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JPS63278515A - 吸着性粉体を挾入した流体清浄用シ−ト - Google Patents

吸着性粉体を挾入した流体清浄用シ−ト

Info

Publication number
JPS63278515A
JPS63278515A JP62116393A JP11639387A JPS63278515A JP S63278515 A JPS63278515 A JP S63278515A JP 62116393 A JP62116393 A JP 62116393A JP 11639387 A JP11639387 A JP 11639387A JP S63278515 A JPS63278515 A JP S63278515A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
sheet
heat
cleaning sheet
sheets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62116393A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Toda
準二 戸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IDEYASUSHI SHOJI KK
YAHATA BUSSAN KK
Original Assignee
IDEYASUSHI SHOJI KK
YAHATA BUSSAN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IDEYASUSHI SHOJI KK, YAHATA BUSSAN KK filed Critical IDEYASUSHI SHOJI KK
Priority to JP62116393A priority Critical patent/JPS63278515A/ja
Publication of JPS63278515A publication Critical patent/JPS63278515A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ニド産業上の利用分野 本発明は気体および液体よりなる流体を清浄するための
吸着性粉体を挟入した清浄用シートに関するものである
*従来の技術 機械装置の潤滑油、金属切削、圧延及び延伸の為の冷却
・潤滑剤、トランスなど電気器具の絶縁油、機械装置の
油圧操作油などの油は、使用過程で金属摩耗粉など浮遊
固形物の蓄積、加熱などの作用に因る科学的劣化、空気
中の酸素に因る酸化劣化、自己変性、水の混入などに因
り汚染し、正常の作用効果に弊害を及ぼす原因となる。
従って管理上、一定のU*を設【プて、新油と交換して
いるのが実情である。
また食用油は通常の油食品に用いられる植物油(菜種油
、ごま油、大豆油、コーン油、パーム油、Aリーヴ油、
ビーナツツ油など)、動物性油(バター、ラードなど)
及び加工油(マーガリンなど)の油は、使用過程で酸化
劣化物、不飽和化合物の重合物、分解低分子り機酸など
が発生し、食品の風味や色などに好ましくない影響を及
ぼし、更に食品加工中に「蟹泡」といわれる加熱油の発
泡現象の原因となる。従って一般には、一定の基準を設
けて、廃棄処分をしている。
塗装などの部品洗浄工程で使用される洗浄液、プリント
基盤などエツチング処理後の洗浄液など、生産工程で使
用される洗浄液などは使用経過と共に自効成分が腐敗、
劣化し、正常の機能が低下する。従って通常は一定の使
用期間を経ると廃棄処分し、新剤と交換している。
さらに生産設備の操作に使用される空気、例えば、エア
ー・シリンダー、エアー・モーター、エアー・スイッチ
