い、フラグF3を
値1にセットする処理を行なった後、上記ステップ16
5に戻る。上記ステ・ンプ212〜218の各処理によ
り、連結アクチュエータ9はストローク量Sを増加させ
るよう作動する。
一方、上記ステップ105〜150でローリング抑制を
目的としたスタビライザの制御を行なうと判定された場
合に実行されるステップ260では、車速Vおよび操舵
角θを読み込む処理が行われる。続くステップ261で
は、目標ストロークff1sGを、既述した式(7)、
もしくは、該式(7)に基づいて予め作成されたマツプ
を使用して算出する処理が行われる。次にステップ26
2に進み、フロントのスタビライザ バー6とロワーア
ーム8との間隔、すなわち、ストローク量Sを読み込む
処理が行われる。続くステップ264では、上記ステッ
プ262で読み込んだストローク量Sが目標ストローク
量SGを含む所定範囲内(SG±ΔSG)にあるか否か
を判定し、肯定判断されるとストローク量Sを調整する
必要がないものとして上記ステップ101に戻り、一方
、否定判断されるとステップ265に進む。
ストローク量Sが目標ストローク量SGを含む所定範囲
内から外れており、該ストローク量Sを調整する必要が
あると判定された場合に実行されるステップ265では
、ストロークtSを再び読み込む処理が行われる。続く
ステップ266では、ストローク量Sが目標ストローク
量の上限値SG+ΔSGを上回るか否かを判定し、肯定
判断されるとステップ26日に、一方、否定判断される
とステ・ンブ280に各々進む。ストローク量Sが目標
ストローク量の上限値SG+ΔSGを上回ると判定され
たときに実行されるステップ26Bでは、既述したフラ
グF1.F2が共に値0にリセットされているか否かを
判定し、肯定判断されると未だバルブアクチュエータ1
1の6弁がストローク量Sを減少させるように切り換え
られていないものとしてステップ270こと進み、一方
、否定判断されると既にバルブアクチュエータ11の6
弁が上記のように切り換えられているものとして上記ス
テップ265に戻る。バルブアクチュエータ11の6弁
がストローク量Sを減少させるように切り換えられてい
ないと判定されたときに実行されるステ・ンブ270で
は、切換弁51を励磁(ON)する制御信号を出力する
処理が行われる。本処理により、切換弁51は連通位置
51bに切り換わる。続くステップ272では、上記ス
テップ270の処理に伴い、フラグF1を値1にセ・ン
卜する処理が行われる。次にステップ274に進み、方
向制御弁52を第2位置52bに切り換える制御信号を
出力する処理が行われる。続くステップ276では、上
記ステップ274の処理に伴い、フラグF2を値1にセ
ットする処理を行なった後、上記ステ・ンブ265に戻
る。上記ステ・ンブ270〜276の各処理により、連
結アクチュエータ9はストローク量Sを減少させるよう
作動する。
一方、上記ステップ266でストローク量Sが目標スト
ローク量の上限値SG+ΔSG以下であると判定された
ときに実行されるステップ280では、上記ステップ2
65で読み込んだストローク量Sが目標ストローク量S
Gを含む所定範囲内(SG±ΔSG)にあるか否かを判
定し、肯定判断されるともはやストローク量Sを調整す
る必要がないものとしてステップ282に、一方、否定
判断されると未だストローク量Sの調整が必要なものと
してステップ310に各々進む。
もはやストローク量Sを調整する必要がないものと判定
されたときに実行されるステップ2日2では、フラグF
1.F2が共に値1にセットされているか否かを判定し
、肯定判断されるとバルブアクチュエータ11がストロ
ーク量Sを減少させるように切り換えられているものと
してステップ284に、一方、否定判断されるとステ・
ンプ300に各々進む。バルブアクチュエータ11がス
トローク量Sを減少させるように切り換えられていると
判定されたときに実行されるステップ284では、切換
弁51の励磁を中止(OFF)する制御信号を出力する
処理が行われる。本処理により、切換弁51は遮断位置
51aに切り換わる。続くステ・ンプ286では、上記
ステップ284の処理に伴い、フラグF1を値0にリセ
ットする処理が行われる。次にステップ288に進み、
方向制御弁52を第1位置52aに切り換える制御信号
を出力する処理が行われる。続くステ・ンプ290では
、上記ステ・ンブ28日の処理に伴い、フラグF2を値
0にリセットする処理を行なった後、上記ステ・ンプ1
01に戻る。上記ステップ284〜290の各処理によ
り、連結アクチュエータ9はストローク量Sを現状維持
するよう作動する。
一方、上記ステップ282でバルブアクチュエータ11
がストローク量Sを減少させるように切り換えられてい
ないと判定されたときに実行されるステップ300では
、フラグF1.F3が共に1直1にセットされているか
否かを判定し、肯定判断されるとバルブアクチュエータ
11がストローク量Sを増加させるように切り換えられ
ているものとしてステップ302に進み、一方、否定判
断されるとバルブアクチュエータ11はストローク量S
を現状維持するよう切り換えられているものとして上記
ステップ101に戻る。バルブアクチュエータ11がス
トローク量Sを増加させるように切り換えられていると
判定されたときに実行されるステップ302では、切換
弁51の励磁を中止(OFF)する制御信号を出力する
