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JPS63278509A - 凝集体形成池の撹拌制御方法 - Google Patents

凝集体形成池の撹拌制御方法

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Publication number
JPS63278509A
JPS63278509A JP11398887A JP11398887A JPS63278509A JP S63278509 A JPS63278509 A JP S63278509A JP 11398887 A JP11398887 A JP 11398887A JP 11398887 A JP11398887 A JP 11398887A JP S63278509 A JPS63278509 A JP S63278509A
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JP
Japan
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suspension
stirring
aggregate formation
pond
amount
Prior art date
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Application number
JP11398887A
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English (en)
Other versions
JPH0351443B2 (ja
Inventor
Shinji Yamamoto
信二 山本
Hiroshi Motohashi
本橋 寛
Shogo Tsunoda
角田 省吾
Chiaki Igarashi
千秋 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Ebara Research Co Ltd
Original Assignee
Ebara Research Co Ltd
Ebara Infilco Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ebara Research Co Ltd, Ebara Infilco Co Ltd filed Critical Ebara Research Co Ltd
Priority to JP11398887A priority Critical patent/JPS63278509A/ja
Publication of JPS63278509A publication Critical patent/JPS63278509A/ja
Publication of JPH0351443B2 publication Critical patent/JPH0351443B2/ja
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  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は、凝集体形成池の撹拌制御方法に関し、特に採
取した懸濁液に対し攪拌しつつ凝集剤を注入したときの
速度勾配および凝集体形成時間を検知し、かつ混和池に
対する懸濁液の供給量と凝集体形成池の容績とを検知す
ることにより、凝集体形成池における攪拌制御を実行し
てなる凝集体形成池の撹拌制御方法に関するものである
[従来の技術] 従来この種の凝集体形成池の撹拌制御方法としては、急
速攪拌を行なう混和池で凝集剤が注入されたのち緩速攪
拌を行なう凝集体形成池で凝集体の形成せしめられた上
水、工業用水、下水、産業廃液などの懸濁液を、実際に
、ビー力に採取して試験者の目視観察および経験により
凝集体の形成状態を判断し、これに応じて凝集体形成池
に3ける攪拌制御を調整するものが提案されていた。
[解決すべき問題点] しかしながら従来の凝集体形成池の撹拌制御方法では、
凝集体形成池における攪拌処理が試験者の目視観察およ
び経験によりて判断されていたので、試験者によって判
断結果が相違し凝集体形成池における攪拌処理を適正化
できない欠点があり、また凝集体形成池における凝集体
の形成に30分以上もの時間を要するので、凝集体の形
成状態を判断することに多大の時間を要し懸濁液の変化
に即応できない欠点があり、併せて凝集体形成池におけ
る攪拌制御が高精度て実行できず、特に凝集体形成池が
複数の領域に分割されている場合、一旦形成された凝集
体を後続の領域における攪拌で破壊してしまう欠点もあ
った。
そこで本発明は、これらの欠点を除去するために、採取
した懸濁液に対し所定注入率で凝集剤を注入したときの
凝集体形成時間および速度勾配を求め、これに応じて凝
集体形成池の攪拌制御を行なってなる凝集体形成池の撹
拌制御方法を提供せんとするものである。
(2)発明の構成 [問題点の解決手段] 本発明により提供される問題点の第1の解決手段は。
[混和池で急速攪拌しつつ懸濁液に対して凝集剤を注入
したのち、凝集体形成池で緩速攪拌することにより凝集
体を形成せしめてなる凝集体形成池の撹拌制御方法にお
いて。
(a) @記混和池よりも上流で採取された懸濁液に対
し凝集剤を注入 して攪拌槽内で攪拌する第1の 工程と。
(b)第1の工程よりも低下された攬 、拌速度において第1の工程で凝 集剤の注入された懸濁液を攪拌 する第2の工程と。
(c)第2の工程における攪拌の速度 勾配な求める第3の工程と。
(d)少なくとも第2の工程に際し。
第1の工程で凝集剤の注入され た懸濁液を介して発光装置より 受光装置に与えられた受光光量 を測定する第4の工程と。