、エアー・プレスなどに使用される高圧空気はいずれも
コンプレッサーが使用され、油ミスト及びドレーンの混
入を伴い、これらが作動部にイ」省したり配管系を腐食
して正常な作動を阻害する場合が多い。従って通常はコ
ンプレッサーの句属設備として空気正常化装置を備えて
いる。
しかしながら中小E’A IJN及び土木作業など野外
で使用される可搬式のコンプレッサーの場合には、この
ような空気清浄化設備を備えていない場合が多い。
汚染した油、洗浄液、空気などを吸着機能をhする清浄
ろ通係により清浄するものとして特1昭60−4811
0、特開昭59−70557、持回[60−17911
1、特開昭60−51576が知られ′τいる。
特開昭60−48110は吸着機能材をシート物に固定
化し、吸着機能Hによる有害ガスや臭気の吸着除去ある
いは除湿および適度の給湯を目的とし、空調用1.排水
処理に供するものである。この発明は金属、ガラス繊維
などからなる網状物を心材として使用し、この網状物を
加熱して、その表面に熱溶融性樹脂を溶着せしめ、溶融
状態にある樹脂に吸着活性礪能物を何着せしめる7J法
を開示している。   ・ 特開1[(59−70557は、吸着機能材を挟入した
積層シートに関するものである。この発明には、シート
をどのような分野に適用するか具体例を示していないが
、活性炭素及び吸水性樹脂を使、用していることから、
「物質の吸着分離」に供するものであることが推定され
る。液体またはペースト状の接着剤の中に活性炭素を混
入してシート表面に塗布し、シートを貼合わせると接着
剤が活性粉体物を被覆して失活してしまうので、この発
明では、シートの表面に予め液状の接着剤を塗布し、そ
の」二に粉体を敗イUしてイ」着せしめ過剰量の粉体を
除く方法で固定することを創作した。予めシートに塗布
する接着剤は液状またはペースト状のものが主な対象と
なるが、熱可塑上樹脂の粉体を予め散布し、それを溶融
せしめて、その上に活性炭素を散布して固定する方法に
ついても開示している。
特開昭60−17911もガス吸着性を有する活性炭素
または活性炭素繊維を用いた、有毒ガスと除塵性能を有
する空気清浄化フィルターに関するものである。このフ
ィルターは空気清浄化のみを対象として、空気中の右毒
ガスおよび浮遊物の除去を目的として、除去剤として活
性炭素に限定したものである。
吸着活性物をシート構造物に固定する方法として段ボー
ルの波状@漬物と空間とからなる構造体に組み合わせに
より空気ろ週休を製造する方法を開示している。
ニド発明が解決しようとする問題点 特開昭59−70557のように接着剤を用いる方法で
は吸着機能材に接着剤が接触し、ある程度漏れが起こる
。そう、でなければ、吸71機能材は固定されずに脱落
するはずであり、接着剤を使用する方法では吸着粉体物
の礪能失活は避けられない。またこの方法によれば熱溶
融性樹脂が接着剤として作用するためには液状に溶融し
ていなければならず、液状にずれば多孔性シートの空隙
を充填し、フィルム化するので、ろ過性を阻害するもの
と思われる。従って被清浄化物との接触が阻害されるた
め、吸着除去効果が減少する。また吸着剤としては、活
性アルミナ、活性白土、ゼオライトなどの微粉体は吸着
活用が強いために接着剤の影響を受【プやすいので、活
性炭素に限定せざるを得ない。また用途面でも接着剤が
溶出しない系でのみ使用が可能となる。従って液体清浄
には供し得ないと考えられる。特開昭60−48110
の方法は、綱状物を吸着性粉体物の担体とし、吸着粉体
物を固定する方法として熱溶着−性樹脂を使用している
が、この場合も、前記の場合と同様に、吸着性粉体物が
溶融樹脂により被覆される恐れがある。また、予め綱状
物に溶融状態の樹脂を付けてJ3かなければならないた
め網状物は耐熱性の物、例えばガラス繊組、金属といっ
たものに限定される。担体構造体が網状であるため、こ
のろ週休はかなり粗い空隙を有すると想像され、従って
被清浄化物との接触面積は小さくそれだけ吸着除去の効