処理が行われる。本処理により、切換弁51は遮断位置
51aに切り換わる。続くステップ304では、上記ス
テップ302の処理に伴い、フラグF1を埴0にリセッ
トする処理が行われる。次にステップ306に進み、方
向制御弁52を第1位置52aに切り換える制御信号を
出力する処理が行われる。
続くステップ308では、上記ステップ306の処理に
伴い、フラグF3を値0にリセットする処理を行なった
後、上記ステップ101に戻る。上記ステップ302〜
308の各処理により、連結アクチュエータ9はストロ
ーク量Sを現状維持するよう作動する。
一方、上記ステップ280で、未だストローク量Sの調
整が必要なものと判定されたときに実行されるステップ
310では、既述したフラグFl。
F3が共に値0にリセットされているか否かを判定し、
肯定判断されると未だバルブアクチュエータ11の6弁
がストローク量Sを増加させるように切り換えられてい
ないものとしてステップ312に進み、一方、否定判断
されると既にバルブアクチュエータ11の6弁がストロ
ーク量Sを増加させるように切り換えられているものと
して上記ステップ265に戻る。バルブアクチュエータ
11の6弁がストローク量Sを増加させるように切り換
えられていないと判定されたときに実行されるステップ
312では、切換弁51を励磁(ON)する制御信号を
出力する処理が行われる。本処理により、切換弁51は
連通位置51bに切り換わる。続くステ・ンプ314で
は、上記ステ・ンプ312の処理に伴い、フラグF1を
値1にセットする処理が行われる。次にステップ316
に進み、方向制御弁52を第3位置52cに切り換える
制御信号を出力する処理が行われる。続くステップ31
8では、上記ステップ316の処理に伴い、フラグF3
を値lにセットする処理を行なった後、上記ステップ2
65に戻る。上記ステップ312〜318の各処理によ
り、連結アク子ュエータ9はストローク量Sを増加させ
るよう作動する。以後、本スタビライザ制御処理は所定
時間毎に、上記ステップ101〜318を繰り返して実
行する。
なお本実施例において、油圧源10と連結ユニット12
とが捩れ量調節手段M1に、車速センサ3が車速検出手
段M2に、操舵角センサ4が操舵角検出手段M3に各々
該当する。また、ECU5および該ECU3の実行する
処理のうちステップ(105〜150)が判定手段M4
として、ステップ(162〜218)が保持手段M5と
して、ステップ(260〜318)が制御手段M6とし
て各々機能する。
以上説明したように本実施例は、車速Vと操舵角θとが
予め定められたローリング発生領域Cに含まれないと判
定された場合には、フロントのスタビライザ バー6と
ロワーアーム8との間隔であるストローク量Sが予め定
められた中立ストローク量SOを含む所定範囲内の一定
値となるように連結ユニ・ント12を駆動し、一方、車
速■および操舵角θがローリング発生領域Cに含まれる
と判定された場合には、ストローク量Sが上記車速Vお
よび操舵角θに応じて定まる目標ストローク量SGを含
む所定範囲内の値となるように連結ユニット12を駆動
するよう構成されている。このため、直進走行状態にお
いてもスタビライザが作用するので、低速走行、もしく
は、直進走行における安定性を向上できると共に、旋回
走行状態においては、車速Vおよび操舵角θに応じてス
タビライザの、所謂アクティブ制御を実現できるため、
極めて効果的なローリング抑制制御ができる。
また、例えば、道路の目地等、凹凸を有する路面を高速
直進走行した場合でも、スタビライザは有効に作用する
ため、修正操舵を頻繁に行なう必要がなくて済むので、
運転者の負担を軽減でき、車両の運転性も向上する。
さらに、旋回走行状態ではスタビライザの、所謂アクテ
ィブ制御を行なうため、車体の傾斜を抑制するのに充分
な復元力を生じ得るので、ロール角を常時はぼ零に制御
でき、車両の操縦性・安定性および乗り心地も飛躍的に
向上する。
行、a!1ijfi:  fWl、tN、、?fWl1
mff巳多WV!j!するように作用してしまうことを
防止でき、スタビライザによるローリング抑制制御の信
頼性を高めるので、極めて有効である。
また、直進走行時でもスタビライザを作用させるため、
例えば、車載時に、乗員や積載貨物等が偏在しても、重
心の移動による車両の傾きを最小限に低減できる。
なお、本実施例では、連結アクチュエータ9をフロント
のスタビライザ バー6の左取付部と左前輪7のロワー
アーム8との間に介装するよう構成した。しかし、例え
は、フロントのスタビライザ バー6の右取付部と右前
輪13のロワーアーム14との間、リアのスタビライザ
 バー16の左取付部と左後輪17のロワーアーム1日
との間、リアのスタビライザ バー16の右取付部と右
後輪20のロワーアーム21との間の何れか1箇所、も
しくは、全ての箇所に連結アクチュエータを介装するよ
う構成しても、上記実施例と同様な効果を奏する。特に
、スタビライザ バーの左右両側に連結アクチュエータ
を介装するよう構成した場合は、連結アクチュエータの
ストローク量を約1/2に低減でき、制御の応答性が向
上する。
また、本実施例では目標ストローク量SGは、既述した
式(7)で定まるたわみSsとほぼ等しいものとして該
目標ストローク量SGを算出するよう構成した。しかし
、例えば、機構部の機械的損失や連結アクチュエータの
応答性等を考慮して、目標ストローク量SGをたわみS