(e)第4の工程で測定された受光光 量から第1の工程で凝集剤の注 入された懸濁液の凝集体形成時 間を求める第5の工程と、 (「)前記混和池に対する懸濁液の供 給量を検知する第6の工程と。
(g)第3め工程で求めた速度勾配と 第5の工程で求めた凝集体形成 時間と第6の工程で検知された 懸濁液の供給量と前記凝集体形 成泡の容績とを用いて前記凝集 体形成泡における攪拌を制御す る第7の工程と を備えてなることを特徴とする凝集体形成池の撹拌制御
方法」 である。
また本発明により提供される問題点の第2の解決手段は
「混和池で急速攪拌しつつ懸濁液に対して凝集剤を注入
したのち、凝集体形成池で緩速攪拌することにより凝集
体を形成せしめてなる凝集体形成池の撹拌制御方法にお
いて。
(a)前記混和池よりも上流で採取さ れた懸濁液に対し凝集剤を注入 して攪拌槽内で攪拌する第1の 工程と、 (b)第1の工程よりも低下された攪 拌速度において第1の工程で凝 集剤の注入された懸濁液を攪拌 する第2の工程と。
(c)第2の工程における攪拌の速度 勾配を求める第3の工程と。
(d)少なくとも第2の工程に際し。
第1の工程で凝集剤の注入され た懸濁液を介して発光装置より 受光装置に与えられた受光光量 を測定する第4の工程と、 (e)第4の工程で測定された受光光 量から第1の工程で凝集剤の注 入された懸濁液の凝集状態を検 知する第5の工程と。
(f)第3の工程で求められた速度勾 配のうちから、第5の工程で検 知された凝集状態を適正とする 速度勾配を適正速度勾配と決定 する第6の工程と、 (g)第6の工程で求められた適正速 度勾配に対応して第1の工程で 凝集剤の注入された懸濁液の凝 集体形成時間を求め、適正凝集 体形成時間とする第7の工程 と、 (h)前記混和池に対する懸濁液の供 給量を検知する第8の工程と。
(+)第6の工程で決定された適正速 度勾配と第7の工程で求められ た適正凝集体形成時間と第8の 工程で検知された懸濁液の供給 量と前記凝集体形成池の8績と を用いて前記凝集体形成池にお ける攪拌を制御する第9の工程 を備えてなることを特徴とする凝集体形成池の撹拌制御
方法」 である。
[作用] 本発明にかかる凝集体形成池の第1の撹拌制御方法は、
混和池で急速攪拌しつつ懸濁液に対して凝集剤を注入し
たのち、凝集体形成池で緩速攪拌することにより凝集体
を形成せしめてなる凝集体形成池の撹拌制御方法におい
て、採取された懸濁液に対し凝集剤を注入したのち攪拌
速度を低下せしめ、その低下された攪拌速度に対応する
速度勾配を求め、凝集剤の注入された懸濁液を介して発
光装置より受光装置に対して与えられた受光光量を測定
し、その受光光量から凝集体形成時間を検知し、前記混
和池に対する懸濁液の供給量を検知し、前記凝集体形成
時間および速度勾配と前記懸濁液の供給量と前記凝集体
形成池の容積とに応じて前記凝集体形成池の攪拌制御を
実行する作用ななしており、試験者の目視観察ならびに
経験を排除する作用をなし、また凝集体形成池における
攪拌処理の結果を実測することを回避しつつ凝集体形成
池の攪拌制御を短時間で適正化する作用をなす。
また本発明にかかる凝集体形成池の第2の撹拌制御方法
は、混和池で急速攪拌しつつ懸濁液に対して凝集剤を注
入したのち、凝集体形成池で緩速攪拌することにより凝
集体を形成せしめてなる凝集体形成池の撹拌制御方法に
おいて、採取された懸濁液に対し凝集剤を注入したのち
攪拌速度を低下せしめ、その低下された攪拌速度に対応
する速度勾配を求め、凝集剤の注入された懸濁液を介し
て発光装置より受光装置に対して与えられた受光光量を
測定し、その受光光量から凝集剤の注入された懸濁液の
凝集状態を検知し、前記速度勾配のうち前記凝集状態を
適正とする速度勾配を適正速度勾配と決定し、前記適正
速度勾配に対応して前記凝集剤の注入された懸濁液の凝
集体形成時間を求めて適正凝集体形成時間とし、前記混
和池に対する懸濁液の供給量を検知し、前記適正凝集体
形成時間および適正速度勾配と前記懸濁液の供給量と前
記凝集体形成池の容積とに応じて前記凝集体形成池の攪
拌制御を実行する作用をなしており、試験者の目視観察
ならびに経験を排除する作用と凝集体形成池における攪
拌処理の結果を実測することを回避しつつlj&集体形
成池の攪拌制御を短時間で適正化する作用とに加え、凝
集体形成池における攪拌制御を高精度で実行する作用を
なす。
[実施例] 次に本発明について添付図面を参照しつつ具体的に説明
する。
第1図は1本発明にかかる凝集体形成池の撹拌制御方法
の一実施例によって凝集体形成池の攪拌制御が実行され
ている実際の懸濁液処理装置を示す断面図である。
第2図は、本発明にがかる一実施例を実行すスために速
度勾配G、および凝集体形成時間T、を検知する第1図
の検知装置の一例を具体的に示す断面図である。
第3図は、第2図に示した検知装置の動作を説明するた
めの動作説明図てあって、受光光量■の時間的変化を示
している。
第4図は1本発明にかかる凝集体形成池の他の撹拌制御
方法の一実施例を実行するために適正速度勾配G♂およ
び適正**体形成時間T♂を検知する第1図の検知装置
の一例を具体的に示す断面図である。
第5図は、第4図の検知装置で検知した凝集体の径d、
数Nb9体lnvおよび有効密度ρと速度勾配G(どの
関係を示すグラフ図である。
第6図は、第4図の検知装置で検知した上澄水濁度τ、
楽集体の沈降速度Sおよび有効密度ρと速度勾配GLと
の間の関係を示すグラフ図である。
第7図は、第4図の検知装置を4つ並置した検知装置を
示す断面図である。
まず第1図を参照しつつ1本発明にかかる!211体形
成池の撹拌制御方法によって凝集体形成池の攪拌制御が
実行されている実際の懸濁液処理装置について説明する
102は着水井で、供給管104を介して適宜の懸濁液
供給源(図示せず)から懸濁液が供給されている。10