果は減するものと思われる。ざらにこのろ週休を実際の
使用に供する際には何等かの成型加工を施して、カート
リッジのような構造体にして簡易使用を可能にする必要
があるが、ろ週休の素材が耐熱性のもの、ガラスまたは
金属で構成されるため、成型加工があまり安易ではない
。従ってろ週休が適用される分野が限定されてしまう。
ざらに溶融樹脂から気体性物が発生し、吸着剤に吸着し
、吸着活性力が失活する恐れもある。特開昭60−17
9111は空気の清浄化のみに使用目的が限定され、シ
ートへの吸着機能材の固定方法は示されていない。
本発明は、以上の問題点をrN決し、広範囲の流体の清
浄化に供しくJ1吸着活性を失活することなく固定でき
る流体清浄用シートを提供することを目的としている。
ニド問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、熱溶融性をすI′
りる上下2枚の紙状多孔性シート物間に吸着性粉体が5
〜90%挿入8れ、両シート物の熱溶着により吸着粉体
を挟入し固定している。
また、多孔性シートは熱溶着giM分く例えばポリオレ
フィン系合成繊維、ポリエステル系合成繊維、ポリアミ
ド系合成繊維などの単独または複数混合物)が20〜8
0%、非熱溶着性繊維(例えば木材パルプ、コントンリ
ンター、レーヨン、石綿、ロックウール、ゲラスフ7/
イバー、カーボンフ7・イバーの単独または複数混合物
)が80〜20%からなる混合繊維であることが好まし
い。
また、吸容性粉体に熱溶容性樹脂(例えばポリオレフィ
ン系合成樹脂、ポリエステル系合成樹脂、ポリアミド系
合成樹脂、塩化ビニル系合成樹脂など)の微粉体を5〜
30fflffi%混合してもよい。
ニド作 用 本発明は、接着剤を用いずに吸着性粉体を固定する方向
として、熱接合性を利用したもので、多孔性シートに熱
接合性を有する熱溶融性繊維を混・抄することにより多
孔性シートに自己接合性が(−J与される。このような
シートを上下に用い、その間に吸着性粉体間バ で圧着すれば上下のシートは自己接合機能により接着し
、吸着f[粉体番ユ挟入、固定される。このように吸着
性粉体を固定するのに加熱処理を伴うため、この過程で
活性機能が賦活され、吸着性粉体の機能を有効に生かづ
°ことができる。
シート間に挟入される吸着性粉体の丘は被清浄化流体の
汚染情況に合わせて増減する。従って比較的汚染度が低
い場合には被除去成分も少ないので吸着粘性剤の必要は
少なくて済むが汚染度が高い場合には、被除去成分が多
いため吸る剤を多く含むものが適用される。さらに被除
去成分が難吸着性である場合も吸着剤との接触機会を増
やすために吸着剤の多いものが適用される。
熱溶着性繊維と非熱溶着性1a緒との混合割合を変える
ことはシートの空隙率と関係がある。丈なわら、熱溶着
性繊維が多いと繊維同志が溶着してフィルム化し、空隙
率が減少する。空隙率が減少りるとそれだ4)流体の圧
損が大きくなるので、粘性の高い流体の場合には圧損の
少ない、つまり空隙率の大ぎいものが適用公れる。被除
去成分との接触を密にしたいときには空隙率の小さ′い
ものが適用される。また精密除去の場合には、被除去成
分との接触をら密にする必ばかあり、その為に細空隙率
のものが適用される。熱溶融性の物質の融点以下で熱処
理すれば、液状にならず、軟化して接合強度に関与する
。さらに熱溶融性物の粉体粒度を吸着f1粉体の粒度よ
り大きくしてd月ノば吸着機能を阻害することなく接合
強度を高めると共に吸着性粉体間に空隙を与えることが
できる。従って清浄化される流体の流れを良くし、かつ
、接触を助【プるため、吸着除去の効果を高めることが
可能である。
シート物の坪量は使市形態に伴っ°で変化させる。
このシート物は一般にはトイレットベーパーのように巻
き込み、断面の方向に被清浄化流体が流れるようにして
用いられている。従って坪量が小8いシートの場合には