sよりやや大きく設定するよう構成してもよい。この場
合、目標ストローク量SGは、例えば、たわみSsに所
定係数を掛けて算出することもできる。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこの
ような実施例に同等限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様で実施し
得ることは勿論である。
1旦二塾! 以上詳記したように本発明のスタビライザ制御装置は、
直進走行状態には、スタビライザの捩れ量を中立捩れ量
に保持し、一方、旋回走行状態には、スタビライザの捩
れ量を該旋回走行状態に応じて定まる目標捩れ量に調節
するよう構成されている。このため、直進走行状態にお
いてはスタビライザから左右両輪にほぼ等しい復元力を
供給できるため、車両の安定性を向上できると共に、旋
回走行状態においてはスタビライザの捩れにより生じる
弾性エネルギを積極的に発生させて復元力を得るので、
旋回走行に伴って生じる車両のローリングを充分に抑制
できるという優れた効果を奏する。
また、凹凸を有する路面を高速直進走行した場合でも、
スタビライザは有効に作用して所定の復元力を発生する
ため、車輪の接地性の向上により、修正操舵を行わなく
ても済むので、運転者の負担を軽減できる。
さらに、旋回走行した場合には、該旋回走行時の車速お
よび操舵角に応じて定まる目標捩れ量だけスタビライザ
を積極的に捩って捩り弾性力を発生させることにより車
体の傾斜を抑制する方向の適切な復元力を得るため、ロ
ール角を富時はぼ零に制御できるので、車両の操縦性・
安定性および乗り心地も飛躍的に向上する。このことは
、悪路での旋回走行状態にあっても、左右車輪の懸架位
置に差を発生させて車両のローリングを増長するといっ
た問題を生じることなく、スタビライザによるローリン
グ抑制制御の信頼性を高めるので、特に有効である。
また、直進走行時でもスタビライザを作用させるため、
例えば、乗員や積載貨物の車載位置の片寄りに起因する
車両姿勢の傾斜も最小限に抑制できるという利点を生じ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の内容を概念的に例示した基本的構成図
、第2図は本発明一実施例のシステム構成図、第3図は
同じくその連結ユニ・ントの構成を示す説明図、第4図
は同じくその電子制御装置の構成を示すブロック図、第
5図は同じくその車両の旋回走行状態における諸量の関
係を示す説明図、第6図(1)、(2)、(3)は同じ
くその制i卸を示すフローチャート、第7図は同じくそ
の車速と操舵角との関係を規定したマツプを示すグラフ
である。 Ml ・・・ 捩れ量調節手段 M2 ・・・ 車速検出手段 M3 ・・・ 操舵角検出手段 M4 ・・・ 判定手段 M5 ・・・ 保持手段 M6 ・・・ 制御手段 1 ・・・ スタビライザ制御装置 3 ・・・ 車速センサ 4 ・・・ 操舵角センサ 5 ・・・ 電子制御装置(E CU)5a ・・・ 
CPU 10 ・・・ 油圧源 12 ・・・ 連結ユニット

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車両の左右車輪を支持する両ばね下部材を結合する
    スタビライザの捩れ量を、外部からの指令に従って調節
    する捩れ量調節手段と、 上記車両の速度を検出する車速検出手段と、上記車両の
    操舵角を検出する操舵角検出手段と、上記車速検出手段
    の検出した車速および上記操舵角検出手段の検出した操
    舵角に基づいて、上記車両の走行状態が、所定車速以上
    の車速であり、かつ、所定操舵角以上の操舵角である旋
    回走行状態にあるか、あるいは、所定車速未満の車速で
    あり、かつ、所定操舵角未満の操舵角である直進走行状
    態にあるかを判定する判定手段と、 該判定手段により直進走行状態にあると判定されたとき
    は、上記スタビライザの捩れ量を、上記車両の左右車輪
    の懸架位置を等しくする中立捩れ量に保持する指令を上
    記捩れ量調節手段に出力する保持手段と、 上記判定手段により旋回走行状態にあると判定されたと
    きは、上記スタビライザの捩れ量を、上記車速検出手段
    の検出した車速および上記操舵角検出手段の検出した操
    舵角に応じて決定した目標捩れ量に変更する指令を上記
    捩れ量調節手段に出力する制御手段と、 を備えたことを特徴とするスタビライザ制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005049344A1 (ja) * 2003-11-19 2005-06-02 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha サスペンション制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005049344A1 (ja) * 2003-11-19 2005-06-02 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha サスペンション制御装置

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