6は着水井102に対し供給管108を介して連通され
た懸濁液と凝集剤との混和池で、駆動手段たとえば電動
モータ109によって急速回転される攪拌羽根110が
配設されている。
!!2はa料地108に対し供給管114を介して連通
されたms体形成池で、所望の数の領域たとえば容積が
それぞれ■、、〜、vcである3つの領域112A、〜
、112Gに区分されており、それぞれ攪拌機113A
、〜、113Gが配設されている。Wl拌機113A、
〜、113Gは、それぞれ駆動手段たとえばift動モ
ー1115A、 〜、115cと、駆動手段たとえば電
動モータ115A、〜、115Gによって回転数nAe
〜oncで緩速回転される攪拌羽根116A。
〜、116Cを包有している。混和池106で凝集剤が
注入混和されかつ供給管114によって凝集体形成池1
12に供給された懸濁液は、まず凝集体形成池112の
うちの最初の領域すなわち第1の領域112Aにおいて
攪拌機113^の攪拌羽根116Aにより回転数nAで
所定時間にわたって緩速攪拌され、そののち第2の領域
112Bへ移行されて攪拌機113Bの攪拌羽根116
Bにより回転数nsで所定時間にわたって緩速攪拌され
、更に第3の領域112Cへ移行されて攪拌機113C
の攪拌羽根116cにより回転数ncで所定時間にわた
って緩速攪拌される。
118はa集体形成池112に連設された沈澱池で、凝
集体形成池112の最終の領域すなわち第3の領域11
2Cから供給されかつ凝集体すなわちフロックが十分に
形成された懸濁液を静置せしめ。
その凝集体すなわちフロックを沈澱せしめて除去してい
る。120は供給管122を介して沈澱池118の放流
口に連通された濾過池で、沈澱池118で除去できなか
った微小な凝集体すなわちフロックをか過により除去し
たのち処理水として処理水管124を介し後続の適宜の
設備へ送出している。
130は第2図に具体的に示されており、かつ懸濁液に
対し所定の注入率で凝集剤が注入されたときの速度勾配
G、および凝集体形成時間Ttを出力するための検知装
置て、供給管132およびポンプ134を介して着水井
102に連通されており、排水管133が混和池106
などの適宜の箇所に開放されている。
136は供給管108に配置された流量計138と検知
装gl130とにそれでれ接続された演算装置で。
検知装置13Gで検知された速度勾配GLおよび凝集体
形成時間TLと重量計138によって検知された流量(
すなわち混和池106への供給量)Qと予め計測され手
動操作などによって入力された凝集体形成池11217
)8領域112A、 〜、112C17)容si v 
A。
〜、vcなどの所要情報とを受は取り、これらを用いて
凝集体形成池112の各領域112^、〜、112Gに
それぞれ配設された撹拌11113A、〜、11:Ic
の回転数nA、〜、ncを算出している。
すなわち演算装置136は、検知装置lコ0より与えら
れた速度勾配G、および凝集体形成時III T tと
凝集体形成池112における速度勾配G、、および凝集
体形成時間T、、どの間の関係(ただしαは定数) より、凝集体形成池112の各領域112A、〜、11
2Cにおける速度勾配G、、(A)、〜、 G、(c)
を定数α、。
〜、α。を用いて G、(A)  =  αAG、。
G、(B)  =  α、G1 G、(c)  =  αcG。
より、速度勾配G、(^)、〜、 a、(c)をの如く
算出している。ただし定数α、、〜、α。
は、凝集体形成池112の各領域112A、〜、112
Gにおける攪拌強度を考慮して α^  ≧  αn ≧  α。
とされ、かつ VAaA2+VBaa”+Vc ac”=vA+vlI
+vc とされている。ここで、凝集体形成池112の各領域1
12A、 〜、112Gが等容積すなわちvA=vfi
=vcとされておれば、定数α4.〜.αCの間には α^2+αo2+αc2=3 という関係がある。
速度勾配G 、(A) 、〜、 G、(c)が、懸濁液
の粘性係数用Sよび比重ηと抗力係数Cと攪拌機tOA
〜、113(:の攪拌羽根116A、 〜、116Gの
面MiaA1〜+aCおよび周速υ、、〜、υ。と凝集
体形成池112の各領域112^、〜、112Gの容積
vA、〜、VCとを用いて と表現できるので、この関係より ゛ を算出できる。ここで攪拌羽根116A、〜、116C
の周速υ、、〜、υCが1回転数nA、〜、ncおよび
半径「、、〜、rcを用いて υ^=2πrAn^ υ6=2πrAn^ υc=2πrAn^ と表現でき、ひいてはaAtlA’、〜、aCυ jが a^ v^”=Ba^ π”  rs”nA”alt 
υB″’ = 8 a 6 π3r m″n a”ac
 uc″=8acfc”  rc’nc’と算出できる
ので。
8ac π’ r、’nc’=シtVc a、(c)’
Cη と算出でき、回転数nA、〜、neを と算出できる。したがって回転数nA、〜n、は。
と算出できる。ただしT1は、(vA+vlI+Vc)
/Qである。これにより回転数nA、〜、ncは、検知
装fi130によって検知された速度勾配Gtおよび凝
集体形成時間Ttと凝集体形成池112の凝集体形成時
間T、(ひいては流量計138によって検知された流f
f1Q)とにょワて決定できる。
140は演算装置136に接続された回転数制御器で、
演算装置136によって出力された回転数n A +−
−、ficに応じて攪拌@ 11:lA、〜、11:I
Cの駆動手段115^、〜、115Gの回転数を制御す
る。144は凝集剤供給装置で、予め設定された注入率
WAlに応じ凝集剤を供給管146を介して混和池10
6に供給し、懸濁液に対して注入している。
しかして本発明にかかる検知装@13Gは、ポンプ13
4および供給管132を介して着水井102から懸濁液
を採取し、かつ凝集剤供給装fi144による凝集剤の
注入率WAIとたとえば同一の注入率で凝集剤を注入し