、薄いので巻き込みはら密になり流体の圧損は大になり
、ろ過機能も大きくなり、浮遊固形物の除去など精密清
浄に適する。坪量が大ぎくなればシートは厚くなり谷ぎ
込みは疎となり流体の流通速度を高める場合に適する。
また、シートの熱圧着処理に凹凸ロールを用いれば、シ
ート面は凹凸し、突起が生じるので、流体はジグザグな
流路を通ってろ週休内部を流れ、流体同士の衝突、シー
ト内への侵入などを起こさせ、吸着活性物との接触に効
果的に作用する。さらにシートが凹凸していれば、それ
だ【プシート表面の面積は拡大し、被清浄化流体との接
触部が拡大し、吸着効果に有効に作用する。
吸着性粉体に熱溶着性樹脂を混入り−るのは、吸着性粉
体と熱溶着性シートとの固定強度を高めるためであるが
、過剰に使用りることは吸着性粉体の吸着活f1を失活
させる原因となり得るので、熱溶着性樹脂を混入する場
合にはその使用最は必要最少限に抑えられるべきである
。また熱溶着性樹脂は吸着性粉体間に介在して吸着活性
部に空隙を与え、被清浄化流体の侵入を助け、接触機会
を増大させる。
本実施例 実施例1 コツトン・リンターパルプ75SJ、ポリオレフィン系
合成パルプ(チッソ株式会社製ES繊維)75g及びP
VA接合繊維(株式会社クラレ製フィブリボンドVPB
−105)3gを水20J2に分散し、しかる後にこれ
よりIJ2を採り、通常の角型シートマシンを使い25
 X 25 ctAのシートを形成する。この際、抄線
バット中に5〜10ppm相当のポリエヂレンオキサイ
ド系繊維分散剤(開成化学工業製、アルコックス)を添
加して紙質の均等化を計った。しかる後に、回転ドライ
A7−にて、100〜110℃、1分間処理して乾燥し
た。平均坪量は110〜120tJで、厚さ0゜5Mで
ある。
かくして得られたシートについて、150℃、100N
ff・crx (線圧)で、エンボシングロールd3よ
び平板ロールを使用して熱処理を行った。この時ノ?l
1ilrA破裂(JIS  P8112ミ1−Liン破
裂試験)と吸水度(JIS  P8141クレム法)°
を比較し、その結果を第1表に示した。ここで、湿潤破
裂強度は供試体を20℃の水に5時門浸漬し、しかる俊
に供試体に(J=iした過剰の水分を除去して、所定の
測定に何した。結果より知られるように熱処理により自
己接合して、耐水強度が増加することは明らかである。
さらにエンボス処理を施すことで、吸水性を大きく犠牲
にせずに耐水強度をイ]与し得ることは明らかである。
すなわら、吸水度が良いことはそれだ【プシートの空隙
率が高いことの現れであり、熱処理によりフィルム化の
傾向がある平板ロール処理の吸水度が低下していること
と比較すれば、より明らかとなる。
第1表 実施例2 実施例1と同様に、コツトン・リンターパルプ(実施例
1に同じ)75g、ポリエチレン合成パルプ(三月石油
化学工業製、SWP#400)75g及びPVA接着性
繊維(実施例1と同じ)3シを用い実施例1と同様にし
てシートを作成゛する。
このようにしてItjられたシートは平均坪9100〜
1209、厚さ0.3〜0.4IrvI&である。実施
例1との違いは、実施例1で用いたlEs&Ili維が
糸状であり、融点が約150℃の複合繊維(芯材がポリ
プロピレンで表面をポリエチレンで被覆したもの)であ
るのに対し、本実施例のSWPは不定形のパルプ状のポ
リエチレンであり、融点は12〜138℃であり、シー
ト化したときの厚みが薄くなる傾向にある。従って実施
例1では熱接合性繊維は加熱処理を受けても繊維形状を
保ら、シートはかさ高な多孔性を有する不織イ5状を呈
するが、実施例2では紙状のシートになる傾向を有(る
従って、実施例1のシートに比べて実施例2のシートは
精密ろ過に供にすることが可能となる。
実施例1と同様に、熱処理を施工した結果を第2表に示
した。この結果からも知られるようにエンボス処理の方
が多孔性を保つ傾向にあることが判る。
第2表 実施例3 実施例1および実施例2の多孔性シートについて、段ボ