た場合の速度勾配Gtおよび凝集体形成時間TLを後述
にしたがい出力する。
検知装置lコ0で検知された懸濁液の速度勾配GLおよ
び凝集体形成時間Ttは、ともに演算装1136に与え
られている。yt算装211:16では、検知装置13
0から速度勾配OLおよび凝集体形成時間Ttが入力さ
れるごとに、上述したところによって凝集体形成池11
2の各領域112A、〜、112Gにそれぞれ配設され
た攪拌Jl 113A、〜、113Cの回転数n A 
+〜+nCが算出されている。
演算装置lコロから出力された回転数n A +〜。
ncは1回転数制御器140に与えられている。
回転数制御器140は1回転数n A +〜、n(に応
じてそれぞれ凝集体形成池112の攪拌機113A。
〜、113Gを駆動する。ここで凝集体形成池112に
は、混和池106て作成されかつ凝集剤の注入率がWA
+である懸濁液が供給されている。
上述した検知装置130による検知動作を間歇的に反復
することにより、懸濁液処理装置における凝集体形成を
適正効率で実行でき、ひいては懸濁液の処理時間を短縮
できる。
更に第2図および第3図を参照しつつ、検知装置130
の構成について、詳細に説明する。
lOは回分式の攪拌槽で、適宜の容量たとえばlfLの
容量を有しており、凝集剤の注入された懸濁液(以下、
単に懸濁液と称することもある)11が収容されている
。 12は攪拌槽lO内に配設された攪拌羽根で、攪拌
槽IOの下方に配置された駆動手段たとえば電動モータ
14の出力軸16の自由端部に適宜に装着されている。
18はり−ド1Q19によって適宜の電源(図示せず)
に接続された発光装置で、Wl拌槽10の側面に配設さ
れており、蛍光ランプ、タングステンランプ、ハロゲン
ランプ、発光ダイオード、レーザ発光手段などの適宜の
光源によって発生された光を適宜の光学系たとえばスリ
ットを介して平行光線束とし攪拌槽lO内の懸濁液11
に供給している。
20はフォトトランジスタ、フォトダイオード。
CdS、CCDなどの適宜の光電変換素子を受光手段と
して包有している受光装置で、攪拌槽10の側面に配設
されており1発光装3!118により平行光線束として
供給された光を懸濁液11を介して受光している0発光
装置!18によって与えられた光が。
懸濁液11中の凝集体すなわちフロック17によって散
乱あるいは遮断されるので、受光波N20は、散乱光あ
るいは減衰された透過光を受光している。
受光装置20は、透過光を受光するために発光装置18
に対し対向せしめてもよく、また散乱光を受光するため
に発光装2t18からの平行光線束に対し所定の角度を
もって配置せしめてもよい、加えて透過光および散乱光
を受光するために、2つの受光?を置20を配置しても
よい、説明を簡潔とするために以下、受光装置20は、
発光装置118に対して対向されているものとする。ま
た第2図では1発光装置18および受光装置20が一組
だけ配置されているが、これに限定されるものてはなく
、発光装置18および受光装置20を複数組配置しても
よい6発光装置iasよび受光波W120は、特に同一
水平面上に配設されておれば、凝集体すなわちフロック
17の沈降状態を高精度で検知するために好都合である
22は受光装置20にリード線21を介して接続された
測定装置で、受光波2120の受光した光量(以下“受
光光量”という)■を測定する。また測定袋2122は
、測定した受光光量Iから、凝集剤の注入前の受光光量
I、(τ)と攪拌羽根12による緩速攪拌に伴なって平
坦化したときの受光光量■の変動幅(すなわち所定値I
LおよびI□間の差分)Δ■および変動周期Fとを求め
て出力し、更に所望により攪拌羽根12が停止されかつ
凝集体すなわちフロック17の沈降が完了した後の受光
光量Ir(τ)を求めて出力している。加えて測定装置
22は、攪拌羽根12の緩速攪拌の開始時刻t3から受
光光IIが平坦化する時刻t4までの時間すなわち凝集
体形成時間T(な、測定した受光光IIから求めて演算
波ff1136に対し出力している(第1図参照)。
2りは一端部が開閉弁25を介して攪拌IfJtoに開
口された供給管で、他端部が供給管132に連通されて
いる(第1[jU参照)、26は凝集剤供給源28に一
端部が連通された凝集剤供給管て、他端部が開閉弁27
を介して攪拌槽lOに開口されている。30は排水管て
、一端部が攪拌槽10の底部に開口され、かつ他端部が
開閉弁32を介して排水管133に連通されており、攪
拌槽lOから検知法の懸濁液11を排除する(第1図参
照)、34は暗箱で、少なくとも攪拌槽lO1発光装2
118および受光装置20を収容しており、外光の影響
を除去している。
36は駆動手段14と開閉弁25.27とに接続された
演算装置で、駆動手段14から攪拌羽根12の周速υあ
るいは回転数nが与えられ、かつ開閉弁25.27から
それぞれ懸濁液の供給量Mおよび凝集剤の供給量Nが与
えられており、これらの情報を用いて速度勾配G、を算
出している。すなわち演算装置コ5は、攪拌槽10の容
a(ここではM十N)と懸濁液の粘性係数路および比重
ηと抗力係数Cと攪拌羽根12の面v1aおよび周速υ
(すなわち回転数n)とを用いて、速度勾配Gtを と算出し、これを演算装fi136に向けて出力してい
る(第1図参照)。
加えて第2図および第3図を参照しつつ、検知装置+:
lOの作用について、詳細に説明する。
開閉弁32を開放し排水管30を介して攪拌槽10内に
残留する懸濁液11を排除したのち、開閉弁32を閉鎖
する。
開閉弁25を所定時間だけ開放し、供給管24を介して
懸濁液の供給源(図示せず)から、所定量M(たとえば
l見)の懸濁液を攪拌槽10内に供給する。
攪拌槽10内への懸濁液の供給が完了すると、時刻t1
において駆動手段たとえば電動モータ■4により攪拌羽
根I2が急速回転すなわち高速度て回転され始める。