ール状の波状M4造を付与し、波状の山の圧縮強度を検
問した。すなわち、段ボール・コルゲータ−を使用し、
加工湿度を変えて、100Kg・r:m (線圧)にて
コルゲートし、同質の平板シートに貼り合わせ、片面段
ボール状の供試体を作成した。接着剤はエチレン酢酸ビ
ニル系のものを使用した。かくして10られたシートを
5 X 5 crAの大ぎさに採り、通常の圧縮試験機
を用いて、平面圧縮強度を測定し、波状の成型強度を比
較し、その結果を第3表に示した。併せて対薬品性をみ
るために波状部分を剥がし、5%の可性ソーダ液、10
0℃′に10分間g2潰して強度劣化を試み、しかる後
に実施例1および実施例2にて行ったのと同じ方法で湯
側破裂強度を比較し、その結束を第4表に示した。
これらの結果からも知られるように、本発明の方法によ
れば熱成型性と同時に熱接着性及び対薬品性が付与され
ることが判る。
第3表 第4表 実施例4 実施例18よび実施例2の多孔性シートについで、活性
アルミナ(日軽化工株式会社製)を挟入固定した。写真
印画紙の乾燥用回転ドライヤーの全面に30メツシユの
金網を巻き、その凹凸を利用してエンボスφロールとし
た。80メツシユの「ふるい」に活性アルミナを入れ、
振動して1枚のシート上に活性アルミナを均等に改作し
た。しかる後に、その−りにシートを置き、金網被覆の
熱回転ロールの岡に挿入して加圧する方法を採った。
活性アルミナの母は1(1/mとし、加熱加圧ロールの
線圧を一定として(5ONff・1)、加熱温度を変え
て固定強度を検問した。ずなわら、通常の「引っ張り試
験機」を用いて積層された。F下のシートを引6°剥が
ず時の「引っ張り強度」を以って固定強度の評価とした
。この結果を第5表に示した。4j1ぜて、シートの多
孔ttをみるために、実施例1 tjよび実施例2の吸
水度を以って評価し、ざらに透気度(JIS  P81
17の方法)を測定して空隙率の評価とした。吸水度の
試験結果を第6表に、透気度の試験結果を第7表に示し
た。
結果より知られるように、本発明の方法を適用すれば、
吸着活性物質に特別の処理を施さなくても固定すること
が可能であり、シートの空隙率を大きく犠牲にすること
がないことが判る。
第5表 第6表 第7表 実施例5 実施例4の方法を更に改善することを検詞した。
即ら、実施例4の方法で適用した吸霜性物に熱溶着性の
粉体物を混入して挟入固定の強度を向上せしめる方法で
ある。実施例4の方法に準随し、吸着活性物に粉体状の
ポリ1ヂレンの母を変えて況大したときの機能変化を検
討した。第8表には固定強度を示す層間剥離強度の結果
を、第9表には空隙率の評価として透気度のv1果を示
した。結果から知られるように、本発明の方法を適用す
れば、実施例4の機能を大ぎく変えることなく、挟入固
定強度を向−11せしめることが可能であることが判る
第8表 第9表 実施例6 実施例4および実施例5の吸着活性シートについて、劣
化油の精製について検Hした。即ら、潤滑油の酸化度を
測定して精製度の目支とした。一般に油脂は熱、空気(
M素)及び自己劣化などの影響を受けて分解して遊離脂
肪酸を生ずる。従って、遊離脂肪酸の多寡が劣化の目安
となる。酸価とは、どの遊離脂肪酸の舟を示す値であり
、油脂1SJ中に含有する遊離脂肪酸を中和づるに要す
る苛性カリのη数である。
実施例4および実施例5の130℃処理シートを供試体
として10×10cdの大きさに採り、供試油200c
cに20℃、60分間浸漬した。この際、静かに攪拌を
して、供試体同士の接触を良くするようにした。しかる
後、処理油について通常の油脂分析法にヰき、酸価を測
定した。併せて従来技術で知られている接着剤による固
定方法を適用したものと比較した。即ち、活性アルミナ
500びを使用し、水450ccにトリポリリン酸ンー
ダ5gを溶融し、しかる侵に活性アルミナ(日経金製)
を分散し、SBRラテックス(日本合成ゴム製>10g