そののち時刻tえにおいて開閉弁27を所定時間だけ開
放することにより、所定量Nの凝集剤が。
凝集剤供給源28から凝集剤供給管26を介して攪拌槽
lOに対し注入される。!2集剤としては、ポリアルミ
ニウムクロライドなどの既知の凝集剤を所望に応じて使
用すればよい、ここでNは、たとえばN/ (M+N)
が凝集剤供給管!1144による凝集剤の注入率WAl
となるように適宜に設定されている。
攪拌羽根12の急速回転の開始に先立つて1発光S装置
18.受光装置20および測定装置22が始動されてお
り、攪拌槽10内の懸濁液を介して透過光の受光光量I
を測定している。
時刻t2すなわち凝集剤が供給される時刻までの受光光
量lは、懸濁液に含有されている浮遊物の初期濃度W□
に対応して一定値Iばτ)となっている0時刻t2にお
いて凝集剤が所定量Nだけ注入されると、懸濁液ll内
で凝集体すなわちフロック17が徐々に形成され、かつ
懸濁液11が攪拌槽IO内で急速に攪拌移動されている
ので、受光装置20の受光光量■が緩慢に増大する。
時刻tユにおいて、攪拌羽根12が緩速回転すなわち低
速度で回転され始めると、更に懸濁液If内で凝集体す
なわちフロック17が形成されてその径dが漸次増大し
、かつ懸濁液IIが攪拌槽10内で緩速に攪拌移動され
ているので、受光波′a20の受光光Qtが小刻みに増
減しながら全体として増大する。
時刻t4に達すると、懸濁液11内で凝集体すなわちフ
ロック17が十分に!!2集されそのIdが変化しなく
なり、かつ懸濁液11が攪拌槽lO内で緩速に攪拌移動
されているので、受光装置20の受光光量■が平坦化し
凝集体すなわちフロック17の通過に伴なって所定値!
、および■□間で周期的に変動するようになる。このと
きの変動周期が、Fとして第3図に示されている。
更に時刻t5において、攪拌羽根12の回転を停止して
緩速攪拌を停止せしめると、懸濁液11内で形成された
凝集体すなわちフロック17が沈降を開始するので、受
光装置20の受光光量Iが小刻みに増減しつつ1時刻t
6においてほぼ一定の値tr(τ)に達する0時刻t6
以降では、懸濁液ll中の凝集体すなわち70ツクI7
がもはや沈降しないので、受光光量■は一定の値Ir(
τ)を維持する。
たとえばl見の真水にカオリン251gを添加したカオ
リン懸濁液を用い、かつポリアルミニウムクロライトを
15■g/lの注入率となるように注入した場合の受光
装置20による受光光量■を測定装置22で測定したと
ころ、第3図のとおりであった。
測定装置22は、受光装置20によって受光された光量
すなわち受光光91より、攪拌羽根12による°緩速攪
拌の開始時刻t3から平坦化が開始する時刻1<  (
すなわち凝集体17の形成が完了する時刻)までの時間
を測定し、凝集体形成時間Ttとして演算装fi136
に対し送出している(第1図参照)。
また演算装置コロが、上述したところによって懸濁液1
1の速度勾配atを算出し、演算装g113Gに対して
送出している(第1図参照)。
上述では速度勾配GLおよび凝集体形成時間Ttが検知
装fi130に3いて単に検知されているのみであるが
、これを以下のように適正化すれば凝集体形成池112
の攪拌制御を一層効率化できる。
すなわち演算装置36を、第4図に示すように測定装置
22および開閉弁25.27にも接続しておき、上述に
加え受光光量1.(τ)と受光光量■の変動幅Δ■およ
び変動周期Fと懸濁液の供給量Mと凝集剤の供給iNな
どの所要情報とを与える。これにより演算装置36に、
凝集体すなわちフロックI7の形成状態を判断するに有
用なパラメータを算出せしめる。
換言すれば@算装2236は、受光光量■の変動幅△I
(ボルト)と定数αとを用いて凝集体すなわちフロック
17の径d(cm)を d=αΔ■ と算出し、受光光Biの変動周期F(秒)と攪拌羽根1
2の周速υ(17秒)あるいは回転数n(1/秒)と定
数β、β°を用いて凝集体すなわちフロック17の数N
b(1/am3)をと算出し、凝集体すなわちフロック
17の径d(cm)および数Nb(1/c■3)と定数
εとを用いて凝集体すなわちフロック17の体1V(c
mコ)を■=εd’  Nb と算出し、°受光光1ift(τ)(ボルト)より求め
た懸濁液の浮遊物の初期濃度W。(■g/立)と供給1
1M、Nより求めた凝集剤の注入率W A+ (■gi
n)と凝集体すなわちフロック17の径d (cm)お
よび数Nb(170膳3)と定数γと凝集剤に固有の係
数aとを用いて凝集体すなわちフロック17の有効密度
ρ(g/cm′3)  を と算出して3す、更に所望によっては、時間Tと定数δ
とを用いて凝集体すなわちフロック17の沈降速度S 
(cm/分)を と算出し、受光光量xr(τ)と定数入とを用いて凝集
体すなわちフロック17の沈降したのちの上澄水濁度τ
(度)を τ=入■tcτ) と算出している。ここで演算装置36の算出したパラメ
ータと凝集体すなわちフロック17の実際の凝集状態と
の関係は、径dあるいは数Nb2体植V。
有効密度ρ、沈沈降速度S上上澄水濁度の順で緊密とな
っているので、凝集体すなわちフロック17の凝集状態
を精密に検知することが所望であれば後者のパラメータ
を利用すればよく、更にその凝集状態を一層精密に検知
することが所望であれば複数のパラメータを組合せて利
用すればよい。ちなみに演算装置36は、利用しないパ
ラメータを算出しない構成としてもよい。
更に演算装置36は、所望により凝集体すなわちフロッ
ク17の径d、数Nb、体gv、有効密度ρ、沈降速度
Sおよび凝集体すなわちフロック17の沈降したのちの
上澄水濁度τのうちの少なくとも1つをそのときの速度
勾配G、に対して順次記憶しておき、速度勾配Gtの適
正値(すなわち適正速度勾配)G♂を算出している。す
なわち演算装fa36は、速度勾配GLの変化に対し、
凝集体すなわちフロック17の径d9体2v、数Nb、