(固形分)を加えて調整されたペースト状物を、130
℃で熱平板ロール処理した実施例1及び実施例2のシー
トに付着率5%(固形分)として含浸処理し、100〜
120℃で乾燥して得られるシー・トについて上記と同
様の方法で試験した。この結果を第10表に示した。結
果より知られるように、本発明の方法によれば、速やか
に遊離脂肪分を吸着除去することが可能であることが明
らかである。ここで供試体部は真空ポンプ用!111滑
油で某工場の廃油を用いた。また酸価の測定は試料5〜
10gを精坪し、中性ベンゼン・アルコール(2: 1
 )混合液に溶解し、2%アルカリプリュー6B溶液(
アルコール溶媒)を指示桑とじN/10アルコール性苛
性カリにて滴定し、次式にて口出される値を酸価とした
酸価−(滴定CC) X (N/10句性カリの実質力
価:5.611> / (試料fns> 第10表 実施例7 実施例6では鉱物油(真空ボン7ffl潤滑油)につい
’RJ能評価したものである。本実施例では、劣化した
食用油(菜種油)の精製に?3II′1Jるものである
。実施例6と同様の方法で酸価の試験を行っl、:。供
試シートは実施例6のシートである。結果を第11表に
示した。結果から知られるように、本発明の方法によれ
ば食用油の精製も可能であることは明らかである。なお
供試体部は一般家庭の°デンプラ廃油を用いた。
第11表 実施例8 実施例6および実施例7の供試体部について水分除去を
試験した。実施例6及び実施例7で試験したシートを使
用し、幅5cm、長さ50Cr!1に採り、スパイラル
に巻6°、円筒に挿入固定し、断面り向にス4し、廃油
200ccを自然型ツノ法で流し込み、通過した油につ
いて水分を測定した。水分測定は次のようにして測定し
た。供試油5〜10gを精坪し、10〜’15ccの無
水アルコールと共に湯煎上にて熱し、表面の泡沫が消失
するまで加熱し、しかる俊に重量@失を以て水分とした
。結果を第12表に示した。結果より、本発明の方法に
よれば廃油中に混入した水分除去にも効果がおることが
判る。
第12表 実施例9 実施例6の試験に供したシートについで、気体中に混入
したガス状成分の吸着除去の機能を検t]した、モデル
としてアンモニア及びトリメデルアミンを用いて、その
除去を試みた。供試シートを幅50、長さ100cmに
採り、前記のガス成分を一定但混入した密閉容器(デシ
ケタ゛−)の中に軽く丸めて挿入し、設定時間毎に密閉
容器中のガス成分を定示し、減量を以てシートに吸着さ
れたものとした。ガス成分を定mは通常のガス検知管方
法によった。供試ガスはマイクロシリンジを使用して、
ガス成分(アンモニア水、トリメチルアミンは液体)を
容器中に注入し、ガス成分が気化して気体中に拡散させ
る方法でa整した。供試ガスの採集は密開容器に採集口
を設【プ自己接合性のゴム製の栓を装着し、ガス検知管
測定用の気体採集器の注QA釦を突き刺して採集した。
注射針を扱けばゴム栓の注射針の穴は自刃でふさがる。
結果を第13表に示した。結果より知られるように、本
発明の方法によればガス状成分の吸着除去にも効果があ
ることは明らかである。供試、シートの吸着Qは(経過
時間Oの気化成分濃度)−(経過時間後の気化成分濃度
)で口出される。第13表中の数値は残存濃度を示す。
第13表 実施例10 代表的着色物質としてメチレンブルーを用いて本発明の
シートの吸容効果を検詞した。実施例6の試験に供した
シートを幅5 crtt s長さ5ocItに採り、ス
パイラル状に巻き込み、ガラス管に挿入し、メチレンブ
ルー族を流し込み、通過前後のメチレンブルー濃度を比
較して吸着効果を判定した。
メチレンブルー10!ngを100ccの水に溶解し、
毎分10ccの速度で一ヒ記シート装着管を流下させる
。しかる後に流下した液について、通常の比色計を用い
て波長6631nλの吸収率を測定した。
通過前の比色値を100として、通過後の比色値との差
を求め脱色率を口出し゛【脱色効果の判定値とした。
結果を第14表に示した。結果より知られるように、本
発明の方法によれば効果があることが判る。
メチレンブルーの脱色率は次式で口出した。ここでWO
シート通過前のメチレンブルー液の比色値、Wlはシー
ト通過後のメチレンブルー液の比色値である。
メチレンブルーの脱色″$(X) = ((WO−Wl)/WO)X 100第14表 実施@11 実IN例6の試験に供したシートは除湿用に試作したも
のではない。即ち、供試した活性アルミナは吸橘活性物
質としては優れているが除湿効果は少ない。従って、粘
性アルミナの吸着効果を利用して、除湿剤を吸着固定し
て除湿用シートに改良することは可能である。本実施例
では、除湿剤として良化リチウムを適用した。上記のシ
ートを用いて50%臭化リヂすム液をシートmlに対し
て100%になるように含浸せしめ、しかる後に120
℃で乾燥してv4整した。即ち、供試シートを幅5 c
trt %長さ100c11に採り、スパイラル状に谷
き込み、しかる侵に臭化リヂウム液に浸漬し、過剰mを
ろ紙を用いて除き、m門が原シートの倍になるように調
整し、熱風乾燥器にて乾燥し、しかる後に鉄パイプに装
填し、コンプレッサーに接続し、3 Kl / ciの
圧搾空気を通した。空気の流入辿度と毎分100Cの割
合に調節し゛Cシートを通して流した。この場合、シー
トの有無による空気中の湿度を測定するために吸湿剤と
して塩化カルシウムを入れた容器をシートの後に設置し
、一定時間毎に塩化カルシウム容器を取り出し、その重
量を坪tして、重量変化の大小を以て除湿効果の判定と
した、湿度が高ければ、塩化カルシウムの吸湿による重
量変化は大6く低湿度であれば重量変化は小さくなる。
このことを利用して判定方法としlこ。
結果を第15表に示した。結果より知られるように吸着
活性物の吸着能力を利用して除湿剤を吸着回定すること
で空気中の除湿材となり得ることが判る。塩化カルシウ
ムの吸湿増加率は次式で算出した。ここでWOは測定開
始時の塩化カルシウムの重量、WIは一定時間経過後の
塩化カルシウムの重量である。
塩化カルシウムの吸湿増加量(%) −((Wl−WO)/WO)X 100第15表 実施例12 実施例1から実施例11までの供試シートに適用した吸
着活性物は活性アルミナであったが、本実施例では活性
アルミナに替えて合成ゼオライト(日本化学工業株式会
社製)を適用した。実施例4の方法に準じて供試シート
を作成した。ゼオライトの油吸着機能は既に知られてい
るものである。
実施例4の方法を適用ずれば、混性アルミナの場合と同
様に、実用に供することか可能な強度と空隙を有して、
ビオライト粉体をシートに挟入固定づ゛ることが可能で
ある。
本試験に供したシートは実施例4および実施例5に準じ
たものの内から130℃処理をしたものである(実施例
6に準する)。さらに、比較供試体として、実施例6に
記載した従来の方法(接着剤による方法)を適用して、
活性アルミナに替えてゼオライトを固定したものについ
て比較試験に、供した。実施例11の方法と同様に、供
試シートを幅5α、長さ100cmに採り、スパイラル
状に春ぎ込み、鉄製パイプに装填し、この断面方向に霧
状の油を流送し、シートの俊部にガラス製ろ紙(ワット
マンGF/C)を設置して、シート補集されずに突き抜
【プてくる油ミストを補集して、一定時間毎にその重量
変化を求めて、その値の大小を以てシートの油ミスト補
集効果の判定とした。
シートの油除去効果が大きければ、シートに補集されず
に通過する油ミストは多いものと想定した。
油ミストの発生方法として、50℃に加温された油の中
に圧搾空気を吹き込む方法を採った。即ら、シート装着
部の前に油タンクを設け、この油の中に圧搾空気をノズ
ルから吹き込み、通過させる。
しかして、油が吹き込まれた空気と共に飛散して、微細
な霧状となって空気と共にシート部に流入される方法を
採用した。ミストの流速は20CC/秒に設定した。