有効密度ρあるいは沈降速度Sの変化が急峻となり始め
、もしくは上澄水濁度τの変化が極小に接近するときに
対応して、速度勾配Gtを適正速度勾配G♂と決定し、
これを演算装置136に対して出力すればよい(第1図
と第4図ないし第6図とを参照)、また演算装gf36
は、受光光riEから求めた凝集体形成時間Ttのうち
適正速度勾配G♂に対応する凝集体形成時間TLを適正
凝集体形成時間TL”と決定し、これを演算装置113
6に対して出力すればよい(第1図とt54図ないし第
6図とを参照)。
この適正速度勾配G♂および適正凝集体形成時間TL′
を、それぞれ上述の速度勾配Gtおよび凝集体形成時間
TLとして使用すれば、凝集体形成池112の攪拌制御
を一層効率化できる。
なお第2図では、演算装置コロにおいて、!拌羽根12
の周速Vから速度勾配G1を直接算出しているが、ここ
では を周速υとして利用して速度勾配Gtを算出してもよい
第4図では、攪拌l7etOが1つだけ包有された検知
装置130について説明したが、これでは楽集状態の検
知に多大の時間を必要とし、ひいては適正速度勾配Gt
”および適正凝集体形成時間T♂の検知に手間取るので
、第7図に示すように複数(ここては4つ)の攪拌槽を
並置してもよい。
第7図の検知装置130は、懸濁液の供給S(図示せず
)、凝集剤供給源28が共通化されており。
@算装置コ8および制御装置40が追加され、かつ演算
装置36の機能の一部が演算装置コ8に分担せしめられ
ていることを除き、構成および作用は、第4図の検知装
とと実質的に同一であるので、共通化された部材および
追加された部材に関する以下の説明を除き、各部材に対
し第4図(ひいては第2図)の検知装置において付した
参照番号と同一の参照番号を付し、その詳細な説明を省
略する。参照番号には、並置された攪拌槽を区別するた
めにA、B、C,Dの符号が加えられている。開閉弁2
5A、へ、25Dおよび27^、〜、27Dは、Wl拌
槽10A、〜。
1(10中の懸濁液II^、〜、110に対するJJl
集剤の注入率を一致せしめるように適宜開放されている
演算装置38は、測定袋fi22A、〜、22Dおよび
演算装置36A、〜、36Dに接続されており、演算装
置コロ^。
〜、36Dで算出された速度勾配G(のうちから凝集体
の形成状態を適正とする速度勾配Gtを適正速度勾配G
L″と決定し、かつ演算装置36A、〜、36Dで算出
された凝集体形成時間Ttのうちからこの適正速度勾配
G♂に対応する凝集体形成時間Ttを適正凝集体形成時
間TL”と決定し、適正速度勾配Gt”および適正凝集
体形成時間Tt”を演算装置136に向けて送出してい
る(第1図参照)、ここで制御装2140は、それぞれ
駆動手段14A、〜、 14Dを介して攪拌羽根12A
、〜、 120を互いに異なる回転数ひいては周速で回
転せしめている。
なお上述においては、攪拌機11:lA、〜、113c
の回転数nA、〜、n(を制御することによって!2集
体形成池112の攪拌制御を実行しているが1本発明は
、これに限定されるものではなく、攪拌機113A、〜
、113Gの回転速度あるいは凝集体形成池112A、
〜、112Cの容積などを制御することによって凝集体
形成池112の攪拌制御を達成してもよい。
(3)発明の効果 上述より明らかなように本発明にかかるl!2集体形成
池の第1の撹拌制御方法は、混和池で急速攪拌しつつ懸
濁液に対して凝集剤を注入したのち、凝集体形成池で緩
速攪拌することにより凝集体を形成せしめてなる凝集体
形成池の撹拌制御方法において、 (a)前記混和池よりも上流で採取された懸濁液に対し
凝集剤を注入して攪拌槽内で攪拌する第1の工程と、 (b)第1の工程よりも低下された攪拌速度において第
1の工程で凝集剤の注入された懸濁液を攪拌する第2の
工程と、 (c)第2の工程における攪拌の速度勾配を求める第3
の工程と。
(d)少なくとも第2の工程に際し、第1の工程で凝集
剤の注入された懸濁液を介して発光装置より受光装置に
与えられた受光光量を測定する第4の工程と、 (e)第4の工程で測定された受光光量から第1の工程
で凝集剤の注入された懸濁液の凝集体形成時間を求める
第5の工程と。
(f)前記混和池に対する懸濁液の供給量を検知する第
6の工程と。
(g)第3の工程で求めた速度勾配と第5の工程で求め
た1!J集体形成時間とtIS8の工程で検知された懸
濁液の供給量と前記凝集体形成池の容積とを用いて前記
凝集体形成池における攪拌を制御する第7の工程と を備えてなるので。
(i)試験者の目視観察ならびに経験を排除できる効果 を有し、また (ii)凝集体形成池の攪拌制御に所要の時間を短縮化
できる効果 を有する。
また本発明にかかる凝集体形成池の第2の撹拌制御方法
は、混和池で急速攪拌しつつ懸濁液に対して凝集剤を注
入したのち、凝集体形成池で緩速攪拌することにより凝
集体を形成せしめてなる凝集体形成池の撹拌制御方法に
おいて、 (a)前記混和池よりも上流で採取された懸濁液に対し
凝集剤を注入して攪拌槽内で攪拌するrtSlの工程と
(b)第1の工程よりも低下された攪拌速度において第
1の工程で凝集剤の注入された懸濁液を攪拌する第2の
工程と、 (c)第2の工程における撹拌の速度勾配を求める第3
の工程と。
(d)少なくとも第2の工程に際し、第1の工程で凝集
剤の注入された懸濁液を介して発光装置より受光装置に
与えられた受光光量を測定する第4の工程と、 (e)第4の工程で測定された受光光量から第1の工程
で凝集剤の注入された懸濁液の凝集状態を検知する第5
の工程と。
CD第3の工程で求められた速度勾配のうちから、!8
5の工程で検知された凝集状態を適正とする速度勾配を
適正速度勾配と決定する第6の工程と、 (g)第6の工程で決定された適正速度勾配に対応して
第1の工程で凝集剤の注入された懸濁液の凝集体形成時