結果を第16表に示した。結果からも知られるように、
本発明の方法が油ミストの補集に効果があることが判る
。オイルミスト補集効果はシートの後ろに設けたガラス
ろ紙に補集された油のOを以て判定し、次式により算出
した。ここで、WOは測定開始時のろ紙の用量、Wlは
経過時間俊のろ紙の重量でおる。
ろ紙手母増加率(%)−=HWI−問)7間)x io
第16表 ;ト発明の効果 以上、実施例により説明してきたように、本発明の吸着
性粉体を挟入した流体清浄用シートにあっては、熱溶着
性を有するシートを使用することにより、単なる熱処理
だりで吸着性粉体を固定することが可能である。このよ
うな吸着活性シートは被清浄化物の流路に設置され、被
清浄化物との接触が必要である。従って、シートは十分
に多孔性であり、被清浄化物の浸透を容易にづるもので
なくてはならない。実施例にて知られるように本発明の
シートは吸着性粉体を被覆したり、シートの空隙を充1
11することなく多孔性が保持される。
また、シートに使用される熱溶融性粉体の融点以下で熱
処理すればフィルム化を防ぐことができる。
また、本発明のシートは熱可塑性を有するため、エンボ
ス処理により、シートに凹凸を形成させることができる
。この場合にはシートは強い圧力を受は熱接合の強高が
高められ、シートに耐久°性が千4与されると同時に空
隙がイ4与されフイ゛ルム化を防ぐこともできる。
本発明のシートは広範囲の流体の清浄に供し得るもので
、吸着活性を失活することなくシートに吸省f1粉体を
固定′Cさ°るため、吸着除去機能を有効に作用させる
ことができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱溶着性を有する上下2枚の紙状多孔性シート物の
    間に吸着性粉体が5〜90%挿入され、両シートの熱溶
    着により吸着性粉体を挟入し、固定することを特徴とす
    る吸着性粉体を挟入した流体清浄用シート。 2、前記多孔性シートは、熱溶着性繊維分が20%〜8
    0%と非熱溶着性繊維分が80%〜20%からなる混合
    繊維組成で構成され、坪量40〜100g/m^2であ
    る特許請求の範囲第1項記載の吸着性粉体を挟入した流
    体清浄用シート。 3、前記熱溶着性繊維はポリオレフィン系合成繊維、ポ
    リエステル系合成繊維、ポリアミド系合成繊維の単独ま
    たは複数混合物からなり、前記非熱溶着性繊維は木材パ
    ルプ、コットンリンター、レーヨン、石綿、ロックウー
    ル、グラスファイバー、カーボンファイバーの単独また
    は複数混合物からなる特許請求の範囲第2項記載の吸着
    性粉体を挟入した流体清浄用シート。 4、上記吸着性粉体物は活性アルミナ、活性白土、ゼオ
    ライト、活性炭素、シリカゲル、クリストバライト、セ
    ビオライト、腐植土の単独または複数混合物からなる特
    許請求の範囲第1項記載の吸着性粉体を挟入した流体清
    浄用シート。 5、上記吸着性粉体は熱溶着性樹脂の粉体を5〜30重
    量%混合されている特許請求の範囲第1項記載の吸着性
    粉体を挟入した流体清浄用シート。 6、前記熱溶着性樹脂の粉体は、ポリオレフィン系合成
    樹脂、ポリエステル系合成樹脂、ポリアミド系合成樹脂
    、塩化ビニル系合成樹脂、酢酸ビニル系合成樹脂、ポリ
    ウレタン系合成樹脂の微粉体になりうる単独または複数
    混合された樹脂からなる特許請求の範囲第5項記載の吸
    着性粉体を挟入した流体清浄用シート。 7、上記熱溶着性を有する多孔性シートは湿式抄造法あ
    るいは乾式不織法のいずれかの方法で製造される特許請
    求の範囲第1項または第2項記載の吸着性粉体を挟入し
    た流体清浄用シート。
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