間を求め、適正!21i体形成時間とする第7の工程と
、(h)#2混料地に対する懸濁液の供給量を検知する
第8の工程と、 (i)第6の工程で決定された適正速度勾配と第7の工
程で求められた適正凝集体形成時間と第8の工程で検知
された懸濁液の供給量と前記凝集体形成池の容積とを用
いて前記凝集体形成池における攪拌な制御する第9の工
程と を備えてなるので、上記(i)(ii)の効果に加え(
iii)凝集体形成池の攪拌制御を高精度とできる効果 を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる凝集体形成池の撹拌制御方法の
一実施例によって凝集体形成池の攪拌制御が実行されて
いる実際の懸濁液処理装置を示す断面図、第i図は本発
明にかかる一実施例を実行するために速度勾配Gtおよ
び凝集体形成時間TLを検知する第1図の検知装置の一
例を具体的に示す断面図、第3図は第2図に示した検知
装置の動作を説明するための動作説明図、第4図は本発
明にかかる凝集体形成池の他の撹拌制御方法の一実施例
を実行するために適正速度勾配G♂および適正凝集体形
成時間T♂を検知する第1図の検知装置の一例を具体的
に示す断面図、第5図は第4図の検知装置で検知した凝
集体の径d、数Nb1体積体積上び有効密度ρと速度勾
配Gtとの関係を示すグラフ図、第6図は第4図の検知
装置で検知した上澄水濁度τ、凝集体の沈降速度Sおよ
び有効密度ρと速度勾配GLとの間の関係を示すグラフ
図、第7図は第4図の検知装置を4つ並こした検知袋こ
を示す断面図である。 102・・・・・・・・・・・・・・・・・・着水井+
06・・・・・・・・・・・・・・・・・・混和池+1
2・・・・・・・・・・・・・・・・・・凝集体形成池
+18・・・・・・・・・・・・・・・・・・沈澱池1
20・・・・・・・・・・・・・・・・・・濾過池13
0・・・・・・・・・・・・・・・・・・検知装置13
5・・・・・・・・・・・・・・・・・・演算装置13
8・・・・・・・・・・・・・・・・・・流量計140
・・−・・・・−・・・・・・・・・・回転数制御器1
44・・・・・・・・・・・・・・・・・・凝集剤供給
装置lO・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・攪
拌槽11・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・懸
濁液I2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・攪
拌羽根14・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
駆動手段16・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・出力軸18・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・発光装置20・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・受光装置22・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・測定装置24・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・供給管25.27・・・・・・・・・・・・・
・・・開閉弁26・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・a増剤供給管28・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・凝集剤供給源30・・・・・・・・・・・
・・−・・・・・・排水管32・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・開閉弁34・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・暗箱36.38・・・・・・・・・
・・・・・・・演算装置40・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・制御装置特許出願人 荏原インフィル
コ株式会社株式会社荏原総合研究所 代理人   弁理士   工 藤   隆 夫G%(+
/秒) 第6図 G% (1/秒)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)混和池で急速攪拌しつつ懸濁液に対して凝集剤を
    注入したのち、凝集体形成池で緩速攪拌することにより
    凝集体を形成せしめてなる凝集体形成池の攪拌制御方法
    において、 (a)前記混和池よりも上流で採取された懸濁液に対し
    凝集剤を注入して攪拌槽内で攪拌する第1の工程と、 (b)第1の工程よりも低下された攪拌速度において第
    1の工程で凝集剤の注入された懸濁液を攪拌する第2の
    工程と、 (c)第2の工程における攪拌の速度勾配を求める第3
    の工程と、 (d)少なくとも第2の工程に際し、第1の工程で凝集
    剤の注入された懸濁液を介して発光装置より受光装置に
    与えられた受光光量を測定する第4の工程と、 (e)第4の工程で測定された受光光量から第1の工程
    で凝集剤の注入された懸濁液の凝集体形成時間を求める
    第5の工程と、 (f)前記混和池に対する懸濁液の供給量を検知する第
    6の工程と、 (g)第3の工程で求めた速度勾配と第5の工程で求め
    た凝集体形成時間と第6の工程で検知された懸濁液の供
    給量と前記凝集体形成池の容積とを用いて前記凝集体形
    成池における攪拌を制御する第7の工程と を備えてなることを特徴とする凝集体形成池の攪拌制御
    方法。
  2. (2)混和池で急速攪拌しつつ懸濁液に対して凝集剤を
    注入したのち、凝集体形成池で緩速攪拌することにより
    凝集体を形成せしめてなる凝集体形成池の攪拌制御方法
    において、 (a)前記混和池よりも上流で採取された懸濁液に対し
    凝集剤を注入して攪拌槽内で攪拌する第1の工程と、 (b)第1の工程よりも低下された攪拌速度において第
    1の工程で凝集剤の注入された懸濁液を攪拌する第2の
    工程と、 (c)第2の工程における撹拌の速度勾配を求める第3
    の工程と、 (d)少なくとも第2の工程に際し、第1の工程で凝集
    剤の注入された懸濁液を介して発光装置より受光装置に
    与えられた受光光量を測定する第4の工程と、 (e)第4の工程で測定された受光光量から第1の工程
    で凝集剤の注入された懸濁液の凝集状態を検知する第5
    の工程と、 (f)第3の工程で求められた速度勾配のうちから、第
    5の工程で検知された凝集状態を適正とする速度勾配を
    適正速度勾配と決定する第6の工程と、 (g)第6の工程で求められた適正速度勾配に対応して
    第1の工程で凝集剤の注入された懸濁液の凝集体形成時
    間を求め、適正凝集体形成時間とする第7の工程と、 (h)前記混和池に対する懸濁液の供給量を検知する第
    8の工程と、 (i)第6の工程で決定された適正速度勾配と第7の工
    程で求められた適正凝集体形成時間と第8の工程で検知
    された懸濁液の供給量と前記凝集体形成池の容積とを用
    いて前記凝集体形成池における攪拌を制御する第9の工
    程と を備えてなることを特徴とする凝集体形成池の攪拌制御
    方法。
  3. (3)(i)第5の工程において、受光光量が平坦化し
    たときの変動周期および第2の工程における攪拌速度か
    ら凝集体の数を算出することにより、懸濁液の凝集状態
    を検知し、かつ (ii)第6の工程において、前記凝集体の数の変化が
    急峻となり始めるときに対応した速度勾配を適正速度勾
    配と決定してなることを特徴とする特許請求の範囲第(
    2)項記載の凝集体形成池の攪拌制御方法。
  4. (4)(i)第5の工程において、受光光量が平坦化し
    たときの変動幅から凝集体の径を算出することにより、
    懸濁液の凝集状態を検知し、かつ (ii)第6の工程において、前記凝集体の径の変化が
    急峻となり始めるときに対応した速度勾配を適正速度勾
    配と決定してなることを特徴とする特許請求の範囲第(
    2)項もしくは第(3)項記載の凝集体形成池の攪拌制
    御方法。
  5. (5)(i)第5の工程において、受光光量が平坦化し
    たときの変動周期および第2の工程における攪拌速度か
    ら凝集体の数を算出し、かつ受光光量が平坦化したとき
    の変動幅から凝集体の径を算出し、かつ 前記凝集体の数および径から凝集体の体積を算出するこ
    とにより、懸濁液の凝集状態を検知し、かつ (ii)第6の工程において、前記凝集体の数と径と体
    積との変化が急峻となり始めるときに対応した速度勾配
    を適正速度勾配と決定してなることを特徴とする特許請
    求の範囲第(2)項記載の凝集体形成池の攪拌制御方法
  6. (6)(i)第5の工程において、受光光量が平坦化し
    たときの変動周期および第2の工程における攪拌速度か
    ら凝集体の数を算出し、かつ受光光量が平坦化したとき
    の変動幅から凝集体の径を算出し、かつ 前記凝集体の数および径と懸濁液の浮遊物濃度と凝集剤
    の注入率とから凝集体の有効密度を算出することにより
    、懸濁液の凝集状態を検知し、かつ (ii)第6の工程において、前記凝集体の数および径
    の変化が急峻となり始めかつ有効密度の変化が緩慢とな
    り始めるときに対応した速度勾配を適正速度勾配と決定
    してなることを特徴とする特許請求の範囲第(2)項記
    載の凝集体形成池の攪拌制御方法。
  7. (7)(i)第5の工程において、第2の工程における
    攪拌が停止されたのちに受光光量が平坦化したときの受
    光光量から凝集体が沈澱されたのちの上澄水濁度を算出
    することにより、懸濁液の凝集状態を検知し、 かつ (ii)第6の工程において、上澄水濁度の変化が極小
    となり始めるときに対応した速度勾配を適正速度勾配と
    決定してなることを特徴とする特許請求の範囲第(2)
    項記載の凝集体形成池の撹拌制御方法。
  8. (8)(i)第5の工程において、第2の工程における
    攪拌が停止されたときから受光光量が平坦化するまでの
    時間から凝集体の沈降速度を算出することにより、懸濁
    液の凝集状態を検知し、かつ (ii)第6の工程において、凝集体の沈降速度の変化
    が急峻となり始めるときに対応した速度勾配を適正速度
    勾配と決定してなることを特徴とする特許請求の範囲第
    (2)項記載の凝集体形成池の攪拌制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2693121A1 (fr) * 1992-07-02 1994-01-07 Atochem Elf Sa Nouveau procédé de coagulation-floculation.
FR2694706A1 (fr) * 1992-07-02 1994-02-18 Atochem Elf Sa Nouveau procédé de coagulation-floculation.

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